04/02/14 21:02 CDNLzRC4
ちょっと長めのユズ&ユカネタです。
スカトロ界ともちょっとニアミスしてます。
「ユカリンち」
「ユズヒコ、悪いんだけどユカリンちにお見舞いに行って来てくれない?」
「何でオレが行かなきゃなんねえんだよ~。姉ちゃんの友達なんだから姉ちゃんが行けばいいだろ?」
「ユカリンはね、あんたに来て欲しいんだって。ねっ、お姉ちゃん達を助けると思って。」
「わかったよ。…じゃあ行ってくる。」
「ありがとうユズ~。はいこれ、ユカリンへのお見舞いね。」
みかんの友達のユカリンが風邪を引いた。本来ならばみかんがお見舞いに行くところだが、
ユカリンの希望でユズヒコがみかんの代わりにお見舞いに行くことになった。
途中、少し迷ったが、何とか地図を頼りにユズヒコはユカリンの家にたどり着くことができた。
ピンポーン!
「は~~い。」
少し嗄れた声が聞こえた。出てきたのはパジャマ姿のユカリンだった。
「あ、ユズヒコ君いらっしゃい。よく来てくれたわね。」
「あの、…こんにちは、ユカリンさん。姉がいつもお世話になっています。」
「いいのよ、堅苦しい挨拶は。ごめんね、あたしの勝手な頼みで来てもらって。」
「あ、い、いえ、…いいんです。」
ユズヒコはユカリンの古来伝統の日本家屋にあがった。
「あたしの部屋は2階なんだ~。案内するわね。」
ユズヒコは、ユカリンに案内されて2階にあるユカリンの部屋に入った。
ユカリンの部屋は、みかんの部屋とはまた少し雰囲気が違っていた。
がさつな姉に対して、おとなしめのユカリンの部屋はきちんと整っていて、ほのかに芳しい香りが漂ってきた。
「ユカリンさん。これ…姉からのお見舞いです。」
ユズヒコは、みかんから手渡された袋をユカリンに手渡した。中身はプリンだった。
「みかんたら、私が風邪を引いたときプリンを食べるってこと憶えてたのね。うれしい。
ユズヒコ君、みかんにありがとうって言っておいてね。」
「はい。姉にそう伝えておきます。」
「それから、ユズヒコ君もこれを届けてくれてありがとう。ちょっと目を閉じていてね。」