クロノ・クロス エロパロスレat EROPARO
クロノ・クロス エロパロスレ - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
03/12/10 12:18 I4YwrJ7G
2

3:名無しさん@ピンキー
03/12/10 13:05 UVYmlyfG
保守

4:名無しさん@ピンキー
03/12/10 19:49 kktgWDkI
オルハタンハァハァ

5:名無しさん@ピンキー
03/12/10 22:24 P596mIgw
サラ=キッド=ジールたんハァハア

6:名無しさん@ピンキー
03/12/10 22:36 8BptHY7z
質問です!

クロノクロスと、クロノトリガー、クロノクルセイドは何か関係があるんでしょうか?

7:名無しさん@ピンキー
03/12/10 22:56 SdyL5wLR
ミキたんハァハァ

8:名無しさん@ピンキー
03/12/11 01:11 04W6ktAQ
>>6
クロノトリガーの主人公が倒したラスボスが来世で転生してクロノクロスの主人公に。
クロノクルセイドの舞台はクロノトリガーのEDから三十年後で、
クロノトリガーのキャラも登場する。

9:影武者
03/12/11 13:27 an3a9B7N
キッドのエロ画像キボンヌ

10:名無しさん@ピンキー
03/12/12 02:45 21ke+nG+
質問です!
クロノクルセイドってゲームですか?

11:名無しさん@ピンキー
03/12/12 03:16 sPshknIn
セルジュ×レナがいいな

12:名無しさん@ピンキー
03/12/12 03:23 Px+iSRkh
>11 いいねえ

13:名無しさん@ピンキー
03/12/12 12:59 WXAjkUHc
ラズリーだっけ? 彼女のエロパロ誰か書いてくれ。

14:名無しさん@ピンキー
03/12/12 16:45 4GPGlHst
気が強いキッドタンがダークセルジュに恥辱されるやつとか

15:名無しさん@ピンキー
03/12/12 19:09 TYTkoH2i
保守

16:名無しさん@ピンキー
03/12/12 23:52 4GPGlHst
2人のレナとセルジュの3Pキボンヌ

17:入り浸り.com
03/12/13 00:10 sV9AHOmj
>>14 いいね、それ。気が強い娘の凌辱モノは最高。

18:入り浸り.com
03/12/13 00:11 sV9AHOmj
>>14
いいね、それ。気が強い娘の凌辱モノは最高。

19:入り浸り.com
03/12/13 00:21 X7ozileH
>>14
いいね、それ。気が強い娘の凌辱モノは最高。

20:入り浸り.com
03/12/13 00:21 X7ozileH
>>14
いいね、それ。気が強い娘の凌辱モノは最高。

21:入り浸り.com
03/12/13 00:21 X7ozileH
>>14
いいね、それ。気が強い娘の凌辱モノは最高。

22:名無しさん@ピンキー
03/12/13 00:23 tIi1kvds
ボクもラズリーが好きだもンね

23:名無しさん@ピンキー
03/12/13 14:38 sV9AHOmj
期待あげ

24:名無しさん@ピンキー
03/12/14 10:08 MqR/r659
神ヨ…

(´・ω・`)イナイノカ…


25:名無しさん@ピンキー
03/12/14 11:00 PkwyUbY0
職人の降臨キボンヌ…
キッドタソ(; ´Д`)ハァハァ

26:名無しさん@ピンキー
03/12/14 21:26 Lhg/I8RL
URLリンク(homepage3.nifty.com)

27:名無しさん@ピンキー
03/12/14 21:39 PSR6JhCW
>>26
漏れはK-booksで買った(2000円位)よ。
キッドタンがパレポリ兵にあんな事やこんな事をされて…

28:名無しさん@ピンキー
03/12/14 22:16 PkwyUbY0
>>27
その同人誌無料で読めるサイトとかないでつか?? 自分はエロマンガメガランドくらいしか同人置き場知らないんだよ…(泣)

29:名無しさん@ピンキー
03/12/15 15:44 AQ/wa/e7
実は結構いい年してるオルハたんに一票

30:名無しさん@ピンキー
03/12/15 20:30 SQo0XQ4j
年齢不詳のボク妖精たんに一票

31:名無しさん@ピンキー
03/12/15 21:18 G5tXgZb3
ラズリーって身長109センチしかないんだぞ!?
チンコ入らねえよ!

32:名無しさん@ピンキー
03/12/15 23:51 snJf4j8q

男勝りで勝ち気なキッドタソに一票

33:名無しさん@ピンキー
03/12/16 06:28 ytbb/3g1
リデルお嬢様にかーしゅの見てる前でぶっかけてやりたい。
蛇骨館の地下に両腕を縛り上げられてパレポリ兵はナニするつもりなんだと小一時間だった。

34:名無しさん@ピンキー
03/12/16 11:49 jJtC/RTQ
ジャネスさんを忘れてないか?

35:名無しさん@ピンキー
03/12/16 16:47 GaTXpGV4
>>31
別にチ○コじゃなくてもいいのでは?
触手ならその心配は激減すると思う

36:名無しさん@ピンキー
03/12/17 22:02 AdHThyjh
キッドの小説はネットでよく見かけるがレナの小説はあまり見ない

誰かエロなしでもいいから書いてくれ~

37:名無しさん@ピンキー
03/12/18 04:00 FBAVV1ke
age

38:てんちょう
03/12/18 09:02 2vX755ZU
>>36
そんなにキッドのエロ小説はミカけるの?漏れはサッパリでつが…

39:名無しさん@ピンキー
03/12/19 00:54 TFqurLgT
初プレイ時からずっとツクヨミタン(;´Д`)ハァハァだよ

40:名無しさん@ピンキー
03/12/19 02:05 XtZGiV0N
俺はマルチェラ一筋だ

41:名無しさん@ピンキー
03/12/19 02:08 MYp73Z0/
おまいら。レナのお話書いてるとか言ったら、どうしやがりますか?

42:名無しさん@ピンキー
03/12/19 07:02 ozGFtmtu
>>41
なんだと!?
モニターの前でハァハァしながら待ってやる!
いや…お願いします…

43:名無しさん@ピンキー
03/12/19 13:29 7E2M4pkK
期待あげ

44:41
03/12/19 19:41 3bsTzFSL
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄

書いてて、「これ、エロパロか?」という風になってきた。
少なくともエロエロ至上な作品にはまずならない悪寒……。
それでもいいんなら最後まで仕上げますが。

45:名無しさん@ピンキー
03/12/19 20:33 XtZGiV0N
>>44
大丈夫、
何が来ても抜くので、安心して仕上げて下さい。

46:113
03/12/19 22:05 VQI0+Bpf
>>28
俺これ虹板で読んだよ。


47:名無しさん@ピンキー
03/12/19 22:45 7E2M4pkK
>>46
…虹板でつか?どの板なのかわかりません…
URN(・∀)⊇キボ-ヌ!!

48:名無しさん@ピンキー
03/12/19 23:03 qi813NLJ
この板もその板も21歳未満は立ち入り禁止ですよ
あとメール欄にsageって入れてね。広告来ちゃうから

49:sage
03/12/19 23:05 wLzgttjS
sage

50:名無しさん@ピンキー
03/12/20 00:39 m71nVakF
携帯から見てる自分にはsage進行は少々ツラいが…
sage

51:名無しさん@ピンキー
03/12/20 04:22 8nc/6fN0
あんまり需要無さそうなマルチェラの話ですまんが書かせていただきます。

52:名無しさん@ピンキー
03/12/20 04:23 8nc/6fN0
マルチェラが物心ついた時には、既に身近に両親の姿は無かった。
代わりにいたのはルチアナと名乗る変わり者の女性の学者だった。

物心ついた頃、自分が人と亜人の混血である事を告げられた。
人並み外れた腕力と魔力…疑う要素は何も無かった。

同い年の子供達がお菓子やおもちゃを抱えている頃、マルチェラは既に武器を振るっていた。
異常なまでの闘いの才能を開花させた彼女は、数年と経たずに冷徹な戦士へと変貌を遂げた。

9歳を迎えた年、アカシア龍騎士団を束ねる蛇骨大佐の元に送られた。
蛇骨はすぐにマルチェラに戦士の資質を見出すと、即座に騎士団員に取り立てた。
幼い少女の龍騎士団への抜擢は異例の事態であったが、
大の男を遥かに凌ぐ、マルチェラの圧倒的な強さに誰もが納得せざるを得なかった。

猛者ぞろいの龍騎士団の中でもマルチェラの実力はくすんで見える事などなかった。
程なくして、マルチェラは最強の証しである「四天王」の称号を受けた。
団内に疑問の声が無いわけではなかったが、蛇骨の認めた事に表立って異を唱えるものはいなかった。

加えて愛くるしい外見と、時にいき過ぎる発言とのギャップの魅力もあいまって、
団内でのマルチェラの人気は日に日に上がっていった。

だが…

53:名無しさん@ピンキー
03/12/20 04:26 8nc/6fN0
「きゃぁぁぁぁぁ!!!」

蛇骨館の外れにマルチェラの悲痛な金切り声が響いた。
龍騎士団四天王の一人ゾアの振るった巨大なアイアングラブがマルチェラを直撃したのだ。

左腕に装備された小さな盾でかろうじて受けたものの、
マルチェラの体重の三倍はあろうかという鉄棍と、ゾアの強靭な筋肉から繰り出される一撃は、
彼女をはるか後方まで吹き飛ばした。

「見ろよ!あいつ紫のパンツなんてはいてやがるぜ」
「けっ、9歳の牝ガキが色気づきやがって、たまんねぇなぁ…」

もんどりうって地面に横たわるマルチェラは、生足と下着が丸見えになっている。
幼女と少女のちょうど中間…成長過程の絶妙ないやらしさが、男どもの股間を刺激した。

54:名無しさん@ピンキー
03/12/20 04:29 8nc/6fN0
周りを取り囲むゾアの私兵に揶揄され、マルチェラはあわててスカートの裾を正した。
スミレ色のドレスは埃にまみれ、所々破けている。

膝上のスカートは動き易くはあるものの、
反面、年相応とは言い難い大人びた下着を観衆に晒してしまう。

明滅する視界をこらえながら、マルチェラはゾアへの怒りを露にして立ち上がった。

「キライ…大っキライ!!この筋肉ダルマ…お前なんか殺っちゃうからね!!」

「ぬぅ…気に食わんのは俺の方だ。
 貴様のような小娘がアカシア龍騎士団のみならず、あまつさえ四天王を名乗ろうとは…」

頭部を覆う鉄仮面のせいで表情はうかがえないが、
全身からたぎる怒りは、彼もまた四天王の一角である事の威厳を感じさせた。

55:名無しさん@ピンキー
03/12/20 04:30 8nc/6fN0
十数年間、肉体を鍛え続けて龍騎士団に貢献してきたゾアにとって、
例えどれほどの才能があろうとも、
9歳の少女が自分と同等の称号を得るなど許せる事ではなかった。

半ば強制的に館の外れにマルチェラを連れ出したゾアは、
周りを私兵で固め、訓練と称した私刑を加えていた。

「どうした?かかってこないのか?
 どれ…もう一度めくってくれたら、もう少し手加減してやらん事も無いぞ くっくっく…」

「う…うるさいっ!!」

右手に携えた、小さなボーングラブを握り締めるとマルチェラは再び猛然とゾアに襲いかかった。
殺傷力を高めるためにグラブには無数の鋲が打ち込まれている。

56:名無しさん@ピンキー
03/12/20 04:31 8nc/6fN0
だが、巨漢のゾアと一見して普通の少女であるマルチェラとでは、間合いが違いすぎる。
彼女の攻撃が届くはるか手前から、ゾアの鉄棍は驚異的な速さでマルチェラを襲う。

ドグッッッ!!!

「うげぇぇぇ………」

ゾアの巨大な鉄棍がマルチェラの腹部に命中した。

内臓をえぐられ、呼吸もろくに出来ず、苦悶の表情を浮かべながらのた打ち回るマルチェラ…。
どれだけ俊敏に動き回ろうとも、圧倒的なリーチとパワー差を埋める事は出来なかった。

もはや、グラブを握る事も出来ず、
左腕の盾も、ドレスの上から装備しているなけなしの甲冑も、既にいびつに変形している。

息を吸おうとするたびに内臓が疼き、目の前がぼやける。
ゆっくりとゾアが近づいてくるのが視界に入ったが、立ち上がることは到底かなわなかった。

57:名無しさん@ピンキー
03/12/20 04:33 8nc/6fN0
せめて視線の先に落ちているグラブを掴もうと必死に身体をにじっていたその時、
マルチェラの足に力が加えられた。

「龍騎士団の殺人人形が随分おとなしくなっちまったじゃねぇか」

ゾアの私兵たちが満身創痍のマルチェラに追い討ちをかけるように彼女の足首を掴んでいた。

それだけではない。
男達はこぞって、マルチェラのスカートをめくって太腿をさすり、
ある者は甲冑とドレスの間に手を滑り込ませ、未発達の胸の感触を味わい始めたのである。

「うわっ…や…やめてよぉ!!」

「へっへっへ、もう十分だろ?ゾア様にはかなわねぇよ。それよか、もう我慢できねぇんだ。」

男達は堰を切ったように一斉にマルチェラの幼い肉体に群がると、
所構わず擦り、むしゃぶりついた。

58:名無しさん@ピンキー
03/12/20 04:34 8nc/6fN0
マルチェラをとめどない嫌悪感が襲った。
内腿を撫でられ、露出した肌に舌を這わされ、無駄な肉の無い尻を好き勝手に揉みしだかれた。
そして、ついに彼女の大人びた紫の下着に男達の指がかかった。

「いやぁぁぁ!!脱がさないでよ!!ゾア…ゾアーーー!!」

「やめろ!」

意外だった。
思わず叫んでしまったものの、まさかゾアが制止してくれようとは思っていなかった。

群がっていた男達がおとなしく離れていく。
だが、マルチェラの視界には得体の知れない物体が映っていた。
異常なまでに膨張したゾアの股間…肉質の剛棒がゾアの下着から突き出ていた。

「俺が先に使う。」

何をどう使うのか…。
9歳のマルチェラには、まだ想像する事はできなかった。

59:51
03/12/20 04:41 8nc/6fN0
細かい設定など、うろ覚えなので間違ってるかも…
後半は数日中に。

60:名無しさん@ピンキー
03/12/20 08:18 CKk4mHPd
イイヨーイイヨーイイヨー!(*゚皿゚*)


だがグラブって落としたりするもんなのか?

61:名無しさん@ピンキー
03/12/20 08:33 fCE0Nn/+
キタ.━┓┏━┓┏━━┓┏┓┏━━━┓┏━┓
  ┏━┛┃┏┛┃┏━┓┗┛┃┃┏━┓┏━┛┃┏┛
  ┃┏┓┃┗━┛┃┏┛┏┓┗┛┗┓┃┗━┛┗┓
  ┃┃┗┛┏┓┏┛┗━┛┗━┓┃┗━━━┛
  ┃┃┏━┛┃┗━┓┏ (゚∀゚).━┛┗━┓┏━━┓
  ┃┃┗━┓┗━┛┃┏━┓┏━━┛┃┏━┛
  ┃┃┏━┛┏━┓┗┛┏┛┃┏━━┛┗━┓
  ┃┗┛┏━┛┏━┛┏━┛┏┛┗┓┏┓┏━┓┃
  ┃┏┓┃┏━┛┏┓┃┏━┛┏┓┃┃┗┛┏┓┗┛
  ┗┛┗┛┗━┛┗┛┗━┛┗┛┗━┛┗━!!

>>60
手袋式に手首からすっぽり中を通すタイプならダメでも、
手の甲に取り付けて、裏側を留め金でつけるタイプ、
(野球の肘につけるレガースみたいな取り付け方)
だったら、衝撃で留め金が外れて落ちる、ってのはアリかも。
ま、あまり気にしてもしょうがないっつー事で。

62:名無しさん@ピンキー
03/12/20 08:50 7gl3mAHI
(・∀・)イイネ!!

63:名無しさん@ピンキー
03/12/20 18:35 kG0vMlrb
マルチェラたん ハァハァ

64:41
03/12/22 01:17 9+s0+yzb
レナとセルジュのSS、一応カタチになったんですがヨカですか?
ぶっちゃけかなり長くなった(20レス前後)上、
実用エロ至上ではない感じになってしまいますた……。

65:名無しさん@ピンキー
03/12/22 02:09 4tlDBTjs
待ってたよ!
さあ、今すぐ書き込むんだ!

66:名無しさん@ピンキー
03/12/22 08:37 oHIFqJKE
自分からも頼みまつ!!
レナタソ…(;´Д`)ハァハァ

67:41
03/12/22 23:36 LnnmkWeR
遅くなっちまいました……と宣言するほど、たいしたSSでもないか(;・∀・)

シチュの始まりは中でも少し触れてる通り、本編EDのちょいあとから。
本編EDその後の設定解釈は、色々あると思うんですが、
自分としては、
・ワヅキ&ミゲルは行方不明&失踪のまま
・セルジュ生存のホームを基本に、アナザーで補完された世界。セルジュは冒険した時の記憶がかすかに残る?
・キッドは10年前の溺れたセルジュを助けた後もエルニドに残り、
 別な場所で(お互いあまり知らず)生きてるんでないかい?
みたいな感じで捉えてる所存。SSも多少、それをなぞるカタチで。
ではヘタレ文ドゾー。

68:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:38 LnnmkWeR
レナは、どこか不機嫌な日々が続いていた。
このところ胸の奥がグルグルと鳴り、彼女の心に波風を立たせる。

「レナねーちゃーん、ホラ、魚捕まえたってばー」
「あぁ、そう…」
アルニ村にある、海に面した桟橋。
面倒を見る近所の子供が、素潜りで捕らえた魚を手製のモリの先に差し、
自慢げにレナに指し示すが、興味なさそうに答えるだけだった。
普段ならば、もっと気の利いたセリフを出せるものなのだが。

理由は自分にもわかっていた。
10日ほど前、セルジュとオパーサの浜で待ちあわせた日。
あの時、セルジュは何かに導かれるように海の方を見やり、
いきなり身体を硬直させ……砂浜にうずくまり、倒れた。
しばらくして目を覚ましたが、その時以来、セルジュの雰囲気がどこか変わった。
……いや、普段の生活に変化があるわけではない。
村長:ラディウスの下で、護身術の稽古を軽くつけたり、
漁師の手伝い事を繰り返す毎日。
ただ、何か、すごく遠くを見つめるような、何か、様々な事を一度に経験してきたような、
そのような様をよく見せるようになっている。

そして、それまで自分を見てくれていた時間が急に少なくなっている事に、
レナは不安に思い、また寂しく感じるようになっていたのだ。

69:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:39 LnnmkWeR
一方のセルジュ――。
分かたれた二つの次元。そこでの体験。
海に溺れた時以降、彼が生きていた次元と、彼が死んでしまっていた次元。
今の世界は、時食いを解放した事による影響により、それらが融合した結果。
本来の過去が構築され、改めて時の歯車が回りだしたモノである。
二つの次元のクロス……交差点となった彼は、あの時の体験をかすかに覚えている。
夢か現か確信が持てない以上、他人にその事を話せるはずもないし、
何より、今ここで生きる自分が全てだと思っているのだが。

だが、やはりフッと思い出してしまう。
二つの次元を行き来して知った、過去の記憶を。
死ぬ原因となるはずだった『海に溺れた』時、
どこからか自分を助けてくれた金髪の少女の事を。

そこに思いを馳せる様がつい外面に現れ、昔より見知っていたレナが、
彼の変化に敏感に気付いてしまったのか――。

70:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:41 LnnmkWeR
「ねぇ、セルジュ。あなたはどこを見てるの?」
「えっ?」
それは次の日。いつもと同じように桟橋で子どもたちの様子を見ていたレナのもとを、
漁の手伝いを一通り終えたセルジュが訪れた時だった。
「レナ、どういう事だよ」
「……言った通り、そのままよ」
「?」
ひどく抽象的なレナの言葉に、首をかしげるセルジュ。
「このごろ、セルジュおかしいよ……変だよ。
 ここにいるのに、そのあなたは昔とは違う人のような気がする…」
「別に俺は――」
久しぶりに交わした会話で、鬱屈したレナの感情が爆発した。
「今のあなたはアルニ村を見ていない、ここでの生活も見ていない、そして――」
そう言うと、思わず涙ぐみながら声を大にした。
「――私も見ていない!」
「!!?」
「なんだか怖い……たった10日ぐらいだよ? セルジュの様子が変わったのは。
 その間に特に何があったわけでもない……あの、オパーサの浜で倒れちゃった事だけ。
 あなたに何があったの? 私にも言えない事なの?」
「……」
「そっか。言え…ないん……だ…」
答えられず、戸惑うセルジュを置いてレナはその場から走り出す。
「! レナ、どこに行くんだ!」
「知らないっ!」

「わー、セルジュ兄ちゃんがレナ姉ちゃんを泣~かしたー、いっけないんだー」
「………」
桟橋下の海面でからかう子供達の声を聞きながら、セルジュは呆然と立ち尽くしていた。

71:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:41 LnnmkWeR
ザザーッ、ザザーッ……。
一面に広がる白い平原に、エルニド海の波が穏やかに打ち寄せる。
傾きかけた太陽は赤く塗られた光をオパーサの浜に投げかけ、
そこに座り佇む少女の影を長く伸ばしていた。

「ココにいたのか」
アルニ村周辺を探し回り、ようやくレナを見つけたセルジュが背後から話し掛ける。
振り向かない彼女の横に、セルジュは同じように座り込んだ。
引いては寄せる波の音だけがあたりに響く。
「…………」
「…………」
「……ゴメン」
「えっ?」
先に口を開いたのは、少女の方だった。
「さっきはゴメン、って言ってるの。私の方も、ちょっとどうかしてた」
「……いや」
それきり、しばし二人の間に静寂が流れる。
再び言葉を発するレナ。
「でも、できるなら教えて欲しいな。あの日……セルジュがここで倒れちゃった時、
 何があったのか。そうしないと最近の変わりよう、納得できないよ」
「レナ……」
セルジュは迷う。自分でも上手く言葉にできない。
そもそも、かすかに残る記憶ですら、真実とは判断できないのだ。
しかし、口に出してみなければ、自分としても曖昧な認識のままで終わってしまう、そう思った。
「……オレさ、倒れた時思い出したんだ」
「え?」
「オレは二回、死ぬような目にあってる。その時の事…」
「死ッ…!?」
驚くレナに、首を振って応えた。
「いや、ここにいるんだから助かってはいるんだけど――」
そう前置きをして、セルジュは静かに話し始めた。

72:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:42 LnnmkWeR
――小さい頃、神の庭周辺で嵐に巻き込まれ、
レナの父親:ミゲルの行方不明という犠牲のもと、
神の庭(クロノポリス)にある『何か』に触れ命を長らえた事。
そして8歳になるかならないかのころ、オパーサの海でおぼれ、
海中に沈んでいく最中に、白シャツを着た金髪の少女に助けられた事。

次元の合間で垣間見た、自らに封じ込められていた記憶――。

「……その事は、セルジュのおばさんから聞いた事あるわ。でも…」
「あぁ。ここまで深く思い出してはいなかった。もう…父さんもいないしね。
 まして、危く命の階段を踏み外しかけてたなんて……。
 母さんも『高い熱を出した』、『海で危ない事に遭った』
 そんな感じでしか話してくれなかったから……」
そう言うと、足元の砂を手に掴み、手を開くにつれサラサラと落ちる砂をじっと見やる。
「オレは二回、他人に命を助けられていたんだ。
 その重さに気付かされた……そして…」
「そして……何?」
「レナのおじさんはもういない、だからおじさんには何もできないんだけど、
 溺れた時……助けてくれた女の子。あの娘に、もう一度会えたらお礼を言いたいんだ。
 どこの誰か知らないのはわかってる。だいたいエルニドには、もういないかもしれない。
 それでも……いつか、また会えるような気がして…」
クロノクロス――運命の交差点。
分かたれていた頃の次元の記憶の多くが消えている以上、
セルジュ自身は気付いていないハズなのだが、
金髪の少女:キッドと出会える日がくるのを、どこか知っているような口ぶりだった。

73:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:43 LnnmkWeR
「そう、か。そうだったんだ……」
レナは軽く頷いた。
「昔の事、思い出せてたんだね。だから、最近『今』を見てないような感じがしたんだ」
「自分でもわからなかったけど、ここのとこずっと昔の事を思ってたのかもしれない。
 傍目から見ると、そういうところが変に映っていたのかもしれないな……」
セルジュ自身、まだ気持ちをまとめられないようにそう呟いた。

「ね、もしその女の子に会えたとしたら、お礼を言って、それだけ…?」
「えっ…?」
思いもかけない疑問に、セルジュは横を向く。
その目線の先には、恥ずかしがるような、何か怖れるような顔をしたレナの表情があった。
「お礼を言って、それだけって……」
「うん…」
レナは顔を下げて、地面に目を向ける。火照った顔を悟られないように。
顔が熱っぽいのは、夕日に照らされているだけだからではないだろう。
「セルジュ、何処かへ行っちゃわないよね。
 私の側からいなくならないよね」
「レナ……」
「バカなヤツって思われるかもしれない。でも、セルジュがそのコと会えたら、
 なんだか遠くへ行っちゃうような気が……根拠とかないんだけど、
 そんな気がしちゃうんだ。私、それが怖い――」
言いながら、レナは横に座るセルジュの肩に向け、コクンと頭を傾けた。
自然と半身を預けるような形になる。

74:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:44 LnnmkWeR
「私のわがまま、ってのはわかってる。
 でも、セルジュが私をあまり見ていなかった、この短い間でも、
 私、すごく寂しかった。胸が痛かったんだよ?」
ここ数日の素振りを思い返し、レナの心はまた少し締め付けられる。
落ち着かせるように一呼吸置くと、その先を続けた。
「アハ…ハ……無理やり、気付かされちゃったのかな。
 私がセルジュの事を――」
そこから先は言えなかった。想いだけが溢れ出し、視界がぼやける。
鼻の奥がツンと詰まり、スン…スン……としゃくりあげる事しかできない。

その姿に――覚えているはずのない――もう一人のレナの姿が重なった。
セルジュが死んだ世界。そこにいたレナは、健気に明るく振舞っていたが、
時折『その世界の、もうこの世にいないセルジュ』の事に話題が及ぶ度、
悲しみに沈んだ影をにじませていた。

「レナ……約束する」
ゆっくりと、だが確かにセルジュが告げる。
「オレは君の側を離れない。一人になんかしないから」
かける言葉とともに、半身を預けたレナの肩に腕が回される。
「…グス………本当に?」
「あぁ」
安心させるように言い、セルジュの視線は遠い地平線、
海と空が分たれる方向に向かった。呟きとも、告白とも取れる言葉が続く。
「これからもレナと一緒に同じ時間を歩んでいきたいんだ。
 側にいてそれが叶うんなら…喜んでそうするよ」
「何よ……普段はノンビリしてるくせに…今日は……カッコつけちゃってさ」
すすり声を沈め、レナは憎まれ口を叩く。
しかし、言葉とは裏腹に表情には微笑みが浮かび始めていた。

75:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:45 LnnmkWeR
「……ダメでしゅよ~。せっかく、セルジュしゃん達がいい雰囲気なのに、
 みんなでジャマしようなんて~」
「うっさいなー。邪魔してないじゃん。様子見てるだけだよ」
二人の背後にある岩陰に見え隠れする、いくつもの小さな影。
数人のアルニ村の子どもと、心配でついてきたポシュルが押し問答をしていた。
「おい。お前の頭で見えねーよ。もっと下げろってば!」
「これでもギリギリなんだって」
「なー、レナねーちゃんたち、チューしてるのか、チュー」
「うわ、そんなに乗っかかるなって、こら、引っ込……」
「ヤメてくだしゃい、ヤメっ……!」
ドサササッ。
「「「いってー!」」」「イタイでしゅ!」
押し合った結果、折り重なって岩陰から倒れ出てきた4人+1匹。
その際に出された大声に、驚いたようにレナとセルジュが振り返る。
お互いに時が止まった。
「………」
「………」

「エ、エヘヘヘヘ……」
「……アンタ達ぃ、もーしーかーしーてぇ…」
レナの声が、先ほどとはうって変わって、低いトーンで響きわたる。
「「「あの…ごっ、ゴメンナさーい!!!」」」
「あ、こらーっ! 待ちなさいってば!!?」
一目散に逃げ出す4人+1匹に向かって、恥ずかしさと怒りで顔を真っ赤にしながら、
レナは砂浜を駆けていく。
そんな様子を見て、セルジュは「やれやれ」と苦笑する他なかった。


それからは平凡な、だが充実した二人の日々が次々に駆け抜けてゆく。
そして一年あまりの時が過ぎた――。

76:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:47 LnnmkWeR
ワハハハハ――ワハハハハ――。

ある、夏も終わりに近づいた日、その日はアルニ村が一日中お祭り騒ぎで賑わっていた。
既に日が落ちた今でも、町の中心に座す大焚火の周りで、
大人たちは酒を勧め合い、笑い声をこだまさせている。
「まったく……みんな、今日の主役を忘れてるんじゃないかしら?」
村の一角に用意された新居で、レナは不満そうに呟いた。
傍らで彼女の夫となった男――セルジュが笑いながら応じる。
「まぁ悪い事じゃないんだけど……行事にかこつけて、騒ぎたいってのはあっただろうなぁ」
「それにしたって度が過ぎてるわよ。式が終わってからずっとあんな調子じゃないの…」
文句を言いながらレナの頬がプゥッと膨らむ。

婚姻を迎えた今日の二人は、一日中てんてこ舞いだった。
村で行なわれた式、村西部の岬で海神に祝福を願う祈り、
ラディウスを始め主な人々の家への挨拶回り……。
ようやく一連の行程終えた時は、普段なら夕食を取るか取らないかという時間である。
そんな彼らを放って、多くの大人がバカ騒ぎしていれば、
レナが文句を言いたくなるのも自然な事であった。

式で振舞われた馳走の残りを腹に収め、二人は新居でやっと一息ついていた。
あまりに忙しかったため、二人は服装は、式の正装のまま。
セルジュはエルニド諸島特有の赤と橙を基調とした文様の、比較的薄生地の伝統服。
レナも純白のドレスとはいかず、同じくエルニド文様の袖なしのローブに
茶色のフィンガーレスグローブをはめている程度。
だがこちらは、テルミナから取り寄せた貴金属製のネックレスやイヤリング、
頭にあるいつものバンダナには花を模した飾りなど、
女性らしい装飾具をいくつか身につけている。

77:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:48 LnnmkWeR
「もう、夜…だね」
窓の外、ここからでもわかる大焚火を見やりながら、レナは小さく言った。
火は赤々と昇り、あたりを照らしている。
他に明りを発する物といえば、天に満つる星々と、部屋の中にあるランプばかり。
世界の大半は、夜のとばりの中にある。

二人「だけ」で過ごす初めての夜――『初夜』。
セルジュがそれに思いを馳せると、緊張までは行かなくとも少し鼓動が早くなる。
おそらくはレナも同じ気持ちだろう。

「着替えて…くるね」
だから待ってて……そう付け加えると、何か急かされるように、
レナは足早に部屋から出ていった。セルジュは何をするでもなく、床に座り帰りを待つ。
――彼女が再び部屋に現れた時、その身はいつものような木綿製の薄着に包まれていた。

スッとセルジュの隣に座る。まるでそこが自分の場所であるように、ごく自然に。
「あの…セルジュが初めて、だから。優しくしてくれると……嬉しいかな…」
「わかってる、努力はするよ。乱暴にして嫌われたくないから、さ」
「バカっ……ここまできて、嫌う事なんて無……あ…」
座ったまま、男の手が腰に回り、彼女の緑色の皮ベルトを緩める。
橙色をした上着が前から開き、ロングスカート型のスリップだけの姿になった。
肩袖から腕を抜かしてから、スリップを下にずらすと、レナの裸体が露わになってくる。
やや華奢な体型をしているものの、張り出した胸やくびれた腰つきなど、
随所で凹凸がハッキリしたシルエットは、まさに成長した女性のそれだった。
「やん……あとは自分で…」
一旦、セルジュから身体を離すと静かに立ち上がり、
下半身にひっかかったスリップを脱ぎ捨て、完全に生まれたままの姿になる。
その間に、セルジュの方も身に纏うモノを全て外していった。

78:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:48 LnnmkWeR
もう一度、セルジュの隣に腰を降ろすと、深緑の瞳に潤んだ色をたたえ、レナが訴えかける。
「な、なんだろ。やっぱり恥ずかしいな……」
昔から見知った仲なのに――いや、むしろ見知った仲だからこそ、
改めて裸身を晒しあった事に不思議な戸惑いを覚えていた。
今まで互いを知り尽くしていたと思っていたのに、
未だ相手について知らない事があったのか、と。
それはセルジュも同じ。レナが薄着で行き来しているところなど、
イヤというほど見てきたのに、
今、一糸まとわぬ姿を目の前にすると、彼女がやけにまぶしく感じられる。

二人とも相手の身体に触れられぬまま、数瞬の時が過ぎる。
ようやく意を決した風にセルジュが手を伸ばし、そのままグッと身体を引き寄せた。
「う…んっ……」
恐れて、だが待ち望んでいたもの。レナはビクリと身体を揺らす。
彼女の唇を自らの口でふさぐと、最初はおずおずとセルジュを受け入れたレナも、
次第に大胆に舌を絡め合わせてくる。
舌を舌で受け止めつつ、セルジュの手は彼女の身体のラインに沿って降り、
薄く茂った秘所に辿り付いた。
そこはまだ濡れてこそいないが、内股の柔肌がかなりの熱を持っている事がわかる。
初めてであろう彼女を思いやって、すぐに過度の刺激を与える事はせず、
秘裂に沿って人差し指を二、三度前後に往復させる。
「あぁっ…ぁぁん…!」
不意にセルジュから顔を離し、レナは快感に上ずった声を上げた。

79:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:49 LnnmkWeR
キスから解放されたセルジュの顔が首筋、胸へと下がっていき、
レナの乳房のところで止まる。
豊かで柔らかな丘にわずかに吸い付くと、頂点の突起を舌先で転がしてゆく。
「あぅっ…くぅん」
胸と秘所、2ヶ所に渡って加えられる刺激に、ふるふるとレナの身体が揺れる。
動きに呼応して、次第に秘所からトロトロと愛液が漏れ始めていた。
内股を伝わりセルジュの指、手のひらまで滴っていく。
「感じてるかい…?」
セルジュの囁きに対し、うねる感覚に眉を寄せながら、かすかにレナが頷く。
「何だか頭がボウッとして……腰とか、お腹の下がおかしくなりそう……」
その部分が滑らかになった事を確認すると、セルジュは秘裂に一本の指をうずめ、
指先を軽く曲げてから、中をこすりはじめた。
「! そんなぁっ……ダメだよ、セルジュ…私……こんなっ、事されちゃっ…!」
はぁっ、はぁっ、と息を荒くしていきながら、抵抗の意思を示すレナ。
…抵抗――? 
そうだろうか…と、官能に翻弄される意識の元で彼女は自問する。
口ではそう述べても、身体の動きは意思に迎合しない。
むしろ、自分の中の未だ刺激されてないところを求めて、
セルジュの指にあわせてくねり、艶かしく動いているではないか………。
そう気づいた時、羞恥心とそれに煽られたさらなる快感で、
今まで以上に身体が熱くなり、花弁から流れる蜜が多くなってきた。

80:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:51 LnnmkWeR
にちゃ…。
湿った音を響かせて、セルジュは指を抜いた。
乱れるレナの姿を見て、自分のモノも固く天を突いている。
妻となった女性を征服したい……男としての生理欲が身体の内で湧き上がる。
「レナ……いいよな?」
「はぁっ……はぁっ…ちょっ……待って…」
震える息を静めて、レナは相手を制止する。
「ねぇ…最後に、その……セルジュのソレ……私に見せて…くれる?」
「な、なんだって?」
「私の中にどんなモノが入ってくるのか、ちゃんと見てみたいんだ。
 セルジュの全て、知っておきたいって……気持ちもあるし…」
男性の性器を見たい――普段ならまず言えない恥ずかしい願望を、
レナは頬を赤く染まらせつつ口に出した。
「いや、それは…」
「ね、お願い……」
思いもかけぬ願い出に戸惑ったセルジュだが、
これから一緒にいるのだから、と自らに言い聞かせ、
膝で立って自分のモノがよく見えるような姿勢をとった。
座するレナの目の前に、角度を付けて天を向く男根が現れた。
「わぁ……こういう、モノ…なんだ」
セルジュのモノは大きさという点で平均的なものだったが、
そこは初めて目にするレナの事。思わず口から驚きの声が出てしまう。
無意識のうちに脈打つ一物に触れようとして、自分の行為に驚いたように手を引っ込める。
「え、と。これが入ってきても、大丈夫……よね。
 他の大人の人達も…その……ちゃんとヤッてこれてるんだし」
不安と、ほんの少しの期待が交じった声はか細く、今にも消え去りそうだった。

81:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:53 LnnmkWeR
「ありがと。うん……もうイイよ。セルジュ、来て……」
「じゃあ…」
身体を預けてきたレナを、床に敷かれた寝台にコロリと転がすと、
セルジュは正面から覆い被さる。
彼女の脚に手を添えゆっくりと股を開いた。
女性の部分が、まだ愛液で滑らかさを保っている事を確認すると、
自らを徐々に沈みこませてゆく。
「つぁっ…かっ……はァっ……」
セルジュが入ってくるとともに、レナの顔が苦痛に歪む。
いくら覚悟を決めたとは言え、それだけでは処女を失う痛みを受け止めきる事はできなかった。
「くっ、キツ…」
「あぅっ、ご、ゴメ……セルジュ、ちょ止め……」
レナの言葉に、セルジュが腰の動きを止める。
「うん…うぅ。イタイ…よぉ。み、みんな、こんな感じなの…?」
「わかんないけど……後は慣れてくるん…ン、ハッ……じゃないかな…」
「セ、ルジュは…ぁっ……気持ちいい?」
「気持ちいいって言うか……レナの中がきつくて、ずっと締め付けられてる…」
どういう表情をしていいかわからず、セルジュはただ苦笑を浮かべる事しかできない。
それきり、二人は繋がったまま動きを止める。

その状況に膣内が慣れ、収縮が緩んだのか。
レナの意識のほうに若干の余裕が生まれた。
「ぁ…さっきよりは……いいかも。セルジュも……動けるようだったら…」
レナの言葉に頷くと、セルジュは少しずつ腰を前後に揺らし始めた。
ぬちゅ――ずちゅ――。
互いがこすれる度に、より愛液が生み出され挿入を緩やかにしていった。
もちろん、レナはまだ痛みを感じているが、
感覚の中にも少しずつ甘いシビれが生じてきている。

82:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:54 LnnmkWeR
快感に全身を委ねるほどまでは行かなくとも、
そのシビれ……恍惚となりそうな悦びに意識を集中させると、
痛みを薄れさせる事ができた。
くちゅん…くちゅん、ちゅぷん。
「あんっ、うぅん……セル……はぁぁん…」
リズム良く響く、愛液が弾む音。
甘みを増したレナの吐息がほどよく絡み、二人の感覚をさらに昂ぶらせてゆく。
彼女の身体を満たしているセルジュには、内側のヒダで愛撫される度に、
快楽と呼ぶにはあまりに生々しい刺激が襲っていた。
「レナっ、オレ、もう…!」
腰を振りながら、セルジュがうめいた。
レナの中の、処女らしい強い締め付けに、自分の思ってた以上に早く頂きに達しそうだった。
目の前がクラクラし、一方で股間に意識が集まってゆく。
「い、いいよっ、セルジュ! 私を愛して…私を最後まで貫いて…!」
「わかっ、た…」
いっそう激しくなった動きに、再びレナの眉間にシワがよる。
だが男に心配をかけさせまいと、唇を噛み痛みの声を飲み込む。
セルジュは本能のままに腰を動かし、そして――
「はっ、ぁっ!」
口から空気の塊を吐き出した。と同時に一度、身体が大きく揺れ、自らの精が解き放たれる。
ドクン、ドクン――反射的に腰がわずかに前後し、
レナの中に白濁とした液が流し込まれた。
「ふあぁ…な、何か来てる、私の中にセルジュのが来てるよぅ……」
快感より、戸惑いが勝った言葉が、レナから発せられる。
「ごめ……これが、オレの……」
そこまで言うと、ドッと疲れが押し寄せ改めてレナの上にかぶさった。
初めての営みは、身体的以上に精神的にセルジュを圧していたのだった。

83:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:55 LnnmkWeR
「何だか、思ってたのとちょっと違うね。随分痛かった……」
少し落ち着いてから、レナはそう呟いた。
まだ身体の芯に、鈍い『重み』が残っている気がする。
年上の女性達から、夜の営みは女性にとってもイイものよ、と聞かされていただけに、
どこか腑に落ちない気がするのは否めなかった。
……もちろん、この先幾度か経験を重ねればなくなるハズの痛みであったし、
今日の時点でも、女としての悦びを多少なりとも感じる事ができた。
ならば、深刻な悩みになる類でもなかったが。
「悪い……オレもあまり…加減とかわからなくて…」
「ううん、いいの。セルジュがヨクなって私も嬉しかったから」
それは正直な思いだった。
自分の中で愛する男が果ててくれた。
この事実は、今まで知り得なかった充足感を彼女に与えている。
「それに――今夜で終わりじゃないもの。今からが『始まり』なんだからね。
 私とあなたが共に過ごす『時間』の」
「あぁ……そうだよな」
穏やかに言うと、セルジュはレナを愛しそうに抱きしめた。
彼女の暖かさが、自分が「この世界にいる」という実感を与えてくれていた。
同時に安らぎが満ちてゆく……もう、何処も彷徨う事はないんだ、と――。

84:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:56 LnnmkWeR


……時間はその日を少しさかのぼる。

夕日があたりを包む中、アルニ村・西の海原を
一隻の帆かけボートがガルドープへ向けて滑るように進んでいた。
そのボートの乗り主は、金色の髪をなびかせながら、
風に従い舵を操っている。
「うーん、ちょっと日が悪かったってヤツかなぁ」
乗り主は一人呟くと、片手の指で鼻の頭をポリポリと掻いた。

どこか男性的な物言いが目立つその女性は、セルジュ達と同じほどの年頃。
今は亜人と人間を相手に、行商まがいの事をしている。
テルミナ、ガルドープ、マブーレあたりを行き交いながら、
人間、亜人、それぞれが扱う品物を取引し、それで得た金銭で生計を立てていた。
今日はマブーレで一稼ぎをした日。
その帰り、南海を行きながら、ふと、ありし日の記憶が呼び覚まされた。
いつだったか、オパーサの海で一人の少年を助けた事を。

85:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:56 LnnmkWeR
何故、あの時に自分がそこで泳いでいたのか、今でもよくわからない。
何より、自分もまだ子どもだった身で、よく助けられたな…とは不思議に思う。
それでも、ぐったりと水底に沈んで行くソイツを引き上げ、
浜辺に押し上げてやった事は確かな事実。
とりあえず水を吐き出させてから、横に寝かせておくと、
近くの村の大人らしい人達が駆けつけてきた。
彼らはかわるがわる自分にお礼を言ったが、長く関わると煩わしかったので、
その場から去って――。

マブーレの帰りにその村に立ち寄ったのは、いつもの気まぐれだったのかもしれない。
ソイツが大人になってまだ村にいたとしたら、どんなヤツになっているんだろうと思って。
確かめる事ができたなら、昔の事でも一つ言ってやろうって。
『オレがお前が溺れていたのを助けてやった、命の恩人なんだぞ』と。

ソイツはすぐにわかった。
少し太めの眉に大きな瞳。顔は優しげで髪の色は黒に近い藍色。
幼さは消えていたが、そういった特徴は残っていたから。
……だが「すぐにわかった」のは、そういった外見からだけではなかった。
今日のソイツは、常に村の中心にいたのだ。

そしてソイツの側には、幸せそうに笑う知らない女性がいた――。

86:交錯する記憶と想い
03/12/22 23:58 LnnmkWeR
「あれじゃあ、昔の事なんか話せねーよなぁ」
苦笑しながら彼女は言う。
まさか、慶び事の中に飛び込んで、
いきなりあの時の事を蒸し返すわけにもいかなかった。
そんな事をすれば、その場で村人に叩き出されていたかもしれない。
何より、ヒトが新たな一歩を踏み出す日に無粋な真似はしたくなかった。
人々が騒ぐ中、そっと村を出て、あとはボートを動かし帰路についている。
「ま、いいや。マブーレにはまたそのうち行くし、そん時でも寄ればいいだろ」
ウンウンと頷くと、舵を取る手に力を込める。
ただ――幸せそうな二人を思い出す度、胸の奥がチクリと痛んだ。
(何でだろ、あの時以来会ってもないし、
 ましてやまともに知らないはずなのに……)
頭にクエスチョン・マークを浮かべると、首をかしげる。
自分でも扱いかねる感覚に、彼女は戸惑った。

ふと気付くと、夕日は水平線にかなり近いところまで落ちている。
「ヤバッ! 早く帰らないと、オルハあねさんにまた怒られるって!」
“キッドォ、暗くなる前に帰ってこいって言ってるじゃない!?”
ガルドープで宿飯の世話になっている、一回り年上の同性の怒り声を思い浮かべると、
その女性――キッドは首をすくめた。
急いで風の具合を読んで、ボートのスピードを上げる。

ボートが波を分ける度、彼女の金髪が様々な方向に揺れ、夕日の光を反射させる。
さながら、キラキラとした粒子を放つかのように、キッドの髪は輝く。
それは、エルニドの海の中で、ボートの進む方向に従い一筋の煌めきを描いていた。

87:41
03/12/23 00:07 NIaY+nmi
以上でやす。
「喋らない主人公」なんで、セルジュのイメージ掴みに苦労するのなんの……。

なんて言うか、クロノクロスらしさがあまりないエチシーンその他で、
自分の至らなさにカナリ落胆。・゚・(ノД`)・゚・。 長文という事も含めてゴメンナサイ。

イシトの銃を借りて、次元の狭間に逝ってきます……。

    ド  ガ  ン!
       ,,...-:':::":~~ ,,..  .~~""''':::..,,,
      :::::,         :..::::::::  ,
  ;y=━~"''-::..,,,. ;;;;;,,,...:::--''''"~
   \/| y |)


88:名無しさん@ピンキー
03/12/23 00:32 m3u/65vw
>>87
とっても(・∀・)イイですよ!!
職人様降臨!!

89:名無しさん@ピンキー
03/12/23 00:34 m3u/65vw
スマソ。勢い余ってageちゃった…。
鬱だ氏のう。

sage

90:名無しさん@ピンキー
03/12/23 00:35 C6m0PbJD
>>87
あなたは神だ

レナ好きの俺にはたまらん作品でした



91:名無しさん@ピンキー
03/12/23 01:10 02CeHL8M
>>41
書き慣れてるな…
面白かった。もっと読んでみたい。今度はキッドで書かないか?

92:名無しさん@ピンキー
03/12/23 20:25 b2ik4rVi
キッド×アルフってありか?
ある意味近親かもしれんが

93:名無しさん@ピンキー
03/12/23 22:21 0/QTcoWK
アルフって仮面の人だろ?
どんな設定だったか忘れちゃったよ、近親なの?

94:名無しさん@ピンキー
03/12/23 22:52 Qs3yxRZk
レナ話キタ━━(・∀・)━━!
マルチェラたんの続きも禿しく気になる・・・・・・(;´Д`)ハァハァ

>>93
アルフはセリフ・行動・外見などの判断から、トリガーのジャキ(魔王)と同一人物らすぃ。
で、サラとジャキは姉弟関係、キッドがサラの転生姿なら、
近親関係に近い、という事なのでは?

95:名無しさん@ピンキー
03/12/24 04:12 jfG2nLvS
神様が降臨してる~!

おいら的にはツクヨミ×セルジュが欲すぃ

96:51
03/12/24 05:34 vDMnvXBM
グラブとクラブ(棍棒)を勘違いしてた…_| ̄|○
グラブは落とさないよな…

需要の少ないゾア×マルチェラの後半 以下↓

97:51
03/12/24 05:36 vDMnvXBM
蛇骨館の外れ…
ゾアの屈辱的な私刑は続いていた。
既に、マルチェラに戦う気力は残っていなかった。

不気味に近づいてくるゾアに背を向け、マルチェラは地面を這って必死に逃げようとするが、
蓄積されたダメージは彼女の身体を動かしてはくれない。

ゾアは自慢の豪腕でマルチェラの首根っこを掴むと、片手で軽々と空中に持ち上げた。

「下ろしてよ!いやっ、放して…放せぇぇぇ!!」

自分の身長の二倍近い高さに持ち上げられたマルチェラは、もはや普通の9歳の少女にしか見えなかった。
足をばたつかせ、豪腕に爪を立ててもゾアは全く意に介さなかった。

ゾアのもう片方の腕がマルチェラの眼前に迫った。
広げれば人間の頭より大きいゾアの手は、彼女の甲冑をスミレ色のドレスごと掴むと強引に引き千切った。

メキッ!!  メリメリ…ビリビリビリッ!!

「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

胸を晒され、とっさに手で覆い隠すマルチェラ。
うぶ毛が覆う幼い肢体には、無駄な肉も染み一つすらない。
すべすべの肌質が、傍目に見ても手に取るようにわかる。

98:51
03/12/24 05:38 vDMnvXBM
女科学者に育てられたマルチェラは、
おそらく物心ついてから異性に肌を晒した事など一度も無いのだろう。
戦士の気丈さは失われ、顔から胸元まで真っ赤に上気させて必死に肌の露出を拒んでいる。

丁度、羞恥心が芽生えたばかりの年頃のマルチェラには、
胸を晒されるだけでも拷問のような仕打ちだった。

だが、今にも泣き出しそうなマルチェラに追い討ちをかけるように、
ゾアは彼女の細い腕を強引に押しのけると、膨らみ始めたばかりの胸に手を添え乱暴にいじくりはじめた。

「触んないでよ変態! 痛い!痛ぁぁぁ…」

まだ弾力の乏しい乳房を玩び、乳首を摘んでは強引に捻り上げた。
愛撫をするつもりなど毛頭無い。
一方的に肉の感触を楽しみ、痛みをこらえるマルチェラの姿をあざ笑いたいだけであった。

「胸くらいでそう騒ぐな、これから股ぐらの奥の奥まで晒してもらうのだぞ。」

「そんなのいやよ! 放して、この筋肉バカ、お前なんか死んじゃえ!」

胸をいじっていたゾアの手が離れ、マルチェラのスカートの奥をまさぐり始めた。

乳房を隠すのもそこそこに、
マルチェラは既に男達に半分脱がされていた紫の下着を掴むと、脱がされまいと必死に押さえつける。

露わになった乳房に男達の狂喜の歓声が上がった。
平坦に近い膨らみと、ピンク色の乳首を目の当たりにして、
既に男達の中には肉棒を引っ張り出して、しごいている者すらいる。

99:51
03/12/24 05:39 vDMnvXBM
「うへぇ…たまんねぇ。舐め回してぇな」
「ガキのくせにエロい身体してやがるぜ、見てるだけでイッちまいそうだ…」

野獣のような男達の視線が、一斉にマルチェラの肉体に注がれる。
高々と掲げられているマルチェラの股間の様子は、スカートの短さもあいまって丸見えになっている。

ゾアはマルチェラの下着に指をかけ、わざと脱がしきらない程度に加減して引っ張り、
半べそをかきながら身を強張らせて抵抗するマルチェラを晒し物にして楽しんでいる。

「引っ張らないでよぉ!パンツ破けちゃう…」

左右で団子状に結わえた金髪を振り乱し、全身で拒絶の意思を示すマルチェラ。
だが、二人の豪腕の引っ張り合いに耐えられる程にはマルチェラの下着は丈夫ではなかった。

ビリビリビリッ!!

「いやぁぁぁ…見ないでぇぇぇぇぇ!!!」

ボロ布と化したマルチェラの下着がゾアの足下に打ち捨てられた。
頭をうなだれさせ両手で必死に股間を覆うマルチェラ。
腰を屈めて覗き込む男達を前に、とても正面を向く事は出来なかった。

100:51
03/12/24 05:41 vDMnvXBM
「絶対、お前は…許さない。鉄仮面なんか被っちゃって、見せらんないほどひどい顔のくせに…」

「……………………。」

「な…なに?気にしてたんだ…」

それまでマルチェラを玩んでいたゾアの様子が急変した。
仮面越しに漂う気配が嘲笑から憎悪に変わっていくのをマルチェラが感じた時には、
マルチェラは顔面から勢い良く地面に投げ飛ばされていた。

グシャッ!!

「ぐぅ…あああ………」

鼻から落下したマルチェラはしとどに鼻血を流し、うずくまって悶えている。
間近でマルチェラの肢体を拝もうと詰め寄った男達に、ゾアは彼女の体を押さえつけるよう指示を出した。

「…何よ、お前達なんかにあたしが押えられると思って………」

ズヌッ………

鈍い音がした。
ゾアの強靭な脚から繰り出された蹴りがマルチェラの腹部に突き刺さっていた。

101:51
03/12/24 05:43 vDMnvXBM
男達はマルチェラの両足を開脚させるように抱きかかえた。
内臓をやられたのか、鼻血に加えて口元からも出血しているマルチェラの股間をゾアと男たちが覗き込む。

うぶ毛を除けば陰毛は一切生えておらず、性器も割れ目の奥に隠れてうかがう事は出来ない。
幼さの目立つ股間を晒すマルチェラ。

その眼前に同じく股間を露わにしたゾアが立ちはだかる。
その股間から生える肉塊は臍まで反り返り、マルチェラの腕ほどの太さはゆうにあった。

「なに…する気?…」

「突っ込むだけだ、貴様が二度と軽口を叩けなくなるようにな…」

漠然とした恐怖心がマルチェラを飲み込んだ。
男性の排泄器を用いた自分の理解の外の行為、それを目の前の巨漢は行おうとしている。

ゾアがマルチェラの割れ目を摘むと強引にひろげた。
男達の歓声とともに赤みがかった肉と、まだその機能を持っていない生殖器があらわれた。

マルチェラ自身でも見た事すらないであろうその器官に、ゾアは片手の親指を添えると一気に差し込んだ。

「ぅ…あああああ!!!」

「痛いか?処女を散らすには少々早すぎたかもしれんな、くっくっく…」

102:51
03/12/24 05:45 vDMnvXBM
グチッ…ニチニチッ…ヌチャッ…

強烈に締め付けるマルチェラの幼い肉穴をゾアの太い指が蹂躙する。
9歳の少女の膣穴はあまりに未熟で、ゾアの肉塊が挿入できるとは到底思えなかった。

繊細なひだが各所で出血を起こし、
皮肉にも、微塵も快感を感じていないマルチェラの愛液の代わりを果たしていた。
ゾアはさらにもう片方の手の親指を、強引にマルチェラの幼い肉穴に押し込んだ。

「ひぐっ!! やめてぇ!抜いてよ…裂けちゃう!」

「裂かなきゃ…入らんだろう?」

「…そんな、いや…いやぁぁぁ!!やめてよぉ、お願い…やだよ。ゾアっ! いやっ…いっ…」

とめどない恐怖が、最悪の想像を生み出している。
想像だけであって欲しいと願う間もなく、その最悪の光景は現実のものとなった。
押し込まれたゾアの両親指が、マルチェラの秘裂をこじ開けるように力任せに左右に開かれた。

ミチッ…ぎちっ…ぷつっ…メリッ…プチッ…ブチブチブチブチ!!!

「い゛ぎゃあああああああ……………………………………ぁぁ……………ぁ…………………」

プシャァァァァ   ジョロジョロジョロジョロ………

文字通り身を引裂かれる痛みに、マルチェラは全身を痙攣させながら派手に失禁した。

103:51
03/12/24 05:46 vDMnvXBM
ほとばしる尿を浴びながら…いや、むしろいっそう肉棒を強張らせたゾアは、
引裂かれおびただしく出血しているマルチェラの膣口に、異形の肉塊をねじ込んだ。

グジュッ!! ズヌヌヌヌ…ギュプッ!!

「ひっ……いぎっ…………………………」

「随分締め付けてくれるな、生温かくていい具合だ。悪いが…加減してやれそうに無い、いくぞ!」

ズン!! ジュポッ…ズヌヌヌ…

 ジュクッ…ギュプッ…グジュグジュ…ドズン!!

「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

一突きごとに傷口が広がってゆく地獄のような苦しみに悶えるマルチェラ。
焦点の定まらない視線は壊れてしまった人形のようにも見えた。

人間離れした締め付けに存外の心地良さを感じているゾアの腰は止まらなかった。
身体の大きさがあまりに違い過ぎるゆえ、半分ほどしか埋め込む事が出来なかったが、
膣壁を突き破らんばかりの勢いでゾアは一方的に快楽を享受していた。

「…ごめん…なさい……ごめ………んな…さい………許し…て………」

うわ言のように許しをこうマルチェラ。
心の折れた殺人人形を相手にしても、ゾアの悪魔の所業は収まらなかった。

104:51
03/12/24 05:48 vDMnvXBM
断裂した股間から流れ出る血液は、ゾアの肉塊を真っ赤に染めあげた。
激しい抽挿運動で血飛沫は辺りにも飛び散り、汗や尿と入り混じって不快な臭いを撒き散らしていた。

「うおお!!もう、ダメだ…イクぞ! 受け取れっ!!」

無限に続くかと思われた地獄の時間にようやく終わりのときが訪れた。
ゾアは渾身の力でマルチェラの体内に肉塊を沈め、射精にそなえた。
発射の瞬間、さらに太さを増したゾアの股間がとどめをさすがごとくマルチェラの膣口を著しく破壊した。

ゴプッッッ…………ビュクッ…ビュクッ…ビュクッ…

「………は………はひっ……………………」

それから、マルチェラが意識を失ったのはこの上ない幸運だった。
ゴミのように打ち捨てられたマルチェラの肉体に男どもは群がり、陰惨な凌辱の限りを尽くしたのである。

男達は、引裂かれたマルチェラの膣穴に強引に肉棒を挿入しては肉壁を削り血で染めあげた。
未発達の乳房は、男達の無骨な手により擦り傷・切り傷が無数につけられ、
口内には多量の精液に加え、男たちの汚物が詰め込まれた。

105:51
03/12/24 05:53 vDMnvXBM
目が覚めた時、強烈な異臭と口内の異物感に襲われマルチェラは激しく嘔吐した。
胃の中のものを全て吐き出した。
体中についた精液の匂いが鼻につくたびに嗚咽が込み上げ、何度も何度も胃液を吐いた。

ふと辺りを見回すと、わざわざ見せつけるようにズタズタにされたドレスが散乱していた。
靴も甲冑も精液と汚物にまみれていた。

立ち上がろうとしたが、足の震えと股間の激痛にそれもままならなかった。
恐ろしくて、自分の股間を確かめる事すら出来なかった。

常人ならばショック死しかねない状況であったが、
幸か不幸か、亜人との混血であるマルチェラは強靭な生命力で命をつないだ。

だが、それからゾアの姿を見るたびに体が芯から震えるようになり、
龍騎士団内での隆盛ぶりもみられなくなった。

106:51
03/12/24 05:56 vDMnvXBM
なんで、こんな鬼畜になっちゃったんだろう…?
血とかダメな方いたらごめんなさい。

何はともあれ、メリークリスマス…

107:名無しさん@ピンキー
03/12/24 07:56 ARodco8p
マルチェラタソ、癒してやりてー・゚・( ´Д⊂・゚・
つかこれぐらいの鬼畜なら好みの程度はあれ、まだまだエロパロの範疇に入るかと。
何はともあれ乙です。

なんか急に盛り上がってきたなぁ、このスレw

108:名無しさん@ピンキー
03/12/24 12:17 3dIM7mmK
ゾアにビビるマルチェラたんハァハァ


さて、クリスマスだし、ここらで一発オルハたんでも犯しましょうか

109:41
03/12/25 09:09 sNz619ol
幾人か目を通していただいたようで、書いた甲斐があったのかな、と。
以後はピンキーにかえります。

>>91
他のキャラも面白そうなのに、いかんせんネタが浮かばず……。
本当の職人さん達はリクがあればシチュとか浮かぶんでしょうが。
自分には……少なくともすぐ、この作品でネタをつーのはムリぽな感じです。
力なくて申し訳なか…(;´Д`)

110:名無しさん@ピンキー
03/12/25 13:08 Cip/buvM
>>41
残念…
また、気が向いたら書いて下さいね

111:名無しさん@ピンキー
03/12/28 21:15 pMIRizD9
age

112:名無しさん@ピンキー
03/12/29 03:20 0YzujeEC

空を舞う糸が煌いた。
目で動きを追うまもなく、切り裂いていく。

片腕を切り落とされ絶叫しながら飛び掛ってくる敵を、少女は造作なくかわし、糸を手繰り寄せた右手を引いた。
鋭利な鉄の糸が少女の動きに合わせ、幾重にも銀の弧を描く。

裂ける肉。空虚な断末魔。無数に切り刻まれ、ただの肉塊と化していくものの中心で赤い光が踊った。


113:名無しさん@ピンキー
04/01/04 00:32 vsZ3lKkn
>>112
誤爆ですか?

114:名無しさん@ピンキー
04/01/04 01:22 DHuRmY/G
このスレ的にはマルチェラSSともとれるな…

115:名無しさん@ピンキー
04/01/04 01:26 8HsFxGFo
続きがあるなら読みたいなあ

116:名無しさん@ピンキー
04/01/04 06:41 OAwbc+ys
ヤマネコの姿で中身はセルジュとキッドの和姦がみたいであります!
ヤマネコ大好き~なのだよね。

117:112
04/01/06 15:35 NiQo5K/h
多分マルチェラ物だと思うが、酔っ払ってたために何を書こうとしてたかよく分からん、スマソ。
とりあえず、筆襲いながら煉ってみるわ…(;´Д`)

118:名無しさん@ピンキー
04/01/07 18:58 lWFEgBPS
>>117
まっとるよん。
意外に?マルチェラ人気高いなぁ。

119:名無しさん@ピンキー
04/01/07 20:11 rV+Rodqv
マルチェラタソ(・∀・)イイ!!
ラズリータソ(・∀・)イイ!!
メルタソ(・∀・)イイ!!
そうです。私がロリコンです

120:名無しさん@ピンキー
04/01/07 22:00 3F4N2Xwm
クロノ・クロスのエロパロって鬼畜系が多い気がする…なんとなくだけど。

121:名無しさん@ピンキー
04/01/07 23:47 EGzXOLB1
鬼畜好きの俺としては嬉しい限りだ

マルチェラたんハァハァ…

122:名無しさん@ピンキー
04/01/08 02:48 U1KnFiQZ
鬼畜はなあ…やっぱ愛があった方が俺は好き。
っていうかセルジュ主人公なのに影うすいなぁ…

123:名無しさん@ピンキー
04/01/08 08:04 fAQIOB83
しゃべらないから出しにくいんですな。
クロノはどうでもいいEDで一回しゃべるけどセルジュはヤマネコの時だけだし…。

124:132
04/01/08 22:18 XZHrCAXD
鬼畜か愛ありかってのはまぁ好みの問題としても・・・・・・。

入れ替わったりする時のヤマネコの姿はどうしても悪役っぽいし、
その間はもう片方のダークセルジュが大暴れしてたらしいし、
鬼畜っぽいイメージが出やすいのかもしれんのかも。

125:名無しさん@ピンキー
04/01/08 22:48 lJgSvsEv
ところでラズリーの姉に萌えてるのは俺だけでつか?

126:名無しさん@ピンキー
04/01/08 23:47 X/kNSLf2
>>125
ロゼッタだな。
だが、彼女だと鬼畜な妄想しか思い浮かばん。
水龍の島を攻撃してきたドワッフ達に好き勝手に身体を玩ばれ、
性欲処理のためだけに瀕死の状態にまでされるロゼッタたん…ハァハァ

127:名無しさん@ピンキー
04/01/09 00:27 xUfzBi6N
>>126
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ

128:名無しさん@ピンキー
04/01/09 02:57 rna3fSUP
リデル×グレンの筆下ろしネタきぼん。



…と、場の空気に逆らう発言をしてみる。

129:名無しさん@ピンキー
04/01/10 16:09 dS214u0b
俺もきぼん。リデルはカーシュかグレンかダリオか迷うところ。

130:名無しさん@ピンキー
04/01/10 16:43 sL+jZwiZ
そこで、リデル×ゾアですよ。

131:名無しさん@ピンキー
04/01/11 00:09 tHl6KELh
男らしく大佐を推す

132:名無しさん@ピンキー
04/01/11 00:13 8kXMxk6s
近親かYO!w

133:名無しさん@ピンキー
04/01/11 14:56 F1QTLR4J
グレン×マルチェラなんてどうですか?
設定資料のマルチェラ→グレンのお兄ちゃんってコメントが気になってw

134:名無しさん@ピンキー
04/01/11 15:19 tXG+xDDu
>>133
いいね!
その組み合わせは盲点だった…

135:名無しさん@ピンキー
04/01/11 15:22 NhAf7wqr
セルジュ以外にも言ってたのか>お兄ちゃん
そういえばスラッシュとマルチェラって兄妹なんだよな
あの家族大好きだ…エロ関係なくてすまんが

136:名無しさん@ピンキー
04/01/11 23:04 w4VMBLPr
ルチアナ×マルチェラはどうだ?
研究の実験台として肉体を弄ばれるマルチェラたんハァハァ…

137:名無しさん@ピンキー
04/01/11 23:14 NhAf7wqr
スラッシュとマルチェラの両親の名前なんだったっけ?

138:名無しさん@ピンキー
04/01/12 00:02 TYcjrfuj
>>137
ファルガとゼルベス。
よくわからんけど、本編開始数年前に二人とも蛇骨大佐のとこに捕まって、
逃げ出そうとした時に母親のゼルベスが亡くなった筈。

マルチェラはルチアナに引き取られ、スラッシュは旅一座に引き取られ、
結局、一家離散になったらし。

139:名無しさん@ピンキー
04/01/12 05:07 rFWxsvSg
むしろ俺はカーシュ×マルチェラ…
大人気ないカーシュに萌え。
勿論、セル×マルも大好きだが。

140:名無しさん@ピンキー
04/01/12 06:34 4ZpQT24m
ならば、蛇骨×マルチェラはどうだ
年齢差48歳

ん?大佐意外と若い…?

141:名無しさん@ピンキー
04/01/13 12:24 XuK0notg
もう、ファルガ×マルチェラしかないな…
ムラムラしてレイプしてみたら実の娘とわかりウワァァァァァァ…みたいな感じか?

142:名無しさん@ピンキー
04/01/13 16:13 k43j/TJL
スラッシュ×マルチェラ……妹のほうが強いから無理か。
何でマルチェラはスラッシュが嫌いなんだ?

143:名無しさん@ピンキー
04/01/13 18:16 C8M8hjC5
「ムチムチ」のジャネスタン好きはおらんのかヽ(`Д´)ノ!!

144:名無しさん@ピンキー
04/01/13 18:52 qGhVQW2n
ジャネスでエレメント何使おうかなーって迷ってたら、
画面が一面ジャネスのケツふりになって興奮した記憶があった。
亜人って設定が更に萌えさせる。

昔ジャネスのえちぃ話書いたはいいがどこにもあぷ出来なかったな。
何もかも皆懐かしい。

145:名無しさん@ピンキー
04/01/13 22:37 XuK0notg
>>144
今こそ、ここにうpるんだ!

146:名無しさん@ピンキー
04/01/13 23:59 cOT6hNRx
ここであえて、ツマル×ルチアナをキボンしたい

147:名無しさん@ピンキー
04/01/14 01:11 JCUOLm94
いいや、やはりリーアタンですよ!?

148:名無しさん@ピンキー
04/01/14 01:42 afrEWLeR
ならば、アルニ村ウェイトレスの陵辱話を希望しよう

149:名無しさん@ピンキー
04/01/14 01:43 ScRJMHdW
メルのひとりエッチキボンヌ
風呂かなんかでいじってるうちに偶然その行為を覚え
後で誰かに聞かされて意味を知る…とか。
うぎぎ!考えるだけで勃ってきた!

150:名無しさん@ピンキー
04/01/15 18:54 bDF5Qxpo
全キャラ中トップクラスの腕力でドクを押し倒すオルハタンきぼん。


151:名無しさん@ピンキー
04/01/15 20:55 gpqx/G2s
ならば、眠り続けるティアたんにこっそりいたづらするドクきぼん

152:名無しさん@ピンキー
04/01/16 23:38 7K2RBMqG
きぼんはもういいから、神よ…

153:名無しさん@ピンキー
04/01/17 04:27 lMgVS9zz
>>149を書いてくれたら俺も書く

154:名無しさん@ピンキー
04/01/17 17:35 77nslKNS
カプは何でつか?

155:名無しさん@ピンキー
04/01/17 19:01 yzM8xvAB
ギャダラン×ツマル

156:名無しさん@ピンキー
04/01/17 21:18 DC26aKmo
グレンネタ(セルジュでも可)なんてどうよ?
もうむさ苦しい漢は見飽きちゃって…(笑)

157:てんちょ@
04/01/17 21:52 M7OQBYxp
敢えて前と違うハンネでカキコしてみる。
実はスレ主だったりするんだけど、
結構人気あってうれしいっす!
マルチェラタン好きが多いとは意外。。
自分としては密かにキッドタソの鬼畜キボンヌ


158:名無しさん@ピンキー
04/01/18 07:36 9HA+lqin
キッドで鬼畜はいいな。
パレポリ兵に強姦される土人を思い出す…

159:名無しさん@ピンキー
04/01/19 01:41 9kSMzpvk
あの方に純愛ものも描いて欲しかった…。

160:名無しさん@ピンキー
04/01/20 10:04 HmuP9Mn8
しかし、このゲームは舞台設定とキャラ設定が複雑で書きづらいな…。
誰が誰とどういう関係なのか把握しきれない、アルティマニアも近くに売ってないし…

っていうか、スティーナ萌えは俺だけですか?

161:名無しさん@ピンキー
04/01/20 11:33 IwcmciXX
いえ、自分もスティーナ萌えっす。
戦闘時の面妖な踊りがなんともいえないなあw

162:名無しさん@ピンキー
04/01/20 12:34 kgpHPIFG
ラズリーはまだかーーーーーー

163:名無しさん@ピンキー
04/01/20 12:39 HTn3Nsjm
見られているとつい・・・
URLリンク(penn2daisuki.h.fc2.com)

164:名無しさん@ピンキー
04/01/20 23:02 3Wa0hpKD
そういや、まだ一つもSSがないような…

165:名無しさん@ピンキー
04/01/21 04:33 MmzHpAos
・・・え?

166:名無しさん@ピンキー
04/01/21 12:55 AhQLOwMH
164は最近の神の少なさに病んでしまったのだろう…(w

167:名無しさん@ピンキー
04/01/21 21:11 zqeLhgRe
ミキたんって意外と萌えないのか?
使ってたから印象に強いだけかもしれないけど。

168:名無しさん@ピンキー
04/01/22 02:10 EGDuWcp8
萌えキャラがいても、人数多すぎで人物関係とかがややこしいのかな~。

169:名無しさん@ピンキー
04/01/22 04:05 d2G6R5Dd
ホームとアナザーで性格が違ったりするから書きにくい。
キャラクターが多すぎて誰がどんなしゃべりかたしてたか思い出せない。
設定が複雑かつ難解、等々書くのにしり込みする要素は多いな。

170:名無しさん@ピンキー
04/01/22 04:40 9Lry86Ho
そんな細かい部分まで気にしなくてもいいのに…

171:名無しさん@ピンキー
04/01/22 08:26 7XPxyH0s
気にしなくなった時、その書き手は敗北者になる。

172:名無しさん@ピンキー
04/01/22 12:35 Gnji22C3
マルチェラが気絶していた間に、雑兵たちに尻の穴や尿道まで輪姦され、
ひり出したてのウンコを大量に食わされるSS、誰か書いてくれない?

173:名無しさん@ピンキー
04/01/22 18:16 oOg/AK8r
スカ勘弁

174:名無しさん@ピンキー
04/01/23 02:05 e+WewGbk
スカ嫌いな人多いのかな?
俺は現実のスカは駄目だが活字ならOK
リデル様の一本糞…ハァハァ

175:名無しさん@ピンキー
04/01/23 02:29 560Dojlx
そういうもんなの?
俺はどっちもだめだなあ…

176:41
04/01/23 02:36 sdSQPL4w
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄

さて、激しく今さらな感に怯えながら、アルフ(=ジャキ)とキッドの純愛モノ?を書いてみた、
とかコソーリと言ってみるわけですが。

177:92
04/01/23 02:49 umN6gZuf
キター!
激しく期待!

178:名無しさん@ピンキー
04/01/23 09:15 LMTIDcYe
俺も現物のクソは見たくもないね。
ただ、漫画とかで目の覚めるような美少女が、極太の金塊
ひねり出している様は凄くエロいと思う。
ぜひヒロインたちの排便SS書いて欲しい。
それが無理なら、何でマルチェラがあんな事になったのか、
途中経過を読みたい。

179:名無しさん@ピンキー
04/01/23 10:16 IoTNxmzh
スカは専用のスレとかなかったっけ?
自分は別にこのスレに投下されても苦手なんでスルーさせてもらうが
嫌だと思う人も多いみたいだし、あるならそちらに投下した方がいいかも。

>>176
大期待!

180:名無しさん@ピンキー
04/01/23 11:02 tthw3ehU
そうか…思ったよりスカは嫌がられるのか…。
やっぱりみんな普通の純愛が好きなのかな?
俺は鬼畜が好きだ

>>176
超期待

181:名無しさん@ピンキー
04/01/23 12:35 LMTIDcYe
気が強い上男言葉なキッドは、陵辱される方が似合うと思うんだけど・・・。
あと、レス1000突破でここのスレがなくなってもSSが読めるよう、
900近くまで行ったら誰か投稿小説だけをHTML化してほしい。

182:名無しさん@ピンキー
04/01/23 22:15 egzTf6mF
保管庫作ってもいいから、誰か純愛ものも書いてくれ…。

183:41
04/01/23 23:46 6RJLwMMI
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄

アルフとキッドで投下しやす。
一つ、前提としてトリガーの魔王(ジャキ)→クロスのアルフ、って認識で書いてるんで、
そのへんを了承してください。
魔王とアルフの共通点、っつー考察・解釈はググればすぐ出てくると思いますが……。
ではのちほど。

184:二つの名を持つ男
04/01/23 23:48 6RJLwMMI
……誰が予想できただろうか。彼が再び、時の輪廻と関わろう事になるとは。
彼自身、予測し得なかった事……クロノ、マール、ルッカ、
馴れ合った仲間ではなかったが、旅を共にした者達がこの世を去った時から、
もはやそのような因果とは交わらないと思っていた。

だが、世界は今一度彼を――魔王を、次元を行き交う物語と絡め合わせた。
既にジャキの名を捨て、世界の謎と神秘を追う、一介の旅人に身を変えた男は、
新たなクロノトリガー……セルジュと出会い、そして――。



(……新しく世界が構築されているのか…?)
アルフは胸の中で呟いた。
セルジュがクロノクロスを奏でた時、それまで相対していた時喰いは崩壊を開始した。
時喰いに囚われたサラが解放され、光の中に消えていくと、
戦いの場だった次元の狭間は急速に歪み、目まぐるしくその姿を変えていった。
闇の中を細かい光の筋が走り、合間に、
オパーサの浜、亡者の島の魂火、マブーレの水辺など、様々な風景が通り過ぎてゆく。
恐らくは分たれた二つの世界が、この場所を中心にして混ざり合ってきているのだろう。

185:二つの名を持つ男
04/01/23 23:49 6RJLwMMI
ふとあたりを見回すと、いつの間にかアルフは一人になっていた。
セルジュや、他の者の姿は見えない。
それだけではなく、アルフの五感は天地の目標を失い、
空間に漂っているような、奇妙な感覚を味わっていた。
「俺も……『本来の世界』に送り還されるのか……」
そう言ってから、フン、と鼻を軽く鳴らす。
セルジュというパーツが補完された本来の世界――、
細かいところで、これまでの出来事、歴史が違う部分もあるやもしれない。
が、どこに行っても自分は自分、自らを見失わない自信はあった。
既に名は捨てているが、過去に魔王と称され、
実際に多大なるチカラを秘めた彼だからこそ持てる、ある種の自負だった。

空間の流れに身を任せ、静かに目を閉じる。
その瞼の裏に浮かんだのは、光にとともに消えていった姉……サラの姿だった。
天に昇りながら彼女はとても穏やかな表情をし……どこか笑みに似たモノさえ浮かべていた。
ようやく時喰いから解放され、時空の虜囚の身に終止符を打たれた、
そんな思いから成されたものなのか。……今となってはわからない。
ただ、弟……アルフの心にも、そんな姿を見てかすかな安らぎが生まれた事は確かだった。


186:二つの名を持つ男
04/01/23 23:51 6RJLwMMI
(アルフ……)
彼の名を呼ぶ姉の声が浮かんでくる。。
魔法王国の、懐かしい思い出。もう忘れてしまったと思っていたのに、
何故か今になって鮮明に頭の中で響く。
(アルフ……アルフ……)
「ねえ……さん………」
思わず、わずかに唇を動かす。と、一つの疑問がアルフの心に生まれた。
“アルフ……俺の新しい名前……。なぜ、姉さんがその名を…呼ぶ……?”
その名はクロノ達との旅を終えてから名乗りだした名前。
本来なら、もうずっと以前に別れた姉が、知るはずもない。
そう戸惑う間にも、呼び声は続く――、
(アルフ…アルフ………アルフ…)
「……アルフッ!」
「!!?」
それは幻聴ではなかった。姉の声によく似た、だが確かな現世の声が聞こえる。
アルフは目を開け、首を動かしあたりを見回すと、遠くに人の姿が見えた。
闇と、過ぎ行く光、世界の風景の中でもはっきりとわかる、
金色の髪を持ち赤い服を身にまとう女性、キッド。
「アッ、アルフッ、聞こえてんのかよ…!? こらぁっ!」
空間の中でジタバタともがき――だがあまり前に進まず、
遠くから怒鳴り声に近い声を挙げていた。


187:二つの名を持つ男
04/01/23 23:52 6RJLwMMI
アルフはしばし呆然としてから、我に返りキッドの方へ流れていく。
少しずつだが確実に近づき、数メートルのところまでたどり着くと
二人は手を伸ばし、指を絡めて互いの身体を引き寄せた。
「はっ…はっ……ど、どうなってんだ、いったい? 他の奴らは??」
「わからん。俺も気づいた時は一人で漂っていた」
その答えに、ハァー……っと溜息をつくと、キッドは改めてあたりの様子を伺った。
やはりというか、二人以外に人の姿は無い。
「これからどうなるんだ? 見覚えのある場所がドンドン流れていってるし…」
「おそらく……本来の世界へと束ねられるんだろう。
 俺たちが行き来した二つの世界――それらが溶け合った、な」
アルフの言葉に、キッドはブルッと身体を震わせる。
「あ、あんまり想像できないな……この先の事なんて…」

(しかし、何故俺たちがここにいる…)
キッドが先の事を想像している中で、アルフは別の事を考えていた。
ジャキと、彼の姉:サラの分身とも言えるキッド。
二人がここにいるのは、これも時の因果が導いた結果なのか。


188:二つの名を持つ男
04/01/23 23:52 6RJLwMMI
時――時喰い――。
そう考えて、ハッとした。
「そういえば、お前は何処も変化はないのか?」
アルフは唐突に訪ねる。少女は首をひねった。
「何処って……何が?」
「……あの時喰いとの戦いのあと、だ」
「う~ん……?」
アルフからいったん手を離し、手のひらをグッグッと閉じ開きさせたり、
肩を回したりするキッド。
単純ではあったが自分に異常が見られない事を自認すると、改めて口を開いた。
「別に変わったトコなんて……ないなぁ」
「いや、ならばいいんだ……」
「な、なんだよ。戦う前にオパーサの浜では、子どもみたいな幻に変なこと言われるし……。
 もしかして、この変なトコでおかしくなっちゃうのか??」
「そうじゃない。大丈夫だ、もう心配するな」
不安げな表情を浮かべるキッドをなだめると、アルフは想像を巡らす。
サラが時喰いから解放されてからも、異常なくキッドはここに残っている。
ならば、そのまま彼女は彼女として、生きていく事になるのだろう。
魂の奥底では姉……サラと繋がっているようだが、
もう彼女自身はそれに囚われる事もあるまい――。

「ム……」
アルフは目を細めた。
通り過ぎていた光の筋の量が、急速に多くなっていく。
闇に光の筋があるというより、光の中に影の線があるほどに、二つの割合は逆転していた。
「アルフ、アルフッ!」
言いようもない恐怖に駆られたキッドが、アルフにしがみついてくる。
「怯えるな、俺はココにい――」
……そして二人は光の渦に飲み込まれた。


189:二つの名を持つ男
04/01/23 23:54 6RJLwMMI
ザラリとした砂の感触が肌を撫でている。照りつける太陽の輝きに射られ、
アルフは重い瞼を開けた。
彼は砂浜に倒れていた。そしてキッドも……。
体を起こし、あたりを見ると、遠くに石で出来た港の建物や、帆船の影が見える。
どこかで見た景色――。
「あれは……テルミナ、か?」
残る記憶を掘り起こすと、確かにテルミナの一角と一致する。
どうやら二人はテルミナ近くの浜で倒れているようだった。
二度、三度頭を振り、意識をしっかりとさせる。
傍らでうつぶせになっているキッドは、目を回しているが外傷のようなものはなさそうだった。
ただ気を失っているだけらしい。
しばらくして仰向けにしてやり、その頬を軽く叩いた。
「う……う……ーん…」
低いうめき声を出した後、カハッ…と一度咳き込み、キッドの目が開いていく。
「なんだ……いった…い……オレ…?」
ようやく鮮明になった彼女の視界に入ってきたものは、仮面をつけた妖しげな男。
ギョッとした表情を浮かべると、よろめきながらもその身を離し、
アルフに対して身構える。
「だ、誰だ! こんなところでオレに何をッ……こんな……ところ…??」
まだ意識が朦朧とするのか。軽くうめくとキッドは片手で頭を抑えた。


190:二つの名を持つ男
04/01/23 23:55 6RJLwMMI
余計な警戒を抱かせぬよう、仮面の男は勤めて穏やかな口調で質問する。
「気付いたか……お前、自分の名前はわかるか?」
「ば、バカにするな! オレの名は……キッド、そう、キッドだよ!」
それを聞いて、フ……と、アルフの口元に安堵の色が浮かぶ。
『本来の世界』に繋がっても、彼女の人生は記憶として構築されたらしい。
だが、どうやらこの世界では、自分――アルフと、キッドは
『出会わない歴史』を刻んでいたようだ。

「…質問には答えてやったからな。次はそっちの番だぞ!
 オマエは誰だ、そんなヘンテコな仮面をつけやがって。なんでオレの側にいた!?」
9割の威圧と、1割の不安で構成された口調でキッドが詰問する。
一つ息を吐くと、アルフは自らの仮面を静かに外した。
仮面の下から、ルビー色の目に代表される端正な顔立ちが現れ、
キッドは思わず「ほぉっ……」と魅了されたような溜息をつく。
そのような様を意に介せず、アルフは口を開いた。
「俺の名はアルフ。お前達と――」
そう言って、アルフは気付いた。ここにはもはや、自分と目の前の女しかいない事に。
やや間を置いて言い直す。
「――いや、お前と旅を共にしてきた者だ」


191:二つの名を持つ男
04/01/23 23:56 6RJLwMMI
宿の一室に甘ったるい熱がこもる。
あまり華やかとは言えぬベッドの上で、一組の男女が絡みあっていた。
「ア……んん」
女の方は自らの金髪を揺らしながら、男の愛撫を味わっている。
男は二人だけの時の常として仮面を外し、素顔で女との交歓に臨んでいた。
キッドとアルフ……これが幾度めの交わりになるだろう。

新たな――キッドは以前の体験を思い出していなかったが――世界に移ってから、
二人は一年以上も旅を共にした。
当初こそ『胡散臭いヤツ』とアルフを警戒していたキッドだったが、
彼に敵意がない事、そして心の奥底に彼女を包むようなモノがある事に気付いてから、
むしろ彼女から彼になつくようになっていた。
そうなれば後は早いもの……。(この、本来の世界でも)育て親であるルッカを亡くし、
天涯孤独の身になっていたキッド。
強気な性格の裏で、身近な者への親交と愛情に餓えていた彼女にとって、
アルフに同行者以上の感情を持つようになったのは、ごく自然な成り行きだった。
そしてアルフも――彼女の想いに応えるようになっている。

キッドの脚間に顔をうずめているアルフは、その舌の動きを休ませた。
(俺は……何をやっているんだろうな…)
唇の端が皮肉るようにわずかに曲がる。
もう一人のサラ――キッド。一人の人間としてみた場合、彼女はサラとは別人である。
万が一、アルフの子を身篭った場合でも、その子に近親性異常が表れる事はない。
遺伝子レベルから別の女性なのだから。
しかし、一つの魂から分たれた彼女ならば、
ある意味アルフの『この世界』での肉親とも言える存在ではないのか……。
そう考えると、今の身体を交える関係はどこか背徳的な匂いを帯びる。


192:二つの名を持つ男
04/01/23 23:58 6RJLwMMI
「ア…アルフ……?」
キッドの口から、愛する男の名が紡がれる。
それには止められた愛撫へのじれったさと戸惑いが含まれていた。
「…どうした」
「なに……考え込んでんだよ…」
「別に。何でもない」
「何でもない、って……気になるってば、んぁぁぁぁ!?」
キッドの疑問は、自らの嬌声でかき消された。
アルフの舌が再び秘裂をなぞり、溢れる媚液をわざとらしく音を立て吸い上げ始めたから。
「ズ、ズルイぞ…そんなんで、黙らせようった…って……!!」
強烈な官能の前に、そのままキッドは抗う声を失った。
包皮から脱し、プクリと膨らんだ淫芽を、アルフの舌がねっとりとなぶってゆく。
その度に身体の内を甘く、激しいスパークが駆け抜け、彼女の意識をかき乱した。
男から与えられる責め……それに煽られ燃え上がった欲情は、
彼女に生まれたかすかな疑念を、あっという間に溶かし消してしまった。
「んふっ、んふぅぅっ!」
口をパクパクとさせながら、鼻にかかった声を絞るキッド。
秘所で舌を躍らせるアルフの頭に手を添え、ただ受け止める事しか出来ない。


193:二つの名を持つ男
04/01/23 23:59 6RJLwMMI
しとどに濡れきったソノ部分と、薄桃色に染めあがった肢体……。
十分に快楽に囚われた様を確認すると、アルフは彼女の身体を裏返しうつぶせにさせる。
そのまま腰を持ち上げ、後背位から亀頭を彼女の入り口に押し当てた。
「ま、待って……」
アルフの仕草に呼応し、キッドがベッドに手と膝を立てて四つん這いの格好を取り、
互いの腰を動かしやすい姿勢をとった。
「じゃあ、いくぞ」
「う、うん」
一つ声をかけ、アルフは腰をゆっくりと突き出す。
ずぬぬぬ……男根が押し込まれ膣内を掻き広げると、キッドの中で新たな快感が生み出される。
「い、んっ……ンッ……」
イヤイヤをするように首を左右に降り、その圧倒的な感覚に抵抗しようとするが、
結局のところ無駄な努力だった。
アルフの、ゆっくりと、だが確実に快感を掘り起こす動作に、たちまち翻弄されてしまう。
「あっ、あぁんっ、ふァァァ!」
引き抜かれ、次の瞬間にはまた挿れられる――。
次第に部屋の外などを気遣う心も忘れ、打ち寄せる男の動きと共に、
艶やかな吐息で肉感的な悦びを表現する。
二人の結合部から流れる、ぬちゅちゅ、ずちゅちゅというイヤらしい音も、
より強い欲情を引き立てていった。


194:二つの名を持つ男
04/01/24 00:01 6Yl+tWRV
と、アルフはキッドの身体を抱え上げると、後ろから繋がった状態のまま自分の腰を後ろに降ろす。
自然に彼女はアルフの股の間に座り込むような格好……後背座位のカタチになった。
自らの体重で、キッドはスブスブとアルフのモノを飲み込んでゆく。
「うぁぁ!? こ、こんなカッコって…スゴ過ぎ……くぅん!」
それは加減もできない、突然の奥深い挿入。
この体勢になっただけで、キッドは軽く頂きに達してしまった。
アルフに腰掛けた姿勢で、ぶるぶると身体を震わせる。
抱きかかえる男も、しばし動きを止め、相手が落ち着くのを待つ。
――ハァッ…ハァッ…――切ない息継ぎが再開されてから、ようやく腰を揺らし始めた。
「ちょっ……やぁん、こんなのぉっ! ダメッ、すぐにオカシクなるってばぁ!!」
キッドの口から甲高い声が漏れる。が、それは拒否の意思ではない。
四つん這いより強烈な刺激を受けるようになった身体は、アルフの注入に応えて上下に揺れ、
彼女からも積極的に快楽を得ようとしている。
最初は戸惑うように…そして、すぐに奔放な彼女らしく、大きな動きに変えていく。
アルフもただ腰を上下に往復させるだけでなく、左右斜めに突き上げる方向を変えたり、
小刻みな振動を加えたりと、巧みな変化を混ぜていった。
「……そんなに、イイのか?」
「イイとか、気持ち良いとかっ……もう、そんな…ぁっ……レベルじゃないよぉ……」
細かく刻まれる悦びの声を抑え、ようやくまともな言葉を並べる。
アルフは柔らかな含み笑いを漏らすと、腰の動きを保ったまま、
彼女の耳を甘噛みし、肩口に舌を這わせ、片手で乳房を揉み、
更なるいたわりと、愛撫を与えてゆく。
そのつど、「ひゃうっ」「くはっ」と敏感な反応を表すキッドと、
快楽を貪りあう、生理的な鬼ごっこを繰り返した。


195:二つの名を持つ男
04/01/24 00:02 6Yl+tWRV
「アルフ、オレ……ふぁぁあ」
「く…我慢しなくても…いい、お前がイキたいのなら……っつ」
「で、でも、オレだけ…………あ、んっ、ダメ、やっぱりッ……もう、もうダメェッ!」 
押し寄せる愉悦に耐えられず、キッドの身体がガクガクと震え始める。
四肢がとろけてしまうような錯覚に酔いしれ、自らを支える事も出来ない。
それでも止まぬ互いの腰の動き。そして一際張り詰めた声が響く。
「ダメだ、く、ぁん……もう、ヨ過ぎて……あっ、アァッ、あぁぁぁぁ――!!」
ガクンと大きく身体を揺らすと、背後から貫かれたまま、
キッドはぐったりと後ろのアルフに身体を預けた。
昇りつめ、動く事がなくなった彼女は、
ただ唯一の反応として、結合している陰部から愛液を流し続ける……。

ぐちゅ……湿った音を出し、アルフは女の腰を持ち上げ、一物を引き抜いた。
それは精を解き放たないまま、未だ固く上を向いている。

キッドはというと、肩で息をしながらシーツの上で横になっていた。
甘いシビれが内に留まり、思うように身体が動かない。
だが、全身のチカラを振り絞って上半身を起こすと、
アルフの身体に擦り寄り、男根に手を添える。
「ン……?」
「このぉ…ままじゃ、はぁフッ…はっ…不公平……だろ?」
上気した紅顔のまま、いたずらっぽく微笑むと、
未だ彼女の愛液が乾かぬ男根に舌を這わせる。


196:二つの名を持つ男
04/01/24 00:03 6Yl+tWRV
「ん…あ…オマエも、ちゃんと最後まで気持ちヨク……なってもらわないと…」
自分のモノだった粘着的な蜜を舐め取るキッドは、
20に届かぬ年に似合わず、ひどく淫らな姿――。
その様子を目にするアルフは、倒錯的な昂ぶりに襲われた。
一旦口を離し、女は、唇の周りについた雫をペロリと舌で拭き取ると、
逞しいアルフの分身を指で添え、そのまま上下にさすりだす。
「……このままイッっちゃっていいから、な」
もう片方の手は彼女自身の股間の火照りを慰めつつ、キッドの愛撫は続いた。
なすがままにされているアルフの背筋を快い寒気が走り、
張り詰めたモノの先に熱い濁流が集まってゆく。
「ううっ…!」
整った顔立ちがわずかに歪んだ瞬間、ペニスの先から白い液体がほとばしる。
ビクン、ビクンとそれは打ち震え、次々と放出される種が、添えられている細い指先を汚した。
放たれた精を悩ましげに見届け、キッドは自分の秘裂にあてがっていた指を離す。
「ンフ…、 これでお相子だから」
「お相子って、なぁ…」
こんな時でも負けん気の強さを出すキッドに、アルフが呆れたような笑い顔で応じた。


197:二つの名を持つ男
04/01/24 00:04 6Yl+tWRV
情事の後のけだるい雰囲気の中、キッドは横寝するアルフの身体の上に乗りかかり、
幾多もの口付けを繰り返していた。
口腔にはもちろん、頬やまぶた、首筋にまで、飽きもせず柔らかな唇を重ねる彼女に、
――流石にやや面倒に思いながらも――アルフは好きなようにさせている。
そのうち気が済んだのか、キスを止め上目遣いで男の美顔を見据えると、キッドが口を開く。
「今日のお前……なーんか乱暴だったな…」
「ん、それほどでもなかっただろう……」
「いーやっ、オレがそう感じたから、間違いないの」
不満、と称するには鋭さが欠けた口調に、睦み合いの相手を務めた側は逆に問い掛ける。
「ああいうのは、好かんのか?」
「あ、あ…なんて言うか……――」
四つん這いで、後ろから幾度も貫かれ、
まるでケモノのように悦楽を求めていた自分。
つい先ほどまでの乱れた姿を思い返し、キッドの顔が一瞬にして赤くなる。
「べ、別に嫌だったってワケでも――ナイんだ、けどさ……」
いつもとは違う刺激を愉しんだ事を言葉の裏に示しつつ、恥ずかしさで一杯になった彼女は、
それきりアルフの胸に顔をうずめてしまった。
アルフもそれ以上追求せず、抱きつくキッドの背中に手を回す。
彼の仕草に安心したのか。しばらくすると、キッドは穏やかな寝息を立て始めた。


198:二つの名を持つ男
04/01/24 00:06 6Yl+tWRV
……旅を繰り返すうちに気付かされた事があった。
この世界の謎と神秘はあまりに多く、広きに渡り、
魔王と言われていた彼でさえも、全てを知り尽くすことはできそうにない。
だが――だが、今は傍らで眠る、優秀で愛しいトレジャーハンター。
この相手がいれば、一人で旅を重ねるよりは、
全てとは言わずとも、より多くの事象をこの手に収める事ができるのではないか?
(ならば……)
アルフは呟く。これからもキッドと旅を共にするのも、そう悪いことではないかな、と。
そして半ば気付いていた。小難しい理屈とは別に、ただキッドを離したくない、
そういう感情も確かに芽生えている事も。

ここまで思い至り、彼はふと、自分の思考を可笑しく感じた。
馴れ合いの関係など嫌っていた…魔王として孤高を誇っていた…自分が、
いつの間にか、二人だけの旅はおろか、
特定の者と身体を重ねる行為も厭わなくなっている事に。
その発見は決して不快なものではなかったが、多少の驚きは禁じ得ない――。


窓の外はまだ、闇に包まれている。
明日の旅立ちに備え、アルフはゆっくりと瞼を閉じた。
夜明けまでのしばしの間、二人に安らぎの時間が与えられてもいいハズだった。

---END---

199:41
04/01/24 00:18 6Yl+tWRV
以上です。
流石にダイレクトにキンシンソカーン物にするとやばいんで、>>191みたく誤魔化した次第。
生体的には別の人間だけど、意識の元は一緒だったという解釈で。

セリフが少なめやし、またあんまりエロ度も高くないですが、
ちったぁ目に止まる事ができれば幸いです。

つうか>>169じゃないですが、クロスみたいに元ネタ物語背景が複雑だと、
書き始める際のとっかかりが難しい、というのは
(レナの話もそうでしたけど)確かに感じますな……。

200:名無しさん@ピンキー
04/01/24 00:18 pQXzoIM1
リアルタイムでキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
アルフ×キッド純愛(;´Д`)ハァハァ
この二人は背徳的でイイ!

201:名無しさん@ピンキー
04/01/24 00:44 uGVcgYSI
乙です
キャラクターや設定を丁寧に組み込むSS…真似できねぇ…_| ̄|○

202:名無しさん@ピンキー
04/01/24 00:51 6NFISD/a
萌えました!
クロスの世界観が無理なく書かれていて興奮しました!!

203:SS保管人
04/01/24 00:56 JBuEaAIM
職人の皆様方、
当方の保管庫に、このスレに投下されたSSを収蔵しても宜しいでしょうか?

2chエロパロ板SS保管庫
URLリンク(adult.csx.jp)


204:41
04/01/25 07:48 4TLtKt/T
アルフはクロスであまり目立たない役割でしたが、
彼を題材にしたSSでも反応があって嬉しく思いました。

>>203
自分は特に拒む理由もないです。保管して頂けるならお任せしますです。

205:名無しさん@ピンキー
04/01/25 09:49 VjCqh5c9
おお、ちょっと見ないうちにアルフのエロSS投下されてるよ。
ぜひこの調子で全ヒロイン(ただしママチャとポシュル抜き)制覇してくれ。
時間がないのなら、全キャラ一斉に登場させてハーレムでもいい。

206:名無しさん@ピンキー
04/01/27 08:25 fogSHTT9
>ぜひこの調子で全ヒロイン
確かに他のキャラも様々な職人の手で見てみたい・・・・・・が、
そもそも、見る限りそれほど見てる人いないのか、ココ?
もう一つのクロノスレ・・・事実上のルッカスレも閑散としてて、あちらよりはいそうだが。

207:名無しさん@ピンキー
04/01/27 09:14 b6fHIQbU
全ヒロインも見たいが、まだレナ・マルチェラ・キッドしか出てないし、気長に待とふ…
まだ、王道(と思われる)のラズリーをはじめたくさん残ってるからな…

208:名無しさん@ピンキー
04/01/27 12:57 qpg1yJSU
ラズリーについては色々プレイが楽しめそうだな。
ソフト(お人形さん扱いして着せ替えを楽しむ)

和姦(マ○コに指や握り拳を入れて、スカルファックレベルの快楽を与える)

鬼畜(蜘蛛の糸ででも緊縛して、サカった獣と獣姦させる)

外道(口とマ○コとクソの穴に爆竹を突っ込んで爆殺。
   屍骸はダシを取ってスープを作った後、直腸から口まで鉄串を刺して焼き鳥に。
   脳味噌は別に取っておいてシャーベットを作り、ラズリーのフルコース料理を食べて楽しむ)

209:名無しさん@ピンキー
04/01/27 16:23 QAWGGLMp
驚きの価格!!
1日1000円でライブチャット、覗き放題
URLリンク(penn2daisuki.h.fc2.com)

210:名無しさん@ピンキー
04/01/27 17:42 H0Mzevnj
>>208
鬼畜に一票。
外道は即却下。
あとの2つは次点。

漏れとしてはオクトガルの触手とか
ボルクルスに食われるとかがいい。

211:名無しさん@ピンキー
04/01/27 17:55 ljHxGOrL
漏れも鬼畜で

212:名無しさん@ピンキー
04/01/27 18:39 HsulY/qb
俺もスカはパス。その他でお願いしたい
和姦もいいが相手は…?

213:名無しさん@ピンキー
04/01/27 19:44 /TAy47mH
先っちょだけでも入らないかな。

214:名無しさん@ピンキー
04/01/27 21:23 ss4yH3FF
星の子とか竜の子のなら入るんじゃない?
あれ?星の子って性別あったっけ……

215:名無しさん@ピンキー
04/01/28 00:17 6jfANFWz
設定資料集には星の子は男と書いてある。

だが、どうせなら体格差を無視して無理やりねじ込まれて発狂するラズリーが見たい
などと考える俺も鬼畜に一票、外道は俺はアリ(w

216:名無しさん@ピンキー
04/01/28 02:32 72nh+uaP
ここはあぶない性癖の持ち主が多いみたいですね。

217:名無しさん@ピンキー
04/01/28 05:37 QuAYUTe+
>>206書き込もうにも好きなキャラのssないから如何ともしがたい。
ヤマネコは一番好きだけどエロには向かないような…。むつかしいね。

218:名無しさん@ピンキー
04/01/28 12:30 P29/PZnf
おお! 俺以外にもヤマネコファンがいたか!
結城信輝さんが描いた、ヤマネコがキッドをレイプ(違う)する
イラストでは、獣姦を連想してハァハァしたよ。
話の終盤でセルジュが元の姿に戻ったのはガックリきた。
どう見てもヤマネコ(実の親父)の方が格好いいのに…

219:名無しさん@ピンキー
04/01/28 14:43 P29/PZnf

 外道以外は即却下。
 両手両足の関節をボキボキに逆方向に折り曲げて、
 ペットボトルの栓をひねるように、ラズリーの首をねじ切るところが見たい。
 血は一滴たりとも残らず飲み干したい。美味しそうだ。

 つーか意見が分かれてるんなら、
 ソフト → 鬼畜 → 和姦 → 外道
 の順番にやってけばいいだけじゃん。



220:名無しさん@ピンキー
04/01/29 02:11 10ZwVnrY
>>219
どうでも良いけど下げないか?

221:kou_
04/01/29 22:36 VtmeaDfo
頭上の空は、いつも通りの雲一つ無いマリンブルー。眼下に広がるのは、朱々とした珊瑚礁を透かしきらめくエメラルドグリーン。
春の陽気が心地良い、爽やかな潮風を感じる。この見渡しの良い小高い砂丘はセルジュのお気に入りの場所だ。
「う~ん……」
大きくノビをすると、そのまま砂に寝転がる。ちょうどそこは木陰になっていて、昇り始めた太陽の日差しはセルジュの寝入りを妨げない。微かなさざ波の音を聴きながら、穏やかな眠りにつく。
「セルジュ」
見始めた夢も束の間、聞き慣れた声で目を細める。パッチリとした青い瞳─キッドだ。どうやら機嫌が悪い。
「おい、ワガママ姫がカンカンだぜ。何か頼まれてたんだろ??」
「…あ゛……」
「じゃねぇだろ…。八当たりされるオレの身になってみろっ」
セルジュの顔を覗きこみ、キッドは愚痴をこぼす。
セルジュとレナがキッドと出会ってから数ヶ月、自然とキッドはレナの姉の様な関係になっていた。
元々ワガママな性格のレナに、頼れる兄貴肌のキッド…歳は同じとはいえ、最近は仲の良い本当の姉妹のように見える。


222:kou_
04/01/29 22:37 VtmeaDfo
「やべ…コドモ大トカゲのウロコを取って来いとかなんとか…だったな。キ…キッド……あいつ…怒ってた……?」
「そりゃあもう。オレもセルジュと一緒にパシッて来いってさ」
口は笑ってるが目は笑っていなかった。
レナはゴネ始めると無敵だ。キッドにとっては、とばっちりもいい所だろう。
「……そ…そう」
「ん??で、いつまでそうやって寝てるつもりなんだ??」
「!」
「いでででで!ち・ぎ・れ・る…!!」
キッドはおもむろに、細くきゃしゃな腕からは想像もつかない程の力でセルジュの頬をつねる。
「わ、わかったキッド!行く!行くって!」
キッドのふんっとした表情。セルジュの顔から手が離れると、つねられた…というより、ねじられたと言った方がいいだろう、セルジュの頬は赤々としていた。
「ほれ、さっさと立て。行くぞ」
「ふぁい…」



緑色の淡い光で草木が賑わう時間はもうすでに過ぎ、森は暗闇に包まれ始める。
キッドは昼間から、レナの言うコドモ大トカゲを捕まえるため、深い森の中を先頭をきって歩き続けていた。
その後ろを歩くセルジュは、キッドの少し離れた範囲を探す。
しかし、一匹も見つからないうちに、日も暮れようとしていた。


223:kou_
04/01/29 22:38 VtmeaDfo
「…セルジュ」
キッドは足を止め振り向くと、続けてこう言う。
「今日はこれまでだ。あの遺跡んトコで休むぞ」
とは言っても、丸一日歩いていたのに全く疲れていないようだ。この様子からも、長年の鍛錬を想像できる。
もしこれがレナだったら、疲れた疲れたのゴリ押しで文句を言い続けてたんだろうな…と、セルジュは思う。
「OK。それじゃ俺、食い物調達してくるよ。キッドは火起こしてゆっくりしてて」
「ハッハッハ!ま、当然だよな。こんなカワイイ年頃の女のコにそんな労働は似合わないってもんだからなぁ」
「ハイハイ。そんな年頃の女のコが大好きなイノシシの丸焼きでもご馳走しますって」
「おっいいねぇ。頼んだぜ」



葉のざわめく音でも、たき火が木を弾く音でもない、妙な物音で目を覚ます。月の位置からすると2時を過ぎた頃だろうか。セルジュは寝惚け眼で辺りを見回す。
クチュクチュ…
「うっ…ん……」
セルジュは息を呑んだ。いつもの毅然としたキッドはそこにない。
小きざみに体をくねらせ、快楽を感じる度に息を漏らすキッドは、今まで見たことのないような─そう、光惚の表情をしている。


224:kou_
04/01/29 22:39 VtmeaDfo
ゴクッ
唾を飲み込むセルジュ。女のこういった行為を見るのはもちろん初めてだ。寝たフリをしながら、薄目でキッドを凝視する。
セルジュはたき火からは少し離れ、キッドからは死角になっている位置で眠っていたので、自慰に夢中になっているキッドはセルジュのデバガメには気付かない。
キッドはあぐらをかいた体勢をしていて、短いスカートの中に自分の右手を入れ、下着の脇から自分の性器へと指を滑らし、快感を求める動作を繰り返す。
パチパチと穏やかに燃えるたき火は、キッドの全身からうっすらとにじみ出る汗を輝かす。


225:kou_
04/01/29 22:44 VtmeaDfo
せっかく書いたから投下。でももうだめだ…

226:名無しさん@ピンキー
04/01/30 00:13 YfYbp2Zn
アハン(*´д`*)

227:名無しさん@ピンキー
04/01/30 01:07 vZWkNXln
>>221-225
イイヨイイヨー

228:名無しさん@ピンキー
04/01/30 01:53 BCP/zzrW
>>221-225
そ、そんなこと言わずに続きを…( つД`)イイカンジナノニ...

229:名無しさん@ピンキー
04/01/31 09:27 g7CYUD7X
ぜひ続きが読みたい。
つーか『もうだめだ』って、ネタ切れ?時間がない?
それともこのスレに見切りをつけたとか。

230:名無しさん@ピンキー
04/01/31 10:54 g7CYUD7X
 2chエロパロ保管庫ってとこ覗いてみたけど、予想を遥かに超える糞だった。

 ① HPのレイアウトがダサ過ぎ。動作が軽いのが唯一の利点だが、素人が作りましたオーラ丸出しで笑える。

 ② 作品の扱いがぞんざい。子供が使わなくなった玩具箱に投げ捨ててる感じ。
   作品に対する冒涜ともいえる所業だ。

 ③ ディレクトリが雑然としすぎ。
   情報処理関連の資格を取っていないのは丸解りであるのは明白だが、それ以前にセンスのかけらも見当たらない。

 ④ 作品検索が面倒。カテゴリ分けが大雑把で、同じジャンプの作品でも複数カテゴリに渡っている。
   元ネタ別、キャラクタ別、プレイ別、鬼畜または純愛別、ハードコア別に検索ができない。
   正直ただ適当にうっちゃっただけ。

 ⑤ 同じ2ちゃんねるのSSを収録したHPでも、バキSS収録HPとは雲泥の差。
   当然「あのサイト」の足元にも及ばない。

 【結論】

 ……ただのゴミ箱?
 エロパロ保管庫の管理人よ、高校生かリアル厨房の分際で、職人様のSS転載してんじゃねーよ。
 今すぐ店畳むか、HP改装しろやタコ。



231:kou_
04/02/01 11:04 6JImw3tu
セルジュはそっと股間に手を伸ばす。
すると、毎晩こそこそ読むようなチンケな雑誌とは違う、生々しい女体を前に、思春期の男のそれは素直に反応していた。
ハーフパンツの上から音をたてないよう、ゆ
っくりと刺激を始める。
キッドが夢中でいじる薄いピンク色の縦筋は、スカートの影からちらちらと見え隠れし、セルジュはそれをじっと見つめる。
「うっ…」
驚く程早くセルジュは快感を得、トランクスの中を精液が満たす。
「おいセルジュ!」
しまった…。セルジュは思った。イク瞬間の振動で音を立ててしまったようだ。
「てめえ何こそこそ見てんだ」
「ごっごめん…」
人には絶対に見せたくないであろう、有られもない姿を見られた後というのにもかからわず、いつも通りの強い口調。
やはりキッドは、恥ずかしがる…などというものとは無縁らしい。
壁の陰からでもセルジュの膨張した股間ははっきりと見てとれる。キッドはそれに気付くと、続けてこう言う。
「ヘッ、なんだセルジュ。やっぱり俺様の魅力的な体に興奮したのか??お前ばかり見るなんて、太ェ野郎だ。出て来い」
「うっうん…」


232:kou_
04/02/01 11:05 6JImw3tu
一歩歩く度にゴワついたトランクスの着ズレが若い亀頭を刺激し、セルジュの顔を歪める。
すると裾の脇から、先程セルジュが作り出した白い液体が糸を引いて垂れ落ちてくる。
そのまま焚き火を挟み、キッドの正面に腰を下ろし、勃起した部分をかばう様にあぐらをかく。
キッドに目を合わせられないセルジュは、どんな顔をしたらいいか分からなかった。
「なんだよセルジュ。別に見られて嫌でもないんだぜ」
その言葉を聞くと、早くなる心臓の鼓動を何とか静めつつ、チラリとキッドの体を見る。
しかしパツンパツンになったハーフパンツの膨らみが気になり、やはり恥ずかしくてキッドの顔は見れない。
「へへへ…。どうだこの量……。見られながらこうすると感じちまうぜ…」
キッドのまだ幼さの残る性器からは、多くの愛液が滴り落ちる。
ピチャピチャと音をたて、キッドは火照った身体を夢中にいじくり続ける。
この、驚くほど自分の感情に正直なキッドを見ると、セルジュもまるでそうするのが自然のように、ハーフパンツのジッパーを下ろし、トランクスをめくるり、ギンギンに勃起したペニスを露にした。

233:名無しさん@ピンキー
04/02/01 11:16 6JImw3tu
>229
スレに見切りをつけた訳ではないです。
ただ、エロシーンに入ると途端に筆が進まなくなる悪いクセが…

234:名無しさん@ピンキー
04/02/01 20:15 rIjqAgrv
英語版だとツクヨミのセリフがフランス訛りでステキ。

235:名無しさん@ピンキー
04/02/01 21:53 y4pidUgJ
>>231
キタ━(・∀・)━━!!
これだよ、こういうのを求めていたんだ( つД`)

236:名無しさん@ピンキー
04/02/02 00:49 tRZwUAOE
>234
へぇ~そうなんだぁ。
つかクロス英語版ってしゃべるんだ!
フランス語ナマリの英語って素敵らしいっすね。
自分日本語オンリーなんでその感覚がわかるのがウラヤマシイっす。

237:kou_
04/02/02 19:02 4BM/mE/x
そして、既に白くくすんだ体液がこびりついたそれを右手で軽く握ると、上下に擦り始める。
シュッシュッシュッ…
セルジュがその行為を覚えたのはいつからであろうか。一人、毎晩のように繰り返す自慰を、今は女の目の前でしている─。
リズミカルに摩擦を続けるその行為を、まじまじと見つめるキッド。
「…。おい…下向いてないでこっち見ろよ。女の子のココ見るのなんて、どうせ初めてなんだろ?」
「う…ん……」
セルジュはキッドの体にそっと目を向ける。
薄い純白のパンティはすでに膝の辺りまでズリ下げられており、キッドは両手でスカートをたくしあげ、これみよがしに自分の性器を見せつける。
セルジュの興味深々の様子に、キッドはある確信をし、こう呟く。
「ちぇっ、なんだ。レナとはまだヤってなかったのかよセルジュ?」
「なっ何言ってんだよ。別にレナとはそんなことないんだって」
「ふ~ん…。レナはそうは思ってないみたいなんだけどなぁ」
「えっ?どういう意味??」
「ヘヘッ。つまり、セルジュとこういうことしたい…みたいなこと言ってたぜ…?」
キッドは立ち上がると、メラメラと燃え続ける焚き火を周りこみ、セルジュの前へと歩き出す。


238:kou_
04/02/02 19:03 4BM/mE/x
「こっこういうことって…?」
キッドはそのセリフは無視し、セルジュの股の間へ身をかがめる。
そして先端から透明の液体を垂らし、ピクピクと震え、ギンギンに固くなったそれを口に含めると、慣れた調子で刺激を始める。
セルジュはその女にされるがまま、快楽へと浸っていった。
この初めての感覚に、セルジュは虚ろな表情を浮かべる。
「うっ…ん……キっキッド…もっもう出るっ」
キッドはなおも舌を絡ませ続ける。
亀頭の表面、脇から裏側の筋へと、まるで何処が男に快感をもたらすのかを知り尽しているようだ。
「あうっ」
ビュッビュッビュッ
セルジュの尿道から、大量の生臭い精液がキッドの口へと注がれる。
しかしキッドはそれに構わず、射精によって硬度が落ち始める男根をしゃぶり続ける。
キッドの淡い紅色の唇からは、唾液の混じった生暖かい濁白の液体が糸を引いて溢れ出す。
その液体のヌメリが加わり、セルジュのペニスにまとわりつく快感はさらに増す。
「キッキッド…。もっもうやめてよ……」



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