07/11/29 22:27:32 IN8l3Thm
>>770 >>775
食いちぎられ、触手も半分に減った友人の姿を見て衝撃を受ける少女。自身を憎み、泣き叫ぶのだった。
ほら、俺は再生するし、お前が生きてくれるのが一番嬉しいんだから。。。
少女が、段々と落ち着きを取り戻してきたその瞬間! 少女の太ももに、紫の斑点が浮かび上がった。
スカートを少したくし上げると、そこにも既に斑点が。スカートをつまむ手の平にもぶつぶつと広がっていく。
胸元を覗くと、既に体中が覆われていた。直後、唐突に吐血する。耳鼻からも血を垂らし、爪がどす黒く
変色していく。斑点は水ぶくれのように膨れ上がり始める。
そう、食したことで、触手の中に存在した何らか未知の病原体に少女は侵されてしまったのだ。
少女が、自身で噴出した血の海の中で、不気味な疱瘡に覆われ息を引き取ったころ、
ようやく到着した救助隊。一旦退き、防護服で再びくると、少女を念入りに焼き払った。
食べられようと食べられまいと、結局少女を助けることはできなかったのだ。
無力感に打ちひしがれながら、触手はその炎の中へ身を捨て、死んでいった。せめて灰となって、少女と共に…