07/07/23 22:27:32 AraBQ9TN
>>90
生まれて間もない幼龍が間違って母龍の巨体に潰されないように必死こいて兵舎へ連れて帰り
3ヶ月間は兵役・鍛錬そっちのけで幼龍のお守りにダッコ(その間、全身全霊で母龍の機嫌を取る別の兵士もいる)
食事にデリケートな幼龍の体調に常に気を配り、ボールや絵本で適度な運動・レクリエーションも忘れない
半年を過ぎて幼龍が人の背丈より大きくなると野外に連れ出して母龍と対面、自然での生活や所作に慣れさせる
山間での野草摘みや獣狩りを経て飛行能力・火炎能力・人間との連携力を養い、時には都市部へ出かけて常識もつける
絵本を子供向けの読み物から教科書、学術書へ取り替えてゆき、一人前の龍としての進路を考えさせる
人間により丹精込めて育てられた龍が最強の兵力となるか、万物を知る賢者となるか、自然に帰るかは
全て彼ら自身の判断にゆだねられるものの、自分と長い時を過ごした竜騎兵との絆は生涯変わらない