07/06/02 03:07:06 FFxnGwEF
>>429
ドラゴンそのものが人間の渇望する「究極の理想像」だからじゃないか?
決して傷つかない強固な鱗、大空を自由に駆ける翼(もしくは魔力)、牙はあらゆるものを貫き、万の年月を生きる─
まさに、万物の霊長は本来こうあるべき という人間の勝手な理想像がドラゴンには詰まっている気がする
文化によって描かれる形や立場は違えど、常に人知を超越した存在として描かれる背景には人間のそういった深層心理があるんじゃないだろうか
故に、悪魔の化身として英雄に打ち倒される(人間こそが万物の霊長であるということを誇示する)ための役回りとして描かれたり、
はたまた創造主や神聖な獣として崇拝することで、少しでも「究極の理想像」に近づこうとしているんじゃないでしょうかね