07/04/27 12:39:37 jK3GBv86
>>454
扶桑文庫で『その後のゲゲゲの鬼太郎』として売られているのは
昭和52年から『週刊実話』で「続ゲゲゲの鬼太郎」として連載されたもの。
高校生になった鬼太郎（田中ゲタ吉と通名使用）が登場し、大人向けの艶笑譚が多い。（猫娘とねずみ男の勝負もその話）
しかし、昭和53年に『新ゲゲゲの鬼太郎』と改題し、「ＵＦＯ宇宙突撃隊」以降から再びちゃんちゃんこを着た、いつもの鬼太郎に戻る。
その場面は縞模様セーターを着た高校生鬼太郎に親父が、
「いつまでもそんなものを着ているんだ。はやくこれを着ろ」と
お馴染みちゃんちゃんこ学生服に着替えさせる。それ以降は高校生だったという事実は
向こうにさせるという荒技。
南方でメリーちゃんと結婚したのは
昭和45年に『別冊少年マガジン』に「その後のゲゲゲの鬼太郎」のタイトルで掲載された話。
マガジン連載終了後の後日譚という位置付け。
この世界観の流れを汲んでいるのが、昭和49年に学研文庫より出された『死神大戦記』。
鬼太郎の登場シーンが南方の島の酋長で始まっている。