【兄妹なのに】生殺し妹文学館【募る想い】第十七巻at ASCII2D
【兄妹なのに】生殺し妹文学館【募る想い】第十七巻 - 暇つぶし2ch50:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/04 13:33:27 TDHobxAI
遭遇(・∀・)支援

51:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/05/04 13:35:10 3MAO26We
「死ぬのが怖くないの?」
「…勿論、怖いさ。でも、もっと怖いものがある」
「それは?」
「それは、僕が忘れ去られる事」

兄はずっと、窓の方を向いていた。
私はずっと、兄の顔を眺めていた。

「友達もいない、恋人もいない、残せる物は何もない」
「………」
「考えてごらん。跡形もなく消えてしまう自分の姿を」

兄は淡々と、自分の絶望を語り続けた。
生まれてきた苦悩、死んでゆく絶望。
蛍光灯の光が、無常感を膨らませるような気がした。


52:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/05/04 13:38:00 3MAO26We
「…私が覚えてるよ、ずっと」


その悲観を打ち消したくて、咄嗟に出た言葉。


「優しいね、春花は」

静かに兄は振り返った。
目じりに少し、涙が伝った跡が見えた。


「だから…死なないで……」


53:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/05/04 13:40:22 3MAO26We
涙声になるのを隠したくて、兄の膝元に顔をうずめた。
泣きじゃくる私の頭に、細い指をした手が添えられた。


「…もう少し、頑張ってみるよ。
 僕の為に泣いてくれた、可愛い妹の為に」


私は、兄の膝元で静かに泣き続けた。

優しく頭を撫でてくれる手と、雨が降り止むまで。


54:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/05/04 13:42:59 3MAO26We
結局、あの言葉通り。

兄は一ヶ月を懸命に生きようとして、この世を去った。
父は、一度も見舞いに行かぬまま葬儀にだけは参列した。

薄暗い待合室で、兄の姿が骨だけになるのを、
泣き止まない母と憎らしい父と共に待ち続けていた。

「…お母さん、ちょっと外の空気を吸ってくる」
「あまり遠くへ行かないようにね」
「分かってる」

涙声でも普段通り接してくる母を少しだけ尊敬して、
喪服姿しか視界に入らないこの場所から抜け出した。


55:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/05/04 13:45:02 3MAO26We
外は、小雨が降っていた。
静か過ぎる山の中に、鴉の鳴き声だけがこだまする。

灰色をした空は、大好きだった兄の遺灰の色に想えて、
何も聴こえないのに思わず耳を澄ましたくなって、
結局どうしようもない自分の姿を痛感してしまう。


「お兄ちゃん…お兄ちゃん……」


悲しいはずなのに、涙が出ない。

切ないはずなのに、叫べない。

56:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/05/04 13:47:24 3MAO26We
「お兄ちゃん…お兄ちゃん……」


愛しい人の名を繰り返して、空を見上げるだけ。

鴉だけが鳴き続けていた。
私の代わりに、叫んでくれているようにも聴こえた。


最後まで、涙は流れなかった。


57:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/05/04 13:50:05 3MAO26We
春の終わりは、雨と共に。

夏の始まりは、虹と共に。

雨は全てを流し、虹は全てを思い出させる。

大切な想い出も、悲しい記憶も。

忘れないように書き記しておこうと思う。

春が終わりを告げた、あの日の事と。

私が愛した、大切な、大切な兄の事を。


58:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/05/04 13:56:03 3MAO26We
…以上です。例によってバッドエンドですが許してください('A`)

少し長く書いてみたのですが練りが甘かったかもしれません。
今読んでる分には丁度良く見えるんですが、1週間後とかに見たらどうなるのか(・ω・`)

短編は練りこめても中長編は練りこめない思考力の弱さが浮き彫りですね=□●_


他の文士様が生きてるのかどうかすら怪しいですが、私はもうちょっと頑張ってみます。
あと、リアルタイム支援くれた>>50氏サンキューですヾ(o゚ω゚o)ノ゙

59:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/04 23:29:48 EzOY6eFV
>>58
短編にうまくまとめられる方がすごいと思いますよ。
私なんか全然そんなスキルないから‥‥
それ以前にしばらく何も書いてない方がもっと問題ですがw

60:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/09 04:39:46 3ckScyMB
>>58
遅ればせながらGJです


61:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/13 22:12:40 /HmIJ4/6
ほんとうに誰もいなくなっちゃったね
しずか過ぎてさびしいなぁ


62:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/16 15:26:17 br2WEn1M
 ほんとはスレきちんと見てるんですけどね
 しかたがないんです、とにかく時間が無くて
よゅうが出来たら来ますね

縦保守乙w

63:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/20 20:34:47 cZPEf8Pd
保守孕ー

64:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/21 22:41:41 y4caIuJv
文士様、生きてたら返事してぇ~(´;ω;`)

65:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/05/22 03:14:42 eqB61I2M

)ノシ  はい生存報告します。

 書く時間がどんどん減っていくなぁ…orz

 でも一度投下した作品はちゃんと完結させますので。

 で、少しだけ>28からの続きを投下。

66:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/05/22 03:18:43 eqB61I2M
 「うぅ…凄く恥ずかしいんだけど…」
 「だが許さん。コレは俺だけの特権だ♪」
 「あぁ~ん、もう嫌…あ…」

 何度されても慣れない。恥ずかしさが込み上げて来る。どうやら
お兄ちゃんは意図的に耐性を着けないようにありとあらゆる手口を
駆使して私を攻め立てているようだ。

 「うっほ~美味そうな割れ目みっけ♪」
 「あぁ駄目…今脱がされたら…」
 「こうも過敏なのは男の立場としては非常に嬉しい限りだな。」

 既に湿り気を帯びているのは百も承知。このまま下着だけを剥ぎ
取られたらスカートを汚すのは必至。

 だがお兄ちゃんはそんな事はお構い無しだ。

67:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/05/22 03:21:26 eqB61I2M
 「いや…汚れちゃうから…待って…」
 「ほぉ、ようやく観念したか。だが駄目だ!このまま…ほら!!」
 「ああ!」

 素早い手付きで下着を剥ぎ取られ私は力無く布団の上でひっくり
返る。

 「今日は制服のままだ。ほら眼鏡がずれたぞ。」
 「はぅ…何でそんな所が細かいの…って、いやぁ!しみが…」
 「もう一着有るだろ。」
 「うぅ…でも…」
 「あぁ分かった。新しいスカートが欲しいのか?」
 「いや…そうじゃなくて…うぅ…」

 見返りを求めたつもりは無いが…お兄ちゃんがこんな事を言い
出したのも何かのチャンス。暫し考える。

68:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/05/22 03:23:44 eqB61I2M
 「返事が無いならこのまま続ける。」
 「いや…いや…やだったら…あぁ…」

 太股を押さえ込まれ私は再び抵抗する。スカートを押さえ潜り
込もうとする頭を必死で阻止する。だが勢いは治まらない。

 「うぅ…そこまで言うんなら…上下一式全部!!!」

 半ばヤケ気味で叫ぶ。やはりどう逆らっても最後までさせられる
のなら少しでも条件を良くするのが唯一の手段。いま考えられる
のはそれしかない。

 「お、交渉成立か♪」
 「きゃあ!あ…何…あ…あん…」

69:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/05/22 03:25:48 eqB61I2M
 嬉しそうに飛び付いたお兄ちゃんが今度は私の胸と頬に交互に
顔をすり寄せる。

 「もぉ…こんなの…」
 「嫌か?」
 「うぅ…こ…ココまでで止めてくれるなら…」
 「遠慮するなって♪」

 悔しいがお兄ちゃんとする事自体は嫌ではない。この強引さと
無計画な所さえ無ければ私は進んで抱かれてもいい。だが現実は
そうはいかない。

 「また…最後まで…」
 「よく分かってるじゃないか♪」
 「そんなぁ…私達…兄妹なのに…」


70:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/05/22 03:29:16 eqB61I2M
 「だからどうした?可愛い妹を愛でる事を咎める理由など何処に
も無いわ!」

 そのまま唇を奪われる。そしてまた私は墜ちてゆく。

 「はぅ…ん…く…」
 「ん…お…おぉ…やっと乗って来たか?」
 「違…」
 「はい続き♪」

 この執拗なキスに何故か追従してしまう。舌をお互いに絡め抱き
合う。やがて視界がぼやけ何も出来なくなった頃合を見計らうかの
ようにお兄ちゃんの顔が私の胸元に移動する。

 「あん…や…だから…制服が…」

71:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/05/22 03:32:21 eqB61I2M
 「それがいいんじゃないか。ただ揉むなんて芸が無い。このまま
お前の普段の姿を余す所無く…」

 「うぅ…どうして…それにコレは赤ちゃんの為に…」
 「それだけじゃない!ここはな…こうやって…好きな人を優しく
受け止める為のモノだろ?」
 「そんな~!」

 ただ胸を揉むだけなのに妙な拘りを主張する。そして緩やかに
指が動きやや荒くなった吐息が私の胸の谷間をすり抜ける。

 「ん~立派に育ってくれてお兄ちゃんは嬉しいぞ~♪」
 「お兄ちゃん、私が気にしてるのを知って…」
 「あほぅ!他人の眼を気にするな。むしろ自慢してもいいぞ!!
お、ついでだから…ご開帳♪」

72:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/05/22 03:34:45 eqB61I2M
 今晩はココまでにします。

 感想・リクエストお待ちしています。

73:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/23 00:24:29 7u9NtubP
お兄ちゃん楽しそうに暴走中w

74:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/23 00:43:05 +AOw5cts
>>72
楽しく読ませてもらいました~
妹の微妙なコンプレックス具合がかわいいっス
続きたのしみにしてます


75:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/25 15:48:06 5Hi9VWGS
URLリンク(akm.cx)



76:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/27 23:04:46 DGjc5Sje
>>75
遅れたがGJ!
メガネ妹ハァハァw

77:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/05/28 02:20:25 T2wTf1ww
>75
 お兄ちゃんのエッチ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(   )━(`  )━(Д` )━(´Д` )━( ;´Д`)ハァハァ

 そして…解けたネクタイ…セーラー服は駄目ですかそうですか…と意味深な
コメントをしてみたりする。

78:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/28 06:07:44 HSlP/y/u
>>76
○めがねにしたのは偶然でしたが
悪くないなと思ってそのまま^^

>>77
そういえばブレザーを意識し過ぎて
久しくセーラー服を描いていない事に気付く…

79:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/03 01:56:14 XlDYHV7J
 保守

80:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/03 18:48:13 /m7t7QKS
>>77
URLリンク(akm.cx)

セーラー服バージョン

81:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/05 22:25:33 1JMACQOx
>>80
遅くなったがGJ!
セーラー服もまた良きかな

82:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/06 02:29:21 WCFYIFOE
>>80
何か、足…というかふとももが凄くやーらかそう(w

83:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/10 04:38:53 vJJ2Elpx
ホシュ

84:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/06/12 04:50:17 Tk3qoBwB
>80
 ムッチムチ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(   )━(`  )━(Д` )━(´Д` )━( ;´Д`)ハァハァ

 左上に追加されてる表情が…( ;´Д`)ハァハァ


85:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/18 21:30:57 MeZXOi05
保守孕

86:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/06/20 01:37:07 g2EYpJOH
2週間ほど休日返上で仕事もりもり。いい加減休ませないとぶろっくすぞ(´・ω・`)





87:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/06/20 01:39:01 g2EYpJOH
101の涙を流せば、君が生き返るなら。

僕は君を想って泣き続けるだろう。

101の痛みを越えれば、君がまた笑うのなら。

この身が引き裂かれようとも辛くない。


この世で最も恐ろしい事は唯一つ。

君がもう二度と振り向いてくれないこと。

それに気付いた、101回目の僕の命。


88:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/06/20 01:40:53 g2EYpJOH
ある時は皇室の第一王子だった。


傍に控える数多の侍女、そして執事。

そして、その中にひっそりと混じる君がいた。

『異母の娘など、侍女にして侍らせればよろしいかと』

後に僕と彼女を暗殺し、王国を牛耳る宰相の戯言に踊らされ。

たった二つしか違わない義妹を、何も言えない位置に立たせた。

その瞳に僕しか映っていないのを知っていながら…。


89:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/06/20 01:42:36 g2EYpJOH
ある時は戦場に立つ英雄の一人だった。


数多の敵兵を斬り殺し、銀の剣を血錆に染め上げる僕。

敵陣の英雄は、祖国を裏切って旗を掲げた我が妹。

『これは正義などではない…正義の名を騙った侵略だ!』

その意味を知っていながら、僕は彼女と対立するしかなかった。

更なる栄光と繁栄を望む、強欲な祖国の数万の民。

僕は他人の欲の為に、君は数百の民の為に、互いの命を差し違えたのだ…。


90:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/06/20 01:44:21 g2EYpJOH
幾度と無く廻り巡る生と死の螺旋。

その数多の人生に於いて、僕は強く、妹は弱く在った。

こうして101度目の生を「猫」として生まれてきた今も、

僕は相変わらずの貴族扱いで、彼女はしがない一匹でしかなかった。


でも、この姿になってようやく気付いた事がある。

もう何にも囚われる必要などないのだと。

思うように、君の傍に寄り添っていけばいいのだと。


91:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/06/20 01:46:10 g2EYpJOH
101の涙を流せば、君が生き返るなら。

僕は君を想って泣き続けるだろう。

101の痛みを越えれば、君がまた笑うのなら。

この身が引き裂かれようとも辛くない。

101の懺悔をすれば、君が天に昇れるのなら。

この喉が潰れようとも絶えず鳴き続けるだろう。

101の魂を捨てれば、君の傍に逝けるのなら。

君の居ない虚ろな世界などいくらでも捨てよう。


92:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/06/20 01:48:34 g2EYpJOH
この世で最も恐ろしい事は、唯一つ。

君がもう二度と傍に居てはくれないこと。

それを何よりも怖れた、101回目の僕の命。



鳴き続けていた小さな猫の声が、ふと止んで。


朧月の光だけが、静かに二つの亡骸を照らしていた。


93:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/06/20 01:57:24 g2EYpJOH
…以上です。本当に何を書いても死んでる展開にしかならない件(´・ω・)

大昔に読んだ童話の記憶をベースにあれこれと書き足してみたのですが、
肝心の本の名前が分からず、自分の記憶とにらめっこしながらあーでもないこーでもないと悶絶したりw

誰かベースの話の題名知ってる人が居たら教えてください・゚・(ノД`)・゚・


>>75>>80で絵師様降臨スッゴク(ι゜ω゜)ィィ・・・! また気が向いたら降臨してくださいw


他文士様の多忙を気に掛けつつ、今日はこの辺で。おやすみなさい( ・ω・)ノシ

94:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/20 09:16:44 +ZFXqiuP
100万回生きた猫? それだけの数を死んだり殺したり愛し合ったり……w

95:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/20 23:14:00 6/kIK9+0
なんか山崎まさよしの『one more time,one more chance』を思いだしました。

『命が繰り返すならば 何度も君の元へ‥‥』

96:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/25 03:10:07 j5hPiRce
保守しとくね、おにいちゃん

97:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/27 22:28:02 365hdxTa
 

98:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/27 22:47:43 nN+Tcops
>>91
砂の嵐に隠さーれたー

99:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/27 23:03:17 T6GIDYvV
URLリンク(femdom.up.seesaa.net)
URLリンク(femdom.up.seesaa.net)



URLリンク(blog.livedoor.jp)

100:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/07/02 02:54:31 oshhj4Qf
 続きを少しだけ投下

101:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/07/02 02:57:29 oshhj4Qf
 嬉しそうな表情でお兄ちゃんがスカーフを解く。そしてゆっくり
上着を開かれ私の乳房が露になる。

 「おっと、スカーフは襟に残して…と…おぉ!素晴らしい♪」
 「いや…そんな…」
 「おぉっと、何故隠すのかなぁ~?」

 咄嗟に腕で覆うが無駄。直ぐに組み伏せられ乳首に吸い付かれる。

 「きゃあ…あ…あ…や…」
 「う~ん、まろやか♪」
 「あ…アホだ。ほ…本物のアホがココに…いやぁ!!!」
 
 絶妙な感覚で攻められ再び私は悶える。

102:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/07/02 02:59:37 oshhj4Qf
 「ちゃんと左右均等に…と♪」
 「あぅ…や…は…あぁ…」
 「さて…そろそろかな?」
 「んぁう!!!」

 やや乱暴に指先が食い込む。先ほどから強引ながらも的確に弱点
を捕らえられたせいで既に秘所は熱くなりすんなりとそれを受け入
れてしまう。

 「ここを…こうすれば…」
 「うぁ…う…や…止め…んぁあぁ!!」
 「おぉ…凄ぇ…指が…」

 内側から曲げられた指先が敏感な場所を手堅く押さえる。それに
反応して腰がビクンと浮き上がる。

103:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/07/02 03:02:03 oshhj4Qf
 「も…もう…止め…て…あぁ!!」 
 「そんな事言って、何でお前は離してくれないんだ?」
 「や…動かしちゃ…いやぁ!!!」 
 「ほらほら…こんなに締め付けて…本当は欲しいんだろ?」

 執拗な攻めは続き身体が言う事を聞かない。私が拒絶するのに
合わせ何度も指先が膣壁を突き上げるせいで振り解く事が出来ない。
お兄ちゃんは私が積極的に指を締め付けていると勘違いしているらしく
動きはどんどん激しくなる。

 「あんまり意地悪してもいけないか…それじゃあ…愛する妹への
サービスとウォーミングアップをするか♪」
 「ひぃ!駄目…剥いちゃ…だ…駄目…やだ…」
 「そろそろ…イッとく?」

104:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/07/02 03:05:07 oshhj4Qf
 包皮を素早く剥かれ激しい二点攻めが私を襲う。

 「いやぁあぁあぁあぁ!!!」

 あっと言う間に思考回路が停止する。そして頭が真っ白になり
強烈な快感が私を絶頂へ誘う。

 「あ…あぁ…あぅ…うぅ…」

 呂律が回らなくなり、虚しく私は口を何度か動かしゆっくりと
その場で崩れ落ちる。

------------------------------

 「ん…う…く…ぷはぁ!あ…な…何を…」

105:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/07/02 03:10:08 oshhj4Qf
 時間に換算すれば数秒程度だが私は意識を失っていたようだ。
だがそれさえも許さずお兄ちゃんの強引な口付けで再び目覚めさせ
られる。

 「ちょっと…無茶しないで!」
 「おっと、そう怒るなって。とりあえず王子様のキスで愛する我が
お姫様は眼を覚ましました…と♪」
 「お兄ちゃん…自分の顔を見る鏡って便利な道具が有るのを知ってる?
…って…あ…わぁ!」

 恥ずかしい台詞についつい突っ込みを入れてしまうが実際にはそれ
どころではない。危機的状況である事には変わり無く、むしろ今の
遣り取りで私が眼を覚ました事でこの暴走が加速するのは必至。

 「お待ちかねのこいつが…」
 「ちょっと…待って…」

106:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/07/02 03:12:27 oshhj4Qf
 「いいや、待たん♪」
 「うぁ…あ…そんな…勝手に…」

 太股を押さえ込まれたまま先端がゆっくりとそして確実に私の割れ目
に食い込んでいく。

 「あぁ…き…今日は…あ…危ない日…」
 「そんな嘘が通じると思ったか?」
 「いやぁ!あんな事言っておいて…何で信用してくれないの?」
 「愛する妹の生理周期を把握出来ないなんて兄失格だ!」

 はかない抵抗は脆くも崩れお兄ちゃんの体重が助々に圧し掛かる。

 「ど…何処の世界にそんな変態がいるっていうの!」
 「お前の目の前にいるじゃないか♪」
 「開き直るなぁあぁ!!!」

107:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/07/02 03:16:18 oshhj4Qf
 暖簾に腕押し・糠に釘・戸板に水

 幾つもの言葉が浮かぶが挿入の圧迫感と膣壁をギリギリと掻き分ける
摩擦がそれらを素早く打ち消す。

 「このまま…抱っこ♪」
 「んあぁあぁ!あ…あ…あぁあぁ!!」

 上半身を起こされ抱き上げられたせいで一気に根元まで挿入される。

 「うぁ…あ…あぅ…あ…あぁ…」

 また呂律が回らない。虚空を見上げ狂ったかのように僅かに呻くだけ。

 「ほらほら、落ち着け。」

108:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/07/02 03:18:19 oshhj4Qf
 悔しいことに伸びた両腕の温もりはそんな私を落ち着かせる。

 「お前は相変わらず凄い声だな…イッた時ならともかく、挿入すると
直ぐコレだ。」
 「うぅ…お兄ちゃんの…馬鹿ぁ…」
 「こらこら…泣くな。」

 兄妹でなんていけない事。何度も自分に言い聞かせてる筈…それなのに
何故かココまで進んでしまうと振り解ける時でも身体が動いてくれない。
同時にお兄ちゃんの両腕から離れたくないという矛盾した欲求に駆られ
最後までしてしまう。そんな事が何度も続いた。

 そして今日もお兄ちゃんを受け入れてしまう事を止められない自分が
情けない。

 「うぅ…せめてもっと…優しく…う…うぅ…」

109:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/07/02 03:20:23 oshhj4Qf
 今晩はココまでにします。

 相変わらず書く時間が少ないのに没ネタ発生…orz

 感想・リクエストお待ちしています。

110:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/02 06:16:31 NqTdfPkK
台風のようなHですなw

111:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/02 19:19:46 Ui4wzs1t
600億$$の男

112:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/02 19:46:46 NqTdfPkK
あかんのん…? うち、赦されへんのん・・・?

113:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/06 04:43:04 eZ7+bxv4
ほしゅ

114:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/12 04:19:48 wtSkj212
保守しとくか……

115:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/21 01:27:06 07gddttN
ほしゅーん

116:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/22 18:06:25 LHLNp/b4
なかなか、こう、あれだな、人が来ない

117:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/23 04:40:39 lFrUYo6a
まったくだな
書けるものなら自分も書きたいんだが、文章がまったくかけないからな~

118:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/27 01:32:19 BH9eJlZ0
おにーちゃんがおでかけしてるあいだは、ボクがしっかりおるすばんするからね!



という保守

119:向こうの230 ◆EldeW1Y/XY
07/07/28 01:18:40 qjdiHqI5
|・ω・`) 日曜日に2本くらい投げ込めたらいいなとか何とか言っちゃったりしちゃったりして。

>>117
>>5を読んで試しにチャレンジしちゃいなよ、ゆー!

120:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 12:47:40 Wj/62F14
これはここ向けか?
URLリンク(www.nicovideo.jp)

121:道草  ◆uumichipSU
07/08/03 00:22:26 3Q7UX+pS
保守だよ

122:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/03 06:26:27 QNINyWgV

URLリンク(yotabach.dyndns.org)

123:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/03 10:54:56 7JYuwAbJ
混ぜ文字うぜぇ

近 親 相 姦  とちゃんと書け!

どうせ”女”の文字が疚しい意味で使われてるからとかいう理由で平仮名なんだろけど
しかし俵萌子って…w

124:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/10 13:24:45 GJW5N/Kj
ホシュ

125:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 17:40:06 Kk2wB6rf
 人が少ない…(´・ω・`)

 改めて新規絵師&文士の登場に期待したい所。

 そして>108からの続きを投下。

126:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 17:43:25 Kk2wB6rf
 「だから落ち着けって…」
 「やだぁ!いつバレるか分からないんだよ!!もしかしたら…これが
最後になるかも…だから…だから…」
 「あぁ分かった。しかし…」

 ようやくお兄ちゃんが収まったのも束の間。何やらニヤニヤしながら
こちらを見つめている。

 「泣き顔も…可愛いぞこん畜生!」
 「きゃあ!」
 「けど…今は笑え♪」
 「ぎゃはは…あ…や…あ…きゃ…」

 そのままあらゆる場所を撫でられ揉まれ、私は何度も悲鳴を上げる。

127:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 17:46:14 Kk2wB6rf
 「うぅ…今朝の繰り返しだ~!」
 「何?どう言う事だ?」
 「あ…その…実は…」

 バラすつもりはなかったが、つい話した事を隠し立てするワケにも
いかない。

 私は繋がったまま一連の学校での出来事を報告した。
 
------------------------------

 「むむむ…許せん!」
 「あの…あんまり手荒な事は…」
 「いや、大事な妹を蔑(ないがし)ろにする奴は…」
 「ちょっと、変な真似は止してよ!」

128:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 17:48:53 Kk2wB6rf
 「くっそ~…繊細な女の身体を何だと思っているんだそいつは!」
 「お兄ちゃん…人の事言える?」
 「うるせぇ!まぁ…とりあえず…どうするかは…後で決める♪」

 そう言いながら静かにお兄ちゃんは私を再びベッドに寝かせる。但し
静かだったのはそこまで。

 「俺はもう…限界だぁ!!!」
 「うあぁあぁ!!!」

 箍が外れたお兄ちゃんが激しく往復する。

 「あぁ…いいぞ…凄く…いい…」
 「ちょっと…あん…あ…」

129:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 17:51:01 Kk2wB6rf
 よくよく考えれば話をしている間はずっと挿入したままお預けを喰らって
いたから無理もない。

 「コレは…誰にも渡さん!」
 「や…痛っ…やぁ…痛いってば!」
 「おっとすまん。もっと優しくしなくちゃ!だが…」
 「え?ん…ぐ…」

 興奮したお兄ちゃんが乳房を思いっきり掴む。直ぐに離してくれたが
今度はそのまま唇を塞がれる。強引に舌が割り込み執拗に動き回る。

 「ん…ぐ…ちょっと…苦し…んく…う…」
 「ん…ぷは…お前の身体は、誰にも渡さん!この唇も…この胸も…」
 「あ…あの…ちょっと…わ…あ…」

 次に私は片足を取られ大きく足を開かされる。

130:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 17:56:07 Kk2wB6rf
 「へへ…この足も…そしてココも…」
 「いやあぁあぁ!ちょっと…何でこんな…あ…あ…やだ…あ…」
 「おっと、靴下がズレてる。ススッと直して…もう一度♪」
 「いやぁ!!!」
 
 動きは更に加速する。お兄ちゃんもいつも以上に息が荒い。

 「その代わり…俺の…身体も…精子も…全てお前のモノ…だ…」
 「やぁ!お…お兄ちゃん…ど…どうしたの…」

 この荒っぽい手口と今までに無い興奮のしかた・どうやら今朝の
話をしたのがマズかったようだ。先ほどからやたらと根元まで深く
突き上げようと大きく腰が動いている。
 普段ならいざ始まると逆に落ち着いて私の身体を楽しんでいる筈。
時にはいやらしい言葉で私を攻め立て自分がイくまで何回も私を
イかせようと楽しんでいるのに今は一方的に快感を貪っている。

131:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 17:58:12 Kk2wB6rf
 「う…受け取れ…お…俺の…」
 「や…駄目…そ…外に…」
 「言った筈だぞ…コレはお前のモノだ…あ…あぁあぁあぁ!!!」
 「あぁ…だ…駄目だって…いやぁあぁ!!!」

 大量の精液が注がれる感触が今迄以上に分かる。そして私もその
ままイッてしまい、意識が途絶えそうになる。

------------------------------

 「あぅ…やだ…何でまたこの格好…うわ…わ…未だ出る…」
 「へへへ、大漁だな。おっと動くな。シーツが汚れるぞ♪」
 「そ…そんなぁ…。」



132:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 18:00:36 Kk2wB6rf
 ティッシュを敷き詰めたベッドで私は虚しく跪(ひざまづ)く。
お兄ちゃんのせいで風呂場に行くことも許されずスカートをたくし
上げたまま虚しく滴り落ちる液体が止まるのを待つしかない。

 「お~今回は一段と凄いな。それじゃあ、お手伝い…」
 「や…広げちゃ…やだぁ!」
 「ほらほら…また出てきたぞ♪」

 弄られると同時に濃厚なモノが再び零れ落ちる。

 「うぅ~いつか絶対…妊娠しちゃうよ~どうするのよ~!」
 「もちろん腹ボテセック…うげ!!」
 「そんな即答するなぁ!!!」
 「ぐえぇ…えぇ…」

133:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 18:02:40 Kk2wB6rf
 本日二度目のミドルフックが炸裂。お兄ちゃんが緩やかにベッド
から転げ落ちる。

 「ぐ…うぅ…た…例えどうなろうとも俺は…お前を守るのみ。」
 「こんな調子で言われても説得力…ん?」
 「コレで…少しは納得しろとは言わんが…ほ…ほら…。」

 差し出されたのは紙製の手提袋。

 「ちゃんと前倒しで用意しておいたんだぞ。」

 どうやら先程ヤケクソで言った要求の為の新しい服一式が詰め込
まれている様子。

 「あ…あはは…早速拝見♪」
 「おっとその前に。」

134:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/12 18:04:57 v/m4Ro40
PCさん支援sage

135:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 18:05:29 Kk2wB6rf
 「はぅ…そ…そうだった。じゃあ…よ…と…これでとりあえず
凌いで…と。」

 一区切りしてるようなので下着の間にティッシュペーパーを挟み
穿き直しお目当ての品物を拝見。

 「あはは…お兄ちゃんの…プレゼントだ~…あ…あ…あれ?」

 梱包を破ると上下一式下着以外は確かに揃っていた。但し全て
に見覚えがある。

 「お~早速気付いたか♪」
 「あ…あぁ…そ…そんな…」
 「コレで心置きなく制服プレイが出来るぞ♪いやぁ苦労したなぁ
それを揃えるのは。そうだ、次回は体操服…ん…お?」


136:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 18:07:41 Kk2wB6rf


 「この…あほんだらぁ!!!」


 この日三度目のミドルキックが炸裂した。



 ---THE END(?)---
 
 


137:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/12 18:10:39 Kk2wB6rf
  完了。

 さて前スレ690の続きもあるし、女装双子ネタもあるし、以前から構想
しているセルフパロディもあるし…ネタだけは多いんだよなぁ…orz

 >134氏、支援感謝します。

 感想・リクエストお待ちしています。

138:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/15 05:16:16 Jm9jEstW
GJです
次回策も楽しみにしてますー

139:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/15 11:30:36 XutDLeew
>>138
多分『次回作』なんだろうけど、誤字であって誤字じゃないところが素敵w

140:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/15 22:25:20 VNIXtuF9
>>137
支援しといて感想忘れてたw

制服もいいけど体操服(当然ブルマね)もお忘れなくw

141:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/16 03:17:20 dbtvv8Ud
兄妹モノって妹がロリっぽいのが多いから、
個人的に社会人兄×女子大生妹くらいのも読んでみたい…。

そしてできればキョヌー希望ですw

142:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/16 06:50:42 22xnmi9v
>>141
以前ここか別所か忘れたがそういう妄想を垂れ流したことがあったなぁ

143:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/08/16 10:30:26 9wfmyrkM
>次回策
 “妹攻め”という言葉が即座にひらめいてしまった…orz

>141
>社会人兄×女子大生妹
>キョヌー希望
 ココのデビュー作が実はそうなんですが…キョヌー分が足りません
でしたかそうですか。
 ちなみに先日の作品にはおっぱい攻めネタが有ったのですが流れ
に組み込めないので没に…orz

144:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/16 11:01:47 nqgHLME3
>>143
さすが、侮れないなw

妹「ほれほれ~、この乳が良いんでしょ、お兄ちゃんはw」
兄「ちょ……ま………息が……………っぷはあっ! お、お前なぁ!」
妹「お兄ちゃんが喜んでくれるんなら、無駄に大きくなった甲斐があったかもねw」
兄「………」 ←(実際そうなので言い返せない)





はいはい、こんなの沸いた俺は病気ですよ

145:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/16 13:21:55 p/bTNQnA
テレビ見ながら兄を胸に挟む妹

146:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/16 15:02:39 uqpZ/lmh
大妹にあったなぁ、そんなシーン

147:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/19 04:34:44 bQG1dp/K
妹達の為に保守

148:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/25 05:04:04 qbaTeZss
ホシュ

149:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/31 21:45:08 Rv1Dyw4D
今年の夏、お兄ちゃんは帰ってこなかった…保守

150:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/31 23:13:20 LXvjS1uz
妹と一緒にデスノ見てました それだけです

151:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/01 05:22:57 kIFlIpOa
>>150
うわ~今日だったか見忘れた~

152:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/05 23:17:25 E2Zis/cM
保守です、兄さん

153:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/06 05:26:09 a8efcPiz
スティールボールランの最新刊に「お兄様」な妹出てた

兄の薦めで有力者と結婚したものの、暴力夫だったうえに失明
兄は責任を感じて上から手を回したものの結局決闘
勝つには勝ったが国外追放される
その後(たぶんしばらく一緒に暮らして)妹は病死

何て言うか、こういうのだよな うん

154:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/09/08 02:13:37 U6YvndNa
 >141氏の為に先日の作品の没ネタをリサイクルしてとりあえず
キョヌー分だけを補完してみたりする。

)っ[ スレリンク(eroparo板:29番)-33 ]

155:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/14 05:11:17 htlWfUXC
捕手

156:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/14 06:20:14 OwxuBcs5
一瞬 触手 と読んでしまった

157:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/14 10:52:36 k/QYei35
1.
兄「ふっふっふ、今日の為に触手さんと契約してきたぜ! というわけでウネウネウネ~」
妹「いやあああああああああ



  あぁん♥」

2.
妹「ふっふっふ、今日の為に触手さんと契約してきたんだから。というわけでウネウネウネ~」
兄「うわあああああああああああああああああああ!?」
                                                         どぴゅっ



どっち?w

158:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/14 14:32:08 OwxuBcs5
まさに触手妹

159:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/22 05:53:16 uyqeSG5A
おにいちゃんのおはなしもっと聞きたいな~

160:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/23 05:38:12 iTALQytU
こんなの読んでたりして
URLリンク(www.vector.co.jp)

…ぶっちゃけ一度は思いつくんだ こういうネタw

161:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/26 00:46:13 qb1uksUQ
壁|゜∀)

162:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/09/30 03:07:35 hylZJVgc
 ひっそりと保守

163:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/03 04:44:06 sl4OA304
おにいちゃ~ん

164:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/03 06:48:20 fKpxEVxr
そういえば以外とお嬢様風の妹が出て来ない気もする
一番近親相姦に近い環境にありそうなのに

165:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/10 04:36:32 QqikmILo
>>164
親近相姦に近い環境ってなんだ?

166:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/10 14:24:43 T7lRsRwI
あれだ、明治時代風でちょっとした豪邸に住んでる仲良し兄妹とかで、
「お兄様♥」って感じで気軽に兄妹デートとかしてる仲とかか


大好物だよコンチクショウ

167:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/12 05:33:12 kBVrqkaa
お嬢様風といわれるとどうしてもツンデレと結びついてしまう

168:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/12 06:43:11 TTBdbXON
兄しか若い男性を知らない箱入りな大人しい妹もどうよ?

169:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/14 01:21:05 j3tqblH4
お初です。
レスを読んでいたらムズムズと描いてみたくなったので一枚描いてみました。
が、庶民派なのでお嬢様感がよくわからなかった・・・
URLリンク(akm.cx)

170:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/14 02:10:45 MXunQrMf
>>169
俺も色んなとこがムズムズしたwwwww
エロいな、この絵は!wwwww

171:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/14 02:38:12 FsdciiBc
豊満な身体だなぁ

172:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/14 16:11:30 0i2RhYMd
>>169
(胸が)すごく…大きいですw

いい絵をいただきまして感謝!

173:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/10/15 02:21:53 EminV9cN
>169
 お嬢様キタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ(  ゚)ァァ(  )ァァ(`  )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ

 始めまして、そして久し振りのCG投下に感謝します。











ワッフルワッフル

174:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/19 05:41:50 LGUQVsuJ
hosyu

175:169
07/10/20 13:54:09 ETKBNLcB
前回絵にコメントありがとうございました。
すごく好きなスレなので、私の絵でも賑やかしの一つになれれば幸いです。
しかし兄妹なんだから、そろそろちゃんとお兄ちゃんも描かなくてはいけませんね・・・

URLリンク(akm.cx)

176:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/20 14:48:37 QTvht6cn
おおう
いいねぇ

177:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/10/20 21:38:24 JNBWPnZL
>>175
すごく‥‥いい絵です

なんかそそられるのもがありますね。今後もお願いします。

178:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/10/23 02:53:37 FGLEQlsD
>175
 相思相愛って感じでいいなぁ…何だか前後のシチュも期待してしまう。

179:169
07/10/23 20:50:42 GPjsmBgp
>>178
前後のシチュ・・・何にも考えていなかったり・・・
次回はもう少しちゃんと兄妹の設定を固めてから描いてみたいと思います。

とりあえず兄ちゃん練習してまた来ます~。コメントありがとうございました。

180:道草  ◆uumichipSU
07/10/26 22:06:29 T4IKRDFG
お久です。

久しぶりにSSを…と突発的に思って
一応、プロットは作ったけど
文章にしてない状態…

まだ前半と締めが…
しかもずっと前に書いたのと若干シチュ似てるしorz

181:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/01 15:40:18 wj8ZUMXd
保守ついでに兄妹コント投下

わたし、見ちゃったんです…
お兄ちゃんがわたしの部屋で、わたしの机の椅子に腰掛けて、すっごくいっぱい、あ、あんなものをこすっていたのを…
お兄ちゃんったら、すっごく息を荒くして、'`ァ (;'д`) '`ァ '`ァ (;'д`) '`ァって…
とっても声をかけづらくて、ドアの隙間からだまって見てたんです…

兄「よし完了」
お兄ちゃんはそう呟いて、やがてわたしの部屋を出て行きました…
そのあと、わたしの机を見てみたら…

お兄ちゃん、わたしの机にイタズラして50円チューインガムのオマケシールを大量に貼ってくのやめてよね。
お返しに小学生のときからコレクションしてるビックリマンシール全部、お兄ちゃんの車のウインドウに貼っちゃうからね。
泣くのはそっちだからね。ふん。

182:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/06 04:54:28 T4aOkaFx
>>180に期待ホシュ

183:道草  ◆uumichipSU
07/11/06 18:16:20 7BfKhsLT
うあ、期待されてしまった

ある程度まで固まったものの
場面場面の繋ぎが上手くいかない…

現在、中盤編集中。


184:道草  ◆uumichipSU
07/11/06 22:01:55 7BfKhsLT
今週中にはうpできるかも…

駄文ですんで期待しないで下さいね(汗

185:道草  ◆uumichipSU
07/11/07 21:01:38 9SQF1NBm
うーん、締めがいい加減…

駄文ですが投下


↓↓↓

186:道草  ◆uumichipSU
07/11/07 21:02:26 9SQF1NBm
「とけた心は…」


裕香「お兄ちゃん、ゲームしようよ、ゲーム」
雄一「分かった分かった、何するの?」

「妹」の名前は裕香。
妹とはいうものの、血は繋がっていない。
本当は従妹なのだが…

裕香「はい、コレ」
雄一「またコレか…これ友達とやったりするのか?」
裕香「ううん、ネット対戦」
雄一「確かに顔は見えないから向いてると言えば向いてるが…」

187:道草  ◆uumichipSU
07/11/07 21:03:05 9SQF1NBm
PTSD。

8年前にうちにやってきた時は重度の男性恐怖症だった。
裕香の父から虐待を受けていた裕香。
裕香の母はDVにより死亡、父もまた入院したが、
ヘビースモーカーがたたり肺がひどくやられていて死んでしまった。

裕香の心を開くため頑張った。
それでも頑として心を開かなかった裕香。

楽しいはずの夏休みにも。
必死で心に訴えかけた。
幼い心は疲弊し、ついには俺は部屋に閉じこもって塞ぎ込んでしまった。


188:道草  ◆uumichipSU
07/11/07 21:05:18 9SQF1NBm
トントン…
ノックの音。

母さんだな…
ごはんならいらない!

トントン…

だからいらないったら!

…トン…トン

しつこいなぁ!

しびれを切らしてドアを開けた。

189:道草  ◆uumichipSU
07/11/07 21:06:08 9SQF1NBm
しかし、そこにいたのは母さんではなく、…裕香だった。

裕香「うぇ…ぇぐ…」
雄一「ゆ…裕香…」

裕香「おにいちゃん…ごめんね…こ…こわかったの…」
雄一「だ…だいじょうぶか…?」
裕香の手に触れようとしたとき、サッと手を受け止められた。
震えていた。…手も。…体も。
裕香「わたしの、せい、だよね…?おにいちゃんが、ないてるのは…」
雄一「ないてなんか…ないぞ」
裕香「めが…まっかだよ」
雄一「めがいいな…ゆうかは」
裕香「…いままで、ごめんなさい」

190:道草  ◆uumichipSU
07/11/07 21:07:14 9SQF1NBm
雄一「ゆうかはわるくない…」
裕香「ほんとに…ほんとにごめ…な…ひっく、うぅ…うぅ」
そう言うと、裕香はその場に崩れ落ちてしまった。
雄一「なくなよ…ひっく…ないたら…うぅ…うぁ…」
必死で涙をこらえた。でも。無理だった。

「「うわぁぁぁぁぁぁーーん!!」」

二人の泣き声が部屋に響いた。


どれくらい経ったろうか。やっと泣き止む二人。
雄一「あしたから、わらってあえるかな」
裕香「…うん、がんばる」

191:道草  ◆uumichipSU
07/11/07 21:08:34 9SQF1NBm
そして8年後。

裕香の男性恐怖症は少し回復し、知らない人でも少しなら話す程度にまで復帰した。

雄一「このゲーム、友達なくすぞ…」
裕香「だからネット対戦なんだよ」
雄一「さりげにひどい事言ってないか…?んじゃここいただくか」
裕香「あー!ひどいー!」
雄一「…さすがにトップ独走を放置はしないよ♪」
裕香「むー。」


結局、ゲームは裕香のトップで終了。
しっかし、ダイスの目がイカサマくさい動きをしてたんだが…

192:道草  ◆uumichipSU
07/11/07 21:09:24 9SQF1NBm
裕香「勝利の美酒~」
雄一「ジュースだけどな」
昼間っから酒飲むわけにはいかんし。

雄一「ところでさぁ」
裕香「なーに?」
雄一「彼氏とかできそうか?」
裕香「えっ、…ううん。まだ、嫌」
雄一「さすがにまだ無理か…」
裕香「お兄ちゃんには…いるの?…彼女が」
雄一「気になる人がいる」
裕香「え…えぇっ!」
雄一「って言ったら驚くか?いないよ」
裕香「…もぅ」


193:道草  ◆uumichipSU
07/11/07 21:10:54 9SQF1NBm
・・・

そしてある日のこと。
母「じゃ、今日から旅行行ってくるから」
雄一「あいよー。北海道だっけ?」
母「そうよー、久しぶりに父さんとラブラブで行ってくるわよー」
母さん、トシを考えて発言を…
雄一「あはは、お土産よろしくー」
裕香「おいしい物よろしくー」
雄一「というわけで裕香、食事はよろしく」
裕香「はーい、分かりましたご主人様」
雄一「ぶっ!」
裕香「冗談だよ♪」
俺がメイド好きなのいつの間に知ってたんだ…
それとも知らずに振ったのか…?
…考えないでおこう。

194:道草  ◆uumichipSU
07/11/07 21:12:23 9SQF1NBm
…続きます。

また明日の予定です。


よくあるような話でごめんなさい…

195:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:11:21 brvasbyZ
続き投下。



↓↓↓

196:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:11:59 brvasbyZ
その晩夕食後。
雄一「ごちそうさま」
裕香「…どうだった?」
雄一「この通り全部美味しかったです」

裕香、料理の腕上げたなぁ…

裕香「よかった~、お風呂どうする?」
雄一「先に入る」
裕香「じゃ、その間に片付けとくね」

197:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:12:52 brvasbyZ
・・・


風呂から上がって。
今度は裕香が風呂に入っているスキに親父の部屋の戸棚を漁る。
さて、今日の親父は何の酒を隠してますか?
こないだ飲んだのがヨーグルトリキュールでその前が抹茶リキュール。
少しくらい減ってても大してバレナイんだなぁこれがw

ごそごそ…

198:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:13:29 brvasbyZ
サ○トリーオールド…これは俺無理だな。
ハーパー…ウィスキーは全般無理。
ポートワイン…封がしてあるから無理。開いてたらばれるし。

お、いいもの発見。
カルーアだ。

カルアミルクにすると美味しいんだなこれが。
ウォッカがあればブラックルシアンってのが飲めるんだけど…
まあ、封も開いてるし今日はコレに決定♪


199:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:14:58 brvasbyZ
さて、ソファーの後ろにでも隠しておいて裕香が寝てる間に飲み…
裕香「お兄ちゃん、何やってるの?」
ギク。
風呂から上がったばかりのパジャマ姿の裕香がそこにいた。
雄一「い、いやまあ、その…」
裕香「それお父さんのでしょ?」
雄一「あー、えーと」
裕香「…飲みたい」
雄一「あははー…え?」


200:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:15:36 brvasbyZ
裕香「お兄ちゃんは甘いお酒好きでしょ」
雄一「…え…なんで知ってる」
裕香「ビールは最初の一杯だけ、それからは甘いカクテルばっかりでしょ」
雄一「よく見てるな…」
裕香「というわけで私にもちょうだい♪」

ここまでバレてるとは…

雄一「親父には内緒だぞ」
裕香「うん♪」

そういえば、裕香って酒飲んでるとこ見た事がないな…
大丈夫なのか?

201:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:16:37 brvasbyZ
・・・

居間のこたつに入って飲み始めて数分後。

大丈夫なわけもなくあっさり酔いつぶれてしまった。

裕香「あはは~、おいしぃ~、ふわふわするぅ~」
裕香に酒は無理っぽいな…
裕香「おいしぃ~、もう1杯ちょうだい~」
雄一「どうみても酔っ払ってるぞ、やめとけ」
裕香「そんなことないもん、大丈夫だもん…」
雄一「顔真っ赤だぞ」
裕香「ちがう…もん、ちが…もん、だい…じょうぶ…だも…」
パタリ。くー、くー、くー
あ、落ちた。

202:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:17:32 brvasbyZ
うーん、そんなに度数強かったっけなぁ、カルーアって…
20度か。半々に割ったとして10度。ビールの2倍以上か…
強いと言えば強いのかなぁ…
スクリュードライバーは確かにレディーキラーと呼ばれてるけど…(14度)
そんなことを思いながら3杯目のカルアミルクを飲み始める。

雄一「このままだと風邪引くぞ…」
床に眠る裕香にコタツの毛布をかけてやる。
裕香「む~」
幸せそうな寝顔を見ていると自分の顔が少しほころんだ気がした。

203:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:19:51 brvasbyZ
次の瞬間。
裕香「お兄ちゃんが大好きなんだもん…」

・・・。

い、今なんて言った?
…どういう意味だ?

さっきまでの酔いが一瞬で吹っ飛んだ。
心拍数が一気に上がる。
あ…え…っと…
何の夢を見ている…いやそうじゃなくて…
いやそうなんだけど…なんていうか…


204:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:20:48 brvasbyZ
ああもう、ええい!
残ったカルアミルクを一気飲み。
向こうを向いて何も考えずに寝る!


目を瞑っていると、一気飲みしたカルアミルクのせいか眠気がゆったりと押し寄せてきた。
少し、助かった気分。
このまま眠れない状態は…ちょっと…。


・・・

205:道草  ◆uumichipSU
07/11/08 23:21:55 brvasbyZ
続きます。

過疎ってるのは幸か不幸か…

206:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/08 23:28:49 IDgPx/bX
みてるよー
酔った妹に兄がナニをするのかドキドキですよ?

207:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/09 09:29:12 6nub34XD
みてるぞーがんばれー

208:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/09 22:18:54 L3OUlcOE
>>205
俺も見たwww

209:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:41:34 MPYBcPV1
何気に見られてる?!

…酒とカクテルの部分は趣味丸出しですw



↓↓↓

210:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:42:18 MPYBcPV1
ザーーーーーーーーッ。

裕香「あれ?いつの間に寝ちゃったんだろう?」
雄一「ん…」
外は大雨。バケツをひっくり返したような雨とはこのことか。
時計を見ると、23時を過ぎていた。
雄一「雷でも鳴ったら停電しそうだな…」
裕香「か…雷…?」
雄一「早いとこ寝てしまおうか」
裕香「そ、そうだね…」


・・・

211:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:43:29 MPYBcPV1
ゴロゴロゴロ…
ベッドに入ると、雷が鳴り始めた。
かなりひどいな…ベッドに入れて良かったなぁ。
コレが食事中とかだったら大変だった。

トントン…

ノックの音。…え?

ガチャッ。

裕香「お兄ちゃん…怖い…一緒にいさせて…」
なんだ、裕香か。

雄一「わかった、俺は床に寝…」
裕香「…一緒に、寝てほしいの」

212:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:44:25 MPYBcPV1
…暗がりで助かった。
俺、絶対今顔が真っ赤になってる。
そうに違いない。
雄一「わ…分かったよ」

・・・

一緒に寝ることになった。
裕香は何を考えてる…?
いや、ただ単に雷が怖いだけ…だよな?

雄一「…雷、怖いか?」
裕香「…怖い。怒られてるみたいだから」

213:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:45:53 MPYBcPV1
俺は向こうを向いて寝ることにした。
どうしても変な意識をしてしまいそうだった。
本当なら顔を向けている方が落ち着くんだろうが―

ゴロゴロ…
裕香「怖いっ…」

裕香が俺の背中に抱きついてきた。…手は震えていた。
怖くて震えているのだろうか、それとも昔からの?
そう思ったとき、裕香がこう言った。

裕香「もう、お兄ちゃんなら、抱きつくのだって怖くないよ」
そう言うと、抱きつく手に力が入る。
裕香「むしろ、お兄ちゃんなら暖かいから」


214:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:46:39 MPYBcPV1
ドクン。

心臓の音が高鳴る。

裕香にも聞こえてしまうだろうか。


裕香「お兄ちゃん、ドキドキしてるよ…」

バレテル。
雄一「そ、そうか…?」

裕香「お兄ちゃん、あのね…」
雄一「な、なんだ?」

215:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:47:34 MPYBcPV1
裕香「この間、彼氏作るのイヤだって言ったけど…
こんなこととかできるの、お兄ちゃんだけだよ…
知ってる人でも、話すことが怖いの。
でも、いつかお兄ちゃんに彼女ができる時が…もっと怖い…」

雄一「…」
やっぱり、裕香とは一緒にいたいんだ、俺は。
「妹だから」という理由で見ないようにしていたけれど、
こんな裕香と…これからも一緒に。

雄一「…だったら彼女なんて作れないな。裕香を見捨てることはできないから」


216:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:48:29 MPYBcPV1
俺は、ゆっくりと息を吸い込みながら言った。

雄一「答えるのは今じゃなくていいけど」

少しの間を置いてゆっくりと話す。

雄一「裕香、俺のことが…」
裕香「大好きだよ、兄妹以上に」
思わず振り返る俺。

裕香「お兄ちゃんは、私をどう思ってるの?」

…目と目が合ってしまった。

雄一「あ…え…と」

217:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:49:14 MPYBcPV1
少しの沈黙。そして動揺。
雄一「俺は…」
裕香「お兄ちゃん…」

雄一「俺は、裕香のことが…好きだぞ」
裕香「両想い、ってことでいいの?」
雄一「…ああ、そうだ」
裕香「…嬉しい」
裕香は震える手で俺をぎゅっと抱きしめた。
雄一「俺も、抱きしめて…いいか?」
裕香「うん。きっとお兄ちゃんなら、怖くないから」

裕香の体をきゅっと抱きしめる。やわらかく心地よい感覚が自分の体に伝わってくるのが分かった。
ふわりとシャンプーの香りがする。


218:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:50:22 MPYBcPV1
雄一「…ごめん、ちょっといい?」
裕香「なに?お兄ちゃん」
雄一「理性、飛びそうだから…離れた方が…」
裕香「…え」
一瞬戸惑ったあとにこういった。

裕香「キスまでなら…いいよ…」

雄一「な…」
裕香「その先は…ちょっとまだ不安…初めてだから少しずつ慣らして欲しい…」
目を閉じる裕香。
雄一「分かった、少しずつ…だな」
軽く触れるだけのキス。

219:道草  ◆uumichipSU
07/11/09 23:52:21 MPYBcPV1
続きます。

残念ながらえちぃシーンは無い予定なんで期待は…(汗


220:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/09 23:59:48 Kd2URhzA
なんでこんなにスレ飛んでるのかと思ったら

221:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/10 01:42:23 ne8XheOM
何でエロパロスレじゃなく角二でやってるの?

222:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/10 10:44:03 hNJ//yg7
>>219
じれったい展開wwwだがそれがいい

>>221
たまに絵を描いてくれる職人さんがいるので

223:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/10 17:25:51 980pFwzG
>>218
URLリンク(akm.cx)

224:道草  ◆uumichipSU
07/11/12 20:57:08 3/IW3Mr1
>>223
うわー、イラストをどうもありがとうございます
感謝感激!

昨日は重くて書けなかったです(汗
一昨日は…所用です(滝汗

ラスト。

↓↓↓

225:道草  ◆uumichipSU
07/11/12 20:58:05 3/IW3Mr1
裕香「…はぅ…」
離れると同時に甘い息を漏らす裕香。
お互いに顔がさらに赤く染まっていくのが分かる。
裕香「うん…大丈夫だった。お兄ちゃんなら…」
少し安心した。
雄一「拒否されたらどうしようかと思ったよ…」
裕香「ううん…ちょっと不安だったけどね…」
そう言うと裕香は俺の目を見た。
裕香「今のはお兄ちゃんの番」
雄一「え…?」
裕香「今度は私の番…」
スッ、と顔を近づけられ、そのまま唇を重ねられる。
チュッ…
唇を重ねあう、さっきよりも長いキス。

226:道草  ◆uumichipSU
07/11/12 20:59:00 3/IW3Mr1
お互いの唇の柔らかさを確かめ合うかのようにキスをした。
「ん…む…ちゅぷっ」
「んんっ」
そっと、俺は裕香の唇へ舌を這わせ、そのまま静かに口内へスルリと入れてみた。
拒む様子もなく、同調するかのように裕香も舌を重ね合わせる。
「んふっ…ねちゃ…ぴちゃり…ちゅぷ…」
それはとろけるような甘く濃厚なキス。
「んむぅ…ぴちゅ…ちゃぷ…んふぅ…」
俺はやんわりと裕香の頭を撫で、軽く押し付けるようにキスを味わう。
裕香も撫でられることが気持ちいいようだ。
重ね合わせた舌の滑らかさと唇のやわらかさを楽しむ二人。
時に押し合ったり、時に擦り合わせたりして時を過ごした。


227:道草  ◆uumichipSU
07/11/12 21:00:07 3/IW3Mr1
「ぷ…はぁ」
どのくらい時間が経っただろうか、どちらからともなく離れると、二人の間を銀色の糸が伝う。
それはゆっくりと引っ張られていき、ぷつりと切れた。

裕香「なんていうか、その…楽しかった」
幸せそうな裕香の笑顔。
雄一「あ、ああ…その…」
裕香「でも、約束だから…」
目を合わせる裕香。
裕香「この先は、また次でね」
雄一「…分かった」
裕香「残念がらなくても…」
雄一「だってなぁ…」
裕香「じゃあ、お母さんたちみたいに」
ちょっと間を空けるとこう言った。

228:道草  ◆uumichipSU
07/11/12 21:01:14 3/IW3Mr1
裕香「今度、2人で旅行しよ」
雄一「え?」
裕香「泊りで…ね?」
雄一「な…」
そう言うと、裕香はベッドに潜り込み、体を俺に預けてきた。
そんな裕香を、俺は優しく抱きしめた。

いつの間にか雷も止み、静かになっていた。
今日は裕香のペースに飲まれた気分だ…
でも、こんなに想われていたんだな…
そう思うと、裕香がいとおしく感じた。
俺は、隣の安心した寝顔を見ながら、まどろみから眠りへと落ちた。

~Fin~

229:道草  ◆uumichipSU
07/11/12 21:06:11 3/IW3Mr1
以上で終了です。
えちぃシーンが無くてすんません…

読んでくださった皆様、そして絵師の>>223様、ありがとうございます。

えちぃシーンを書いてみたいけど文章にならない&語彙力が足らないワタシがお送りしましたorz

230:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/12 21:30:11 f2fjlsrf
>>229
エチなしの今回は序章ってことで続編をwww

>>223
パジャマ姿なのになんかえちいっすw

231:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/14 05:23:29 3BaaVbwv
>>229
エッチシーンなんて飾りです、エロい人にはそれが(ry

232:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/15 10:50:03 FHSS7WEw
URLリンク(akm.cx)

もいっこ別のイメージ

233:PC・Drinker ◆BokUNiNIjE
07/11/15 21:39:12 CfhhBJHW
>229
 純愛系SS、楽しませてもらいますた。こういうの好きだなぁ。
>えちぃシーンが無くて
 次に期待…と勝手な事を書いてみたりする。

>223、>232
 一枚目はそのまま、二枚目はエピローグの心象をイメージした
感じが出てますな。

234:道草  ◆uumichipSU
07/11/18 16:12:37 QCDBDyLq
>>232
あ、理想はこんな感じです(マテ
イラストをどうもありがとうございます~

続編ですか…
最初と最後は一応案として思いついているのですが
カラミのシーンが自信ない…
あと長くなりそうな予感…この話で30レスだしなぁ…

235:道草  ◆uumichipSU
07/11/19 19:10:30 PPpN7+8G
…努力はしたつもりです…

と、いうわけで日曜に続編を書いてみました。
今日読み直して修正かけて。

文章による描写ってやっぱり難しいですね…


↓↓↓

236:道草  ◆uumichipSU
07/11/19 19:11:14 PPpN7+8G
大雪の街で… ~雄一と裕香②~

雄一「寒い…」
裕香「寒いね…」

大雪でストップした電車。
いまいる駅では運行状況を放送している。
…何度聞いても今日中に運行はしないようだ。


まあ、今のこの状況を簡単に説明すると…

うちの家族は例年通り田舎へ帰ることになっていたのだが、
両親は仕事の関係上若干遅れて帰省することに。
こうして俺と裕香は先に電車に乗って行ったのだが…

237:道草  ◆uumichipSU
07/11/19 19:12:02 PPpN7+8G
雄一「なんで大雪…」
裕香「どうしよう…」

現在、夜の9時。
途中まで来てしまっているので家に帰ろうにも電車はない。
かといってこの先に進む電車は運行休止。


って、この状況…ってことは…
ここで降りて…どこかに泊まるしかないのか…?
ドキリ。
急に心臓が鳴り始める。
その…2人きりで…ホテル…

238:道草  ◆uumichipSU
07/11/19 19:12:40 PPpN7+8G
裕香「お兄ちゃん…?」
雄一「え…あ…その…なんだ」

幸い、この街は比較的大きいので宿泊施設には困らない…と思う。

裕香「何を動揺してるの…?」
裕香は状況が分かっていないらしい…。

雄一「いや…この状況だし…なんというか…な?」
裕香「え…?あ、そ…そっか…」

やっと気付いたか。

239:道草  ◆uumichipSU
07/11/19 19:13:20 PPpN7+8G
雄一「裕香!」裕香「お兄ちゃん!」

雄一「あ…な、何だ?」
裕香「え…お、お兄ちゃんから…」

雄一「と、とりあえず、泊まるところを探そう…」
裕香「う、うん…」

電車の影響で泊まれなくなるとシャレにならない。
そう思って急いで泊まれるところを探した。

のだが。

240:道草  ◆uumichipSU
07/11/19 19:13:56 PPpN7+8G
宿泊施設は軒並み満杯。

雄一「大雪の影響か…」
裕香「うーん…」

見慣れない街をうろうろと探す。
少しずつではあるが視界が悪くなってきた。
だんだんと雪が強くなってきたようだ。

・・・

241:道草  ◆uumichipSU
07/11/19 19:16:14 PPpN7+8G
あれ?
駅ってどっちだったかなぁ…

雄一「やばい」
裕香「どうしたの?」
雄一「迷ったかも」
裕香「え…お兄ちゃん…私も道覚えてないよ…」
雄一「…まあ、ホテルで道聞けば問題ないと思うけど」
裕香「うーん…見つかるよね?」
雄一「なんとかなる…と思う」

・・・

242:道草  ◆uumichipSU
07/11/19 19:17:20 PPpN7+8G
しかし、周りがえらく派手なネオンになってきたなぁ…
裕香「…お兄ちゃん」
うちの近所の方が都会のはずなのに鬱陶しいくらいに眩しい…。
裕香「…お兄ちゃんってばぁ」
雄一「ん?なんだ?裕香」
見ると裕香は恥ずかしそうにうつむいている。
裕香「周り、よく見てよ…」
雄一「さっきからホテルなら探してるぞ」
裕香「そうじゃなくて…この場所…」
この場所…?
雄一「げ」

明らかにここは歓楽街。怪しい店や風俗の立ち並ぶ店がズラリ…。

243:道草  ◆uumichipSU
07/11/19 19:18:22 PPpN7+8G
雄一「…早いとこ抜けよう」
裕香「そうだね…あ」
雄一「ん、どうした?」
裕香「あった…ホテル」

確かに左奥のほうに「ホテル」の文字が見える。
けど…
雄一「えーっと…こういうところにあるホテルってことは…」
裕香「うん…」
裕香は少しためらった後、こう言った。
裕香「こういうところでも…いいよ…」
雄一「わ…わかった」

・・・

244:道草  ◆uumichipSU
07/11/19 19:20:44 PPpN7+8G
続きます。

3、4日かけて投下する予定です…

245:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/19 20:46:23 pyVMYwYv
>>232
おいしくいただきますたw

>>244
定番フラグwww
だがそれがいい

246:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/20 04:08:15 crqo9gqj
>>244
こういう展開すきだ

247:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/20 13:57:58 2iITd4MR
>>243
URLリンク(akm.cx)

248:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:20:22 IzY3blR9
>>247
どうもありがとうございます!実に仕事が早い!


続きを投下~

↓↓↓

249:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:21:20 IzY3blR9
・・・

二人でラブホ…もといファッションホテルに来てしまった…
裕香「お、お兄ちゃん、先にお風呂どうぞ」
雄一「あ、ああ…」

ザーーーーッ。
シャワーを浴びながら少し気を落ち着かせる。
ふう…少し楽になったか…

・・・

風呂場から出て体を拭き、パジャマに着替える。
こういうとこのパジャマって上だけなのか…
って、変なところに感心してどうする…

250:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:22:05 IzY3blR9
雄一「裕香ー、あがったよー」
裕香「わ、わかったー」
入れ替わりに裕香がシャワーを浴びる。

雄一「ふう…」
ちょっと深呼吸。

『こういうところでも…いいよ…』
さっきの裕香の言葉がリフレインする。
期待してる…のか?
あれこれと考える。
こんなとこでなし崩しのようにするのか…?
…でも、あの時に、「今度、旅行で」って約束したもんなぁ…
だけど…。


251:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:24:41 IzY3blR9
ドクン。
心拍が速くなった。
お、落ち着け俺。
こんなときは…ちょっと夜景でも見よう…

ベッドに座って外を見る。
雪はさっきよりも弱まっているような感じだ。
明日には晴れるかな…
あ、そうだ。
テレビあるんだから天気予報見ればいいんだよ。
しかし、このテレビでかいなぁ…。
うちのテレビの比にならんぞ…

252:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:25:46 IzY3blR9
えーっと、リモコンリモコン…
ごそごそ…あれ?
どこだ?
普通はテレビの上とか下の棚に置いてあるよなぁ…
あら…無い。
あ、そうか。もしかしたら…

ベッドの枕元にリモコンがまとめて置いてあった。
えーと、これだな。
さて、天気予報…
ぽちっとな。

253:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:26:53 IzY3blR9
次の瞬間。
目の前が肌色に染まった。

大画面の中では、くんずほぐれつしている裸の男女が3Pの真っ最中…。
当然ながらモザイクはかかっているが。
雄一「ぶーーーっ!」
そういうチャンネルかよ!

ふ、普通のテレビに切り替えるボタンはどれだ!
えーっと…

裕香「お兄ちゃん…何見てるの…」

254:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:27:57 IzY3blR9
その声に振り向くと風呂からあがった裕香が俺の方を見ている。
雄一「あ。…いや、これは、違うんだ!」
裕香「お兄ちゃんも、男だもんね…」
雄一「だから、違うんだってば!俺はただ単に明日の天気を…」
裕香「うわ…すごい…」
雄一「だから違う…え?」
裕香「こんなの初めて見た…」
テレビに近づくと画面に釘付けになる裕香。
画面の中でもだんだん動きが激しくなる。
雄一「ゆ、裕香?」
ぽーっとした表情で俺の声は耳に入らない様子。

って俺もぼーっと見ている場合かよ!
リモコンで慌てて天気予報に切り替える。

255:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:30:17 IzY3blR9
裕香「あ、あれ?」
雄一「ゆ、裕香、ちょっと落ち着け」
裕香「う、うん…」
裕香は余韻が残っているようにぽーっとしていた。

・・・

幸い、明日は晴れるらしく電車も復旧するようだ。

・・・

なんだかんだで夜の11時。
ひとつのベッドで横になる二人。
当然、あんなことの後なので心拍数が高い。
裕香もあまり俺と変わらない様子。

256:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:31:18 IzY3blR9
俺は電気を消した。

すると、天井には周りの薄暗く青いライトに照らされた星空があった。
ホテルの演出のようだ。

裕香「きれい…」
雄一「そうだな…」
綺麗な星空をしばし眺める二人。

ぼーっと見ていると、裕香は俺の腕に自分の腕を絡ませてきた。
裕香「お兄ちゃん…大好き」
雄一「裕香…」
俺は裕香の肩に手を回すと、そのまま抱きしめた。
それに答えるかのように裕香も俺の背中に手を回す。

257:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:32:22 IzY3blR9
裕香「えへへ…嬉しい」
雄一「ある意味大雪で良かったな…」
裕香「うん」

大雪が作り出した2人きりの夜だった。

俺は確かめるようにこう聞いた。
雄一「なあ…このまま…キスしていいか?」
その言葉に、裕香は静かにうなずき、目を閉じる。

258:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:33:24 IzY3blR9
チュッ…
裕香の頭を軽く抱えてキスをする。
お互いの唇の柔らかさが心を満たしていく。
裕香「んっ」
やさしく、ゆっくりと舌を進入させてみた。
裕香も舌を絡めてくる。ゼラチンのような柔らかさだ。
「んふっ…ん…ぴちゅ…ちゅぷ」
お互いに舌を絡ませあい、唇でじゃれ合い。
甘いキスをしばらく楽しんだ。

259:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:34:27 IzY3blR9
「はぅ…」
一通りキスを楽しんだ後、ゆっくりと唇を離す。
裕香「キス…やっぱり楽しい」
雄一「裕香、実はキス魔だろ」
裕香「先に舌入れたのお兄ちゃんだよ…」
雄一「俺はキス魔だからな」
言って俺は裕香に軽くキスをする。
裕香「んんっ…もう…」
裕香は少しあきれ顔だったが、
裕香「私も、キス魔かも…」
そう言うと、俺に体を預けてきた。

裕香「…あの時の、続き、してもいいよ」

260:道草  ◆uumichipSU
07/11/20 19:37:33 IzY3blR9
…はい、続きます。

連休は実家帰るので木曜までには全部投下します。
最悪、金曜朝までには。
この先は投下するのちょっと不安ですが…
…努力はしたんでよければ読んでやってください。

261:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/20 19:56:36 y1ZY1Kai
>>260
生殺しスレにふさわしい進み具合だw

262:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/21 09:55:37 nraji+Jt
これはいい生殺し

263:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:05:09 TywWRoD1
さて、本日分投下します。
自信はありませんが…



↓↓↓

264:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:06:32 TywWRoD1
ドクン。
心臓の鼓動がますます速くなる。

雄一「ほんとに…いいんだな」
裕香「…うん」
雄一「イヤだったら、イヤって言えよ」
裕香「…大丈夫だと思う」
雄一「分かった」
俺は裕香の頭を撫でた。
裕香「はぅ…」
雄一「頭撫でられるの、気持ちいいのか?」
裕香「うん…なんだか、ぽーっとする…」

裕香のパジャマのボタンをひとつひとつ外していく。
ひとつはずすごとに裕香の体が露わになっていく。

265:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:07:35 TywWRoD1
最後の2つはつけたままにし、開いた隙間からパジャマの中に手を差し入れる。
裕香「あ…」
裕香が軽く声を上げた。
俺は左胸をゆっくり撫でる。
大きいわけではないが、片手ですっぽり収まる綺麗な形の胸だ。
その柔らかさをふにふにと楽しむ。
裕香「あ…はぅ…」
甘い息を漏らす裕香。
空いたほうの手で右胸も柔らかく包み込む。
少し、感じているのだろうか?
俺は、双丘の先端に触れてみた。
裕香「ん…あぅ…」
そこは、ツンと上を向いて固くなっていた。
そこをそっと優しく摘んでみる。

266:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:08:37 TywWRoD1
裕香「んんっ…」
感じている顔だ。
やさしく、やさしく先端を撫でる。
裕香「んあ…あぅ…」
雄一「裕香…可愛いよ」
裕香「はぅぅ…」

俺は手で胸を弄びながら、首筋にキスをした。
そのまま、首筋をゆっくりと上下に舐める。
裕香「ひゃぅ…」
裕香の体が紅潮していくのが分かる。

267:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:10:15 TywWRoD1
俺はそのまま舌先を胸へ持っていき、胸の先端を口で弄る。
ちゅっ…ちゅぱっ…はむっ…
すっかり固くなった双丘の突起を、舌で舐めたり、唇で咥えたりする。
恥ずかしそうに両手で口元を押さえる裕香。
声を我慢しているようにも見えた。

俺は裕香の口を押さえている手をやさしくよけた。
雄一「裕香のエッチな声、もっと聞きたい…」
裕香「う~…。お兄ちゃんのエッチ…」
雄一「裕香…」

俺は右手の指先を裕香の胸からゆっくりとお腹のあたりへ這わせていき、
そのまま下の方へ向かわせる。
その行動に体をピクンと震わせる裕香。
裕香「…!」

268:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:11:18 TywWRoD1
雄一「…イヤか?」
裕香「ううん、ちょっと…ドキドキしてるだけ…」
俺は、残っていた二つのボタンを外して手を下のほうへ向かわせていき…
そのまま大事な部分を通り越して太腿を撫ぜる。
裕香「んんぅ…」
もう裕香は全身が性感帯になっているみたいだ。
雄一「…ちょっと、期待した?」
裕香「もう…お兄ちゃんのバカぁ…」
雄一「じゃ、そろそろ…」
裕香「あ…うん…いいよ…」

269:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:12:23 TywWRoD1
下着越しに右手の指先でやさしく撫でる。
…もう、下着が少し湿っていた。
雄一「濡れるとまずいから脱がすよ…」
裕香「あぅ…」
ゆっくり下着を下げると、裕香の大事な部分が露わになる。
そのままゆっくりと脱がした。
裕香「はぅ…恥ずかしいよ…」
雄一「すごく…綺麗だ」
俺は裕香の秘部に指をやさしく這わせる。
裕香「はぅっ…!」
裕香の顔がますます紅潮した。

270:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:13:25 TywWRoD1
雄一「裕香…ここ自分で触ったことある?」
裕香「あ…えーと…」
雄一「…?」
裕香「…あるよ…」
雄一「あるのか…エッチだな、裕香は」
裕香「お兄ちゃんのこと…考えながら…何回か…」
雄一「…」
裕香「…でも触られるのは初めてだもん…こんなエッチな裕香は嫌い?」
雄一「そんなセリフは反則だ…」
裕香「?」
雄一「…可愛すぎる」
裕香「…嬉しいよぉ」

271:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:14:46 TywWRoD1
続けて俺は裕香の秘部を擦る。
裕香「んぅ…うぁ…んん…あぅ…」
どんどん俺の指先が濡れてきた。
そっと中指を中へ挿しいれる。
裕香「きゃふっ…」
ピクンと体が動く。
俺はそのまま中でゆっくりと動かす。
裕香「あああ…ふぁっ…きゃぅ…」
続けて人差し指も入れて動きを強める。
裕香の感じ方がどんどん強くなっていくのが分かる。
雄一「すごく濡れてるよ…」
裕香「あぅ…言わないでぇ…」
動かす指を止め、裕香の秘部に俺は顔を近づけた。

272:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:15:48 TywWRoD1
裕香「お…お兄ちゃん…はぅぅ…」
雄一「もうこんなになってるよ…」
両手の指先で裕香の秘部に触れ、そっと入り口を開いた。
裕香「あぅぅ…そんなとこ見ないでぇ…」
雄一「裕香のここ、綺麗だよ…」
俺はそのまま裕香の秘部を舌先で弄ぶ。
裕香「ひゃうっ!お、おにいちゃ…き、汚いよ…」
そんな裕香のセリフには構わず舌先を躍らせる。
ぴちゃ…ぺちゃ…ちゅぷ…じゅるっ…
卑猥な音をさせながら俺は続ける。
裕香「はぅ…ふぁぅ…ああん…」
雄一「裕香の匂いがする…」
裕香「そんな…んあぁ…」
もう裕香の秘部はずぶ濡れになっていた。

273:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:16:50 TywWRoD1
俺は、そんな裕香に聞いてみた。
雄一「…続き、やってもいい…か?」
裕香「はあ…はあ…ふぇ?」
裕香は何を聞かれているのか分からないようだ。
雄一「最後まで…な?」
裕香「あ…」
裕香は少し戸惑ったが、こう言った。

裕香「うん、いいよ…お兄ちゃん、来て」
雄一「分かった…でも、今日は大丈夫なのか?」
裕香「…うん。大丈夫な日、だから」

274:道草  ◆uumichipSU
07/11/21 22:18:13 TywWRoD1
…続きます。
えちぃシーンは初めて書いたので稚拙な部分はご容赦のほどを…

明日でラストです。

275:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/22 11:55:24 HHBlm1bB
氏の盛り上げ方の凄さも感心だが、
生殺し具合も感心したwwwww
悶々するw

276:道草  ◆uumichipSU
07/11/22 20:13:59 M+0Qq3nc
ラストです。
色々と突っ込まれそうですが…



↓↓↓

277:道草  ◆uumichipSU
07/11/22 20:15:03 M+0Qq3nc
俺は、裕香の秘部にすっかり怒張した自分のモノをあてがった。
潤滑油として裕香の愛液を秘部の入り口で塗り付ける。
裕香「んん…ああぅ…」
そして、そのままゆっくりと裕香の膣内に侵入させた。
裕香「…!」
苦痛に顔を歪める裕香。
雄一「…つらいなら無理はするなよ、大丈夫か?」
裕香「…へ、平気だもん…お兄ちゃんのだもん…」
そのまま奥へ進めると、何かにぶつかった感じがする。
雄一「いくぞっ……」
俺はそれをゆっくりと押し進めて貫いた。
裕香「っああああっ!」
秘部から血が伝う。
裕香の目から涙がこぼれた。
その涙を俺は手で拭う。

278:道草  ◆uumichipSU
07/11/22 20:16:12 M+0Qq3nc
雄一「俺を、受け入れてくれてありがとな」
裕香「…はぁ、はぁ…お兄ちゃんだからいいの…」
雄一「ああ…」
その言葉で、裕香がますますいとおしくなった。
自分のものにしてしまいたい。
雄一「じゃ、動くぞ?」
裕香「うん…」
俺は裕香に負担をかけないよう腰をゆっくりと動かす。
裕香の中は狭く、動かす度に俺の体に強烈な快楽が走った。
ズッ……ズッ……ズッ……ズッ……
裕香「うっ……んっ……んっ……うぅっ」
雄一「くぅっ…」
裕香の苦しそうな声とは対称的に、俺はすぐにでも達してしまいそうになった。
裕香「んっ……んっ……んんっ……んぁっ」
動くたびに、次第に苦しそうな裕香の声が段々と喘ぎ声に変わっていく。

279:道草  ◆uumichipSU
07/11/22 20:17:57 M+0Qq3nc
雄一「ふうっ…」
裕香「あうっ…くぅん…ひゃぅ」
裕香の喘ぎ声を聞き、次第に自分の腰が速くなる。
ズッ…ズッ…ズッ…ズッ…
裕香「あん、あぅっ、あぅ、あんっ」
雄一「裕香…裕香っ」
裕香の声が腰を加速させる。
もう止められない。快楽に身を任せながら動く!
ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!
裕香「ひゃうっ!きゃうっ!あぅぅっ!ああっ!」
雄一「裕香っ!裕香!」
裕香「お兄ちゃ…お兄ちゃぁん!」
二人とも、もう限界が来ていた。

280:道草  ◆uumichipSU
07/11/22 20:19:11 M+0Qq3nc
裕香「来ちゃうっ!何か来ちゃうよっ!」
雄一「もう、俺もそろそろ…っ!一緒にいくぞ!」
裕香「お兄ちゃん!おにいちゃぁあん!」
そう叫ぶと、裕香は体を大きく震わせた!
裕香「ふぁっ、ああっ、あぁあああああぁぁぁぁぁぁーーー……」
裕香の秘部が収縮し、今まで以上の強烈な快楽が俺を襲う!
雄一「ううっ!」
ドクン、ドクン、ドクッ…
その快楽に耐え切れず、俺は裕香の膣に熱い液体を注ぎこんだ。

裕香「はぁ、はぁ…熱い…」
雄一「ふぅ…可愛かったぞ、裕香」
裕香「お兄ちゃん…大好き…」
そのまま快楽の余韻に浸りながら、二人とも眠りに落ちていった。

281:道草  ◆uumichipSU
07/11/22 20:20:15 M+0Qq3nc
・・・

次の朝。
目が覚めると、裕香はシャワーを浴びていた。
…昨日、俺は…やったんだな…
窓の外を見ると、見事なまでに晴れていた。
雪に反射する日の光が眩しい。

裕香が着替えて風呂場から出てきた。
裕香「お兄ちゃん…おはよう!」
雄一「裕香、おはよう」
裕香「あ、そうだ、ちょっと目を閉じて」
雄一「?」
裕香「いいから目を閉じて」
言われるままに目を閉じる。すると、唇に柔らかい感触。

282:道草  ◆uumichipSU
07/11/22 20:21:19 M+0Qq3nc
裕香「えへっ、おはようのキスだよっ!」
雄一「…やっぱり、裕香はキス魔だな」
裕香「お兄ちゃんだからしたくなるんだもん!」
雄一「…顔が赤いぞ?」
裕香「いいのっ!」
雄一「バカップルだよなぁ…」
そう言いつつも内心嬉しい…


裕香「これからもよろしくねっ、お兄ちゃん」

~Fin~

283:道草  ◆uumichipSU
07/11/22 20:25:05 M+0Qq3nc
以上で終了です。

初のえちぃシーンなので表現が弱かったかも…
まだまだ文章力が足らない…

あとから見てツッコミどころに気付いてしまったorz

284:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/22 23:32:20 eVwyoCyf
>>283
乙でした
今までが生殺しだったのにエチシーンはあっさり風味w

285:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/24 11:18:57 HFKgGaOC
乙!超名作ですた

286:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/25 07:54:33 s13m8ILg
>>280 辺り
URLリンク(akm.cx)

あっさり風味をエロく描いてみる

287:道草  ◆uumichipSU
07/11/25 22:14:15 mBegOuPf
感想の方どうもありがとうございます~

>あっさり
…orz
ちょっと前後でバランス悪いですよねぇ…

>>286
イラストをどうもありがとうございます~
あっさりなのをエロくフォローしていただいて感謝!

288:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/11/25 22:27:10 sk+MrtQz
>>286
あっさり風味をよくぞここまで濃ゆくしてくれたw
GJ!

289:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/12/04 08:52:19 Bstjqaqv
誰も居ないスレ…
 こっそり妹の部屋に

290:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/12/04 12:32:38 /gI/0bys
一方その頃…


兄の襲撃に備えて、すけすけおぱんつに穿き替える妹の姿が

291:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/12/10 10:45:45 GMqjlK30
ほしゅー

292:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/12/18 04:25:23 KnaEl0tH
ほちゅ

293:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/12/18 07:14:11 V7R0RywE
久々に何か考えようか

294:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/12/18 12:31:02 qt8RDCZQ
ぜひ頼のむ

295:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/12/22 05:02:11 xibktqEi
お兄ちゃんのためにホシュ


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