妖精・精霊総合スレ④at ASCII2D妖精・精霊総合スレ④ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト207:2/2 07/05/14 23:37:18 GeI0ujpW 朝礼が終わり、今日の仕事を伝えられた。 「我が社の開発したイーストの素晴らしさをクライアントに説明して来い」……要は営業だ。 この会社はブルーオーシャンを意識しすぎていつも勘違いな商品ばかり作っている。倒産しないのが不思議なくらいだ。 電話でアポを入れていく。歩くルートは千影に書いてもらう。 営業の時はいつもこんな感じだ。蛍光ペンを持って地図の上を走る千影がまた可愛い。 「(これだと時間余りそうだな……千影、どっか寄ってくか?)」 「(時間あるならここに……)」 千影が立った場所は、「蔵書数に定評のある池上書店」という場所だった。 「(その場所なら午前中の営業終わった後にちょうどいいな。それでいい?)」 「(はいっ)」 地図の上で小動物のように跳ねる千影。よほどうれしかったのだろうか。 そういえば俺は千影の趣味を知らなかった。 ちなみに、この会話は俺が念じて千影が話し掛けているものだ。オフィス内はうかつに喋れない。 「(千影は本が好きだったのか……)」 「(ええ、ファンタジーものとかが特に)」 千影が先導する形でオフィスを出る。いつもの営業の始まり。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch