07/02/13 16:34:56 AAl2Qf4h
白土三平の時代もので、領民を徹底的に苦しめるのだけが目的の拷問が忘れられんな。
城塞を作るということで、領民たちを人間未満の奴隷としてこき使う。
食料は死んだ仲間を食わせるとか、石垣に僅かでもすき間があれば積み上げた
男の腕の肉を詰め込んであがなわせるとか、その辺の地獄ぶりは色んなところでも
表現されるようなあれやこれやなんだが。
そうやって、手間ひまをかけたものすごく緻密で鉄壁の城塞を10年ぐらいかけて作り上げる。
そういう最低の奴隷として無理矢理作らされたものでも、生き延びてその完成を
見られた者たちは感激に涙するんだが、その場でそれを完全に解体するように命令される。
訳が解らず、それでもまた5年ぐらいかけてそこを元の真っさらな更地に戻すと、
またその場で前と全く同じ城塞を作るように命令される‥という無限地獄。
俺はこれが一番恐ろしかった‥