07/03/28 01:24:16 JtsTT2xe
そして怪しげなビル(三階建て)が。
201:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/03/29 11:10:18 OdKpwqa6
「こんな山の頂上にビルがあるとはね」
「入り口の前に意味ありげに置いてあるバケツも気になりますわ」
ツンデレラは特にバケツの水底に沈むスコップが気になっていた。
そのスコップは
202:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/03/30 06:26:52 3bLwA+Ic
無論、ただのスコップではない。
注意深く観察したところ、柄の部分に小さく文字が刻まれていた。
「サイボーグ帝国製」と書かれている。
「これも敵の罠なんですの?」
ツンデレラは慌ててビルを見上げた。
203:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/01 09:52:43 5KfKJWOl
ちょうど、窓から突き出た何者かの腕が、植木鉢を手放した所であった。
204:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/02 02:39:05 0Z5rAyrs
そして、となりにいた孔明の頭上に落下してきた。
205:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/03 02:09:47 2A2QV7p1
ツンデレラはすっと右手を延ばすと、造作も無く植木鉢をキャッチする。
その植木鉢には一輪の
206:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/03 20:51:29 ymjJnh5I
菊。勿論食べられる。
207:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/04 00:34:06 WuOBuca/
「菊の花一輪・・食用としても可、ってことは・・
死体も残さず灰になれ、ってメッセージだったりしてね」
不吉な読み方をする孔明だが
ここでスコップや植木鉢にばかり気を取られていても仕方がない。
ツンデレラ達はビルの中へ入ってみることにした。
当然、気になるバケツとスコップを持って。
208:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/05 12:40:19 OXHo8Ksh
ドアを押して中に入ると、男が1人にこやかな顔で立っていた。
「お待ちしておりました、ツンデレラさん。お花は気に入って頂けましたか?」
この男、顔は笑っているが
209:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/05 23:13:21 Wj8x1Ynq
あるある大辞典の納豆ダイエットに騙され
「テレビが嘘をついたら、何を信じていいかわかりません!」
などと投書したという、本物の馬鹿である。
210:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/07 01:19:33 w+QHt6Lz
男はおもむろに蟹切りバサミを取り出し、鮮やかに一回転させた
211:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/07 03:46:59 2xKkxCf7
更にもう2個取り出し、ジャグリングを始めた。
212:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/07 11:09:50 joJl4FRE
そしてそのまま奥の階段へと歩き出す。
「どうぞこちらです」
この男、腕では器用に三つの蟹切りバサミを回しつつその足運びは
213:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/07 15:30:19 +7iCdYaQ
フラミンゴのように、ちょいと一本足で
弱気なサインに首を振り、
214:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/08 16:11:37 zf+X0/Tm
お尻も振り振り、悩ましげに階段を登っていく。
ツンデレラと孔明は
215:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/08 17:20:14 Qolub+4J
彼を殺し、目撃者も殺し、蟹切りバサミと菊をバケツに入れて逃走。
これがのちに「華道」として日本に伝わる事となる。
そのころ、お城では
216:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/09 01:46:18 ZAdA6DkL
女皇ユリザベスが、突然のツンデレラの暴挙についての報告を受けていた。
「なんでまたそんな事になったのですか?」
「解りません、じいや殿も皆目見当がつかないと…」
女皇ユリザベス…彼女は弱冠20歳ながら、ツンデレラの母国でもあるストロットル皇国の最高権力者である。
「サイボーグ帝国、あるいは例の組織が原因という事は?」
「まだ調査中ですので確実な事は言えませんが、その線は薄いようです」
「ん~…宇宙は奴らは?」
「依然、例の艦隊は沈黙を守ったままです」
「では、魔界の方は?」
「門の異常は報告されていません」
「じゃあ、未来…」
「時空震も探知されておりません」
「…どれも関係ないって事ですね?」
ポリポリと頭を掻きながらユリザベスは
217:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/09 03:43:09 gJGvA2U7
ツンデレラの読めない行動に頭を悩ませていた。
一方、逃走中のツンデレラと孔明
「やっぱりさっきのあいつら、敵だったんだね」
そう、目撃者もそれから蟹切りバサミの男も人間ではなく、機械仕掛けの人形だったのだ。
「恐らく、敵が先回りして、あのビルの中の人間を始末してしまっていたんですわね。
皆、わたくしと係ることで災難に巻き込まれていく・・
わたくしの行く先には血の雨しか待っていないと言うのかしら・・」
結局、じいやが二人をこのビルへ誘った理由は何一つわからないまま
一抹の悲しみを抱えて、ツンデレラの逃亡生活は続くのである。
さて
218:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/09 05:24:18 vUKc6eFF
ライトステーションへとやってきた二人であった。
「ここのステーション名、なぜ最初の2文字だけ平仮名なのでしょう?」
219:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/09 11:43:53 CeX5eXO8
『さてライトステーション』、ここは佐賀県にある小さな喫茶店だ。
ひらがなの部分は"トイザらス"とかにインスパイアされたとは店主の弁である。
そしてこの店名は蟹切りバサミの男の残骸から入手できた、たった一つの言葉でもある。
このひらがな部分のおかげで、タウンページからあっさり特定できた。
ここに何か手掛かりはあるのだろうか…
その時、ツンデレラの携帯の着メロが鳴り響いた。
発信者は、じいや。
ツンデレラの表情が強張る…あのビルへ自分を差し向けたじいやも敵かもしれないからだ。
すると孔明が
220:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/10 01:32:33 3QeUj/vN
まさに孔明が
221:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/10 01:59:01 vqjQsaK2
よもや孔明が
222:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/10 11:10:41 3ci9YLQg
突然ツンデレラと孔明に襲い掛かってきた!
サイボーグ帝国が諸葛孔明に対抗する為に作り上げた、三人の孔明型サイボーグである。
すると孔明「ンッフッフッフ」
まさに孔明「ンッフッフッフ」
よもや孔明「ンッフッフッフ」
223:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/12 12:54:01 fs/ELYFd
「ツンデレラ、ここは僕に任せて電話に出てくれ。じいやさんの真意を知りたい」
そう言いながら孔明がベルトのスイッチを入れると、閃光と共にその体が眩い光沢を放つメタルスーツに包まれた。
孔明博士自らの発明により誕生した超戦士…その名も『 機動策士ショカツリョー 』だ!
224:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/12 16:21:14 kcfvIrtr
機動策士ショカツリョーの活動時間は僅か0.05秒にすぎない。
では、活動プロセスをもう一度見てみよう。
225:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/12 20:04:52 YiJ8u2vI
ショカツリョーの活動準備は毎朝のラジオ体操から始まる。
規則正しい生活と適度な運動、そして朝の大気によりショカツリョーの血行が促進され
ショカツリョースーツの装着に耐えうる鋭気が生成される。
その鋭気は免疫力を高めると同時に嗅覚をブロックし、
ショカツリョースーツに住み着いたあらゆる微生物の分泌物をことごとく無効化する
強靭な精神を肉体に焼き付け、0.05秒もの活動を可能にするのである。
226:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/13 02:49:20 AQ4pYU8F
「機動策士! ショカツリョー!!」
↑
このあたりでメタルスーツ解除
227:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/13 14:28:40 k9vamryA
される、わけではない事に注意したい。
活動停止したスーツは、只の重たい鎧と化し四肢の動きを阻害する拘束具となるのだ!
228:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/15 19:43:12 HFJiGAGx
一方その頃、サイバトロン基地では
229:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/15 20:07:09 6FWpWUCL
野点が開催されていた。
230:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/16 01:53:27 c97PEOo+
サイバトロン社は「サイバー」と「パトロン」を組み合わせた社名どおり、ネット上で科学者・技術者と投資家を仲介する事を業務としている。
そしてサイバトロン基地と呼ばれる本社社屋は、基地の名に相応しい科学技術で武装した要塞のような建物であった。
その屋上庭園でホトトギスの声など聞きながら和やかに野点が開かれている座に、白衣姿の男が駆け込んできた。
「しゃ、社長!たった今、まだ試作段階のショカツリョースーツが電送されました!」
「むう?はやまったな孔明君…」
231:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/18 03:11:07 6DfCry5v
「それから君、私のことは『コンボイ司令官』と呼べ
と言っておいただろう」
232:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/20 02:05:48 MwhUtzFq
「それはセクハラです、社長」
233:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/23 21:09:15 g0M+gOHK
「まあそれはともかく、このままショカツリョーがやられてしまっては
我々のこれまでの研究も台無しだ。しかたない、援護する事としよう」
そう言うと、おもむろに目前のスイッチを入れた。
234:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/23 22:23:25 E+aa67KY
「……しまった」
スイッチは2つあり、本来は左のスイッチを入れなくてはいけなかったのであるが、
間違えて右のスイッチを入れてしまったのである。
235:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/24 00:40:30 2qI8By3n
つまりレフトスイッチのつもりがライトスイッチをONしてしまったのだ。
236:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/24 01:15:15 iqeuqib+
すると、ショカツリョーに仕込まれた電飾が輝きだした。
サイボーグ孔明ズ「うおっ!まぶしっ!」
237:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/26 00:29:37 eDHyE2E5
その隙にツンデレラは通話ボタンを押した。
『お、お嬢様、ご無事でございましたか!』
「その口ぶりでは私達があの場所で、どんな目にあったか解っているようですわね」
『申し訳ございません、まさかこの様な事になるとは…』
「じいや、あなたが知っている事をすべて話してもらえますわね?」
『…解りました、それでは一度は私の家へお戻り下さいませ』
それだけ話すとツンデレラは電話を切った。
見れば孔明が
238:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/26 01:03:54 L8G3cMq4
泣きながら馬謖を
239:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/26 03:32:16 9k6svWF2
切った。
この場合、未完成のショカツリョースーツを転送した、という
作戦の失敗の責任は孔明自身にある訳なので、
要するに自決した、ということである。
240:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/26 07:12:25 F4+lQ0/l
しかしじっさいには、彼に似た男が各地で目撃されており、
ネットなどで生存説がささやかれている。
241:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/26 21:14:52 3+HbrQNb
これはひとえに「切った」だの「自決」だのといった言葉による誤解であり、実際誰も死んでいないのだから当然である。
孔明はショカツリョースーツの運用を己のミスであると真摯に受け止め
『馬謖』という現時点での彼の最高の手札を"切る"事を"自決(自身で決める事の意)"したのである。
さて、孔明が泣くほどの思いで使う『馬謖』とは如何なるものなのか。
それは孔明が開発した
242:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/28 23:51:50 euu+oOAR
新種の「たまねぎ」であった
243:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/29 05:27:24 r0p7e1tF
孔明が独自に開発した化学肥料を駆使して栽培した「たまねぎ」
それは生物であれ機械であれ、顔に近付けるだけで号泣してしまう
もの凄く刺激の強い「たまねぎ」である。
これを使えば、大抵の敵は視界を塞がれ、動きを止めてしまう。
そんなに効果的な「たまねぎ」なのだが、孔明はちくわの次にたまねぎが嫌いなのであった。
なのでこれまで使うかどうか散々迷って捨てられずにいたが、今回の反省を含め
泣いて「馬謖」こと「たまねぎ」を切ることにしたのである。
「やっぱり・・勿体なかったかなあ・・」
ちょっと後ろ髪引かれる孔明。
ツンデレラはそんな孔明を引っ張り、じいやの家へと向うのであった。
244:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/29 13:58:21 KnTzqBPT
じいや「あっ、あの馬謖を切られたのでございますか。せっかく新品種が出来た
というのになんてことを。球根はあれ一つしかありません。
切って捨てられたのならば、もう植えることができません。美味しいカレーや
肉じゃが、串かつが出来たのに。」
食いしん坊のじいやは、号泣し涙を流して悲しんでいる。
245:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/29 15:03:36 lI+6KK6c
孔明「この場を逃れるにはこれしかなかったのだ。わしとてこんな事はしたくなかった。」
見ればサイボーグ孔明達がみるみる黒ずみ、腐食しながらくずおれていくではないか。
ツンデレラ「これは一体・・・」
孔明「馬謖とは、たまねぎに含まれる硫黄化合物の含有量を極限まで上げ、
化学兵器のレベルまで高めた品種なのだ。ひとたびこれを斬れば、
半径50メートル以内の金属は等しく腐食し、微生物は死滅し、
人間は瞬時に血行がよくなり風邪をひきにくくなる。
さあ、逃げるぞよー!」
馬謖による滅菌効果により、ショカツリョースーツの悪玉菌が死滅して少し元気になった孔明は
ちょっとハイになっていた。
246:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/04/29 19:01:13 8bBmk/0K
「…なんて事を、逃げる時は言ってましたけど、じいやにはなんと言ってあったのかしら」
泣いて残念がるじいやを前に、しばし途方にくれるツンデレラ。
だがこのままでは埒があかない。
この際じいやの気持ちだとか、>245はその前二つの書き込みはちゃんと読んだ上なのかとか、そんな事には構っていられないのだ。
それに、引き返してきたものの「喫茶さてライトステーション」の事も気になる。
「じいや、とにかく私に関してあなたが知っている事…今すぐ全て話してもらいますわ」
247:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/01 00:57:05 IuLS3CjH
「……わかりました」
じいやはゆっくりと話し始めた。
「但し……後で聞かなければ良かった、と後悔なさらぬように」
そういってツンデレラに釘を刺す。
「……まず姫様、貴方様は実は○○○ではなく、×××なのです」
「えっ? よく聞こえませんことよ。はっきりとおっしゃいな」
「貴方様は実は
248:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/01 02:18:34 l1u8xMub
ジオンではなく連邦派なのです」
249:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/01 03:31:41 KYBSKeBJ
「アルテイシアと知って何故銃を向けるか!」
ツンデレラはそう言いながらじいやの頭を叩いた。
「『姫様』などと呼ぶからおかしいと思いましたわ…まじめにおやりなさい!」
じいやは困惑した表情で目を逸らした…どうやら相当言いにくい話のようだ。
ツンデレラはため息をつくと
250:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/01 03:55:47 fYKhxuKS
「ならば私が言ってあげましょうか?
つまりこういう事でしょう?私は…
251:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/01 18:18:49 g3hYivay
本物のツンデレラのDNAから作り上げられた戦闘用クローン人間なのでしょう?」
「…お嬢様、実は私も詳しい事は知らないのです。 しかしさすがにそのような荒唐無稽な話ではないと思いますよ」
「やっぱりじいやもそう思う? 私もさすがにそれは無いだろうという線を言ってみたのですわ」
ツンデレラはくすくすと笑う。
やがてその笑いが消え彼女が真剣な表情になると、じいやは語り始めた。
「十数年前、私は先代のストロットル女皇であるツンダレロス様の命により、幼いお嬢様をあの蛤岳のビルへとお連れしたのです」
「そこで何が…?」
252:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/03 22:06:32 hw453Tmk
出されたのですか?
懐石料理? フレンチフルコース? それとも中華? イタメシ?
あるいはエスキモー料理とかマサイ料理とか?
もしかしてアタラクシア料理でしたの?
253:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/04 05:22:29 6lCs43Qs
突然、ツンデレラの口調を真似て馬鹿にしたような声が木霊したかと思うと
次の瞬間、室内に白スーツの男が姿を現した。
「あなたは…先日の超能力者!」
「イッエェ~ス! ア~イア~ム、バビノレ・ザ・サーイキーッカァー!」
254:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/08 16:17:16 MaFkXsgE
相変わらずの調子である。
「またあなたですの?」
「ミス・ツ~ンデ~レラァ~、君にプレゼントがアリマ~ス!」
「要りませんわ!」
ツンデレラも半ばあきれ顔…
が、白スーツの男がじいやを見た次の瞬間、その口調が一変する。
「ん? どこかで見た顔だと思ったら…久しぶりだなジジイ…
いや、サイボーグ帝国暗殺部隊初代隊長!」
255:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/08 23:04:41 cumhbR5k
「ここはとおさん!」
256:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/09 01:49:21 VTOSvVzd
バビノレは矢継ぎ早にそう叫ぶと携帯電話を取り出してどこかに電話をかける。
すると間髪容れず、眼帯をかけた白スーツの初老の男がテレポートで現れた。
「どうも、バビノレの父です」
「とおさん見てよ、とおさんの右目を奪った男だぜ!?」
バビノレの父は息子が指差す人物を見て、左目をカッ見開いた。
「これはこれは、サイボーグ帝国暗殺部隊初代隊長・ジーヤ・バトラー殿ではないですか。お久しぶりですな」
「なんの事やら私、解りかねるのですが…?」
そんなバビノレ親子の言葉にオロオロするばかりのじいやだったが
257:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/10 01:49:00 d50ymXDf
それもそのはず、記憶操作を施されていたのである。
そう、生涯で唯一任務に失敗してストロットル皇国秘密警察に捕まった「あの日」に…
258:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/10 22:30:41 T9VBPaAa
もどりたい・・・・と一瞬だけ思ったが
戻るのが、捕まる前でなければ意味が無い、と思いなおして
じいや は「あの日」の一日前に戻る事にした
259:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/11 00:41:55 UCI8l0DO
として、その翌日の運命を変える事は出来るのか?
そんな、取り留めの無い考えが一瞬頭を過ぎった。
記憶操作により封じられた過去の記憶が呼び覚まされようとしているのか・・・
だが断片的な記憶など理解不能のノイズのような物だ。
そんな「雑念」に囚われたじいやを、
260:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/11 01:23:58 qHre7YQK
泣きながら孔明が
261:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/11 03:31:24 zDgqJmXH
にんにくを口に含んで抱き締めた。
これこそ馬謖たまねぎと並行して開発されていた、孔明のもう一つの切り札、馬謖にんにく。
口に含んで匂いを取り込み、それを武器として使うことも出来れば
匂いに宿る凄まじい量のスタミナを用いて味方を活性化することも出来る。
たまねぎは嫌いだから投げつける、の逆転の発想
にんにくは大好きだからあげない、という発想から生まれた新兵器であった。
「大好物だからね。今度こそ迷わず使うことが出来るよ」
そう、孔明は新兵器にんにくの力でもってじいやの意識を取り戻そうと試みたのであった。
262:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/11 05:05:16 713JrWFu
だが、その圧倒的な臭気を前にして
じいやは失神、ツンデレラは一瞬にして500m後方に下がり、
バビノレ親子は遁走した。
263:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/12 01:31:06 6XipfguV
あたかも前ダッシュするかの様な体勢で激しくバックダッシュするさまを見て
264:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/12 02:32:09 7p7ZylCY
後の歴史家はこう称えたという。
265:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/12 04:10:35 V2W5roBw
「すげー!」
266:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/14 00:03:02 GXdCtrtQ
さて、バックダッシュしたツンデレラはじいや宅の最奥部へと辿りついていた。
じいやの家は玄関側から見るとただの平屋一戸建てだが、やたら長細い造りなのだ。
だがこれだけ離れたと言うのに、廊下の遥か彼方からまだにんにくの匂いが漂ってきている気がする。
どこか逃げ込むところは無いか。
ツンデレラが傍らに目をやると、そこには厳重にいくつもの鍵がかけられた金属製の扉があった。
267:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/14 04:19:22 OJ18fm4H
そして、下の方にはネコ扉があった。
268:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/15 15:34:43 BQJXCmkV
ご丁寧にネコ扉にも鍵が付いている…
そのネコ扉がツンデレラの目の前でカチャリと音をたてて開かれた。
そして中から
269:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/15 21:29:25 dVBkCqBh
2体のからくり人形が現れた。
そのうち1体には手紙が添えられていた。
270:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/16 03:03:33 t/UkaPGC
その手紙には一文だけ、こう書かれていた。
「私にいい考えがある」
271:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/16 03:32:30 BKqBtBkW
ツンデレラはそう声に出して読んだ。
するとどうだろう。厳重にかけられた鍵が次々と開いていくではないか。
余談だが、彼女には手紙でも辞書でも官能小説でも声に出して読む癖があり
それで何度か孔明の作戦を台無しにした事がある。
しかし本人にはその自覚はいまだなかった。
重々しい音を立てて開いた扉の向こうには
272:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/17 03:31:04 0hui9L7Y
黒い光沢を放つ一台の
273:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/17 03:49:32 yVo1N8b9
テレビとファミコンが置いてあった。
ささってるソフトは『コンボイの謎』
274:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/17 19:18:43 G5eRTvUJ
だが黒っぽいグレーのハズのカセットが、なぜか赤いものになっている。
不審に思いつつツンデレラはファミコンのスイッチを入れた。
すると、テ
275:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/18 10:23:37 P53kdD2V
ーレッテレー♪
と奇妙な音が鳴り響き、
276:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/18 12:13:19 P+8r1eWs
画面中央に「ヤラレチャッタ」の文字が。
「なぜ殺した」
その声にツンデレラが振り向くと、そこでは孔明が泣きながら
277:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/18 21:47:14 jaLusp2r
馬謖にんにくをすりおろしていた
278:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/18 23:51:19 d6Iia1ng
「…にんにくをそんなに嫌うんだ!なぜ!」
どうやら先ほどの「なぜ殺した」は「なぜおろした」の聞き違いだったようである。
「そんな事より孔明、これを見てちょうだい。ただのファミコンでは無いようなのだけれど」
ツンデレラはそれを無視して話題をそらすと孔明もソレに興味をしめしたようだ。
「なるほど…ただのファミコンに見せかけて、実際は後の機械に繋がってるみたいだね」
「手っ取り早く、じいやに聞いてみましょう」
元の部屋に戻ってみた二人だったが
279:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/19 23:32:36 6DRz/RTy
ファミコンは消え、PS3とWiiそっくりの機械が残されていた
そしてその2台をTVに繋いで一人じいやがプレイをしている
280:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/20 02:18:12 XXT+OVRv
「じいやは確か外で失神していたはず…
それに私が元いたところは屋敷の廊下だったはずなのに…」
281:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/20 10:01:40 NXaj8x1D
おかしな事を言い出すツンデレラに孔明はギョッとした。
『元の部屋』とはじいやと会話していた部屋、いわゆる普通の居間のことである。
孔明はツンデレラを見た。
彼女は2台のゲーム機(PS3とWiiにそっくりだが海外製のパチモノらしく両方とも中身はファミコンのようだ)が
繋がったTVを虚ろな目で見つめている。
ワイドTVに左右分割で映し出される2つのゲーム画面、アスキーグリップで両方のゲームを同時にこなすじいや。
たしかに見惚れるほどの見事なプレイだが…
そこで孔明の意識は途切れた。
気が付くと
282:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/20 20:41:59 m8su/1Pl
そこはゴルゴダの丘。
どうやら誰かに連れてこられたようなのであるが、人の気配はない。
283:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/22 21:47:26 qbu5pVvf
孔明は一人だった…
一方、ツンデレラはじいやと共に奥の部屋の赤いコンボイの謎が挿さったファミコンの前に居た。
(※WiiとPS3のパチモンと入れ替わってたのは、居間にあった普通のファミコン)
じいやが赤いコンボイの謎を微妙に斜め挿しにしてファミコンのスイッチを入れる。
すると画面に男の姿が映し出された。
『じいや殿、どうしましたか』
じいやは現女皇ユリザベスとの直接通信を願い出た。
「こちらに今、ツンデレラお嬢様がおられます。女皇陛下に直接お話を伺いたいのです」
284:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/23 13:19:14 lNqrkXmj
スガーン!!
突如チープな爆発音と共に映像が途切れ、会話が中断された。見ると画面では自機と思しきロボットが破壊されていた。
じいやはリセットボタンを押し、もう一度男と通信を試みた。
『じいや殿、どうしましたか』 「こちらに今、ツンデ」
ズガーン!!
再び通信は中断された。
『じいや殿、どうしま』
ズガーン!!
ズガーン!!
ズガーン!!
どうやらまともに会話するには、まずこのゲームを攻略する必要があるようだった。そこでじいやは
285:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/24 00:03:31 +UCmN1RK
コントローラを手に、早速攻略に取り掛かろうとする。そんなじいやの姿を見てツンデレラは慌てて声を掛けた。
「ちょ、ちょっと、使用する度にいちいち最初から攻略しなきゃダメな通信機なんですの?
緊急時に使用する特別回線とか、そういう便利な機能があるはずでしょう?」
じいやは首を振って応える。
「いいえお嬢様。この通信機にそんな機能は付いておりません。
申し訳ございません・・。何せ実用価は殆ど無い旧型通信機ですので・・」
この一刻を争う様な時に・・とツンデレラは溜め息をついた。「何とかなりませんの、孔明・・?」
そこでツンデレラはようやく孔明の姿が居なくなっていることに気がつく。
「じいや、孔明は何処へ行きましたの?」だが、じいやはコントローラを握ったまま一言も口を聞こうとしない。
もし、これが敵の罠だとすれば、孔明不在の今こそ襲撃のチャンス・・
ツンデレラの背中を冷たい汗が流れた。
一方、そのころ孔明は
286:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/24 12:07:41 34OPXLc8
大統一理論の証明に成功していた。
287:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/24 14:19:33 7CFM53FC
大日本史の編纂にも着手していた。
288:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/24 23:06:10 6phK9UDy
そして万里の長城を一人で築き上げ
クフ王のピラミッドよりの十倍大きいピラミッドを造り
次はメジャーリーグでの完全試合達成だと意気込んでいた
289:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/25 00:32:52 MOXexBJV
のであるが・・・
嗚呼、悲しきかな五十肩!
290:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/25 03:15:36 ZYI1/Xor
もはや完全試合どころかボールすらまともに投げられぬ有様。
この上はこれなるゴルゴダの丘にて腹掻っ捌き、野晒す骸と成り果てるも一興か
とマジ思い始めてきた頃、ようやく孔明は自らが置かれている状況の異常さに思い至った。
「私一人で野球はできぬではないか」
彼は早速メンバーを探す旅に出た。
だが彼は知らなかった。ここがヤプー
291:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/26 13:34:33 FxdRB0pA
スタジアムだという事に。
ヤプースタジアム、ただしくはYapoo!BBスタジアム。
インターネット内に存在するバーチャルな野球場である。
そう、孔明は今電脳空間の中にいたのだ。
292:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/26 16:06:13 QREHCmhH
この電脳スタジアム、論理的な広さはなんと東京ドーム56億7000万個分という、
まさに弥勒級の面積を誇っているため、孔明ほどの知能をもってしても、
万里の長城で囲んだ超巨大ピラミッドの天辺で地平をにらみ気を吐いている今に至っても、
ここが野球場であることに気付かぬのも無理は無かった。
そんな孔明がふと地平の一角に目をやると、長いコンテナをつけた白いトレーラーが
293:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/27 01:42:56 lQWPcSmZ
やってくるのが見えた。
そのコンテナの長さたるや尋常ではない。
車体が見えた後も、一向にコンテナの最後部は地平線の向こう側にあるのだ。
孔明は目を見張った。
アレはコンテナではない…荷台に載った巨大なナタデココの塊だ!
しかも
294:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/27 09:53:17 v37lNiVo
巨大なレッドチェリーまで添えられ彩りを加えている!
巨大ナタデココは自重崩壊するであろうし、そもそもあのような巨大なチェリーが
そんざいするわけもない。
賢明な孔明はハタと膝を打ち、看破の叫び。
「遺伝子組み換えによる新技術に違いない!!」
孔明が電脳空間であることに気がついたのは、立小便をちようとしたらモザイクが
かかっていたのを見る、14分後のことだった。
295:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/27 16:29:58 mM+SRfg2
ただし、現実時間の1分は、電脳空間の1年に相当する。
孔明にとっては、すでに巨大ピラミッドと万里の長城の建設に25年を費やした後、
さらに14年の月日を費やす事になるのである。
しかしそれはまた別のお話。
じいやが通信機で丁度30回目のコンティニューをした瞬間、突如画面が激しくフラッシュし、
「ぐおぉぉぉお!おのれ勇者ども!だが我は滅びぬ!貴様ら人間の欲望ある限り
我は必ず、必ず帰って再び災いを成すであろう!!!」
と、なにやら向こうで仔細があったような捨て台詞をはきながら、孔明が現実世界に帰還した。
傍らには白いトレーラーと
296:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/28 00:58:39 PIMEScYZ
おぼしきミニカーが転がっている。
画面には「ヤラレチャッタ」の文字が表示されゲームオーバーとなっていた。
驚いているツンデレラを尻目にじいやはカセットを抜くと孔明の前に突き出した。
「孔明様、申し訳ありませんがクリアーできるまで中にいてください」
「グワーッ!」
絶叫と共にカセットに吸い込まれる孔明。
「こうしないと無限コンティニューの裏技が使えないのです」
じいやはプレイを再開した。
…それからどれほどの時間がたっただろうか。
ツンデレラは
297:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/28 02:21:25 liAa/l8a
飽きたので、DSで「真らき☆すた 萌えドリル~旅立ち~」をやっていた。
298:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/28 02:31:35 aY33iRQA
ふと脇を見ると孔明の落としていった白いトレーラーのミニカーが。
DSを放り出し、たちまち夢中になるツンデレラ。
「ぶおーん、ぶおーん」
「ぴぴーっ、左に曲がります。ぴぴーっ」
「トランスフォーム!ギゴガギゴ」
ツンデレラが持ち前の好奇心でドアをあらぬ方向に開こうとした、そのときだった。
「イタイイタイ!ヤメロ!」
突然ミニカーが喋りだした。
「ワタシヲ コウメイシテンノウ ノ ヒトリ ウルトラマグナス ト シッテノ ロウゼキカ!」
ウルトラマグナスと名乗るそのミニカーは、テ
299:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/28 22:57:02 u92VSxNX
レポーテーションが出来ると噂されている驚異のミニカーだったが
真実はテレポーテーションではなくテンプラ定食を
300:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/29 01:22:26 3REFSuWP
グレードアップさせた、テンプラ・冷麺・ポークカレー定食レボリューションセット(980円・税込み)
略して「テ冷ポー定ション」についていた、佐賀県でしか手に入らない限定ミニカーなのであった。
これは先日喫茶「さてライトステーション」に赴いた際、孔明がミニカー欲しさに定食を注文してから
後生大事に孔明のポケットにしまわれており、一緒に電脳空間へ旅立っていた。
そのときはただのミニカーだったのだが、電脳空間での40年が進化を促したのか、はたまた孔明の策か
それとも「コンボイの謎」を斜めざししたのが功を奏したのか、とにかく知能を持つに至ったようだ。
ウルトラマグナスはツンデレラに
301:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/29 02:56:27 A3+OYyyE
「モット ヤサシクシテ ママミタイニ…」と
302:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/29 21:34:39 7/IG9U3R
ツンデレラの胸の谷間にもぐり込もうとしたが、逆上したツンデレラに
踏み潰されてしまったのだが
303:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/29 21:58:32 3REFSuWP
三度もよみがえり、いまなお四度目を狙うほど盛ん
という過去を持つじいやに
304:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/30 02:16:32 fXDzbpzK
不思議な共感を覚えていた。
ツンデレラの股間にもぐりこみながら。
305:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/30 02:38:28 //RRveXV
そしてトランスフォーム
306:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/05/31 22:25:40 olGkhAY5
ツンデレラは思わず
307:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/01 01:00:59 QOnueswb
内股に力を込める。
「パキョッ」
太腿に挟まれたウルトラマグナスは、小気味よい音を立てて圧壊した。
同時にじいやがついにゲームをクリア。
通信回線が開かれ、
308:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/01 01:39:07 1OERyNc0
―やがて文明が滅びときが訪れた。
309:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/01 02:20:28 Rh94NJwD
そんな時、とある小さな国でコンボイという貴族の娘が生まれた。
310:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/01 09:13:53 GE1MuAK5
そのゲームのタイトルは「コンボイ姫13発目」
もちろん作者はツンデレラである
Wii用に作られたアクションゲームのはずだったが
311:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/01 09:32:12 a2I9Aui+
あけ
312:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/01 11:57:58 1OERyNc0
るな
313:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/01 22:02:14 p/cAHHtk
とゲームの箱に
314:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/02 03:19:00 42aCt8B4
書いてあるのを無視して開けると
中には一枚のメモがあった。
「今夏公開のトランスフォーマームービーの
オプティマスプライムの吹替えは玄田哲章に決まったそうだ」
315:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/02 11:34:40 +Rze4U8N
玄田哲章は嫌いなので製作配給会社を破壊することにした
使用する武器は小型反物質爆弾
316:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/02 13:35:12 sWsKhx+f
報復なのか、赤い飛行物体が多数飛んで来る
見た所ヴァル・ヴァロの様だ
ツンデレラはじいやと共に
317:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/02 17:45:47 h5IRf22h
ECM機器をフルパワーで作動させた上で
シククロトンビーム砲を乱射して迎撃を試みる
318:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/02 20:45:26 Y7d21Xk4
それはさておき通信先のおじさんが放置を食らってそろそろブチ切れそうであった。
ここはひとまず
319:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/02 22:42:45 71VqB1Pa
おじさんにメンゴとわびて
牛タン定食を転送して
差し入れることにしようと
320:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/03 00:38:32 h3MGcjS5
したらなんと、じいやまで転送されてしまったのだ
しかも頭の一部だけが中途半端に転送されている
それを見たツンデレラは
321:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/03 02:22:13 aAtSj9wK
幼少の頃、自分もよくああしてじいやの頭を
どこかに転送して困らせていたことを思い出した。
322:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/03 10:34:06 I6AMuGlD
「なわきゃねぇだろう!」 と孔明は
323:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/03 22:45:04 JMNU3Rq8
マスヤ味噌の樽の中に転送されて来ていた、じいやの脳ミソを
一サジすくって味噌汁に溶かし込んだ。全ては無意識の内の行動だった
「うん、なぜか今日の味噌汁はコクがある。ふつーのマスヤ味噌のばずだったが?」
と味見をしながら
324:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/04 00:25:34 vL0pJaJh
今日も電脳空間からの脱出策を練るのであった。
一方ツンデレラは記憶の糸を手繰り、自分がクローンかサイボーグだったりしたような
そうでもなかったような、なんかそんな悶着がずいぶん前のレスにあったことも思い出していた。
ためしにじいやの頭をもう少し削ってみる・・・やはり使える。
「そういえばこの超常の力、生き別れの兄さんも持っていた気がしますわ・・・あれはたしか、テ
325:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/04 04:40:21 dYzp5NJT
キスト123ページに載っていたはず」
と、何故か手元にあった「『悪魔の辞典』A・ビアス著」のページをめくった。
326:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/04 21:16:37 bTfxD6wd
しかし123ページは千切れてなくなっていた
327:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/05 16:13:25 t9WjnXJ7
代わりに生き別れた兄が挟まっていた。
にゅ
328:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/05 16:31:28 ktbztD3S
るにゅるしていたので、そのまま本を閉じた。
よくよく思い出してみたら今のは生き別れの兄ではなかった。
「それにしても生き別れの兄さんの事なんて今まですっかり忘れていましたわ」
ツンデレラは今、自分が封じられた記憶に触れている事に気付いていない。
ツンデレラの超常の力が発現したのは事故に遭い、サイボーグ化したと思わされてからの事であったはずだ。
ツンデレラは無警戒に記憶の深部へと入っていく。
兄との記憶は生まれ育った屋敷ではなかった。 どこかの研究所のような…
そこで幼い二人は、互いの力をぶつけあい、戦わされていたような…
そして…
あの時、兄の四肢を奪ったツンデレラはそのままとどめをさそうとして…
「そうですわ・・・私は、私はこの手でジミー兄さんを殺そうとした…!」
その時、にゅ
329:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/06 00:56:25 tiHHV59L
ぷり という音を立てて
330:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/06 02:07:05 6QajzRzJ
みたくなったので、
331:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/07 05:21:47 XEKNqRqy
素数を数えて落ち着いた。
332:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/07 05:35:39 nnxl9Jhu
と、そこに
ぬる
333:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/07 11:21:48 /InZobWx
ぽ
334:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/07 22:31:06 XEKNqRqy
でおなじみの
335:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/08 09:17:38 2ZOOmSXQ
ガッ という音をたてて
336:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/08 13:01:58 KkXETf7v
じいやが吐血した。
いいかげん元に戻さないとイタズラの度を越すと言うものだろう。
あと通信先のおじさんが
337:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/08 16:46:18 5vaF3jKH
いつになったらメシが食えるんだ!
と怒りまくり、ICBM を発射したようだ
338:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/09 05:23:24 kHhS+0pp
だが、軍の下請け業者が資金を横領した所為で
ICBMが配備されるはずだったのがテポドンになっていた。
339:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/09 11:57:44 +Ug1aYPQ
しかも資金不足で燃料が注入できなかった
340:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/10 01:08:11 x2JhispP
のでテポドンはただの飾りとなっていた
ツンデレラはいい加減にじいやの頭を元に戻した
そしてじいやは
341:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/10 12:05:03 MKsYggBe
宇宙の森羅万象全てが見通せる超超超超超超超超超超超超超超超超超超天才となっていた
342:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/10 15:28:00 UwOmWbUR
あまりに超超超超超超超超超超超超超超超超超超天才だったため
誰もじいやが何を言っているのか意味が全く判らなかった
そのためツンデレラはじいやを
343:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/10 21:32:26 agKeX3sB
寝かしつけ、直接通信員のおじさんと話をする事にしてみた。
じいやが王室とどう繋がっているのかは解らないが、とにかく話を聞いてみるしかない。
「私、事情が良く解っていないのですけれど、ユリザベス陛下と繋いで頂けます?」
ツンデレラの要求は意外とあっさり通り、モニターには女皇ユリザベスの姿が映し出された。
「久しぶりね、ツンデレラ。元気そうで何よりだわ」
ツンデレラに気さくに話しかけてくるユリザベス。
実はツンデレラの母は王族の出身で、二人は親戚として面識があったのである。
「ユリザベス、単刀直入に聞きますわ。私
344:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/11 00:19:28 lQPMm3Xd
(中略)
345:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/11 00:39:37 Lm4hzuym
ですの?」
「ゴメンよく聞こえなかったから、もう一回言って」
「私
346:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/11 01:44:05 5T+S1SGJ
(それでも中略)
347:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/11 02:41:57 /aXYLXG4
以下略
348:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/11 12:32:52 u9ZSpnzM
」
まぁ内容はじいやへの問いと同じようなもので、繰り返すまでも無いだろう。
「そう…確かに私は母上、先代女皇ツンダレロスから全て聞いているから答える事はできるわ。」
ツンデレラの瞳に期待の光が点るのを見て、ユリザベスはため息をついた。
「でも、それはできないの。あなた達はいずれ嫌でも全てを知る時が来る、それまでは何も教えるなと言われているのよ」
「そんなバ
349:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/11 13:41:37 lQPMm3Xd
バァの寝言は無視なさい。あなたは今の女皇なのでしょう?」
「そういえばそうね。」
そしてユリザベスは全てを語り始めた。
「ヌ
350:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/11 17:30:14 C9+VMfeg
ーブラが
351:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/12 00:19:21 4I95Uinl
すべての発端だったらしいわ。かつて
352:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/12 03:03:03 nXmOg2/w
人間は海に青春を賭けた。
七つの海にはロマンと野心が
冒険心と功名心が炎と燃えて激突していた。
そして今、西暦2200年の若者は宇宙の海へ挑む。
そこには、我々の想像を超えた世界が待ち受けているのだ。
353:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/12 10:28:28 rQEeg2+Y
でもそのロマンの陰には、少なからず犠牲があったの。
西暦2012年、第十二代皇帝ツンデロペドリフィリア3世指揮の下、
物質を亜光速で射出する実験に参加した、一人の天才女性物理学者がいたわ。
彼女はツンデリオンの妹だったけど、ツンデリオンとは兄妹以上の愛情で結ばれていた少女だった。
その少女の名は、ツンデレラ。」
「!」
ツンデレラは頭の奥で、封印されたシナプスがかすかに疼くのを感じた。
354:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/12 15:11:44 kdGU0p5i
「物理学者であるツンデレラは、デレ・インパルス理論を証明した人物として有名ね。
デレ・インパルス理論は、人間の『ある精神状態の変化を物理エネルギーに変換する』という物。
でもそのエネルギーは誰からでも取り出せるものではなかった…ある程度の素質が必要だったのね。
そして、それを最も引き出せたのが他ならぬツンデレラ自身だったのよ。
彼女は自らのクローンを量産して実験を繰り返しデレ・インパルスを実用化に着手した。
そして2032年には彼女が完成させたデレ・インパルス・エンジン…『DIE』を搭載した外宇宙調査船
『DIEラガー号』が出航し、2060年には別天体の知的生命体との接触に成功した…」
「宇宙人という事ですの?そんなの初耳ですわ」
「一般には公開されていない情報だから、知らなくて当然だわ。
でもこの出会いは幸せな物ではなかったの…その宇宙人は、おそるべき略奪者だったのよ。
奴らはデレ・インパルス・エンジンのコアとなっていたツンデレラのクローンに目をつけた。
そして奴らによるツンデレラ狩りが始まったのよ…それが100年ほど前の事。
355:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/13 02:02:34 7gWFfUII
」
「まさか、そのクローンの一人が私だと言うのではありませんわよね?」
「違うわ。その宇宙人によってクローンはおろか、もう老齢だったオリジナルまで連れ去られてしまったんだから」
「じゃあ、そんな大昔の話が私とどう関係あるんですの?」
「デレ・インパルスに変換する前の精神エネルギーともいえるモノの単位は『ツンデレ(単位:T)』というのだけれど・・・
物理学者のツンデレラを基準の1Tとすると、生まれて間もないあなたが一人で275GTもの出力を持っている事が判った。
母上はこの事が外に漏れぬよう秘密にしたけれど、関係者のミスで情報はwinnyを介して漏洩してしまった。
何しろツンデレラ2750億人分よ?もしこれが兵器なんか転用されたら・・・
だから情報がバレてしまった以上、あなたが隠されなければならなかった!」
「隠す・・・ですって?」
「そう、あなたはあなたであってあなたではない。
オリジナルのDNAを元に戦闘用に造られツンデレラというこれみよがしな名前を付けられたオトリ役のクローン!」
356:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/13 02:57:35 OTkrnqyn
そう言ってユリザベスはツンデレラの胸元を指差した。
「ナルホドネ・・・」
その指が指し示す場所から声がしたかと思うと、ベージュの布のような物体─ヌーブラ─が
胸の谷間からはみ出してきた。
ヌーブラ=ツンデレラは物怖じする様子も無く、訥々と語り始めた
「ワタシガ タダノ ぬーぶら デハナイコトハ ウスウス キヅイテイタ。
ヤハリ ピュ
357:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/13 14:57:43 T3LxoNTu
ウトイウ アノ」
「ちょ、ちょっとなんですのコレ!?」
「え、だからオリジナルのDNAを元に戦闘用に造られツンデレラという
これみよがしな名前を付けられたオトリ役のクローンよ。
正確にはクローン細胞で作られた生きているヌーブラ」
「…じゃあ私はなんなんですの?」
「さぁ…?」
「さぁってなんですの、さぁって!」
「んー、まぁなんというかあなたの出自は聞かされてないから…
とりあえずヌーブラとあなた、セットでツンデレラという事かしら?」
358:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/14 12:26:49 K3r78v/g
ツンデレラは頭を抱えながら席を立った。
今までまったく意識していなかったが、確かにこのヌーブラは幼い頃から肌身離さず身につけていた物だ。
ツンデレラはヌーブラを摘み上げると、語りかけた。
「あなたは私が何者か知っていますの?」
「マズ サキニ イッテオク。
ワタシタチガ フタリデ ツンデレラ ダトシテモ、ワタシガ シュ デ オマエガ ジュウ ダ。
クチノ キキカタニ キヲツケロ」
359:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/14 12:43:24 0mNgdQ9m
ツンデレラはベージュの布切れの両端をつまみ、左右に伸ばした。
優雅に、たおやかに、そして全力で。
「ヒギィ!ノビチャウ、メクレチャウゥゥゥ!」
360:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/14 17:10:33 Xd3Z6grN
ブチッ!
「あ!」
361:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/15 01:07:27 KmzjmyEz
「ギャアアアアアア!」
つまんでいた部分がちぎれてしまった。
傷口からじんわり血がにじんでくる様は結構キショイ。
「もう捨てちゃおうかしら…」
そう思ったが、頭の中に「それを捨てるなんてとんでもない」という言葉が響いたような気がして
362:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/15 02:12:11 z4nqWHB4
「ナニヲスル! コノ ヨウジタイケイgギニャアアアアァア!」
傷口にキンカンを塗るだけで勘弁しておいた。
363:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/15 11:22:43 h9pZVoiG
「とりあえず二人でツンデレラとかややこしいので、あなたはヌーブラと呼びますわよ?」
「フ、フザ…ギョホオオオオオオオ! ワカリマシタ…」
そんな事をやっている間に、孔明が電脳空間から帰還したようだ。
「話はすべてこのウルトラマグナスから聞いたよ、ツンデレラ。
まさか
364:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/15 21:49:39 dgW+qGRS
コンボイの謎があんなクソゲーだったなんて…
365:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/16 01:50:57 BkNsvcNJ
そもそも…」
「そんなことはどうでもいいですわ。それより孔明、あなた私のDNA鑑定をしましたわよね?」
「ああ、したね」
「私とお父様、お母様は血が繋がっているんですわよね?」
「ああ、間違いないね」
ツンデレラは自身もオリジナルとやらのクローンである可能性を考えていた。
「では孔明、このヌーブラと私のDNAを比較してちょうだい」
自身もクローンであるなら、このヌーブラとDNAが一致するはずである。
それを聞いた孔明は、き
366:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/16 09:26:12 CaCyhWkm
でもふれたかのように
367:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/16 21:45:03 sZY2XKhm
笑い出した。
「キミ、気でもふれたのかい? ブラジャーの遺伝子って!」
ツンデレラは涙を流して笑い転げる孔明
368:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/17 02:24:27 ED9FNt4l
の股間を、流れるような優雅な動作で
思い切り踏んづけた。
369:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/17 11:24:13 6HrD4awu
グシャ! と鈍い音が聞こえた
370:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/17 14:36:00 VLtgah1c
音のした方を見ると、皿の上に崩れたプリンが。
まだ充分に固まってなかったのを
371:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/17 16:06:29 x7FroFUe
じいやが思いっきり壁に向かって投げつけたようだ
あっ! じいやがゾンビ状態になって暴れまわって
372:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/17 21:48:48 oSRyCMQV
ホップステップジャンプ!
そのままのイキオイに任せて
373:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/17 22:24:34 DSCXY7s1
屋根を突き破り、空の彼方まで飛んで行ってしまった
じいや~オーイ、オーイ といくら呼んでも返事がない
そこでツンデレラは
374:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/18 00:53:30 n+efm9qw
孔明にちくわをたらふく食わせる事に決めた。
ぺ
375:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/18 01:43:02 jPWHnp8C
ペロンチーノにしこたまチクワをブチ込んでやりますわ、と。
でも、その前に話を進めなくてはならない。
ツンデレラは孔明にユリザベスから得た情報を説明した。
「なるほどね…あ」
「どうしたんですの?」
「いや、キミのDNAを採取する時に乳首から細胞を取ったんだよ。もしかしたら鑑定したのは乳首に付着したヌーブラの細胞だったのかも」
ツンデレラは目を丸くして
376:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/18 03:20:44 EZHW1cN0
目からビームを出した
377:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/18 23:48:03 hOFBvZov
ちなみに目を細めてビームを出すと威力が増す。
これはホースの水と同じ原理であり
378:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/18 23:54:35 n+efm9qw
ビーム圧を上げすぎると視神経がすっぽ抜けるという
諸刃の剣である。
孔明はそのビームを
379:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/19 00:30:33 s26a3OVS
孔明レーザーで相殺した。
孔明レーザーとは孔明の目から発射されるレーザー。
こちらはピンホールカメラと同じ原理であり、目を細めると
孔明の脳内映像がより鮮明に映し出されてしまうという
諸刃の剣である。
あまりの騒がしさに眠りから覚めたじいやは
380:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/19 00:34:54 J1H9s/sA
いつの間にやら自分が空を飛んでいる事に驚いた。
だが超超超超超超超超超超超超超超超超超超天才である今の彼にとって
381:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/19 02:56:50 qtXVt7y9
こんな事が現実に起こるはずが無い
これは夢に違いない。
と、そのまままた目を閉じて寝てしまった。
382:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/19 21:52:08 oXUo5nH/
グーグー
383:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/20 02:03:25 FGOONMf6
そうこうしているうちに、孔明はじりじり壁際へと追いやられていた。
このままでは孔明がやられる!
しかしそれは孔明の策であった。
伏兵のウルトラマグナスが
384:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/20 02:16:26 0QlFfjT/
素早く動いた!
だが光速の壁を越えてしまったため時空をも跳躍してしまい
385:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/20 13:38:21 Eucs8dsv
何もできずに消えていった。
(……何がしたかったのかしら? というよりも一発屋?)
ツンデレラは首をかしげる。
結局、何も状況は変わらないどころか、孔明にとって更に不利になってしまっていた。
壁まで残り30センチ、もう後がない。
386:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/20 23:20:09 wAzJFDAl
だが焦ってはいけない、ここはポジティブシンキング。
「まだ30センチもある…!」
387:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/21 17:21:29 gmo6rA2b
孔明は壁を思いっきり蹴っ飛ばして30cmだった残りを30万㎞に拡げた
388:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/21 17:30:55 F6XVxYU6
しかしその代償はあまりに大きかった。
389:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/21 18:29:02 P69q3WRJ
「足が…ッ!!」
やはり30センチの隙間では体勢に無理があったようで、若干足首を捻ってしまった様だ。
そして目標の月へは、まだあと8万キロほどある。
宇宙空間を慣性移動する孔明。
するとそこへ
390:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/22 12:17:52 n0geuM3i
ジャーンジャーンジャーン
391:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/22 15:19:34 PqLF8bjn
ジャンジャジャーンジャンジャジャーン
ジャーンジャーンジャーン
ジャンジャジャーンジャンジャジャーン
というテーマに乗って、ダースベイダー卿がタイファイターで飛来した。
392:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/22 18:00:18 XkGdnb92
ツンデレラのビームを受け豪快に爆散するするタイファイター。
その爆風に乗ってさらに加速する孔明だったが、
393:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/22 21:47:09 TwFaGecr
デススターに激突した
394:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/23 04:33:55 KFlV2Tl+
はずみでトランスフォームする
395:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/23 07:46:26 F5DKypev
デススター。
なんとそれはデススターではなく、惑星サイズのトランスフォーマー・ユニクロンであった。
地球まであと30万km。このままでは地球が危ない!
しかしそれは孔明の策であった。
伏兵のウルトラマグナスが
396:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/23 10:05:46 hBCk+pjP
突然の心停止!
孔明「なんてこったい!」
397:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/23 11:50:06 12DGhdF+
すると突然、じいやが現れ
398:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/23 19:24:00 fyBuLyq+
超超超超超超超超超超超超超超超超超超天才の頭脳で考え抜いた言葉を
399:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/24 02:46:56 3v67L7sy
グッと飲み込むと、孔明にある一点を指し示した。
孔明がその方向に目をやると、はるか彼方にぐるぐると渦巻く
400:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/24 05:14:55 WOiYctIK
う
401:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/24 17:42:07 /HGLDn46
ん
402:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/24 22:24:05 X5vM7Vjo
も
403:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/24 22:44:44 Q8ifgiHP
のごとく煌めく
404:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/24 22:48:21 WOiYctIK
う
405:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/25 01:18:16 qWX0NCFT
ん
406:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/25 21:15:26 FwfdLT2D
め
407:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/25 22:33:35 uZAldcd5
い
408:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/26 02:07:43 oG64OQHr
と宿命の時が迫ってくるのが見える。
いや、しかし…孔明は『それ』がそうだとはどうしても思えなかった。
えてして、人はそういったものを受け入れてしまいがちだが、そんな考えはあまりに
ばかばかしい…と孔明が鼻で笑ったその時、彼の脇をかすめてユニクロンが飛び出した。
交戦を開始するユニクロンと『それ』…両者が激しくぶつかりあう衝撃は銀河中に
響くかのような凄まじさだ。
曲者だ、皆の者であえであえ!とダースベイダーもストームトルーパーを突撃させる。
第三のビールを不意にじいやから手渡された孔明は、ひとまず観戦と洒落込む事にした。
五万キロほど残された月への旅路、退屈しのぎにはちょうどいいかもしれない、と。
番人のように月の前に立ちふさがる人物に、孔明が気付いたのは
409:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/26 02:46:23 mxZbvx11
発泡酒5本、焼酎8杯、日本酒1升、そしてウォッカのボトルを空けた所であった。
410:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/26 03:30:33 fQvlAdbQ
東洋の伝説の武器・UsuとKineを手に、それぞれ上段と下段に構え、
まるで隙の無い体勢で、その二人は孔明を待ち受けていた。
頭部に何らかのセンサーと思しき突起物を備えた彼らは、地球のウサギという生物に酷似していた。
しかしウサギではありえない事は明らかだった。
その大きさたるや、月の端から端まであると言っても良いほどなのである。
おそらく地球からでも肉眼で彼らを観測する事ができるだろう。
孔明は戦慄した。
411:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/26 13:47:37 yCHe0s7R
ついでに孔明のモノも屹立していた。
412:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/26 16:36:07 s6aJqREo
どうやら疲労が蓄積されているようだ。
だが疲労を回復させるためには、まず目の前の「それ」を
処理しなければならない。
413:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/26 22:49:42 BPNrn9l5
そこで処理した。今日はよく飛んだ
414:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/27 01:38:13 JeKDyRsQ
だが宇宙空間でそれは無謀な行為であった。
その勢いで孔明の体はぐんぐんと軌道をそれて行く。
415:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/27 03:02:29 pNOnnC/c
一方その頃サイバトロン基地では
416:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/27 05:10:38 kebRfVNZ
梅雨真っ盛り。
417:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/27 23:37:57 4thcy70Z
除湿しようと久々にエアコンを起動したら熱風と霧が噴出
とても耐えられないので基地から総員退去
サイバトロン基地は内部のアホ事故によって一瞬で壊滅してしまった
ナンテコッタイ!
418:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/28 03:16:39 xIIchpSR
お姉さんびっくりだ
419:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/28 20:53:42 LGzlzBTm
いみょうに咄嗟に変身、すぐさま現地へと向かった。
そこには壊滅したサイバトロン基地(※サイバトロン社の社屋)と、それを囲むように項垂れる社員達が
420:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/28 21:14:56 jTxU5OTx
心肺停止状態で
421:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/28 22:49:37 I0Po8phv
横たわるウルトラマンにコチョコチョを
422:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/29 13:32:38 1hJa6XNE
台湾の業者に権利なし判決で棚。
423:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/29 21:44:47 7nji2mdE
を使って行っていた。
ちなみにこの棚の名前の由来は
424:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/29 21:53:31 ed08ck5j
喋ると命に関わるので、ここでは伏せておくことにする。
425:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/29 22:53:51 U/kMpz2d
という、とても長いふざけた名前だ
426:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/29 23:34:19 uq+PENOi
という理由が由来となっていると言うのはウソ
「ヘェ・・・」わずか1ヘェだった
427:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/30 02:12:39 dIIqkCOZ
にも関わらず、後々それがあんな事になろうとは…
びっくりだいみょうも超びっくりというヤツであった。
ところで、このびっくりだいみょうに変身したお姉さん、誰のお姉さんかと言うと
428:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/30 02:56:14 MlcWsVef
ママとあそぼう!ピンポンパンの
429:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/30 10:02:47 XNeVsaDr
裏番組である
430:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/06/30 13:45:38 j4H8xu8i
「実録!隣の団地妻」のメインキャスター
431:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/02 12:48:18 vZXrSCWb
ちなみにキャスターとは家具やピアノの足などに付いている小さな車輪である。
432:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/02 16:37:53 sTaPuoc1
」
の台詞でおなじみの
433:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/02 21:44:50 pDlxrSMy
ジャーパネット高かった
434:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/03 23:18:55 ZUItR8NX
の隣のビルの地下15階にある
435:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/04 03:41:00 /Uawe+8z
核施設の
436:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/04 11:06:31 eU+MD3qA
爆破をもくろむ秘密組織の
437:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/04 15:44:45 Uf1wrATe
お茶くみ担当。
長い説明だが、簡単に言ってしまえば一般人だ。
別に特別な人物ではない。
438:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/04 18:47:17 6ZmmQrY3
誰もがそう信じていた。だが
439:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/04 20:42:22 zM5dslKS
地下組織では、とても変な人間だと嫌われまくり、ほぼ伝説と化している男
440:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/04 21:16:01 eU+MD3qA
、しかし物事の本質を誰よりも見抜くといわれる男には、
”その善良な仮面の下に、とてつもなく危険な香りを漂わせ
普通には生きられない、いずれ組織に災いをもたらす”
と評される不吉な男
のお姉さんなのである。
びっくりだいみょう(お姉さん)はサイバトロン社の社員たちを
441:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/04 22:26:04 zM5dslKS
スイカとメロンにしたいという願望をもって
442:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/06 14:50:29 kBjYS6Xq
しても
443:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/06 18:33:39 DW8H7hoV
アイスキューカンバーにしかならなかった
444:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/08 12:08:23 wcDoCTr8
だろうと推測していたところ、不意に彼女に指令が下った。
『びっくりだいみょうよ、裏切者の香草仮面コリアンダーを抹殺せよ』
そう、お姉さんはサイボーグ帝国所属のソルジャーなのだ。
「前任のオレオンナはどうなったのかしら…」
同僚であり友人でもあるオレオンナの事が気になったが
445:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/09 22:43:51 Y8IeZX7N
ピニャータ!
446:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/10 23:11:03 sRgw7oRN
ダーナ マレ ゴンジャレンコロフ!
447:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/10 23:29:24 VVUbS5PG
ガ? ドラニャラ? パナプトニャホホイ!
448:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/12 20:17:34 6NiQEmAQ
ひれまん ふれまん だ~なんなんなん ぷむへめるそん
449:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/12 22:22:29 F7NXMW8G
↑の呪文を唱えると
450:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/13 04:06:29 EpgZwDXQ
おねえさんのメインコンピュータのCドライブがフォーマットされてしまうので
大変危険なので迂闊に唱えないでください
451:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/13 04:47:06 r86BoKT9
という注意書き(お姉さんのうなじに記載)を音読したツンデレラ(孔明追跡中)のおかげで
そんなモヤモヤも、瞬時にしゃっきりポンと忘れてしまった。
ぶ
452:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/13 22:18:42 JPhgj+vf
う~~ ぷう~~ すか~~
453:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/14 20:47:15 po7R433X
の三人、通称「サイボーグ帝国の黄色い三連星」たちの事も当然忘れてしまった。
ですがお姉さんはロボットじゃなくてサイボーグなので、脳みそは普通にあるのです。
だからそれらの事は単に「忘れたい事」だったのでしょう。
それよりもお姉さんにとってはメインコンピュータのCドライブがフォーマットされた事で
mixiにログインできなくなった事の方が重大です。
バックアップを取ったのはいつの事だったか…
一方、ツンデレラが宇宙に消えた孔明を追うべく向かっているのは
454:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/15 10:39:12 agNV/Xin
・・・・・
・・・・・・どこだっけ?
455:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/15 14:16:22 xaXJVi1A
マジで分からなくなったツンデレラがヌーブラに聞いてみた。
「今、
456:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/16 02:40:29 WGi6j7Qt
田耕司って最近どうよ?」
457:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/16 04:03:34 6Stqg/Tg
「今田はナウロマンティック~
458:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/16 06:46:29 BTM/kBgM
・・・」
ヌーブラはここ数日で発音などをみるみる学習し、誰が聞いてもネイティブに聞こえるくらい
普通に喋れるようになっていた。
しかし、この成長はツンデレラの知能と引き換えである事を、ツンデレラは
またヌーブラ自身も、このときまだ知る由も無いのであった。
その頃オレオンナはコリアンダーと
459:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/16 12:01:18 TsgoZsR3
なっとうをかき混ぜていた
昼ごはんのおかずである
グルグルグル、ネバネバネバ
と
460:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/16 13:30:33 NPjxSgz+
ふと思う。
(この納豆はにおわなっとうだったか?それともほねげんき・・・?)
461:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/16 23:07:14 bO0RGR2u
「たかが納豆だろ」と諸兄はお思いであろうが、
銘柄についてはかなりうるさいのである。
もし所望しているものと全く違う銘柄のものを
口にしようものなら、
462:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/17 07:01:02 XbJrSdNQ
思わず吐き出すも糸を引いてしまい、あちこちネトネトになってしまう。
463:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/17 21:10:38 rNeUkph+
「そんな事になるくらいなら、いっそ・・・」
464:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/18 07:25:16 rxOoyodz
「別の納豆を持ってくるかい?」
なっとうと混ぜられながらコリアンダーが言った。
これは「納豆と混ぜて食べちゃうぞ」という、一度はまったら脱出不可能という
オレオンナの超絶必殺技なのだ。
「だがかき混ぜるのをやめた瞬間、お前は死ぬ事になるぜ。
俺のエネルギーはこの納豆の臭気ですでにマックスだからな。」
465:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/20 20:57:04 Q65+GIep
しかしこれはコリアンダーのハッタリであった。
これほどグルグルネバネバと混ぜられているにもかかわらず
この納豆からは全くと言っていいほど納豆臭がしないのだ。
すなわち明らかに「におわなっとう」なのである。
当然エネルギーはマックスどころではない。
このような状況で強がりを言ってどうするのか、と諸兄はお思いであろうが
この一見逃げ道を自らふさいでいるかのようなハッタリの裏には
巧みな作戦が隠れているのである。
その作戦とは
466:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/20 23:14:33 VZxapmXD
泣きながら馬謖を
467:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/21 11:17:57 39VVgya7
揉み殺す
468:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/21 18:08:34 7d3SWAK9
テクニックを
469:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/21 18:26:51 Zh0DOVnR
日清焼そばU.F.O.から
470:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/21 23:35:12 TQsC64uk
会得できるはずもなく
471:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/21 23:37:17 BV+Szhh3
むなしく甘納豆を
472:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/22 04:25:03 Q+vejoS2
味噌汁の具に
473:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/22 14:10:31 kTH+IG7w
した時の事を想像してもらえれば、理解は容易だろう。
だがこのコロンブスの卵的発想は
474:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/22 15:17:01 F0oY1Ior
鄭和がアメリカ大陸「へ」
475:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/22 15:17:45 7e/T8yDg
日の目を見る事無く
476:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/22 18:58:07 /MY6Spja
俺の目を見て
477:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/22 22:18:00 rWyLUwyJ
あっ! めクソが付いてる~ それに鼻毛もすごくのびてるよ
と言われてしまったオレオンナは
478:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/23 21:37:37 6mSgQanQ
納豆をフィンファネウに食べさせた。
479:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/24 03:21:09 gG4yiR2R
一方その頃、映画化も決まったというのに壊滅したサイバトロン基地は
480:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/24 07:17:23 8rSG3+0c
覇王となったお姉さんの居城と化していた。
難攻不落のこの城の城下町では
481:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/24 14:02:32 iHRC3HHW
メロンの栽培が盛んで
482:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/24 17:02:09 iiU+F5OQ
スイカ農家は迫害されていた
483:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/25 02:21:53 4tPX1fu9
そして街角では「世紀末救世スイカ伝説」がまことしやかに囁かれていた。
484:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/25 08:14:26 16B42RSm
アタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ
ス、ススススイカアアアアァァァァァァァ
チン四郎「すでに既の股間は割れている」
485:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/25 08:43:31 wkvXB2RX
そんな時、とあるスイカ農家に、七つの傷があるスイカが訪れた。
486:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/25 12:47:55 Vr7dHaYQ
当然、傷物のスイカなど売り物にはならない。
487:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/25 21:30:46 913J/3kz
客寄せ試食用に細切れにした
488:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/26 01:12:33 JmigCMGe
ところが信じられないことに、これが想像を絶する旨さだった。
489:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/26 08:17:47 ptYRPILB
あまりの旨さに絶命するチン四郎が後を絶たないほどだった。
490:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/27 01:50:01 LadrN5ek
こうしてメロンとスイカの二本柱で更に磐石となったこの町に
491:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/27 09:08:27 dC5qxpI9
すでに滅んだと思われていたカボチャ農家の末裔が現れた事から
492:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/27 21:34:32 GNtufQcU
リンゴも栽培しようという者も現れた
493:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/27 23:45:49 D4dUu0Um
メロンやスイカ、カボチャ並みはデカすぎる。やはりリンゴ並みの大きさで美しい形がいい
と、チン四郎が言うと
興味ないわ、メロンもスイカもカボチャもリンゴも入る訳ないじゃない
やはりバナナよ、バナナとオレオンナ
しかし、入れるなら先細りのバナナより極太ナスが、と関西うまか棒が言い張ったが
おねえさんは、さらに過激に入れるならイボイボのゴーヤが一番ですわと
494:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/28 11:08:06 x3RKDWCf
表明した事から、見た目がゴーヤのメロンやスイカという、遺伝子操作の産物が出回る事となった。
しかし皮肉にもこのゴーヤブームによって、本来の苦いゴーヤを作る農家は次々と姿を消す事となり
495:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/28 14:38:26 c6ei8mgH
かけたが、これらの発言がマスコミによる捏造だった事が発覚すると、ブームはあっというまに終ってしまった。
そうこうしているうちに孔明が地球を去ってから3年の月日が流れていた。
ツンデレラは新造宇宙船「DIEラガー15世号」を駆って木星軌道上へとやってきた。
数日前に、このポイントにショカツリョースーツが電送されたのだ。
496:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 02:25:44 uCQu3r4K
だが、これは孔明の罠であった。
497:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 02:25:46 dDzG1UZn
そして昨日、宛先人不明で送り返されてきたのだ。
498:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/30 02:50:01 Fuc4eOEy
そして明日、再び木星軌道上に電送される事になるのだが、
このときのツンデレラはそれを知る由も無かった。
ツンデレラ不在の地球では
499:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/30 23:11:36 i4s2HEaV
夏の花火大会、浴衣のオネーサン
500:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/31 04:03:49 W66f6nDO
そして神輿の上で観客を煽る孔明が
501:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/31 21:42:48 zm497Uoa
一匹のメザシをめぐって、ぬこ軍団と激しい火花を散らしていた
502:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/07/31 22:41:37 W66f6nDO
あっ
孔明が神輿から振り落とされた!
503:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/01 09:17:01 wsOcuzEq
神罰が下ったのだ。
孔明「くやしいのうwwwくやしいのうwwww」
504:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/01 11:04:24 FWrVuZq6
彼の言葉のところに付いている「w」は電波である。
周波数88MHzで発信されたその電波には
505:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/03 01:58:39 C9nVWmT2
発がん性が指摘されている。
ところで、ぽ
506:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/03 16:47:00 HU40Jbo6
りふぇのーるは
507:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/03 19:56:53 zf6KhzzK
摂りすぎは帰って有害であると
508:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/04 17:43:43 NBE6bhqj
「帰って」有害ならば「行って」しまえば無害だろうと孔明は
509:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/04 22:39:58 hUvaiA9Z
ワケワカラン言い訳をしながら、カカオ100%チョコをつまみに赤ワインをガブ飲みしていた
510:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/05 04:06:12 lTuY4XBi
というトリビアはガセであることは、あまり知られていない。
そうこうしているうちにメザシは浴衣のオネーサンの手に
511:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/05 14:17:02 tMR2yPFC
入るハズであったが、その直前にプテラノドンが咥えて
512:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/06 00:50:02 US8dRqpY
オネーサンを巣に連れ帰ってしまった。
そうこうしているうちにメザシは夏の花火大会の手に
513:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/06 11:01:50 il0fiADs
夏の花火大会 というのはもちろんコードネームである
その正体は
514:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/07 03:42:41 hulpCc3E
3ねぇ~ん!Bぐみぃ~!
515:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/07 05:01:42 5mqQYLc+
きぃんぱぁち
516:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/07 11:44:15 nFqCbgVg
花火大会である。
517:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/08 13:07:55 SHolYn7a
例の秘密組織の幹部の1人で、白スーツの男の上司でもあったりする。
その彼の手にメザシが渡ってしまったのは
518:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/08 16:20:15 SELooFPm
このメザシと彼が、かつて男と女の関係であった事と無関係ではない。
メザシは今でこそこんなメザシだが、かつては
あっ
孔明がぬこ軍団に
519:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/09 19:18:18 XePXGgEF
何か商談を持ちかけている模様…
520:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/10 11:19:17 l27Ja/s6
・・・どうやら決裂したようだ。
ぬこウォリアーの爪が、孔明の額に食い込んでいる。
あーっとしかし、ここで孔明なぜか恍惚の表情だァーッ!
521:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/10 21:01:56 N0pZcueB
・・・・・・
ポッ
522:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/10 22:41:04 f2ewwFho
ッドキャストでその様は全世界に発信された。
瞬く間に
523:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/10 22:45:52 +G3wR1lB
抗議の電話・メール・手紙が殺到!
524:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/10 23:37:03 AP48CsN7
NTTのサーバーが爆発した
525:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/11 03:02:58 UNuw5hQO
事により世界の主要な都市は消失。
また全ての通信手段をNTTに頼っていた人類の文明はたちまち衰退し、
世界は
526:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/11 16:09:59 AhIU1ReB
タイコと糸電話とノロシと手旗信号を使い連絡を取り合うことに
527:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/11 16:55:01 iAEQweLr
だが太鼓を叩きながらの手旗信号は流石に難度が高すぎたのと
狼煙の火が糸電話に燃え移る事故が頻発したため、普及には
至らなかった。
528:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/11 22:18:51 2hBsHiTL
そこで元サガワ急便のオッサンたちが飛脚組合を結成
529:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/11 22:50:12 zyLzEEa/
だが猛暑の中で走り回るのはとても苦しい
そこでツンデレラからテレポートを教わりたいと
530:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/12 04:07:05 juXwquzj
願うも、当のツンデレラは木星軌道上でショカツリョースーツの
電送先を特定するのに必死であったため、各国の元サガワ達はこぞって、
ツンデレラに力を与えたとされる孔明のもとへと
531:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/12 11:45:11 W92Ia31R
しかし孔明はぬこ軍団との争いに敗れ、ぬこウォリアーの奴隷にされていた
532:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/12 13:35:04 KPD3C12s
だがぬこ軍団を通して孔明からの公式回答は出た。
「ツンデレラにテレポート能力なんてないよ?」
飛脚組合の落胆は大きかった。
そこへつけ込んだのがサイボーグ帝国であった。
サイボーグ帝国の甘言に乗り、元サガワ達は次々と飛脚サイボーグへと生まれ変わっていった。
533:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/12 23:02:51 nobcHckp
飛脚サイボーグ最大の武器はロケットキック
足がロケットになって敵に向かいマッハ100で飛んでいく
だが戻ってこないので以後は移動不能、という恐ろしい最終兵器だ
534:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/12 23:26:32 juXwquzj
そんな時に便利なのが、元クロヌコヤヌトがはじめた
「ロケットキック回収サービス」である。」
535:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/14 17:42:10 IAiGYnIv
回収料は一回につきメザシ1匹である
536:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/14 19:54:10 K8TIh1n9
この「メザシ一匹」にピンと来た読者は賢明である。
そう、何を隠そう元クロヌコヤマトという組織は、あの
537:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/14 22:47:35 1VDSRkmk
ナゾの宗教団体「メザシのシッポも新人から」の
538:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/15 09:49:32 aeoT/iD3
物体X
539:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/16 12:53:37 bMNO0+uJ
からかつて地球を守った伝説の黒ぬこ軍団が
540:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/16 16:55:06 yNjpBzKX
一匹のメザシの奪い合いから内部崩壊して壊滅したのちに
541:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/16 21:20:17 W08o89uy
その孫ぬこ達がよってたかって
542:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/17 14:13:57 lyv9JC7U
神輿の上の孔明を引き摺り下ろし、奴隷にするために作り上げた組織なのだ。
彼猫たちは、件の物体Xとの戦いの際浴びた宇宙放射線によってミュータント能力
を得た猫たちの孫であり
543:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/17 21:13:16 50pJ0rgs
ヌコパシーやヌコキネシス、ヌコポートを駆使するミャータント戦隊
544:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/19 16:35:38 eZqUSvE1
なのだ。
彼らの手にかかれば、どんな神輿に乗った孔明もひとたまりもない。
こうして、人類最後の希望であった孔明と元サガワ達は恍惚のうちにぬこ軍団の手に落ち、
地球は黒ヌコ時代に突入するかと思われた。
しかし
545:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/19 21:58:29 V3GoMMlD
その時、歴史が
546:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/19 22:23:43 nS1/d5Yz
動かなかった、地球は戦国時代に突入し各地で戦乱が
547:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/20 00:44:16 ShXc6uYM
起こらなかった。
そう、ついにツンデレラが地球へと帰還したのだ。
そして
548:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/20 01:41:24 j7XCQPpt
サイバトロン改めオートボットの司令官、コンボイ改めオプティマスプライムも一緒だった。
549:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/20 22:34:37 GGkaGB7E
しかし、オプティマスプライムは
地球に降り立つための最後の階段を踏み外してコケ
オプティスライムと変化してしまった
ドロ~ドロ~グチャ~グチャ~となりもがいている
550:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/20 23:30:25 ShXc6uYM
これは別に苦しんでいるわけではない。
初代トランスフォーマーをリアルタイムで視聴していた
このスレのほとんどの読者諸君ならお分かりだろうが、
彼らはもともと粘土のように変形する連中なので、
むしろ喜んでいると言って良いだろう。
その様子を見てツンデレラは
551:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/21 07:44:39 mRmvMJAI
欲望をおさえ切れなくなり、触手と粘液の渦巻くドロドロの中に身を投じた
552:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/21 13:49:19 nDDEvfAn
……でも「何か」が違う。
この「違和感」は一体……?
553:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/21 19:26:51 BGIv5pUb
なんとオプティマスプライムだと思っていたものはサブプライムだった。
554:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/22 04:15:37 GVXK799Z
サブプライムは星になった。
ウルトラマグナス「ユルシテクレ・・・」
555:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/22 19:13:21 ytPyapgT
だが、その星が突然トランスフォームを始めた!
そして星は、巨大なツンデレラの姿に変わった!
556:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/22 20:46:53 NW0kp//G
その時真夜中の12時を知らせる鐘の音が鳴り響いた。
557:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/23 01:21:44 WMx3LDKZ
「いけない、もう帰らなくちゃ…!」
巨大ツンデレラは全速力で宇宙の彼方へ飛び去った。
その場に片足の増加装甲を残して…
558:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/23 02:47:35 GxRsuV1K
その後、ツンデレラ捜索の為、捜索隊が組織された。
隊長にはウルトラマグナスが就任する予定であったが
直前でロディマスコンボイへと変更になった。
559:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/23 12:38:14 LCEJHISO
だが諸々の手違いで、捜索対象が「巨大ツンデレラ」から「ツンデレラ」になってしまった為
レストランで食事中のツンデレラが発見されると捜索隊はすぐに解散となった。
さてそのツンデレラだが、彼女は孔明がぬこ達に拉致されたと聞き正直どうしようか迷っていた。
もはや時が経ち過ぎて孔明への怒りもすっかり冷めており、また今後の行動にも彼の手を借りる必然を感じていなかったからである。
だがしかし少なからぬ時を共にすごした相手に、まったくの情が湧かない訳でもない。
「ねぇヌーブラ、孔明の事を助けてやった方が良いかしら?」
「ソンナノ
560:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/23 17:19:28 26N7F+rH
コックリサンデキメレバイインジャネ」
561:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/23 17:57:48 NDu7coQi
「刻苦李惨・・・あのあまりの残虐さにA国駐留軍によって封じられたという
伝説の闘技大会をもって決定しようというのか・・・」
「知っているのかオレオンナ!」
「ああ。実際に目にするのは初めてだが・・・ 刻苦李惨とは、古代中国において
562:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/23 20:44:58 mMCHE9Vm
インドの山奥で修行した者に対抗するために作られた謎の密教集団で殺人プロフェッショナルを養成するために編み出されたものだ。
563:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/23 22:51:35 D1Qe5W2s
しかぁ~し、編み方があまりにも複雑怪奇だったため
実際には編み出されることはなく
集団となる前にあえなく解散したと伝えられている
だが、その内の約1名が
564:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/23 23:01:16 WMx3LDKZ
…」
「別に説明はいりませんわ」
「そうか」
565:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/23 23:36:41 mMCHE9Vm
こうして、する事もなくなったので内職のぬこじゃらし作りを始めた。
566:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/24 00:13:57 l/h107Ky
「ダカラナンデスグダッセンスルンダ、コウメイヲタスケルカッテハナシダロウガ」
「ああ、そうでしたわね…でもコックリサンとやらはやめておきますわ」
「とりあえず助けてやれよ…仲間ってのは失ってから大切さを痛感するんだぜ?」
オレオンナは先の戦いでコリアンダーを倒す事と引き換えに相棒のフィンファネウを失っていた。
その後、失意のままサイボーグ帝国を辞め、フラフラと入ったレストランでツンデレラと再会。
意気投合してグラスビールなんか飲んで盛り上がったのが、ほんの1時間前の事である。
そんな彼女の言葉にツンデレラは
567:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/24 00:20:50 9CmLBSPg
「手が止まってますわよ」
「スミマセン。」
568:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/24 15:43:16 0wTr52Zp
そのまま内職を続けるオレオンナだったが
妙な違和感を感じていた。
よくよく見てみると、ツンデレラの両肘、両膝がジャバラ関節になっており
首と額にはリベットが打ち込まれていた。
オレオンナ「お前偽者だな!!」
偽ツンデレラ「なぜわかったぁ!?」
569:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/24 16:17:08 HjyVu3ij
オレオンナ「お前はツンデレと素直クールの違いが分かっていないからだ!」
570:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/24 21:29:03 AGDSkQoB
偽ツンデレラ「暴言を吐いていれば皆ツンデレのはずよ!
この雑誌の特集にも書いてあるじゃない!」
571:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/24 21:48:52 LyoGNj9P
だが致命的な見落としがある。ツンデレはデレが必要だ!!!!!
との大音声が
572:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/24 23:30:27 7DCIt2Nf
するものの、実の所このツンデレラスレ12発を数えるもデレなど皆無であり
正直ツンデレラとツンデレの因果関係に疑問を呈したくもなる程なのである。
逆に言うとツンデレラにとってツンデレという要素はさして重要ではないのではないか
そんな
573:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/24 23:58:12 9CmLBSPg
人類の深層意識の集合体が、このような悲しき偽ツンデレラを生み出してしまったのかもしれない。
とすると
574:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/25 00:37:52 bBQJAVON
当然、考えられることはただ一つ。
「やはりあの男が裏で糸を引いているのか……」
575:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/25 02:41:58 9rlJ1QZD
「間違い無い、これは孔明の罠だ!」
576:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/25 04:24:23 mrEN/MPY
オレオンナ「おや?孔明、ぬこ軍団に拉致されたんじゃなかったのか?」
そう、先ほどの言葉は、孔明自らが自分の存在をアピールしようと発したセリフであった。
孔明「ぬこ達は非常に飽きっぽくてね…そんなことより、ここにいるツンデレラが偽者だとすると
本物のツンデレラはどうしてしまったんだろう?」
577:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/25 12:58:45 g7fvkblG
すると偽ツンデレラがタオルを取り出し首と顔のリベットを拭い去った。
そうただのペイントだったのだ。
四肢の蛇腹パイプを外すと、すっかり元のツンデレラとなっていた。
「それでは随分時間はかかりましたけど、あそこを調べにまいりましょう」
一行は佐賀県の『喫茶さてライトステーション』へと向かった。
578:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/25 13:32:35 KOAxUghI
だが一行は『喫茶さてライトステーション』へ向かう途中で宇宙刑事に呼び止められ、職務質問をされてしまった。
579:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/25 23:08:16 kexGAkjr
金はいくら持っている?
有り金全て出せ! 出さなければタイホだ
580:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/25 23:33:23 /D9Aotu7
なけなしの現金を奪われ、3人は無一文になってしまった。
幸い移動は孔明のキャンピングカーなので問題無いが、金が無いのは心もとなすぎる。
キャンピングカーの駐車料金を延滞しまくったせいで口座の貯金も既に無い。
581:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/26 04:29:39 aDu7jflW
仕方がないので、孔明の案内で足立区にあるクロヌコヤヌト本社ビル裏門横
に放置されたダンボール箱の中にあるヌコ帝国へとやってきた。
何とかみんなで奴隷にしてもらい、三食昼寝ぬこつき生活にありつこうという算段である。
582:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/26 10:49:34 5ghzHA1L
だが、ヌコ帝国へと続く段ボールの中の長いトンネルを抜けたら、そこは雪国だった。
583:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/26 15:46:35 W4Gfeukc
そこでせっかくだからと、雪だるまを造ることに
584:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/26 20:48:34 Ro5/swiz
出来上がった雪だるまは未来の世界の猫耳付きメイドロボットだった。
しかも6体。
しかし5体目までは猫耳を付ける事が出来たが、最後の1体の猫耳を用意する事が出来なかった。
585:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/26 22:20:18 aBQ6uKxI
仕方ないからゾウの耳と鼻をつけたのだが、この耳と鼻が問題だったのだ
まさかあんな事件がおころうとは誰も予想できなかった
586:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/27 01:19:31 vDdBQKXs
しかしその事件は、事前に予想できた者もいなかったが、事後に観測できた者もいなかった。
よって真相は永遠の闇のなかなのだった。
雪国のぬこは、例外なくコタツで丸くなっていたため、ツンデレラたちは
587:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/27 12:01:39 R2a+UUu3
コタツを製造販売して一儲けしてから雪国を後にした。
紆余曲折あったが、ようやく一行はさてライトステーションへとやってきた。
「では、行きますわよ…」
ドアに手をかけようとしたツンデレラは、そこに張り紙を見つけた。
588:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/27 13:30:12 sNhzB7aH
「さてライトステーション佐賀店は裸牛ビルの外資系ファンド売却に伴い移転いたしました。
なお新しくガンダーラ店を開店いたしましたので、これからもご贔屓によろしくお願いいたします。」
589:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/28 04:48:46 u1jM08zO
「また、生まれた直後に天と地を指し「天上天下唯我ツンデレラ」と高らかに名乗り
兄と共に現代に転生を果たしたツンデレラ姫は、16の時、孔明博士の運転するトラックにはねられ、
それがもとで一度死にました。それが原因で転生前の記憶を失っております。
延命改造手術を施した孔明博士は、その頃サイボーグ帝国で働いていましたが、
これをきっかけに懲戒免職となりました。
ちなみに同じ頃、裏番付衆の東の横綱が交代しました。
先代の東の横綱はツンデレラのじいやでした。
ゴルベーザはセシルの兄でした。
犯人はヤスでした。重ねてお詫びいたします。」
590:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/28 11:21:02 RT4JyEf8
「孔明、どう思います?」
「内容の真偽はともかく、君の事を名指ししているという事はやはり何かがあるという事だろうね」
「とりあえず、犯人のヤスを捕まえてみりゃいいんじゃねえか?」
「ヤス…ココロアタリガ ナクモナイ ナマエダ」
591:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/29 03:17:37 Sb9ZOQ1W
「トリアエズ、モンゴルニイッテミルトイイカモシレン」
592:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/29 03:56:21 cUNzeJ1j
ヌーブラの助言に従い、一行は通りの反対側にある
喫茶モンゴルへとやってきた。
「キッサ モンゴル デス
ドウシマスカ?
ボス? 」
593:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/29 11:49:58 DJ5/pSPm
「アイスコーヒー」
「同じくアイスコーヒー」
「俺もアイスコーヒー」
594:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/29 17:06:31 hwBSwMKZ
「俺はレイコで」
595:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/29 21:51:36 izH6wUjJ
「レイコさん、ご指名でーす!」
596:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/29 22:13:27 zpfP077X
請求書をみてビックラゲーション 指名料は30分で5000000円
597:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/30 00:51:59 J2iKKIip
だが後から来たその男は慣れた感じで支払いを済ませると、さっさと店を出て行った。
アイスコーヒー一杯で粘っているツンデレラ達とは大違いである。
「よく解らない店ですわね…」
あっけに取られるツンデレラにヌーブラは告げる。
「チナミニ イマ デテイッタノガ ヤス ダ」
598:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/30 03:32:25 XhRVdnF8
「ダイサーカスノクロチャンダ」
599:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/30 03:44:42 obSUVzdL
そう、いまや世界的売れっ子アイドルとなったクロちゃんは、
忙しい仕事の合間を縫ってはここを訪れ、故郷のモンゴルを思い出しているのだ。
レイコは本場モンゴルで
600:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/30 13:33:59 CFWXCdka
も通用するモンゴロイド系美人顔で店のNo.1だ。
「ヌーブラ、なぜこの辺について詳しいんですの?」
「…ホントウハオマエモ シッテイルハズダ」
601:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/30 21:11:00 R9ovaQq6
「HDDナビ ヲ サッキ チェックシテイタダロウ ワタシ ノ アトデ」
602:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/31 01:24:17 CQbKcHwW
「私は唐獅子通信社の所在地を確認していただけですわ」
603:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/31 04:00:26 xxms/+D3
「フフフ クチデハ ソンナコトイッテイテモ カラダハ ショウジキダナ」
ヌーブラはツンデレラの乳首を
604:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/31 10:06:45 WL1l7s5e
偽物だと見破った!
605:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/08/31 14:25:44 clFxaFfI
シャラポワが使っていた事で有名になった、付けニップルである。
606:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/01 11:26:19 qQdA3Skd
とってみた
607:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/01 21:43:59 eLJ5aX9I
おっぱいもいっしょにポロリととれた。
608:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/01 22:08:26 Hc9Q5qfW
なんとヌーブラの下にも精巧な偽乳ブラをしていたのだ
「バ・バカナ コレホドマデニ シンジガタイ ヒンny 」
ヌーブラは星になった。
609:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/01 22:18:25 Sdy5THjQ
経緯はともかくとして、ヌーブラは今や時代の寵児、超売れっ子スターとなった。
「お別れの時かもしれませんわね…」
舞台袖から寂しそうに呟くツンデレラ。
その
610:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/01 23:04:53 tAME6vco
瞬間にヌーブラ星は爆発、超新星となって飛び散ってしまった
611:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 00:10:14 YgDU8PES
…そんな事になってはたまらないと、ヌーブラは付けニップルを取るのを辞めた。
危ないところであった。
もし付けニップルをとっていたら、乳首から放たれる熱線、俗に言うチクビームによってヌーブラの命は無かっただろう。
ツンデレラがチクビームの制御を出来なくなったのは昨夜シャワーを浴びていた時、
612:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 00:10:18 jGAgNyqO
ミ ヽ
二 ノ ( i
三 ⌒ へ /` |
二 _ _ |
三 ┰ ┰ |
l^ (
} ! ヽ / {\ ノ
l i ( 、 , ) {
∪、 j | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ‐――┴、 < だめだこりゃ
|  ̄`ー―ァ'′
\______) \_____
613:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 00:12:41 jGAgNyqO
と、下唇の長い人が入ってきた。
614:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 00:19:35 BQgyHXoO
たぶん、死んだイカリヤチョースケか、モアイ像の親戚の男とオモワレるが
係わりになりたくなかったのでシカトする事にした
615:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 00:40:11 jGAgNyqO
都合の悪い事が怒ったときは
「見なかった事にしよう」
と秋月郁氏も言っている事だし、
616:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 01:13:13 YgDU8PES
とはいえそれでは何も解決しないのも事実。
ツンデレラスレに誤爆したからといって連続書き込みしてしまうのと同じくらいの愚行と言えよう。
そう考え直したツンデレラは侵入者に問う。
「何がだめなんですの?」
617:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 12:11:02 VxMvGBCE
ダメになったんだ。歯は抜け、老眼と白内障でもうまともに見えない
髪は抜け毛も全部白くなり、ムスコは24時間寝たきり。だめになったんだ
と侵入者がつぶやいた
618:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 16:40:56 N2CnopnQ
次の瞬間、浴室が激しく揺れたかと思うと、
ジャーーーン
チャチャチャ チャッチャカチャッチャ チャッチャカチャッチャ チャチャチャ♪
という浮かれポンチな曲と共に部屋全体が回転し始めた。
619:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 17:42:11 xLzqAy6M
その回転は徐々に上がっていき、ついには毎秒3万回に
620:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 20:11:16 CYNkLHtE
ジャンプして更に2倍に
621:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 21:50:34 YgDU8PES
そして乳首二つで、30000×2×2の12万倍だー!
で、乳首からビームが止まらなくなりました。
622:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 22:03:53 kmc+l2Gy
もったいないので牛乳瓶で集めてみた。
623:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 22:29:53 5bqjXM0c
フレッシュミルクが1ℓとれた
624:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/02 23:50:59 M22wbW3Z
さて、これを使って何を作ろうか・・・
625:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/03 01:01:13 lwQ4i55J
という訳でミルクを凝縮させて作ったのが付けニップルという訳である。
チクビームと同じ成分なので蓋としては申し分ない。
そしてそれを作ってくれた人物こそ、件の下唇の長い人である。
彼は一流の付けニップル職人で
626:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/03 03:02:00 r+8LbbGV
喫茶モンゴルの店長でもあった。
店長は喫茶さてライトステーションで起こった出来事を
627:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/03 15:49:08 jDCQR4d0
知る人物であったが、それらの事は何も語らず付けニップルを仕上げると去っていった。
そして今日は店長は店に来ていないようだ。
ゆえにツンデレラはここが下唇の長い人の店であることすら知らないまま
628:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/03 17:10:34 z8TjDqVC
土曜の午後八時から舞台に立って
629:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/03 22:44:09 U/KCCTW1
オレオンナ王子と接吻した
630:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/04 01:02:46 27g9aVcE
い人、この指とーまれなどと客席に呼びかけたりした。
何の説明も無いまま王子ルックに男装させられていたオレオンナは驚きのあまり
631:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/04 02:06:41 rlH7mqB3
10倍カメハメ波を
632:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/04 04:18:41 dsYkjxD0
避ける事ができなかった。
これを放ったのはもちろん
633:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/04 08:56:06 CBuAvRJz
○村~!
うしろ、うしろ~の人だった。
634:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/04 21:12:09 iosWjwQz
その10倍カメハメ波はあっさりとして、それでいて
635:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/04 21:46:07 i7gmpr7K
しつこくなく
636:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/05 02:38:54 WDxltfuh
そのしっとりとした舌触りは、例えるなら
637:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/05 03:21:58 +s7p59Fb
モンゴルの大地に春の訪れを告げる
638:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/05 17:31:38 VjjTbry0
アンゴルモアの大王のよう…!
639:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/05 19:58:26 NRhC81DZ
そして10倍カメハメ波大王は舞台セットの柱をなぎ倒し
640:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/05 22:22:23 6l3I/oVn
借金執事から解放され
641:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/06 03:10:18 3qz8nqdO
ることは無かった。
この借金執事というのは、実は
642:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/06 10:50:18 Dwg79oeL
この場にはいなかったのだ。
そうとも知らず10倍カメハメ波大王は、1時間にわたって暴虐の限りを尽くし
喫茶モンゴルを笑いの渦に巻き込んだ。
643:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/06 16:58:20 xVXii1W9
間もなく雨が降り出した。
風が吹いたら遅刻する10倍カメハメ波大王は雨が降ったら
644:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/06 19:48:06 3xxfuBM+
膝や腰が痛くなる
645:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/06 20:17:19 ez9WEUJC
のと同時に10倍ハメハメ大王となってしまうのであった
646:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/07 02:46:26 9bCH6EDC
はずなのだが、今回は何故か仮面ライダー電王になってしまった。
647:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/07 05:44:03 aPCBADqD
それというのも「○村~」や、「うしろ、うしろ~の人」が
店長がいないのをいい事に調子にのって
648:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/07 15:06:41 H/qqCC8m
台風の中を新幹線で
649:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/07 17:20:59 nHry+XgA
2回転半捻り蹴りを
650:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/08 00:01:58 8sCTn7GV
かますつもりが空振りして、30回転横捻りコケになってしまった
651:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/08 02:10:10 6/b8kDzX
人を百人も連れてきてしまったからだ。
しかも仮面ライダー電王化だけならまだ良かったがそれに加えて
652:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/08 05:57:24 ChDeM9dt
デンライナーまで手に入れ、それにのって時空のかなたに消えてしまった。
「しまった!これではさてライトステーションの二の舞だ・・・」
後に残された○村がつぶやいた
653:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/08 10:13:29 iuGQ0FvG
∴゜; ∵ ゙\ \: ´,; ∴ ゙
;:( (\ (´∀` )/) )):.,∴゙゜.´ 毒粉だァ
; ((◎\(_)/◎))゜; ゜´.,
゙。;│≫゚ (_) ゚≪│, ,;.゙゙
∵(((⊆/(_)\⊇) )∵∴;:.,
;∵ ゜; ,゙ ´: .∵。 ´, ,
654:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/08 15:06:50 6/b8kDzX
結局、喫茶モンゴルでヤスの情報を得る事は出来なかった。
「こうなったら『さてライトステーション・ガンダーラ店』に行くしかありませんわね」
「『そこに行けばどんな夢もかなう』という、あの国へか…やれやれ」
「これも何かの縁か…俺も付き合うぜ」
かくしてツンデレラとヌーブラ、孔明、オレオンナの一行はガンダーラを目指す。
655:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/08 15:24:58 l7rdq+Cl
しかし、全てが釈迦の掌の上での行動であることに
この時点では誰一人として気付かなかった。
656:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/08 20:49:15 EqqEcjBV
一行はいきなり問題に直面した。
一行の誰も『さてライトステーション・ガンダーラ店』への行き方を知らなかった。
仕方がないので聞き込みを始めようとしたここでまた問題が発生した。
誰が一行の夏目雅○を務めるかだ。
657:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/08 21:47:04 eCg3hoDw
結局、収まるべきツンデレラに収まり、ツンデレラが 夏目雅 ○亀平助 を務めることになった
658:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/09 00:00:22 8d2mtI0i
夏目雅 ○亀平助とは夏町三丁目目雅931に住んでいた 出歯亀平助 のことである
659:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/09 15:43:04 KOtmxmcN
出歯亀平助の得意技はカメハメ波
660:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/09 19:55:16 Fzn5darb
ただし、出歯亀平助のカメハメ波は藁で出来た家と木で出来た家を壊す事は出来ても煉瓦作りの家は壊せない
661:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/09 21:53:46 rdyGo0WA
その欠点をつかれて、赤ずきんちゃんとの果し合いの時に
股間を蹴られて1000年前に絶命したと伝えられている
662:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/10 00:50:32 ZPW02wh+
・・・そう、伝えられている「だけ」なのだ。
誰もそれを目撃したものはいない。
663:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/10 02:41:46 4VzkK1Ad
そしてその伝説は後にTV人形劇となり、声を下唇の長い人が担当した。
更に、その人形劇の主役の声は○村~の人だった。
そして更なる問題が発生した。
坊主の人をツンデレラ、河童を孔明、ブタをオレオンナがやるとして、
「ちょっとまて!なんでオレがブタ役なんだ!」
…ともかく、主役であるはずの猿役がいないことが問題なのであった。
「オレガイルジャナイカ」
「あなたはせいぜい加○チャン役ですわ」
664:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/10 03:05:43 B0lZwnP+
「イッテオクガ イマノハ ワタシガ イッタンジャ ナイゾ」
「なんですって?」
ヌーブラの言葉にツンデレラは驚いた。
「ワタシハ キホンテキニ『ゼンカクカナ』デ ハナス」
彼女が言うには過去にもこのような誤解があったと言う
(参照:>603-609、ただしとても誤解には見えない)
ちなみに一時は普通に喋れていたのに(参照:>457-458)
今はまた元に戻っている件については、後述する。
さて、それでは「半角カナ」で話すのは誰であったか。
それはもちろん孔明四天王の一人、ウルトラマグナスで
665:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/10 09:04:14 FC28OClY
あるようなふりをした
666:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/10 17:23:42 pcXE0zpl
ロディマスコンボイ
667:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/10 18:21:35 hBgIzhxS
かと思ったら
668:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/10 20:16:50 yi3mkP4x
核・13世
669:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/10 21:55:33 rKsbgw5P
とはバベル2世とヨミの子供である
670:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/10 22:19:08 hBgIzhxS
はずがないと否定されて
671:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/10 22:49:05 B0lZwnP+
学会追放の憂き目に会ったという、あの
672:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/11 02:46:49 xDZudYZT
シンデラーであった!
ツンデレラ「誰ですの?」
オレオンナ「知らないな」
孔明「記憶にありませんね」
673:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/11 12:21:35 6o1ElIcF
「ハジ…はじめまして皆さん、私の名前はシンデラー」
シンデラーはペコリと会釈したかと思うと次の瞬間、その手に持った
674:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/11 18:18:54 dF+/4JMm
携帯で2chのとあるスレッドを開いた
675:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/11 18:44:11 GHqio5GX
とたんにブラクラを受けて
676:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/11 20:42:58 3K3kGFpM
爆発四散したウルトラマグナスの遺影
の角で孔明をぶん殴った。
彼女はかつて孔明四天王のNo.4として
ウルトラマグナスと共に
677:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/11 21:25:01 KuiGe1LG
カツ丼20杯と天丼15杯、味噌らーめん大盛20杯を一時間で平らげた
678:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/12 01:16:22 p0SDR8/C
孔明が食べすぎで唸っている所を看病した事もあるのに記憶に無いとはあんまりだ、と抗議した。
だが実の所、孔明は電脳世界で四天王を従えた魔王として君臨していた記憶を急速に忘却しつつあったのだ。
なぜならば
679:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/12 02:21:39 nYL8VULL
実は魔王として君臨していたのはデスラーだったからだ。
680:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/12 09:22:45 YEO+khvo
「久しぶりだね○○○の諸君」
681:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/12 11:06:01 lZtHzuWf
孔明「貴殿は! 誰だっけ?」
682:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/12 11:41:16 Fs4IxvjC
いま孔明は、自らの記憶の中を旅していた。
そこに浮かぶ巨大なピラミッド、万里の長城、
そして伊武雅刀風の声で喋る青い顔の男。
孔明「そうだ、私は
683:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/12 18:47:22 tjdrgyJW
一万年と二千年前から
684:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/12 23:13:45 yebn9t3q
カップラーメンの美味しい作り方を研究していたんだ。ずっとその事を忘れていた!
685:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/13 09:15:18 /9TNTccp
八千年過ぎた頃から
686:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/13 11:03:53 F7craxPi
もっと美味しくなった
687:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/13 11:58:23 zZg/pn2Z
が、それはあくまで電脳空間での事。
現実世界で同し方法を試してもまったく美味しくなく
孔明は費やした膨大な時間が無駄であった事を知り
全てを忘れようとしていたのだ。
さてたった今脳裏に浮かんだ青い顔の男、デスラーだが
688:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/13 20:19:42 rLFk4l+p
実はさてライトステーション・ガンダーラ店の店長だった。
689:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/13 21:37:00 9erbUnwi
が、「総統も相当ですな~」といって解雇されてしまっていた。
690:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/14 12:30:57 ePSzmcEv
その時のショックで雪のように白かった肌が全身真っ青になったのだった。
おっ
691:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/14 19:14:09 zhcZ23Cb
ぱっぴー、が嫌いな事でも一部で有名である。
さて、そんなデスラーを解雇した「さてライトステーショングループ総統」なる人物…
彼は今、1人の人物の釈明を聞いていた。
「ヤス君…キミの言い分はそれだけかね?」
「ハッ!あえて付け加えますならばアレはゴルベーザが
692:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/14 20:59:06 7DONWQK7
裏で糸を引いていたはずだったのですが
693:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/14 22:43:48 7ryS02sU
納豆菌が
694:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/14 23:27:22 pduNeI0R
爆発、銀河系中に四散した事によって
695:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/15 01:50:26 0/xQJiP9
量産型コリアンダーの大量発生が
696:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/15 03:46:15 L26R7Fi4
もはや宇宙環境にとって無視できないレベルに達してしまったため、
その段階で佐賀店をゴルベーザごと売却して証拠隠滅を図るしかなかったのです。」
697:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/15 11:41:17 Ow2ofx75
だが、納豆の臭いがあまりに強く残っていたので買い手がつかなかった
698:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/15 12:13:03 lI2K9iFt
だけでなく、隣のおばさんから
「お引っ越し♪
お引っ越し♪」
699:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/15 12:19:21 JLg+7DPh
と抗議を受け、しかもそれが近隣のみならず全宇宙にまで広がり、
会社更生法申請寸前まで事態は悪化していた。
監査法人からも経営陣の総入れ替えを要求される有様である。
仮にそれができないのであれば「会社を解散せよ」とまで言われてしまったのだ。
700:名無したん(;´Д`)ハァハァ
07/09/15 14:36:46 YbFXB7fO
そこでガンダーラである。
ガンダーラとは紀元前6世紀から11世紀頃まで実在したといわれる、既に滅びた国である。
だがガンダーラは人々の信仰心により「どこかにあるユートピア」として異次元空間にその存在を移していたのだ。
「いやはや全宇宙からの抗議に対し異次元空間に居を移すとは…さすがは総統、相当なものですな」
ヤスはこの失言により解雇となった。
「しかしサイボーグ帝国め、量産型コリアンダーとはやってくれたな。おかげで全宇宙チェーンまで広げた
『さてライトステーション』もまた一店舗からのやり直しだ…」
店舗縮小に加え、仏教徒の楽園ガンダーラにおいては店の名物ビーフストロガノフが出せないのも痛手である。