07/02/09 00:55:22 qhweIx9j
親戚の中学生の女の子が病気で亡くなって、俺とお袋が葬式に行くことになった。
俺は、その家の子供の部屋に泊まることになったのだが。
夜中トイレに行きたくなり、二階の部屋から一階に降りた。
廊下を歩きながら死んだ女の子のことを考えると、少し気味が悪かった。
生前、何度か遊んだりした仲だったので、複雑な気持ちだ。
そんなことを考えながら、トイレから部屋に戻る途中、死体の置いてある部屋の前を通った。
すると、部屋の中から物音がする。
叔母さんが、線香の火を絶やさないようにしているのだろうか?
俺は、線香でも上げようと部屋の戸を開けようと手をかけた。
その時、中から聞こえて来る音に違和感を覚えた。
男の荒い息遣いと、規則的に動く奇妙な音がするのだ・・・。
そっと、戸をずらし恐る恐る覗き込んでみる。
一瞬目を疑った。そこには、娘の死体に覆い被さる叔父さんの姿があった。
俺は、驚き焦ったが、息を殺し部屋にそっと戻った・・・。
このことは、忘れようと思った。