07/04/18 22:20:05 icWPgxBm
各座席に2~3人ほど座っているくらいの電車に乗った。
俺の真向かいには綺麗な20代の女性とくたびれた50代と思しき男が座ってる。
静かな車内に突然響き渡った「プゥゥゥゥ」という乾いたオナラの音。
それは間違いなく真向かいの座席から聞こえた。
一斉にくたびれた男へ視線が集まったが男は全く気にしていない。
居た堪れなくなった20代の美人がその男に言葉をかけた。
「お腹の調子が悪いのですか?体調の悪い時はしょうがないですよね」
やがて駅に着き、くたびれた男が座席から立ち上がりながら言った。
「おねーちゃんの腹の調子が悪いと俺が屁をするのか?」
俺は黙って男と一緒に電車を降りた。