【兄妹だけど】生殺し妹文学館【愛し合う】第十六巻at ASCII2D【兄妹だけど】生殺し妹文学館【愛し合う】第十六巻 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト951:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 07/03/07 11:25:38 PcM5RE1i それっきり、会話は無くなった。 そろそろ両親が帰宅する時刻だったので、二人はどちらからとも無く席を立つ。 其々の部屋へと別れる廊下を歩きながら、健一が言った。 「まぁ、今は それで良いんじゃないかな」 「? それって?」 「俺はお前の事が好き、お前は俺の事が好き。 だからお互いに好き。 今はそれで良いんじゃないかな」 「…うん、そうやね」 美樹の部屋の前に着く。 健一の部屋は廊下の奥なのでもう少し先だ。 部屋に入る美樹におやすみのキスをねだられ、それに応じながら、耳元で囁く。 「可愛かったぞ …また、しような?」 「!っ も、もぉっ 健一にぃのエッチ!」 バタンッと扉を閉め、その扉に背中を預けながら、美樹は扉越しに了承の返事を返した。 聞えたかどうかは分からないが、求められれば応じてしまうだろうなぁと、子宮の疼きを自覚する美樹だった。 952:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 07/03/07 11:28:17 PcM5RE1i ある晴れた日の日曜日、小野原 千鶴は駅前で恋人と共に親友の到着を待っていた。 今日は学生時代から計画していた”フォースデート”の決行日、新しく出来た遊園地で遊び倒す所存だ。 理力でも使うのかと下らない冗談を言う隣の日高を蹴りつつ、待ち人達の到着に目を光らせる。 「おまたせーー」 「遅れてすまぬ、って他は?」 長身でがっちりした体格の男性と、その腕にぶら下がるような格好で活発そうなショートヘアの女性がやって来た。 「よぅ」 「すみません、バスが混んでいたもので」 線の細そうな優男風の男性と、長い黒髪の美しい大人しそうな女性が連れ添ってやって来た。 二組のカップルの到着で途端に賑やかになる一帯、そこへもう一組。 普通の大学生風の男性と、大きなリボンで括ったポニーテールを揺らしながら走る女性。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch