【兄妹だけど】生殺し妹文学館【愛し合う】第十六巻at ASCII2D【兄妹だけど】生殺し妹文学館【愛し合う】第十六巻 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト950:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 07/03/07 11:22:56 PcM5RE1i 「お前にその気があるんなら、家出て一緒に暮らしてもいいぞ? 俺は」 「…本気?」 真剣な表情でそんな事を言い出す健一に、美樹は戸惑いと喜びとが入り混じってよく分からない気持ちになる。 まだ学校にも通っている身でそういった具体的な話は、実感が沸かない為に如何ともし難い。 「まあ、イザとなったらその位の覚悟はあるぞって話だ。 どうも俺、美樹の事が本当に好きみたいだし」 「!…なっ そ、そういうコトを サラッと言うかな~ もぉ~」 紅くなって俯き、ニヤける口元を愛用のマグカップで隠しながら、美樹は呟くように言った。 「あたしも… 健にぃのコト 本当に好きやったみたい」 「…そ、そうか …ははっ 変だな俺達。 兄妹なのにな?」 「そうだね…」 「…うん」 951:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 07/03/07 11:25:38 PcM5RE1i それっきり、会話は無くなった。 そろそろ両親が帰宅する時刻だったので、二人はどちらからとも無く席を立つ。 其々の部屋へと別れる廊下を歩きながら、健一が言った。 「まぁ、今は それで良いんじゃないかな」 「? それって?」 「俺はお前の事が好き、お前は俺の事が好き。 だからお互いに好き。 今はそれで良いんじゃないかな」 「…うん、そうやね」 美樹の部屋の前に着く。 健一の部屋は廊下の奥なのでもう少し先だ。 部屋に入る美樹におやすみのキスをねだられ、それに応じながら、耳元で囁く。 「可愛かったぞ …また、しような?」 「!っ も、もぉっ 健一にぃのエッチ!」 バタンッと扉を閉め、その扉に背中を預けながら、美樹は扉越しに了承の返事を返した。 聞えたかどうかは分からないが、求められれば応じてしまうだろうなぁと、子宮の疼きを自覚する美樹だった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch