【兄妹だけど】生殺し妹文学館【愛し合う】第十六巻at ASCII2D【兄妹だけど】生殺し妹文学館【愛し合う】第十六巻 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト860:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 07/02/07 16:45:45 Fl6qEkVn 今回此処まで ちょっと自問自答のトコが強引だったかな 861:名無したん(;´Д`)ハァハァ 07/02/07 16:48:31 n74/QsY+ 支援ミスorz 862:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 07/02/11 10:01:34 XIC3gc9t *** 「…」 どのくらいこうしていたのだろうか… 気が付くと俺は、電気も付けずにリビングに突っ立っていた。 コンビニの袋を下げたまま、握りしめていた手が痺れて冷たくなって来ている。 引き返そうと小道を後退りしながらも目が離せず、見てしまった美樹と美樹に告白した相手とのキスシーン。 「美樹に、恋人が出来たのか…」 最近感じ始めていた喪失感が一層大きくなったような気がした。 「ただいまー」 「!?」 飛び上がる程驚いた俺は慌てて冷蔵庫の扉を開け、ジュースのボトルを袋から移し始める。 863:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 07/02/11 10:04:17 XIC3gc9t 「あ、ジュース切れてたんだ? アップルはあった?」 ここ暫らく聞かなかった美樹の明るい声。 さっきのシーンを思い出し、何故だか気分が沈む。 そんな自分の気持ちに混乱を覚え、上機嫌な美樹にイライラする。 「知るかよ」 素っ気無く答えてから『しまった』と、美樹の様子を盗み見ると。 しゅんと、萎んでしまったような表情で俯いていた。 馬鹿か俺は! せっかく機嫌よく帰って来て… 以前みたいに話しかけてくれたのに… イライラする。 不甲斐無い自分にも。 上機嫌な美樹にも。 謝れない自分にも。 怒らない美樹にも。 居た堪れなくなった俺は、結局その場から逃げ出した。 これ以上下手な事を口走って美樹を傷付けない為に。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch