【兄妹だけど】生殺し妹文学館【愛し合う】第十六巻at ASCII2D【兄妹だけど】生殺し妹文学館【愛し合う】第十六巻 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト854:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 07/02/07 16:28:53 Fl6qEkVn 『そろそろ美樹が帰ってくるかもしれないな』 買い物を終えてコンビニを出た健一は足早に帰宅の道を急いでいた。 近道をしようと公園を抜ける小道に入った所で、公園内に人の気配を感じる。 『…!』 街灯の明かりの下、向かい合う若い男女の姿。 出掛け際にちらりと見えた、お洒落な格好をした美樹。 この前見た時のような『女らしさ』を感じさせる美樹の姿があった。 向かい合っているのは美樹と同年代位の男。 『誰だ… この前のデート相手? 夜中に電話して来た奴か…?』 855:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 07/02/07 16:31:35 Fl6qEkVn 小さなコンクリートブロックが等間隔に並べられただけの小道は公園を囲う樹木と茂みの間を通っていて 街灯付近からは照明の関係もあり、死角になっている。 健一は引き返すべきか様子を見守るべきかと迷っていた。 「美樹ちゃんに 僕の気持ちを伝えとこうと思って…」 向かい合っている男がそう言って美樹の肩に手を置いた。 『なんだ!? 告白か!? 告白なのか!?』 いよいよこの場に居続ける事が憚れる雰囲気になって来たと感じた健一はゆっくりと後退りを始める。 *** 振って沸いたような突然の甘い雰囲気に美樹は混乱していた。 両肩に置かれた日高の手がやけに熱く感じられる。 「あ、あの… 日高さん?」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch