【兄妹だけど】生殺し妹文学館【愛し合う】第十六巻at ASCII2D【兄妹だけど】生殺し妹文学館【愛し合う】第十六巻 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト204:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 06/08/20 06:16:39 VjpTPpOn BE:435775474-2BP(0) ・・・恵理子は悩んだ末、ここ最近の変化を微妙に詳細を省きながら説明した 沙耶「・・・・そうですか・・、また 学校を変わられる事になるかもしれませんね・・」 恵理子「そんなに何べんも転校してんのん?」 沙耶「・・はい、色々と問題を起こしてしまって・・その度に」 恵理子「ふーん・・あんたも難儀な兄ちゃん持って大変やなー」 和哉の本性を見ている恵理子は、この大人しそうな沙耶に同情した 沙耶「いえ・・、私は和哉さんと居られるなら別に・・」 そういって頬を染める姿に、思わず固まる恵理子 恵理子「な、なぁ・・・ もしかして、アイツってあんたにはめっちゃ優しいお兄ちゃんしてるとか?」 沙耶「・・・優し・・かったですね・・・ 今は、余裕がないみたいで・・」 205:弾の灯 ◆a.2VI1eTvE 06/08/20 06:18:35 VjpTPpOn BE:233451735-2BP(0) ・・・バスが恵理子の降りる停留所に到着した 恵理子「うーん、余裕が無い ねぇ・・・ あ、着いたわ ほなまた・・・あ!」 降りようとして思い出したように振り返り、沙耶の手をとって握手しながら 恵理子「あたし恵理子、高坂 恵理子 ほな、またねー沙耶ちゃん」 沙耶「!・・はい、ありがとうございました」 手を振ってバスの階段を飛び降りる恵理子に、沙耶は笑顔で応えた 次の停留所を目指して走り出すバス 学園の通学路を猛ダッシュして行く恵理子の後姿を見送りながら 沙耶は恵理子に握られた手をそっと胸元で包み込む 沙耶『恵理子さんか・・・』 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch