06/08/02 03:36:43 seZxz8u3
また真空実験室で少年隊員は、身の毛がよだつような場面に遭遇した。
ポンプで室内の空気を抜くことができる真空室に「丸太」※をいれ、少しずつ真空にして行くのである。
外気圧と内臓圧の差が大きくなるにつれ、「丸太」の眼球、口腔、肛門など、およそ人間の身体の”穴”という”穴”から内臓がせり出そうとする。
真空実験室の中で「丸太」の眼球は飛び出し、顔面は異様に膨れ上がりビーチボールぐらいの大きさとなる。
全身の血管がみみずのように隆起し身体の各部位がゴムのようにのびる。
ついに腸がそれ自体ひとつの生き物のごとく、にょろにょろと外へはいだしてくるのである。
「実験開始5分後・・・7分後・・・9分後、ただ今00気圧」。実験室の外で隊員たちがこのもようをレンズのような目で観察し、8ミリ撮影器に収めていた・・・。( 悪魔の飽食より)
※ この実験は第2時世界対戦中に日本軍が満州で行なったもので、「丸太」とは中国人やロシア人の捕虜である。