06/08/25 20:11:35 WF5I2YBf
近隣の百姓はほとほと困り果てたあと名高い一人のマタギに退治を依頼した。
山に入る当日、これまで近在猟師の鉄砲が貫けぬもの吾の鉄砲とてそれは同じことだろうと考えたマタギは一計を案じるのだった
さて対決の時、両者が互いの存在をしるやいなや大猪は山津波のごとく突進してきたが距離が一間をきってもまだ撃たない
誰もが跳ね飛ばされると思われた刹那ひらりとかわし真後ろをとったところでマタギの鉄砲が火を吹いた
それまで無敵を誇った大猪がどうと倒れる マタギは唯一泥鎧に覆われていない肛門を打ち抜いたのだ。
さしもの大猪も唯一の弱点を撃たれてお陀仏とあいなった。 どんどはれ、どんとはれ