マタギちゃん7at ASCII2Dマタギちゃん7 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト380:名無したん(;´Д`)ハァハァ 06/05/10 01:56:41 VdF/luDQ ええ話や 381:名無したん(;´Д`)ハァハァ 06/05/10 13:22:10 625KoTL+ >>379 それマタギちゃんのピンチっていうか打ち切りのピンチ… 382:吉貝梵 ◆I4R7vnLM4w 06/05/10 17:26:28 bD318zkk >>379続き 揺れは収まった。 震度は、4か5程度。そんなに厳しいわけではない。 だが、マタギちゃんたちには一つの不安があった。 一つはショーちゃん。 尾根を越えようとした時、雪に覆われた岩にすべって、足首を捻挫しているのだ。 重症ではないが、いつもの動きは出来ない。踏ん張ると激しい痛みが走る。 もう一つは季節。 この時期はまだまだ雪が残っており、今の地震を引き金に、小規模な雪崩が起きるかもしれない。 雪崩が、砂利や岩もまじえて落ちてくれば、それは恐るべき凶器である。 表層雪崩以上の恐怖だ。 そして今マタギちゃんたちのいるここは、その可能性が最も高い、危険な場所であった。 383:吉貝梵 ◆I4R7vnLM4w 06/05/10 17:31:25 bD318zkk 安全を図るため、リーダーのマタギさんは、安全な避難場所への移動を支持した。 ショーちゃんをみんなで助け、足早に危険なエリアを抜けようとする。 だが―― ぴくっ マタギちゃんのイヌ耳が、僅かな低周波を捉えた。 地の底から響いてくるような、恐ろしい、破滅の音―― マタギちゃんは思わずショーちゃんを見た。 仲間に肩をかり、それでも平静を装って歩いている。 しかしその額には汗がにじみ、疲労の気配は隠しようもない。 気丈なショーちゃんにとって、皆の足手まといとなっていることが、少なからぬプレッシャーとなっているのだろう。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch