07/11/18 08:24:47 btQP+RfpO
女外郎売りみたいなあの拵えを見るとやはり元は女形?と連想せずにいられません。
大芝居の女形なら当然若い頃は色子として客を取っていたはずで…
昔を知る「元贔屓」として妖怪繋がりで鶴屋南北あたりにご登場願いたいところ。
「相変わらずお美しいねお前さん。薬の宣伝を兼ねてひとつ、今度の新作に出てみねぇかい。」
「先生、ご冗談を…もうこんなに、トウが立っちまいましたものを」
「いやいやその佳い声で口上のひとつもやってごらんよ、聞いただけで娘っ子が孕んじまいそうだぜ」
霊感持ちの不思議ちゃんだった現役時代の薬売りにインスパイアされて怪談狂言を書き始めた南北。
「今もあの相方と一緒なのかい?全く、お前さんも因果な稼業に足を突っ込んじまったもんだねぇ」
「これはこれで、なかなか乙なもんですよ…」
芝居ネタが好きなものでついつい我田引水申し訳なく候。