07/10/07 00:27:27 qiED1bQ60
じゃあ、別の方向へ分岐。
>>141のエピローグ
少しだけ時代が進んだ世界。
男が相変わらず薬を売り歩いている。
ただ、顔の模様と牙は無く、耳も普通の人間の形。
「怪は常にこの世界に存在し、人間の欲や業も尽きる事は無い。
またいつかこの世界にモノノ怪は満ちる事だろう。
その時には、またあなたが斬りに現れるかもしれませんね。
期待せずに待っていましょうか。本当に『ただの薬売り』でもやりながらね。」
男は指輪に語りかけ、そっと唇を触れさせる。
冷たい指輪に温もりが伝わる。