☆星のカービィで801☆at 801
☆星のカービィで801☆ - 暇つぶし2ch177:風と木の名無しさん
07/10/28 15:00:38 nlRTc6Pu0
>>175
意外とそういう設定あったんですね。やっぱり大王はワシより俺がいいな。
>>166
ワド→メタ→カビ、良いですね! 萌えさせて頂きました(´ω`*)
私はこの位置関係の場合、ワドはメタナイツの水兵ワドの方がしっくりきますけど。
>>173さんの言葉の通り、ほぼ脳内補正でSSとか書いてみたり。

メタナイトは、メタナイツと共に休息がてら近くにある公園まで来ていた。
そこは、昼間はたくさんの子どもたちで賑わい、飲み物などが売られている小さな店も出ている。
正直、彼にとっては少々似つかわしくない場所でもあった。
そんな彼のもとに、水平帽をかぶったワドルディがてくてくと歩いてやってくる。
彼は両手に持っていたソフトクリームのうちのひとつを差し出した。
「はい、メタナイトさま」
「……これは」
「あそこのお店で売っていて、おいしそうだったから買ってきたんだ」
ワドルディはにこにこして答える。
メタナイトはしばらくそのアイスを見つめていたが、やがて首を横に振った。
「私の分はいい」
「ええっ、そんなぁ。せっかくメタナイトさまのために買ってきたのに」
「今は甘いものを口にしたくなくてな。……すまない。他のやつらにでもあげてやってくれ」
「……うん、分かった」
しゅんとなるワドルディをよそに、彼はふと思ったことを口にした。
「しかし、そのアイス……カービィなら喜んで食べそうだな。今あいつがここにいないのが残念だが」
「……え」
ワドルディはぴくりと反応する。
「だがあいつといっしょだと私も食べなければ余計に嫌がられるか。
 甘いのは基本的に好きではないのだが、今のうちに慣れておく必要もあるな。
 ワドルディ、やはりそのアイス、私に―」
「うわああぁぁん!」
彼の言葉が終わらないうちに、ワドルディはソフトクリームをどちらとも持ったまま走り去っていった。
残されたメタナイトはというと、忽然と消えたワドルディの真意を掴めぬまま、ただ呆然と立ち尽くしていた。
それでもワドルディの一途な片思いは続く。


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