07/08/30 03:45:35 jQnDdAls0
>>452
なるほどニシはそんな感じだね。
田舎であればあるほど家を捨てるなんてなかなかできないのに、
そのお家がだんだん駄目になっていくのを見るのは
幼いニシにはさぞ辛かったろうな…。
自分はアラソがニシ以上に閉塞感の中で育ったように感じたことがある。
ワシがテク寸の社長と会う事を蔵リスに報告してから和紙の椅子に座るところ、
複雑な思いはあっても「ああ、次は自分がここに座るんだな」って
さしたる抵抗も無く受け入れてるような感じが、逆になんにも欲しくない人にも見えた。
アラソもお家(アラソちの場合、家どころか一族?)の栄達のための駒のひとつで、
そのうち自分の人生も自由にはならなくなる事を幼いうちから知ってて
何ひとつ望んだり期待したり欲しがったりしないからこそ
屈託無く幸せそうに見える、からっぽの器みたいな人、みたいな。
基本的にアラソは「何不自由なく育った無邪気なおぼっちゃん」だと思ってるんだけど
あそこは何かそう見えちゃったんだよなぁ…変な話でゴメン。