07/10/15 13:15:57 Bo7uEQ6j0
空気を読まずに絶縁状。
あなたの作品にはじめて出会った時、少女の頃のときめきを思い出しました。
職務に誇りを持ち、守るべきものの為に命を賭して戦う男たち。
仕事ではヒーローなくせに、普段見せる顔は不器用で、でも全てにおいて真摯で、
描かれている男の生き様と男同士の絆は憧れを抱くに十分でした。
少女小説の流れを汲む作家さんが、専門知識なしではとっつきにくかったミリタリーの分野を
切り開いてくださっていることにもときめきました。
しかし続刊が出てくるにつれ、
ハンコ絵ならぬハンコ小説であることに気が付いてしまいました。
男は不器用ツンデレか要領のいいニコニコくんか敵しかいない作品が、
他のシリーズでも延々と繰り広げられていくさまを見ているのは苦痛です。
また、801萌えしておいてヒロインに言及するのもなんですが、
ヒロインも毎回同じように「素直になれないけど一途」な子ばかりでしたね。さすがに飽きました。
ラブコメがお好きだというのは存じていましたが、同じ組み合わせでなければラブコメにならない、というわけでもないと思います。
短編集のほとんど全てが「不器用男と一途女」の話であったことに食傷したので、もうお別れしようと思います。
さようなら、ありかわひろ先生。