そんな作家に三行半・読者からの絶縁状スレ 第13通目at 801
そんな作家に三行半・読者からの絶縁状スレ 第13通目 - 暇つぶし2ch473:風と木の名無しさん
07/10/01 01:44:05 z/c/Sl/l0
もう数年前の話しになりますが、つらつらと呼んでいたら何故だか思い出したので投下。

それまで嵌ってきたジャンルでは、準主役級とも言えないような地味なキャラクターばっかり好きになってきました。
段々と出番が減ってきてフェードアウトして忘れ去られ、寂しいままジャンルに醒める・・・
という経験を何度もしてきました。
そのせいなのか、自分の好きなキャラにはなるべく場をさらってから死んで欲しいと思っていました。
主人公を庇って華々しく討ち死に、次の作品ではまるで特集でも組んだように
そのキャラを皆で悼み、祭り上げ、ネット上では追悼式の一つや二つも起こる、
そんな死に方をして欲しいと思っていました。
なぜ他の読者は愛するキャラクターの死をこれほどまでに哀しみ、
時には原作を見捨てるまでに怒るのだろうと訝んできました。
華麗な散り方は最もおいしい見せ場であるに違いないのに。
そのキャラは伝説となり、死んだ後も作品内で寵愛され、崇められるという道が残っているのに。
このジャンルに限らず、本を読む時にはいつでもそう思っていました。
要は愛するキャラが命を失うと言うのがどういうものか、わかっていなかったのです。

ク/レ/プ/ス/リ/ーが死んだときは声も出ませんでした。
主人公目線の儚い幻想に一瞬救われ、また現実に直面し、
これを喪失感と呼ぶのかと実感しながら、すべての仄かな萌えが収束していきました。
あの頃はありがとうございましたダ/レ/ン/・/シ/ャ/ン。
今では良い思い出です。貴重な教訓も得ました。
もう二度と好きキャラに死んで欲しいなどと思いません。


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