07/08/05 00:46:31 a8W6Bg3i0
暴力というのはつまり、他者を性妄想の奴隷にすることによって
他者に生じさせる心理的・生理的な嫌悪感や拒否感のことなんじゃないの?
「フィクションはフィクションだ暴力ではない、誰も私たちを批判するな拒否するな」
という主張はナイーブだと思う。
似たような論争が下記のブログでも起こっていた。
焦点は「男性向け萌え漫画の暴力性」についてだが。
URLリンク(noraneko.s70.xrea.com)
>わたしが目にした漫画の多くは、暴力的な性描写が延々続いたり、
>ダメな主人公が少女に一方的に尽くされ奉仕されるというもので、
>そのものずばり「ご主人様」なんて呼んで仕えているメイドさんが出てきたりもする。
>つまり主人と性奴隷であり、支配関係だ。
>主人公の男が、その時々によって能動的だったり受動的だったりはするが、
>支配・被支配の関係性が、エロティックな要素として濃厚に「萌え」の世界観に組み込まれていることには違いない。
>あれを暴力でも支配でもないとするならば――確かに、女の子のキャラは、
>どんな扱いを受けても「おにーちゃんだいすき」と嬉しそうに笑っているのだが――
>「それは暴力だ」と女が認識することすら禁止されている世界観と言える。
>従順に足を開いて男の欲望を無条件で受け入れる白痴の笑みを浮かべた純粋な美少女。
>そこには不満も苦痛も悲しみも、自分の置かれた立場への疑問もない。
>彼女ら、二次元キャラが、「これは暴力でも支配でもない」と感じていれば、
>その作品の中でだけは、確かに暴力も支配関係も存在しない。
>しかし、それを読んで現実に存在する人間がどう感じるかは、また別の問題だろう。