07/06/18 22:26:17 7aDL2nuq0
「相変わらずお前はよそよそしいな。同じ乳を飲んで育った仲ではないか」
「乳兄弟とはいえ私は、いち随身でございます」
「さようか……」
男が欲しくてかなわぬ。早く国に帰りたいものじゃ…と、陛下は
見事な金色の髪を掻きあげられ、舌先で幾度も下唇をお舐めあそばしながら、
私に香油を取るよう申し付けられました。
リングを外したことも手伝って陛下の御前は、ゆるやかに頭をもたげておられました。
抗欲剤はじわじわと効いて参りまするお薬です。今はまだ、お辛いのでしょう。
陛下の内股は汗ばんでおられ、
霧吹きで散布したかの様な細かな汗の珠が光っておりました。
「独り遊びをするゆえ」
香油の瓶をお渡ししますと、陛下は熱っぽい悩ましげなお顔で
私に下がっておれとおっしゃられました。