07/05/15 14:59:31 /D4Y/HCcO
コソ「…」
チャソ「王との事、許したわけではないからな」
コソ「チャソセン、だってさっきわたしの手をつかんで、王から逃げるように」
チャソ「王の手元を見ては顔を赤らめてるお前を、見ていたくなかっただけだ」
コソ「チャソセン、わたしはどんなお仕置をされても構わない。覚悟は出来てる。だけどチャソセン、これだけは覚えていて。わたしは決して、気まぐれで王に抱かれたわけじゃない」
チャソ「俺を裏切るような真似をしても、そう言えるのか」
コソ「お前は分かってくれる。分かってくれると信じているから、だから」
チャソ「お前を…お前の全てを、たとえ一度だとしても他人に奪われた俺に、一体、何を信じろと言うんだ、馬鹿馬鹿しい」
コソ「…じゃあどうしたらいい?縄で縛り上げて鞭で打てば、それでお前の気がすむのか。だったら、好きなようにすればいい!!!」
チャソ「ああ、それが望みか。俺の嫉妬心を煽ろうと、だから王に抱かれたのか」
コソ「…何を言っても、今は信じてもらえない。悲しいよ、チャソセン」
チャソ「悲しいのは俺だ。コソギル、俺は…」
コソ「わたしがずっと大事に思っているのはお前なんだ。言わなくても、ずっと昔からそうだ。チャソセン、わたしは…」