【陵辱】鬼畜作品を創作して21stプレイ【SM】at 801
【陵辱】鬼畜作品を創作して21stプレイ【SM】 - 暇つぶし2ch194:土々呂
07/02/13 21:31:46 +ab/VkCp0
報告会たん乙です!自分も 続き待ってます(*゚∀゚)=3
カレー洗顔あり。キモめ。スカとか連想するかも。


東京か金沢だったと思う。ガキの頃けっこうでかい美術館のなんとか展で、
カレーで顔を洗う映像が繰り返し流れるインスタレーションを見た。
脱力した。気持ち悪くなった。笑った。
いっしょに見てた父親は嘔吐した。
幼なじみの、となりの土々呂に告白されたとき感じたのは、
あのインスタレーションを見たとき感じた気持ちとまんま同じだった。
ありえねー。俺も土々呂も男だぜ?普通にキモかった。
俺はキモいという言葉が大好きだ。気持ち悪いとか、生理的にNGとか、
しっし!とか、こっち見んな!とか、空気読めとか、くさいとか
伝えたい気持ちが全部入っているし、短縮されてるから気軽に使える。
よく考えて口にしなくてもいい言葉だ。
なんか駄目っぽいと思ったら、とりあえずキモいでいい。
土々呂はキモい。自分がどれくらいキモいかわかっていない土々呂に
俺はカレー洗顔を強いた。洗顔中ビデオを回した。編集した。
男に「好きだ、」なんて言われて俺がどう感じたか、いかに萎えたか
洗顔中の映像を見ることで土々呂もよーくわかるだろうと思った。


195:土々呂
07/02/13 21:32:26 +ab/VkCp0
指の爪に入り込む生ぬるいカレー。どろっとした茶色いそれは、
ゆるゆるのアレみたいだ。汚らしい。
「カレーで顔を洗えたら、1日だけキモいとか云わねェー」
そう云ったら土々呂は、洗面器に盛ったカレーを自発的に
両手ですくって顔に擦り付けた。
土々呂の白い顔にこびりつく臭そうな茶色のルー。
とろけた玉葱と赤茶けた人参。潰れたじゃが芋。ぬらめく豚肉の脂肪。
俺はリバースしそうになりながらビデオを回した。編集後、
うちの居間の50インチの液晶テレビで繰り返し見せつけた。
上映中、土々呂は撮影時よりも嫌がった。
「眼を逸らさなかったら、もう1日だけキモいとか云わねェー」
その一言で、土々呂は画面を凝視した。
吐き気を堪えながら、カレーで顔を洗う自分を見ていた。
俺と土々呂がまだ厨の頃の話だ。たぶん厨二。14歳ぐらいだったと思う。


196:土々呂
07/02/13 21:33:16 +ab/VkCp0
あれから10年。
男に「好きだ、」と云われておえっと思ったうぶな俺はもういない。
高校で覚えたのは受ける悦び。大学で知り得たのは犯す楽しみ。
今おもえば、土々呂は俺好みな中性的な受け男だった。喰っとけばよかった。
あの頃の俺的にはキモいやつだったが、
いまの俺的にはストライクゾーンのど真ん中だ。
もっとも土々呂は永遠の14歳じゃねえ。俺がでっかくなったみてえに、
今頃あいつもきっと育ってる。
美しいって形容詞が似合う男になってたらいいなと思う。
高1の夏、土々呂は家の人と一緒に県外に越した。それっきりだ。
ときどき無性に会いたくなる。
何処かでばったり会えたら、土々呂と一緒にどこ行こう?何しよう?
妄想はつきねぇーが奇跡は起きない。日々は過ぎゆく。
奇跡は起きなかった。だが俺は土路呂と巡り逢った。
土路呂dororoは土々呂totoroに良く似ていた。正確に云うと、
俺の妄想の中の土々呂~成人男性バージョン~に酷似していた。
そういうわけで俺はいま、バイト先のコンビニで出会った土路呂にはまってる。
以上、前置き終わり。ようこそアブノーマルな世界へ。
どうか俺と土路呂のエロい話を聞いて欲しい。

つづく


197:風と木の名無しさん
07/02/13 21:41:03 neiZ48Q10
ほうほう、それでどうなったのかね?

198:風と木の名無しさん
07/02/13 22:16:22 HfZK41JQ0
卵白に期待

199:風と木の名無しさん
07/02/14 02:34:12 3tMGuLAu0
報告会さん乙です。
すごい続きが気になる。ウサギくんかわいいよ。
次の狼さんマダー??

200:土々呂
07/02/14 09:23:34 kZSsE9ND0
五月くんとはバイト先で会った。名は体をあらわす?彼には
さつきという名字の様に薫る爽やかさがあった。
白い歯がひかる爽快感のある笑顔に惹かれた。
五月くんは僕が幼なじみに似ているのだと言った。
誰かに似ているというのはあまり心地よくないけれど、
五月くんが声をかけてくれたのはそういう背景があったからこそだと思えば許せた。
五月くんは幼なじみを卜卜口と呼んでいた。
家がお隣だったからとなりの卜卜口繋がりかもしれない。
僕はと゛ろ ろ と呼ばれている。
「出会った時ちょうどその映画が公開されていたから」以上の理由を
僕は思いつかない。と゛ろ ろ 。響きよいので好きな呼び名だが
僕には本当の名前がある。それを呼んでもらえないのは寂しい。
卜卜口もずっと、五月くんに卜卜口と呼ばれていたのかもしれない。
あだ名をつけてもらえると親密感が増した気がして嬉しい。
だけど本当の名前を呼んでもらえないのは寂しい。
卜卜口はどう思っていたのかなと考えた。Me tooな気がしたけれど、
それは僕の勝手な思い込みだ。本当のところ卜卜口の気持ちはわからない。
僕は男が好きだ。五月くんは僕的に抱かれたい男だった。
声をかけられて嬉しくて家に行った。大きくて立派なお宅だった。


201:土々呂
07/02/14 09:24:06 kZSsE9ND0
食べものを使った嫌がらせあり。


家に入るとすぐ、ドラム式の洗濯機のある広い脱衣所に案内された。
脱げと促されそこで全裸になった。僕は間接照明がぼぉーっとひかるベッドルームで
やさしく脱がされるのが好きだ。自分で脱ぐのは趣味じゃない。
しかもまだ日中。明るい日の光の中でストリップショーだなんて憚られた。
だけど五月くんの声には抗い難いパワーがあった。
命じられいやいやながらも従う僕。ニコニコ笑う五月くん。
五月くんの爽やかな笑顔が見られるなら、脱ぐぐらいぜんぜん問題ない。
そんな気分になった。五月くんは僕が脱いだものを洗濯機に入れると、
台所に行ってくるといってマヨネーズとかが入った大きな箱を持ってきた。
五月くんは洗濯機の中の僕の服にマヨネーズをたっぷりしぼった。
それから箱からケチャップを取り出し、それも全部洗濯物にかけ1本使い切った。
次に箱から出てきたのは味噌で、マヨネーズとケチャップと味噌という
和洋混濁した取り合わせと、洗濯機の中で服が汚されていく不快感に
僕は戻しそうになった。それ何てキムラタイヨウ?そう思った。
気持ち悪いのに洗濯機に入れられる味噌から眼が離せない。
洗濯機からもわっと味噌臭さが漂う。
右手に牛乳。左手に醤油。五月くんは味噌の次に牛乳と醤油をどぼどぼそそいだ。
最後にレトルトのカレーを3パック投入して
五月くんが洗濯機のボタンを押した。水とマヨネーズとケチャップと味噌。
牛乳と醤油とカレーが茶色っぽい渦になって回る。僕は口を押さえてうずくまった。
嘔吐しそうな僕の前に五月くんが洗面器を置いた。


202:土々呂
07/02/14 09:24:54 kZSsE9ND0
食べものを使った嫌がらせあり。


水色の洗面器に吐こうとした瞬間、「待て」と言われ洗面器の中に
湯気の立つレトルトカレーがどろどろそそがれた。
「これで顔を洗え」
洗面器に満たされた茶色いルーに吐き気が増した。
気持ち悪くて駄目だった。不快感いっぱいで僕はうずくまりながら
五月くんを見上げた。すべすべの白い歯をきらきらさせながら、
ハッカみたいに爽やかに五月くんが笑ってる。
僕はSMプレイが好きだ。鬼畜とか陵辱に萌える。だけどこれは違う気がした。
萌えどころかキモくて萎えまくりだ。
誰かがカレーで顔を洗うのを眺めるなら、おかしみを感じないことも無い。
だけど自分がそれをするのは素敵にハードルが高すぎた。はやくセックスがしたい。
「洗えよ。土々呂は洗った」
全裸で洗面器の中のどろっとしたルーを見つめながら五月くんの台詞を聞いた。
比べられたくない。僕は僕だ。彼じゃない。と、思った。だけど負けたくない。
負けたくないけれど、僕は水やぬるま湯でしか顔を洗ったことがない。
カレーで顔を洗うことに抵抗があった。
「カレーがだめならオイルクレンジングにするか?」
五月くんのおうちは夕べ天麩羅だったらしい。
台所に行って黒い天麩羅用の鍋をかかえてきた五月くんが、
汚れて天かすが浮いている残り油を僕に見せてくれた。
「冷めきっているから火傷の心配はねえよ?」

つづく


203:風と木の名無しさん
07/02/14 09:41:27 MAyOAQbiO
新作イパーイですね
報告会さんは特急の後日談ですか?

204:風と木の名無しさん
07/02/14 09:42:25 lf6P+qlZ0
『読みたくない・待ってない・投下しなくていい』
いつもの人なんだろうケド商業作品のキャラ名パクるの好きなんだね。
二次としてなら普通に捏造801萌え出来るんだけど、
こういう適当に名前だけパクりました的なのは何かムカツク。
鬼畜でもないし食い物使った単なるイジメ。
スレ違いだから投下はしないでいい。


205:風と木の名無しさん
07/02/14 09:47:08 lf6P+qlZ0
204は>>200宛て
報告会さん乙です。
特急のときから好きだった!続きが気になる。

206:風と木の名無しさん
07/02/14 12:00:27 nb7lrrEs0
延々と食べ物ネタだけで引っ張られると、きついかなぁ と思いますが、
個人的にはととろさん楽しませていただいております。
続きをお待ちしております。

207:風と木の名無しさん
07/02/14 12:16:14 QXdh/PIJ0
精神的な責め苦も充分鬼畜の範疇であるように思う
ととろさん乙です。

208:風と木の名無しさん
07/02/14 12:21:42 KZdw9eZaO
報告会さんGJ!ツボだ…w

209:風と木の名無しさん
07/02/14 12:28:29 HQ9G/8Fy0
とにかく卵白を

210:風と木の名無しさん
07/02/14 13:50:54 sq0RZJkb0
>204
まるっと同意
商業連想させる名前をこんなところで使って
オリジナル創作のプライドはないんだろうか

個人的には連想される商業作品が好きだったので、汚されたようで猛烈に不愉快
虹なら注意書きをしてあれば避けられるけど、オリジでこういうことされると
避けようがない
氏ねじゃなくて死ね

211:風と木の名無しさん
07/02/14 13:53:43 sq0RZJkb0
つけたし
しかも、商業連想させる名前を使う必然性が全く感じられない
ただ、該当の作品を揶揄して汚したいだけにしか思えない
注意書きもつけないで投下するなんて、人間性を疑う

212:風と木の名無しさん
07/02/14 13:59:37 ivtpAc1g0
>>204
キャラ名パクる

あなたのレスを読んで、読む気のなかったモノを読んでみました。
もうドMのトトロとドSのサツキちゃんの画像が思い浮かんで
笑い&むかつくよw

213:風と木の名無しさん
07/02/14 14:06:55 mxob/5WE0
時ぶり好きの奴ウゼーよ
1度ならまだしもしつこく言うならしたらば行け

214:風と木の名無しさん
07/02/14 16:12:47 mef9Ya+e0
時ぶり好きしかいない件。
テヅカ先生の儲はいないのかwww
と”ろ ろ にしろ卜卜口にしろ花田にしろ
有名人やメジャーなキャラが
頭にちらついてしまうのは駄目だな。
次スレからテンプレで禁止した方がいいかも。


215:風と木の名無しさん
07/02/14 16:16:59 zOw4AW0P0
ジブリに限らず、特定の商業作品を連想させるつか
それから取ってきたとわかる(あるいは推察される)名前はどんなものかと思う
トトロなんて、ガチだし、五月と組み合わせてる時点で、偶然と言い逃れはできないだろ
ここはオリジスレだし、
好きな商業作品の名前を鬼畜やおいで使われて気分を害する人もいるだろうし
鬼畜スレに来てるから、商業作品の名前が使われてもOKって人ばかりではない

普通はその辺が暗黙の了解としてわかっているから、使わないんだと思うけどね
良識なさすぎだ
トトロは続きは投下すんな

216:風と木の名無しさん
07/02/14 17:04:01 Mc7tEU+H0
>>214
花田って頭にちらつくかな?
相撲の親方はもちろん知っているが別にちらつかない

今回問題になっているのはトトロと五月ってあきらかにジブリ作品を連想させるからでしょ
有名人を連想させる+αがあったらダメってしたらどうかな?
例えば鈴木だったら野球関係が+してたらダメとか
ただし、明らかにボ○・サップ(例としてあれだがorz)とか、もうこいつしかいねえじゃん
ってのはダメだけど。ってゆーか、こんなの暗黙の了解だから、テンプレに入れるまでも
ないと思うけど・・・・・

217:風と木の名無しさん
07/02/14 18:31:08 Mg2cawG90
>216
>こんなの暗黙の了解だから、テンプレに入れるまでもないと思うけど・・・・・
自分もそう思うけど、暗黙の了解がわかんない基地外がいるわけで
塚トトロは例の基地外でしょ
自分の巣で、鬼畜スレに投下するのはスレ住人の感情に反するから
投下しないとか宣言してたはずなのに、平然と投下してるあたり、異常な自己顕示欲を感じる
他のいくつかの同一人物によると思われる投下作品もしたらばで、
スルー設定にしたと報告があったとたん、続きを投下してないし
なんとしても自作の注目を浴びたくて工作してるんだろう

ジブリの名前をパクる

注目を浴びられる

アンチが現れてスレが荒れる

ついでに、花田とか、他の固有名詞にもいちゃもんをつけて他の投下者も叩けてウマー
だと思う

218:土々呂
07/02/14 18:35:21 ZyMBku0r0
■暗黙の了解を破っています。
■不快感を増幅させる為に特定の商業作品を連想させる固有名詞を使っています。
■キムラタイヨウのインスタレーションを意識しています。
■食べものを使っています。
■隔離の人ではないです。苦手な方はスルーお願いします。


219:土々呂
07/02/14 18:35:54 ZyMBku0r0
僕の中で5月は、12ヵ月中いちばん爽やかな季節だ。
風薫る五月とか、新緑の頃とか言うし、
五月晴れの青空に鯉のぼりが泳ぐイメージは僕の中で濃厚。
実際問題、八十八夜も過ぎて夏が近づく。
そよぐ風も夏めいてくるし、庭には赤や白の平戸ツツジが咲きそろう。
何よりうちの街は街路樹がハナミズキだから、
五月になると街は淡い紅色の花で彩られる。花いっぱい。緑いっぱい。
それに五月といえば♪となりの卜っ、卜口~卜っト~ロのお姉ちゃんだ。
彼女は僕的に爽やかの象徴。だから僕の中で5月は、12ヵ月中いちばん爽やかな季節だ。
なのに五月という名前の目の前の男前はちっとも爽やかではなかった。
笑顔は爽やかだけれど存在がいや。不快だ。
彼の手には汚い油の入った天麩羅鍋がひとつ。
僕の眼下にはカレーをはったブルーの洗面器。
茶色く濁った冷めたカレーを見下ろしながら、
「と゛ろ ろ、はやく選べ」と、僕をせかす五月くんの声を聞いた。
五月君はビデオを回しながら油にする?カレーにする?と俺を見る。


220:土々呂
07/02/14 18:36:33 ZyMBku0r0
と゛ろ ろ と呼ばれながら、セフレの前カレがプレイ中セフレに
日本の人なら10人中9人が知ってるんじゃないかと思われる
国民的アニメの主人公のお面をかぶせ、挿入しながらキャラの名前を呼ぶのを思い出した。
ふたりのセックスに混ぜてもらって3Pをしたとき
僕はそのアニメが好きだったので気分を害した。大好きなキャラを汚されたと思った。
不愉快で不愉快で、フェラも中出しもとっても気持ちよかったのに、
ずーっと吐き気を増幅させるツボを押されてるみたいだった。
顔は大好きなキャラ。体はセフレ。
セフレが腰を振るたび喘ぐたび、表情のないはずのお面が
超うまい能役者さんがかぶった能面みたいに息づいて、あんあん言った。
しょーもねえなと笑うなんてできなくて、ただただ生々しさが気持ち悪かった。
あとで聞いたら僕がそのキャラを好きだとセフレから聞いたセフレの前カレが
どMの僕の為にあえてそういう趣向を凝らしたらしい。
眼下のまるい洗面器を見てたらそのときのお面がフラッシュバックした。
まるい顔したブルーのロボット。ピンクのドアや黄色いプロペラ。
大好きだったものを汚された。


221:土々呂
07/02/14 18:37:20 ZyMBku0r0
プレイ後、「不快に思ってもらえたら嬉しい」とセフレの前カレは言った。
むかついてむかついて、わかった。僕は気持ち悪いのは好きじゃない。
たとえばガラス。破片でリストカットはOKだけど、
破片で黒板を長く引っかくのは生理的にNGだ。
「と゛ろ ろ、どっちにする?」
五月くんが、セフレの前カレがセフレを某キャラの名前で呼んだみたいに、
僕のことをと゛ろ ろ と呼ぶ。
五月くんも誰かに「不快に思ってもらえたらうれしい」のかな??
今、五月くんはビデオを回してる。五月くんがそのビデオを
と゛ろ ろ 好きな誰かに見せたとしたら嫌がらせになりうるかもしれない。
ああだけど、コスプレをしているわけではないから視覚的にものたりないかな??
言葉だけじゃノーダメージかな??
本当のところ五月くんが何を考えているのか僕にはわからない。
「と゛ろ ろ、どっちにする?」
ビデオを持った五月くんが白くてつるつるの歯をちらっと見せながら、
爽やかな笑顔で僕をうながす。
男同士のえっちはファンタジーのはずなのに、ちっともよくない。
カレーと油に萎え。僕はまだ勃起もしていない。



222:土々呂
07/02/14 18:37:53 ZyMBku0r0
僕が躊躇していたら五月くんが暗い悲しい目をして洗濯機を止めた。
「土々呂はカレーで顔ぐらい洗えたんだけどな……。やっぱ顔とか体格が似てるだけか。
おまえと土々呂は違うもんなァ。ごめん。俺が間違ってた。
俺の服なんか貸すからおまえもう帰っていいぜ。
土々呂に会いてえな~。あいつ、今どこで何してんだろ……」
さっきの箱から透明の大きなごみ袋を取り出すと、五月くんは
洗濯機の蓋をあけ、臭い洗濯物を猛烈な速さで放り込み俺に手渡した。
「クリーニングに出せよ」
顔も本名も知らない土々呂に負けた気がした。
何の根拠もない直感だけれど、はじめて会ったとき
五月くんは男を抱くのが絶対にうまい気がした。
僕はきょう、五月くんに抱かれたくて此処に来た。
全裸になってカレーと天麩羅油を見つめる為じゃない。
このままキラれるように帰るのは嫌だった。もうカレーだ。カレーしかない。
僕は洗面器の中のカレーを両手ですくった。どろっとした感触に裸の肌が粟立つ。

つづく


223:風と木の名無しさん
07/02/14 18:39:14 i9A9eHSkO
>>204
その書き込みはどこから引用した?
したらばの42、45、58か?
あれは携帯厨の私【個人の】主張だ。勝手な無断転用はしないでもらおう。
褒めも叩きも自分の言葉でやれよ。それが【主張】だ。

他人のマワシで相撲取るオマエもカレーの事言えないぜ。

224:風と木の名無しさん
07/02/14 18:40:50 5dfp6J+G0
注意書きをすればいいってもんじゃない
こんなスレで使うこと自体著作者人格権を侵害してるんじゃね?
名前使用は著作権侵害にはならないけどさ

暗黙の了解は守られるべきだろ
>■不快感を増幅させる為に特定の商業作品を連想させる固有名詞を使っています。

鬼畜スレでそういうことをする必然性も必要性もない
スレ住民の意見も見事にスルーしていて悪質
投下するな、という意見があったからあてつけのようにすぐ投下してるあたり
人間の屑だわな

225:風と木の名無しさん
07/02/14 18:45:22 5dfp6J+G0
>218
氏ねではなく、死ね
暗黙の了解を破ってるとかはしゃいでるんじゃねーよ
ここはオリジスレ
うせろ

226:土々呂
07/02/14 19:08:21 ZyMBku0r0
他意はなかったです。
ただ受けが不快感を感じている時に読み手さんも一緒におえってなったり、
受けが泣いている時、一緒に泣けてくるような
そういうのを書きたくて、いろんな投下サイトをまわって此処に来ました。
このあとカレー洗顔の本番や卵白自慰など濃いめの描写が続きますし、
はなしのオチ的にキャラの名前は変えたくないので、
どこか他に投下できそうな所を探してみます。
ロムってなかったので、投下するな、というご意見があったのに、
あてつけのようにすぐ投下してしまいました。重ね重ねすみません。




227:風と木の名無しさん
07/02/14 19:18:34 Mc7tEU+H0
>>226
だ っ た ら >218 は 何 な ん だ ?


228:風と木の名無しさん
07/02/14 19:37:21 MAyOAQbiO
>>227
削除依頼が出されたようだから
削除人さんが見た時に、故意じゃなかったと誤解させるための工作だと思われ

229:風と木の名無しさん
07/02/14 20:12:04 uUdd1CRK0
卵白…

230:風と木の名無しさん
07/02/14 20:39:56 zeKZC1ifO
どーでもいいけど(?)「ど ろ ろ」だったら「土呂々」じゃない?
それとも、あえて違うことでより不快感をあおっていたのかしら
あたしゃずっと「どどろ」って読んでいたわw


…中身は読んでない



231:風と木の名無しさん
07/02/14 20:56:56 cBtMk5eQ0
>>204
んーっと「しないでいい」って別に女王様の許可はいらないので、
感想は兎も角、自分のサイト外のモノに「裁可」をつけないでくれないかなぁ。

232:風と木の名無しさん
07/02/14 22:28:56 6JkKtoyD0
正直言うとさー、投下されてるものよりかここでグダグダ文句つけては
気に入らない作品の投下者追い出してる奴が一番鬱陶しいんだけど。
したらばに帰って出てこないでくれる?ここは作品の投下場所であって
アンタの縄張りじゃないの。わかる?

233:風と木の名無しさん
07/02/14 22:59:51 Ec0ws/Y40
>232
ぶっちゃけ、隔離臭のしない作品はツマンネとか叩かれても
半年ROMれな聖剣は別として、追い出すようなことまでは言われてない
そう目くじらを立てるようなことはおきてないと思うが
ここは>232の縄張りではないってことだw

自分の作品がけなされたからといって
そういきり立つなよwwwwwwwww

234:風と木の名無しさん
07/02/14 23:18:54 6JkKtoyD0
>233
ごめんなさいね、ここで投下した事一度も無いんですけどw
そういきり立つなよwwwwwwwww

235:風と木の名無しさん
07/02/14 23:59:34 YwaP4OgX0
だからイヤだったらスルーすれば良いのに。
このスレはやっぱり小説投げてくる人の方が大事。
どんな人格の書き手でもね。

236:風と木の名無しさん
07/02/15 00:05:49 qeV1eC8B0
>>226
私はここで投下を続けてほしいけど、
もし他所に移動するなら移動先が決まったらヒントください。
>はなしのオチ的にキャラの名前は変えたくないので、
どんなオチなのか興味があります。

237:風と木の名無しさん
07/02/15 00:35:59 o7rTopnS0
>土々呂の中の人

もうやめなよ…。
すみませんっていう言葉やその気遣いキャラが白々しすぎる。
実際気遣いする気はないんだろうし。

238:風と木の名無しさん
07/02/15 00:39:51 CFBWgt2h0
暗黙の了解って言葉は投下すんなというレスと一緒に使われていたしね
>218で暗黙の了解をやぷってると言っておいて
>226でロムってないから、投下すんなという意見は見てないって
嘘をつくのにもほどがある
たっぷり注目も浴びたし、スレも荒れたし、もう満足だろ
戻ってくるな

239:風と木の名無しさん
07/02/15 02:45:57 dsoGReDW0
隔離はまだ生きているから、大人しく隔離へ帰るか
自分で隔離の次スレでも立てて篭れよ

240:風と木の名無しさん
07/02/15 06:51:01 seaSvzC0O
無限ループwwwってコワイねwww

241:風と木の名無しさん
07/02/15 14:56:19 Y2TPnzEb0
>>238
>了解をやぷってると言っておいて

何か知らんがむちゃくちゃ笑ってしまったw

242:風と木の名無しさん
07/02/15 15:01:23 Ne4dsLeO0
ととろ、どろろ関連で思い出したが
昔からととろとどろろは同じイントネーションだと思っていた
最近になって映画関係の人が違うイントネーションで発音していて驚いた

243:風と木の名無しさん
07/02/15 15:22:47 xdRVObRr0
ととろさん、ちょっと前のレスに「オチが気になる」と
書いていらっしゃる方がおられますが、私も気になる者の一人です。
他へ移られるのでしたら、移動先を教えていただきたく思います。

244:風と木の名無しさん
07/02/15 15:40:51 mzh97xYe0
自演乙!
でなかったら心にも無い煽り発言乙です!!
移動先を知りたい人がいるわけがない。

>>238
釣られんな。
矛盾発言をする→まともな住人が突っ込む→本スレ&したらば荒れ荒れ
放置推奨。

245:風と木の名無しさん
07/02/15 15:54:41 RgXPHSv50
…悪いけど、内容に興味あるからオチはどうつくのかと思うのも
移動先を知りたいと思うのも駄目なわけ?
何か勝手に仕切って決め付けるのやめない?

246:風と木の名無しさん
07/02/15 15:59:21 mzh97xYe0
隔離の話に興味あるとか、オチはどうつくのかと思うお前さんのみたいな
心根のやさしい住人があれを構うからここに居つくんだよ。
移動先を知りたいと思うのなら自分で探せ。せめてしたらばで聞け。
荒らしを構うやつも荒らしだ。

247:風と木の名無しさん
07/02/15 16:17:56 Ne4dsLeO0
仕切り厨もイラネ
>ID:mzh97xYe0
一応お約束だから言っておく
オマエモナー
いやオマエガナーかwww


248:風と木の名無しさん
07/02/15 16:20:04 ko3cGbZF0
>246
丸ごと同意だが
245は自演の可能性もあるよ…

塚、ととろが例の基地外だろうと違おうと
スレが荒れる原因になったことは確かだ
さらにその話題を引っ張ろうとする>245は荒らしだ罠
みな次の投下を待ってると思うよ

249:風と木の名無しさん
07/02/15 16:26:42 xdRVObRr0
ID出ているのでわかっていただけると思いますが、
>>243=>>245 ではありません。
自演ではないです。純粋に続きが読みたいのです。

20stから読み始めました。
ここしか読みません。
したらばとか隔離は興味がないので覗いたことがありません。

金色さんや妖怪さん、性転換さんの時も思ったのですが
嫌いな話はスルーでみんな平和になれると思うのですが。
神の皆様はいろいろな話を投下してくださるので
「こういうのもあるんだね」とどのタイプの話も楽しく拝見しています。

したらば隔離を知らない私から見ると、気にくわない話があると
難癖を付けて追い出しにかかるというように見えます。
ととろさんも移動されるというのでしたら、
それ以上言われなくとも、それで良いのではないですか?
私は移動先で続きを読ませていただきたいと、そういう人もいるのです。

書くと荒れるだろうな、と思っていましたので
今まであえてスルーで、感想のみ書き込みしてきました。
今回ずっと思っていたことをマジレスしてしまいました。
もう、こういうことは書き込みしませんが、
自分とは違う考えの人間もいるということをわかって下さい。

250:風と木の名無しさん
07/02/15 16:33:10 ko3cGbZF0
>249
半年R
隔離がここをどれだけ荒らしたか
その悪影響がどんだけ残ってるかわかっていないのに
偉そうにあれこれ言うな
空気を読めない香具師も荒らしだろ

>自分とは違う考えの人間もいるということをわかって下さい。
ここにはここの事情があります
他のスレへ行って下さい

251:風と木の名無しさん
07/02/15 16:39:19 QluqLjptO
過去の経緯によるごたごたはどのスレにもあって
そうした過去の事例をふまえて醸成されたスレのルールや雰囲気を掴むために
半年ROMれっていう言葉があると思うんだ
既に削除済みの荒らし行為は後から来た人にはわかりにくいのはわかるけど・・・・

252:風と木の名無しさん
07/02/15 16:56:49 q1F1BW3j0
>249
これほど「半年ROMれ」にふさわしいレスもないな。
「嫌いな話はスルーでみんな平和になれる」には同意だけど、
貴方にはそれを口にする権利はない。

ものすごい我侭を言ってるんだって自覚してね。
「自分は何も知らないし知ろうとも思わない、
その上で他人とは違う自分の思惑に基づいて行動するから、
他の人はそれでどんな弊害が出ても怒らないでね」とは。
「自分とは違う考えの人間もいるということ」を
わからなきゃいけないのは貴方の方です。

253:風と木の名無しさん
07/02/15 17:15:41 C9ctSnjQ0
だからさァ、みんなもう釣られんなよ!!
>249 は隔離の中の人。これも自演だって。
明らかにロムってるのにロムって無いと言う。
どう見てもロムってるんですけどって突っ込まれるのを誘う。
上の書き込みもそれとまったく同じ。
「半年ロムれ」って言ってもらいたくて誘ってるんだよ。
いもしない儲を装ってスレを荒らすのも隔離のお決まりの手段だ。
構うな。騙されるな。無視しよう。

254:風と木の名無しさん
07/02/15 17:28:24 xdRVObRr0
結局私がアラシになってしまって申し訳ありませんでした。
ここは10桁前半くらいまでずっと読んでいて、
しばらく離れていて、最近(前スレからですけれども)また読むようになりました。
その間にもの凄い出来事があったようですね。
隔離やらしたらばを見てくることにします。

こんな状態にしてしまって、神の皆様方も投下しづらい状況にしてしまいました。
重ね重ね、申し訳ありませんでした。

255:風と木の名無しさん
07/02/15 17:34:28 C9ctSnjQ0
>>254
>重ね重ね、申し訳ありませんでした。
>>226
重ね重ねすみません。

隔離さん、隔離さん。誤り方にくせが出てますよぉww
お宅「重ね重ね」ってよく使いますから。



256:風と木の名無しさん
07/02/15 18:29:30 GmpaXa/sO
したらばでの結果隔離の話は禁止になりました
今後隔離の話題、隔離へのレス、相手が隔離であるとの前提のレス、隔離扱い、隔離
騙り、全てご遠慮願います



257:風と木の名無しさん
07/02/15 19:42:21 wjk0yvWgO
>256
貴様も隔離だろ。今更まともぶるな、荒らしが


あんたらがやってんのはこんな事だよ。何でも隔離隔離決めつけ過ぎ。何かにつけて自演自演で。

もうこんなスレなくなっちまえ。マナーも全くない奴らの巣だな

258:風と木の名無しさん
07/02/15 19:44:43 nkuIoVZr0
>257
1人で何をやっているのだね

259:風と木の名無しさん
07/02/15 19:48:09 seaSvzC0O
>>249
アンタの感じた通り、隔離の人の登場前から気に入らない書き手を叩いて追い出していた。
何年前からROMってもここはその形態を保守しつづけている。
だから頭ごなしの批判があっても気にするな。
ソイツがアンタを気に入らないから叩いているだけなんだから。

260:風と木の名無しさん
07/02/15 19:59:29 koOwGjlB0
提案なんだけど書き手さんはまとめて投下してはどうだろうか?
週間連載みたいな投下ではなくて、単行本書き下ろしみたく。
いっぱい書き溜めて、30レスぐらいどばっと長文を投下。
投下日が完結日。そしたら追い出されない。投下やめろとか叩かれない。
何レスにもまたがる大作の場合は第一部、第二部とかで区切って大量投下。
とりあえず「完」まで一気に投下してしまえば、
投下中に突っ込みは入れられなくなるよ。

261:風と木の名無しさん
07/02/15 20:04:37 Y3W+eQKX0
>260も少しもちつけ。
もちついて、もちついて、とにかくもちつくんだ。


ドゾー つ○○○○○○○○○

262:風と木の名無しさん
07/02/15 20:06:53 mBqXOOUu0
>>260
そんなことするくらいなら自分でサイト作るだろ…
スルースキルさえあれば問題ない

263:風と木の名無しさん
07/02/15 21:46:12 t1cZf5kO0
まあとりあえず、
ここでトトロ叩いた奴らが一番厨房ってことは間違いないな。

264:風と木の名無しさん
07/02/15 21:50:59 zoRRL98s0
>263
いや、話題を蒸し返す>263が一番厨房なのは間違いない

妙な流れになりましたが、続き&新作の投下をお待ちしてます

265:風と木の名無しさん
07/02/15 21:56:37 Rs442Nz3O
まぁ、みんなマジ落ち着け。
誰かを叩くレスをする前に深呼吸をしろ。
誰かを擁護するレスの前に5回読み返せ。

叩きと擁護は時に紙一重。

スルー&ヌルーのスキルを磨きつつ、マターリ投下を待とうでは無いか。

266:風と木の名無しさん
07/02/15 22:28:50 I8CdfI3/0
レス数凄いから投下かとwktkしてみりゃこの野郎!ヽ(`Д´)ノ

>>261
その餅を何に使う気だ!○ヽ(`Д´)ノ○

267:風と木の名無しさん
07/02/15 22:34:30 7KaHnhlaO
土々呂面白かったのに残念。

268:風と木の名無しさん
07/02/15 22:35:54 wjk0yvWgO
最近、ろくな作品もないしぃ。書き手も読み手もレベル低過ぎ。昔の作品見てみ、神ばっか。最近はクズばっか


269:風と木の名無しさん
07/02/15 22:59:53 L3dVoGa80
ちなみに昔っていつ?


270:風と木の名無しさん
07/02/15 23:09:19 aqBCXBCz0
なんか変な方向に議論がいっってるけど、もともと土々呂のあれが揉めたのは
・二次創作、ナマモノは投下厳禁。投下主自身が書いたオリジナルのみ投下する事

このテンプレの一文に抵触すると見られたからじゃないの?
それはスルーすればOKというものだったの?
この部分だけは押さえた方がいいと思うんだけど…

271:風と木の名無しさん
07/02/15 23:43:56 D0tmspba0
>270
蒸し返すなと言っている
変な方向もなにも議論は終わった

ちなみに同じ名前を使うだけならそれには抵触していない


272:風と木の名無しさん
07/02/15 23:51:24 ylROk0prO
議論終わったってどこがだよwwwww
ぜんぜん解決してねーじゃん。隔離をうみだした俺らにも少なからず責任はあるんだ。
共存は無理かな?

273:風と木の名無しさん
07/02/15 23:58:35 qeV1eC8B0
>>219ではこのSSの中でも「となりのト○ロ」が上映されてたみたいだけど、
たまたま五月って名前だった主人公が、
その映画を知ってるからこそ隣の子のことを土々呂って呼んだ、
そこに何らかの気持ちが込められていた、ってことじゃないの?
>>226はそういう意味かと思ってたんだけど。

274:風と木の名無しさん
07/02/16 00:22:39 aWwpVmOc0
豚切って
報告会タソGJ!
また痴漢モノ読めるなんて…!
特急の方ですか?
もしそうなら主人公変わったのかな?
そして、違ってたらゴメンナサイ

275:風と木の名無しさん
07/02/16 01:14:08 +EV9a1Qi0
岡山so-netを永久追放すればいいのに

276:風と木の名無しさん
07/02/16 01:25:43 Xhytm+hf0
虹のキャラの名前使わないと
そのキャラクターの個性が出せないっていうのは
表現が乏しすぎるんじゃないのかな。
虹キャラって個性が濃いし、
知ってる人には簡単にイメージさせやすくて
入り込みやすくさせるんだろうけど
実際そのギャップを裏切る形で使ったとはいえ
他人のマワシ、イマジネーションを使ってるもんだと思うよ。

別にそれが悪いとか悪くないとかという問題じゃなくて
書き手としてレベル不足なんじゃない?

277:風と木の名無しさん
07/02/16 01:30:28 24hNr4rD0
だからこれ以上無駄にレス使うなよお前ら。
隔離の話題禁止!

278:273
07/02/16 01:42:15 hshg6We90
土々呂の本名が土々呂という設定なら
>>276のような考え方もあるかもしれないけど、
このSSはそういう設定じゃない。

書き手本人がどういうつもりだったかはわからないけど、
>>273みたいな手法自体を禁止してしまうのは
もったいないと思う。

279:風と木の名無しさん
07/02/16 02:03:02 JxvWA9rY0
土々呂の書き手本人がどんな801を書こうとしていたのかはわからんが、
作中キャラが木 村 太 陽 を意識してるのはガチ。
このスレで木村氏のアートの話をするのはスレ違いかもしれないが、
土々呂の書き手本人も木村氏の名前を出してるのであえて言う。
カレー洗顔も洗濯物も木村氏のインスタレーション。
「生理的な強い不快感をもたらす」
「私たちの感情や意識を逆なでするような仕掛けが隠されている」
「ブラックユーモアに近い笑いの感覚」
そういうのが木村クオリティー。
既存のアーティストの作品からプレイをパクってる事に関して
なぜ誰も叩かない?木村氏のファンなら801のネタにされて不快なはず。

280:風と木の名無しさん
07/02/16 02:07:16 AFsSgC+OO
別に木村のファンじゃないしなあ

281:風と木の名無しさん
07/02/16 02:13:43 +PA1UnCI0
大人気の柿手さんだって、媚薬のイメージにピノキオを被せてる。
だが柿手さんには誰もピノキオのイメージを汚されたと絡まない。
過去作品の追うもの~の受けは、かとうあいに似てるから、
アイと呼ばれていたが誰もなナマモノだと騒がなかった。
このスレの自治の基準って何よ?


282:風と木の名無しさん
07/02/16 02:30:51 athkQgGL0
>>281
いやモー

論点を明らかにしようとかルール作りとかどっか別でやって。


283:風と木の名無しさん
07/02/16 07:59:59 24hNr4rD0
したらばのレスをこっちに移すという荒らしか。

284:風と木の名無しさん
07/02/16 08:22:56 pd/wYLU90
したらばというものがあって、かつ
投下しにくくなるからここで議論はもう止めろと言われて、
それでも敢えて議論を続けてるんだから、278も279も明らかに荒らし。
わざとやってるんだよ。
スルー汁。

285:風と木の名無しさん
07/02/16 08:55:18 1nbLf49E0
>282
いやもう無理じゃね?
ここ俺様がルールな人しか残ってなさそうだから

286:風と木の名無しさん
07/02/16 11:09:55 ujg/sf8XO
私もいるよ。でもルール守れる善良な鬼畜市民が二人じゃねぇww

287:風と木の名無しさん
07/02/16 11:10:44 ujg/sf8XO
私は違うよ。
二人→一人。

288:風と木の名無しさん
07/02/16 13:08:48 2qcLiL0A0
ピノキオの件では柿手も謝罪するべき。アンフェアだ。
ここの住人はいらんもんはいらんと言う。
そのかわり神認定した作品にはとことん甘い。
柿手に誠意があるなら儲に守られてないで謝れ。

289:風と木の名無しさん
07/02/16 13:16:09 F3AzLV050
>288
はいはいワロスワロス

>266
アアンヽ(д`((○ヽ(`Д´)ノ○コウシテヤル!


290:風と木の名無しさん
07/02/16 13:17:45 EP71qArk0
それを言い出したら歴代の他の作品群も…。
空しいことを言ってないで、もうこの話題を打ち切ろうよ。
実際の理由が別にあることなんてそれこそ暗黙の了解じゃないか。

291:風と木の名無しさん
07/02/16 14:26:13 ujg/sf8XO
はい、終了。引き続き書き手様の作品お待ちしております。個人的に新規様を歓迎!

292:作家と編集
07/02/16 14:36:54 P9za3NKj0
ダメな人は名前をNGに入れて下さい。




 キュッ、と胸の突起を摘まれる。
 痛いのにピクンッて反応しちゃったのをアイツは見逃さなかった。
「……なんだぁ? 痛いんじゃなかったのかよ?
 コリコリに硬くなってるぜ、双葉チャ~ン?」
「うっ、……るさっ……」
 わざと見えるように僕の胸の突起をクリクリと捏ねられて、
僕自身がびくびくし始めるのを堪えようと僕は顔を背けた。
 奥歯に力を入れて噛み締めると声が出なくなるのに、
それをさせまいとアイツの唇が僕の耳元に近づいてきて、息を吹きかけながら囁く。
「ココ、触られるだけで感じてるってよっぽど敏感なんだ? エロイね」
 わざとクスクスと嘲笑うような言い方をしてくる。
 僕が嫌っているのを知っていてするんだ。
 最低ってわかってるのにどうして僕は逃げ出さないんだろう。
「……ココ弄られるの好き、なんだ?」



293:作家と編集
07/02/16 14:40:38 P9za3NKj0
 
 バン!と大判の雑誌が大きな音を立てて壁にぶつかって床へと落ちていく。
「……いい加減にしないか?
 これ以上俺の邪魔をするんだったら書かないよ?」
 俺は低い声でそう言いながら、
壁に雑誌を投げつけたことでやや下がってしまった眼鏡のブリッジを中指で上げ直した。
 本当は俺の向かいに立っている男にぶつけてもよかったが、
それだと後で難癖をつけられても困ると一瞬のうちに判断して俺は壁に雑誌を投げつけた……のだが、
立っている男は一連の行動を気にも留めなかった。
 無残にも投げつけられ、はフローリングの床の上に落ちている
どこにでもあるごく一般的な男性雑誌を拾い上げながら目尻を下げながら笑った。
「いや、いや、いや~。そんなに怒らないで下さいよ~~。
 音読した方がチェックしやすいって入社したときに教えられたので
 その通りにしているだけなんですよ~ぉ?」
 目尻は下がっているが瞳はそうは言っていないのがわかっているのに
そう言い退ける男に俺は一瞥だけすると、再びデスクに向かい直した。
 雑誌を投げつけた壁を左側にするように設置されているダークブラウンのシンプルなパソコンデスクの上には
メモ用紙や雑誌、筆記用具の他にキーボードと液晶ディスプレイにマウス。
 飲み物とかちょっとした摘める物を置いていたりすることができる小さなサイドテーブルを、その横に設置している。
 ディスプレイには白いテキスト画面と打ち出された文字列が並んでいて、
途中まで書いているその文章の途中でカーソルが止まったままだ。
 座り直して両手をキーボードの上に置くと一呼吸置いて、カタカタと音を鳴らしながら俺は再び文章を書き始めた。
「……そんな怒らないで下さいよ、あいる先生。
 ちょっと雰囲気出して音読したのはふざけ過ぎたかな~……なんて思ってますけれど……」
 勿論、俺も怒っているので一切口をきかずに指先を動かしていると
そんなことを言いながら男の方から近づいてきた。
 拾い上げた雑誌は元あった場所に置いて、
左手に持っている数枚の紙をひらひら揺らして俺の傍に立つのが視界の端に映る。


294:作家と編集
07/02/16 14:44:13 P9za3NKj0
「だって先生の書く小説は今や大人気なんですよ?
 それもアマアマのガチガチの純愛じゃなくて……あ、いや、純愛は純愛ですけれど……
鬼畜なところが特に良いってアンケートに書かれてるんですから!
 どんな感じなのか読んでみたくなるっていうのが
先生の泰一のファンというか……編集の醍醐味というか……」
 猫撫で声にしているつもりなんだろうけれど、
苛ついている俺にとっては地雷に近いのに気づいているのか、
気づいていないのかそんなことを言い続ける男の口を止めようと、
俺の中指がエンターキーをひときわ大きく叩いた。
「……だから、何? 俺は音読するなって言っただろう?
 話はちゃんと書いているんだからゴチャゴチャ言わずにチェックして下さい、立野さん」
 まだ言わせるのか、と、傍に立つ男をギッと睨み上げる。
「はいはい、わかりました。チェックします。そっちに座っているので出来たら声かけて下さいね」
 睨まれても肩を竦めてしょんぼりと落胆するような素振りだけで
本当は反省なんかしていないんだろう、座っている俺が見上げる立野の身長は高い。
 きちんと聞いたことは無いが、昔高いなと言われていた百七十代後半の俺を
ゆうに超えているから、百八十後半くらいかもしれない。
 俺の文章を立野が音読して、俺が怒る。
 そして俺が無視して書き始めると立野が謝ってくる。
 最終的に俺がそんな大きい男を睨み上げてお決まりの言葉を言うのも
立野が俺の担当になってからしょっちゅうで、
いつものこととへらと笑うと竦めた肩を戻しながら立野は部屋の中央にあるソファセットに向かった。


続きます

295:作家と編集
07/02/16 14:48:07 P9za3NKj0
すみません。
今気がついた…。

泰一 → 第一 だった。



見やすいようにって改行してみたけれど
見辛いかもしれないです。
もう少し一行の文字数少ない方がいいのかな。

296:風と木の名無しさん
07/02/16 14:58:31 WorCD6SC0
>292
>ダメな人は名前をNGに入れて下さい。
なにがNGか書いてなければ、判断できないんだが
自分の作品を一遍読んでから判断しろってこと?
すごい傲慢でつね

297:風と木の名無しさん
07/02/16 15:01:10 EtF3adg+0
作家と編集さん、こんな状況で投下ありがとう。
ちょっとホッとしました。
嫌がらせ攻め、なのかなぁ、続きが楽しみです。

改行位置については、私は「、」で改行が一番落ち着きます。
多少文字終わりが長短ガクガクしても、句読点のないところで改行されるとちょっと読みにくい気がします。
なかなか句読点が入らない場合は、文章として長すぎってことかもしれないですね。
でも鬼畜で面白ければ、たいていのことはスルーしますから。
引き続き継続投下して下さい。

298:風と木の名無しさん
07/02/16 15:04:12 SX64zML10
作家と編集さん乙です!
私も続き楽しみにしています

299:風と木の名無しさん
07/02/16 18:07:34 EHuUbwkf0
読みやすくていいね

300:風と木の名無しさん
07/02/16 19:40:35 YsrGd1gx0
作家と編集さんGJです!
編集さんがツボです。続き待ってます。

301:風と木の名無しさん
07/02/17 11:51:24 24PvoWBo0
作者と編集さん乙っす!

302:風と木の名無しさん
07/02/17 11:53:59 uswBzi1p0
作家と編集さん、期待しています。

>アアンヽ(д`((○ヽ(`Д´)ノ○コウシテヤル!
誰か餅プレイ書いてくれ。

303:商談 13
07/02/17 13:46:16 XD0bUE3H0
ものに動じず常に冷静沈着と評される田村だが、これには耳を疑った。
人が、それも自分の知っている者が陵辱される場面など、見物したいとは思わない。
いつも怜悧に取り澄ましている田村の顔に動揺が浮かんだ。義純も愕然としている。
篠原はそんな二人を見て楽しそうに笑っていた。
「どうぞ、田村さんはそこに控えていてください。…さ、水原さんはこちらへ」
義純は半ばパニックになって息を乱しながら田村と篠原を交互に見た。
「し、篠原さん、あの、田村はもう…」
「いいから水原さん、こちらにいらっしゃい。さあ」
「でも、でも、あの」
「水原さん」
少し厳しさを滲ませた篠原の声に、義純はびくりと体を震わせた。
もう義純は完全に篠原の支配下に入っている。だがそれも今さらだと田村は思う。
篠原の甘言に乗せられて義純が無軌道に商売を捻じ曲げていったあの時既に、
会社そのものが罠にかかっていたのだから。
そして今ここに同席させられる自分もまた罠にかかった馬鹿だと認めざるを得ない。
田村が黙って腰を下ろすと、義純も観念しておずおずと篠原の元にいざり寄った。
だが50センチ離れた場所で膝が止まった。視線を落としたまま震えている。
篠原は手を伸ばして義純のネクタイを掴み、ゆっくりと引いた。
義純が顎を突き出す格好で篠原の方に引きずられる。
―犬。
的確な連想だと田村は思った。

304:商談 14
07/02/17 13:46:47 XD0bUE3H0
手元にまで来たネクタイを篠原は最後に勢い良く引いた。
「あっ!」
義純が抱き付くような格好で篠原の懐に飛び込んだ。
慌てて身を起こそうとする義純を篠原の太い腕が押さえる。
田村からは背中しか見えないが、義純が嫌悪に顔を歪めていることは想像に難くない。
篠原は片手で義純の背中を撫で回し、もう片方の手で尻を掴んでいる。
指先は尻の間から前へと伸ばされているようだ。
男同士で……気味の悪い。田村は知らず知らずのうちに眉根を寄せていた。
「あ、し、篠原さんっ…!」
義純の上擦った声を聞いて耐え切れず田村は顔を背けた。
「いけませんよ田村さん。ちゃんと見守っていてあげてください。
でないと何のために残っていただいているのかわかりません」
篠原が大真面目な声で田村に呼びかけた。
田村が横目で見やると、篠原は義純の肩越しに田村を見つめて笑っていた。
田村の存在もまたこの余興の大事な一部なのだろう。
こんなことであればついてくるのではなかったと田村は嘆息した。
自分ではなく義純の腰巾着の若手でもいれば、義純と二人で役に立っただろうに。
田村が視線を戻すと、篠原は田村に見せ付けてでもいるかのように
ゆっくりと義純を抱え直し、胡座をかいた膝の上に横抱きにした。
義純も小柄というわけではないが、巨漢の篠原に抱かれていると線の細さが目立つ。
恐怖のせいでかえって目を逸らせないのか、義純は篠原の顔を凝視していた。
その引き攣った顔に、篠原が笑いかける。
「水原さん、どうぞ楽にしてください。何も取って食おうと言うんじゃありません。
楽しませてあげるだけです。リラックスして、私に全部任せなさい」
白々しい言葉だった。選りにも選って田村が見物しているのでは、
義純は開き直って篠原に身を委ねることもできない。

305:商談 15
07/02/17 13:47:28 XD0bUE3H0
篠原の手が義純の股間に滑り込んだ。スラックスの上から性器を撫でさする。
「あっ、ああ、そんな、そんなっ……」
義純はとっさに篠原の腕を掴んだが、その腕を払いのけるわけにもいかない。
傍目にはしがみついているかのようだ。弱々しく脚をばたつかせ、かぶりを振る。
「やめて、ください……どうか、他のことで、あっ、お願いです…!」
義純の色白の顔が真っ赤に染まっている。その怯えた表情は本来であれば
憐憫を誘うもののはずだが、今ここに義純を憐れんでくれる者はいない。
「他のことと言われましてもね。私にとってはこれが一番の接待なんです」
「でしたら、でしたら誰かを紹介します…どこかそういう店にでも」
「店だなどと。そんな連中に用はありません。水原さんだから欲しいんです。
貴方だからこそ取り引きもするのだと申し上げましたね」
篠原はもがく義純を押さえつけて愛撫の手を速めた。
爪でかりかりと引っかいてくすぐったり、指先で小刻みに揉んだりと、芸達者だ。
若い義純の体は素直な反応を示し始めていた。スラックスの前は盛り上がり、
足の先が忙しなく畳を掻く。篠原の手から逃れようと腰が激しく左右に動いているが、
恐らくそれも却って淫靡な刺激を自分に与えているだけだろう。
「待ってください、待ってっ、ああ、篠原さん待って…」
「もう待てませんよ。私がどんなに今日という日を待ち焦がれていたか」
「でも、でも、粗相をしてしまいます!」
切羽詰まった嘆願を聞くまでもなく、離れた場所にいる田村にも、
義純が既に下着を湿らせていることは想像がついた。
本格的に濡らしてしまっては帰宅するにも不快この上ないだろう。
「ふふ、水原さん、おむつでもしていらっしゃれば良かったのに」
篠原の侮辱に田村は頭の中で大きく頷いた。
義純など、おむつとおしゃぶりが必要な赤ん坊だ。
それを本人と親がわかっていれば、こんなことにはならなかった。

306:商談 16
07/02/17 13:48:04 XD0bUE3H0
義純のそこは布地に押さえつけられてかなり窮屈そうだ。
だが篠原はそこを開放してやる気はないようで、スラックスの上からこすりたてる。
義純がたまらないと言うように膝を閉じて擦り合せている。
「いやだっ…いやだっ…」
義純は懸命に篠原の腕を押し戻そうとはするものの本気で逆らうことはできず、
そのささやかな抵抗は嗜虐心を煽る無意識の技巧となっていた。
「我慢しないで、水原さん。恥かしいことなんてありませんよ。男の生理です。
出してしまいなさい。恥かしがらないで。私と田村さんしか見ていません」
顧客と部下に見られている。そう念を押されて、義純が夢中で首を振る。
「許してください、もう、もう許して…」
「もう、だなんて。まだ何も始まっていない」
篠原は笑って義純の仰け反った顎にねっとりと舌を這わせた。
おぞましい光景だと田村は目を眇めたが、義純は体を激しく震わせた。
「あっ、いや、いやだぁ…!」
泣き声を上げた義純が体を強張らせる。脚が突っ張り、腰が小刻みに痙攣している。
まさか本当に? 田村は嫌悪を感じつつも思わず義純の股間を注視した。
外からではわからないが、篠原の手が何かを捏ねるように動いているのを見ると、
下着の中は粘液でいっぱいなのに違いない。
汚らしい…!
義純の体がぐったりと弛緩し、すすり泣く声が田村の耳に届いた。
粗相しただけでもみっともないというのに、涙まで見せるとは。
少しは矜持というものを持たないのか。

307:商談 17
07/02/17 13:48:47 XD0bUE3H0
「水原さん、貴方はやっぱり可愛い。思っていた以上だ。私も満足できそうです」
篠原がおだてるような口調で囁きながら義純の体を抱き起こした。
義純は両手で顔を覆い、ぶるぶると首を横に振っている。
篠原が義純の顔から手を引き剥がすと、打ちひしがれた表情が現われた。
篠原は優しく笑った。
「泣かせてしまいましたか。気にしなくていいんですよ。言ったでしょう?」
義純は歯を食い縛りながら鳴咽を止められないでいる。
篠原は義純の目元を指先で拭い、頭を撫でた。赤ん坊をあやすように。
似合いだと思う一方で、あまりの違和感と滑稽さに、田村は嫌悪を顔に出さずにいられない。
「さあ水原さん。汚れた下着をはいたままでは気持ちが悪いでしょう」
篠原が義純を後ろから抱き直しながら言った。自分の胡座の上にすっぽりと座らせて、
ベルトを外しにかかる。
「やめてください! け、結構ですから!」
慌てて義純が篠原の手を掴んだが、篠原はそれを振りほどいてしまう。
「お願いです、篠原さん! もう勘弁してください」
「まだ何もしていないと先ほども申し上げましたが。ご不満ですか。
この話はなかったことにしましょうか」
ずるい台詞に義純が怯んだ隙に、篠原はベルトを外し、ボタンを外し、
ファスナーまでさっさと下げてしまった。
このまま進めば義純の汚れた股間が正面から田村の前に曝されることになる。
「た、田村さん、田村さん見ないで…」
義純の怯えた声に言われるまでもなく、田村だってそんなことは真っ平だ。
「篠原さん、私は外に出ています。その方がゆっくりと楽しんでいただけるでしょう」
田村は篠原の許しを得るより先に立ち上がった。
だが一歩踏み出すこともできないうちに、篠原が田村の動きを止めさせた。

308:商談 18
07/02/17 13:49:23 XD0bUE3H0
「ここにいてくださいとお願いしたはずです。社長は緊張しておられる。
貴方が社長を励ましてくださらなくては、私もこの後は自信がない。どうします」
篠原は田村に挑むような笑顔を向けている。
田村は怒りと屈辱に頬を紅潮させた。
他人事だなどと思い込んでまんまと罠にはまった自分にも腹が立った。
義純が体を売ると決断させられたように、自分はそれを見届ける決断を強いられるのだ。
憤然として再度腰を下ろした田村に、篠原は笑いかけた。
「貴方は実質上社長の後見役だ。ご覧なさい、社長は会社のために体を張っている。
貴方がそれを知らん振りなさっては、社長があまりにもお気の毒だ」
田村は思わず篠原を睨みつけた。客に対する態度ではない。
だが篠原はその田村の視線を受け止めていっそう楽しそうに笑う。
田村は深呼吸した。
篠原は根っからのサディストだ。怒ったり嫌がったりするほど喜ぶだろう。
田村が視線を注ぐ中、篠原が義純のスラックスを引き下げていく。
形良く伸びた長い脚が現われる。下着は濃紺のビキニパンツで、白い肌によく映えている。
スラックスを脚から抜き去った篠原は下着に手をかけた。
義純が身じろぎ脚をきつく閉じ合せた。篠原はそれを許さず、膝を掴んで軽く開かせた。
下着の股間の部分が染みになっているのを見て田村は顔を顰めた。
篠原は下着を裏返しながら下ろしていく。中を曝け出そうとしているのだ。
「田村さん、いやだ、見ないで……見ないで」
義純が細い声を絞り出した。篠原に何も言えない分、言葉は田村に向かうのだろう。
俺に言うな。どうしようもないのは俺も同じだ。田村は心で吐き捨てた。

309:商談 19
07/02/17 13:50:31 XD0bUE3H0
下着が完全に裏返った。粘っこい白い汁がこびりついている。
中から現われた義純の性器にもそれは纏わりついていて、達したばかりだと主張している。
「いやだ…こんなのいやだ…」
義純の声が小さく響く中、下着がゆっくりと脚から引き抜かれた。
篠原はその下着を自分の顔の前にまで持ち上げてしげしげと観察している。
行為自体だけでなく篠原の性癖に強烈な嫌悪が突き上げ、田村は吐き気を覚えた。
篠原は田村のそんな顔を見て笑みを浮かべ、突然その下着を田村に放ってよこした。
咄嗟に避けることもできず膝で受け止めてしまったそれを、田村は慌てて払い落とした。
取り乱すようなことはしたくなかったが、あまりの汚らわしさに耐え切れなかった。
「お宅の社長の営業努力の証ですよ」
畳の上の汚れた下着を目で指し示しながら篠原が言った。
田村は、その下着と、篠原の膝の上で体を丸めている義純とを交互に見た。
これまで寝る間も惜しんで働き続け、必死に会社を守ってきた。
なのに今はこんな浅ましい手段で慈悲を乞わねばならない。
あの努力に泥を塗ったのは誰だ。自分の力も足りなかったのかもしれないが、
そこで被害者ぶってめそめそ泣いている恥知らずな男の責任はどうなんだ。
俺たちをここまで貶めたのは誰なんだ。
今までも義純に対して嫌悪や軽蔑を感じてはいたが、
憎いと思ったのはこれが始めてだった。

310:商談 20
07/02/17 13:51:18 XD0bUE3H0
篠原がこちらの心に負の感情を掻き立てて喜んでいるのがわかるだけに、
田村は懸命に自分を抑えた。怒ったところで篠原を面白がらせるだけだ。
篠原は義純をあやしながらネクタイを解き始めた。
「こんなものを締めたままで、苦しかったでしょう。さあ、楽にしましょうね。
これからもっと運動するんですから」
その言葉に義純が大きくかぶりを振った。
「い、いやだ、篠原さん、もう許してください」
篠原に向けた義純の目は媚を含んでいた。義純のトラブル対処法は常にこれだ。
甘えて頼れば誰かが助けてくれると思っている。こんな時だと言うのに、
田村の脳裏に今までに義純に押し付けられた数々のトラブルがよぎった。
義純は、人を使うとか人を動かすとかの意味を勘違いしている。
単に他人に仕事を任せることだと思い込んでいるのだ。
労いと感謝の言葉はいつも心からのものだったが、それよりも重要で必要な、
そんな労いや感謝が不要になる状況を作り出す努力はしないし、できない。
誠実だが間抜けで、純粋だが馬鹿で、悪気はないが自覚もない男だ。
篠原は義純の性格も能力も見抜いていて、今この瞬間も掌の上で義純を弄んでいる。
「いけませんよ水原さん。貴方はさっき、自分の肩一つに社運がかかっていると
おっしゃいましたね。貴方の頑張り一つで会社の未来が決まります。さあ」
篠原は震える義純を優しく押さえつけ、ネクタイをゆっくりと抜き去り、
シャツのボタンを外し始めた。
義純の顔がくしゃくしゃに歪んだ。
「篠原さん……貴方は、最初からこういうつもりで……」
「貴方を欲しかったという意味なら、その通りですよ。一目で貴方に惹かれました。
だからこそお宅との取り引きも推し進めてさしあげた。ご迷惑でしたか?」
前を完全に肌蹴ると、篠原は義純のシャツを肩から滑らせて落とした。
むき出しになった肩に顔を寄せ、首筋まで舌先で舐め上げる。
義純の全身に鳥肌が立つ音が聞こえてきそうだった。

(続きます)

311:風と木の名無しさん
07/02/17 14:01:32 24PvoWBo0
商談たん乙!!!
萌えキタ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆

312:風と木の名無しさん
07/02/17 15:06:06 +ssCbo5R0
>>303
神!面白すぎる…!

313:風と木の名無しさん
07/02/17 17:45:20 1E2MGutWO
商談さんいいですね~すごく萌える
続き楽しみにしてます!

314:風と木の名無しさん
07/02/17 19:35:10 Z7yH/Q3M0
ageage

315:風と木の名無しさん
07/02/17 19:41:20 iFoeZX3wO
商談さん、グッヂョォォォブ!d(゚∀゚*)

田村さんはカワイソスだが、どんどん若シャチョーをイジメたってくれー!

316:資料室
07/02/17 20:06:37 /AJmdt/50
18thからの続きです。

-------------------------------------------------------

―いいよ。
訴えるなり、したいようにしたらいいさ。

高崎のその答えに、祐一は戸惑わずにはいられなかった。
訴えると言えば、いくら高崎でもひるむと思ったのに。
祐一にそんなことが出来るはずがないと侮っているのだろうか。
「ほ、本気だ、こんなことしてるってばれたら、いくらあんたでも……」
「だから、したいようにすればいいっていっているじゃないか」
敏感な内腿に歯を立てられ、祐一は小さく悲鳴を上げた。
「このままの格好で人事部に行って、この傷を見せておいで。
証拠ばっちりじゃないか、みんな君を信じてくれるよ」
「う……あ、痛っ!」
がり、という音がして柔らかい皮膚に歯が食い込むのがわかった。
相当、酷い歯形を付けられてしまったに違いなかった。
「さて、どうしようかな。反抗的な子だ、躾をしなおさなくちゃね」
「……」
祐一の片脚を持ち上げたまま、高崎は祐一を見下ろした。
「そうだ。新しい写真を撮影しようか。わかる人にはわかる、会社の資料室の背景だ」
「そんな…」
「でもこれだけじゃつまらないな……そうだ」
高崎はポケットを探ると、銀色に光るものを取り出した。
蛇の目クリップだ。
それを見た祐一の目に、絶望の色が広がった。
一体、何に使うのか―。直感できたのだった。


317:資料室
07/02/17 20:07:10 /AJmdt/50
高崎は祐一の上体を押さえ込むと、左側の乳首を摘みあげた。
祐一は身を捩って逃れようしたが、抵抗しようにも両手首はネクタイで
後ろ手に縛られたままなのだ。
「いいもの持っていただろう? 乳首調教してあげるって約束したばっかりだからね。
丁度いい」
「ん、ぁ……っ、あぅ…」
敏感な乳首をこね回され、祐一は思わず甘い息を漏らしてしまった。
乳首が弱点なのはすでに高崎に知られている。
高崎は祐一の乳首を硬くなるまで爪で嬲り、クリップを開いてその刃先を近づけてきた。
「い、嫌だ…お願いです、それだけはやめてください…!」
「大きな声を出すと人が来るよ?」
「…ひっ、……あ、…止めて………お願いします…」
祐一は小声で懇願した。
中サイズのクリップ。ばねの力がどれくらいのものか、祐一も十分知っていた。
そんなもので敏感な部分を挟まれたら、いったいどうなるのか……想像したくもなかった。
さらに今は、それで乳首を苛まれている姿を写真に撮られようとしているのだ。
「や、止めてください…! 止めて……」
必死の懇願も空しく、祐一の左乳首にクリップが留められた。


318:風と木の名無しさん
07/02/17 20:08:00 27+ZKgdW0
商談さん、お待ちしておりました。
さすが…哀れで可愛い若社長の駄目っぷりと篠原の悪辣さの対比が最高です
続きが楽しみです

319:資料室
07/02/17 20:09:44 /AJmdt/50
「い、―……っ!」
祐一は呻いた。
痛みは想像以上だった。クリップの刃が、ぎりぎりと祐一の乳首を締め上げる。
このまま千切れてしまうのではないかと思った。
「うーん、一個しかないのが残念だね」
「ひっ」
クリップを指先ではじかれ、祐一は痛みに背をのけぞらせた。
「でも、いやいや……よく似合っているよ。ピアスなんてさぞ似合うだろう。
まあ、そこまでやるのは趣味じゃないけどね」
「…っ………」
高崎はクリップを一つしか持ち合わせていなかったため、
もう片方の乳首は難を逃れていた。
だが、高崎はそのもう片方の乳首に唇を寄せてきた。
「い、嫌だ……、は、…ぁ…っ」
舌先で乳輪をねっとりと舐められたかと思うと、乳首が千切れるかと思うほど
強く吸い上げられる。
散々に嬲られ、しばらくすると祐一の右乳首はすっかり赤く腫れ上がってしまっていた。
「いい格好だね。折角の写真撮影なんだから、このくらい身だしなみは整えておかないとね」
「ぅ………、あ、あああぁっ!」
一度も放出を許されていない性器を握りこまれ、祐一は悲鳴を上げた。
嬲られた乳首が疼き、性器がびくびくと震えた。
辛い……辛い……辛い……。
後ろ手に縛られ、クリップで乳首を挟まれ、性器の根本はつづり紐で戒められている。
自分が今どれほど惨めな姿を晒しているのか、
「ほら、顔がちゃんと映らないと意味がないだろう?」
祐一にはなす術もなかった。
顔を背けることも、足を閉じることを許されないまま、高崎の携帯電話のフラッシュが光った。


320:資料室
07/02/17 20:10:56 /AJmdt/50
シャッターが切られたのはほんの数回。おそらく一分にも満たなかっただろう。
だがそれでも、撮影が終わったころにはすっかり祐一は打ちのめされていた。
写真を撮影されることが、祐一にとってどれほどのダメージとなるか
高崎は十分に知っていてやったのだ。
犯されるだけでも十分だというのに、さらに画像として残されてしまうのだ。
そう思うと絶望で目の前が真っ暗になる。
……祐一の頬を、新たな涙が濡らした。
高崎は携帯電話を脇に置くと、祐一の背中に手を回した。
するりという音とともに、手首が楽になる。手首を縛っていたネクタイが解かれたのだ。
高崎は祐一の頬に顔を寄せると、涙を舐めた。
「さ、いい子だ。安心しなさい。少々のおいたでこれをばら撒くようなことはしない」
祐一は、逆らえば写真をばらまくと高崎に脅されて、仕方なく身体を許していた。
とはいえ、写真が高崎の切り札であるかぎり、これを簡単にばら撒くようなことはしないだろう。
もしかしたら祐一を従わせることができればいいだけで、
実際にばら撒くことまでは想定していないかもしれない。
だが、たとえそうだったとしても、祐一にとって写真は十分な弱みであり、
そんなことはなんの救いにもなりはしなかった。
「許さない…」
祐一は声を震わせた。
「絶対に許さない…! あんたは最低だ。最低の人間だ」
「…なんとでも。その最低の人間に犯されてイってしまう君がかわいいんだからね」
「………そんなもの関係ない!」
「そうだね。関係ない」
高崎は祐一の尻を撫でると、その狭間へと手を滑らせた。
先ほど注ぎ込まれた高崎の精液が溢れ出て、そこはべとべとに濡れていた。


321:資料室
07/02/17 20:11:43 /AJmdt/50
「ひっ」
ぐちゅりという音がした。
祐一の後孔に、高崎の指が入り込んだのだ。
「わからないかなあ……わたしはね、君のことを気に入っているんだよ。
いい感じに仕込めてきたんだし、そう簡単に手放したりしたくはない」
「あぅ、ぁ…俺は……、あんたの玩具じゃない…!」
「声が大きいってさっきから言っているだろう…。本当は気づかれたいのかね…君は」
「いっ、あ……、んんーっ」
指が三本に増やされた。柔らかい内壁を掻き回され、祐一は身悶えた。
「ふふ、ここだったね?」
「ぁ……、あぅ…っ!」
前立腺を強く擦られたのだ。どうしようもない快感が湧き上がってくる。
だが、性器の根本はつづり紐でぎちぎちに縛られたままなのだ。
「……あ…も、早……く、終わらせてくださ……っ……」
祐一はプライドをかなぐりすてて高崎に哀願した。
身体を好き勝手に玩ばれるのも耐えがたかったが、
何よりも今、自分たちがいるのが会社だというのが祐一の神経をずっと苛んでいた。
もしかしたら、誰も入ってこないだけで、この気配を気づかれているかもしれない。
同じ辱められるにしても、密室のホテルの方がまだ我慢できる……。
だが、高崎は平然として言ってのけた。
「そうか、会社が嫌かい。じゃあ、今度もまた会社でやろうか」
「だから、嫌だって…」
「君が嫌がるからいいんじゃないか」
「そんな……」
祐一が嫌がれば嫌がるほど燃えるというのだろうか。
いくらなんでも酷すぎる……。
祐一は、とうとうずっと抱えていた疑問を口にした。


322:資料室
07/02/17 20:12:45 /AJmdt/50
「何で俺なんですか……俺が一体何をしたっていうんですか……」
高崎は一瞬指を動かすのを止めた。
そして、こう答えた。
「…顔、かな?」
「え?」
祐一は眉をひそめて、高崎を睨み返した。
高崎はそんな祐一の頬を撫でながら、にやりと笑い返した。
「この系統の顔が好みなんだよね。こう、泣かせてみたいなあっていうか……、
そそるというかさ」
「そんな理由で……」
どうしようもない怒りがこみ上げてきた。
祐一の脳裏に、最初に会ったときの記憶が蘇る。
祐一を見て、高崎は驚いたような顔をしていたはずだ。
ああ、やっぱり。
最初に会ったときから目を付けられていたのだ。
あのときから、こうなることが決まっていたのだろう。
それなのに、何も知らずに自分はのんきなものだった。


323:資料室
07/02/17 20:13:26 /AJmdt/50
「ここ、辛そうだね。かわいそうに…」
そういうと高崎は祐一の性器の裏筋を爪でなぞり上げた。
「ひっ、止めて! あぁー…っ……」
高崎はすでに祐一の中で一度、欲を解放している。
だが、祐一は根本を縛り上げられたまま、延々射精を許してもらえていなかった。
地獄だった。
開放できない苦しさと切なさに、祐一は苛まれていた。
「淫乱な子だね」
「う…違……」
「へぇ、何が違うんだね。大股広げて汁まみれになって、恥ずかしくはないのかね?」
「う…ぅっ……」
高崎の言葉に、祐一は耳まで赤く染めた。
どれほど憎まれ口をたたいても、身体は完全に高崎の支配下にあった。
結局逆らえない。
どんな淫らな行為を強要されても、それに従うしか選択肢は残されていないのだ。
「もう…許してください……お願いです……」
「嫌がって悶えて、いやらしく腰を振って。本当にかわいい……」
高碕は祐一の右乳首を口に含み甘噛んだ。
「あ、ん……、ふぅ…っ、あ、あぁ…」
指で、歯で嬲られた右乳首はすっかり腫れ上がり、
少しの刺激にも敏感に反応するようになってしまっていた。


324:資料室
07/02/17 20:14:20 /AJmdt/50
「ごめんなさい…、もう、あんなこと言いませんから……」
身体を意地悪く嬲られ続け、とうとう祐一は泣きながら謝罪の言葉を口にしていた。
さっき高崎を詰ったりしなければ、もう少し早く終わらせてもらえていたのかもしれない。
そんな後悔に襲われたのだ。
高崎は笑いながら祐一の左乳首のクリップをはじいた。
「別に怒っていないよ。訴えたいなら好きにしなさい、こっちもそのくらいの覚悟はある。
でも、どのみち君も会社を辞めることになる。世の中っていうのはそういうものだろう?」
確かにその通りだった。
祐一は被害者で、何一つ非があるわけではない。
だが、祐一がどんな目にあっていたのか知られれば、会社にはもういられなくなるだろう。
「まあ、そうなったら責任を持って私が君を飼ってあげるから、心配要らないさ。
たまには服を着せてあげるから、二人で散歩でもしようじゃないか……」
「あ………?」
両脚を抱えられ、大きく広げられた。
そして、こぷんという音をたてて、再び高碕が祐一の中に入ってきた。
「あうぅっ!!」
両足を抱えられ、ゆっくりとした動きで責められる。
熱く溶け出しそうな快感が、腰から全身に広がってゆく。侵食されそうだった。
何も考えられなくなる。もう何も考えたくない……。
「ふぅ…んっ、んんーっ、………ぅ、…んー……っ」
高崎は、祐一の屈辱と快楽の狭間で喘ぐ祐一の表情を見下ろした。
(そうだな)
顔が好きだという言葉が、一番正しいのだろう。
この顔が、自分の腕の中で喘ぐのをもう一度見てみたかった。
最初に会ったときには驚いた。
雅弥にとてもよく似ていたから。


325:資料室
07/02/17 20:16:42 /AJmdt/50
高崎から見る祐一は、真面目だが控えめで大人しい青年だった。
(顔立ちは確かに似ているけれど、雅弥と性格は正反対だな)
そんなことを思ったものだった。
だが、同期の友人たちといるときに見せる無邪気な笑顔は雅弥そのものだった。
その祐一は、いま高崎の手で剥かれて、涙と精液にまみれて喘いでいる。
突き上げるたびに祐一は悲鳴を上げる。
声が聞こえてしまうよ、と意地悪く言うと、手で口を塞いで声を殺そうとする。
可愛らしいものだ……。
たとえばこれが雅也だったらどうだっただろうか、と高崎は考えた。
こうはいくまい。
資料室などで襲おうものなら、即座に股間を蹴り上げられ撃退されただろう。
その上でエロ中年と罵られ、一週間はお預けだったに違いない。
とてつもなく気まぐれで、わがままだった。
好物のチョコクッキーが切れたときは深夜でも買いに行かされた。
すぐ拗ねる。
そのくせ、気持ちよくしてやったらすぐに機嫌を直す。
気に入らなければ蹴りを入れられる。
死ぬときもあっさりと死んだ。


326:資料室
07/02/17 20:19:38 /AJmdt/50
死んだのは階段から落ちて頭を打ったせいだった。
なんというか、どこどこまでも感傷に浸らせてくれない男だった……。
一緒に暮らした一年にも満たない時間は、それであっけなく終わりとなってしまった。
自分たちらしい別れだったと思う。
ただ、それ以来どことなく、何をしても満たされるということが
無くなったような気がするのはなぜだろうか。
さびしいというのが、こういうことなのかはわからない。
何もわからなくなってしまった。
結局何をしようと、祐一は祐一で雅弥ではない。
自分は祐一を雅弥の身代わりにしたいのか、
それとも祐一を傷つけることで、自分も傷つこうとしているのか。
それとも―自分は、もしかして遠回しに破滅を望んでいるのか。
(とりあえず、気持ちよければそれでいい……それでいいさ)


327:資料室
07/02/17 20:21:10 /AJmdt/50
高崎は張り詰めた祐一の性器を強く握りこんだ。
「んんーーー…っ!!」
「はは…辛いかい?」
「ん…」
「イきたいかい?」
「ん……」
もう祐一には物事をろくに考える力が残っていなかった。
半開きになった口からは、とろりと唾液が滴り落ちている。
もう限界だ……。
どうでもいいから、早く終わらせて欲しい。それだけだった。
「そうだな…」
上体を折り曲げ、高碕が囁いてくる。
高崎も感じているのだろう。息が熱く乱れているのが感じられた。
「そうだな……たまには下の名前で呼んでごらん。悠って」
なんだろうか。高碕の下の名前なんて初めて聞いた気がする。
「………はるか、さん」
すがりつくような思いで、祐一は口にした。
「はるか……さん…悠さん、お願いです……」
高碕が笑ったような気がした。
ああ、止めときゃよかった、とかなんとかつぶやいたような気もする。
けれど、もうよくわからなかった。
口に再びネクタイを押し込まれ、声を封じられた。
根元の紐が一瞬ぴんと張る。そして、するりと解かれた。
「ー……っ!」
高碕に強く扱かれ、祐一は射精した。
せき止められ続けていた快感が一気に開放され、目の前が白くなった。
同時に、高碕の二度目の吐精を自らの後ろで受け止めていた。


328:資料室
07/02/17 20:22:01 /AJmdt/50
(室長……?)
ドアの閉まる音が聞こえた。
自分の意識と身体が、自分の元に戻ってくるのをぼんやりと感じていた。
身体の表面は一応拭かれていた。服もいつのまにか整えられている。
それでも、一時間ほどの間に二度にわたって抱かれ、さんざん嬲られた身体は
消耗が激しかった。
腰は痛むし、乳首などはシャツに擦れるだけでぴりぴりする。
中に出された体液も、当然そのままだった。
高崎の言ったとおり、今は忙しい時期ではないので、自分ひとり抜けたとしても大丈夫だ。
一度戻って、きつければ早退をさせてもらおう…。
「……あれ」
身を起こして、自分のすぐ脇にファイルが二冊置いてあるのがわかった。
中身をみると、間違いなく自分の探していた資料のファイルだ。
高碕が自分の代わりに探しておいてくれたとのだろう。
祐一はファイルを抱えて立ち上がった。
足元がふらふらする。これなら、具合が悪かったといっても怪しまれないだろう。
(そういえば…)
高崎の下の名前の読み方を初めて知った気がする。
名簿で漢字だけ見て、「ゆう」と読むのだとばかり思っていたのだが。
高碕悠……。高崎……………。
「……似合わない名前」
祐一はドアを開けた。
スチールの扉がゆっくりと閉まり、やがて鍵のかかる音が響いた。
祐一の呟いた言葉は、無人の資料室の中に落ちたまま消えていった。

【END】


329:資料室
07/02/17 20:25:00 /AJmdt/50
これで終わりです。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

途中ではさんでしまった方すみません…

330:風と木の名無しさん
07/02/17 20:25:23 U92vpWEs0
資料室さん、リアルタイムで読めたー、嬉しい。
ちょっと久しぶりでしたけど、王道で楽しみました。

今日は投下祭り状態かなぁ、嬉しいなぁ。

331:風と木の名無しさん
07/02/17 21:08:03 24PvoWBo0
おおっ、資料室たんまで!乙です!!
はるかさんGJ!萌えました(`・ω・´)

>>330
投下祭ww自分も嬉しいっす


332:風と木の名無しさん
07/02/17 21:14:52 xAecP17+0
資料室さん、お帰りなさい。
もんのすごーく待ってたよ!
室長、最後までヒドス…そんな理由で祐一の人生をムチャクチャに…。
エロもキャラもツボど真ん中でした。
最後まで書いてくれてありがとう!

333:風と木の名無しさん
07/02/18 00:12:45 cJ/FsaqJO
商談タソGJ
かなり好みの展開です!
面白い!

334:風と木の名無しさん
07/02/18 02:24:42 uYTOLhH2O
資料室タン本当にありがとう!

ティリンコ縛りも乳首攻めも大好きだ!
機会があったら是非また貴女の作品が読みたいです!
GJ!GJ!

335:風と木の名無しさん
07/02/18 13:06:07 nTfG41Qv0
良スレあげ

336:風と木の名無しさん
07/02/18 13:21:13 Uv1D9NIU0
またage厨が来た
失せろ

337:風と木の名無しさん
07/02/18 13:35:47 nTfG41Qv0
良スレ あげまん

338:801蛭・湖畔編 1
07/02/18 19:13:27 HSCKLR/d0
蛭プレイ(?)です。
虫が嫌いな方、グロいのが嫌いな方はスルーお願いします。
===================================================

その日、近藤教授は上機嫌であった。
先日学会で発表した論文が非常に高い評価を得、
かねてから求婚を続けていた美しい令嬢からは色よい返事をもらえ、
長い間値上がりを待っていた株は今朝購入時の8倍の値が付いていた。
近藤教授は36歳。
自他ともに伸び盛りの男盛りと認めている。
近藤教授は国内最高峰の大学を卒業した後、
アメリカの超有名大学の大学院を卒業し、
日本に戻って母校の研究室に席を得、
英国の大学の客員教授を2年勤め、帰国したところだ。
帰国してまず近藤教授は恩師や親戚などへの義理を済ませ、
美しいフィアンセのご機嫌を取った後、
学生時代に逗留したことのあるリゾート地に独りやってきた。
近藤教授の若い頃とは違ってすっかり寂れたそうだが、
その静けさこそ近藤教授が求めていたものだった。
ホテル自家製パンと近隣農家から直接買いつけていると言う
牛乳や卵で遅い朝食を済ませた後、近藤教授は散歩に出かけた。
若かった自分が思策に耽ったあの美しい湖畔のフットパスを、
歩いてみたかったのだ。

339:801蛭・湖畔編 2
07/02/18 19:14:11 HSCKLR/d0
だがそれを聞いてホテルの支配人は眉をしかめた。
10年ほど前に湖の反対側に生物学研究所ができましてね。
それ以来どうも湖周辺の雰囲気がおかしいと言われております。
いえとんでもない、事故は何も報告されておりませんが、
湖でお遊びになるお客様もめっきり減りました。
近藤教授は、見る者誰をも魅了する爽やかな笑顔で答えた。
大丈夫だよ、私は別に湖に入るわけではない、散歩に行くだけだ。
湖の反対側など遠すぎて行く気にもなれないよ。
それでも充分にご注意を、お早いお帰りをと念を押す支配人に
近藤教授は鷹揚に頷いてみせた。
ロンドンで誂えた最高級のスーツはクロゼットの中。
一流ブランド品ではあるがラフなシャツとハーフパンツに着替え、
近藤教授はホテルを後にしたのだった。
雨上がりの空気はしっとりと水分を含みながらも透き通り、
お日様の投げかける光が小さな粒となって踊っている。
チチチと鳴く小鳥の声も甘い花の香りも懐かしい。
近藤教授にとっては「我が世の春」な夏の朝であった。

340:801蛭・湖畔編 3
07/02/18 19:14:57 HSCKLR/d0
その日、遠藤助手は不機嫌だった。
本来なら今日は待ちに待った休日のはずだった。
この辛気臭いド田舎から逃げ出して夜まで町で遊ぶはずだった。
なのに同僚がまた1人トンズラしたおかげで、
雑用までが全て遠藤助手に回って来てしまった。
こんなのフェアじゃないと中藤博士に訴えたが、
研究のためなら地球が滅んでも構わないと思っている博士に
そんな愚痴が通じるわけもなかった。
もう10年もこの研究所で働いているが、
半年に1人は辞職したり失踪したりする。
いっそのこと自分も逃げ出したいと思う時もある。
だが中藤博士は、行き場のなかった自分を拾ってくれた恩人だ。
裏切るのは気が引けてならない。
それに中藤博士は、サイエンティストの上に「マッド」が付くタイプではあるが、
その頭脳は恐ろしいほど明晰で、斬新なアイデアを次々に生み出す。
自分に独創性も考察力も足りないことを自覚している遠藤助手としては、
せめて中藤博士の側にいることで、
なんだかよくわからないすごい研究に携わっていたいのだった。

341:801蛭・湖畔編 4
07/02/18 19:16:09 HSCKLR/d0
遠藤助手が嫌いな仕事の一つが湖での蛭の観察だ。
中藤博士がやり散らかしている研究の一つである
「風土病にかかった蛭の特殊な進化」では、
この地域に固有の蛭を飼育しているのだ。
見るのでさえ気色の悪い大きな蛭を、手に取って、
噛まれないように注意しながら体重と体長を測る。
博士が指定した条件に従って蛭を選び出し、
ケースに収めて研究所に持ち帰ると、
中藤博士が薬だの光線だので何やらを調べるのだ。
寒い日や雨が降る日などは特に、
じめじめした湖畔で蛭をいじる自分が惨めでたまらなくなる。
だが今日はまだましだ。
雨は夜のうちに上がり、夏本番を告げる強い日差しが降り注いでいる。
もっとも、その明るさが自分の人生を照らしてはくれないことに、
遠藤助手はかえって惨めな思いも味わうのであったが。

342:801蛭・湖畔編 5
07/02/18 19:17:07 HSCKLR/d0
近藤教授は歩きながら心が凪いでいくのを感じていた。
思い描いていた通りの、静謐で穏やかな世界がここにあった。
こんな清らかな空気の中では、功なり名を遂げたいなどという望みは、
いかにも卑しいものに思えてくる。
公私にわたり望むままに成し遂げてきた諸々の事柄を、
謙虚な近藤教授は恥じるのだった。
物思いに耽っていたせいか、気付けばいつの間にか
ずいぶん遠くにまで来てしまっていた。
支配人の言葉を思い出して近藤教授の胸がどきんと鳴った。
だが―何が起こると言うのかと、近藤教授は、頭を振った。
自分は、研究オタクの学者馬鹿などではない。
学者としては成功していても人として失敗しているような、
あんな連中とは違うのだ。
現実に対する冷静な判断力を失ってなどいない。
片田舎の宿の亭主の心配性から来る戯れ言を真に受けて
おろおろするような真似はごめんだった。
そうだ、よく見ればここは一休みするのに絶好の場所ではないか。
日は既に高く上がり、歩き続けて肌が汗ばんでいた。
涼しい木陰でのんびりと休み、何もなかったと支配人に告げてやろう。
近藤教授は大きな木の根本に腰を下ろし、木の幹に背中を預けた。
木々の天蓋を通して零れ落ちる日差し。
ちゃぷんちゃぷんと途切れることのない優しい水音。
未だこなれず腹に詰めこまれている朝食。
近藤教授はいつしか夢の世界へと旅立っていた。

343:801蛭・湖畔編 6
07/02/18 19:17:43 HSCKLR/d0
近藤教授が目を覚ましたのは、自分の手が肌を擦る動きのせいだった。
「ん…?」
何か、むず痒いような、もどかしい感覚がそこかしこに感じられる。
それを振り払おうと無意識に動かした手が、目覚めを誘ったらしい。
自然な目覚めではない分、覚醒は不快なものだった。
「なんだ…?」
眉をしかめながら目をパチパチとしばたたかせて、
近藤教授は自分の体を見下ろした。
「………ぎゃああああーーーー!!!」
静寂を切り裂いて金切り声が響き渡った。

344:801蛭・湖畔編 7
07/02/18 19:18:22 HSCKLR/d0
遠藤助手は、耳に届いた不可思議な音に、
のろのろと進めていた脚をぴたりと止めた。
音の聞こえてきた方向から、ざっと鳥が飛び立つ音が続き、
盛りの梢から塊になって小鳥たちが湧き上がった。
不思議な音はその後も続け様に聞こえて来る。
動物の鳴声のようだが、このあたりにはそんな声を出す動物は
棲息していないはずだった。となれば、
―人間?
よく考えたらあれは例の飼育場のある方じゃないか。
遠藤助手は慌てて走り始めた。

345:801蛭・湖畔編 8
07/02/18 19:19:00 HSCKLR/d0
近藤教授は半狂乱で体を払った。
よく太った大きな蛭が何匹も、体中を這い回っていた。
脚と言わず腕と言わず、服の中にまで入りこみ、
喉元まで上がり、頬にまで張り付いて、
蛭が近藤教授の全身を覆っているのだ。
「うわあ! うわあああ!」
言葉を紡ぐこともできずに、近藤教授はひたすら悲鳴を上げて
蛭をはがそうと自分の体を叩き、こすり、引っかいた。
だが蛭は簡単に取れてはくれなかった。
蛭は微妙に体をのたうたせながら近藤教授の肌に吸い付き
リズムを刻むように震えていた。
胸に吸い付いた蛭の動きに近藤教授ははっとなり、
慌ててシャツを体から引きむしった。
「おわあああ!」
ジムで特別にメニューを組んでもらって鍛えた、
幾多の女性たちの目を釘付けにしてきた自慢の大胸筋を、
今は数匹の蛭が味わっている。
乳首に張り付いている蛭をつまんで近藤教授は引っ張った。
だが蛭の胴こそ離れたものの、口は乳首に吸い付いたままだ。
そうしている間に、今度はあろうことか股間でもぞもぞと
動き回るものの気配がある。
近藤教授はシャツを投げ捨てると
ハーフパンツのウエストを引っ張って中を覗き込んだ。
「ひいいいーーー!」
腰にも脚の付け根にも蛭が張り付いている。
下着の中にまで潜りこんでいる蛭もいた。

346:801蛭・湖畔編 9
07/02/18 19:19:51 HSCKLR/d0
遅かったか…。
遠藤助手は低木の蔭からそっと覗いて額を押さえた。
飼育場まで来てみると、1人の男が跳ね回っているところだった。
肌に点々と黒く見えるのは、もしかしなくてもうちの蛭だろう。
助けてやりたいのは山々だが、県のものである湖を勝手に使って
蛭を育てていたとばれた日には、研究所の立場が悪くなる。
一度戻って中藤博士の指示を仰いだ方がいいだろうかと
そこまで遠藤助手が考えた時、男が服を脱ぎ始めた。
理由は簡単に知れたものの、遠藤助手は思わず場違いな動揺を覚えた。
男は自分の胸を撫でさすり、乳首をつまんでいる。
そっちの気はないはずの遠藤助手だが、股間がずくんと疼いた。
人里離れた研究所にこもりきっていると、
インターネットで露骨な画像を見るくらいが関の山なのだ。
同性であろうと、見目麗しい人間が裸を晒して
我が身を撫で回す光景など目の当たりにしてしまっては、
自制が利かなくなるのも仕方ない。
遠藤助手はとりあえずしばらくは様子を見ることにした。
男はシャツに次いでハーフパンツと下着を脱ぎ始めた。
いいじゃん、いいじゃん。どんどん脱げよ。
こんなとこでストリップを拝めるとは思わなかったなあ。
潰された休日の代償に、見るからに勝ち組であろう上品な紳士の
あられもない姿を鑑賞させてもらおう。
痛々しい悲鳴を上げながらタップダンスを踊る紳士の姿に、
遠藤助手の口元が醜く歪んだ。

347:801蛭・湖畔編 10
07/02/18 19:21:25 HSCKLR/d0
近藤教授は軟体生物に生理的嫌悪感を覚えながらも、
それとは異なる何かが自分を支配し始めるのを感じていた。
蛭に吸われた乳首が、首筋が、脇腹が、全身が熱い。
むず痒さに押さえれば、そこから甘い痺れが湧く。
近藤教授とて人の子、世間並みに恋もしたし、
女性たちと付き合って、体の悦びも知っている。
だから、蛭に吸われた跡が残すその痺れが何かくらい、
考えるまでもなくわかってしまう。
「な、なんでっ…なんで…!」
世の中には、触手やスライムの出て来るフィクションに
性的興奮を覚える人間もいると、知識だけはある。
実は自分もその仲間だったのだろうか。
「ああっ…!」
こらえきれない疼きに近藤教授は身をくねらせた。
かすむ目に、股間に群がる蛭が映った。
「いやだ、ああ、誰か…!」
近藤教授は股間を掻きむしった。
今や蛭は性器にまで取り付いて蠢いていた。
擦ろうがも引っ張ろうが蛭は近藤教授にしがみついている。
剥がれない、蛭が…剥がれないっ!
ああ、誰か助けて、蛭を、蛭をどこかにやってくれ!
でないと私は…!
近藤教授の体が地面にくず折れた。

(続きます)

348:風と木の名無しさん
07/02/18 19:47:20 5Wj0LCCr0
蟲がありなら妖怪もアリ。

ぬらえいひょん 帰って来い。
まだ若様もでてないじゃないか。

349:風と木の名無しさん
07/02/18 19:50:20 C5GK2bN30
をを、虫だ虫だ蛭だー。
近藤教授、可哀相だけど笑えます。
おっさんが困るさまが良いです。
続き楽しみです。

350:風と木の名無しさん
07/02/18 22:15:27 Uv1D9NIU0
…。(._.).。oO(蛭…湖畔…

〃(*´∀`)蛭さん乙!
スバラシイ…!!

351:風と木の名無しさん
07/02/18 23:09:03 HR1hg0ehO
資料室たん来てたww完結してくれてありがとう
待ってて良かったです

352:合宿1
07/02/19 07:52:51 A/hJAQHZ0
高校生(複数)×高校生です
冒頭部分なのでエロも鬼畜もありません

------

「だーーーっ! もう我慢できねえ。退屈で死にそうだぜぇ」
寺の境内の庭を掃いていた青木はいきなりそう叫ぶと、
手にしていた竹箒で近くの木を思い切り叩いた。
「人間退屈なんかで死ぬもんかよ」
その近くで同じように竹箒を手にしている前田が青木の言葉を否定するが、
その前田の顔にも退屈と不満が浮かんでいた。
「こんな山奥で。なーんの楽しみもなくてよー、女もいねえんだぜ?」
青木はブツブツと不平を口にする。
「だよなー。何だって一週間も合宿しなきゃなんねーんだよ。バッカじゃねえの?
テレビもねえ、ネットもできねえって何なんだよ!」
同じく境内の掃除をする岡井が吐き捨てた。
「毎日一つの善行を積みましょう、一日一善ってか? 小学校の標語じゃねえっての!」
もう一人の三宅もご同様で、学校のモットーに文句にまで付ける始末だ。

353:合宿2
07/02/19 07:54:16 A/hJAQHZ0
某宗教関係の系列であるK高校は、多くの国立合格者を排出し、
スポーツ面でも活躍を見せる文武両道を旨とする名門私立校だ。
宗教関係の系列であるという理由からなのか、入学後二ヶ月ほど経った頃に
一年生全員強制参加の合宿がある。
合宿所と町を繋ぐのはたった一本の道路のみ。
バスの路線も通っていなければ、電車の駅もない。携帯は圏外だ。
一番近くのコンビニまでは車で約三十分。当然歩いて行ける距離ではない。
そんな世間と全く隔離された場所にある寺とそれに付随する施設で行われる
地獄の(と言われる)合宿だった。
彼等がしている境内掃除はその強制合宿の日課の一つだ。
男子校というただでさえ男ばかりの環境だというのに、
その上町の賑わいからすら隔離されている。
不平不満も溜まろうというものだ。
合宿は既に四日が過ぎていて、この四人に限らず皆うんざりしていた。
「後三日かー。後三日もあるんだぜ? エロビも見飽きたし、あれじゃもうぴくりともしねえよ」
持ち物検査をくぐり抜けた数少ないエロDVDを施設に備え付けのパソコンで再生し、
大勢でよってたかってその小さな画面で見る。それだけが唯一の楽しみだった。
が、いかにそのビデオが良作であっても何度も見れば飽きもする。

354:合宿3
07/02/19 07:55:46 A/hJAQHZ0
「ったくよー。俺たちゃ健全な男子高校生なんだぜ。一週間も右手が恋人でいられるかよ」
「ああ、もう。たまりまくり。何でもいいから突っ込みてー!」
青木はついに箒を放り出し、その場に座り込んだ。
「砂漠で遭難した男が山羊とヤッたって話、実はホントかもなー。
人間性欲の限界越えたらもう山羊でも何でもって気持ちになるの解る気がするよー」
三宅は箒を杖代わりにもたれかかって、掃除をする気もない。
「あーあ、退屈で死ななくても溜まりすぎでオレ死ぬかも」
「もうこの際男でもいいやって気になるぜ」
「お前、ホモになるつもりかー?」
青木の言葉に三宅がツッコミを入れる。
が、それほど驚いた風でもなく何となく間延びしているのは
本気ではないだろうというのが半分と、自分も同感だという気持ちが半分だったからだ。
「だってさー、山羊よりマシじゃんか。まがりなりにも人間だし」
「あぶねえ奴だな。俺を襲うなよ」
合宿所で同室の岡井が苦笑した。
「ケッ! だーれが。いくら飢えてもお前みたいなの襲うかよ。気色悪りぃ」
岡井は身長180センチ超えの柔道部の熊男だ。


355:合宿4
07/02/19 07:56:48 A/hJAQHZ0
「もうそろそろ終わりの時間だな」
前田が時計を見た時、ちょうど終わりを告げる鐘が鳴った。
これからまだ写経だの、ありがたーい説教だの、開祖にまつわるお勉強だのがある。
体育会系の四人にとっては、早朝ランニングから始まる午前中の『体の鍛錬』の方が
体を動かしている分まだマシだった。
だらだらと箒を引きずりながら、四人は建物の方へと歩いていくのだった。

合宿の目的は、規則正しい生活と鍛錬によって心身を鍛え、
また同級生と寝食を共にすることによって親交と理解を深める事だ。
しかしそんな目的など生徒にとってはどうだっていいことである。
とにかく遊びたい盛りの男子高校生にとっては不平と不満と不評の塊でしかない。
けれども卒業生にとっては年代を超えた共通の話題の一つで、
卒業後に出会った相手が何かの拍子で同窓だと判れば必ずこの合宿の話で盛り上がる。
そしてOB達はほとんどがこの合宿を存続すべきと考えている。
それは伝統ある行事だからとか、意義があるからだとかいったものではなく、
ひとえに『自分たちもさせられたから』だ。
現役の生徒にばかり楽をさせてたまるか、ということなのである。
そしてこの高校の教師にはOBが多い。
かくしてこの不条理きわまりない合宿は存続されていくのだった。


356:合宿5
07/02/19 07:57:59 A/hJAQHZ0
「なあ、なあ。アレなんかどうだ?」
大広間での一斉の夕食の後、後かたづけの当番に当たっていた青木が、
同じく当番の岡井の肩を引き寄せてある生徒の方向を顎で指した。
青木も岡井に負けず劣らずの体格だ。
青木が指したのは同じクラスの竹内尚道だった。
当番に当たっていなければさっさと食器の返却窓口に食器を置いて出ていってしまうのが普通だが、
竹内は要領が悪いのか、食べ終えた食器の盆を持っていつまでもうろうろしている。
大柄な青木達に比べればずっと背も小さく細い、どちらかと言えば頼りない印象の生徒だ。
青木達に比べればたいていは背が低く、細いのではあるが。
「お前、マジに男ヤルつもりか?」
岡井は青木が指した方向を見てから、青木を見返した。
掃除の時の話は半分冗談だろうと思って聞き流していたからだ。
「ケツに突っ込むんだろ? オレ女だったらケツやったことあるし。
目ぇつぶったら男も女もわかんねえよ」
「お前チャレンジャーだな」
「乗らねえ?」
尚道は大人しく気も弱い。顔立ちもちょっと無理すれば可愛いと言えなくはない。
「……乗る」
一瞬考えてから岡井が答えた。
「後で前田と三宅にも声掛けて上で計画練ろうぜ」
二人は他の当番がしているように返却窓口に積み上げられた空の食器を洗い場へと運んで行くのだった。


357:合宿6
07/02/19 08:03:11 A/hJAQHZ0
二階には売店がある。生徒が寝起きしている部屋はこの二階と三階にある。
ここは人里離れているので売店の品揃えだけは良い。下着や文具、衛生用品。
一応生活必需品と呼ばれるものはそこらのコンビニよりも揃っていると言ってもいい。
だからここで生活していく上で困ることはない。
ただ無いのは楽しみだけだ。ゲームソフト一つ、マンガ雑誌一冊置いていない。
食べ物も食堂で全て用意するという理由から僅かな菓子類を除いて何もない。
ジュースの類はそれなりにあるがアルコールは当たり前だがない。
前田はひげ剃りの替え刃を買って部屋に戻る途中で何やら嬉しげに歩いてくる三宅に会った。
「どうしたんだ? 三宅」
三宅はビニールの袋に水らしきものを入れて持っている。
「何だ? それは」
前田の視線に気付くと三宅はまた嬉しそうにそれについて説明始めた。
「へっへ、よくぞ聞いてくれました。こいつは袋をちょっと細くして中に湯が入っています。
んで、ちょいと余裕を持たせて口をしっかりと縛ってあります。ここがミソ」
口調はどこぞの料理番組だ。
確かに大きめの袋をガムテープで細くしてある。
「コイツをこうやって三つに折ると……」
三宅が袋を三角形に折り曲げる。
「ちょうど真ん中がY字になるだろ?」
「それで?」
「ここにローション垂らしてズコズコやれば簡易オナホールの出来上がりーっ」
ポケットから秘密道具を取り出す猫型ロボットよろしく三宅は得意げに突きつけた。
「ちなみにローションはシェービング用ので代用オッケー」

358:合宿7
07/02/19 08:05:29 A/hJAQHZ0
「お前……」
前田はあきれ果ててものも言えない。
「心の底からバカだな」
何故こんなのが学年五位以内なんだ?
前田は不思議で仕方ない。学校の成績とバカさ加減は無関係のものらしい。
「へっへーん。何とでも言え。今の俺は恥よりも快楽だ」
三宅は大いばりで言い切る。
もうため息しか出ない。
『ま、がんばれ……』と別れようとした時に岡井と青木が上がってくるのが見えた。
「おう、前田、三宅。今、探そうと思ってた所だ」
「どうした?」
前田が返事をする。
「って、何してんだ? お前等」
岡井と青木が側まで来るとやはり『三宅特製簡易オナホール』に目を付けたようだ。
前田は半ばバカにした口調で簡単に説明する。
岡井と青木は同様に苦笑したような顔を見合わせた。
「そんな三宅ちゃんに朗報だ」
今度は青木が得意げに三宅の肩を叩いた。
岡井もニヤニヤと笑っている。
「上行って話そうぜ。前田も来いよ」
四人は連れだって自分たちの部屋のある三階へと上っていった。

----
今回ここまで
次からエロ予定です(多分)

359:風と木の名無しさん
07/02/19 08:27:16 lVbwSEVY0
蛭も合宿もGJ!
続き楽しみにしてます。

360:風と木の名無しさん
07/02/19 14:11:34 STwAyryN0
合宿タン、乙です!
同級生ものスキーなんで、続きwktkです。
期待してます!

361:801蛭・湖畔編 11
07/02/19 19:46:06 7JzgZ/A60
引き続き蛭プレイ(?)です。
虫が嫌いな方、グロいのが嫌いな方はスルーお願いします。
===================================================

遠藤助手は、地に膝を付いた紳士に一瞬慌てた。
まだ若いように見えるが、もし心臓が弱かったりしたら…。
だがすぐに遠藤助手は自分の心配が的外れなものだと気付いた。
這いつくばった紳士は、自分の股間を揉みしだきながら尻を突き上げたのだ。
遠藤助手は目を剥いた。
な、な、なんだあの男は!?
蛭なんぞにたかられてよがっているのか!?
慣れた遠藤助手でさえ目を背けたくなるほど気色悪いのに、
どう見ても素人の紳士が、蛭を全身にまとって悦んでいる。
こいつはとんだ変態だぜ…。
笑いを押し殺して遠藤助手の喉がひくついた。
「ああっ、ああ~っ…」
こらえられないのかはばからないのか、色っぽい声まで聞こえて来る。
遠藤助手はそろそろと場所を移動し始めた。
もっと近くで見たい。
知的でお堅い女ほど乱れるとすごいと聞くが、男でも同じかもしれない。
もうこの際男でも構うものか。
表情を目に焼き付けて今後のおかずにしたい。
紳士まであと5メートルと言うところまで近づいて、
遠藤助手は再び薮の蔭に身を潜めた。
姿を現して紳士を驚かせ恥じ入らせたいと言う気もする。
助けを求める紳士を冷たく見放すのも捨て難いオプションだ。
だが紳士にしたって、誰にも見られていないと思えばこそ
大胆な乱れっぷりを披露してくれるというものだろう。

362:801蛭・湖畔編 12
07/02/19 19:49:49 7JzgZ/A60
近藤教授はもう、自分が蛭から逃れたいのかどうかすらわからなくなってきていた。
蛭の群れに最もプライベートな部分を吸われるなんて
考えただけでも気持ち悪くて気が狂いそうだが、
甘美な疼きを与えてもらえると知った体は、蛭の奉仕に応え求めることを止められない。
「はあっ、はあっ…、あ、ああ―っ」
近藤教授は突っ伏していた体を反転させて仰向けに転がり、再び腰を高々と突き上げた。
腰の中心には近藤教授がこれまた密かに自慢に思っているしろものが
天を目指してそそり立っている。
それが黒い蛭に覆われているのは正視に堪えない気色悪さだが、気にしてはいられなかった。
この世にこれほどの快感があったとは…!
女性たちとの交わりで得たものとは比較にもならなかった。
フィアンセとの将来に一抹の不安を覚えたが、
近藤教授はあえて思考を中断した。
意志の力で思考を切り替えられない人間は
学者として大成しないというのが、近藤教授の持論であった。
意志の力で快楽に溺れることにした近藤教授の口の端から、涎が流れ落ちる。
性器を握る近藤教授の手の下で、蛭がずりゅずりゅとぬめる。
近藤教授の指は蠢く蛭の間に潜り込み、蛭と一緒になって自身の劣情をかき立てていく。
性器だけでなく袋や蟻の門渡りをも蛭が覆い隠し、
尻たぶに吸い付き、谷間にも這いずりこみ、煽動している。
もう腰全体が快感という煮汁で煮立てられているようだ。
その時、ばしゃっと音がして、近藤教授はぎくりと湖を振り返った。
水鳥が着水した音だった。
人でなくて良かった、そう思った途端、
近藤教授は今の我が身のはしたなさに思い至ってしまった。
わ、私はなんという淫らな真似を……こんな屋外で!
もし今誰かがここを通りかかったら。
近藤教授は慌てて体を起こそうとし―
「ひぃあああ!」
甲高いよがり声を上げながら再び地面に転がった。
亀頭をねぶり回していた蛭の一匹が、
鈴口に潜り込もうとするかのように吸い付いてきたのだった。

363:801蛭・湖畔編 13
07/02/19 19:50:23 7JzgZ/A60
遠藤助手はくたびれてよれよれになったカーゴパンツの前を開いた。
勢い良く飛び出してきた性器を握って、上下に擦る。
男の痴態を見て興奮する日が来ようとは思いもしなかった。
まして紳士が興奮している原因はあのクソ忌々しい蛭だ。
ゲロを吐いても不思議ではないくらいだと思うのに、
遠藤助手の性器はもう痛いほどに張りつめていた。
そんな自分が少々恥かしくならないでもないが、仕方ないではないか。
清潔そうな紳士があんなにいやらしく乱れる様を見せつけられては。
紳士はますます大きく脚を開き、爪先立って腰を突き上げ、
ほとんどブリッジしているような格好で悶え狂っている。
「あーっ、あーっ」
鼻にかかったよがり声はまるで女のようだ。
遠藤助手はごくりと唾を飲みこんだ。
俺、この人が相手なら男同士でも無問題だなあ…。
後で脅してみようか……言い触らされたくなかったら、って。
一回くらいなら口止め料代わりにやらせてくれるかも。
紳士を良い様に弄ぶことを想像して更に興奮する遠藤助手であった。

364:801蛭・湖畔編 14
07/02/19 19:51:00 7JzgZ/A60
近藤教授は理性と本能の戦いに翻弄されていた。
蛭によって追い上げられた体は
もう止めようにも止まらないと訴えている。
だが近藤教授を近藤教授足らしめている理性は、
野外で蛭に嬲られて悦んでいる自分を否定した。
どのような、そしてどれほどの楽しみであっても、
それは己の律するところにあらねばならないのだ。
「だめだっ、いけない…こんなのは私ではないっ!」
言葉にして自分を叱咤する側から鋭い快感に身が蕩けて、
甘ったるい声を漏らしてしまう。
時間が経つにつれ、徐々に近藤教授の理性は本能に勝ちを譲り始めた。
どうせ誰も見ていないじゃないか…
と言うより、こうしている間にも誰かが来るかも知れないじゃないか。
それならいっそ逝ってしまえばいいのだ。
一度出してしまえば身も心も落ち着いて、
この恐ろしい湖畔から逃げ出すことも可能になるはずだ。
結局、理屈は己に都合のいいように働くのだった。
「はあっ、あっ、あーっ!」
絶頂を極めた時、近藤教授の目の前が真っ白く光り、
あまりのまぶしさに近藤教授は強く目を閉じた。
だから、性器に群がった蛭が亀頭を覆い尽くして
近藤教授の放ったものを一滴もこぼさずに啜りとっていたことに
気付かなかった。

365:801蛭・湖畔編 15
07/02/19 19:51:35 7JzgZ/A60
遠藤助手は、紳士が体を突っ張らせて達したのを見て
自分もまたそこを弾けさせた。
おびただしい量の白濁が草を叩いた。
今日町に遊びに行けばそういう店にも行くだろうと
わざと数日間処理していなかったせいで、たっぷりたまっていたのだ。
紳士はぐったりと体を地に横たえ、胸を上下させている。
その様子を見てまた遠藤助手は下半身がズキズキと疼くのを感じたが、
ふと違和感を覚えて紳士の姿を見直した。
今、蛭は、紳士の腰の辺りを中心にたかっている。
素朴な疑問だ―なぜそこに、他の場所ではなくそこに集まった?
どこの血を吸っても同じはずではないか。
いや、それよりもおかしなことがある。
紳士の体中に散っていた蛭の吸い痕は、
うっすらと紅色になっているだけで、血の跡がまるでない。
そんなはずはない!
遠藤助手が不吉なものを感じて身じろいだその時、
もっとおかしなことが起こり始めていた。

366:801蛭・湖畔編 16
07/02/19 19:52:15 7JzgZ/A60
近藤教授の体から、蛭がぽろぽろと零れ落ちた。
あれほど剥がれてくれなかった蛭が次々に離れていく。
そして悦びに潤んでいる近藤教授の目に、有り得ないものが映った。
最初近藤教授は自分が何かを見間違えているのだと思った。
だが、見間違えではない。
蛭が大きくなっていく。
血を吸って膨れたなどと言うレベルではない。
見る見るうちに倍の大きさに、5倍、10倍に、育っていく。
近藤教授は恐怖に目を見開き、うなじの毛を逆立てて体を起こした。
尻でずりずりと下がると、擦れた肌からまた強烈な快感が生じる。
そ、それどころではないだろう私っ!
これは一体……私は夢を見ているのか!?
硬直した近藤教授の目の前で、蛭の形が変化し始めた。
ぼってりした虫の形から、それは、それは―
人の形へと、変わっていく。

367:801蛭・湖畔編 17
07/02/19 19:53:03 7JzgZ/A60
遠藤助手は濡れた性器を放り出したまま腰を抜かしていた。
悪い夢でも見ているとしか思えない。
自分が世話してきたあの蛭たちが、確かに蛭だったあれが、
人間へと変化していくのだ。
黒かった色も人の肌の色を取り戻し、
大きさも成人男性のものになっていく。
「あぁー…。あぁー…」
うめくような声が聞こえ、それが蛭人間の声だと知って、
遠藤助手は危うく失禁しそうになった。
これだけでも正気を失うに足るほどの衝撃だったのだが、
更なる衝撃が遠藤助手を待っていた。
顔を上げた蛭人間の1人を見て、
遠藤助手は隠れていたことも忘れて叫んでしまった。
「あっ、安藤さんっ!?」
3年前に失踪した同僚の安藤だった。

(続きます)

368:風と木の名無しさん
07/02/19 20:24:41 f5k9QLaS0
資料室タン、GJ!
最後まで読めてうれしいです。
破滅願望の巻き添えカワイソス…。

合宿タンもGJ!
正統派鬼畜物で楽しみ。

蛭タン…ごめん、パス。
でも連載がんがれ!


369:風と木の名無しさん
07/02/19 20:26:29 5gaD9PBL0
蛭は‥、笑って読んでいたら、妙にホラーっぽくなったり。
どっちなんだぁぁぁぁっ、ってことで続き楽しみにしているよん。

370:風と木の名無しさん
07/02/19 22:28:27 9DaA8y5Y0
蛭楽しみにしてるよ~触手萌え!変態萌え!

371:風と木の名無しさん
07/02/19 23:45:37 U2dovy1q0
合宿タンも蛭タンもGJです!
新作が豊作で嬉しい。
他の連載も続き待ってるよ!

372:風と木の名無しさん
07/02/20 08:29:07 w8RjzJ1cO
初仕事サン待ってます。萌えまくりました

373:風と木の名無しさん
07/02/20 10:13:10 ccPrt3QOO
私も初仕事さん待ってます~

374:風と木の名無しさん
07/02/20 10:48:52 ZtmX16DE0

おまいらヤバイくらいにキモイぞ!!

375:風と木の名無しさん
07/02/20 12:27:40 oWioCw+v0
>372-373
本当に待ってるのならその末尾+ageはやめたほうがいいだろう。

376:風と木の名無しさん
07/02/20 16:33:32 XDw8uEvK0
ホラーというより円谷の初期の特撮ネタだよな。蛭は

377:合宿8
07/02/20 16:42:35 nbwdsmDK0
>358続き

「お、来たぞ」
青木がドアの隙間から覗いていると、廊下の曲がり角から風呂帰りの尚道が姿を現した。
学校指定のジャージとTシャツ姿だ。
一階にある用具部屋の中で四人は尚道を待ち構えていた。
掃除用具や消耗品のストックなどが両側の棚に並べてある小部屋だ。
棚の前に置いてある雑多な物が邪魔だが、それらを除ければ五人が入っても十分な広さだ。
スタッフのいる部屋からも、教師や生徒達の部屋からも遠いので
多少物音がしても誰も来ないだろう。
そんな理由からここを選んだのは前田だ。
何の警戒心もなく尚道はちょうど部屋の前まで来た。そしてそのまま通り過ぎようとする。
「今だ」
合図と共に青木と岡井が飛び出すと、尚道の両側を固めた。
「なっ……何?」
尚道は驚いて左右を見上げる。
青木達はそのまま尚道を用具部屋に引っぱった。
「なっ、何? やっ……、放……っ」
尚道は反射的に身体を大きく揺さぶりながらその場にうずくまろうとする。
反撃しようという意志がある奴や腕に覚えのある奴なら普通うずくまろうとはしない。
尚道はただ本能的に身体を丸めて身を守ろうとする。弱い証拠だ。
手にしていた洗面器が落ち、中身が派手な音を立てて廊下に散らばった。

378:合宿9
07/02/20 16:44:49 nbwdsmDK0
幸い尚道の後には誰も通らない。
「一人で十分だろ」
「ああ」
青木は岡井に任せて床の洗面器やタオルを拾い上げた。
「やっ……嫌だ、助け……っ」
岡井は尚道を引きずって部屋に入っていった。
「お…岡井君、青木君。一体、なんのつもり…? 僕をどうしようっていうんだ。
前田君! 三宅君! これはどういうことなんだ?」
岡井に羽交い締めにされた尚道は混乱して藻掻きながらクラスメートの名前を呼ぶ。
それはそうだろう。
大人しく真面目なだけの尚道は、派手で荒っぽく見える青木達とは
ただ同じクラスだと言うだけでほとんど接点がない。喋ったことすらたぶん無い。
どちらかと言えばむしろ避けていた。
尚道が四人の名前を知っていただけでも意外なほどだ。
その四人にいきなり襲われて、こんな薄暗い部屋に連れ込まれたのだ。
訳がわからず混乱して当然だ。
「はいはい。ちょっと静かにしようねー。ここはあんまり人が来ないけど、
誰か通らないとも限らないからな」
青木は尚道の持っていたタオルを捻って尚道の口に噛ませ、猿ぐつわにした。
「青木君、何をす……っ」
「何をするんだっつー質問だったっけ? そうだな、教えてやんなきゃな」
青木は身長差を見せつけるようにわざと屈んで尚道の顔を覗き込んだ。


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