07/02/23 23:49:08 f0HzI+gA0
>>151関連
12被告全員無罪 自白の信用性否定/鹿県議選買収
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
2003年の鹿児島県議選曽於郡区の選挙違反事件で、投票依頼の買収会合で総額191万円の現金を授受した
として、公選法違反罪に問われた元県議中山信一被告(61)ら12被告=いずれも志布志市=の判決公判が23日
、鹿児島地裁であり、谷敏行裁判長は全員に無罪(求刑懲役1年10月-6月)を言い渡した。弁護側が主張していた
中山被告のアリバイ成立を認め、「会合は存在しなかった。ありもしない事実が具体的に供述された」と指摘。「強圧
的で厳しい取り調べがあったと考えられ、自白は信用できない」と断じた。
西日本新聞 ワードボックス 鹿児島・選挙違反 県警の違法捜査認定 地裁賠償命令「常軌逸し侮辱」
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
2003年の鹿児島県議選の選挙違反事件で、公選法違反(現金買収)容疑で逮捕され起訴猶予処分となった同県
志布志市のホテル経営川畑幸夫さん(61)が、親族の名前などが書かれた紙を踏ませるなど県警の違法捜査で精
神的苦痛を受けたとして、県に慰謝料など200万円を求めた国家賠償請求訴訟の判決が18日、鹿児島地裁であ
った。高野裕裁判官は違法捜査を認定し、県に60万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
高野裁判官は、取り調べ担当の警部補(44)が紙を踏ませた行為について「常軌を逸し、公権力をかさに着て原告
を侮辱した」と認定。令状がないまま身体の捜索をした違法捜査も認めた。
判決によると、川畑さんは03年4月に受けた任意の取り調べで、退去の自由を制約されるなどの違法な取り調べを
受けた。また、警部補が川畑さんの亡父や孫の名前と、メッセージに見立て「早く優しいじいちゃんになってね」など
と書いた紙3枚を床に置き、川畑さんの足首をつかんで複数回踏ませるなどして自白を強要した。
警部補は証人尋問で、「紙を1回だけ踏ませた」と認めたが、「無理やりではなく反省を促すためだった」などと主張
、違法性を否定し争っていた。判決は「警部補らの証言の信用性は乏しい」として退けた。
判決後、川畑さんは「うれしさよりも警察に対する涙の出るような怒りでいっぱいだ」と話した。