07/12/26 17:04:43 jFwNhsyo0
ホス
201:風と木の名無しさん
07/12/26 17:28:56 y0vlvFdrO
保守
202:風と木の名無しさん
07/12/26 17:29:07 XxDxVFpR0
☆
203:風と木の名無しさん
07/12/26 17:31:00 pA6K1v2h0
現在スクリプト荒らしが発生し、多くのスレが埋め立てられています。
新スレを立てるのは一時見合わせて下さい。
新スレを立てるとスクリプトがサーバーに負担をかけ、他の板にまで迷惑が及び
最悪pie鯖のログが全て消えてしまいます。
詳細はこちら
【801板】ローカルルール【自治スレ】
スレリンク(801板)
避難所@801
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
204:風と木の名無しさん
07/12/26 17:46:07 XxDxVFpR0
ほし
205:風と木の名無しさん
07/12/26 17:46:28 4+QuiMGh0
保守
206:風と木の名無しさん
07/12/26 17:46:31 tvGFA/Kb0
現在、BBSPINKの仕様議論から規制側でトラブル発生。
荒らしに対する規制が無効化されたため
スクリプトによるスレ立て荒らしが発生しています。
新スレを立てるのは一時見合わせて下さい。
新スレを立てるとスクリプトがサーバーに負担をかけ、他の板にまで迷惑が及び
最悪鯖のログが全て消えてしまいます。
詳細は【801板】ローカルルール【自治スレ】スレリンク(801板)
↑が落ちている場合はスレタイで検索してください。
避難所@801
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
落ちてしまったスレの報告は相談所へ
【801板】スレ質問&案内・スレ立て相談所13
スレリンク(801板)
爆撃の状況把握はPINKヘッドラインで
PINKheadline
URLリンク(headline.bbspink.com)
207:風と木の名無しさん
07/12/26 17:46:32 gVqK4L000
保守
208:風と木の名無しさん
07/12/26 18:03:05 4+QuiMGh0
ほしゅ
209:風と木の名無しさん
07/12/26 18:19:56 inL2hXZ80
保守
210:風と木の名無しさん
07/12/26 18:24:39 vyECofII0
age
211:風と木の名無しさん
07/12/26 18:42:20 vyECofII0
保守
212:風と木の名無しさん
07/12/26 18:42:22 dFOqtGLA0
age
213:風と木の名無しさん
07/12/26 19:05:37 EpTxP/GR0
ほしゅ
214:風と木の名無しさん
07/12/26 19:15:00 JLTp+onHO
保守
215:風と木の名無しさん
07/12/26 19:40:58 4BdQRbga0
保守
216:風と木の名無しさん
07/12/26 19:44:22 cpmucLoTO
なんだこの事態は。びっくりした。
保守ついでに、好きな詩人歌人俳人を挙げてみるのはどうだろうか。
いっぱいいて選べないけど思いつくまま
北原白秋 山川登美子
正岡子規 宮沢賢治
塚本邦雄 堀口大学
李白
松尾芭蕉 野沢凡兆
紀友則 藤原敏行
…キリがないな。
217:風と木の名無しさん
07/12/26 19:49:06 5oCOio4h0
北原白秋 高村光太郎 中原中也
218:風と木の名無しさん
07/12/26 19:52:04 GclXXey60
シャクチョークー先生ガチですが
219:風と木の名無しさん
07/12/26 20:11:53 cpmucLoTO
歴史が古くなりゃガチで衆道な人はいっぱいいるしな~
ガチでもノンケでもこのスレで紹介された詩歌がどれも素晴らしく、
萌えるってことに変わりはない。
220:風と木の名無しさん
07/12/26 22:17:33 lNu0UY++0
高村光太郎好きだな
生まれて初めて買った詩集はこの人のだった
221:風と木の名無しさん
07/12/26 22:40:29 p6gbl1U+0
保守
222:風と木の名無しさん
07/12/26 23:30:23 p6gbl1U+0
保守
223:風と木の名無しさん
07/12/27 01:45:32 3z7I/2VBO
自ジャンルきっかけで読んだ閑吟集は萌えどころ多かったな保守
若衆との関係を歌ってたり…
224:風と木の名無しさん
07/12/27 02:44:45 ZpMmXAax0
爆撃が来るまで保守はいいよ可愛いハニたち。
爆撃が来たら1回だけageようね。レスが900を超えるほうが恐ろしいんだよ。
次のスレを立てられないからね。
400付近に落ちてからageるのが効率いいみたいだよ
運用情報はここ。
何があったか分からない受けさんはここに来てね。
スレリンク(801板)
上のが落ちたらここ。 規制されてても見ることが出来れば大丈夫。
このスレが落ちたら、下のスレで移転先を案内するよ。
スレリンク(nanmin板)
優しい攻めさんがうpろだを作ってくれたよ。お礼を言ってご奉仕しようね。
datファイルなんかをうpしようね。ハニの裸体写真はここにうpしちゃだめだよ。
URLリンク(pink801.s308.xrea.com)
何もかもが落ちてしまったときのための避難所の避難所。
万が一のためにブクマしておこうね。
URLリンク(yy58.60.kg)
225:風と木の名無しさん
07/12/27 03:10:23 NBw/qdqj0
テンプレが少しずつ変わっています
----------------------------------
爆撃が来るまで保守はいいよ可愛いハニたち。
爆撃が来たら1回だけageようね。レスが900を超えるほうが恐ろしいんだよ。
次のスレを立てられないからね。
400付近に落ちてからageるのが効率いいみたいだよ
スレが落ちて悲しいのは分かるけど、今はスレ立てを控えてローカルルールスレに行こうね。
運用情報はここ。
何があったか分からない受けさんはここに来てね。
スレリンク(801板)
上のが落ちたらここ。 規制されてても見ることが出来れば大丈夫。
このスレが落ちたら、下のスレで移転先を案内するよ。
スレリンク(nanmin板)
優しい攻めさんがうpろだを作ってくれたよ。お礼を言ってご奉仕しようね。
datファイルなんかをうpしようね。ハニの裸体写真はここにうpしちゃだめだよ。
URLリンク(pink801.s308.xrea.com)
何もかもが落ちてしまったときのための避難所の避難所。
万が一のためにブクマしておこうね。
URLリンク(yy58.60.kg)
226:風と木の名無しさん
07/12/27 03:39:57 Lk2X//ow0
400より下がったのであげます
227:風と木の名無しさん
07/12/27 03:41:11 /hDmjlkA0
ほしゅ
228:風と木の名無しさん
07/12/27 03:55:50 H2xN2Bj40
保守
229:風と木の名無しさん
07/12/27 05:31:28 ZpMmXAax0
よいこのハニたちへ
26日~27日にかけてBBSPINKの全規制が解除されてしまったので
いくらでもスレを立てられるようになってしまいました。
スレ立てスクリプトによる荒らしが横行したので、順次保守したよ。
いっぱい書き込んでびっくりさせてごめんね。
今は規制が元に戻ったんだけど、801板の圧縮があるかもしれないんだ。
スレ番号が450より下になっていたらメール欄に何も書き込まずにレスして
スレを上げてもらえると、そのスレがなくなることはないよ。
自分のいつもいるスレ以外でも、助けあいだと思って上げてくれると嬉しいな。
落ちてしまったスレを立てたいときは、同じことを考えている人と
相談するためにここに来てね。
スレリンク(801板)
何があったか知りたいハニはここに来てね。
まだ完全に自体が収束していないので、ここ以外で聞いても正確な情報が得られないからね。
スレリンク(801板)
230:風と木の名無しさん
07/12/27 06:21:44 IpKdS92eO
保守
231:風と木の名無しさん
07/12/27 06:22:28 R8/Fy3O+0
保守
232:風と木の名無しさん
07/12/27 07:21:38 +/Aiqy5G0
233:風と木の名無しさん
07/12/27 07:29:17 zNMwtr3YO
人少なきスレにも守(も)り手のあるを見てあな頼もしき八百一板かな
保守人さんありがとう。お疲れ様です。
あしびきのながながし夜もいつにかは明けぬるものと思ほゆるかな
明けない夜はない。
ほのぼのと朝(あした)の光に顔合わせむべ山風と言ふこともがな
まだ完全に収束はしてないみたいだけど。
ひどい嵐だったねぇ、と笑い話にできる日がくるといいね。
234:風と木の名無しさん
07/12/27 07:55:24 zNMwtr3YO
>>249
しまった。あしびきの、が枕になってないや。
二首目初五句をぬばたまの、に訂正。難しいorz
235:風と木の名無しさん
07/12/29 17:13:58 DvomqqWeO
さっきふとこのスレの存在を思い出して飛んできた。
本当によかった、ここは爆撃から逃れきったか。
物凄く亀だがお疲れさまでした。
236:風と木の名無しさん
07/12/30 01:45:45 2OrtDB0WO
それでは改めて
『貫之集』から凡河内躬恒と紀貫之の贈答歌を。
躬恒より
草も木も吹けばかれぬる秋風に咲きのみまさる物思いの花
返し
ことしげき心より咲く物思いの花の枝をばつらづゑにつく
歌意
(秋風が吹いて草も木も枯れました。あなたの心にも飽き風が吹いたのか、
訪ねて来てくれませんね。咲くのは物思いの花ばかりです。 躬恒)
(その花は気の多いあなたの心が咲かせたもの。
私のせいではありませんよ、あなたが頬杖をついて物思いしているのは。 貫之)
※ことしげき=多情な、浮気な
躬恒が宇多天皇寵愛の歌人として活躍めざましかった頃のやりとり。
貫之の返しは「最近お忙しそうですね」と、親しみを込めた軽いからかいだと
解説にあって、それも萌えるんだが、「ことしげき」なんて語をわざわざ
使うあたり、何かあって貫之が拗ねているとしか思えない。
237:風と木の名無しさん
07/12/30 11:50:16 E4ZWNtb20
結構保守してくれるおねえさん方いたんだね
238:風と木の名無しさん
07/12/30 14:22:43 lxlXquLR0
皆さん、保守お疲れ~
>>252
ナチュラルに恋人同士の歌かと思ったww
239:風と木の名無しさん
07/12/31 04:35:54 g4XqS53p0
大掃除してたら高校の時の国語の教科書が出て来た
青春のなみだ口惜しく 脱衣所のはだかの群れに刺さる陽の雨 福/島/泰/樹
サキサキとセロリ噛みいてあどけなき汝を愛する理由はいらず 佐/佐/木/幸/綱
たとヘば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか 河/野/裕/子
高/村/光/太/郎の「その年私の十六が来た」も載ってて、タイトルだけでも萌えてしまった
240:風と木の名無しさん
07/12/31 18:52:34 wLt9vWliO
教科書、資料集って結構萌えの宝庫だよね
いまだにとってある
241:風と木の名無しさん
08/01/02 22:58:43 6kb1hkGS0
江戸時代に関する本を読んでたら、三代将軍徳川家光が寵愛していた酒井重澄に短冊に歌を書いて与えた、というエピソードが載ってた
山かつの 折かけ垣の かた思い いくたひゆふも こなたよりして
解説には「自分を「山がつ」にたとえ、重澄に片思いをしていて、重澄が応えてくれないという恨みを詠んだもので、家光の思いが窺える」とあった。ちなみに山がつというのは山中に住む賤しい身分の人なんだそうな。
それにしても家光ってガチだったのかー!知らなかったよ
やっぱり男同士でも歌を詠み合ったりしてたんだなぁ
242:風と木の名無しさん
08/01/03 12:08:16 X3WdZUbu0
ガチだよ、大奥でやってたもん
243:風と木の名無しさん
08/01/03 18:40:36 cVLgtkaYO
それでなかなか世継ぎができなかったんだっけか>三代将軍
何年か前にホモビアスレ?で紹介されてた古川柳を思い出したので投下。
その時は五臓に迷ふ陰間の屁
出口をふさがれてるんじゃ屁の行き場がないだろうなあ、という…
江戸時代って素晴らしいw
244:風と木の名無しさん
08/01/03 20:25:35 SexzSyUN0
吹いたwww
萎えスレに出てきそうなシーンだな
245:風と木の名無しさん
08/01/04 12:42:49 uGOw6LycO
陰間はおならなんかしません><
246:風と木の名無しさん
08/01/04 13:35:37 USEn8ZlY0
こらえきるのはプロの矜持か
奥床しい健気さか
どっちも萌える
247:風と木の名無しさん
08/01/04 14:00:42 /x2Kpr5t0
ケツでチナラは鳴らないのかな?
おならじゃないよ!空気が入っただけ!
で誤魔化せばいいのでは
248:風と木の名無しさん
08/01/05 00:55:50 EOIlhW5p0
にほひでバレるがな
249:風と木の名無しさん
08/01/05 09:10:20 xTBp9R6nO
>>255
その一人め、だいぶ昔だけど創作教わった。
浪速の□ッキーの大ファンでセコンド経験もあり、引退した時に受け持ち生徒全員に復活嘆願ポエム書かせて送りつけたガチ住職。
□ッキーが更衣室で口元に滲ませていた血が紅い椿のようで、床にぽたりと落ちて花開くさまを幻視した、と恍惚と語られたのを鮮やかに思い出した。
当時はガチムチ属性がなかったからスルーしてたが今思えばあれは萌えナマ物件。
授業で二冊ほど買わされたポエム集を邪魔だからと捨ててしまったのが悔やまれる。
250:風と木の名無しさん
08/01/05 12:39:26 OWmQSNSfO
>>265
おお、まじで?
貴重な経験談ありがとう。
251:風と木の名無しさん
08/01/05 18:41:33 OWmQSNSfO
あの夏の数かぎりなきそしてまたたつたひとつの表情をせよ
小.野.茂.樹
この歌人が三十四歳の若さで亡くなられたとは、残念でならない
五線紙にのりさうだなと聞いてゐる遠き電話に弾むきみの声
感動を暗算し終て風が吹くぼくを出てきみにきみを出てぼくに
252:風と木の名無しさん
08/01/05 20:40:34 aBRV+9AW0
>>267
115の本歌だね。
どちらもせつない。
253:1
08/01/06 12:47:30 nZdhpryU0
文学スレから誘導されてきました。さっそくですが、堀l口l大l学『月i下iのi一i群』から。
長いので分けます。
訪-問 シャ.ル.ル・ヴィ.ル.ド.ラッ.ク
彼は机の前に座っていた。
彼の夢想は甘やかに
ランプの光の輪の中に集まっていた、
彼は窓に来て突き当る
脆い吹雪の突貫をきいてゐた。
その時ふと彼は思ひ出した、
長いこと逢はずにゐる
知合ひの一人の男のことを。
それと同時に喉のことろに
何かしらつかへるやうな
なにかしら悲しみと恥とで出来てる塊を感じた。
彼はその男が、心持も
言葉つきも謹厳なことを知つてゐた、
また何処にも人を引きつけるやうなところは持たず、
また荒野の中の木立のやうに
一人で生きていることを知つてゐた。
彼は数月以来、度々この男に対して
訪問を約束したことをおぼえてゐた。
その度毎にこの男は
いちいち約束を信じるやうな顔つきをして
丁寧に礼を云つたものだつた。
内心からの命令が
254:風と木の名無しさん
08/01/06 12:52:29 nZdhpryU0
(第五連続きから。)
たちまち彼をわななかせた、
彼の喉は自由になつた、
さうして彼の目はよろこばしく笑つてゐた。
急いで彼は支度をした、
彼は家を出た、
吹雪の中を
その男の家の方へ向つて歩いた。
(※旧仮名遣いを常用漢字に直してます)
----------------------------
プラトニックな愛情を感じて禿げ萌えー!でした。
ちなみに、『月,下,の,一,群』にはこの他に2作品ありました。
どれもほもかったです(w
255:風と木の名無しさん
08/01/06 14:58:50 lEvF0BWY0
>>117
亀すぎて申し訳ないですが・・
詩.経(鄭.風)のなかの「遵.大.路」という題の詩だと思います。
「大路に遵(したが)いて、 子の?(きょ)を?執(さんしつ)す
我を悪(にく)むことなかれ、 故(こ)をまぬかざればなり」
「大路に遵(したが)いて、 子の?(きょ)を?執(さんしつ)す
我を醜しとなすなかれ、 好をまぬかざればなり」
(大通りを歩む、あんたの袖を引っ張る
おれのこと嫌いになっちゃやだよ、どうして最近ご無沙汰なんだよ
大通りを歩む、あんたの袖を引っ張る
みっともないなんて言うもんじゃないよ、なぜ俺に惚れない」
私は酒.見.賢.一の「陋.巷.に.在.り」で知りました。
手元に本がないので蝶適当な読み下し&数字的味付けをほどこした意訳です。
お詳しい方はツッコミ願います・・
256:風と木の名無しさん
08/01/06 18:54:30 DydBHKYrO
>>269-270
誘導した者ですがありがとう! 萌えた。プラトニックはイイ
吹雪の夜に思い出してそのまま訪ねていっちゃうってどんだけ好きなんだw
堀.口.大.學の訳がまた良いなぁ
>>117,271
情けなカワイイへたれ攻めをイメージした。
257:風と木の名無しさん
08/01/08 12:25:54 ugexFwYy0
>>269-270
「彼」と「男」の間には一体どんな過去があるんだよwと言いたくなるな
258:風と木の名無しさん
08/01/09 07:05:47 MhdkPzZ1O
鳥のない鳥籠となり永遠を日ごと夜ごとに味わうがいい 植.松.大.雄
愛するあまり束縛しすぎて相手を失った(失おうとしている)男の
痛みを込めた自嘲、相手は自分の存在意義そのものであったのに。
259:風と木の名無しさん
08/01/12 10:26:22 ZwjnySB80
どっちも強烈だね
下のは鬼畜攻めの独白っぽいw
260:風と木の名無しさん
08/01/12 11:51:23 s1hLfl/e0
>274
たたたたたたたまんねええええええええええ
よすぐる
261:風と木の名無しさん
08/01/12 17:50:17 FV65qziP0
あの胸が岬のように遠かった。畜生! いつまで俺の少年 永.田.和.宏.
傷つけばなべて美し蓄薇疹も打撲のあとの鈍き紫紺も 春.日.井.健.
---------------------------
上 ヘタレオッサン×小悪魔少年
下 テラSMwwwwww
ふと触れた湿れる肌に驚きて開きし距離を青嵐過ぐ
恋も罪もなべて隠せる夕闇にふたり手指を交わしていました
清廉に人を教えし彼の人も荒々とひとを抱いた夜がある
---------------------------
一般の人の歌
上 付き合いたてホヤホヤのカポーっぽいwww
中 闇に隠れて手を繋ぐ。罪って言ってるから不倫とか?
下 堅物先生←生徒
262:風と木の名無しさん
08/01/12 21:07:29 JUx+xOSqO
>>277
一番下の歌すごい萌えた! なんだかドキドキした。
春.日.井.建といえばこれも好きだ。
着るためといふより脱ぐために選ぶべし秋めきて白き絹袖(タッサー)のシャツ
263:風と木の名無しさん
08/01/13 02:13:55 NzZPSRzm0
春.日.井.建いいよなー
童貞のするどき指に房もげば葡萄のみどりしたたるばかり
旅にきて魅かれてやまぬ青年もうつくしければ悪霊の弟子
狼少年の森恋ふ白歯のつめたさを薄明にめざめたる時われも待つ
歌集のタイトルが「未青年」ってとこがまたたまらん
264:風と木の名無しさん
08/01/13 22:03:30 aclfK7o/O
中学の国語便覧に載ってた詩でほのぼの萌えてしまった。
見えない配達夫 茨.木.の.り.子
三月 桃の花はひらき
五月 藤の花々はいっせいに乱れ
九月 葡萄の棚に葡萄は重く
十一月 青い蜜柑は熟れはじめる
地の下には少しまぬけな配達夫がいて
帽子をあみだにペダルをふんでいるのだろう
かれらは伝える 根から根へ
逝きやすい季節の心を
世界中の桃の木に 世界中のレモンの木に
すべての植物たちのもとに
どっさりの手紙 どっさりの指令
かれらもまごつく とりわけ春と秋には
えんどうの花の咲くときや
どんぐりの実の落ちるときが
北と南で少しずつずれたりするのも
きっとそのせいにちがいない
秋のしだいに深まってゆく朝
いちぢくをもいでいると
古参の配達夫に叱られている
へまなアルバイト達の気配があった
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
地面の下にそんな可愛い妖精さんがいたらいいなぁ
脳天気アルバイト(達)×苦労性古参でぜひ
265:風と木の名無しさん
08/01/13 22:14:57 JgWgpmpM0
ノリコさんはええのう……
266:風と木の名無しさん
08/01/14 10:45:06 RUJRmxlA0
湖/上 中/原/中/也
ポッカリ月が出ましたら、
船を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。
沖に出たらば暗いでせう、
櫂から滴垂る水の音は
昵懇しいものに聞こえませう。
─あなたの言葉の杜切れ間を。
月は聞き耳立てるでせう。
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇する時に
月は頭上にあるでせう。
あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言や、
洩らさず私は聴くでせう、
─けれど漕ぐ手はやめないで。
ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう、
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。
*****
この詩が男ふたりの極めてエロスな詩に思えてならない
追いつめられたふたりが月夜の舟で最後の情を交わす、心中のような雰囲気というか
「月だけがみていた」というか
267:風と木の名無しさん
08/01/14 11:37:00 5uE/yxpB0
>>280
可愛いね。すごく和む
苦労性古参は生真面目で面倒見のいい人(妖精?)っぽいw
>>282
自分もこの詩好きだ。夜の静謐な雰囲気の中の恋人の2人。
そして「月が見てる…」「見せつけてやろうぜ」を連想してしまうw
268:風と木の名無しさん
08/01/14 12:38:55 PjC3CcpEO
>>282
テラ月が見てるw しかも聞き耳立ててるw
だがへぼんに堕ちないのがさすがだなあ。
269:風と木の名無しさん
08/01/15 19:06:45 Xb74iFlPO
松尾芭蕉関連の資料を読んでいたら、なんだかパッションがたぎってしまった。
有名な話なので知っている人には今更だろう。長文でごめんなさい。
芭蕉の最愛の弟子、と言われるのが名古屋の米商人坪井杜国で、
二人は男色関係だったという説もある。色々読んでたら、そういう説が
唱えられるのもやむなしというか、こりゃガチだろ…と思えてきた。
師弟の歳の差12歳。杜国はけっこうな美青年だったそうな。
杜国におくる
・白芥子や羽もぐ蝶の形見かな
『野ざらし紀行』に随行した杜国と別れる時の送別句。
白芥子を杜国に、蝶を芭蕉自身になぞらえているんだそうな。
羽をもいで形見に置いていきたいくらい別れがつらいということなのか。
しかし弟子を白芥子って芭蕉さんすげー。
この年、杜国は詐欺的商売をしたという罪に問われ名古屋を追放される。
が、芭蕉は杜国を追放先から連れ出してまた一緒に旅行しちゃう。
違法すれすれ。
このときの旅行記が後に『笈の小文』と呼ばれるもので、被っていく笠の裏に
同行二人と書付をした、という記述がある。本来は仏様と二人連れという
意味の巡礼の常套句なのだがそれを杜国と二人、という意に掛けた。
・吉野にて桜見せうぞ檜笠
【久しぶりの吉野だ、笠よ、お前にもあの名高い桜を見せてやるぞ】
これに対する杜国の返句
・吉野にてわれも見せうぞ檜笠
【それでは、ご一緒する私も、私の笠に吉野の桜を見せてやりましょう】
↑仲良さそう。はしゃぐ師匠に弟子のほうがむしろ落ち着いていて、
でも嬉しそうにニコニコしている図が浮かんでくる。
270:風と木の名無しさん
08/01/15 19:10:43 Xb74iFlPO
時間的に前後するのだが、実はこの旅は同行三人だった。
越智越人という門人も随行してたのだ。
越人は杜国と同い年で、流刑中の杜国の後見的立場にある。
芭蕉は越人と一緒に杜国のもとへ→合流して三人旅という流れ。
杜国と再会する前の段階で、芭蕉は越人に句を与えた。
・寒けれど二人寝る夜の頼もしき
…二股?
ものの本にはこの句の解説を「杜国との再会を前に浮き立った気分が表れている」
と書いてあって、じゃあおのろけの句ともとれるなと思った。
こんなのろけ方されたら苦笑するしかないだろな。
渥美半島の伊良子岬にも行った。ここは鷹の名産地らしい。
・鷹一つ見つけて嬉し伊良子崎
・夢よりも現(うつつ)の鷹ぞ頼もしき
・伊良子崎似るものもなし鷹の声
似るものもなし=比類ないオンリーワン、の意
もちろんこれは、鷹に託して杜国に会えた嬉しさを詠んでいる。
このときも一緒に行動していた越人超おいてきぼりの二人の世界。
笈の小文の翌年、芭蕉は越人に句を送った。
・二人見し去年の雪は降りけるか
越人の立場を考えると、これも杜国が意識にあるのかもしれない。
去年の旅で一緒に見た雪はまた降っているか。杜国は配所のあばら屋で
雪に苦しんでいるのではないだろうか。
杜国は34歳で師に先立って死去する。
271:風と木の名無しさん
08/01/15 19:14:56 Xb74iFlPO
杜国の死の翌年、芭蕉はこんな日記を書いている。
句じゃないのに長い引用ですまん。
夢に杜国が事をいひ出して、悌泣して覚む。(中略)
終日妄想錯乱の氣、夜陰夢又然り。誠に此ものを夢見る事、所謂念夢也。
我に志深く伊陽旧里に迄したひ来りて、夜は床を同じう起臥、行脚の労を
ともにたすけて、百日が程かげのごとくにしたがふ。ある時はたはぶれ、
ある時は悲しび、其志我心裏に染て、忘るゝ事なければなるべし。
覚て又袂をしぼる。
杜国の夢を見て、泣きながら目を覚ました。(中略)
一日中杜国の事を思い出して心乱れていたから、夢にまで出てきたのだ。
(杜国は)私をとても慕ってくれ、故郷の伊賀にまで旅の供をしてくれた。
一緒に寝起きし、私を助けて百日ほど影のように付き従ってくれたのだった。
苦楽をともにした彼の心ばえは、私の心に染み付いて忘れる事がないので、
いまだにこうして夢に見るのであろう。目覚めてからまたひとしきり涙を流した。
最後に春日井建の短歌をひとつ。
わが杜国わが鷹の不在ひさしきに壮(さかん)なる雲立つ伊良湖岬
272:風と木の名無しさん
08/01/15 23:02:09 FnOB6AQS0
『笈の小文』ってそんな成立事情があったんかw
やっぱりいちゃいちゃしながら旅してたんだろうか。男×男カポーの旅ってことでなんとなく東海道中膝栗毛を思い出した。
日記の文章もぐっとくるね
273:風と木の名無しさん
08/01/16 20:31:58 fgihpuCpO
>>287
>床を同じう起臥
で目玉がどっか行った。
同じおふとんで寝たと解釈してもよろしいのかこれは。
そして春.日.井.建はやはりジュネ的な歌人なんだなと思った。
274:風と木の名無しさん
08/01/16 20:41:58 t1QDcLyS0
杜国って確か万菊丸という呼び名もあるんだよね。なんか稚児にぴったりな(?)名前だ。
==========================
だめでせう
とまりませんな
がぶがぶ湧いてゐるですからな
ゆふべからねむらず血も出つづけなもんですから
そこらは青くしんしんとして
どうも間もなく死にさうです
けれどもなんといゝ風でせう
もう清明が近いので
あんなに青ぞらがもりあがって湧くやうに
きれいな風が来るですな
もみぢの嫩芽と毛のやうな花に
秋草のやうな波をたて
焼痕のある藺草のむしろも青いです
あなたは医学会のお帰りか何かは知りませんが
黒いフロックコートを召して
こんなに本気でいろいろ手あてもしていたゞけば
これで死んでもまづは文句もありません
血がでてゐるにかゝはらず
こんなにのんきで苦しくないのは
魂魄なかばからだをはなれたのですかな
たゞどうも血のために
それを云へないがひどいです
あなたの方からみたらずゐぶんさんたんたるけしきでせうが
わたくしから見えるのは
やっぱりきれいな青ぞらと
すきとほった風ばかりです。
-------------------
宮沢賢治の「眼にて云ふ」。このタイトルもいいよなぁ。死にかけの人←フロックコート。
275:風と木の名無しさん
08/01/16 21:35:50 AG53TQ+p0
すげえなあ
たまらんなあ
276:風と木の名無しさん
08/01/17 18:03:17 wNSOq7vcO
ああー萌える
フロックコートが必死になって手当てして
でも医者としてもう手の尽くしようがないってわかってしまって
取り乱してくれるといい
277:風と木の名無しさん
08/01/17 21:03:55 0+N0nkowO
宮l沢l賢l二も松l尾l芭l蕉も春.日.井.健も萌えすぐる
つかここんとこ新しい萌えが広がってウハウハ(死語)だw
しかし天才ってすげえなあ
文字がぜんぶ情景になって迫ってくるよ
278:風と木の名無しさん
08/01/18 18:58:37 sawogYRQO
返信に恋句書きさし掻き消せる彼奴(きゃつ)のほほゑましき勇み足
塚.本.邦.雄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私もこのスレに出会わなければ近現代の短歌には興味持たなかっただろうと思う。
最近本気で塚.本.邦.雄の歌集が欲しくなってきた。
歌集のタイトルがまた萌えるんだよな~、
水.葬.物.語とか感.幻.楽とか青.き.菊.の.主.題とか…
279:風と木の名無しさん
08/01/19 00:48:48 5uk+vLdt0
>>285の白芥子の句に萌えたことがきっかけで
国文学科に入ってしまったあふぉが通りますよ。
でも毎日が萌えだらけでひそかに幸せをかみしめてるw
これだけではなんなので。
「公達に狐化たり宵の春 蕪村」
個人的な妄想(NGだったら申し訳ない)になってしまうけれど、
春の宵の色めかしい雰囲気が漂う京都の路地裏をすっと横切る
狐が化けたかのような妖しい美しさを持つ貴公子の面影と、
一瞬でそれに魅了されて叶わぬ恋に身を焦がす男を想像して
授業中に一人悶えてた思い出がある。
「公達」が「上臈」(当時は男にも使った言葉)になってる本もあって、
本来はもちろん身分の高い人物って意味で解釈すべきなんだけど、
そこは801脳だから性的な要素も加味できる!とか考えて、ますます萌えた。
チラ裏すまそ。
280:風と木の名無しさん
08/01/21 00:07:54 4k9lNdrf0
春/日/井/建の弟子(黒/瀬/珂/瀾)の歌二首。
違ふ世にあらば覇王となるはずの彼と僕とが観覧車にゐる
からみあふぼくらを常に抱く死とは絶巓(ゼッテン)にして意外と近し
281:風と木の名無しさん
08/01/21 00:32:53 iYR397aOO
>>295
その句自分も好きだ。
万葉集から、大伴家持が自邸の宴に大伴池主を招いた時のやりとり。
池主がおみやげに花を摘んで来たらしい。
家持
秋の田の穂向き身がてり我が背子がふさ手おり来るをみなえしかも
(君が田んぼの稲の様子を見がてら、摘んで来てくれた女郎花だね)
池主
をみなえし咲きたる野辺を行きたどり君を思ひ出たもとほり来ぬ
(女郎花が咲いている野原をうろうろと、
あなた様を思い出しながら歩き回って摘んでまいりました)
池主「田んぼを見ついでではありません、あなたに
差し上げるために一生懸命探して来た女郎花です」
という感じだろうか。
家持と池主は親族かつ上司と部下なんだ。萌える。
282:風と木の名無しさん
08/01/22 21:40:51 vXgKXAWe0
春/日/井/建の歌集買いに行ったらなかった
ウェブでは在庫ありになってたのに
もしやこのスレの住人かとふと思ったw
塚/本/邦/雄、少年から老年まで4首。
・少年の戀、かさねあふてのひらに光る忘れな草の種子など
・愛する時も然らざる夜も靑年の肩にひるがほほどのくぼみ
・夜の紫陽花黑くしたたり孤獨なる二人むすばれて二人の孤獨
・固きカラーに擦れし咽喉輪のくれなゐのさらばとは永久(とは)に男の言葉
プラトニック少年期→闇に濡れる青年期→別離?→
孤独とともに永久に彼のひとを思うダンディズム老年期
と勝手に妄想。特に最後の句の潔さと強さが好きだ。
283:風と木の名無しさん
08/01/23 21:14:50 eeuhz7ld0
>>298が買えなかったのは、このスレで春/日/井/建と塚/本/邦/雄を知って歌集買った私のせいかもしれないw
こんなに文字数少ないのに萌えるなんて詩歌って不思議だね
やっぱりあれか、短い分強烈で妄想の余地が多大にあるからかな
284:風と木の名無しさん
08/01/25 02:18:25 7dphzP0Q0
(傷つくことでしか確かめられないひとと)
(傷つけることでしか確かめられないひとと)
ゆるされすぎてくるしいのなら
もっとゆるすから
もっとくるしむといい
吉/原/幸/子『鞭』抜粋
--------------------------------------
どうしてもしあわせにはなれない、不憫スパイラルな関係性がたまらん
285:風と木の名無しさん
08/01/25 07:03:09 Q0oIdpPMO
昨日の晩御飯にした茶碗蒸しの袋(wに掲載されていました。
第六回万葉の里短歌募集 あなたを想う恋のうた
<優秀賞>
ペン先の1ミリ手前でゆれうごく 想いのなかにうかぶひともじ
A4のコピーB5でとるように 君の心が全部読めない
消しゴムと反比例して大きくなる 教科書越しの君への視線
萌えるし笑えるし恥ずかしいしでnrnrしました。可愛いなあ。
286:風と木の名無しさん
08/01/26 22:46:24 JhT7c605O
萌えた
287:風と木の名無しさん
08/01/26 23:27:41 BWBkIiQv0
新聞で紹介されていたものですが
寂しきは 終の棲家と我の言う 心の奥土 友は知らずも
どんなに中の良い友人でも、最後に私自身がいる心の奥まで知る事は無いのだ。それがとても悲しい
という解釈がついていて、友人に片思いしてる人の歌じゃなかろうかと思った
288:風と木の名無しさん
08/01/27 00:30:29 p1yBXi1lO
>>303
いいねぇ
なんとなく、奥土は奥津城の間違いかなと思ったんだが原文ママだったらごめん。
289:風と木の名無しさん
08/01/27 01:23:26 ztSjRevI0
>>300
苦しみを媒介に繋がってる救われなさに萌えた
自カプに結構当てはまるわ…
290:風と木の名無しさん
08/01/29 09:20:10 89g+HpMS0
鞭っていうのがエロいんだが
291:風と木の名無しさん
08/01/29 18:08:45 +eFircyRO
冬の日のわがそら耳にあらざりき男といへど哭くことのある
傳(かしづ)きし唇赤き少年を打ちしことありやレオナルド・ダ・ビンチ
葛.原.妙.子
耽美で幻想的で好きだ。
平原にぽつんぽつんとあることの泣きたいような男の乳首
渡.辺.松.男
この人の歌はやたら睾丸とかペニスとか出てくるw
292:風と木の名無しさん
08/01/31 00:59:59 mrQ7pZpX0
男が男の乳首に注目したり意識するする心情って興味あるなぁ