07/02/25 00:10:28 yVzgxJGA0
>>327
小学生の頃に文庫版で読んだ!
我が/良き/ウ/ル/フ という本に収録されてたよ。
檸/檬/の/年/頃(エイジ)とかいうタイトルだった気がス。
あの本は表題作がずねっぽくて萌えた。以下ネタバレ↓
西部劇チックな宇宙のヒーローが、年取って煤けて故郷に戻ると、
かつてのヒロインや知人もなんとなく落ちぶれてて「昔は良かったね」と
語りかけてくる。
だが強大な敵だった狼人間だけは、よぼよぼで体も不自由になり
ながらも悪を貫いている(実際は嫌われ者の偏屈じじい程度)。
彼の変わらなさに心動かされた主人公は酒でも一緒に、と誘うが
狼はオレとまた闘え!の一点張り。
お前が変わってなくて本当に嬉しいよと少し泣き笑いで去っていく
主人公の後ろ姿に、最後はだだ泣きしながら罵声を浴びせる狼。
筒/井はずね魂を持ってると思ったなー。