06/11/03 23:19:49 C0Et7gLC0
唐突ですが
蟹と獅子のところに蠍少年(蟹の遠い親戚)が少しの間居候することになった、という設定で。
獅「あ! てめー、他人の皿から勝手に取って食ってんじゃねー!」
蠍「いいじゃん。育ち盛りなんだよ、僕」
獅「関係ねえ!」
蟹「まあまあ。俺のあげるから」
獅「そういう問題じゃ…」
蠍「いらないんだ? だったら僕が貰うね。いただきます」
獅「ちょっ……こら!」
蠍「蟹さんの作るご飯は美味しい」
蟹「そう言って貰えると嬉しいな」
蠍「でも、こっちの人たくさん食べるし、好き嫌い多いみたいだし、いつも作るの大変じゃない?」
獅「『こっちの人』だあ!? このガキ……!」
蟹「獅子」
獅「……まあ、これくらいで怒る俺じゃない。お前と違って 大 人 だからな、俺は」
蠍「子供相手に大人気ないなぁ」
獅「~~!! ああ、もう! ごちそうさん!」
蟹「……蠍、さっきの言い方は良くないな。獅子が怒るの分かるだろう?」
蠍「うん」
蟹「短い間かもしれないけど、できれば仲良くしてほしいな。彼、言葉は乱暴だけど悪い奴じゃない」
蠍「それは何となく分かるけど。……うん、後で謝る」
蟹「だったら、冷蔵庫に苺があるから持って行けばいいよ。多分、機嫌直すから」
蠍「へえ、苺が好きなんだ、あの人」
蟹「意外とか似合わないとか言って、またからかわないように」
蠍「……はーい」