07/10/19 14:13:19 xIuatOwu0
「性的指向」と「性的嗜好」の違いは、「止める止められない」の問題じゃないよ。
性的指向(sexual orientation)は性的関心がどの性別に向かうかということ。
(異性愛・同性愛・両性愛・Aセクシュアルなど)
性的嗜好(sexual preference)は、どのような状況に性的興奮が起こるかということ。
(低年齢→小児愛[ペドフィリア]、高年齢→老人性愛「[ジェラントフィリア]、のぞき→窃視症、嗜虐被虐→SMなど…
むろん、正常位のセックスも1種の性的嗜好)
そもそも示す内容が違うから、「同性愛や小児愛、SM、スカトロ」と
一緒に並べるのは間違い。
「同性愛と小児愛」が同レベルなのではない。
「小児愛者の同性愛者とそうでない同性愛者」
「小児愛者の異性愛者とそうでない異性愛者」がいるということ。
異性愛と同性愛は数が違うだけで変わらない。
性的指向を滅多に変えられないのは異性愛者も同性愛者も同じ。
小児愛やSMなどの性的嗜好も、意志で変えられるものではない。
だがどれも法や社会倫理に抵触しなければ、どんな性的指向を
持とうが性的嗜好を持とうが個人の自由。
実行が法や倫理に触れる嗜好をコントロールできなかった場合にのみ、問題になる。
小児愛や窃視症は、「実行すれば」法と倫理に触れるから問題視される。
同性愛者も、異性愛者と同じく小児愛を実行するなどすれば問題があるが、
同性愛の性的指向自体は、何も問題はない。
同性愛やバイセクシュアルの性的指向マイノリティを、
小児愛・SMなど性的嗜好マイノリティと同列視して「矯正」などと言うのは、
こうしたセクシュアリティの概念についての正確な知識が無い上、
数が多い「異性愛者と一般的性的嗜好」のみを「正常」視して
それ以外のセクシュアリティを異常視する意識の表れ。