06/12/04 00:19:22 uW6JD8Wm0
>>351
若気の至りという話であれば、一般的に前思春期から思春期の子どもは
成長の過程として一時期的に、異性より同性の方に興味や関心、
ひいては憧れや羨望、恋愛感情などを抱きやすくなる時期があるといいます。
異性を自らと『異なるもの』と急激に認識するあまり、
同じものである同性同士で固まりたがるのです。
その結果、女子高などで先輩が後輩にラブレターをもらったりする、あの状況がおこります。
ですから、「若気の至り」であれば、そのうち自然にその傾向はなくなると思われます。
そして、人格形成の時期である思春期に、子どもがゲイであることを自分に組み込んだ場合には
ゲイとして生きる方法を模索するために、そして子ども自身がゲイとしての自己を認めていくためにも
ちゃんとしたカウンセリング施設などでアドバイスしてもらうのは、とても有益だと思います。
と言っても、身近なカウンセリング施設というと、地方ではやはり精神科や神経科に偏っている現状があります。
お子さんには、親が「病気」としてゲイをとらえているのではなく、
本業のカウンセラーの人にこれからどうしたらいいのかを聞きに行くのだ、ということを
明確に示したうえで、受診されるとよいと思います。
ゲイの方の場合は、そもそも胎内で脳の構造が女性的(男性的)になっていたことや
家庭環境や周囲の人間関係などから、
かなり早い段階で自分がゲイであることを自覚される事が多いそうです。
もちろん、出合った方が素晴らしい方だったので、
それを契機にゲイもしくはバイに『目覚められる』方もいらっしゃいます。
親としては、その子ども当人の性志向が同性なのか、異性なのか(両方に対して性志向が存在しない方もいらっしゃいます)
そしてその当人自身は、自分をどちらの性と認識しているのか(トランスジェンダーを伴う場合もあるので)
カミングアウト後にはまず一度、深く話し合って認識しておく必要があるかもしれませんね。
肉体の性と、精神の性が伴わない事があるのと同様に、
精神の性と、性的魅力を感じる性が伴わない場合もありますので。
詳しくは「セクシュアリティ」という言葉でご検索下さると幸いです。
長文失礼しました。