『バッキャロォー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』at 801
『バッキャロォー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』 - 暇つぶし2ch505:風と木の名無しさん
06/09/06 23:32:10 gl1qdSlsO
逃亡兄弟、いい(*´Д`)
自分は、横溝や乱歩な感じの村の因習とか土俗宗教とかを絡めて、
ホラーかつ淫靡に展開して欲しい

「お前が居なくなってから10年、ずっと探してたんだ……!」
「……本当に、……兄さんなのか?」
「当たり前だろう!? さあ、もうこんな暗い所にいる必要なんかない、一緒に逃げよう」
「やめ……、やめてくれ兄さん!」

そう言って兄を振り解いた弟の足元には大量の……みたいな。
でもそんなことは奴らの自業自得なんだとか言って
弟を連れて逃避行してくれたらごはん3杯いける。

506:風と木の名無しさん
06/09/06 23:35:17 kY/UhvFJ0
>>505
そこで兄が連続殺人するですよ。
弟にはばれないようにして、弟を汚した男たちを次々に。
で、かねだ一にカンパされて、二人で儚くも散ってしまうとご飯6杯いける

507:風と木の名無しさん
06/09/07 00:43:10 DgtGLcXi0
>>504 『脱五区』とか『フ。りヌ゛ソ』とかでググると、似た?ようなのが
あるよ

508:風と木の名無しさん
06/09/07 02:47:59 ipRPt7WA0
>>504
叔父と父親の間に愛憎劇があれば更に美味しく頂けますな。(´д`*)
戯れに弟を抱いた兄を殺したい程憎しみ愛する片思いな弟とか

509:コピペ
06/09/09 09:42:25 XLNXosTbO
「ねえ・・・いいでしょ?」
頬を赤く染めて、あいつがベッドの上で誘っている。
あいつの裸身は透けるように白くて、見ているだけで抑えきれない劣情を抱いてしまう。
「・・・いや、ダメだ」
だが俺は何とか顔を背けると、きっぱりと言った。
「どうして・・・?何で抱いてくれないの?」
「どうしても何も、お前は家族だろ。今までも、これからだってそうだ」
「あたしは、お兄ちゃんに、一人の女として見て欲しいの!」
「そんなこと、できるかよ」
吐き捨てるようにいうと、俺は黙って部屋を出た。背後であいつが嗚咽するのが聞こえる。
俺はあいつに聞こえないように、小さく呟いた。
「抱けるわけ無いだろ・・・実の弟を」


510:風と木の名無しさん
06/09/10 13:14:47 jIsohFa90
>>509
オチがそうきたか。

だが乙女受けは苦手なのだ…

511:風と木の名無しさん
06/09/12 05:34:04 /HgEhuXC0
犬畜生よりも私を嫌悪していた筈の兄上が、私を抱くという。

誰も来ないから、と選んだ場所は地下の座敷牢。
隅に積んであった饐えた臭いのする布団を乱雑に広げ、その上に弟は突き倒された。
黄ばんだ布団に艶やかな黒髪が散り、はだけた着物と襦袢の下からは艶かしい太ももが覗いている。
「舐めろ」
人に命令する事に馴れた冷酷な声が響き、口腔に兄の性器が押し込まれる。

里の外の売女から生まれ、お情けで屋敷に飼われている身分の弟に兄の命令を覆す権利があるはずがなかった。
この極端に女が少ない奇妙な里で、母と同じく男の欲望を満たす存在になれと命じられたときも反抗しなかった。
12の歳から男の相手をしてきた。

「ん…む」
もう、習い性となっている男を誘う仕草で兄の性器を吸う。
わざと舌先でくすぐるように舐め、袋も愛撫し、ぴちゃぴちゃと音を立て丹念に舐める合間に上目遣いで顔を伺う。
これだけで並の男なら達しているはずだ。
しかし、兄は呼吸すら乱さずじっと弟を見下している。

どうして、どうしていまさら兄上は私を抱くというのだろうか。
私は別に兄上を憎んではいないし、むしろ尊敬し、憧れている。
そして近いうちに、兄上は里の頭領の座を継ぐことになっており、兄上の二人の息子達も元気に育っている。
幸せの絶頂にあるはずの兄上が、なぜ?

「もういい」
ある程度の硬さを持った兄の性器がずるりと口から引きずり出される。
「あ…」
いきなり引き抜かれたため、はしたなく開いた唇と性器の間に糸がひく。
ぼうっとその糸を眺めていると、強く顎を掴まれ上を向かされた。
「ああ済みません、すぐに用意をしますので少々お待ちください」
兄が先を急かしている、そう思い、弟は自分の指をねぶり、後孔に手を伸ばした。
胡坐をかいた兄の股間に顔を埋め、腰だけを高く上げた格好で襦袢を捲り、受け入れることに慣れすぎた後孔に指を突き立てる。
入り口をもむ様に広げ、熟れた柔肉を割り開いて行く。

512:風と木の名無しさん
06/09/12 06:42:31 lalhPotnO
ネ申キター…!!(*´Д`)
続きを心からお待ちしてます

513:風と木の名無しさん
06/09/13 01:59:45 1E5V4cF+0
排泄器官であるはずの後孔は、すでにもう一つの性器となっている。
「く…ふぅん…っ、は」
女よりも良い締め付けだ、と夢中になる男までいる孔を自ら穿ち、緩く身悶える。前も熱を持ち始めている。
その浅ましい弟の姿に、兄は嫌悪を露にしているだろう。
その兄の表情を閉じたまぶたの裏側に描くだけで、弟の性感はどうしようもなく高まってしまう。
指先にぬめりが足りなくなりもう一度口に含もうと孔から引き抜くと、その手を兄に捕らわれた。
思わず上半身を起し、その様子を覗う。
兄はまるで大切なものでも扱うかのように、弟の白い手に口付けていた。

「あにうえ――!?そんなこ…と」
弟は全身を羞恥に染め、振りほどく事の出来ない手にただ力を込める。
兄はそんな弟を一瞥し、さらに指を一本一本丁寧に舐め始めた。

514:風と木の名無しさん
06/09/13 03:14:27 Gy4wXx220
続きキテル*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
禿げしくGJ!!
続きをwktkしつつ待ってます!

515:風と木の名無しさん
06/09/14 01:08:33 xie0aDVe0
コネタ

秋冬、それは兄貴と歩くのが嫌になる季節。
俺の兄貴は美形だ。断言できる。
で、何が問題なのかというと…

兄貴はドSなのだ しかもそのドSっぷりを隠そうともしない そりゃもうSオーラ全開だ
しなやかで、しかしきちんと鍛えられた体に上等なコートをまとい
細身のレザーパンツにブーツを履いて、その美しい顔に酷薄な印象を与える微笑でも浮かべ町を歩くと
100m置きに男女問わず
「踏 ん で く だ さ い」
「な じ っ て 下 さ い 」
どこからともなくMが寄ってくるのである

春夏はまだいい
服装がそこまでそれっぽくないから

しかも、M共は兄弟である俺にまでそのマゾっけムンムンの視線を向けてくるのでたちが悪い
俺も多少は顔が良い方だと思うし、S気質であることは認める
が、俺は兄貴のようなどんなMの相手でもする博愛主義者ではない
気の強い女をねじ伏せてMっ気を引き出すとか、ノンケを喰っちまうのが好きなのである

兄には沢山のドレイがいる事も知っているし、俺にも何人か関係を持っているMがいる
しかし、兄と二人っきりでいるときは誰にも邪魔されたくないのだ

そんなこんなで、秋冬は俺にとって憂鬱な季節なのである…。


S×Sは難しい

516:風と木の名無しさん
06/09/18 07:55:29 1AqGZXNcO
朝からどんだけ萌えさす気だ、フジ…_ト ̄|○


>513
続きはいったいどうなるんディスカー!?

517:風と木の名無しさん
06/09/18 14:38:33 O2zJ43LJO
>>516

一体富士で何があったんだ!?

518:風と木の名無しさん
06/09/18 17:52:27 56qKtG3c0
「なあ、貸してよー。いいじゃん減るもんじゃないんだしさー」
「うるせえ! いい加減しつけーよこのバカ兄貴!」
とある一家の夕食前のひととき。トイレに行ったりテレビを見たり。
夕飯までの空腹しのぎや飲み物を調達するために台所とリビングを
往復する弟の後ろを、兄はかれこれ10分近く追い回している。
しつこいと弟が怒鳴ろうと足蹴にして追い払おうと、兄は全く
動じることは無い。
「ちょ、本当に俺疲れてんだって…」
サラリーマン生活もようやく半年。今日も重い教材カタログを手に、
1日中歩き回ってきたのだ。重い足取りでようやく帰宅し、未だ
慣れないスーツやネクタイを弛める間もなく今度は兄に追い回され
ている弟はさすがに泣きそうな声で冷蔵庫の前にしゃがみ込んでし
まった。そうする事で、ついには腰にしがみ付いていた兄と目線の
高さが同じになった。黒目がちの真っ直ぐな瞳に見つめられて思わず
目を逸らす。
そんな弟の態度を気にするでもなく、兄は逸らした目線の先に回りこ
むとポンと弟の両肩に手をかけた。
「疲れてるならなおさら、兄ちゃんにさっさと貸しちゃおう、な?」
「…お、鬼か!」
「そうだ、オニいちゃんだ」
「さぶ!」
「…まあそこは否定できないけど」
否定しろよ! と突っ込むことで弟が元気を取り戻した途端、2人の
頭上で何かを激しく叩き付ける音がした。

519:風と木の名無しさん
06/09/18 17:54:07 56qKtG3c0
「うるっさいわね! 2人ともいい年してみっともない! 喧嘩すんなら
2階行ってやんなさい!」
見上げると、天辺に深々と包丁を突き立てられたカボチャ越しからまさに
鬼のような表情で母親が見下ろしていた。喧嘩じゃねえよと反論しかけたが
炊事中の主婦の気迫に圧倒され、弟は素直に口を噤む。しかし、
「分かった。じゃあ続きは2階で」
兄はバカ正直に頷くと、母親の剣幕に大人しくなった弟の隙を突いて
その手からコップと牛乳パックを抜き取る。そのまま両手が空になった
弟の腹部に正面から左肩をはめ込んだ。
「…え? なにちょ、兄…」
兄貴、と呼び終わらないうちに弟の視界が鉄棒の前回りのようにぐるんと
半回転した。
「なになになに…おい! 下ろせバカ兄貴!」
中途半端な高さで台所の床を見下ろしている体勢に、視界の反転から一瞬
遅れて担がれているのだと悟り弟は慌てて足をばたつかせた。しかしある
程度身長もある弟の長い足に狭い台所で暴れられては、作りかけの料理や小
物が被害を被ってしまう。母親は慌てて担ぎ手である兄を廊下へ追いやった。
「もう! 埃がたつからバタバタしないで! ほらそこお皿があるからね!」
なおも暴れる弟を抑えながら、兄は母の手助けもあって器用にドアをくぐる。
「あ、ゴハン出来たら呼んでね」
少し息を切らしながらも笑顔で振り返って母親に告げると、そのままずんず
んと階段を昇りはじめた。

520:風と木の名無しさん
06/09/18 17:55:00 56qKtG3c0
「いーやーだー…っ」
いくら兄相手とは言え、成人した大の男が黙って連れ去られるわけにはいかない。
不安定な体勢ながらも必死で腕をのばし、リビングのドアに両手をかけた。
腹が圧迫されてそうとう苦しいが、今は兄の腕の中から逃げ出すことが先決だ。
何とか指先でドアの両端を掴み渾身の力で、地面に垂直ではなく平行という恐らく
Sランク越えであろう難易度の懸垂を試みる。
「降ろせ…よ、バカああ…っ!?」
突然、震えながらも必死でドアにしがみ付いていた弟がビクリと身体を硬直させた。
その瞬間に両手が外れ、弟の身体は再び洗濯物のように兄の肩に戻った。
どすんと弟からの衝撃を背中に喰らって兄がよろめく。しかし咄嗟に手すりを
掴むと、動かなくなった弟を担ぎ直し階段を昇っていった。
「…ロス。ぜってーコロス…」
スーツの上からとは言え、暴れる弟を制止するためとは言え、何の前触れも
無しに後孔に指を挿しこんできた兄の背中に弟は悔し涙を浮かべ爪を立てた。
弟の呪う声を文字通り背中に受けながらも兄は黙って足早に自室に弟を連れ込むと、
荷物のように弟をベッドに下ろした。
そのまま、鋭い目つきで睨み上げてくる弟に覆い被さると兄はもう一度にっこり
と微笑んだ。
「乱暴にしてごめーんね」
「ごめーんねで済むかアホ兄貴!」
拳を握り締め、涙目もそのままに怒鳴りつけるがやはり兄には全く効果が無いようだ。
愛しそうに弟の怒り顔を眺めていたが、やがて真摯な顔つきになり、声も無くゆっく
りと近付いて来た。

521:風と木の名無しさん
06/09/18 17:55:31 56qKtG3c0
その微妙な雰囲気の違いを瞬時に察し、弟が戸惑うように口を閉じ俯いた。睫毛の先
に、兄の薄い唇が近付いてくるのが見えて思わず眼を閉じる。
その直後、自分の心臓の音より小さく水音がした。瞼の感触に、唇で涙を吸い取られ
たのだと分かる。細く視界を広げると、軽く笑みをかたどった唇が少しだけ濡れてい
て弟は慌てて顔を背けた。
「…約束でしょ?」
顔を背けた代わりに兄に近付いた耳元で、囁くような声がした。
「家に”トモダチ”を呼ばない代わりに、お前がカラダを貸してくれるんでしょ?」
だんだんと囁きが近付き、やがて生暖かくて柔らかい塊が弟の耳を塞いだ。さっき
とは比べ物にならない大きな水音が直に体内に響く。
弟は閉じたままの唇の奥でぎしりと歯を食いしばると観念した風に、無意識に詰めて
いた息を細く吐いた。
「…母さんが呼ぶまでに済ませなきゃね」
溜め息を受諾のサインと受け取った兄が、さらに身体を押し付けてくる。そのまま
体重をかけられ、弟は後ろ手についていた両腕を崩しベッドに全身を預けた。
兄は笑っているようだったが、顔を背けている弟にその表情は見えなかった。
その容姿や頭脳、性格からか誰からも愛され認められてきた優等生の兄。
そんな彼にただ一人反発しながら、しかし他の誰よりも尊敬している兄の、情欲に
醜く歪んだ表情を見たくは無かった。
乱れたワイシャツの襟元からネクタイを引き抜く、兄の長くて白い指だけを他人事の
ように見つめて、やがて弟は堅くその両目を閉じた。

522:518
06/09/18 17:57:55 56qKtG3c0
こういうドタバタした兄弟が好きなんだが…
最後は変に湿っぽくなってしまったorz
やっぱり読んでる方が気が楽だな
今は後悔している。

523:風と木の名無しさん
06/09/18 19:49:01 J88TSc280
>518
GJ!!
私も同士です
続編キボン

524:風と木の名無しさん
06/09/18 22:44:31 PYuSYuNt0
>>518
GJ!!萌えました(;´Д`)ハァハァ

自分はそれで更に弟が兄貴を大好き(要するにツンデレ)なのがツボだ。

525:風と木の名無しさん
06/09/18 23:52:19 1AqGZXNcO
>>517
幼少時、弟がピアノに通い始め、兄はそれに付き添っていた

兄もピアノを始める

兄、外国の音楽学校へ

弟、同じ学校へ

2人でピアノの連弾開始

弾いてる2人がどんな雰囲気だったかは、兄弟スレで。


>>518
GJ!テラモエス…!

526:517
06/09/19 09:27:13 ougDXZ5KO
>>525
トンクス。その流れだけでご飯3杯いけそうだよ!

>>513>>518
GJ!禿モエス



527:風と木の名無しさん
06/09/19 09:40:11 K/tvKJK6O
>>518
萌えました…

若干歪んだ日常っていいなあ
兄のトモダチがどういうものなのかも気になります

528:風と木の名無しさん
06/09/22 03:25:07 PGW2aP0w0
保守がてら しりとり
参考 しりとり板各位

腹黒兄弟
兄「しりとり…か、リンパ節」 弟「ツムラ」 
兄「ラ・カンパネルラ」 弟「ライブラ」 
兄「ラッパカズラ」 弟「ライブカメラ」
兄「ライラ」 弟「ライラってなんだ?ねた切れか?」
兄「アラビア語。お前こそねた切れか」 弟「ラジオネラ」
兄「ラフォーレ小倉」 以下延々と続く 途中でるにシフトする

自由人兄常識人弟
兄「しりとりするの?んー、リッツ」 弟「ツタ」 
兄「退屈だからやろうぜ!」 弟「え、あ?なに?」 
兄「退屈だからやろうぜ!ぜ、しりとりするんだろ?」 弟「ぜ…、ゼナ」
兄「舐めていい?」  弟「い、って、ちょっと兄さんどこ触ってるんですか!しりとりは!」
兄「してるじゃないか、い、思いつかないのか?」 弟「インク!」
兄「口でしてあげるね」 弟「あ―は、真面目に、考えてたのに…ッ」 思う壺

甘やかし兄ワガママ弟
兄「しりとりですね、わかりました。りんご」 弟「ゴリラッパンダンスイカイジュウメボシカ!」 
兄「…そんなに一気に言わなくても…」 弟「ふん!まいったか」 
兄「まいりました」 弟「…、終わり?違うよね、まだするよね?」
兄「はいはい、カウボーイ」  弟「イスタンブール」
兄「よく知ってたね、トルコの首都なんて」 弟「知ってるよ!馬鹿にすんなよ」
兄「ごめんごめん、そんなにふくれるな。お詫びに俺のおやつやるよ」 弟「やった!」 続かない

ばか兄弟
兄「しりとーり!行くぞ弟よ!リラ!」 弟「承知したぞ兄よ!ラッコ」
兄「コアラ」弟「ラッコ」兄「コアラ」弟「ラッコ」兄「コアラ」弟「ラッコ」兄「コアラ」弟「ラッコ」
兄「コアラ!」弟「ラッコ!」兄「コ!ア!ラ!」弟「ラ!ッ!コ!」兄「コウァアアアアルゥアラ!!!!」弟「ンルゥアアアアッッコゥ!」
そして伝説へ…

529:風と木の名無しさん
06/09/22 20:32:35 WsmLdiaQ0
いま電車のなかでにやにやしてる人いたらそれわたしですよ・・・ばかン!



530:風と木の名無しさん
06/09/23 15:45:20 yQx0zguA0
相互依存兄弟妄想 多少えげつない表現注意
ハリウッド映画に良くあるような、プール付き白亜のお家でぼっちゃんぼっちゃんしていた兄弟が
家が強盗に襲われてから一転辛く厳しい人生を歩むようになって、信じられるのはお互い兄弟のみ、そんな状態に追い込まれる。

①強盗に襲われた後も、家は存続してそのまま生活レベルは変わらないルート
②強盗で両親が殺害され、悪い親戚に全てを奪われて孤児ルート
③強盗に誘拐されるルート

①兄は家を継ぐべく必死に努力し、トラウマに囚われた弟を守ろうとする この場合、逃げ遅れた弟と母が強姦されたか殺されかけたエピソードがあってもいい。
家族にはやっと慣れたが、未だ他人に触れられたり接近するとパニックを起こす弟
(B級映画となると、弟が強姦されているシーンを見て性的に興奮してしまった事に、兄は物凄く罪悪感を持っていて
それが隠れたトラウマとなっている) 弟と兄、それぞれの心の傷からの脱却を描く

②誰も信じられなくなった兄と絶望した弟の復讐劇
兄はダウンタウンを駆け抜け、銃・女・麻薬・犯罪とあらゆる事に手を出し一瞬も無駄にせず自分を強化していく
弟はそんな兄を横目で見ながら、本を読んだりして無力感の中で成長する
兄が唯一熟睡できるのは弟の傍にいるときだけ 他人はどんなに優しい顔しても裏切るという親戚からのトラウマ
弟はそんな兄を哀れに思いつつも、自分の代わりに兄に寝床を提供できる女性が現れるといいと思っている
体力ぎりぎりまで女の所や溜まり場で過ごし、限界寸前で弟の所へ帰ってきて倒れこむように眠る兄
ウラに顔の利く悪辣弁護士になり、親戚から奪われた白亜の家を取り戻した兄
目標を達成し、一気に気力を無くす兄を支えたのはやはり弟しかいなかった…、という感じ

③だと、コメディ調もいい 組織で可愛がられて育つ幼い兄と弟
強盗犯は組織だったもので、聡明な兄と身体能力の高い弟はそれぞれ
組織の貿易担当とヒットマンになり世界を股にかけ、一台犯罪組織をさらに発展させていく
育ての親である組織のボスが亡くなる直前、誘拐の真相を知る
(兄弟の護身のため、実は白亜の家の両親はニセモノでで本当の親はボスの娘だった、とか)

どのルートでも、ふと幼い頃の“幸せなおうち”の記憶に苦しめられたり、それにすがるといい

531:風と木の名無しさん
06/09/23 20:19:14 VbGH7riuO
3人兄弟 死ネタ注意


長兄→次兄→末弟→長兄の片思いループを前提に

お彼岸、花を抱えて墓前に現れた長男と次男。
「…お前があいつを抱いてたの、俺は知ってるんだ」
次男を断罪するも、どこか苦しげな長男と。
「俺は兄貴の代わりだったんだ。あの子は本当は兄貴に…」悔しげに涙ぐむ次男。

「代わりだなんて言い訳して、お前が抱きたかっただけだろう…」
「…違う…」
後ろから抱きしめてくる長兄、その腕から逃れようとするが
兄の体温の温かさに心のどこかで安堵して、力が抜けてしまう次兄。


という夢を見た記念真紀子

532:風と木の名無しさん
06/09/24 01:19:52 2zaWFba9O
保守あげ

533:風と木の名無しさん
06/09/26 23:07:08 RC5VwwIIO
保守age

534:風と木の名無しさん
06/09/27 02:51:31 ss/JgorD0
ちゃらんぽらんだった兄が、ようやく就職した。
どうやら玩具メーカー兼商社らしい。
若干怪しいな、と思ったものの祝杯ムードの家族に水を差す訳にもいかず素直に祝ってやった。

「で、ナニコレ」
祝宴が終るなり引っ張り込まれた兄の部屋には、一目では何だかわからない―しかし危険な匂いのする物で溢れていた。
モコモコしたファーのブレスレットのようなものをつまみ上げたかと思うと、兄はそれを素早く弟の手首にかけた。
「な、!手錠!?」
豹柄の可愛らしいファーで装飾されているものの、ずっしりとした鎖と革の感触はまさしく手錠であった。
「そうだよー、かわいいだろ?うちの会社の売れ筋商品なんだって」
喋りつつも驚くほどの手際のよさで、弟の首に手錠とお揃いのファーで出来た首輪をはめる。
「うん、かわいい。似合ってるよ―商品名は“キューティブレス・パンサー”だって」
その聞くだけで赤面するようなネーミングから察するに、やはり兄が就職したのは…
「やっぱり“おとなの”おもちゃメーカーなんだな」
「だいせいかーい。つーことで新人研修付き合って」
「こういうのは女にした方がいいんじゃないか?」
ため息混じりに突っこんだ瞬間、首輪につけられたリードを強く引かれ兄の胸中へ引き寄せられる。
「女の子には出来ないよ?痕が着いたらかわいそうじゃん。それに…」
強い力で引き寄せられ続けて、首輪が食い込み息苦しさを覚える、眩暈もしてきた。
「オマエは結局俺には逆らえないみたいだしなー?つか逆らわせないし?」
耳元で残酷に囁かれて、急につき離され弟は尻餅をついた。
「っけほっ、―あーもう、 何なんだよ」
悪態をつく弟を軽く無視して、兄は絵の具箱のような物を覗き込んでいる。
どうみてもいかがわしいグッズに見えないソレに興味を引かれて、思わず注目してしまう。
その弟の視線に気付いたのか、兄が絵の具風のチューブを並べ始める。
「これさ、ローションのテスターなんだけど」
イカスミ、チョコバナナ、強催淫、温感、まだまだある。
豊富なラインナップに弟は感心と呆れが半々のため息を吐いた。
「凄いな、こんなにあるんだ」
「キョーミしんしんみたいだし、全部試そうか?」
ぎくり、としたときには既に遅く、恐ろしいほどに甘ったるい兄の指が口内にねじ込まれた。

535:風と木の名無しさん
06/09/27 03:16:06 +dZrAiSG0
新作キタ━━(゚∀゚)━━!!!!
続きwktk(*´Д`)ハァハァ

536:風と木の名無しさん
06/10/02 18:28:18 2YV3hkqC0
ホッシュ

537:風と木の名無しさん
06/10/02 19:09:25 4jEprbT/O
(*´д`)wktk

538:風と木の名無しさん
06/10/03 01:39:33 PXBykviy0
日本の三大奇祭「西大寺会陽」
裸人がぶつかりあう熱い男の祭!
そうだ、岡山へ行こう!

はだかまつり(西大寺会陽)
 平成19年2月17日(土)
 西大寺観音院はJR西大寺駅から南に徒歩10分。
会陽の見物料は指定席が5000円、立見席が1000円と500円。
URLリンク(www.asahi-dengyo.co.jp)
URLリンク(www.saidaiji.jp)

URLリンク(photos1.blogger.com)
URLリンク(photos1.blogger.com)

西大寺観音院会陽の当日は、鈴なりの列車を運行することで有名であった。 屋根まで人があふれている。
URLリンク(www.rrr.gr.jp)

ショタはこちら

少年はだか祭り
 平成19年2月17日(土)会陽当日
 午後6時00分~7時30分(受付午後5時~5時30分)
URLリンク(www.optic.or.jp)
URLリンク(www.jrx.jp)

539:風と木の名無しさん
06/10/03 18:42:22 EJSy9PQT0
就職して家を出た兄がしばらくぶりに戻ってきて、家で兄弟二人きり。
話のネタがなくて妙な沈黙。
たまたま目に入った昔背を比べた柱の傷跡を弟が話題に。
身長伸びたな、測ってみるか、のノリで弟が背を柱に当てて立たされる。
兄が弟と向き合う形(腕で囲むように?)で柱に傷をつけていると、
ふと目が合い一瞬躊躇った後、兄が弟の額にキス。
なーんてな、とか冗談めかして去る兄を見ながら
弟は口でも良かったのにと呟く。
兄は兄で荷物だらけになってる自室で悔しがる。


何か自分で書くと変なんですが、一線を越えられないでいる兄弟萌えです。

540:風と木の名無しさん
06/10/03 19:57:08 zGruJ15r0
>>539
(´д`*)モエス

541:風と木の名無しさん
06/10/04 05:00:42 DMUrXiiNO
>539
明朝からものっそ萌えました
今日はとても良い目覚めです(´Д`*)ハァハァ

542:風と木の名無しさん
06/10/04 11:24:15 3kEpOpYv0
>539
いいなー。焦れったい感じで。

543:風と木の名無しさん
06/10/07 13:12:56 whCuX1J/0
保守

544:(その1)
06/10/07 23:41:14 F5HkjNGfO
「予定ないだろ?ちょっと付き合え」
それだけ言って、弟を連れてきた場所は
それなりに風情のある旅館の離れ。
「何で俺なわけ?彼女つれてけば?」
支度をするよう言い付けると問われた当然の疑問は、
淋し気に口元だけで笑ってみせて封じておいた。
先月顔を合わせた時にちょうど彼女からの着信があり、
好都合と目の前にいた弟にも判るほどにそっけなく切った。
成人してから何かと逆らってみせる弟。
不在がちな両親に変わって年の離れた私が育ててきたようなものだから、
遅すぎる反抗期なのか。
だが、根が正直で優しい弟は家族といえ
語りたくなさそうなプライベートに触れようとはしないのだ。

専用の露天風呂で月見酒を酌み交わす。
口当たりの良いものを厳選しておいた成果か、普段飲まない日本酒を過ごしたせいで、わりと短時間でふにゃっとしている弟……苦もなく計画は進んでいく。きっと、こうなるのが当然だからだろう。
ざっと水気をぬぐって、上掛けを剥いだ布団に転がし、俯せにさせる。
幼い頃、秋口をすぎると乾燥して痒がる肌に
クリームを塗ってやったことを思い出す。…あの頃からもう、この尻が
とてつもなく可愛く思えていたんだ…。
そして、しっかり青年のものへと成長を遂げた今でも、
この弟と、この尻が一番愛しい。
なのにどうして、親友面して虎視眈眈と狙っている
あの男なんぞにくれてやれるだろうか。

545:(その2)
06/10/07 23:55:30 F5HkjNGfO
ほとんど意識のなかった弟も、潤滑剤に浸した指を
挿入すると、さすがに覚醒した。
「ばかやろっ…何してんだよっ!ヤメロよっ」
暴れそうなので、止むなく片手を前に延ばし、
急所を強めに握り込む。俺の本気を感じ取ったか、
身を竦める弟の耳元に宣言する。
「おまえよりも可愛がっていきたいと思える人間が見つからないんだ。
これ以上無駄に我慢するのはやめることにした」
「我慢じゃなくてコレを止めろってん…っ…ぁあっ」
なるほど、ココか。
予想していたよりもかなり早くに、
弟のイイ場所を見つけることが出来た。
ずっと焦がれ続けていた彼の美尻は長湯と酔いに
ほんのりと赤らみ、これまで想像したこともなかったであろう快感に、
微かに震えている。
けれど甘さを含んで漏れ始めた声と
増やした私の指に纏いつくかのような内壁の動きは
絶対の拒絶をしていないことを表している。
きっちり事前学習はしておいたといえ
実際に男を相手にするのはこれが初めてなのだが。
この順調さ…やはり運命だ。
物事はあるべきようになろうと移ろってゆくものだし、
私もそのための努力の一切を惜しまない。
尻は勿論、弟の全てが愛しい。
これまで押さえてきた情熱全てで、それを伝えよう。
多分コイツも、この連休中…
いや、今宵の内には必ずや分かってくれることだろう。
(完)

思い込み激し目な強引兄×普段やんちゃで実は兄スキーな弟。
勝手に投下、スミマセン。。

546:風と木の名無しさん
06/10/08 00:24:10 UW29ZCqlO
ウホッ
酔っ払いながらのぞいといてよかった!

547:風と木の名無しさん
06/10/08 10:08:03 4+rX0x5hO
朝から禿萌えたwww
姐さんGJ!!!

548:風と木の名無しさん
06/10/08 14:53:45 cWU3IZ950
ここにいらっしゃる方たちは
皆 様 ネ申 で す か?
萌えました。ありがとうございます。しばらく生きていけそうですww

549:風と木の名無しさん
06/10/08 21:00:45 cvtUYgoAO
>>548に激しく同意!!

こんなすてきスレ発見できて幸せすぎ…(*´д`)アヘアヘ


550:風と木の名無しさん
06/10/09 03:24:50 90KguDij0
今更>>513の続き

細く、しかし節だった指を丁寧に舐めてやると、弟の肢体が小刻みにおののく。
軽く歯を立ててやると耐えられないといった風に手を逃そうと試みる様子が可笑しい。
先ほどまで目も当てられないような淫猥な行為をしてみせた指が、ただ子供のするように舐めしゃぶるだけで逃げを打つ。

「もう…もういいですからっ…兄上!」
弟の切羽詰った声に顔を上げる。
全身を薄紅に染めた弟は、自由な方の腕で兄の体にしがみ付こうとしている。
「もう―」
挿れて下さい。終らせてください。
そう言おうとした弟を制して、兄は一本一本の指を丁寧に自分の指と組み合わせた。
「指が、好みなんだな」
弟の性器を膝で押さえ、同時に指も軽く握りこんでやる。
「やめ…ひっ…っ」
びくり、びくりと体をはねさせ、弟は悶える。
自分の快感は二の次として人と交わってきた体には、強すぎる刺激だった。
「あ…ああっ…!」
じわり、と膝に生暖かい感触を得、兄は弟が達してしまった事を知る。
「す、すみません…!」
「そんなに良かったか」
耳元に唇を寄せて囁いてやる。
許可なく達してしまいさらに兄を自分の体液で汚したに事に恐れおののいていた弟は、意外なその言葉に瞠目する。
「ええ…」
俯き、羞恥と共にそう答えると、兄は今までに見せた事のない優しげな表情を弟に向けた。

551:風と木の名無しさん
06/10/09 03:54:05 90KguDij0
「本当に、お前には取り返しのつかない事をさせてしまったと思っている」
黄ばんだ布団に力なく横たわった弟に覆い被さり、体中に口付けを落しながら兄は告白を続ける。
「お前の母の出自がどうであれ、お前は俺の血を分けたたった一人の弟だ」
くすぐったいような、しかし熾火のような快感を散らされて弟は僅かに身じろぐ。
と、同時に余りにも唐突な兄の吐露に紗の掛かったような不安も生まれた。
兄は――何が言いたいのだろう?
「兄上?どうかなさったんですか…」
つと、兄は弟の瞳を見詰め、そして深く口付けた。
全て奪いつくすような口付けに眩暈を起こしそうになりながらも、兄が何か重要な事を告げようとしているような気がして
弟は必死になってぐらつく意識を保とうと兄の頭を抱きかかえた。

永い口付けの後。
額を触れさせたままの至近距離で、兄は何かを決意したように瞳をすがめた。

「俺は、この里を潰すつもりだ」
「――何と、今何とおっしゃいましたか?」
「俺は、この里を、潰すつもりだと、いった」

「もうこの里は、上様に見放された里だったのだ。そもそも、男娼なんてものが必要とされる隠れ里など可笑しいとは思わぬか?」
そう、言われればそうだ。隠れ里と言えども一つの族となるほどの人数はいるのだから、自然な環境であれば男娼なぞ必要ないはずだ。
「上様に…見放された?」
話の芯が掴めず、瞳を何度か開閉させ問うた。
「そうだ」

それから紡がれた話は、弟の想像を絶するものであった。
合間に優しい口付けが与えられなければ、最後まで正気で聞けたかも怪しい。

552:風と木の名無しさん
06/10/09 07:04:01 nPYWlUdFO
ネ申様、素敵すぎです…!
ツボど真ん中な上、普通に面白いよ!
続きが気になる。一体どんな理由が…

あぁもうこれが本なら10冊買うのにorz

553:風と木の名無しさん
06/10/09 14:08:36 Tm5ATWRW0
つ、続きを・・・
続きを下さい・・・・

554:風と木の名無しさん
06/10/09 14:30:11 hiE1SsMa0
♂×♂を表す花って何?

555:風と木の名無しさん
06/10/09 15:07:40 /qYihnDQO
>554
スミレだよ、元ネタは歌舞伎の演目から。
分かったら、もうこんな所で人に物聞かないでね。んで、人を疑うことを知って、自分で調べる努力を身に付けてね。


これだけじゃなんなので、
ピアスさーん!脳内補填しながら続き待ってるよー

556:風と木の名無しさん
06/10/09 15:55:42 90KguDij0

      ./       ;ヽ            /  ...::::::::::::::::;ヽ
      l  _,,,,,,,,_,;;;;i            i;;;,_,,,,,,,,_::::::::: l
      l l''|~___;;、_y__ lミ;l          l;ミl __v_,;;___~ |''l l
      ゙l;| | `'",;_,i`'"|;i |              |i; |`'"i,_:,`'" | |;l"
     ,r''i ヽ, '~rーj`c=/           ヽ=c`rーj~ ',/ i``ヽ、
   ,/  ヽ  ヽ`ー"/:: `ヽ,            /'::::::ヽ`ー"ノ /::::::::ヽ,  
  /     ゙ヽ   ̄  i::::: ゙l丶        ,l゙:::::::::/  ̄  /:::::::::::::::::丶 < 薔薇と答える奴は801スキーだ!!
 |;/"⌒ヽ,   \__/ ヽ: _l i     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ,/"⌒"丶;|   菊と答える奴は時代がかった801スキーだ!!
 l l    ヽ         |__i    /         / /::::::::::::::::::l゙l 
 l゙l,     l,    兄    | i     /   FMJ   ./::,l:::::::::::::弟:::l l  <さすがだぜマイブラザー!
 | i_,,,,---' ヽ       / i   ./         /:::::l,,___;;:::::::::::/;:|    ひとつ賢くなったぜ!!
 /"ヽ     'j_/ヽヽ, ,,,/"''''⊃./______./::::::イ    ̄了::::|
/  ヽ    ー─'''''"(;;)`゙,j __(==)_∞_丿::::::,l     .,l:::::|

 って、>>555が答えてるな 出遅れた

557:風と木の名無しさん
06/10/09 18:45:38 qeyv3Ocl0
ワロタ

558:風と木の名無しさん
06/10/10 00:44:43 9JT5BRKh0
俺と5つ違いの兄は今年大学を卒業する。
早いうちから内定をもらい卒業単位も取得していたので、大学に行くのは週に2、3日程度だ。
同じ家に住んでは居ても生活パターンが違うので、ここ1ヶ月まともに顔を見ていない。
俺は高2で部活があって、朝練やら強化練習やらで家には寝に帰っているようなものだった。

その日もいつものように練習でヘトヘトの体を引きずって家に帰った。
弟「ただいま」
兄「おかえり」と返ってきたのはいつもと違う声。兄の声だった。
リビングに行くと兄がソファに寝そべりながらテレビを見ている。

兄「めしは?」
弟「いる・・・母ちゃんは?」
兄「あ?なんか知り合いが亡くなったんで親父と一緒に法事?」
弟「そ。めし何?」
兄「カップラーメン」
弟「は?そんなのメシじゃねーし!」
兄「・・・・」
いきなり無言になった兄はじっと弟の方を見ている。
弟「・・・なんだよ」
兄「・・・・」
テレビの音だけが虚しく二人の間に流れる。
いたたまれなくなった弟はため息をつき、カップ麺が置いてある場所に向かおうと後ろを向いた。
―ガシッ―
弟「わっ!」
腕を捕まれソファに押し倒される。
弟「てぇな!(痛いなぁ)何すんだ!コラ!」
顔を上げるとそこには兄の顔。兄は相変わらず弟を見つめたまま。

弟「おい!兄貴、どけよ。邪魔」
兄「・・・・」

559:お目汚し②
06/10/10 01:26:44 9JT5BRKh0
>>558
弟「なんなんだよ!さっきから!何黙ってんだよ!言いたい事があるならはっきり言えよ!!」
部活での疲れと空腹についに弟がキレた。
しかし、兄は依然として押し黙ったまま・・・弟の目をまっすぐ見つめる。

弟「おい!聞いてんのか?」
兄の顔を下から覗きこむように見ようとした途端、兄が顔を近づけた。
弟「?!?!?ん?!あ?!」
口付けは時間を追うごとに深くなっていく
弟「は・・・ぁん・・・ぉい・・・やめ・・ん・・・ろ・・・」
弟の言葉など耳に入らないかのように舌を口の中へ進入させる兄。
舌を絡め、唾液が溢れている事など気にせずに深いキスは続いた。

ようやく口を開放されたかと安堵したのもつかの間、今度はシャツの中に手を入れられ、胸の飾りに触れる。
弟「おい!!兄貴!!何してんだよ!やめろよ!おいって!」
必死の抵抗と訴えにようやく兄は、手を離した。
兄「・・・・わりぃ・・・」
そういうと兄は弟の上から退いきソファに座ると頭を抱えるようにして俯いた。
弟「兄貴、飲みすぎじゃねーの?」
弟は兄と距離をとってソファに腰をかけた。
兄「あぁ、悪かった・・・」
弟「俺を彼女と勘違いするなんて相当飲んだろ?」
兄「すまない・・・」
弟「俺って、そんなに女顔かな?」
兄「許してくれ・・・」
弟「・・・なんだよ!なんなんだよ!さっきから謝ってばっかで。どうゆうつもりだよ!」
兄「すまない・・・許してくれ・・・悪かった・・・許してくれ・・・」
その後も何を言っても「すまない。許してくれ。悪かった。」の言葉ばかりだった。



560:風と木の名無しさん
06/10/10 15:19:43 yeMgXtciO
都市を襲った 魔法が落ちる十秒 白い火の向こう 憧憬の家が見えた
雲を呼び 雨のように白い雷を落とし 熱波が這う様に地表にあるものをなぎ払い
十秒で都市は滅びた
この強力な魔力現象を起こした男は 都市を見下ろす崖の上で雷雲が霧散していくのを眺め
がくりとひざをついた
「これで、よかったんだよな…」
完全なる管制都市、全て内部で生産し消費し完結する―擬似ユートピア
完結した、人類のひとつの憧れである閉じたメビウスの輪に、なるはずだった
都市を襲った 魔法が落ちる十秒 白い火の向こう 憧憬の家が見えた
雲を呼び 雨のように白い雷を落とし 熱波が這う様に地表にあるものをなぎ払い
十秒で都市は滅びた
この強力な魔力現象を起こした男は 都市を見下ろす崖の上で雷雲が霧散していくのを眺め
がくりとひざをついた
「これで、よかったんだよな…」
完全なる管制都市、全て内部で生産し消費し完結する―擬似ユートピア
完結した、人類のひとつの憧れである閉じたメビウスの輪に、なるはずだった
しかし、人身の醜さもまた完結させなければならなくなったとき都市の完全さは歪んだ
人々のガス抜きに、優越感を満たすという方法を選択した都市は、市民を断絶する
上級市民・下級市民、そして市民としての権利をほぼ剥奪された人々が誕生した
それまで公平に分担されていたはずの仕事も自然に分たれるようになり
権利を持たない人々は都市の外殻近くに追いやられ、立場を弱くしていった
今でもありありと思い出すことが出来る最大の悔恨
「兄ちゃん!母ちゃん!助けて!」

561:風と木の名無しさん
06/10/10 15:23:36 yeMgXtciO
書き損ないました…すみません。
9行目から読んで頂ければ。

562:風と木の名無しさん
06/10/10 15:30:17 yeMgXtciO
強大な魔力を持ち、本来ならば最上級市民であるはずの一家
しかし、都市管制者たちとの確執により最下層のまで落とされ暮らしたいた
だが、優しく働き者の母と強い力を持ちながらも人格者の父、そして素直で可愛い弟にかこまれ
楽しく暮らしていた―のに
「離しなさい!その子をはな――」
母親が額から赤い筋をしたたらせ、崩れ落ちた
唐突に家族の家へ押し込んできた都市管制局の職員によって
弟が、連れ去られようとしている
父はその力を封じられ、撃ち殺された
母も、今同じ目に逢い、事切れた
「―あ」
物陰に隠れ、その一部始終を目を閉じることも出来ずに兄は見つめていた
恐怖に股間を濡らし、腰を抜かした子供はさぞ惨めな見物だったであろう
一家の家に火を放ち麻酔を打たれた弟を荷袋のように担ぎ上げ、職員たちは去っていった
それからしばらくどこをどう生きてきたのか記憶にない。
気付けば都市の最外殻で物乞いに混ざり、命を長らえる生活を送っていた
この都市は、完全完結したユートピアを前提としており出入り口は存在しないそのことを実感した

―ある日、兄は熱を出した―
―他の物乞い達に看病されたが―
血の涙を流し、鼻、歯茎、肛門、あらゆる粘膜からの出血が止まらないという奇なる症状に
たちまち都市管制局上層が現われ、兄を都市の外へと棄てた。


563:風と木の名無しさん
06/10/10 22:10:31 H+L4JW4lO
お目汚したん続きが読みたいですよ

564:お目汚し③
06/10/11 00:19:16 86Drx5VS0
ま、まじですか?!ウレシイ(*´∀`*)エヘヘ
↓続き
リビングに兄だけを残し、弟は自室へ帰った。
体は疲れているはずなのに、中々寝付けない。それどころか頭は冴えていてさっきの出来事をリプレイしてしまう。
なぜ兄は自分にあのような事をしたのか?何故、言い訳もせずただ謝ってばかりなのか・・・。
答えの出ない質問ばかりが後から湧き出してくる。

弟「(明日もう一度、聞いてみよう)」
そこで考えるのを止めた。

次の日、いつものように起き朝練へ行ったが頭は兄のことで一杯だった。授業中も上の空だった。
ようやく放課後になり、カラオケに行こうと言う仲間の誘いを断り、急いで家へ帰ると母親が驚いた顔をして立っていた。
母「今日はやけに早いわねぇ」
弟「あぁ。まぁ・・・。兄貴は?」
母「居ないわよ」
弟「何時くらいに帰るの?」
母「何言ってるの?帰ってこないわよ。アンタ、お兄ちゃんから聞いてないの?」
弟「何を?」
母「お兄ちゃん、今日引越しだったのよ?」
母親の言ってる事が理解できない。
弟「引越し?居ない?なんだよ・・・それ・・・」
弟はただ立ち尽くすしかなかった。

565:お目汚し④
06/10/11 00:39:22 86Drx5VS0
その後のことは、記憶が曖昧だった。母親の話も夕飯のメニューも何もかもよく覚えていない。

弟「(兄貴は何考えてんだ?意味分かんねー。引越し?何それ。聞いてねーよ。なんで俺には何も言わねーの?)」
湯船に浸かりながら、同じ言葉ばかりが出てくる。これもまた答えの出ない質問・・・。
昨日からモヤモヤして落ち着かない。とにかく弟は「答え」が欲しかった。

自室へ帰る途中、兄の部屋のドアを開けると何もなかった。昨日まで合ったであろうベットもテレビも何もかも・・・
リビングへ降りていき、洗い物をしている母親に兄の住所を聞いた。

次の日、初めて部活を休み兄の住むアパートへ向かった。自分の家(実家)から電車で約1時間半の場所。
何度も迷いながらようやく目的の兄の部屋に着いた。あたりはすっかり暗くなっていた。

深呼吸をしてチャイムを鳴らすと中から「はい」と声がしたが、中々ドアは開かない。
痺れを切らした弟はドンドンと音を立てて中に居るであろう兄に声をかけた。
弟「おい!いるんだろ?早く開けろ兄貴。」
しかし、ドアの向こうから帰ってきたのはたった一言「帰れ」の声だった。
弟「ふざけんな!俺は兄貴に話があんだよ!ここ開けろ!」
兄「帰れ!ここにはもう来るな!」
弟「何でだよ!理由を言え!」
兄「・・・・傷つけたくない・・・」
それは、搾り出すような兄の声だった。
弟「なんだよ!全然話が見えねー!ここ開けろ!」
ドン!とドアを蹴る弟にさすがの兄も観念したのかようやくドアを開けた。



566:風と木の名無しさん
06/10/11 01:47:54 C2GtF3amO
兄貴に激しく期待(;´Д`)

567:風と木の名無しさん
06/10/11 15:19:59 Zxqk8jWD0
放り出され、冷たい大地に伏した兄は何故か弟の気配を感じ、霞のかかった意識で必死にその気配を?もうとした。
「―どこにいるんだ―返事を―」
――兄ちゃん、僕はそこにはいないよ――
頭蓋に直接響く弟の声に、それがテレパスである事を悟り兄は失望する。
――兄ちゃん、しっかりして、死なないで…――
そんなことをいっても、もう体のどこも冷たくて動かないんだ
――僕は生きている、だから兄ちゃんも生きて―そしていつか――
生きているのか、良かった。お前だけでも生き延びてくれ
――だめだよ!しっかりして!―もうすぐ人が来るよ―もう少しだけ耐えて―
もし人が来た所で、こんな臭く全身を血でどす黒く染めた人間に構うものか
――いいや、その人は助けてくれる――
――兄ちゃん、僕は都市の真ん中で、この都市を守るための結界を張っている。
だから、こうして兄ちゃんが結界にさわったから、こうしてお話できるんだ――
弟の声が遠くなる。何も聞こえなくなっていく。
――生きて―また――

568:風と木の名無しさん
06/10/11 15:31:00 Zxqk8jWD0
意識を投げ出そうとしたその瞬間、頬に温かいものが触れ兄は現実へと引き戻された。
「都市から出てきたのか」
低く、しわがれた声が問う。
恐らく、頬に触れている人物の声だろう。
かさぶたと血の塊で殆ど塞がった耳から聞こえる音だ。
僅かに覚醒した意識で周辺が荒涼としている事に気付く。
この人物に助けを求めなければ、間違いなく死に至るだろう。
――弟は俺に、生きろといった――
全身の力を振り絞り、長い時間をかけて兄は顎を上下させる事に成功した。
俺は、都市から来た。その意思が頬に触れる人物に届くように、出来うる限りの動作を繰り返した。
「解った。とりあえず、今は眠れ」
その言葉と共に、全身の痛みが和らぎ、冷えた体にじんわりと痺れを伴った熱が戻ってくるのを感じた。
初めて体験するが、おそらく治癒の力であろう。
心地よい熱が頭に達したとき―兄は、意識を手放した。

569:風と木の名無しさん
06/10/11 17:37:52 r8uD2ScMO
お目汚したん来てたー(*´∀`*)
弟可愛いよ弟
続き!続き!

570:お目汚し⑤
06/10/11 20:59:08 VrhRoMq00
ありがとうございます(yωy*)ハズカシ >>565続き
兄の部屋に入って約30分・・・。目の前に出されたコーヒーも冷めている。
二人の間に会話はない。その無言の空間にテレビから野球中継が流れてくる。
聞きたいことは山ほどあるのに本人を目の前にすると何から話していいのか分からない。

弟「なー」
兄は弟の目の前に座って居るが背を向けテレビに見入っている。弟の声にただ声で返事をするだけだった。
弟はどうにかして自分の方へ向かせようと兄に何度も声をかけるが一向にこちらを向く様子はない。
ついに弟は強硬手段に出た。テレビと兄の間に入りテレビのコンセントを引き抜き兄のほうへ顔を向ける兄は驚いた顔をしたがまたすぐに顔を背けた。

弟「聞きたいことがある。ちゃんと答えろよ」
兄「なに?さっさと言え。」
ふてぶてしい兄の態度に腹が立つが、堪えて質問をすることにした。
弟「なんで、いきなり引越しなんてしたの?」
兄「もうすぐ社会人だし、自立しようと思っただけ。・・・そんなこと聞きにわざわざ来たわけ?」
勿論、そんなことを聞きに来たんじゃない。一番聞きたいのは・・・
弟「じゃあ・・・なん・・・なんで、あんなことした!」
無意識に握った拳が震えている。

兄「・・・・あー、あの事は・・・忘れろ」
弟「忘れられるわけねーだろ!!ふざけんな!!なんなんだよ!なんで俺のこと見ねーんだよ!!」
弟は兄の胸倉を掴んだ。あのキスをされた日から何度も何度も忘れようとした。気にするなと自分に言い聞かせてきたがその度に、頭を抱え泣いているように見えた兄の姿が浮かぶ。
その姿は自分の知っている明るい兄とはまるで別人のように弱弱しく見えた。その度に、胸が締め付けられる。
兄は相変わらず、弟と目を合わそうとはしない。

弟「・・・なに・・・そんなに・・・俺のことが嫌いなのかよ!!!」
仲のいい兄弟だったはずなのに・・・いつから兄に嫌われていたのか・・・そんなことを考えていたら自然と涙が溢れてくる。

兄「ごめん・・・」
弟「!!」
兄の謝罪の意味は、自分のことが嫌いだと認めた証拠なのだと弟は思い、年甲斐もなく涙を流した。

571:お目汚し⑥
06/10/11 22:37:03 OLO1TLj80
兄「ごめん・・・もう・・・無理だ・・・」
―ガタン―
と言う音と共に悲嘆にくれている弟はいつの間にか兄に押し倒されていた。

兄「ごめん。泣かせるつもりなんかなかった。でも・・・無理だわ」
訳も分からずただ、呆然としている弟。涙が頬に伝いそれを拭おうともしない弟に兄は微笑んだ。そして、あの日のように唇を重ねる。その口付けはまた深くなる。

弟「・・・ん・・・ぁ・・・」
弟の口の中を思う存分味わい、兄はようやく弟の唇を解放した。

弟「・・・は・・・ぁ・・・なんで?俺のこと・・・嫌い・・・」
兄「嫌いじゃないよ。そんなことある分けない。」
そう言うと、今度は首筋に口付け、舌を出し舌先で舐め、愛撫する。
弟「ん・・・じゃ・・あ・・・なんで・・・」
舌先の愛撫は首筋から耳に移り始める。
兄「・・・好きだから・・・」

耳元で囁く兄の低音の声は、別人のように聞こえて、ドクンと心臓に響く。
弟「・・・や・・・はっ・・・あっ・・・」
兄「気が狂いそうなくらいに・・・好きだ」
そういい終わると兄は体を起こし、弟の顔を覗きこんで言った。「引き返すなら今しかない」と・・・
しかし、初めての快楽に酔いしれる弟にその最終警告は届くはずもなかった。
兄は制服のシャツの下に手を滑り込ませ、胸の飾りに手をかける。

弟「な・・・やだ・・・」
兄「もう遅い」

いつの間にかシャツのボタンは外され、上半身が露わになっていた。華奢とは言えないその体にそっと触れ、膨らみのない胸に口付け、舐め上げる。

弟「・・・や・・・あっ・・・はぁ・・・」
兄の口が動く度に声を上げて反応する弟は、妙に艶と色気を放ち容赦なく兄の欲を煽る。

572:お目汚し
06/10/11 23:05:40 OLO1TLj80
―カチャカチャ―

金属音と共に制服のズボンが脱がされ、下着姿の弟の下半身はすでに熱を持っているようだった。
そっと弟の中心に触れると少し硬くなっているように感じる。

「あっ・・・やめ・・・だ・・・」
兄「感じてる?」
わざと耳元で囁くと弟の中心は増々強度を増す。
兄「クスッ・・・耳元で喋られるの好き?」
弟「や・・・喋んな・・・」
兄「その顔・・・すんげぇクル・・・ここに」
弟の手を自らの中心に触れさせると弟は、顔を真っ赤にした。
兄「お前と同じ」
弟「(兄貴の・・・勃ってる・・・。)」

兄は弟の下着を脱がすと自らも服を脱ぎ、もう一度、弟の中心に触れる。
兄「嫌なら、好きな女の事でも考えてろ」
そう言うと、兄は弟のモノを口に含み、音を立てながら舐め始めた。

弟「あっ・・・なに・・・すんだ・・・ん・・あっ」
淫靡な水の音が容赦なく耳に届き、自分のモノが今、どう言う状態なのかを想像してしまう。快感に溺れそうになりながらも、兄の様子が気になり兄のほうを見ると自分のモノを愛おしそうに口に含んでいた。実の弟のモノを口に含んだ兄は、とても色っぽく卑猥に見える。

弟「あ・・んぁ・・・兄・・・貴っ・・・」
限界が近づいてきたらしい弟は必死で兄を呼ぶ。
弟「兄・・・貴っ・・・もう・・・はな・・・して・・・出ちゃ・・・」
兄は弟の声に耳を傾けるどころか、増々自分の口内で弟のモノを弄ぶ。
弟「も・・・あっ!兄貴!もっ・・・や!・・あぁ・・・」
弟は兄の口の中に精を吐き出した。



573:風と木の名無しさん
06/10/11 23:41:45 XOnfSbyA0
おぉぉ(*´Д`) 弟タソ危うしー!
兄貴ガンガレ、この際鬼畜攻でも襲い受でも超ガンガレ

そして次なるモエを投下してくれる勇者も待ってるぞ!

574:お目汚し(ラスとまでもう少しなんで)
06/10/12 02:03:08 Ru3ouiGG0
兄はそっと弟の蕾に触る。「あっ」と声が上がるが、視点が定まらない弟は抵抗はしなかった。兄は唾液で自分の指をたっぷりと濡らし、蕾を刺激していく。
ゆっくりと円を描くように蕾を触っていくと弟から甘い声が漏れ始める。

弟「あっ・・・あぁ・・・んあ・・・」
これから自分がする行為で大切な弟が傷つかないように・・・と兄は、はやる気持ちを抑え慣らしていき、蕾が柔らかくなったのを確認して、第一関節まで入れてみる

弟「ああ!・・・や!やぁああ!」
弟は拒絶とも取れる声を上げたが、次第にその声は元の甘い声に変わっていった。
それに従って、兄の指はより深く弟の蕾に挿入され、今度は本数を増やされる。
兄の指は何度も出し入れされ、その度に弟には深い快感が与えられていく。
弟の中心はまた勃ちあがり、先端からは先走りが垂れてくる。

弟「ん・・・ああ・・・はぁん・・・あっ・・・」
兄「嫌じゃない?」
兄の問いも弟には聞こえていないのか、口からは甘い声が漏れ続けるだけだった。

575:お目汚し・連レスすいません!!
06/10/12 02:04:37 Ru3ouiGG0
兄「痛かったら言って」
そう耳元で囁くと弟の内部から指を抜き、自分のモノに手を添えながら、ゆっくりと弟の中に進入する。
弟「あ・・・なに・・・や・・・痛い」
兄「力抜いて・・・肩で大きく息して」
兄の言葉通り懸命に力を抜こうとするが、中々抜けない。弟の目に涙がたまる。
兄「ごめん・・・少し・・・我慢して・・・」
と言って深い口付けをするとようやく力が抜けてきた。それと同時にゆっくりと腰を押し進めて行き、全てが弟の内部に納まると、腰を動かしながら弟の前を扱いてやる。
兄の腰と手の動きに合わせ、弟の甘い声は艶を増し、兄を魅了する。

兄「・・・ごめん・・・余裕ねーや」
呟くような声で言い、弟の腰を掴み先ほどよりも激しく腰を打つ。
弟「あぁ!ああ・・・んあ・・・はあ・・ああ」
兄「あんま・・・クッ・・煽んな・・・」
次第に激しくなっていく腰使いに弟は兄にしがみつき、ただ喘ぐしかなかった。

弟「あん・・あ、兄貴・・・んっ・・アツ・・・あっ・・・はんっ・・・や、あ、あああ、兄貴・・・す・・好きぃ・・・」
兄「・・・ンック・・・」



576:お目汚し(ラスト)
06/10/12 02:06:49 Ru3ouiGG0
兄は弟の中に精を吐き出し、弟は自分の腹の上に吐き出しそのまま意識を手放した。

弟が気づいて真っ先に目に入ってきたのは、兄が心配そうに自分の顔を覗きこむ兄の顔。

弟「兄・・・ちゃん?」
兄「気づいた?大丈夫か?どこか痛いか?・・・ごめん・・・な」
弟「・・・・あっ!!・・・・」
兄「ど、どうした?どこか痛いか?」
弟「夕飯!今日カツ丼だったんだ!!」
兄「・・・ははは」

兄の心配をよそに、弟は色気よりも食い気らしくカツ丼を気にしている。
兄「おい。カツ丼はいいから、どこか痛いところとかないの?」
弟「ケツの穴と腰」
兄「うっ・・・」
ストレートな弟の表現に言葉を失うしかない兄に構わず、弟は兄に文句を言う。

弟「あー、誰かさんのせいでケツが物凄く痛いんですけど?どーすんのこれ?しかも、誰かさんに襲われたせいで、カツ丼は食い損ねるし?もーサイアク~」
兄「襲われ・・・って・・・」
さっきまで、明るかった兄の表情が曇った。
確かに、体を交えたがそれが合意の上であったかと言うと怪しい。それどころか、兄は弟の気持ちすら聞いていないのだ。
弟「・・・気にしてんの?だったら、・・・次からは、ちゃん・・・と優しくしろよ・・・」
兄「は?」
状況が飲み込めていない兄に弟は抱きつき、耳元で囁いた。
弟「俺も、兄貴の事好きっぽい・・・」

その一言で、朝まで喘がされた挙句、学校を休む事になり母親に怒られる事を弟はまだ知らない・・・。


連文失礼しましたorz
初めて文章を書いたので、変なところが沢山あると思いますが、見逃してください。
それでは、以後名無しに戻ります。

577:風と木の名無しさん
06/10/12 07:32:43 xQ/6elEqO
お目汚したんお疲れ様でつ(*´∀`*)萌えた


578:風と木の名無しさん
06/10/12 07:45:45 df2W0l8F0
お目汚したん乙!
朝から萌えさせてもらったよ(*´Д`)
色気より食い気な弟カワユス。
仕事行くのウトゥだったけど元気でたw

579:風と木の名無しさん
06/10/12 23:45:57 Lbd/fWf/0
ありがとうお目汚し氏!何かもやもやが色々吹っ切れた!ムハー

580:お目汚し
06/10/13 17:07:04 7Nt78DL60
>>577-579
こちらこそ、萌えていただいてありがとうございました。


581:風と木の名無しさん
06/10/13 17:15:54 1ZBjAsvPO
>>1から読み直して来たんだけど、完結してなあ話が多くて切なす(´Д`)

582:風と木の名無しさん
06/10/14 00:41:19 QZ1B3yx7O
完結はしなくてもいいけど、続きは読みたい

583:風と木の名無しさん
06/10/14 15:41:31 HogSQSzfO
腐兄×びっぷに期待

584:風と木の名無しさん
06/10/14 15:57:42 zFN2knyy0
>>583
びっぷが調教されてると良いと思った

585:風と木の名無しさん
06/10/14 23:47:42 lVkBrWVhO
腐兄×びっぷはココロのど真ん中ストレートだった…

586:風と木の名無しさん
06/10/15 13:06:06 vd/MYT1Z0
びっぷの中の人は女だから

587:風と木の名無しさん
06/10/15 20:11:17 hLx1uYSLO
>>586
萎えた
酷いなお前ってヤツは

588:一人暮らし開始前日とか
06/10/16 05:52:17 d7Gc6wZUO
「にい、ちゃん…?」
寝ぼけ眼の弟が、緩慢に口を開いた。
今となっては、もう随分と懐かしい呼び方だ、と思う。
「ん、何?」
シングルのベッドに二十歳近い男が二人並んでいる。ぎゅうぎゅうと詰め込められているよう。
端から見ると滑稽な姿であろうことは重々承知である。それでも二人並んで横たわっている。
(あの頃は、これでもまだ余裕があったのに、な)
どこか焦点の定まらない瞳の弟の髪の毛を優しく梳く兄の指。
「泣くなよ、なぁ」
弟の口がゆっくりと動いた後ににんまりと笑った。
それはこっちの台詞だと言うものだ。
二段ベッドの上からわざわざ降りて来たのはお前じゃないか。
小さな子供みたいに、小さな子供の時みたいに俺の布団に潜り込んできたのは。
不安を分け合うみたいに指を絡めてきたのは。
文句の一つでも言ってやろうと思ったが、それは叶わなかった。
-…一言でも口を開こうものなら、鳴咽が漏れてしまう。
再び夢へと落ちていった弟の頭を掻き抱いて、兄は静かに涙を流した。

明日からは一人で眠るんだ。
一人きりの部屋で。一人きりのベッドで。




甘ったれ兄萌え、とか早朝から呟いておく。

589:風と木の名無しさん
06/10/16 12:53:05 CoQ2CBBK0
なんなんだこの動悸は・・・こ、これが萌えと言うやつなのか?!


590:風と木の名無しさん
06/10/16 13:06:23 JKPmGTKoO
セックルしなくても禿しく萌えた

591:風と木の名無しさん
06/10/17 04:04:57 FafM8E5a0
トリックアンドトリート!と間違えて言ってしまったがために、今弟は大変な目にあっていた
「お菓子も欲しいし、いたずらも欲しいって?」
意地悪く笑った兄はちゅっと弟にキスをして抱きよせた
「いや…あのね、言い間違えたの」
弟の言い訳を一切聞かずに、弟の手を引いて兄は玄関を出て何処かにむかい始める
「欲張りな子にはとっておきのいたずらをしてあげるよ」

「うそっ…やだ、やだあっ」
着いた先は大きなゲーセンのプリクラコーナー
貸衣装なんかも揃っていて、女の子達がきゃあきゃあさわいでいる
男のみの入場は禁止されているはずなのに、あっさり入れてしまったのはやはり弟の中性的な容姿のおかげだろう
「さあ、着替えておいで?」
兄の有無を言わせない視線と、店員さんのニコニコ顔に強制されてハロウィン限定の魔女コスプレをする羽目になる
いいことかわるいことなのかは別として、魔女の服は単純なつくりで弟一人でもカンタンに着替える事が出来た
「うわーーーちょうかわいーですー!」
「うん、よく似合ってるよ」
恥ずかしくてたまらないのに、口々に褒められてますます俯いてしまう
「ねー?もっとかわいくしていいー?」
ハイテンションな店員に兄が笑顔でうなずく
「ちょ、ねえ、もういいよう」
「可愛くしてもらいなさい」
ここでも弟の意見はスルーされてしまった


592:風と木の名無しさん
06/10/17 04:06:03 FafM8E5a0
髪の毛をくるくるに巻かれ、グロスを塗られて、ブーツに長手袋まではめられてしまった弟は
羞恥に耐えながら兄の手招きするプリクラまで歩いていった
「えーあのこめっちゃかわいー」
「チューガクセーかな、頭ちっさ!足ほっそ!」
周りから漏れるため息も弟の耳には入っていなかった

「さ、撮るよ?」
「うん…」
これがいたずらなのだろうか。たしかに物凄く恥ずかしかったけど。
「って、ひゃ!あ?」
機械にお金を入れるのかと思ったら兄はカメラの向かいにある出っ張りに腰掛けて
弟を自分の足の上に座らせ、おもむろにスカートの中に手を突っ込んだ
「っあ、おにい…ちゃ、なにす」
そのまま弟の性器をずるりと引き出し上下に扱く
すぐさま透明な液体があふれ出し始める
「へえ?こんなかっこうさせられて、こんな場所でおちんちんこすられるのが好きみたいだね。いつもより早いしびくびくしてるよ?」
「や、はあん、あっ、ん」
なにがなんだかわからなくて、ただ快感に喘ぐしかない弟をにこやかに見下ろし
「そろそろいいかな」
と、兄はプリクラに硬貨を入れた
<エンゼルあんどデビルー>
<さつえいモードは?>
機械音がハイテンションに喋りだし、スポットライトがまぶしく点灯する
「ほら、前向いて」
再び、弟をまるでちいさい子がおしっこをさせられるような形で抱えた兄は命令する
「あ、あんまりだよっ、こんな、こんな」
兄に命じられるまま正面のカメラに向いてしまった弟は画面に映った自分のあられもない姿に身体を震わせる
<さん、にー、いち!>
しかし容赦なく機械はシャッターを切り、画面には魔女の格好をして性器をぬるぬるにした弟の姿がばっちり写されていた
「おー、よく撮れてるじゃないか。顔も美人だよ」

593:風と木の名無しさん
06/10/17 04:06:43 FafM8E5a0
「やだぁ、もうゆるしてよ」
「ここをびんびんにしたまんまでやめちゃっていいの?」
ぴん、とたちっぱなしの性器をはじかれ甲高い悲鳴を上げそうになった弟の口をキスで塞いで兄はにっこりと笑った
「カメラだけじゃ不満なの?外にいるお姉さんたちにもおちんちん見られたいの?」
そうだった、ここはカーテン一枚で仕切られただけなんだ。外からは可愛い声が聞こえている
「いや、やあ…だ、ひっ、っく」
こんな状況なのにちっとも収まってくれない自分の性欲とあんまりな兄の言葉に涙がぽろぽろ流れ出てくる
「なかせるつもりはなかったんだけどな」
ちょっと困った顔をした兄は優しく弟の頭をなで、ポケットからコンドームを取り出し、弟の性器に被せてやる
刺激的な状況と、羞恥によりすでに弟の性器はこいピンクにそまり、とめどなく蜜を滴らせていた

<じかんがないよー!?>
<さん、にい、いち!>
時間切れが近くなったのかそれともそういう設定なのかわからないがプリクラはどんどんシャッターを切っていく
兄にキスで口を塞がれながら性器をしごかれる様を何度も何度もシャッターに収められる
「あふ、ん、んんんんんっ!」
どくり、と溢れる感覚がして下半身がすうっとする。
それとほぼ同時に<らくがきはきかいのうしろにあるよ!>とプリクラが言った

ぱっぱと手早く身づくろいをされ、プリクラの外に出たとき周りのあまりの平穏に
いままで自分たちがやっていた事に消えてしまいたくなるほどの羞恥を感じたのに、落書きをする兄の手元を見て又弟は真っ赤になった
「ほーら、かわいいだろう?ピンクによく映えるな」
兄は弟の性器に白いリボンを書いていた

594:風と木の名無しさん
06/10/17 04:07:15 FafM8E5a0
衣装を返し
「ねー彼女めっちゃ可愛いからプリクラちょーだい、おにーさんもかっこいいしぃ?」
とせがむ店員にプリクラをあげようとする兄を弟は必死で止めた

「もう!なんであんなことするんだよー!兄ちゃんの変態!オニ!」
帰り道、ぷりぷり怒りながら歩く弟のうしろを微笑みを浮かべて兄は歩いていた
「にやにやしてるしー!だいたいばれたら兄ちゃんだってやばいんだよ!」
罵詈雑言を吐きながらも無意識に兄の立場を心配する弟が愛しい
大体、弟は大切な事を忘れてはいないだろうか

「家に帰ったら思う存分treatしてあげるよ」

この後、弟が大変な目に立ったのはまた別のお話である。

595:風と木の名無しさん
06/10/17 04:30:17 t/q3zu7h0
は…禿萌えた…!
起きてて良かった!姉さん朝からgj!

596:風と木の名無しさん
06/10/17 07:48:56 nChdZSew0
もももも萌えー!(;´Д`)ハァハァハァハァ
朝からいいもの見させてもらいました!!
鬼畜兄モエス

597:風と木の名無しさん
06/10/17 21:28:08 HNOMpHjO0
な、なんじゃこりゃあぁぁぁ!!
剥げる禿げるぅ!!今世紀最大の萌えをありがとうございました!!
しばらく生きていけます!!

598:風と木の名無しさん
06/10/18 01:16:37 6wNNX3SB0
おまけ

「あ、ちょっと待って買い物して帰りたいんだけど」
「?、いいよ?」
なにやら良いことを思いついたらしく、一層笑みを深くして兄は弟を引っ張っていった

いつもの駅前の、薄暗くて怪しい雰囲気の道を兄弟はずんずん進んでいく
(こんな場所あったんだ…どこにいくんだろ)
心細くなって、兄の温かくちょっと湿った手の平をぎゅっと握る
目的地は路地にひっそりとオレンジのネオンを光らせている店だった
「おもちゃ、DVD…?こんなところになんでおもちゃ屋さんがあるの?」
「さ、入るよ」
つないだ手を引かれ、弟は店内へと足を踏み入れた

「兄ちゃんは買い物してくるから、しばらく店内を見て待っててね」
おろおろしている弟にそういって、兄はスタスタと店の奥に入っていってしまった
(ここって、ここって…!)
右手のクリアケースと棚には何に使うのか分からないけど、いやらしい雰囲気のものがならべられ
左手のスチール棚には男の人の性器を模した赤やらショッキングピンクやらのものが大きさ別に並べられていた
そのほかにもいろとりどりの液体が入った10?タンクや、エロビデオDVDが詰まったダンボールなどが所狭しと積んである

599:風と木の名無しさん
06/10/18 01:19:13 6wNNX3SB0
「や、君が弟君?かわいいねー」
「わっ!」
急に背後から声を掛けられ跳ね上がるほど驚いた弟の様子が余程面白かったのか、声を掛けた人物は笑いながら自己紹介をした
「おれ、ここの店員。兄ちゃん待ってるんだろ?俺も今暇だから案内してやるよ」
とりあえず、一人でいかがわしい空間にいるのが不安だった弟はその申し出を快く受け入れた

「ごめん、お待たせ…!」
帰ってきた兄はうなるバイブを手に持っている弟を見て言葉を失った
(プリクラを撮った時みたいに顔を真っ赤にして待ってると思ったのに…)
しかも何だか目がきらきらしている その後ろで店員が兄を見てにやにやわらっているのが癇に障った
「あ、にいちゃん!」
若干笑顔をひきつらせて弟に近近付くと、子犬のようにころころと弟が駆け寄ってきた
「あのね、これがね、いちばんにいちゃんのに似てるって言ったら、店員さんが動かしてくれたんだよ!
すごいねえ!」

店員はもう笑いを堪えきれないといった様子で、店の奥へと逃げていった

「あの店員…どうしてくれましょうかね!!」

600:風と木の名無しさん
06/10/18 01:45:47 0RiGUdH20
想い合ってるのにすれ違う切ないシチュエーションが好きだ。


真面目で責任感の強い長男(社会人)と
クールでひねくれている次男(学生)。

子どもの頃はいつも二人一緒で
兄は幼い弟を可愛がり、弟は兄の後ろを追ってばかりだった。
成長してからは仲は悪くないものの自然に距離を置くようになっていた。

そんなある日、二人は自分の心にある兄弟愛を超えた感情に気づく。
だが、それぞれに想いを秘めたまま苦悩を募らせる。

兄は弟に尊敬される存在でありたいと思っており
肉親、しかも庇護すべき弟に邪な感情を抱く自分が許せない。
弟は、憧れている兄に自分の想いを知られて
嫌悪・軽蔑されて今の関係が崩れることを恐れている。

日ごと募る想い。
顔を合わせた時は二人とも今までどおりの態度をとっているが
実際は欲情を抑えるのに必死であり、
頭の中でお互いのあられもない姿を想像している。

毎夜、妄想の中で兄は弟を抱き、弟は兄に抱かれる。
あり得ないと思いつつこの上なく淫らな光景を願い、
激しく自分を慰める。
隣の部屋で相手が同じ行為をしているとは夢にも思わずに…。

601:風と木の名無しさん
06/10/18 01:48:17 0QvjUpxuO
ごめんなさい…兄には萌えたのだけれど、中性的な弟に萌えられませんでしたorz

修行して萌え幅広げてきます

602:風と木の名無しさん
06/10/18 01:53:04 0RiGUdH20
普段は「いつまでも子ども扱いすんな」とか言ってる弟が
毎晩こっそり持ち出した兄の洋服の匂いを嗅いだり
兄の持ち物をおもちゃにして自分を責めたりしながら
「はぁっ…あにきぃ…っ」って情けない声出してるといいな…。

603:風と木の名無しさん
06/10/18 01:54:06 0RiGUdH20
> 601
ごめん、弟はツンデレ風味にしたかったんだが
文章力が足りんかった

604:風と木の名無しさん
06/10/18 01:59:11 YfnZyNB00
自分は、美形兄が小さい頃は虚弱で今は兄より大きくなった弟を
幼い頃と変わらず「可愛い可愛い」と愛でるような関係に萌え
弟も「お兄ちゃん大好き」のままだけど、今の自分に劣等感を
抱いていて、そんな弟が自分から離れて行きかけるのを
切れた兄が無理矢理やっちゃったりするようなのがいいな

605:風と木の名無しさん
06/10/18 05:51:33 h9HSfXvHO
>601
念レス成功

606:風と木の名無しさん
06/10/18 06:15:37 h9HSfXvHO
間違えた。念レスは>600でしたよor2
ついでにバカな妄想をひとつ

「ただいまー」
「おかえり。兄貴、ちょっとこっち来て」
「んー、なんだこんな明るいうちからおねだりかよおま」
「正座」
「…」
「せ い ざ」
「……………ハイ」
「さっき俺はコ.カ・コ.ーラを飲みました。ペットから一気に飲みました」
「…ぶはっ」
「……やっぱりコ.ーラと醤油入れ替えたのはアンタかー!!」
「いでっ」
「なんでこういうことすんだ!家族の中でコ.ーラ飲むのが俺だけと知っての所業かっ!?」
「うん、なんつーの、おまえ終わったらすぐコ.ーラ飲みにいくじゃん?だからコ.ーラに嫉妬?なんて」
「……」
「まさか帰って一番にバレるとは思わなかったけどなー。じゃあ順番逆になったけどするか」
「うわっ、離せバカ兄貴!何がじゃあだ……んっ」

607:風と木の名無しさん
06/10/18 09:59:17 wJU95UrA0
萌えるが醤油一気飲みして弟大丈夫か?!!

608:風と木の名無しさん
06/10/18 11:11:31 ccSgBzbyO
多分何倍かに薄めてたんだよ!
前夜に、醤油とわかる位かつコーラに見えるよう研究する兄…


609:風と木の名無しさん
06/10/18 17:02:59 EEL8XnoT0
>>608の兄にテラモエスw
研究熱心な兄ちゃんテラカワユスww

お い し く 頂 き ま し た

610:風と木の名無しさん
06/10/20 13:23:10 3cz/YSy40
保守がてらに。

来月、兄が結婚する。兄の彼女はいい人だ。兄は幸せになれると思う。

弟「兄さんは幸せ者だよな」
兄「なんだよ。いきなり」
弟「好きな人と一緒に居れるなんて最高な事じゃないか」
兄「まぁ・・・。お前は?この前の彼女とは上手く行ってんだろ?」
弟「・・・うん。上手く行ってるよ・・・」
兄「そっか!じゃあ、次はお前の結婚式だな」
弟「・・・んー」


今日、兄は結婚する。大好きな兄が他の人のものになる。
触れたくて仕方なかったその唇に、堂々と触れられ皆から祝福してもらえる彼女が羨ましい。
触れたかった兄の全てに触れられる彼女が羨ましかった。
弟「兄さん・・・大好きだよ」
聞こえないように小さい声で呟く事しか出来ない俺が兄さんと一緒に居る権利などない。
兄「え?!なに?!」
弟「兄さん、結婚おめでとう」
兄「ありがとう」

兄さん・・・俺の兄さん・・・大好きな兄さん・・・俺の全てだった兄さん

結婚・・・おめでとう・・・そして・・・
さようなら、兄さん。本当は愛していたよ・・・誰よりも。

駄文ですいません。

611:風と木の名無しさん
06/10/20 16:08:18 ZAdON5dQO
豚切ゴメン…
>>602さんの兄弟にありえん位ハァハァした…良いなァ(´д`*)ハァハァ

612:風と木の名無しさん
06/10/20 16:34:11 824sLUHb0
このスレはじめて来たけど
こんなに気持ち悪いスレ初めてです。
おまえら馬鹿じゃねーの?

613:風と木の名無しさん
06/10/20 17:21:06 tqF6TvX90


614:風と木の名無しさん
06/10/20 18:17:15 XmL0gViO0
>>610
セツナス…つД`)

615:風と木の名無しさん
06/10/22 08:34:51 dnjAzm/rO
>>610
弟×兄?綺麗な話だね。いいなあ…

これがもし鬼畜スレだと弟が兄を結婚式直前に監禁凌じょ(ry

616:風と木の名無しさん
06/10/22 09:12:16 rjRxNjTC0
>>615
兄×弟スレらしいのでスレに添う形にするならば
>610のは弟→兄かと。



617:616
06/10/22 09:20:06 rjRxNjTC0
あ、でも監禁凌じょ(ry は受がするのもアリだよね?

兄貴は弟を止めさせようとするが
弟は兄貴のものを自分の中へ導き・・・

618:風と木の名無しさん
06/10/22 12:16:19 I6aC9LL90
別になんでもかんでもエロに持ってかなくても(´・ω・`)

619:風と木の名無しさん
06/10/25 01:10:25 1b9Cml6YO
保守がてら。
ピアスたん第一話禿げた。
びっぷ弟萌えー。

620:風と木の名無しさん
06/10/26 03:41:00 UrOTYufW0
保守がてら、馬鹿話

その焼肉屋に入ったとたん、俺は猛烈に後悔することになった。
文化祭の打ち上げという名目で、高校のクラスメイト達と焼肉を食べ、そのあとカラオケにでも行って高校生らしい一夜をえんじょいするはずだったのに。

「ねえ、あれ金高の生徒じゃない?」
焼肉屋の奥座敷で馬鹿騒ぎしているらしい黒い一団をさして、クラスメイトの女子が囁いた。
「えー金高がいるのー?」
「別んとこ行かない?」
さわさわとさざなみのように不満の声が広がっていく。
金校とは、俺が通うごく普通の公立高校から最も近くにある、いまどき珍しいくらいのヤンキーどもが在籍する高校のことだ。
「まあまあ、折角予約取ったんだし席も遠いから、ね?」
必死に幹事役が宥めにかかる。
まあ、40人近くの予約を急に変更するのは出来るだけ避けたい事だろう。
俺はそのクラスメイト達の動揺にまぎれてそっと焼肉屋を出ようとした。

しかし、事は最悪の展開を迎える事となってしまったのだ。
神も仏もないものか。

入り口の横にあるトイレから、金校生とおぼしきトサカ頭が現れたのである。
そして俺の顔を見た瞬間、
「あ、ちわっす!ソーバンのオトートサンっすよね?」
大声で叫びやがった。

621:風と木の名無しさん
06/10/26 03:42:06 UrOTYufW0
さらに
「センパイ!!ソーバンのオトートさんがいらっしゃってまス!!」
と小走りに奥座敷へと走って行きやがった。
後門の虎、前門のクラスメイト。
俺のキングはあえなくチェックアウトされてしまったのである。

それからの展開は思い出したくもない。

呆気に取られるクラスメイト達が、珍獣でも見るような目つきで俺を見ている。
そして、
「チュース!」
「ッス!」
奥から巣から出てくる蟻のようにぞろぞろと、珍奇な学ランを着込んだ赤頭やらスキンヘッドやらが現れ、俺に頭を下げていく。
やめてくれ。
そして焼肉屋中の視線を集めるまでに騒ぎが成長した頃、奴が現れた。
「凄い偶然だな、まさか同じ店に来るとは思わなかったよ」

ニコニコとした薄笑いを顔に貼り付けた、一見無害そうな優男。
コイツが俺の兄であり――金校の総番なんていう時代がかったポストについている男である。

ちなみに俺は高1、兄は高2であり、俺が金校に行かなかったことで兄の機嫌が悪くなり、
今年の春の金校はカオスだったらしいがそんなん俺には関係ない話だ。
俺は普通の、無気力といわをれようともだらだらした高校生活を望んでいたのだから。

その俺の平穏な生活はこの日を境に失われた。

622:風と木の名無しさん
06/10/26 04:02:57 BElcb3AIO
チェックアウト

チェックメイト


壁|-`)チラッ

壁| ミ サッ


623:風と木の名無しさん
06/10/26 09:42:24 OZumr/gr0
とりあえずこの兄弟の家でのあれやこれやをUPキボン

でなければ>622を壁の向こうまで追いかけて追い詰めて緊縛p(強制終了

624:保守がてらに
06/10/28 01:54:51 H6QvKEr50
最近、弟に彼女が出来たらしい。直ぐに別れるだろうと思っていたのに、今日で付き合って半年になったと抜かしやがる。
全く持って不愉快だ。
ずっと前から・・・俺が物心ついた頃からずっと欲してきた弟をどこの誰とも分からない女にやるものか!
幸い、今日母親は実家に行っているし、父親は出張中だ。

先ほどから携帯で楽しそうに話している弟に視線を向ける。幸せそうな顔を見て怒りがこみ上げる。

お前を幸せに出来るのは、俺だけなんだ・・・。

それを、これからたっぷり教えてやるよ・・・。
あの女のことなんて思い出せないくらいにね・・・。

俺はネットで買った薬をコーヒーの中へ溶かし、電話し終わった弟へ差し出した。

弟「お!サンキュー」
何も知らずに受け取る弟に微笑む俺。
二人で楽しもうじゃないか・・・だって、夜はまだまだこれからだから・・・。


クソ文章ですいません。

625:+c1
06/10/28 11:06:41 vFHCN6bg0
「やだっ」
「やだじゃない。駄目だって言ってるだろう」
「やーだー!オレも行くー!!」

 父と母が事故で突然に他界してしまってから2週間。
 遺品の整理をしたいから来て欲しいと打診があって、さらに2週間。
 出来るなら行きたくはなかったのだが、その間絶えることのない電話攻撃に、
俺よりも弟の方が参ってしまった。
 俺の弟を泣かせた罪は重い。とりあえず出向いて一発お見舞いしてさしあげなくては。

 ××県××郡××……周りは山と木と田圃しかないような、母方の実家。
 連れていけとごねる弟を、俺は絶対に連れていくわけにいかない。
 あそこには……
「修、あそこはバケモノがいるんだ。そんな危険なところに、お前を連れて行きたくないんだよ」
「じゃあオレだってそんな危険なとこにきょーちゃん1人で行かせらんない!」
 ……。小学生の弟に心配されてんのか、俺は。微妙に情けない気分だ。
「俺はチカラがあるから大丈夫なんだよ。でもお前にはチカラもないし、危険だから近付くなって
言ったら余計に近付くし」
「ちゃんと言うこと聞くから、連れってってよー!」
「……修平」
 言いきかせるように名前を呼ぶと、弟は 悔しげに顔を顰めて俯いてしまった。
 小さな肩が震えている。やがて消えそうな声で、
「やだ……1人で待ってんの、やだ……きょーちゃんまで帰ってこなかったら、オレ……」
 目に涙をいっぱいに溜めて見上げてこられると、つい条件反射で抱きしめてしまう。
 抱きしめてから気付いた。
 幼い弟がたった一人で留守番しなければならない、その心細さに。
 今まで父母も俺も甘やかしまくっていたせいで、弟は1人でいることに慣れていない。
 更に、万が一にでも俺までいなくなったらと考えて不安になってしまうのだろう。
「……ちゃんと俺の言うこと聞けるか?」
「きょーちゃ……、うん、うんっ」
 ぱっと表情を明るくして大きく何度も頷く弟の頭を、俺は何度も撫でた。
 我ながら甘いなと自覚しながら。

626:+c2
06/10/28 11:09:05 vFHCN6bg0
「修、着いたぞ」
 車を駐車場に入れて、助手席で熟睡している弟を起こす。
 うー、と小さく唸ってから目を覚ました弟は、ぼんやりと目の前の建物を見やった後で
「ここ……?」
 不思議そうに俺を見た。まあ確かに、最初来た時は俺も驚いたな。促して車を降りる。

 目の前には小ぶりな旅館のような姿をした2階建ての母屋。
 母屋と廊下で繋がっている離れがあり、少し外れた所に土蔵があり、やたら広い駐車場があり。
 少なくとも、テレビなんかで映る普通の民家とは明らかに違っていた。
 弟は興味深そうにキョロキョロと視線を彷徨わせている。
「いいか、修。何があっても、絶対、土蔵には近付くな」
「どぞう?」
「あの建物だ。あと、ここにいる連中は油断ならない奴らばかりだから、俺から離れないように」
「うん」
「油断ならないやつって誰のことですか、鏡平君?」

627:+c3
06/10/28 11:10:05 vFHCN6bg0
 突然声が割って入ってきて、俺は咄嗟に弟の肩を抱いて守るように胸元に引き寄せた。
 振り返ると、案の定「油断ならない奴ら」の内の1人がそこに立っていた。
「まさか僕のことじゃないですよねぇ。ああ、君が修平くんですね。初めまして、僕は志信といいます」
「はじめまして……」
 にこにこと人好きのする笑顔を浮かべているが、志信は「いい人」とは正反対の存在だ。
 志信の目に弟を映すことすら嫌で、より深く抱きしめる。
「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ。僕は何でもかんでも食べるわけではないんですから」
 嘘くさい笑顔も、背を妖しく撫上げるような声も、何もかも癇に障る。
「信じられるか。母の遺品はどこだ」
 思わず低く恫喝するような声が出た。
 腕の中の弟が体を強張らせたのを感じて、怖がらせたことを謝るようにその背をそっと擦る。
「そんなに急がなくてもいいじゃないですか。まずはお祖父様に顔を見せにいきませんか?」
「母の遺品はどこだ」
 同じ言葉を繰り返すと、志信は諦めたように溜息を吐いた。
「……離れですよ。鍵はかけてありませんからどうぞ」
 毛を逆立てた猫みたいで本当にかわいらしいですねぇ、などと耳が腐るようなことを言い続ける
志信を置き去りにして、俺は弟の手を引いて離れに向った。
 後で、弟が見ていない時に必ず殴り飛ばすと心に誓って。

「……きょーちゃん」
 ぎゅっと握った手に力を入れられて、弟に視線を向けると少し怒ったような顔をしている。
「どうした?」
「さっきの人、なんかムカツク」
「そうだな、俺もムカつくよ」
「……きょーちゃんはオレが守ってやるからな!」
 真剣に言い募る弟に、つい吹き出してしまった。逆だろ、そこは。
 でもおかげで肩の力が抜けた。笑われて更に怒り出す弟の頭をぽんぽんと叩いて、
離れの扉を開けた。

628:風と木の名無しさん
06/10/30 07:03:28 wZviQTSwO
久々に見たら新しい話来てた(゚∀゚)


629:風と木の名無しさん
06/11/02 21:03:19 ul4QQqelO
wktkあげ

630:風と木の名無しさん
06/11/03 10:24:43 KiFh0fpe0
新作2つも来てる!
続きください(*´Д`*)


631:風と木の名無しさん
06/11/05 00:01:20 MfiXSk+GO
や、焼肉屋の弟溺愛総番
続きキボウ(;´Д`)

632:風と木の名無しさん
06/11/05 13:42:59 3ULwhIHm0
焼肉さん。続きが・・・欲しいです。

633:風と木の名無しさん
06/11/07 08:25:10 sIopvzI/0
弟を庇って体(胸とか腕とか)に大きな古傷を負っている兄。
弟は「俺のせいでこんな傷を・・・」といつまでもウジウジ悩みつつも
それでも兄を想い続け、追いかけてしまう。
兄は兄で「この傷でオレは弟をいつまでも(自分の側に置いていたくて)
縛っているんじゃないか」と悩みつつも、追いかけて来る弟を・・・。

実は自分の創作物なんだけど、
他の方のものを禿しく読みたい設定でもある。

634:風と木の名無しさん
06/11/07 19:42:47 DVdaQo7QO
激しく萌だが

>実は自分の創作物なんだけど、
とか、そんな報告は余計だ


635:風と木の名無しさん
06/11/08 08:01:26 UsLH0jqc0
不良(小物から総番長まで)と優等生の組み合わせ兄弟モエス
どっちがどっちでも構わない。

コタツに向き合って入って足を絡ませ、じゃれ合っているうちに
どちらかともなく頭から入って相手の下半身攻めてくれるとテラモエス(´д`*)

636:風と木の名無しさん
06/11/09 01:34:24 AS2rM1870
デコボコ兄弟も良いが優等生兄弟も見てみたい。
兄に少しでも近付きたいと学年トップどころか学内歴代何かの記録更新を
兄弟で争っているとか。
んで兄貴はそんな弟を微笑ましく眺めつつ某漫画のセリフじゃないけど
「(オマエは)まだまだだな」と愛情タップリに弟に言ってやってくれ。

637:風と木の名無しさん
06/11/10 01:41:11 DMjv4zlv0
ホシュがてら>>635さんのコタツネタをちょこっと拝借

「ただいま」
 帰宅するなり、こたつに入ってテレビを見ている弟に向かってそう声をかける。
 しかし、弟は特に反応らしい反応をせず、小さい声で『うん』と言うだけだった。
 彼はテレビを見るのに夢中で、兄が帰宅したことなど、どうでもいいことなのだろう。
 ……それどころか。
「……は。あっはは!」
 弟は画面に釘付けであり、お笑い芸人の繰り広げるコントに爆笑した。
 そのことが兄をキレさせることになるとも知らずに。

 まるで、その場に立ち尽くす自分を弟が笑っているように感じ、腹が立ったのである。


 何なんだアイツは。
 学生のクセして、疲れて仕事から帰ってきたオレのことを出迎えもしないで。
 大体なぁ。オレはアイツが大爆笑してる芸人、見るのも嫌なんだ。
 あまりにくだらなすぎて腹が立つほど大っ嫌いなんだよ。
 そんな芸人に夢中でオレのことぞんざいな扱いする弟にむかついて仕方がない。
 ていうか、アイツがオレに『おかえり』の一言もないのはあの芸人のせいじゃねえか。
 むかつく。許せない。
 とっととコンビ解消しろ。
 ……話が逸れた。
 とにかく、こっちは吐く息が白くなるほど寒い中、仕事を終えて帰ってきたんだよ。
 学校終わって部活もなく早々に帰ってきて、こたつに入ってぬくぬくしながらお菓子をつまんではくだらねえテレビ見ながらだらけてたわけだ。
 家の手伝いをするわけでもなく、ただ、だらだらと。
 普段だったらそんなことも気にならないが、適当に『うん』なんていう言葉ですまされると流石に腹が立つってもんだ。
 そんなこと、されるとは思ってもみなかった。


 などということを頭の中で冷静に考えながらキレた兄は弟の座っているところまで歩み寄ると、いきなり冷えきっている手のひらを弟の首筋に押し当てた。
 もちろん、両手を。

638:風と木の名無しさん
06/11/10 01:43:03 DMjv4zlv0
「うあっ!」
 びっくりして声をあげる弟に兄は満足した。
 これで弟も無視することはできないだろう。
「な、何すんだよ兄貴。すんげーびびったじゃん!」
 テレビ画面に向いていた弟の視線が自分に向けられていることにも満足しながら再び兄は言った。
「ただいま」
 その言葉に、弟はばつの悪そうな顔をしながらも、
「……おかえり」
 いつものようにそう返事をした。
「……最初からそう言やあいいんだよ」
 満足げに言うなり上着を脱ぎ、ネクタイを緩める。
「……わ、悪かったよ。だって、ちょうどいいとこだったからさ。でも、あんなことすることないじゃん」
 そう言って弟は口を尖らせる。
 あんなこと、とはおそらく冷たい手で首筋を触ったことを言っているのだろう。
 弟は寒いのが苦手だ。それを知っていてやったのだが、なかなかいい反応だった。
 面白そうだからもっとそんな反応を見たい、そう思った。
 弟の向かいに腰を下ろし、こっそりとこたつの設定を弱めにいじっておく。
 弟はまたテレビに目が向いていたから、そのことには気づいていない。
 今がチャンスだとばかりに靴下を脱ぐとこたつの中に足を突っ込んだ。
「冷てっ!」
 びく、と弟の体が跳ねる。
 テレビに向けられていた視線が再度兄の方に戻る。
「兄貴ッ!」
 弟は非難の声をあげながら、足を移動させる。しかし、すぐに逃げた弟の足に自らの冷えた足を押しつけた。
「ちょっ、なんなんだよッ!」
 弟はついには立ち上がって逃げようとしてか体勢を作りかけるが、そうはさせまいと兄はこたつの中に手を突っ込み、弟の足首を掴んで阻止をする。
 当然のように、やはり兄の手はまだ冷たく、びっくりしたのだろう、弟は足の指をひくりと震わせた。
「や、やめろ、よ……ッ」
 弟の反応が可愛くて、もっとからかってみたくなる。
 きっと、弟は気がついていない。
 困ったような顔をして頬を染め、うわずる声で『やめろ』などと言うことが、どれだけ兄を煽っているのかなど。

639:風と木の名無しさん
06/11/10 01:47:20 DMjv4zlv0
 弟は足を引こうと必死になっているが、強く掴んでそうはさせない。逆にぐっと引っぱり、こちら側に足を出させてしまう。
 冷たい外気に触れたからか弟はまた足を震わせるが、それに構わずにふぅっと息を吹きかけた。
「――ッ!」
 弟のいちいち過敏な反応に思わず笑みが洩れる。
 最初はテレビに夢中になっている弟にむかっとしたから、腹いせのつもりで。
 ついでにもうちょっとからかってやるか、くらいのつもりだったのだが、いつの間にか本気になっていた。
 人差し指で足の裏をつうっとなぞったあと、親指を爪の上から少し強めに噛んだ。
「――っやめッ!」
 弟の抗議を黙殺し、足の指を手と舌とで嬲り続けていると、弟の口から抗議の声が洩れなくなった。
 はあはあと喘ぐように息を吐き、ときたま小さく声を洩らすだけだ。
 テレビからはまだ芸人達の声が聞こえてくるが、弟の目はそちらに向くことはなく、兄だけを映していた。
「……はぁ、は……っ」
 弟のジャージを膝までまくり上げ、足の指だけでなく、ふくらはぎや膝の後ろも刺激してやると、弟はふいに『あに、き……っ』と掠れた声で呼んでくる。
 顔を上げて、
「どうした?」
 と、わざとらしく訊いてやる。
「オ、レ……オレ……ッ」
 羞恥に顔どころか耳まで赤くする弟に、今度はあからさまに言ってやった。
「なんだ、もしかして勃ってきちゃったとか?」
「……っ!」
 肯定はしなかったが、弟の反応からしてほぼ間違いなさそうだった。
 兄は続ける。
「オレが達かせてやろーか」
 にやにや笑いを浮かべながら言うと、弟は逡巡しているのか、目線を彷徨わせた。
「どーすんだ?」
 煽るように親指の爪をまた少し強く噛むと、弟はびくん、と大きく体を揺らした。
「……あ、あ、オ、レ……ッ。あに、き、に……」
 弟が禁断の道へと足を踏み入れようとしたその時。

640:風と木の名無しさん
06/11/10 01:49:49 DMjv4zlv0
「ふたりともー! 夕ご飯できたから、運ぶの手伝ってー!」
 台所から母親の声が聞こえてきた。
 弟の顔が、それまでの恍惚としたものから素の状態へと戻る。
 こうなってはもう続けることは不可能だ。兄は弟の足を解放すると、立ち上がる。
「……母さんが呼んでる。行くか。父さんも呼んでこないと」
「あ、や、え……っと……」
 あっさりといつもの顔に戻った兄とは違い、弟は急に現実に引き戻されたせいか、どうしていいかわからないらしい。
 兄は固まったままでいる弟の横を通り過ぎる際に、うなじを手のひらで撫であげた。
 もう手は冷たくなかったが、それでも弟の体がぴくりと跳ねる。
 それを見た兄は、弟が自分を意識し始めたことを悟り、自信たっぷりにこう言い放ったのだ。
「続き。して欲しかったら……あとでオレの部屋にこいよ」


一応、兄貴だけは弟のことをヨコシマな目で見ていて、
弟はこれまでそういう風に意識したことがない、
……という感じのイメージ。

641:風と木の名無しさん
06/11/10 07:45:16 ynsfIOfa0
>>637-640
GJ!GJ!神ktkr
朝っぱらから禿げ萌えました(*`A`)
続きが…続きが気になるよ!

642:風と木の名無しさん
06/11/10 19:12:03 wRDI1/ERO
ひー 萌えた!

べ、別に続き書いてほしいとか思ってないんだからね!

643:風と木の名無しさん
06/11/11 15:45:38 NTwdNxLs0
ももも萌えー!
あっさりやめてしまうお兄さんに萌えました(*´д`)

644:風と木の名無しさん
06/11/11 20:44:18 Gihlmszv0
久々にきたら新作!(*・∀・)b
お願いします!続きをくださいませ!


645:風と木の名無しさん
06/11/11 21:54:24 wJV2AzcWO
激萌えーーーーッ!!!
続き読みたい読みたいどうかお願いします(*゚∀゚)=3

646:風と木の名無しさん
06/11/11 23:10:42 HBy/+WP20
ここは兄×弟オンリーですか?
ちょっと思いついた兄が、弟に押し切られてて、
受けの様なヘタレ攻めのような微妙な状態なんです。
ヘタレでも押し切られでも攻めにして話まとめた方がいいのかな?

647:風と木の名無しさん
06/11/12 00:07:22 huiZGizx0
>646
今までの流れだと兄×弟オンリーみたいだね

648:風と木の名無しさん
06/11/12 00:12:29 Z8Kda5ci0
みたいじゃなくて正真正銘兄×弟スレです

649:風と木の名無しさん
06/11/12 01:16:49 7Js8hjmC0
どう見ても兄×弟スレです。
本当にありがとうございました。

650:637
06/11/12 13:17:08 yD+QaILw0
 夕飯を食べ終えたあと、修治は兄・秀壱の部屋のドアの前で入ろうか入るまいか、優に三分は悩んでいた。
 とはいっても兄に『続き』をしてもらうかどうかで悩んでいるわけではない。
 大好きなお笑いの番組がもうじき始まるところなのだが、この番組の時は母がお気に入りの旅番組を見るため、いつも兄の部屋に行ってテレビを見させてもらっていたのだ。
 それは毎週のことだったので、今日も見に行きたいところだったが、あんなことがあったあとでは躊躇ってしまう。

 先ほどのことはなかったことにして兄の部屋に普通にテレビを見に行くか。
 やっぱり気まずいので、一階にあるDVDレコーダーで録画予約をするか。

 前者にすればまたあのようなことを兄にされるかもしれない。
 後者にしたらしたで兄に意識してテレビを見に来なかった、などとからかわれるかもしれない。
 悩みに悩んだ挙げ句、弟が出した結論は。

 秀壱の部屋に行く――だった。
 ここで逃げたらあとあとからかわれるのは目に見えているし、そもそも自分は意識しすぎなのではないか? そう思ったのだ。
 普通にしていれば兄もいつも通りに接してくれるのではないか。いや、きっとそうしてくれるに違いない。そう考えた。
 それに。
 たくさん見ているお笑い番組の中でも一番好きな番組なのだ。
 ――兄貴に遠慮してリアルタイムで見ないなんてアホらしい!


 ……あとあと後悔するはめになるとは、この時修治は予想もしなかったのである。

651:637
06/11/12 13:17:51 yD+QaILw0
 弟に手を出してしまった。
 弟の修治に家族以上の感情を抱いてはいたが、それはずっと隠し通すつもりだったし、さっきのことも本当にほんのちょっとからかってやるか、くらいの気持ちだったのである。
 しかし、弟の普段見ることのない表情を目の当たりにして、一気に気持ちがぐらついてしまい、本気になっていた。
 更に、中断したあとも弟があそこまで意識するとは思わず、つい『続きをして欲しかったらあとで部屋へこい』などと口走ってしまったのである。
 一種のカケのようなもので、弟がこのまま部屋にこなければさっきのことはちょっとした悪戯、なかったことにしていつもの兄に戻ろうと思う。
 だが、万が一弟が部屋にやってきたら、『続き』をするつもりだ。

 ちょうど今日は弟の大好きなお笑い番組のある日である。
 修治はあんなことがあったあとでも部屋にやってくるのか。
 それとも、あんなことがあったあとでは好きな番組の放送日でもやってこないのか。
 秀壱としては修治との関係がただの兄弟でなくなる方が喜ばしいことだが、もとの関係に戻るのも弟のことを考えると、別に構わなかった。
 修治との関係が壊れて一緒にいられなくなることの方がずっと辛いことだろうから。

 刻一刻と番組開始時間が迫っている。
 運命の時まであと少し。
 全ては修治次第。

 ――修治。どうすんだ? 来るのか、来ないのか。

 息を凝らしてその時を待つ。
 だが、そうして待ちながら、弟はやってくると確信していた。
 何故なら、今日の放送には秀壱が腹が立つほど嫌いで、修治が最近お気に入りな『あのお笑い芸人』が出るからだ。
 嫌いで嫌いで仕方ない芸人ではあったが、この時ばかりは感謝せねばなるまい。

 程なくして遠慮がちにドアをノックして、ゆっくりとドアのレバーハンドルを回し室内に入ってきたのは修治だったのだから。


652:637
06/11/12 13:20:18 yD+QaILw0
みなさん反応ありがとうございます。
実は>>635さんのコタツのネタを見てちょっと書いてみたいなあ、という
軽い気持ちで書いたSSだったので続きのようなものは考えてませんでしたw
みなさんに背中を押されて続きを書いてみましたが、もうコタツは
関係なくなってしまいました。
お目汚しすみません。

653:637
06/11/12 13:22:20 yD+QaILw0
何度も連続カキコすみません。
書き忘れました。
上に書いた通りSSのつもりだったので名前をつけずに書いていましたが、
今回は分かりにくくならないように名前をつけました。
それでは名無しに戻ります

654:風と木の名無しさん
06/11/12 16:27:54 CRiEjPW3O
続きキテルー!!(゜∀゜)
こちらこそ萌えをありがとう!更なる続きもお待ちしてます。

655:風と木の名無しさん
06/11/12 18:05:22 RL6Mp2oK0
>>637
続きありがとう!
楽しみに秀壱の修治へのエロイ『続き』、待ってるから!

待ってるから!!

656:風と木の名無しさん
06/11/13 09:34:03 nsK39XqfO
優等生と不良の正反対兄弟もいいけど、
兄弟揃って裏街道まっしぐらも好きだ

兄は組織内でそれなりの地位、弟は暗殺専門。
受けは対立組織に拉致られて取引の道具にされ、
攻めが助けにくるのが893なお約束だけど、
弟は兄が助けに来る前に自分を拉致った相手を皆殺し。

「俺が助けに来るまで待てないのか」と呆れる兄に
「そしたら兄さんが怪我するかもしんないだろ」とサラリと返す弟

ここに>633なネタも絡めて、幼少期に狙われた弟を庇った兄の背中には、
今でも刀傷が斜め一直線に…

ありがちな上に長文スマソ

657:風と木の名無しさん
06/11/13 15:41:48 lxwsHaIfO
>「俺が助けに来るまで待てないのか」と呆れる兄に
>「そしたら兄さんが怪我するかもしんないだろ」とサラリと返す弟
ここすごい萌える
たまんないよ


658:風と木の名無しさん
06/11/13 21:49:55 DJwIXb+V0
>>653
続きキター!
お兄ちゃんの続きもまってます(*´∀`*)

659:風と木の名無しさん
06/11/15 19:28:14 i3wIKEXe0
保守

660:風と木の名無しさん
06/11/15 22:59:34 wBQ3SvO30
保守 コネタ

 「そんなに、しないでっ! ……ふああ!」
 もぐりこんだ指が探る熱肉の中のうごめき。人差し指の第二関節 に甘えるように食いついてくる。
 「中学生になったばかりで、こんな…」
 いやらしい。その言葉を飲み込んで、指でくるりと輪を描く。
張り詰めたペニスから蜜が、辛抱していたかのように揺れ落ちる。
 「あうっ…いやぁ……かきまわさ…ないれ…」
 紺の学校指定のハーフパンツが、吐息と痙攣でふるふると動く。
耐えられない声は、二人きりの空間に響いて、互いの耳腔を刺激して、ことさらに興奮を高めて行く。
 ハーフパンツに手を突っ込まれ、弟の体は 兄に狂わされていく。
 「後ろを向けよ」
 声と共に、腰をつかまれ体が反転されてしまった。
その勢いと素早さに壁に手をつくのが精いっぱいで、弟は抗うこともおぼつかない。
 そのいたいけなハーフパンツを引きおろす。強引にあらわに したその赤く腫れた様ような尻孔を指でえぐる。
 「広げないで! ……なっ……嘘っ! あっ!」
 天を突きひくひくと蜜を漏らすペニスににいきなり吸い付いた。 
 尖らせた舌を使って尿道を攻め、強く吸い上げる。
白磁器のようなヒップを鷲づかみにした左手の親指は、容赦なく弟の尻孔のふちを伸ばし、欲深いすぼまりに右の中指が潜り込む。
 「あっ……あ、あっ!……ら、らめ…よぉ!」
 生まれてはじめて送り込まれる甘い電流。
幼なさを隠せない口元を切なく震わせ、上下左右に頭を振ることで、それをそらそうと懸命な努力をする。
 けれどペニスへの攻撃は、寝床で自分の指を使う方法よりも数倍も刺激的で恥ずかしい。
舌の一動作ごとに、確実に 高まりへと追いやられる。
 怖い、のに。
 「……あ? ……に?」
 手と顔が離れ、兄の熱が消えたとき、とても残念な声が出てしまう。
 “もっと……” 
 そんな眼差しで兄を見上げるていることは、自分で気づくわけもなく、熱でうかされたような表情は、さらに兄の嗜虐心を煽る。
 弟の両頬を両手で包むと、強い力で自らの股間に導く。
 「さあ、俺がしゃぶったみたいに……さあ」
 目の前に屹立する肉の棒。拍動で動くそれに、弟の目は見開かれた。

661:風と木の名無しさん
06/11/16 00:16:38 Ifmsbnx/0
>>660
続き・・・欲しいです(*´д`)

662:風と木の名無しさん
06/11/16 08:10:57 ccJ+HL2dO
コタツタンGJ!!できれば「続き」も欲しいです

最近腐友に聞いたんだが、ピアス穴って性感帯になるらしい。
もしかしてピアスタンはそれを…

663:637
06/11/17 01:43:09 kIkeMTUi0
 修治は想像以上に秀壱のことを意識しているようだった。
 いつもだったら番組を見ながら終始声を出して笑っているのに、今日はそれがない。
 パソコンを操作するふりをしながら、ちらりと弟の背中に目をやる。
 すると、弟は何故か正座をしていて、背筋はぴんと伸び、手は拳を作って太腿の上に置かれていた。
 テレビ画面の向こうでは修治が好きであろうお笑い芸人がコントを繰り広げているが、修治は微動だにしない。
 ……このままの状態で一時間見続けるつもりなのだろうか? 流石にそれは疲れるのではないか、そう思った秀壱は修治の石化を解いてやるため肩をぽん、と叩いた。
「!」
 それまで少しも動く気配がなかったのが嘘のように、修治の肩が大きく跳ね上がる。
「な、なんだよ、今ちょうどいいとこ!」
 そういう声は裏返っている。
 動揺しすぎな弟がおかしくて笑ってしまいそうになるのを堪えながら、
「コーヒー淹れてくる」
 そう一言残して部屋を出た。

 コポコポと音をたててコーヒーメーカーから黒い液体が落ちていくのを見つめながら、弟は今どうしているのか想像する。
 がちがちに緊張していたから見るに見かねてこうしてコーヒーを淹れると言って部屋を出たのだ。
 今頃は自分がいなくなったことで緊張も解け、番組を楽しんで見ているのだろうか。
 そんなところに自分が戻った時、弟はどういう反応をするだろう。

 笑いながら番組を見ていた顔が、緊張にひきつる?
 それとも、怯えたような顔で見つめてくる?
 もしかしたら弟のことだから、平静を装うかもしれない。……といっても、実際は落ち着いていないどころか、心の中では動揺しまくっているので、顔にもそれが出てしまっているのだが。
 そんな不器用な弟が可愛い。
 ――戻った時、アイツどんな反応するかな。早く見たい。
 秀壱は逸る気持ちを抑えながら、コーヒーをカップに注いだのだった。

664:637
06/11/17 01:46:28 kIkeMTUi0
 コーヒーカップふたつを手に部屋に戻る。
 すると、意外にも弟は部屋を出る前とそう変わらない緊張状態であった。
 テーブルに修治のぶんのコーヒーカップを置いても、視線はまっすぐに画面に向いている。

 結局、修治は緊張状態を保ち続けたまま、テレビを見終えた。きっと中身など頭に入っていないだろう。
 ちょっとだけ弟が可哀想に思えてきて、このまま今日は解放してやってもいいか――そう思ったのだが。
 弟を見送ろうと椅子から立ち上がった秀壱に向かって、
「あに、き。ありがとう……テレビ」
 そう言って上目遣いで見てくる弟の顔がいつものそれとは違っていて、あっさりと理性を手放してしまった。
 立ち上がってドアのレバーに手をかけた弟の肩を、ぐっと掴んだ。
「――っ!」
 修治は息を飲み、怯えたような眼差しを向けてくる。
 修治の目に宿るのは、不安。恐怖。そして――ほんの僅かな期待。
 そういう顔が煽っているのだということを弟はわかっていない。無自覚だから、たちが悪いのだ。
 ――くそ。もう我慢なんてできるか。
 秀壱は修治の肩を引き、体を反転させる。そのまま肩を掴み、ドアに押さえつけた。
「ン……ッ」
 弟が何かを言う前に口唇を塞いだ。拒絶の言葉なんて、吐かせない。
 部屋にやってきたら『続き』をする、と。ちゃんと忠告しておいたのだ。
 今更やっぱりやめる、などとは言わせない。
 だが、それも杞憂だったかもしれない。
 修治はキスに応えてくるわけではなく、舌も怯えたように奥に引っ込んでいたが、暴れたりすることはなかった。
「修治……修治……」
 啄むようにくちづけながら、弟の名を何度も呼んだ。そうしているうちに、修治の体の強張りが解けてくる。そのまま優しいキスを与えながら、弟の柔らかい髪に指を絡め、ゆっくりと梳いた。
 すると、修治がおずおずとシャツの裾を掴んでくる。
 それを弟からの合図とみなして、口腔の奥に潜む舌を絡めとり、引きずり出してやった。

665:風と木の名無しさん
06/11/17 13:30:37 dcqKorf70
秀壱×修治の続きキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

アニキぃ、もうハゲだぁっ!(*゚∀゚)=3

666:風と木の名無しさん
06/11/18 01:56:32 vWxADDkbO
GJです!
できたら続きもお願いします(*´д`)

667:風と木の名無しさん
06/11/18 15:12:56 nGZtUOEg0
剥げ萌
兄貴サイコー!!
続きくださいませ!

668:風と木の名無しさん
06/11/18 23:44:01 HfqIIC1LO
はげもえたよちくしょう!
修治かわゆいなぁはぁはぁ

669:風と木の名無しさん
06/11/20 23:48:00 nMfdxSQP0
初めてこのスレ見てみたらもう皆禿げ萌え過ぎだ・・・(*´д`)
続きを、どうかお願いします・・・


670:弟 ◆lfroQeekbY
06/11/21 15:11:35 YS9Z6NXa0
【ホモ兄弟】スーパーキノコブラザーズ
URLリンク(bros.hagewasi.com)
【1級釣り師】ピョン吉と梅さんのド根性Love
URLリンク(pyonkichi.nomaki.jp)
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

671:風と木の名無しさん
06/11/23 09:33:43 fGSe/DDxO
保守あげ兼ねつつ

世の中には双子兄弟ネタが多いのに、このスレだとあんまり見かけないね

672:風と木の名無しさん
06/11/23 22:11:51 LWs0prt7O
双子好きだよ
双子の兄×弟ってあんまり見なくて悲しい
顔も性格もそっくりで常に一緒
二人で一つ、みたいな
若干弟の方が甘えたがりだったら良いな


673:風と木の名無しさん
06/11/24 14:08:02 Pa3X+Ae8O
双子で、いつも一緒にいてお互いのことはお互いが一番解ってる…と思ってたのに
いつの間にか別々の友人が出来てて、なんだよお前は俺のもn(r と友人に嫉妬
しかも双子らしく同じシチュで双方向嫉妬してる。みたいなベッタベタなのが好きだ

674:風と木の名無しさん
06/11/25 13:08:21 d93ajpaCO
>>673
やあ、私

675:風と木の名無しさん
06/11/25 16:55:47 l6ddOcoR0
一卵性だと兄と弟の差みたいなものって薄れる様な気がしなくも無い。

生き別れ、若しくは両親リコンで離れ離れになって再会、っていう双子に萌える。
何らかの行き違いがあって憎しみ合ったりとかのオプションが付くと萌え倍増。

676:風と木の名無しさん
06/11/27 16:37:40 GDdKGwvK0
ほしゅがわり


弟「兄貴、チューして」
兄「なんで」
弟「兄貴はオレの事好きだろ、だから」
兄「俺がお前の事を好きだとチューしなきゃイカンのか」
弟「!・・・嫌なのかよっ!」
兄「・・・(誰もそんな事言ってないんだが)」

677:風と木の名無しさん
06/11/28 01:16:02 JdX3j0vC0
俺はホスト 兄はサラリーマン
当然すれ違い生活になるわけで

地方から都会に住む兄の元に転がり込んだ俺は居候
兄が俺のために、ワンルームから木造の2Kに引っ越してくれた時、ひとつの約束をした
「無理はしなくていい、時々は一緒に飯を食べよう」
兄にとっては軽い約束、そう小さい頃ゲームソフトの貸し借りをして何日までには返せよと言った
それくらいのどうでもいい約束だったかもしれないが
俺には、いつしか努力して遵守すべき約束になっていた

薄ぼんやりと東の空が白み始めた
夜降り続いた雨でしっとりと濡れたアスファルトを、しぶきを上げて蹴る
アルコールが少しずつ、白く凍った吐息となって体から抜けていく
ぼろい木造アパートが見えてきた
二階の真ん中の部屋にはもう明かりがついている
俺は一層歩みを速める
カンカンカンカンと錆びたスチール階段を登り、新聞を取り出すとドアノブが自然と開いた
「おかえり、寒かったろう」
部屋着の兄が出迎えてくれる、部屋には石油ストーブの火がカンカンに熾り十分な温かさを保っている
「ただいま」
せまい台所からは味噌汁のにおいがただよう
しこたま呑んで、客とアフターして帰ってきた身体にはたまらない匂いだ
コートを脱いで石油ストーブの前にしゃがみこむ
じんわりと指先から体温を取り戻していく
「スーツが皺になるぞ、さっさと脱いで風呂入って来い」

ああ、なんで兄はこんなにやさしいんだろう
どんなきれいな女の子より、地元で付き合った子より、都会に来てから関わった女より
あにが すきだ

「兄貴、チューして」
>>676に続く

678:風と木の名無しさん
06/12/01 06:43:33 q+Mx261+0
(´д`*)ハアハア

679:風と木の名無しさん
06/12/04 09:56:47 7m8n/F4C0
あんちゃんほしゅ

680:風と木の名無しさん
06/12/04 21:50:37 8gIvuxDEO
にいちゃんは、おまえのことがだいすきだー
寝ぼけたような声で兄貴が言った。馬鹿だ。酔っ払いだ。
好きだ好きだ好きだー
言いながらぎゅうぎゅう抱き締める。苦しい。
普段は真面目な兄貴。頭が良いし、運動もできる。何より努力の人だ。
13年間弓道を続けたせいか、体格もよく、その上性格まで良いときてる。
これで女にモテないわけがなく、バレンタインとなると紙袋一杯に持って帰って来る。
(この袋は姉貴が朝、兄貴に渡すのだ。「稼いできてね」ってにっこり笑いながら)
そして「できる限り断ったんだけどね」と困ったような笑顔で悪気のない嫌味を言う。
(畜生、俺なんか貰う為に土下座までしたことがあるのに!)

…完璧超人か?否、そんな兄にも弱点がある。
ヤツは非常に酒に弱い。
匂いを嗅いだだけでほろ酔いになれるくらいだ。
口にしようもんなら人格崩壊、真っ赤な顔で周りの人間に甘え倒す。
次の朝には記憶をスッポリ無くして、爽やかに「おはよう」と笑うのだ。
(…弱いのに、何で呑むかな)
そして何で俺のベッドに入ってくんの。何で俺を抱きまくらにすんの。
苦しいし、酒臭いんだよ酔っ払い。
「くぉら、聞いてんのか?にいちゃんはな」
「うるせーよ、部屋に帰れ。ハウス!ハウス!」
うむむぅ、と兄貴が唸る。が、フ、と笑う気配がした。怒ったかと思ったのに。
少し驚いて兄貴の顔を見上げたら、そのまま両の手で顔を掴まれた。
い゙い゙い゙い゙!やっぱり怒ってんじゃん!?
焦って謝ろうとした口に、柔らかい感触。目の前には兄貴の顔。

「―…兄ちゃんは、お前が好きだよ」

ちゅ、と軽い音を立てて兄貴の唇が俺のソレから離れた。
うろたえる暇もなく、怒って兄貴を殴る暇もなく、兄貴は力つき、夢の中へ。
俺は、完全に取り残されてしまった。



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