06/08/24 02:14:07 Ad+NNNib0
>>463
ソレイイ!以下のような場面妄想した。暴力表現注意。
そこにあるのはただ圧倒的な暴力だった。
怒りが飽和しているのだろう、兄は限りなく無表情だ。
しかし、その拳は恐ろしいほどの速さで弟の悪友の腹にめり込み、その動作の反動で悪友の仲間の顔面を砕く。
嘔吐し涙を流して悶える者や鼻を潰されうずくまる者、腕と足をへし折られ痛みに泣き出す者がうめく中、
兄は傷一つ無く無表情で弟をレイプした主犯人のもとへと歩み寄る。
腹を押さえ、嘔吐物と血を顔にこびりつかせて恐怖に打ち震える主犯人を蹴り上げ、髪をわしづかみ無理やり目線を合わせる。
「おまえが、弟を傷つけた主犯人だな」
うっすらと笑みさえ浮かべ、穏やかな声音で問う。
主犯人は怯えきり、がくがくと何度も首を縦に振る。
「そうか、会えて嬉しいよ」
そういうや否や、兄は顔面に拳を繰り出す。歯が折れ、鼻が潰れる感触が兄の拳に伝わる。
甲高い悲鳴をあげ、涙を流し逃れようとする主犯人の首を絞めてより顔を近づける。
「ああ、君は弟の一番の仲間だよな。何度か見たことがあるよ。
私はあの子の幸せをいつだって願っているんだ、君といることであの子が幸せならそれで良かったんだ。
別にセックスだってあの子が了解したんならいくらでもしたらいいさ。
幸せの形は人それぞれだろう?男か女かなんてそんなの二の次だ。
それなのに君は、君は何をした?」
兄は手に力を込め、ギリギリと主犯人の首を締め上げる。
「きみは、あのこの、きもちを、むしして、―――何をした!!!」
主犯人は既に泡を吹き、白目を剥いて気を失っている。
周りの仲間達はあまりの恐怖に腰が抜けているもの、何とか抜け出そうとするもので混乱していた。
仲間が、それもリーダー格が殺されかけている。
いつものケンカとはちがう、圧倒的な暴力に。
「兄貴!やめてくれ!」