06/05/02 09:34:51 Lb+dTRXd
>>345 続き(保守も兼ねて)
風呂から上がった俺は、冷蔵庫に飲み物を取りに行った後、そっと弟の様子を見に行った。
『ちゃんと寝てるかな…?』
布団に潜り込んでいるあいつが寝ているのかどうかはこちらからはよく判らなかったが、取り敢えず物音を立てない様に移動して、床に置いた毛布に包まろうとした…が。
「兄ちゃん…。」
布団から顔を出した弟が声を掛けて来た。
「なんだ、まだ寝て無かったのか?」
「うん…なんか寝付けなくて。 俺、旅行とか行くとなかなか寝れなくていつも困っちゃうんだよな。」
「そうか…。 まああんまり気合い入れて寝ようなんてしてると余計に目が冴えちまうから、目だけでも閉じてな。」
そう言って弟の頭を撫でてやると、先程と同じ様にまた真っ赤になってしまっている。
そんな状態になりながらも、彼は少々遠慮がちに話掛けて来た。
「…兄ちゃん、あのさ…。」
「ん?」
「一緒に…寝よう? そしたらよく眠れる気がするから…。」
「…え!? で、でもその布団は一人用だから狭いし…。」
「…嫌? 俺と寝るの。」
嫌な訳じゃ無い。
いや、嫌な訳が無い。
でも、妙に意識しちまったままで一緒の布団で寝るなんてのはある意味「拷問」だ。
今までどうにかごまかして来たが俺は…彼に惚れてしまっている。
弟として愛おしく思っているのも確かだが、それ以上の思いがあるのも確かだ。
そんな自分を認めたく無くて、あいつの側に居続ければいつか傷付けてしまいそうで…進学を理由に逃げ出してしまった。
いや、俺自身傷付くのが怖かっただけなのかもしれない。
弟は…あいつはこんな俺をどう思っているんだろうか?
それを考えると怖くて仕方がない。
彼は答えを待っている。
俺は…どう答えればいいんだろう…?
347:風と木の名無しさん
06/05/02 12:09:01 lYV12zMA
(・∀・)イイヨイイヨ-
348:風と木の名無しさん
06/05/03 15:44:41 xCaQoBvH
wktk
349:風と木の名無しさん
06/05/04 13:37:54 i09ZvyDb
>>346 続きです
「…兄ちゃん?」
弟は俺の顔を不安げに覗き込んでいる。
もし、このまま素気なくしてしまったら…確実に泣き出してしまう、そんな表情をしている彼を前に俺は覚悟を決めた。
「分かったよ、一緒に寝てやる。 後から狭いなんて文句は言うなよ?」
「うん、そんな事は言わないよ。 ごめんね、なんか無理なお願いしちゃったかな?」
「…いや、謝られる程の事でも無いと思うんだけど…?」
「だって、兄ちゃん凄く困った顔をしてた様に見えたから…。」
「そりゃその…この布団に二人で寝るのは窮屈過ぎるだろって思ったからさ。」
「…ほんとにそれだけ?」「ああ、それだけだ。 じゃ、そっちに行くからちょっと寄ってくれるか?」
「ん、分かった、 ちょっと待ってね。 …これ位でいいかな?」
「よっと…やっぱ狭いなぁ。 ま、仕方無いよな。 …窮屈だけど我慢してくれよ?」
そう言って、俺は弟の横に潜り込んで身を横たえた。
350:風と木の名無しさん
06/05/05 21:42:46 EJoiES+X
wktk
351:風と木の名無しさん
06/05/06 16:19:23 1YkscXPH
>>349 続き
…長い沈黙。
何を話していいのか解らなくなってしまった俺は、その状況に耐え切れなくなって当たり障りの無い話題を振ってみる。
「…小さい頃はよくこうして二人で一緒に寝たっけ。 時々お前のおねしょの巻き添えをくらって、俺まで怒られるはで散々だったよなぁ。」
「…! もぅ、そんな事思い出さないでよ! でも…ほんと久し振りだよね、こうして寝るのって。」
そう言った後、弟の表情が急に曇った。
「…どうした?」
「兄ちゃん、あのね…。 俺、兄ちゃんに聞きたい事があるんだけど…いいかな?」
「別にいいけど…何?」
「その…兄ちゃんは俺の事をどう思ってる?」
「…え? どうって…大事な弟だと…。」
「…それだけ?」
その一言に、意識的に見ない様にしていた弟の顔を見てしまった。
彼の顔は真剣そのもので…そしてひどく切なそうでもあった。
「俺…兄ちゃんの事が好きなんだ。 今までは単に兄弟として、だけだって思ってたんだ。 …でも、暫く離れてみて分かったんだよ。 俺の「好き」はそれだけじゃ無かったんだって。」
俺は、いきなりの弟の告白に面食らってしまった。
「今日、正直に話をして、もし嫌がられたら…もう会いには来ない。 そう心に決めて兄ちゃんに会いに来たんだ。 …やっぱ気持ち悪いよね? ごめんね…。」
「…じゃあさっき抱き上げた時嫌がったのは…?」
「あれは…嫌がってた訳じゃ無いんだ。 ただ、この気持ちが確かなものなんだってしっかり自覚してしまった後だと、嬉しいけどなんだかとても苦しくて…。 自分でもどうしていいのか分からなくなっちゃって。」
彼は自分でもかなり困惑しているだろうし、俺がどう思っているのか考えると不安で仕方が無いのだろうか、目に涙を溜めて小さく震えている。
俺はそんな彼を放ってはおけず、そのまま何も言わないで一息に抱き寄せたのだった。
352:風と木の名無しさん
06/05/09 23:27:50 w5xtbXqg
wktk
353:風と木の名無しさん
06/05/10 01:28:19 DDjd3JgT
wktkあげ
354:風と木の名無しさん
06/05/11 20:32:29 GkWvvBJd
>>351 続き(長々とすいません)
「!! …に、兄ちゃん!?」
「もういい、分かったからそんな顔しないでくれ…。 大丈夫だ、俺も…同じだから。」
「え…? 今、なんて…?」
「だから…一緒なんだよ、お前と! あーもー照れ臭いから何度も言わせるなよッ!!」
抱きしめていた所為で見えなくなっていた弟の顔を見る為に身体を少し離し、一度深呼吸をしてから俺はゆっくりと話を続けた。
「俺も…お前が好きだ。 勿論兄弟としてもだけど、同じ男だってのにそいつを抱きたいって考える様になっちまってるんだ。 でもな、そんな事を考えてるのがお前にバレちまったらきっと嫌悪感を持たれちまうだろうって思ってた。」
「兄ちゃん、それ…ほんと?」
「こんな話で嘘言ってどうすんだよ? 俺はな…お前に嫌われたくも無いし、お前を傷付けたくも無かったから家を出たんだよ。 もしあのまんま一緒に居続けたら…いつか抑えられなくなっちまいそうだったから…。」
今まで押し殺し、ごまかし続けて来た思いを一気に吐き出してしまった俺は、改めて弟を抱きしめた。
「…どうした? 泣いてるのか?」
「…だって…あんな事言ったら絶対嫌がられるって思ってたから…。 なんか…嬉しいけどまだ信じられなくて…。 どうしよう…俺…。」
「俺だって信じられないよ…まさかこんな事になるなんてさ。 …なぁ海鳴、その…」
「…? 何、兄ちゃん?」
「キス…してもいいか?」「…うん。」
我ながら少々間の抜けた事を聞いたかな、と思いつつも彼のおでこや涙で濡れた頬にキスをした。
そうした後に親指の腹でそっと唇をなぞってやるとピクリ、と身体が反応しているのが分かった。
先程までのものとは違う、潤んだ瞳に上気した頬…。
ああ、なんて愛おしいんだろう…。
このまま、全てが欲しい。
「愛してる。」
そう一言彼に告げて、俺は彼に唇を重ねたのだった。
355:風と木の名無しさん
06/05/12 18:14:51 WAvSIY/I
GJ!!
続きはないのかな?
356:風と木の名無しさん
06/05/14 04:57:31 qtSMk2Mx
>>354 続きです
(レスが頂けるのは凄くうれしいです|д・*)ノシ)
最初は軽く唇が触れる位だったキスも、次第に激しくなっていった。
歯列を割って彼の口腔内に舌を差し入れると、遠慮がちに彼の舌が絡まって来る。
それを少し強めに吸い上げ、軽く噛んでやるとくぐもった喘ぎ声が漏れ出した。
お互いの唾液で濡れた弟の顔を見つめ、舌を絡めながらも寝間着の上から胸の小さな突起を刺激してやると、更に喘ぎ声が大きくなり始める。
「…そんなに大きな声出しちゃ駄目だろ? ここはアパートなんだから結構筒抜けなんだぞ。」
「…ぁ…う、そんな事言ったって…無理だよぉ…!」わざと意地悪な事を言いつつも身体への悪戯を続ける俺を文句ありげな表情で見ている反面、快感に溺れてしまっていたりもする弟がなんとも可愛くて…。
ふと、弟の下半身に目をやると…既に服の上からでも勃起しているのが分かった。
そのペニスをズボンの上から指でなぞってやると、小さな悲鳴にも似た声が上がったのだった。
357:風と木の名無しさん
06/05/15 17:43:58 H/EhgD70
GJ(*´Д`)
358:風と木の名無しさん
06/05/16 20:20:26 Zjz6Q6P0
GJ!!萌えますた(*´Д`)=з
359:風と木の名無しさん
06/05/24 00:55:19 9uxTG16K
ホシュ
360:風と木の名無しさん
06/05/24 17:53:42 y3BFIK79
wktkアゲ
ピアスたん好きだった!
361:風と木の名無しさん
06/05/24 21:19:45 QCwXzLXs
「兄貴やめてくれよ! そんなとこ舐めんなよ!
そこはうんこするところだぜ、きたねぇよ…ッ!」
弟は泣きながら言ったが、俺はかまわず便器を舐め続けた
362:風と木の名無しさん
06/05/24 22:03:36 asOEQJr0
自己紹介板にフォモスレがふたつ同時にたてられた訳だが
幼馴染に告白されたノンケ男・三井
スレリンク(intro板)
ゲイかも知れない男にメールを送りたいリアゲイ・ピョン吉
スレリンク(intro板)
363:風と木の名無しさん
06/05/25 16:02:00 Hn41VL4y
>>356 続き(ピアスじゃなくてすいません|д;)
「あ…にいちゃ…や…ッ!」
「こんなに感じてるのに、や、は無いだろ?」
余りに強い刺激が辛いのか、弟は何とか俺の手をそこから離そうと抵抗している。
しかし快感に翻弄された状態では力も入らないのだろうか、自身を庇う手はいとも簡単に退かす事が出来た。
そうしながらも、俺はゆっくりと弟の服を脱がせにかかった。
「や…だ、にい…ちゃん、電気…消して…。 は…恥ずかしいよ…。」
「…駄目だ。 消しちまったらお前の可愛い顔が見えないだろ? それにお前の裸はもう見慣れちまってるよ。」
そうは言いながらも、いつものそれとは全く違う状態に、俺は平静を装ってはいたが実際には物凄く興奮していた。
上着のボタンを外して前を開けさせた俺は、改めてまじまじとその身体を見つめた。
元々色白な肌がすっかり朱く染まり、しっとりと汗ばんでいる様はそれだけで十分に淫靡に思えた。
その胸の真ん中辺りにそっとキスをしてみる。
唇に触れた肌は、汗の所為で少しひんやりしている様でもあったが、身体自体は上気してかなりの熱を持っているのも判った。
364:風と木の名無しさん
06/05/25 16:02:51 Hn41VL4y
>>356 続きその2
「…少し腰を浮かしてくれないか? その方が脱がせ易いからな…。」
俺がそう促すと、弟は一瞬躊躇ってはいたが素直に言う事を聞き入れてくれた。
羞恥心からか、俺と目を合わせない様にしている弟から下着ごとズボンを一気に引き下ろすと、すっかり勃起して反り返ったペニスが勢いよくそこから飛び出して来る。
よく見ると、もう先の方は少し濡れているのか、照明に照らされて光っている様だ。
その濡れそぼった先端にある鈴口を尖らせた舌先で割り、くすぐると弟はあられの無い声で喘ぎ始めた。
「あぁ…ん、にいちゃ…ん、だ…めェ…! そんな…あ、やあぁ…ッ!!」
甘ったるい弟の声を聞きながらも、そのままペニスを口に含み舌を絡めながらも強弱を付けて扱くと、一段と喘ぎ声が激しさを増して行く。
俺は今まで男を抱いた事は無かったが、自分にも同じ物が付いている分、どうすれば気持ち良いかは良くわかっていたりもする訳で…。
ひたすらに責め立てていると弟の喘ぎ声のトーンが上がり始めた。
もう限界が近い事を察した俺は、一際弟自身を強く吸い上げながら深くくわえ込む。
程なく、弟は俺の口腔内で一気に硬さを増したペニスの先から勢い良く射精したのだった。
365:風と木の名無しさん
06/05/25 18:00:54 iWS8TZEI
話は気になるんだが顔文字がウザイんで辞めていただきたい。
366:風と木の名無しさん
06/05/25 18:18:25 Hn41VL4y
>>365
了解しました。
367:風と木の名無しさん
06/05/25 21:50:39 e2dqka6H
>>361
前半で萌えた俺の純情を返せ
368:風と木の名無しさん
06/05/28 23:05:37 gbCBpKhb
>>361
かなりツボったwww
369:風と木の名無しさん
06/05/29 22:43:28 kMumD3A2
>>361
ワロスwww
370:ピアス
06/05/30 18:28:18 Qct74yVJ
>>291
兄貴は、体を屈めおもむろに俺の腹に手の平を這わせた。
上半身の愛撫の場所は胸や首だと相場は決まってる、と
勝手に決め付けていた俺は、予想外のことに少々面食らった。
「あ……っ」
「……まさか、感じてるのか?」
「バッキャロ、んなわけねえだろ……!」
「まあ……上手く開発できれば、腹でも感じられるさ」
余裕そうに微笑んで、兄貴は腹に頬を寄せた。
髪の毛が当たってくすぐったい。
むしろ、こんなとこじゃ俺は感じないと思っていたはずなのに、
少しずつ息が荒くなってしまっているのだ。
時折臀部や腿を撫で回されると、体がどうしようもなく震える。
……本音を言ってしまうと、今俺が触ってほしいのはそんなところじゃない。
もっと下、俺自身を、思いきり兄貴に扱いて貰いたい。
それから……その次も。
兄貴が実は経験豊富だとしても、悲しい半分、嬉しいかもしれない。
今ここで、兄貴が知っている男同士の悦びの全てを、
俺に叩き込んで貰えたら……考えると、ゾクッと来た。
認めたくないが、俺は兄貴を欲している。
質が悪いのは、認めたくないという感情も徐々に麻痺してきていることだ。
371:ピアス
06/05/30 18:30:36 Qct74yVJ
「……兄貴……続き、いってくれよ……お願い」
他の奴と同じように「頼む」と言うのはためらわれて、代わりにこんな言葉が出た。
自分が幼稚くみえて思わず口を手で覆ったが、
兄貴は無性に嬉しそうに、ニヤリと笑った。
「……今の、なんかクるな……」
待ち構えたようにベルトを緩められ、パンツごと一気にズボンを下ろされた。
外気に晒された俺のモノは、僅かにだが既に熱を持っていた。
兄貴の指が俺のモノに触れた時、足の力が一気に抜けた。
情けなくも、俺はその場にへたりこんでしまった。
-----
今まで放置してて本当にすみません。
仕事も最近やっと落ち着いたのですが、何分力量不足なもので
続きがうまく書けなかったのもあります。
消えてる間もところどころレスがあって、本当に嬉しかったです……
今更な続きですが、もし良ければこれからも続きを投稿させて頂きたいです。
372:風と木の名無しさん
06/05/30 18:47:49 NA4txcGg
帰ってきたらピアスキテル━━━(゚∀゚)━━━!!!
>>370,371姐さん、待ってましたヨー
これからもゆっくりでいいので続き楽しみにしてます。゚+.(*´∀`*)゚+.゚
373:風と木の名無しさん
06/05/30 20:32:46 kvZtUlNt
ピアスタンキタ――(*´Д`)――!!!! ハァハァ
GJGJ!!
お忙しいのに提供有難うございます!!
楽しみにしてますよー!(●´∀`●)
374:風と木の名無しさん
06/05/30 23:03:45 283HVpDF
ピアスタンGJ!!テラモエス(*´Д`)ハァハァ
375:風と木の名無しさん
06/06/03 01:27:40 wUtBcq7R
豚切りスマソ
弟にめろめろイチャイチャなんだけど手をつなぐより先は根性なしな兄が好きだ
376:風と木の名無しさん
06/06/03 20:17:57 6Lmyd6x4
あげ
377:風と木の名無しさん
06/06/04 01:57:55 BcKNJNda
年の差兄弟で兄が教師、弟がその生徒。
兄が学校近くで一人暮らししているので入学と同時に弟も同居することに。
っていう設定に萌えた。
378:風と木の名無しさん
06/06/04 12:49:07 ru6xdc0n
>>377
それなんて奥様は男子高生wでもテラモエス(´д`*)ハアハア
379:風と木の名無しさん
06/06/06 02:31:12 bgDP93an
兄弟ハアハアほす
380:風と木の名無しさん
06/06/09 22:07:25 r+BKe1Ik
知り合いなんだけど。三人兄弟の二男。スポーツマンでなかなかイケメンだが
「兄ちゃんと弟は背が180cm以上あって顔もいいんだよなーなんで俺だけ…」
とコンプレックスなご様子。「でも身体能力は俺が一番!」と笑顔。
人に靴下脱がせてもらうと気持ちよくない?と何度も聞いてくるので否定すると
「マジ?俺いつも弟に脱がせてたよ。ほれ(ソファにふんぞり返り脚を投げ出す)って」
すまん、萌えてます…
381:風と木の名無しさん
06/06/12 11:31:53 awrHy3aD
保守揚げ
382:風と木の名無しさん
06/06/13 00:08:50 XEhxEnX3
>>371 続き
「……大丈夫か?」
最初は見下ろしていたが、屈んで目線を同じ高さまで下げて、兄貴は言った。
俺はどうしようもなく恥ずかしくて、目を伏せて反らした。
「……嫌か?」
「嫌じゃない……足が」
震えが止まらない。
足どころか、体全体、心まで。
「落ちつけよ……痛くはしない」
兄貴は優しくそう言って、俺に口付けた。
そっと肩を押され、されるがままに床に横たわる。
額にかかる前髪を手の平で払われて、もう一度キス。
その手は肌を撫ぜながら下がり、胸の突起へたどり着いた。
「んん……」
手の後を追うように、兄貴の頭も視界の隅に移動する。
先端に舌が触れた時、思わず肩が震えた。
だけど、声が出たのは同時に兄貴が俺自身を軽く握ったからだ。
「はぁあ……あ、んぅ」
自慰やセックスで股間を弄っても、声が出るほど感じたことはない。
理由を考える余裕も無く、気がつけば俺のモノは完全に勃起していた。
383:風と木の名無しさん
06/06/13 20:06:11 31acRGwK
イイヨイイヨー
384:風と木の名無しさん
06/06/14 16:30:07 I1kxoDCg
タイトル見てリヴァイアヌの兄×弟かとオモタ
ツンツン弟受モエス
385:風と木の名無しさん
06/06/15 18:27:46 c/o0Ar67
ピアスたんGJ!
萌えますた(・д・)
386:風と木の名無しさん
06/06/21 01:02:49 IggEYPVN
あげ
387:風と木の名無しさん
06/06/25 13:14:48 f0A02V3R
ほす
388:風と木の名無しさん
06/06/28 02:08:52 98gJ5zp5
ほす
389:はめ
06/07/02 20:01:18 9qyXD1dJ
続きとか
シャワー浴びてくる、と終わって早々に弟はベッドから逃げ出してしまった。
逃がすまいと奴の腰に腕を巻きつけた俺の脳天に、容赦なくその拳を叩きつけて。
アレは効いた。
実の兄なのだ、少しは手加減しても良さそうなものなのに。
自分のことは棚にあげ、暴力的な弟を思う。
普段から生意気で、兄である自分に「バカ」だの「アホ」だの平気で言うし、手や足も出してくる。
だが、抱いている時はそんな生意気さが誘っているようにしか見えない。
末期だと、自分でも思う。
ふと、床に落ちた携帯が目に入り、それを拾い上げた。
さっき撮ったムービーを再生してみる。
「…………」
消去ボタンを押して、そのデータを消した。
ぼんやりとベッドで煙草を吸っていると、髪をタオルで拭いながら弟が戻ってきた。
「さっきのアレ消しとけよ、馬鹿兄貴」
「消した」
即答した俺を、怪訝そうに見つめる。
「信用できねぇなら確かめとけ」
携帯を投げ渡して風呂に向かう……ついでに、
すれ違い様、呆然としている弟の唇に掠めるようにキスをした。
……5秒後、今度は跳び蹴りをかまされた。
390:風と木の名無しさん
06/07/02 22:25:00 EWEd6699
ウッヒョーGJ!この兄弟好きだ(*゚Д゚)
391:風と木の名無しさん
06/07/05 13:08:17 /V47noqC
前にも出てたけど四月に解散したリアルバンドの兄弟あてはめて萌た。
兄貴は凄いやとかリアルでボロ泣きながら言っちゃう男前の弟好きだ。
392:風と木の名無しさん
06/07/06 19:46:07 VMvQ+Ivn
>>391
は げ ど う
兄サイト弟日記の拙い文章かわいよ弟
そして弟誕生日の兄日記のツンデレ具合には萌え殺されるかと思った
ツンデレは受けだけに限らないな
393:題名
06/07/07 07:14:48 MpDMUiZN
>>○○の続き
兄と弟がどーのこーの
…と言う感じでやった方がいいんでない?
394:風と木の名無しさん
06/07/07 20:26:08 fQ5DfDF+
ほっす
395:はめ
06/07/10 00:36:18 82jT9f2X
>>389続き?
翌日。丸一日、心の中で兄貴を激しく罵り倒しながら授業を受け、ぐったりした体を引きずってなんとか家まで帰ってきた。
鍵を開けて中に入る。家の中は静かで、兄貴はまだ帰ってきていないようだ。
キッチンに鞄を投げ出して、朝のうちに作って冷蔵庫で冷やしておいた麦茶をコップに注ぐ。
一気に飲み干したとき、玄関から物音がした。それと、微かな話し声。
「……ただいま」
携帯で話してでもいるのだろう。そう思っていたところに声をかけられ、振り向いた俺は凍りついた。
兄貴の後ろから、やたら気の弱そうなメガネの男がこちらに会釈していたのだ。
「ダチの五十嵐。コレは弟」
2人を指さして簡潔に紹介する兄貴と、丁寧に頭を下げてこんにちわなどと言っている五十嵐とかいう奴。
頭が真っ白で、ああ、なんて間抜けな声しか出なかった。
「五十嵐、俺の部屋2階だから」
兄貴はさっさと2階に向かっている。五十嵐は慌てたように後を追っていった。
2階からドアの閉まる音が聞こえて、我に返った。
コップを握りしめた指が震えていることに気付いて、その理由を考えて。
俺は自嘲した。
396:風と木の名無しさん
06/07/10 15:15:06 iFmb0obV
この兄弟好きだー
続きwktk(*´Д`)ハァハァ
397:風と木の名無しさん
06/07/10 19:31:25 bFZt47fx
兄貴、やめてくれよ、気持ち、よすぎ、る、だろ?
398:風と木の名無しさん
06/07/11 01:42:58 t8l0HBct
続き続き(*´Д`)
399:はめ
06/07/12 22:58:26 4hvqK3c9
>>395続き
喜ばしいことのはずだった。
俺は、いつか兄貴は俺を玩具にするのにも飽きて、
誰か他の奴と付き合うようになるだろうと思っていた。
誰を連れてこようと、弟である俺よりもマズい相手なんかどこにもいない。
だから、その日が来ることを何度も予想していたのに。
実際にそれが起きてみれば、無様に取り乱している自分がいた。
初めて五十嵐を見た時に衝撃を受けたのは、その雰囲気があまりにも兄貴に似合っていたからだ。
鋼鉄みたいに硬そうで、そのくせ野卑で馬鹿な兄貴と、
ふわふわな綿菓子みたいで理知的な五十嵐。
正反対なのに、並んだその姿には違和感がなかった。
きっと、俺が兄貴の隣に並んだってあんな風に絵にならないだろう。
……何故かイラついてきた。
五十嵐とかいう奴が兄貴の新しい恋人だとしたら、
俺はもう馬鹿兄貴にあんなことをされることもなくなるのだ。
それは、とても、喜ばしいことのはずだ。
それが、なんでこんなにイラついてるんだ?
「……水」
そうだ、シャワーでも浴びよう。
頭から水を被れば、きっとこの不快感も消える。
梅雨で蒸し暑いからイラついてるだけで、兄貴なんか関係ないんだ。絶対に。
俺は逃げるように風呂場に向かった。
400:風と木の名無しさん
06/07/13 16:57:23 P4Zne1lr
続きはやくうおお
401:風と木の名無しさん
06/07/17 09:33:39 fEzXnMz5
続きか新作期待age
402:風と木の名無しさん
06/07/17 22:57:33 gahRc/x3
年が7つも離れた弟が生まれた日、俺はまるで未来を握り締めるみたいにして
固く握られた小さな拳をそっと指先で撫でてみた。
するとゆっくりたどたどしく開かれた掌が俺の指を力一杯、けれど未だ幼い力で
一生懸命に握り締めてきたその愛しさに胸が熱くなったのを今でも覚えている。
あれから15年。
来年は高校に入学だと言う時期に俺のその誓いは破られてしまった。
他の誰でもない、兄である俺のこの手と、抑え切れなくなってしまった欲望に堰を切られたが故に…。
「……止め…ろっ、兄貴…!…つ…ッ、…う…ぁ、…ああ…ッ!」
勝ち気に育った弟は今、引き下がれた学ランを纏って俺の腕の中で犯されながら
絶望と悲壮に満ちた涙をたっぷり湛えた瞳で見上げている。
弟の中は酷く熱く、俺を拒絶するようにして強く引き絞られている。
今更止められよう筈もなく、腰を突き動かせば絡み付く肉。
「…途中で止められる位なら、始めから抱いたりしない…っ、…く……っ…」
「…い…、ぁ…っ…ああ……!」
背徳と愛しみに駆られて目も眩むほどの快楽を得て、当然のように破裂した欲を
たっぷりと弟の中に注ぎ込んだ。
同時に手の中に握り締めていた弟の熱い一部からも溢れた欲を感じる。
欲望の波が少し引いた頃に見下ろした弟の顔は、やはり絶望の淵にあるらしい。
酷く切なくて泣き濡れた、今にも壊れてしまいそうな顔で俺を呆然と見上げている。
仕方がない。今まで頼りがいのある兄であっただろうに、
15年分のその幻影が脆くも崩れてしまったんだから…。
403:風と木の名無しさん
06/07/17 23:23:19 gahRc/x3
涙を拭おうと頬に指を寄せてみると、茫然自失の弟の腕が勢いよく跳ね上がり、
「触る…な…っ…!」
俺の腕を払う。
当り前の行動だ。実の兄に犯された事実を簡単に受け入れられる筈もない。
そんな事は分かり過ぎる位に分かっている。しかし感情が付いていかない。
「…残念だがそれは叶えてやれないな。手放すつもりは無い。…これから先、ずっと…」
低く優しく言葉を繋いだつもりだったが、弟には残忍な宣告だったのかも知れない。
恐らくは激痛が走っているだろう後孔が動揺を表すように、
俺の言葉に合わせてヒクリと絞られる。
「…なん…で?…んな事…」
かすれた声で向けられた問いの答えなど俺にも分かる筈が無かった。
ただ愛しさとどす黒い欲望が俺の中に渦巻いているとしか…。
「…お前が…俺を狂わせた。諦めろ…手放せる筈が無いんだから…」
「…も…う…、嫌だ…っ!止め…ろ、……兄貴ィ…、ぁあ…――ッ」
止める事などできる筈がないだろう?
でなければ俺の中の狂気に気付いた時点で止めていたさ。
俺にとっては幸い、お前にとっては最悪の星回りで両親は明日の夜までは不在。
だから俺のこの狂気を全て受け入れてくれ…。
その拒絶が憎いほどに愛しい、俺のたった一人の可愛い弟…
404:風と木の名無しさん
06/07/18 08:12:34 JIkfVR2Z
新作きたー(*´Д`)ハァハァハァ
GJ!!!!
405:弟視点
06/07/18 19:33:39 kDMSWVBW
国立の大学での生活を優秀な成績で過ごし続ける程、出来た兄貴の弟として生まれて15年。
小さい頃の俺は強烈なブラコンだった。
昔からとても可愛がってくれた兄貴の気を少しでも引きたくて
ドコに行くにも後ろからちょろちょろ付いて回ったもんだ。
けどいつ頃からだっけ。所謂反抗期にぶつかった俺は、兄貴を避けるようになってた。
気恥ずかしいとか、ツレに見られたらとかそんな下らない理由だったけど、
そんな風に避けてた時に兄貴が浮かべた淋しそうな表情が、今でも胸にトゲみたいに刺さってる。
そんな俺の反抗期も落ち付き始めて、人生初の人生の山場でもある
高校受験を控えた夏休みのある日、兄貴が変わってしまった。
今俺を見下ろしている男は本当にあの優しい兄貴なのか…?
俺を貫いている熱いモノが本当に兄貴の…?
涙で霞んだ視界にぼんやりと浮かぶ兄貴の顔はまるで獣だった。
俺が拒絶を示せば示す程、それをねじ伏せようとする力と共に歪んでいく兄貴の顔。
どうすりゃいい?
どうすりゃこんな馬鹿げた事から兄貴の目を覚まさせる事が出来る…?
406:風と木の名無しさん
06/07/19 22:30:57 NuVTm4s8
兄貴視点で続きキボンage
アハァーン(´Д`)
407:風と木の名無しさん
06/07/24 02:04:52 O5E6LeQH
何この神スレ禿萌えますたハァハァ
保守ついでに
最近気になる兄×弟は全部弟のが兄より背が高いんだが…
幼い頃は「女の子みたい~v」と周囲から可愛がられてた弟が成長してすっかり男前のあんちゃんになり、
「もう俺可愛くないし、兄ちゃん(人前では「兄貴」呼び)に相応しくないよな」等と頭の足り無さも手伝って乙女の如く悩む。
対して兄はそんな弟の苦悩は露知らず、普通に可愛いと思ってる。おまけに無自覚に周囲に愛想を振りまく天然弟に毎日ハラハラ。
そんなアホップルな兄×弟も萌えです。
408:風と木の名無しさん
06/07/24 22:00:31 izcVU2LJ
連投スマソ
試験前の逃避ついでに今萌えてる背低兄×背高弟を挙げてみる。
その1:漢前系&短気系&王子系兄×兄より男前でモテるのに中身は天然&乙女のアホ子弟。
街中でチンピラと肩がぶつかった弟
チンピラ「おいコラ、どこ見とんじゃボケェ!」
弟「あーすいませ…(何かに気付いて)あ。えーっと、あの、後ろ…」
チンピラ「謝って済んだらケーサツはいらんねやニーチャン。ボーッとしくさりやがって、ちょと男前やからって舐めとったら…」
弟「だから、その、後ろに…」
チンピラ「ハァ?!話そらすなボケ!!何がうしr」
兄「てんめぇェエエうちの弟に何してやがんだゴルァア!!!!!(跳び蹴り)」
チンピラ「―ヘブシッ!!!!!(吹っ飛び)」
弟(あちゃー…;でも、うちの兄ちゃんてばホントかっこいいなぁ…*)ポワワ
その2:お人好し&常識人&ヘタレ兄×要領がよく表向きはクール、しかし兄の前では誘い受け&甘えた弟。
弟:ちゅv(と不意打ちキス)
兄「―ッ!おい、人が見たらどうするんだ…ッ!!(焦)」
弟「何照れてんだよw昔はよく兄貴からしてくれたじゃんか…それとも何?もうこんな育っちゃった俺じゃ駄目?(クスクス」
兄「何馬鹿なこと言って…」
弟「(ギューッと抱きつき甘えた声で)…兄ちゃん…」
兄「―ッ、なに、」
弟「…いいから早く抱いてよ…(耳元で囁き)」
兄「~~ッ(真っ赤)」
409:風と木の名無しさん
06/07/24 22:02:30 izcVU2LJ
あーID変わってたんだな…続いてスマソ;
その3:口うるさい頑固親父系兄×フェロモン脱力系遊び人&実は兄想いで苦労性弟。
実家に帰ってきた弟に宴会を開くも兄は酔っぱらい、弟にのしかかってくだを巻き始める。
弟「―あのさ、いい加減重いからどいてくれねーかなぁ…;」
兄「~だいたいィ、女をとっかえひっかえだなんてだな、ウィック、何を考えてんだか…」
弟「…ハァ、何遍その話したら気が済むんだよこの酔っぱらい…つーかマジ早くどけって…(自分も強か酔っているので力が入らない)」
兄「(キスできる位赤ら顔を近づけ)俺も昔はなー?結構いけたクチだったんだ、ぞ?ウエップ、まぁお前のように~不真面目な付き合いは無かったがぁ…」
弟「はいはい;その話も耳タコだからね、もう寝ようねー…よい・しょーっと」
何とかゴロンと転がして兄を下にし、眠たそうな兄の頬をペチペチ叩く弟。
弟「こら、兄ちゃん、寝るならあっちで寝なよ…母さんが布団しいてくれてんだから」
兄「ン?…んー…」
弟「…ったくしょうがねぇなぁ(布団持ってきてやるか…)」
兄「…<弟の名前>……行く、な…」
弟「!」
兄「……(スヤスヤ)……」
弟「…(困ったように微笑み)…おやすみ、兄ちゃん。(眠る兄の額にキス)」
長文&文章力なくて失礼しますたorz
410:風と木の名無しさん
06/07/26 22:03:24 gx1vkOou
VIPPERの突撃があったみたいだからとりあえずホシュ
411:風と木の名無しさん
06/07/26 22:16:58 AWmg4wMC
''';;';';;'';;;,., ザッザッザ・・・
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッザッザ・・・
;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy、
MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、 VIPからきますた
Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^Λ_ヘ
VIPからきますた ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
__,.ヘ /ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ VIPからきますた
/\___/ヽ /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ
/'''''' '''''':::::::\/'''''' '''/'''''' '''''':::::::\ /'''''' '''''':::::::\
. |(●), 、(●)、.:|(●), |(●), 、(●)、.:|、( |(●), 、(●)、.:|
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::| ,,ノ(、_, )| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|_, )| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
. | `-=ニ=- ' .:::::::| `-=ニ= | `-=ニ=- ' .:::::::|ニ=| `-=ニ=- ' .:::::::|
\ `ニニ´ .:::::/\ `ニニ \ `ニニ´ .:::::/ニ´ \ `ニニ´ .:::::/
/`ー‐--‐‐―´\ /`ー‐- /`ー‐--‐‐―´\-‐‐ /`ー‐--‐‐―´\
帰 り ま せ ん 勝 つ ま で は
412:風と木の名無しさん
06/07/26 23:15:55 MqTxGgKV
ホッシュ
413:風と木の名無しさん
06/07/27 00:32:23 S0Enp0DI
もう一度念のためホシュ
414:風と木の名無しさん
06/07/27 10:35:41 TC2n5/zF
更にホシュ
415:風と木の名無しさん
06/07/27 15:00:54 wl8XTZFQ
大丈夫かここホシュ
416:風と木の名無しさん
06/07/27 15:01:50 wl8XTZFQ
ageちまったスマヌ
417:風と木の名無しさん
06/07/27 18:05:13 Xwp3kj3s
URLリンク(www.cyber-lolita.com) バッキャロォー兄貴イィ…
418:風と木の名無しさん
06/07/27 19:12:30 8GicnT7T
保守
419:風と木の名無しさん
06/07/31 15:56:20 giRqfsGW
ほしゅ
420:風と木の名無しさん
06/08/01 03:54:09 nksiF/sV
保守
>>409
全て萌えました
その3兄弟で妄想
空はぬけるように青く入道雲が幾重にもそびえ立つ、暑い暑い昼下がり。
強い光が差し込まぬよう、すだれを掛けた縁側に浴衣姿の兄の姿を見つけた。
傍らには泡盛の瓶と氷が山ほど入った片口、
注がれた冷たい酒と外気温の差ですっかり汗をかいてしまっている琉球ガラスのグラス、
それと白身魚の刺身が盛られた器が無造作に置かれている。
ふいに兄が振り向き、その漆黒の瞳が俺の姿を認める。
既に酔っているのだろう。いつものように眉間に皺を寄せたりしない。
D&Cの毒々しいシャツの胸をはだけ、限界までローライズのクラッシュジーンズを引きずり、
銀に近い髪を伸ばした俺の姿を見ても。
あろう事か、俺に手招きさえしてみせる。
兄の隣に座り、差し出されたグラスを一気に干す。
強い酒が喉を通り過ぎる感触が気持ちいい。
「昔は、ここで良くスイカを食べたよな」
あのころのお前は俺の行く先々にまとわりついて来るちびだったのにな――
そういって兄は一気に酒を呑み干す。
呑みきれずに、一筋あごを伝い、嚥下するのどを辿るのが死ぬほど色っぽい。
「こんなにでっかくなっちゃって、なあ」
細い箸を器用に扱い、刺身にちょん、とわさびと醤油をつけ、口に運ぶ。
421:風と木の名無しさん
06/08/01 03:57:18 nksiF/sV
物を食べている姿は何故こうも―情欲を誘うのだろうか。
スイカとカブトムシがコーラとバイクになり、そしていつしか酒とつまみになっていったように、
俺の兄への思いは深く罪深く変質していく。
しかし、兄の俺を思う気持ちはあのころのまま、変わることはない。
酔いつぶれて一度きり戯れのように肌を重ねた記憶は遠く、
オンナに乗っかられているとき僅かにその情景を思い出すだけ。
「まだ呑むか?のめるか?ん?」
頷くと、兄は泡盛の瓶から片口に静かに酒を注ぎ、からからと揺らして酒を冷やし始める。
すだれを通して差し込んでくる光がまだらに俺達を染める。
聞こえるのは、気が狂いそうなくらいの蝉時雨と、兄が揺らす氷の音だけ。
だいぶ元と違う風になってすまない。
このあと浴衣男体盛プレイになだれ込むか。
422:風と木の名無しさん
06/08/01 07:31:14 zyPd0LPh
>>420-421
朝から禿萌兄弟を拝めるとは(´д`*)ハアハア
続きを楽しみにしております!
423:風と木の名無しさん
06/08/01 10:08:43 o/CIo/f1
>>420-421
朝から幸せだ!
続き待ってるぞ
424:409
06/08/01 13:23:05 GKXuREfY
>>420
うおぉおおあんなネタに萌えてくださってありが㌧!!
続き楽しみにしてまつ(*´∀`)男体盛どんと恋
425:風と木の名無しさん
06/08/02 00:18:53 OIhDmyLS
今回のVIP突撃にフィルタかけてみた。
やおい兄×びぷ弟
腐兄会社員とおばか高校生。二人はなかよし。
東京出張の前準備のため、深夜まで会社に残り仕事をこなす兄。
夏休みに入って暇な弟。
弟は友達と遊び狂うも、やっぱり家で一人だと退屈。
かまえかまえと兄にまとわり付くが、兄はスルースキルが高い。
ついにぶちぎれた弟、兄のBL本やBLゲームに落書き、プログラム改変を行ってしまう…。
兄
メーカー勤めの好青年は世を忍ぶ仮の姿。
攻めのマストアイテムが長髪、破れたTシャツであった頃からの腐兄。
部屋の押し入れはBL系で埋まっている。
弟
びっぱー高校生。
犬に眉毛書いたり、うまい棒パーティをしたりと馬鹿青春真っ盛り。
びっぷ先生の真似が上手く、腰がエロいらしい。
運営さん
二人が住むアパートの管理人兼大家代行。
びっぷがアパートを荒らすと、叱ったりお仕置をしたりする。
びっぷ弟が癇癪を起こして捨ててしまったやおい兄のBL物を、こっそり保管して返してくれたりする。
426:風と木の名無しさん
06/08/02 01:22:56 Oesg60Iw
>>425テラモエス
暴走した弟×兄でも美味しく頂けそうでつね。
427:風と木の名無しさん
06/08/02 13:45:38 4ObBZxKA
>426
でもそれだとスレ違い
キレて兄を押し倒すんだけど押し倒し返されて喰われちゃう弟
当初のの目的とは違うけど兄が構ってくれてご機嫌
428:風と木の名無しさん
06/08/05 01:34:04 3fHlYLVx
>>425
「びっぷ」
玄関のドアを開けると同時に、兄は鋭く弟を呼んだ。
「また俺の本を捨てて、隣の恋愛さん達に迷惑をかけたそうだな」
リビングで座椅子に座りジャンプを読んでいたびっぷは、帰宅した兄の顔を見てこれ見よがしにため息をついた。
「実の兄をまっとうな道に返そうという努力は今回も実らなかったお…」
「人の趣味に口を出すな、それと恋愛さん達に謝ってこい」
スーツから部屋着に着替え、兄は弟からジャンプを取り上げ顎で玄関を指し示す。
「だってあいつら昼間からギシアンしてるんだお、迷惑wwwwwww」
兄弟の住んでいるアパートは古いながらもしっかりした造りで、音が筒抜けになることは殆どない。
明らかに目的を持って壁に耳でもつければ話は別であるが。
「…どうせ、”隣のギシアンに突撃してくる”みたいなスレを立てたんだろう?」
図星だったらしく、ぎくりとびっぷの体が跳ねる。
「そうだよな、前も”兄貴が腐兄だけど何か質問ある?””今から兄貴に怒られてくる”とか立ててたもんな」
びっぷがさらにひきつる。
「意地悪ktkr!知ってたなら言えwwwwwwwwww」
「全く反省してないみたいだな」
謝りに行くそぶりも見せず、叱ってもスレのネタが出来たとしか思わないびっぷの様子に、兄はすっと眼を細めた。
本気で怒ったのである。
「…ktkr」
今更のごとく逃げ出そうとするびっぷの首根っこを捕まえ、兄は耳元で囁く。
「vipにスレを立てろ」
「な、なんてスレタイで?」
「”今兄貴に掘られてるけどなんか質問ある?”」
429:風と木の名無しさん
06/08/05 02:34:33 3fHlYLVx
眼前のパソコンには見慣れたvip専ブラの画面が映っている。
「ほら、早くレスつけてやれ」
「は…ふっ、う…」
かたかたと弟の手は震え、レス入力画面に中々文字が書き込めない。
弟は後孔に根元まで兄の指を受け入れさせられているからである。
「あ、ああっ、や」
指は緩く動き、弟の体内をかき混ぜている。
しかし決定的な刺激を与えることはない。
「あにき、もっ…」
先を、もっと強い刺激を求めて、背面座位の体勢で自分を抱え込むようにパソコンデスクの机に座っている兄を見上げる。
しかし返ってきたのは、冷めた眼差しだった。
「ほら、レスつけないと」
震える弟の手に開いたほうの手で指を絡め、入力を促す。
指を絡められる感触にも反応してしまうが、ここで自慰をするとそれこそ兄に何をされるか分からない。
>>兄のスペック
>>アッー!
>>マジかよwwwwww体位うpwww
>>画像うp!
かなりの速度で付くレスにゆっくりと、最短のレスを返していく。
>>かいしゃいん
>>TDNwww
>>はいめんざい
>>むり
430:風と木の名無しさん
06/08/05 02:35:14 3fHlYLVx
「やれば出来るじゃないか」
スレが200を越えた時点で、既に朦朧としている弟の耳元で兄は囁き、ずるりと指を引き抜いた。
「は、ああッ、あにき…っ」
今まで放っておかれた前に緩やかな刺激が与えられ、ひくつく入り口に熱い塊をあてがわる。
いよいよ待ち望んでいたモノが手に入る、とカラダもココロも弛緩した。
が。
「1が挨拶なしで落ちるのはクオリティが低いよな?」
その言葉と同時に、兄の手は握りこんだモノを手荒く擦りたて、既に先走りでぐちゃぐちゃな先端を攻め立て始める。
「ぁあああああッ!か…は…っ!」
目が眩むような快感に耐えられず、キーボードに突っ伏し腰を突き出すような体勢をとってしまう。
後ろはあてがわれた熱を欲するようにひくひくと蠢いている。
しかし、根元を強く握りこまれているため達することはできない。
「もうっ、ゆるし…ごめんなさ…」
ぼろぼろと涙を零しながら兄に懇願するも、なお、スレへの書き込みを促される。
o t i m a s u
その七文字を打ち終わり送信し終わった瞬間、兄は弟の前の戒めを解き己の熱塊を弟の弱い部分を抉るように一気に打ち込んだ。
431:風と木の名無しさん
06/08/05 03:11:37 3fHlYLVx
弟の放った声は絶叫に近かった。
つま先までひきつらせ、喉をのけぞらせながらようやく与えられた質量をきつく引き絞る。
「ア―、うあ、あに…ッ」
ゆらゆらとじらす様な動きで、達した後の敏感な後孔をかき混ぜられる。
回転を加えられるとぴちゃり、と指を挿れられているときに流し込まれたローションが音を立てる。
「ん、大切なものを捨てられたオニイチャンに誠意をみせてくれないかなあ?」
「せいい?」
背面座位の体勢を力任せに対面座位へと変えられ、入り込んだままの欲望に内壁を抉られ、弟は体を震わせた。
「折角この体位だから、お前が兄ちゃんを気持ちよくさせてくれ」
兄の首に顔を擦り付け、腰を揺らして快楽を貪る。
最初はただ控えめに上下するのみであったが、弟の腰を支える兄の手の誘導により、
捻り、熱塊が抜け落ちる寸前まで離れ、飲み込む厭らしい動きに変わっていく。
「やだ、もうやだ、熱い――にいちゃん」
兄の耳元で囁かれた懇願は、この淫靡な空気にそぐわない―、自ら快楽を貪る姿とは遠く離れた
幼い頃、一心に自分を慕い雛のように付いてきた弟の声そのものだった。
互いの名前呼び、貪り合い、空白へと昇りつめ、そして
――――落ちる
432:風と木の名無しさん
06/08/05 04:43:27 JeDvTCac
>>425-431
ちょwwwwクオリティタカスな小説ktkr!!
キティークな兄テラモエスwwwww
続きを激しく希望するお( ^ω^)
433:432
06/08/05 04:44:26 JeDvTCac
うはwwwwアンカーミスwwww
正しくは
>>428-431
434:風と木の名無しさん
06/08/06 03:13:46 G8mEZfhJ
>>428-431
禿げ萌え
続き希望あげ
435:風と木の名無しさん
06/08/06 05:16:29 2hwQ1mF3
>>428-431
gj!
テラモエスwwww
436:風と木の名無しさん
06/08/07 01:34:40 HQPem5aR
兄は達した衝撃で身動きの取れない弟の熱い体を引き寄せ、表情を伺う。
頭に手を差し入れると、日に焼けて少しぱさぱさした髪の感触が気持ちいい。
弟が落ち着くまでゆっくりと、髪を梳いてやる。
「ん――」
「落ち着いたか」
落ち着くもなにも未だお互いの体は深くつながっており、弟がわずかに身じろぎする度に、
兄の放ったものとローションが糸のように溢れ出ている。
「兄貴…ぬいて」
じわじわと腰を這い上がってくる新たな熱に恐れをなし、懇願する。
「まだ仕置きは終わってないぞ。恋愛さんの所と運営さんに謝りに行かないと」
といいつつも、兄は一向に動く気配を見せない。
「謝りに行くから!抜いて!」
自分の髪をやさしく梳いていた兄の手を振り払うように頭を強く振り、きっ、と兄を睨みつける。
その弟の仕草が気に入らなかったのだろう、兄は笑みを浮かべ冷酷に言い放った。
「仕置きは終わってないと言ったろ?お前が自分で抜け、そんなことも出来ないのか?」
あからさまな釣り―挑発だが、そこはびっぷのサガ。
「なんだお!こんな粗チンさっさと抜いてやるんだぜwww」
兄の腹に手をつき、勢いよく腰を持ち上げようとした、が
437:風と木の名無しさん
06/08/07 01:56:54 HQPem5aR
「―――!!」
じわりと力を取り戻しつつある兄の欲望が思いきりイイところを擦ったため、弟は声にならない悲鳴をあげる。
体からは力が抜け、また深く兄を飲み込んでしまう。
「なんだ?自分から腰振って。抜くんじゃなかったのか?」
兄の挑発に又腰上げようとするも、ますます力を取り戻している兄の太い先端がいい所に引っかかり、
結果がくがくと淫らに腰を振ることとなってしまう。
「あ、ああっ、はぁ、」
兄はただ、ゆったりと事務椅子に座っている。
その体に跨り、腰を振り、どろどろになっている前を兄の腹筋で擦り、まるで――
「なぁ、俺が、犯されてるみたいだな」
「ん!いうなっ!いうなっ――あ、ひいっ!」
しかし、体は止まらない。
何度も何度も腰を振りたて、あさましく兄を貪る。
「―ン、そろそろ、か?」
耳元で囁かれる兄の声にすら反応し、体の奥がとろりと蕩けるような気がする。
「!―もっと、お、く―」
ねだったとおりに、ねじ込まれ身悶える体に震えるような快楽が走る。
「は―――ひっ――」
泣き声か安堵の声か、長く引く声が漏れる。
一瞬にして主導権を奪われ、何度も突き上げられる。
椅子が壊れそうな悲鳴を上げてきしむ音と、兄の荒い息遣いが聞こえ、
体の中をいっぱいにされる感覚に悲鳴を上げ――
438:風と木の名無しさん
06/08/07 01:59:49 HQPem5aR
今更ですが誤字訂正を。
>>429
パソコンデスクの机ではなく、パソコンデスクの椅子です。
椅子に座っています。
439:風と木の名無しさん
06/08/07 03:36:00 O/rzxug3
ちょwwwおまwwwwwwww
兄ちゃんキティーク!禿萌!gj!
440:風と木の名無しさん
06/08/07 05:31:17 ePX17qhn
続きキテル━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
兄キティークすぎる(;´Д`)ハァハァ禿げ萌えた(;´Д`)ハァハァ
オヴァカなvip弟もテラモエス
441:風と木の名無しさん
06/08/07 07:30:58 Z0siqCFM
すげぇw
801兄の「犯されてるみたい」なのにめっさ余裕なところが
この板住人の漢前さを物語っているw
モエス
442:風と木の名無しさん
06/08/07 20:44:31 VSgoJ6XI
神が…神がいるw
443:風と木の名無しさん
06/08/07 20:56:26 Itf+5TDZ
801万回保存したwwwww
444:風と木の名無しさん
06/08/08 02:12:03 VyxwuBXF
砂糖菓子よりあまい声
狂ったようにピアノ
滔滔と流れるウッドベース
”おん…のこはい…もさがしてる…”
メイプルシロップにはちみつをまぜて粉砂糖を散らしたハニィトーストより甘く歌い上げる
”…つか幸せにして…れる人”
小柄でまあるい目、涼しげな甘い声の王子様
”ハン…ムでお金持ちな…なおさら”
くるくるとおどりながら、楽しそうにうたう
”ず…と幸せくれ…人”
無骨な太い指が奇跡のように鍵盤を滑る
”でも…かなか難…いわ”
雨粒がアジサイの葉に跳ねるように、軽やかに、奔放に、柔らかく
”恋を…たら何も見えな…なるから”
筋骨隆々、小山のような男がグランドピアノに屈み込んで奏でる
”だから女の子はい…も捜し…いる”
チェーンの巻かれた指で小気味よく弦をはじく
”誰が幸せくれる…しら?”
ウッドベースにそぐわないくずれたふうのやせっぽちが音をリードしていく
今日のバンドは素敵ね。
ホントホント、しかも歌ってるヒト超かっこいいし!ジャニ系王子様っているもんだね~
あら、わたしはピアノの彼のほうが好きよ。
あんたキアヌリーブスとか坂口憲二好きだもんねえ、確かにかっこよかったけど!
ウッドベースの彼はちょっと…
そーね、なんかちんぴらーーー!ってカンジ?
音はイイんだけどね。バンド名は何かしら?
ハニィな夜を貴方に”acer saccharum”
445:風と木の名無しさん
06/08/08 02:44:45 VyxwuBXF
「お疲れさま、今日もありがとうね」
バーのマスターが三人の前にアルコールを並べる。
砂糖菓子声王子様にはカルア・ミルク
無骨なピアニストにはグランマニエを効かせた紅茶
チンピラ風ベーシストにはハートランドビールの小瓶
三者三様、ごくごく飲んだりすすったり呷ったりしてマスターの厚意にあずかる
「っかーーー!うまいっ!しかも喉に優しい!マスターサイコーーー」
「やっぱり兄さんの声は最高だよ、もうホントいい、大好き」
紅茶を含みながらピアニストがうっとりとボーカルを見つめる。
その様子に呆れたように、ビール片手にべーシストが口を挟む。
「お前さぁ、かーっとかいってカクテル呷ってタオルで腋まで拭いている姿見てそんな台詞吐けるなァ…」
「だってほんとにかっこいいから」
「おうおう!何二人で話してんだ?」
「ああもう、腋拭いたタオル放るんじゃねぇ!!」
「全く、演奏が終わったらこれなんだから…、客には見せらんないわね」
”acer saccharum”
見た目も声も王子様だけど中身は超短気男前な兄
小山のような体格のワイルド系色男、しかし天然オトメな兄大好き弟
不幸にも兄にボコられ、むりやりベースを務める事となったチンピラ
三人は今日もハニィなサウンドとどつき漫才を奏でていく
と、いうことで>>408その1兄弟(+α)改変でした。
446:風と木の名無しさん
06/08/08 02:48:29 VyxwuBXF
伏せ忘れすみませんorz
447:風と木の名無しさん
06/08/08 17:30:41 9sLrmamK
801×VIPテラモエス(;´Д`)ハァハァ
こんなことされてもVIPは後日「腐兄の兄貴がガチホモだった」とかスレ立てちゃうんだろうなぁ…
兄ちゃん大好きな弟って(・∀・)イイ!!
448:408
06/08/08 22:30:43 Sk047vNd
>>444-445
素敵な改変ありが㌧!!
大変美味しく頂きました(*´Д`)ハァハァ
チンピラもメンバーに入っててワロスw
449:風と木の名無しさん
06/08/09 01:49:08 8H27K/w0
Be sure it's true 「愛してる」っていう時には十分気を付けな
when you say "I love you,"
It's a sin to tell a lie 嘘を吐くことは決して許されることのない罪なのだから
ピアノに寄りかかった兄が、鼻にかかった甘い声で歌いだす。
スタンダードジャズで、It's A Sin to Tell A Lie――嘘は罪。
ぎろりと睨まれて、伴奏を促される。
誰もいないジャズバー、深夜三時。
悪酔いして暴れる兄をどうにも押さえつけることが出来ず辟易しているうち、
マスターもべーシストも弟に鍵を預けて帰ってしまった。
Millons of heart
have been broken 「愛してるって、ホント、愛してる」
Just because
those words were spoken その言葉でどれだけ沢山のココロが傷付いたことか
"I love you, yes I do, I love you"
弟が散らかった店内を逐一片付けているうちに、兄はぴたりと動きを止め歌いだしたのである。
音響施設も照明もすべて死んだ店内に、小気味いい鍵盤を叩く音と甘い声が拡散する。
ふと、弟が顔を上げると恐ろしいほどの真顔の兄と視線がかち合った。
if you break my heart I'll die もしオマエがオレを傷付けたら即死んでやる
明るいメロディに乗せられた過激な歌詞に、心臓が跳ねる
So be sure it's true だから「愛してる」っていう時には十分気を付けな
when you say "I love you,"
It's a sin to tell a lie. 嘘を吐くことは決して許されることのない罪なのだから
450:風と木の名無しさん
06/08/09 01:52:42 8H27K/w0
心臓がばくばくして自分の弾いているピアノの音が聞こえない
まさか兄さんがこんな歌を俺に歌うとは
そりゃ俺は常日頃から、兄さんに愛してるの言葉を欠かさない
実際愛してるし、それはもう習慣のようなものだった。
兄はわかったわかった、とかいって
俺の気持ちを軽く受け止めていると思っていた
それが、嫉妬や猜疑心を生むほど深く思われていたなんて
「兄さん…俺、うれしい!!」
ジャン、と曲を切るとぎゅっと兄を抱きしめた
「おーおー、でっかい犬がご主人様に飛びついてやがる」
「まぁあ、危ない」
「あ、こけた。…酒瓶で殴るとは厳しいしつけだな」
「ああー、あれ、高いお酒なのよ!」
そして、忘れ物を取りに来たデバガメが二人。
451:風と木の名無しさん
06/08/09 04:17:22 cG0mP79x
>>449-450
gj!
雰囲気がすごい好きだ。続きwktkしてます
452:風と木の名無しさん
06/08/12 02:46:32 6SEF2Ew8
はめどりたんとピアスたんが忘れられないホシュ
453:風と木の名無しさん
06/08/12 21:36:33 dvFkBxP5
続々神が光臨する素敵スレに…!
ところでここの住人的に「兄・ふんじゃった」ってどう?
兄×弟的に美味しいとよく聞くんだが。
454:風と木の名無しさん
06/08/12 23:25:34 aV7q72gD
>>453
興味出たので読みに逝ってクルー!(゚∀゚)
具体的な萌え話だったら
サンデー801スレかこっちのスレ(↓)でも良いかも。
兄弟モノで801<2>(正確には3スレ目らしい)
スレリンク(801板)
455:風と木の名無しさん
06/08/15 00:44:43 2Hw2A1Tj0
保守がてらベタで厨なファンタジーものいくつか
※以下厨注意
没落王家の血を引く兄弟
血と肉の混じった泥でかりそめの父王の墓標を作り、兄弟は誓う。
兄「いつか恥辱を濯ぎ、祖国の復興を!」
弟「兄上なら出来ます。私は兄上を信じております」
途中で一方がもう一方を庇い瀕死か行方不明になって、
王家の血を欲しがる敵に洗脳されるといい。
半非人間の兄弟
兄(森から血の臭いがする…)
兄は羽を翻し、森へと滑降する。
弟「兄さん?あ、まって、まってーーー!」
鳥でも爬虫類でもケモノでも、兄弟で混ざり具合が違うとか。
スラム兄弟
兄の記憶は、幼い、ようやく言葉を解すようになった弟を連れ
比較的原型を留めている残飯を漁ったところから始まる。
兄「調子はどうだ。喋れるか?」
弟「…ん、今日は調子が良いんだ。客も取れそう…だし」
町を駆け回り、雑多な端仕事をこなしたり政府や金持ちの子飼い間謀として働くことの出来ない
虚弱な弟は生きる糧を自らの体で得ている。
弟「いつか、このスラムから出て暮らしたいね」
緩やかに笑ってみせる弟の頭をなで、兄は頷いた。
自分の失われた記憶と、自分達の行く末
それはまだ深い闇の中。
キーパーソン兄弟
”本当の秘密”を守り、伝承する砂漠の一族にいる兄弟
弟が”本当の秘密”に目覚め、砂漠から出て行く時に兄が護衛として付けられる。
常識人真面目武装商人兄と本当は誰より思慮深い癖にチャラい弟神官
456:風と木の名無しさん
06/08/17 13:05:41 f0CAWQ+b0
「あなたが僕の兄?」
ある平穏な夏休み、いつもの様に家事を済ませた所で大家さんが僕を呼びにきた。
僕に来客らしい。
実の祖母のように接してくれる大家さんは人の良い顔を曇らせて、なにやら不安そうな顔をしている。
「変な勧誘じゃないかしらねえ…気をつけてね」
「大丈夫ですよ、オレオレにも架空請求にもひっかからなったでしょう?」
大家さんに笑いかけて安心させ、ぼろい階段をきしませながら共同玄関まで歩いていく。
共同玄関には夏だというのに汗一つかかずピシリと有名私立校の制服を着こなした、涼しげな青年が立っていた。
彼は僕の姿を認めるなり一瞬驚愕しそして満面の笑みを浮かべる。
その急激な表情の変化に大家さんと二人で呆然としていると、
彼の唇が僕の運命を加速させる一言を、発した。
「はじめまして、俺は君の兄だよ。よろしくな」
457:風と木の名無しさん
06/08/17 21:06:04 6yWTL+ZaO
新作ktkr
続き楽しみにしております
458:風と木の名無しさん
06/08/18 12:38:03 V2Ty8sur0
「はぁ、兄…ですか」
我ながら間の抜けた返答だったと思う。
生まれてこの方、自分に兄弟がいるという話は聞いた事はない。
それに、今時珍しい風呂無し共同トイレのアパートで暮らす自分と
目に前にいるどことなく品のいい青年にはいくらの接点も見出せない。
「そうだよ。君は覚えていないかも知れないけど、俺が五つ、君が二つの時に生き別れたんだ」
僕から視線を逸らさず、彼はにっこりと微笑んで見せる。
その顔があまりにも―
「お父さんに似てるわねえ」
大家さんが思わず漏らした一言が全てだった。
「立ち話も何なので、どうぞ、上がってください」
信用したわけではないが、あまりにも父さんに似すぎている。
お邪魔します、と礼儀正しく靴を揃え、兄だという彼は粗雑さの欠片もない仕草で僕について来た。
大家さんに心配しないよう説得し、彼と二人きりで階段を上る。
どう、というわけではない。
具体的に説明しろ、と言われると困ってしまう。
しかし、階段を上る仕草、古いアパートを珍しそうに見渡す瞳の色、歩き方
全てが父さんに似ている。
男手一つで僕を育ててくれた父さんに。
やはり、僕と彼は兄弟なのだろうか。
459:風と木の名無しさん
06/08/18 13:31:13 V2Ty8sur0
「若様!若様、お爺様が!」
高校三年の夏、ついに祖父が弱った。
財閥を継ぐものとして俺を教育し監視し続けた祖父の入院は、生き別れの家族に会う最大のチャンスだった。
祖父のたった一人の愛娘を奪った下衆。
俺の父に対してそういった表現しかしない祖父は、駆け落ちし、貧しくも穏やかに暮らしていた俺達家族を引き裂いた。
母は祖父の下へ連れて行かれ、父と幼い俺達兄弟は全てを奪われ打ち捨てられた。
父が必死に働き、俺が幼い弟の面倒を見、悲しみの中なんとか平穏な生活を取り戻そうとしていた矢先
俺の前に再び祖父からの使者が訪れ、俺は見たことも無いような屋敷へと連れて行かれた。
そこには弱り果てた母の姿と、威厳溢れる老人の姿があった。
今でも謝り続ける母の弱弱しい声と、窓から入る光を背負い、こちらを睨む祖父の姿を鮮明に覚えている。
もう母の命は長くないこと。
財閥を継ぐ者は直系でなければならないこと。
立派な髭を蓄えた口が滔滔と、まるで事務連絡のように言葉をつむぎ続ける。
そして、俺の聡明さを見抜いていた祖父は最後に残酷な条件を出した。
「お前がこの家に入れば、今後父親、弟には一切の危害を加えない」
その日俺は一度死んだ。
そして、財閥の若様として生まれ変わり今まで生きてきた。
若様となってからの唯一の甘い思い出である母は、俺が10歳の時に死んでしまった。
いつまでも、俺と、弟と、父の名を呼び、謝り続けていた。
この、俺が初めて屋敷に連れて行かれた日とよく似た暴力的な日差しの先に見える木造のアパート
あのアパートには12年間想い続けた弟と父がいる。
俺が守り続けた二人がいる。
はやく、逢いたい。
460:風と木の名無しさん
06/08/18 22:02:34 QQrJ7IhVO
新作wktk!(・∀・)
461:風と木の名無しさん
06/08/20 18:38:26 ziO6o63xO
スレ趣旨とはそぐわないかもしんないけど、プラトニックな兄弟もいい
お互い想い合ってて、それもお互い分かってて、でもギリギリで行為は耐える。そんなん
462:風と木の名無しさん
06/08/20 22:29:03 ADjMblIP0
プラトニック兄×弟もゆる。
弟を心配するも偽悪者ぶって憎まようとする兄と
そんな兄の本音を知ってボロ泣きの弟な自カプ…。
463:風と木の名無しさん
06/08/23 16:09:17 JRR95/DP0
ここでいつも禿げ萌えさせて貰ってるので保守も兼ねてせめてもの恩返し。
兄(優等生タイプ)×弟(チョイ不良タイプ)
秘めた想いを弟に打ち明けようとしていたその矢先、弟はいつもつるんでる
(弟の)悪友に一方的に想いを打ち明けられ更にレイープされてしまう。
怒りに燃える兄は一人彼等の所へ乗り込み、相手を病院送り一歩手前に
してしまい停学なり停職なりの処分をされてしまう。
弟は兄のキレっぷりに驚くんだけど、同時に自分への想いも知り喜んで
自分も兄が好きだ愛してるとそっと兄に告白する。
464:風と木の名無しさん
06/08/24 02:14:07 Ad+NNNib0
>>463
ソレイイ!以下のような場面妄想した。暴力表現注意。
そこにあるのはただ圧倒的な暴力だった。
怒りが飽和しているのだろう、兄は限りなく無表情だ。
しかし、その拳は恐ろしいほどの速さで弟の悪友の腹にめり込み、その動作の反動で悪友の仲間の顔面を砕く。
嘔吐し涙を流して悶える者や鼻を潰されうずくまる者、腕と足をへし折られ痛みに泣き出す者がうめく中、
兄は傷一つ無く無表情で弟をレイプした主犯人のもとへと歩み寄る。
腹を押さえ、嘔吐物と血を顔にこびりつかせて恐怖に打ち震える主犯人を蹴り上げ、髪をわしづかみ無理やり目線を合わせる。
「おまえが、弟を傷つけた主犯人だな」
うっすらと笑みさえ浮かべ、穏やかな声音で問う。
主犯人は怯えきり、がくがくと何度も首を縦に振る。
「そうか、会えて嬉しいよ」
そういうや否や、兄は顔面に拳を繰り出す。歯が折れ、鼻が潰れる感触が兄の拳に伝わる。
甲高い悲鳴をあげ、涙を流し逃れようとする主犯人の首を絞めてより顔を近づける。
「ああ、君は弟の一番の仲間だよな。何度か見たことがあるよ。
私はあの子の幸せをいつだって願っているんだ、君といることであの子が幸せならそれで良かったんだ。
別にセックスだってあの子が了解したんならいくらでもしたらいいさ。
幸せの形は人それぞれだろう?男か女かなんてそんなの二の次だ。
それなのに君は、君は何をした?」
兄は手に力を込め、ギリギリと主犯人の首を締め上げる。
「きみは、あのこの、きもちを、むしして、―――何をした!!!」
主犯人は既に泡を吹き、白目を剥いて気を失っている。
周りの仲間達はあまりの恐怖に腰が抜けているもの、何とか抜け出そうとするもので混乱していた。
仲間が、それもリーダー格が殺されかけている。
いつものケンカとはちがう、圧倒的な暴力に。
「兄貴!やめてくれ!」
465:風と木の名無しさん
06/08/24 06:01:28 vtezCBG2O
>464
朝から禿萌えた
466:風と木の名無しさん
06/08/24 18:34:01 QIfkUD3fO
兄「もっと大きく開いてよく見せるんだ」
弟「だ、だめよ兄貴!恥ずかしい…」
兄「おいおい、それじゃ見えないだろう。その中身を、俺によく見せてごらん」
弟「いやだよ!俺、婿に行けなくなっちゃう!」
兄「よく聞くんだ。これは大人になるためには必要なことなんだよ。そんなことじゃいつまで経っても子供のままなんだ」
弟「うう・・・俺、初めてなのに・・・」
兄「いい記念日じゃないか。今日でお前は大人の階段をまた一歩上るんだ。どうだ、素晴らしいことだろう?」
弟「ま、ママには秘密だよ?」
兄「ああママには秘密だ。さあ、それを開いて俺だけに見せておくれ。
その通知表の中身を!!」
467:風と木の名無しさん
06/08/24 21:50:10 aUourLlL0
warotawww
468:風と木の名無しさん
06/08/25 02:10:42 8oBfw5Go0
ワロタ
んでこの時期は
弟「…キツ…イ、もう…やだぁ…」(宿題やるのが)
兄「…やめていいのか?」(宿題やるのを)
弟「―!いじわるっっ!やめれないのっ…知ってるくせに!」(提出しないと成績ヤバいから)
となるわけですね。
469:463
06/08/25 07:39:38 WPvYQRJ60
>>464
ウホ!これはいい復讐兄
テラモエますた、ありが㌧!
>>466、>>468
(・∀・)イイヨイイヨー!
470:風と木の名無しさん
06/08/25 09:08:01 mSSQ7c4W0
亀だけど腐兄×ヴィp弟…
禿萌えて死ぬかとオモタ
471:風と木の名無しさん
06/08/25 18:00:40 NbqtfPSgO
>470
ハゲドウ(´Д`*)ハァハァ
472:風と木の名無しさん
06/08/25 22:43:20 8oBfw5Go0
育児板よりコピペ。えらく萌な兄弟が二つもあった。
------------------------------------------------
244 名前:名無しの心子知らず[sage]
ダンスィ次男(小4)は男子長男(小6)が大好き。
なぜなら、次男の脱力するような質問にも一生懸命お兄ちゃんは考えて答えてくれるから。
そして先ほども昼食中に次男が長男に突然質問。
次男「世界で一番最初に産まれた人間ってだれ?」
長男「うーーん・・突然産まれたわけじゃないからさ。生物の始まりは海からで」
次男「人間って昔は海に住んでたの?!すげー。浦島太郎だ!」
長男「じゃなくて、細胞の元が海にあって、それが進化して陸に上がって・・・」
次男「ごちそーさまーーー!!!兄ちゃん早く食べてプール行くぞ!」
長男「あはは。4時から塾だから3時半までなぁ」
お兄ちゃん、いつもありがとう。その心の広さ、惚れそうです・・・
そして次男、いい加減にしろ。
------------------------------------------------
真面目包容系兄×やんちゃ弟
------------------------------------------------
230 名前:名無しの心子知らず[sage]
兄ダンスィ「駒大苫小牧?駒大こまこまい?とまだい?あれ?とま・・・」
弟ダンスィ「駒大!駒大とまとまい!あれ?駒大・・・」
兄&弟ダンスィ「こ・ま・だ・い・と・ま・こ・ま・い」
兄ダンスィ「駒大とまとまい」
弟ダンスィ「とまだいとまとまい」
うるせえ!はやく宿題終わらせろ!
今年の優勝は早実だろうが!
------------------------------------------------
仲良し馬鹿兄弟
473:風と木の名無しさん
06/08/25 22:59:38 W55Uu2fxO
かわいい(*´∀`*)
474:風と木の名無しさん
06/08/25 23:13:00 +Dj8HD500
>>470
同じく禿げたwww
|д゚)続編ナンカマッテルワケジャナイカラナ!
475:風と木の名無しさん
06/08/26 00:11:55 5XOOE7TL0
馬鹿兄弟良いなw
こういうのは小さい子ならではの会話だよなー。
リアルでいい大人兄弟がやったら、どうみてもただの(ry
フィクションだからこそ萌えるのもあるね。
敵役・悪役の三下っぽいのとかドリフのコントのやつとかw
476:風と木の名無しさん
06/08/26 02:30:02 e2MFmyfS0
日付変わったがもう一つレス改変。萌/え/父スレの流れより。
「これ、好きだろ?」
そういって兄貴がいぬ茶のマスコットを見せてきた。
「昼休みに買ったペットボトルについてたんだけど…」
抹茶をイメージした深緑色の眠たそうないぬのマスコットが、兄貴の手の平にちょこんと座っている。
「いや…別にそこまで好きじゃないけど」
ちょっと考えたそう答えると、しょんぼりした顔をして兄貴は「そうか、ごめんな」といった。
(しまった、ここは「可愛い!もらう!」とかいったほうが良かったか!)
その後、あの兄貴の表情がちょっとひっかっかてたからいぬ茶の行方を聞いてみた。
そしたらなぜかにこにこしながら兄は携帯をとりだし、なにやら操作しはじめた。
「実はな…」
携帯の画面には兄貴の職場での机…に、
あのいぬ茶がたくさんの仲間と一緒に透明ケースに入っている!様子が映されていた。
「いや、捨てるのもかわいそうだな、と思って机に置いておいたらな、
派遣の女子社員の方々が友達を置いていってな~、かわいいだろう?」
兄貴…一応アンタ若手のホープなんだろ?
いいのか?つーかその透明ケース自分で買ってディスプレイしたのか?
ちょっとなんか俺が知らない兄貴の可愛い部分を、他人(しかもおそらく若い女性)に発見させられて、ムカついた。
ムカついたから…。
わがままを言ってみる。
「いいなあ、俺もこれ見たいな!今度ちょっと職場に行っていい?」
それに快諾した兄を見てちょっと笑う。
その派遣社員とやらに甘えてコビ売って、このムカつきを発散してやる!
477:風と木の名無しさん
06/08/28 00:09:41 ceYkyiCFO
太陽父に惑星兄弟
冥「今までお世話になりました」
海「やだ!冥と兄弟じゃなくなるなんてやだ!!」
冥「…海兄ちゃん…」
木「海、やめるんだ」
海「離せよ木兄貴のバカ!なんだよ木兄貴は平気なのかよ!?」
火「海、木が平気なわけないだろ?よく見ろ眉間の縦ジワ」
土「辛いのはみんな一緒なんだよ、海…」
海「め、冥はっ、たった一人の弟なのに…っ」
天「泣くなよ海っ、オレまで泣けてくんだろ!?」
水「冥、例えお前の名前が一族の中から抜けても、お前は私たちの弟だ。それを忘れるな」
冥「兄ちゃんたち…ありがとう。凄く短い間だったけど…兄ちゃんたちと家族になれて良かった。兄ちゃんたちと一緒に僕の名前が並んでるの、嬉しかった」
海「ひっく、なんで笑ってんだよっ、バカ冥!」
冥「海兄ちゃん…泣かないで」
金「そうですよ、海。家系から名前が消えても、冥はいつも海の隣にいるんですから」
太「…これで本当によかったのか、地?」
地「…間違いは…正さなければ、ならない。…俺は、俺は…っ」
なんてな。
478:風と木の名無しさん
06/08/28 01:28:42 zKoQ0DiBO
切なモエス・・・!!
479:風と木の名無しさん
06/08/28 03:50:13 Uy5U1J2Y0
九人それぞれ性格の違いが出ててスゴス
水金地火木土天海冥の順に兄弟なら
熱血短気系長兄水×おっとり敬語系美人次男金に萌
冥は歳不相応に物分りのいい子なんだろうなあ…
480:風と木の名無しさん
06/08/29 14:40:58 CReqBWVU0
泣き虫海テラモエスwww。「俺がお兄ちゃんなんだぞ~!」と冷静な冥
あちこちひっぱりまわして、他の兄弟につっこまれてたんだろうな。
この騒動事態、他にも隠し子がいっぱい出てきそうになったのを
打ち切るための、冥除籍陰謀っぽいしね~。地が仕組んだのか…。
じゃもともとは父ちゃんが悪いのか!Σ(゚Д゚)
481:風と木の名無しさん
06/08/29 21:05:49 XpuYTtod0
お兄ちゃんボク男の子だよ?
の次スレでいいんかな?
482:風と木の名無しさん
06/08/29 21:16:08 i3IK7aOg0
>>481
確か、まだそのスレもあった時に立ったと思った。
自然と差別化されたのか、弟はやんちゃっぽいのが多かった。
今は単なる兄×弟スレだね。
483:風と木の名無しさん
06/08/30 01:43:28 W/I9BGCI0
夏の最後っ屁でプールいいなあ、海も。
体育会系兄弟でバカみたいに遠泳しても良いし、非体育会系で押さえ気味でもいい。
上の惑星兄弟萌で。
夏休みも後数日となったある日。
太陽系一家は、年少組の大暴れで今日もにぎやかです。
「おい、プールの優待券貰ったからあのうるさいのをつれだせ」
仕事休みの父、太陽がうんざりした表情で長男、水星に命じました。
「了解。おい!お前達、プール行くぞプール」
水星がそう叫ぶと地火土天海、といった騒がしさの元凶は大喜びでプールの準備を始めました。
残りの金星、木星、冥王星はというと…
「私は遠慮しておきます…」
金星はもともとインドアなタチで、色素が薄く、日焼けすると真っ赤になってしまいます。
しかし、
「あいつらを俺のみで抑えるのは無理だ。お前も来い。日焼け止めでも何でも塗ってやるから」
と長兄に言われれば、行かないと大変な事になりそうな気がしてきました。
「確かに…、でも私は水着を持っていませんよ?」
「俺のをはけ」
いくら兄弟でも、成人過ぎの男が下着同然の物を共有する事は繊細な金星には耐えられませんでした。
「嫌です!行きがけに買います!」
(いいじゃん別に…、洗濯してるんだし)
水星はなぜかちょっとショックを受けました。
木星「受験のゼミがあるんだけど…行きたいなあ、プール」
地球「どうしても行かなければならないのか?」
木星「いや、テストとかじゃないからそこまで…」
(ぷっぷっぷ)火星「あ、○○予備校ですか?今日木星はお休みします(がちゃ)さ、行くぜ!」
木星・地球(…ま、いっか)
484:風と木の名無しさん
06/08/30 02:29:04 W/I9BGCI0
冥王星「ぼくも行っていいの?」
海王星「?みんなでいくんだろ?」
天王星「冥は大型プール行ったことなかったよな!楽しいぞー!おっきいすべりだいとかあるぞ!」
冥王星「…おっきいすべりだいはちょっとこわいな…、ぼく、およぐのにがてだし」
海王星「おれがおしえてやるよ!おれは泳ぎの天才だからな!」
水星・金星(プールにとっちゃ天災だがなあ)
かくして当日。燦燦と日光が降り注ぐ好天に恵まれ、兄弟は揃ってプールへとやってきました。
==============以下兄弟内カップリング要素、若干の年齢制限DQN表現があります=========================
水金
「ふう、来るだけでも一苦労ですね。兄さん」
金星は、金星地球お手製の弁当と水筒、それに年少組の着替えとタオルを入れた巨大なバックをドスンと落とす。
ばたばたと着替えた年少組の監視を地球と火星に任せて、水星と金星は木陰にレジャーシートを広げていた。
「いやでもあいつらめちゃくちゃ喜んでたし、そんなに苦労でもないさ」
にこりと笑って、クーラーボックスを置いた水星はレジャーシートにごろりと横になる。
そんな兄の様子を見て、くすくすと金星は笑う。
「兄さん。そんなに寝転がっていると家族連れのお父さんみたいですよ」
「じゃあ、お前は家族連れのお母さんだ」
その返答にくすくすと笑い続ける金星を、水星は寝転がったまま見上げる。
金星の項や腕が、既にうっすらと赤みを帯び始めているのに気付き、その肌に手を伸ばす。
「もう赤くなってきてる」
触れられてかすかに痛みを感じたのか、ぴくりと金星の体が跳ね、水星の腕から逃れる。
「お弁当つくったり用意したりで、日焼け止めを塗る時間がなかったものですから…」
「じゃ、約束通り俺が日焼け止め塗ってやるよ、ほら、脱げ」
若干の躊躇のあと、金星はパーカーを脱いだ。
兄の手が丁寧に、日焼け止めを塗りこんでいく。が、徐々にその手つきが妖しくなっていく。
「…、っ、もういい…ですから、自分で、やります!」
「いいっていいって、遠慮すんなって、な?」
「中身まで親父趣味ですか!大体ココ人がいつ来るか分からないの…にッ!」
「まあまあ、ウチ、大所帯だから人に迷惑かからない外れに場所とったし大丈夫だって」
「最初っからこれが狙いだったんですか!この…、あ…!」
485:風と木の名無しさん
06/08/30 03:18:37 W/I9BGCI0
火木
「ひょー!流っがれッるぜーー!」
「ごぼッ、がぜい、にいじゃん、止まって!」
「ちょ、火兄、木兄が溺れてる!」
イン、流れるプール。
天海冥の年少組を地球に押し付け、火星は木土を引きずり回していた。
火星は至ってハイテンションで弟達の面倒を見るというより、自分のペースに弟達を巻き込んでいる。
「わりいわりい、大丈夫か木星」
恐らく水が肺や鼻に入ったのだろう、木星は激しく咳き込んでいる。
プールサイドに上がり、暫く背中をさすってやすと次第に木星は落ち着きを取り戻したが、顔色が悪くなっていた。
「木兄、大丈夫か。」
「…酔った…」
ゆれる浮き輪という不安定な乗り物で流水プールを引き回されたので、すっかり乗り物酔いをしてしまったらしい。
「ごめん、木星。救護室行くか?」
「大丈夫だよ、ちょっと休憩…ッ」
木星の胸から喉が、怪しい動きをする。嘔吐の兆候だ。
「土星、悪いけど地球んとこ行っててくんね?おれ、木星の面倒見るから」
「了解」
火星は今にも吐きそうな様子の木星を、とりあえず最寄の男子トイレに連れて行く。
「ごめんな、おれ、お前がそんなに具合悪くなるなんて思ってなくて…」
苦しそうに喘ぐ弟に水を含ませ、やさしく背中を撫で続ける。
何度か唾液を吐き出すと、木星は落ち着きを取り戻していった。
「ほんとごめん。せっかく遊びに来たのに…、」
「っけほ、ら、大丈夫、だよ」
謝り続ける火星の言葉をさえぎるように、掠れた声で木星は言った。
「火兄は、僕に受験の息抜きをして欲しくて、休みをとってくれたり、遊んでくれたりしたんだから」
それに僕も勉強勉強で体力が無くなってたし――、と続け何度か口をゆすぐ。
「でも―――!?」
なおも言い募ろうとする火星の唇に、木星の唇が重なる。
「僕の事心配してくれてありがとう、火兄。もっとあそぼう?」
486:風と木の名無しさん
06/08/30 04:04:38 W/I9BGCI0
地・土+幼年組
浅いプールに、動物型噴水やアスレチックが設置された子供用スペース。
そこで海王星が冥王星に熱血水泳指導をし、それを地球が面白そうに見物している。
「こうだよ、こう!プカーって浮いて、がっと蹴って、腕をばーんとまわすんだ」
「え…?こう…?」
あまりのおおざっぱな説明に、地球は笑いを堪えるのに精一杯になっている。
「ちがうちがう。よく兄ちゃんをみてな」
そう言って、ざぶんと波を立て海王星は泳ぎ始める。
さすがに夏休みに毎日毎日プールに通っていただけはあり、実に上手いクロールを披露して見せた。
「地兄貴、見ているだけじゃなく教えたらどうだ?」
「あの海の説明じゃ解るもんもわかんないよ~」
アスレチックの高難易度コースをクリアしてきた土星と天王星があきれたような視線をくれる。
「しかしおもしろいぞぉ。海は語彙が貧弱なんだよなあ~」
けらけらと笑う地球にあきれたのか、土星が弟達に声をかける。
「アスレチックに行かないか?やさしいのは冥もできるぞ」
「「行く!」」
冥王星と海王星は声を揃えて良い子のお返事をした。
「兄ちゃんも行くぞー!」
地球がそういうと土星は半眼でその兄を見返した。
「く・れ・ぐ・れ・も・冥と海を焚きつけたり、天と無茶な競争をするなよ」
「全く…、お前と話してると~、どっちが年上かわかんねーなぁ?」
そう二人が話している間にも、小さな弟達はころころと子犬のようにかけて行く。
「あ!天、海、冥!待て!」
土星は三人を追いかけようとして、走り始める。
「あ、土ぉ?足元、気をつけろよ」
「わかって、る? !!!」
地球の言葉に返事をいた瞬間、土星は置いてあったビート板にけつまずいて、子供用プールに落下した。
「気を付けろって言ったじゃあないか」
土星を引き上げながら、含み笑いをした地球がしゃあしゃあと言ってのける。
(それなら、ビート板があるぞ!とか言え!ワザとだな!コロス!この兄貴はコロス!!!)
487:風と木の名無しさん
06/08/30 11:04:16 z5MJz9X/0
正直冥王星関連はもういい
人間でお願いしたい
488:風と木の名無しさん
06/08/30 12:36:48 jvJMBKff0
それくらい自分で変換しる
489:風と木の名無しさん
06/08/30 14:00:27 cbvTUzElO
水金モエス…
>>483gj!
490:487
06/08/30 18:21:46 z5MJz9X/0
ごめんね、訂正する
冥王星でもいいからエロくて萌えるのお願いします
491:風と木の名無しさん
06/08/30 22:02:40 dwDcIvPk0
>>487-490
自分で書けば?
>>483-786
惑星兄弟テラモエス!
惑星かわいいよ惑星www
492:風と木の名無しさん
06/08/30 23:04:44 NbcqBlSPO
>491
786まで惑星ネタを?w
>483
地土に言葉にならない萌えが来た。ありがとうありがとう。
493:風と木の名無しさん
06/08/30 23:22:21 VXScQ2VuO
確かに無機物だか非生物だかのスレの方があってるんじゃないかとは思う〉太陽系惑星
「自分で変換すれば」じゃ何でもありになっちゃうんじゃない?
兄弟とは関係ないレスを改変して兄弟萌え話にして貼るのもなんとなく違うんじやないかと自分は思うよ。
494:風と木の名無しさん
06/08/31 00:48:01 NeL5Q0G90
『バッキャロー兄貴イィ…何しやが…っくあぁッ!』
1 名前:風と木の名無しさん[age] 投稿日:2005/11/07(月) 01:07:05 ID:cR+x3JzT
どうぞ
だけで始まったスレだからカオスでマターリ当たり前。
何でもあり上等、その中で自分に合うレスに萌えればいいんじゃない?
で、
三人以上兄弟内カップルが好きだーーーー!でもなかなかないんだ!
>>483
ありがとう!!
495:風と木の名無しさん
06/08/31 00:58:51 M52MyuuM0
>494
スレタイと1を見た時はてっきりVIPPERが立てた駄スレだと思った
>8,>17を見て1がマジだったと知ってちょっと驚いたw
496:風と木の名無しさん
06/08/31 01:21:38 dSwp0kF30
一歩間違うと兄襲い受スレになりかけていたんだよなあ
この流れに萌え萌えな自分としては先人たちに感謝だ
vipper弟は今頃宿題追い込み中で、手伝ってる腐兄をまた
煽ったりして宿題の出来ない体にされてる頃だろうか
497:風と木の名無しさん
06/08/31 11:52:14 sz+qMWXPO
腐兄の観察日記とか作成してばれて怒られたりするといい
498:風と木の名無しさん
06/08/31 19:18:31 ksvWB6OYO
お手伝い料を文字通り身体で払ってるわけか…
499:風と木の名無しさん
06/09/01 00:43:16 gyfAmQY/0
可愛いあの子はどこの誰?
高嶺の花、皆の憧れ、ハーレムカサブランカ・リリィ…
ステージ上でアメリカン・シネマミュージックを歌い上げるのは、
見事な金髪に褐色の目をしたスレンダーな美しい女だ。
薄く華奢な体に透けるスリップドレスをまとい、ピンヒールで優雅に歩き、極上の笑顔で巻き毛を揺らして男を誘う。
まるで、ステージ上が'50ニューヨークになったようだ。
このジャズバーで常演を行う三人は、その新入りのステージに見入っていた。
「マスター、あんな知り合いいいたんだ~」
グラスの氷をがしがしつつきながら、王子様系の兄がマスターに話しかける。
「むこうから歌わせてくれってお願いされたのよ~、いい拾い物だったわ~」
常演とは全く趣を異とするステージが成功しつつあることに、マスターは喜んでいるようだ。
「にしても色っぺーな…」
チンピラなベーシストはタバコが燃え落ちるのもかまわず、ステージ上の女を凝視している。
「…、ちょっと、マスターあの子もしかして?」
ピアニストの弟が疑問を口にした所で、ステージがはねた。
拍手と、客の移動でバーが騒がしくなる。
閉店後。
「改めて紹介するわ~、今度からちょくちょくステージをお願いするリリィちゃんよ~」
バックステージで新人と引き合わされた三人は、ある事情により三人三様の反応を返す事となる。
「よろしくな!リリィは」
「やっぱり…あなた」
「――――うそだろお?こいつ、」
「「「男だったんだな」」」
「ヨロシクお願いします!センパイ達?」
着替え途中のリリィの裸は、間違いなく男のものであった。
500:風と木の名無しさん
06/09/01 01:39:53 gyfAmQY/0
ハーレムカサブランカ・リリィ 女よりも男を惑わし、男よりも女を惹きよせる
高嶺の花 あなたの心には誰がいるの?
「うう…、あれが男かよ…反則じゃねえか…」
ショックを受け、うずくまるチンピラを弟が慰める横で兄とリリィは楽しそうに話している。
「―――リリィ」
がちゃりとバックステージのドアが開き、スーツをピシリと着こなした長身の男が入ってくる。
ブルネットの髪に剃刀のような印象を受ける整った顔、しかしノンフレームの眼鏡の奥の瞳はリリィと同じ色だ。
マスターと長身の男が親しげに挨拶を交わす間に身支度を整えたリリィは、嬉しそうに男に駆け寄り、腕を組んだ。
「お兄ちゃん!」
「「「お兄ちゃんん!?」」」
またしても三人は驚く羽目になる。
その三人の上げた素っ頓狂な声で三人の存在に気付いたのか、男が歩み寄り、会釈をした。
「申し遅れました、リリィの兄です。弟をよろしくお願いします」
渡された名刺には、国際弁護士事務所所属、と明記されている。名前は外人名だった。
「あ…こちらこそよろしくお願いします…」
長身を自負する弟は、自分より高い所から降ってくる声にどぎまぎしながら名刺をおしいただく。
「あんたリリィの兄ちゃん?似てないねーー?」
ちょっと、兄さん!、と弟がたしなめる間もなくけらけらと兄が言い放った声にも、気を害する様子もなくリリィは答える。
「よく言われるんだけどねー、僕とお兄ちゃんはハーフブラザー…イボキョウダイってやつ?
でも、仲のいいトモダチとかパパやママ達からは似てるって言われるよ」
ひとしきり雑談を終えた後、三人とマスターに見送られリリィ兄弟は帰路に着いた。
ポールスミスのモデルのような兄と、華奢で金髪巻き毛にファージャケット、デニムにロングブーツを履いたリリィが
夜の繁華街を歩く姿は映画のワンシーンのように映えた。
「~Oh, Pretty Woman …てか」
「兄さん、悪趣味だよ?プリティーウーマンだなんて」
「あれが男…、あれが男…」
501:風と木の名無しさん
06/09/01 19:58:26 A/iHzDF60
国際弁護士というとどうしてもゆあさが出てくる
でもそれはそれで萌える罠
502:風と木の名無しさん
06/09/01 20:53:21 bSFeiYaN0
おお!兄弟&チンピラバンドの続きがキテルー!
新たな兄弟登場でつね。
503:風と木の名無しさん
06/09/03 03:41:41 goZQgCtg0
兄弟ものおばか変身もの妄想がぐるぐるしてる 昭和的な
変身ものはご・レンジ・ャーとかファ・イブマンをむかーし見た程度なのに…
あかが長男 あおが三男 ももが次男 きいろが末弟
で ノウテンキな科学者おとうさん
あかは熱血・感動屋・いまいちぬけてるリーダー
あおは冷静でクールな頭脳は が、虚弱
ももはかわいくてしっかりもの そして最凶 妄想癖あり
きいろはばか 身体能力が異常に高い ももの犬
小規模なしょうもない犯罪テロをおこす敵集団から町を守るのだ!
「うおおおおおお!やるぜええええ!で、なにをどうすればいいんだ?あお」
「にいさん、私の計算によると次の被害者は三丁目のジロです!
…げほぉっ(喀血) どうやら私はここまでのようですね…」(計算しただけ)
「あおーーーーーー!!だいじょおぶかああ!」
「三丁目…?遠いなあ きいろ いっておいで?」
「うん、ジロのようすを見てくればいいんだね~ いってきまーす」
なんか書き出してみたらスレ違いになったような
後半いきなり敵が本気出してシリアスな展開になったら倍率ドンだ
実は戦隊のお父さんは昔敵の組織にいて その流れで隠し子とか出てきてもいい
その隠し子が改心して 黒とかになるといい
504:風と木の名無しさん
06/09/05 18:27:13 oqKA1bgf0
謂われ無き罪に問われて逃亡中な兄弟も好きだ。
忍者モノでも良い。
父親でもある忍びの頭領が何者かによって殺され
その罪を兄弟達が問われて里を抜ける逃亡劇とかあると禿げ萌え。
頭領を殺したのは実は兄弟達の叔父だったりすればもっと良いよ。
505:風と木の名無しさん
06/09/06 23:32:10 gl1qdSlsO
逃亡兄弟、いい(*´Д`)
自分は、横溝や乱歩な感じの村の因習とか土俗宗教とかを絡めて、
ホラーかつ淫靡に展開して欲しい
「お前が居なくなってから10年、ずっと探してたんだ……!」
「……本当に、……兄さんなのか?」
「当たり前だろう!? さあ、もうこんな暗い所にいる必要なんかない、一緒に逃げよう」
「やめ……、やめてくれ兄さん!」
そう言って兄を振り解いた弟の足元には大量の……みたいな。
でもそんなことは奴らの自業自得なんだとか言って
弟を連れて逃避行してくれたらごはん3杯いける。
506:風と木の名無しさん
06/09/06 23:35:17 kY/UhvFJ0
>>505
そこで兄が連続殺人するですよ。
弟にはばれないようにして、弟を汚した男たちを次々に。
で、かねだ一にカンパされて、二人で儚くも散ってしまうとご飯6杯いける
507:風と木の名無しさん
06/09/07 00:43:10 DgtGLcXi0
>>504 『脱五区』とか『フ。りヌ゛ソ』とかでググると、似た?ようなのが
あるよ
508:風と木の名無しさん
06/09/07 02:47:59 ipRPt7WA0
>>504
叔父と父親の間に愛憎劇があれば更に美味しく頂けますな。(´д`*)
戯れに弟を抱いた兄を殺したい程憎しみ愛する片思いな弟とか
509:コピペ
06/09/09 09:42:25 XLNXosTbO
「ねえ・・・いいでしょ?」
頬を赤く染めて、あいつがベッドの上で誘っている。
あいつの裸身は透けるように白くて、見ているだけで抑えきれない劣情を抱いてしまう。
「・・・いや、ダメだ」
だが俺は何とか顔を背けると、きっぱりと言った。
「どうして・・・?何で抱いてくれないの?」
「どうしても何も、お前は家族だろ。今までも、これからだってそうだ」
「あたしは、お兄ちゃんに、一人の女として見て欲しいの!」
「そんなこと、できるかよ」
吐き捨てるようにいうと、俺は黙って部屋を出た。背後であいつが嗚咽するのが聞こえる。
俺はあいつに聞こえないように、小さく呟いた。
「抱けるわけ無いだろ・・・実の弟を」
510:風と木の名無しさん
06/09/10 13:14:47 jIsohFa90
>>509
オチがそうきたか。
だが乙女受けは苦手なのだ…
511:風と木の名無しさん
06/09/12 05:34:04 /HgEhuXC0
犬畜生よりも私を嫌悪していた筈の兄上が、私を抱くという。
誰も来ないから、と選んだ場所は地下の座敷牢。
隅に積んであった饐えた臭いのする布団を乱雑に広げ、その上に弟は突き倒された。
黄ばんだ布団に艶やかな黒髪が散り、はだけた着物と襦袢の下からは艶かしい太ももが覗いている。
「舐めろ」
人に命令する事に馴れた冷酷な声が響き、口腔に兄の性器が押し込まれる。
里の外の売女から生まれ、お情けで屋敷に飼われている身分の弟に兄の命令を覆す権利があるはずがなかった。
この極端に女が少ない奇妙な里で、母と同じく男の欲望を満たす存在になれと命じられたときも反抗しなかった。
12の歳から男の相手をしてきた。
「ん…む」
もう、習い性となっている男を誘う仕草で兄の性器を吸う。
わざと舌先でくすぐるように舐め、袋も愛撫し、ぴちゃぴちゃと音を立て丹念に舐める合間に上目遣いで顔を伺う。
これだけで並の男なら達しているはずだ。
しかし、兄は呼吸すら乱さずじっと弟を見下している。
どうして、どうしていまさら兄上は私を抱くというのだろうか。
私は別に兄上を憎んではいないし、むしろ尊敬し、憧れている。
そして近いうちに、兄上は里の頭領の座を継ぐことになっており、兄上の二人の息子達も元気に育っている。
幸せの絶頂にあるはずの兄上が、なぜ?
「もういい」
ある程度の硬さを持った兄の性器がずるりと口から引きずり出される。
「あ…」
いきなり引き抜かれたため、はしたなく開いた唇と性器の間に糸がひく。
ぼうっとその糸を眺めていると、強く顎を掴まれ上を向かされた。
「ああ済みません、すぐに用意をしますので少々お待ちください」
兄が先を急かしている、そう思い、弟は自分の指をねぶり、後孔に手を伸ばした。
胡坐をかいた兄の股間に顔を埋め、腰だけを高く上げた格好で襦袢を捲り、受け入れることに慣れすぎた後孔に指を突き立てる。
入り口をもむ様に広げ、熟れた柔肉を割り開いて行く。
512:風と木の名無しさん
06/09/12 06:42:31 lalhPotnO
ネ申キター…!!(*´Д`)
続きを心からお待ちしてます
513:風と木の名無しさん
06/09/13 01:59:45 1E5V4cF+0
排泄器官であるはずの後孔は、すでにもう一つの性器となっている。
「く…ふぅん…っ、は」
女よりも良い締め付けだ、と夢中になる男までいる孔を自ら穿ち、緩く身悶える。前も熱を持ち始めている。
その浅ましい弟の姿に、兄は嫌悪を露にしているだろう。
その兄の表情を閉じたまぶたの裏側に描くだけで、弟の性感はどうしようもなく高まってしまう。
指先にぬめりが足りなくなりもう一度口に含もうと孔から引き抜くと、その手を兄に捕らわれた。
思わず上半身を起し、その様子を覗う。
兄はまるで大切なものでも扱うかのように、弟の白い手に口付けていた。
「あにうえ――!?そんなこ…と」
弟は全身を羞恥に染め、振りほどく事の出来ない手にただ力を込める。
兄はそんな弟を一瞥し、さらに指を一本一本丁寧に舐め始めた。
514:風と木の名無しさん
06/09/13 03:14:27 Gy4wXx220
続きキテル*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
禿げしくGJ!!
続きをwktkしつつ待ってます!
515:風と木の名無しさん
06/09/14 01:08:33 xie0aDVe0
コネタ
秋冬、それは兄貴と歩くのが嫌になる季節。
俺の兄貴は美形だ。断言できる。
で、何が問題なのかというと…
兄貴はドSなのだ しかもそのドSっぷりを隠そうともしない そりゃもうSオーラ全開だ
しなやかで、しかしきちんと鍛えられた体に上等なコートをまとい
細身のレザーパンツにブーツを履いて、その美しい顔に酷薄な印象を与える微笑でも浮かべ町を歩くと
100m置きに男女問わず
「踏 ん で く だ さ い」
「な じ っ て 下 さ い 」
どこからともなくMが寄ってくるのである
春夏はまだいい
服装がそこまでそれっぽくないから
しかも、M共は兄弟である俺にまでそのマゾっけムンムンの視線を向けてくるのでたちが悪い
俺も多少は顔が良い方だと思うし、S気質であることは認める
が、俺は兄貴のようなどんなMの相手でもする博愛主義者ではない
気の強い女をねじ伏せてMっ気を引き出すとか、ノンケを喰っちまうのが好きなのである
兄には沢山のドレイがいる事も知っているし、俺にも何人か関係を持っているMがいる
しかし、兄と二人っきりでいるときは誰にも邪魔されたくないのだ
そんなこんなで、秋冬は俺にとって憂鬱な季節なのである…。
S×Sは難しい
516:風と木の名無しさん
06/09/18 07:55:29 1AqGZXNcO
朝からどんだけ萌えさす気だ、フジ…_ト ̄|○
>513
続きはいったいどうなるんディスカー!?
517:風と木の名無しさん
06/09/18 14:38:33 O2zJ43LJO
>>516
一体富士で何があったんだ!?
518:風と木の名無しさん
06/09/18 17:52:27 56qKtG3c0
「なあ、貸してよー。いいじゃん減るもんじゃないんだしさー」
「うるせえ! いい加減しつけーよこのバカ兄貴!」
とある一家の夕食前のひととき。トイレに行ったりテレビを見たり。
夕飯までの空腹しのぎや飲み物を調達するために台所とリビングを
往復する弟の後ろを、兄はかれこれ10分近く追い回している。
しつこいと弟が怒鳴ろうと足蹴にして追い払おうと、兄は全く
動じることは無い。
「ちょ、本当に俺疲れてんだって…」
サラリーマン生活もようやく半年。今日も重い教材カタログを手に、
1日中歩き回ってきたのだ。重い足取りでようやく帰宅し、未だ
慣れないスーツやネクタイを弛める間もなく今度は兄に追い回され
ている弟はさすがに泣きそうな声で冷蔵庫の前にしゃがみ込んでし
まった。そうする事で、ついには腰にしがみ付いていた兄と目線の
高さが同じになった。黒目がちの真っ直ぐな瞳に見つめられて思わず
目を逸らす。
そんな弟の態度を気にするでもなく、兄は逸らした目線の先に回りこ
むとポンと弟の両肩に手をかけた。
「疲れてるならなおさら、兄ちゃんにさっさと貸しちゃおう、な?」
「…お、鬼か!」
「そうだ、オニいちゃんだ」
「さぶ!」
「…まあそこは否定できないけど」
否定しろよ! と突っ込むことで弟が元気を取り戻した途端、2人の
頭上で何かを激しく叩き付ける音がした。
519:風と木の名無しさん
06/09/18 17:54:07 56qKtG3c0
「うるっさいわね! 2人ともいい年してみっともない! 喧嘩すんなら
2階行ってやんなさい!」
見上げると、天辺に深々と包丁を突き立てられたカボチャ越しからまさに
鬼のような表情で母親が見下ろしていた。喧嘩じゃねえよと反論しかけたが
炊事中の主婦の気迫に圧倒され、弟は素直に口を噤む。しかし、
「分かった。じゃあ続きは2階で」
兄はバカ正直に頷くと、母親の剣幕に大人しくなった弟の隙を突いて
その手からコップと牛乳パックを抜き取る。そのまま両手が空になった
弟の腹部に正面から左肩をはめ込んだ。
「…え? なにちょ、兄…」
兄貴、と呼び終わらないうちに弟の視界が鉄棒の前回りのようにぐるんと
半回転した。
「なになになに…おい! 下ろせバカ兄貴!」
中途半端な高さで台所の床を見下ろしている体勢に、視界の反転から一瞬
遅れて担がれているのだと悟り弟は慌てて足をばたつかせた。しかしある
程度身長もある弟の長い足に狭い台所で暴れられては、作りかけの料理や小
物が被害を被ってしまう。母親は慌てて担ぎ手である兄を廊下へ追いやった。
「もう! 埃がたつからバタバタしないで! ほらそこお皿があるからね!」
なおも暴れる弟を抑えながら、兄は母の手助けもあって器用にドアをくぐる。
「あ、ゴハン出来たら呼んでね」
少し息を切らしながらも笑顔で振り返って母親に告げると、そのままずんず
んと階段を昇りはじめた。
520:風と木の名無しさん
06/09/18 17:55:00 56qKtG3c0
「いーやーだー…っ」
いくら兄相手とは言え、成人した大の男が黙って連れ去られるわけにはいかない。
不安定な体勢ながらも必死で腕をのばし、リビングのドアに両手をかけた。
腹が圧迫されてそうとう苦しいが、今は兄の腕の中から逃げ出すことが先決だ。
何とか指先でドアの両端を掴み渾身の力で、地面に垂直ではなく平行という恐らく
Sランク越えであろう難易度の懸垂を試みる。
「降ろせ…よ、バカああ…っ!?」
突然、震えながらも必死でドアにしがみ付いていた弟がビクリと身体を硬直させた。
その瞬間に両手が外れ、弟の身体は再び洗濯物のように兄の肩に戻った。
どすんと弟からの衝撃を背中に喰らって兄がよろめく。しかし咄嗟に手すりを
掴むと、動かなくなった弟を担ぎ直し階段を昇っていった。
「…ロス。ぜってーコロス…」
スーツの上からとは言え、暴れる弟を制止するためとは言え、何の前触れも
無しに後孔に指を挿しこんできた兄の背中に弟は悔し涙を浮かべ爪を立てた。
弟の呪う声を文字通り背中に受けながらも兄は黙って足早に自室に弟を連れ込むと、
荷物のように弟をベッドに下ろした。
そのまま、鋭い目つきで睨み上げてくる弟に覆い被さると兄はもう一度にっこり
と微笑んだ。
「乱暴にしてごめーんね」
「ごめーんねで済むかアホ兄貴!」
拳を握り締め、涙目もそのままに怒鳴りつけるがやはり兄には全く効果が無いようだ。
愛しそうに弟の怒り顔を眺めていたが、やがて真摯な顔つきになり、声も無くゆっく
りと近付いて来た。
521:風と木の名無しさん
06/09/18 17:55:31 56qKtG3c0
その微妙な雰囲気の違いを瞬時に察し、弟が戸惑うように口を閉じ俯いた。睫毛の先
に、兄の薄い唇が近付いてくるのが見えて思わず眼を閉じる。
その直後、自分の心臓の音より小さく水音がした。瞼の感触に、唇で涙を吸い取られ
たのだと分かる。細く視界を広げると、軽く笑みをかたどった唇が少しだけ濡れてい
て弟は慌てて顔を背けた。
「…約束でしょ?」
顔を背けた代わりに兄に近付いた耳元で、囁くような声がした。
「家に”トモダチ”を呼ばない代わりに、お前がカラダを貸してくれるんでしょ?」
だんだんと囁きが近付き、やがて生暖かくて柔らかい塊が弟の耳を塞いだ。さっき
とは比べ物にならない大きな水音が直に体内に響く。
弟は閉じたままの唇の奥でぎしりと歯を食いしばると観念した風に、無意識に詰めて
いた息を細く吐いた。
「…母さんが呼ぶまでに済ませなきゃね」
溜め息を受諾のサインと受け取った兄が、さらに身体を押し付けてくる。そのまま
体重をかけられ、弟は後ろ手についていた両腕を崩しベッドに全身を預けた。
兄は笑っているようだったが、顔を背けている弟にその表情は見えなかった。
その容姿や頭脳、性格からか誰からも愛され認められてきた優等生の兄。
そんな彼にただ一人反発しながら、しかし他の誰よりも尊敬している兄の、情欲に
醜く歪んだ表情を見たくは無かった。
乱れたワイシャツの襟元からネクタイを引き抜く、兄の長くて白い指だけを他人事の
ように見つめて、やがて弟は堅くその両目を閉じた。
522:518
06/09/18 17:57:55 56qKtG3c0
こういうドタバタした兄弟が好きなんだが…
最後は変に湿っぽくなってしまったorz
やっぱり読んでる方が気が楽だな
今は後悔している。
523:風と木の名無しさん
06/09/18 19:49:01 J88TSc280
>518
GJ!!
私も同士です
続編キボン
524:風と木の名無しさん
06/09/18 22:44:31 PYuSYuNt0
>>518
GJ!!萌えました(;´Д`)ハァハァ
自分はそれで更に弟が兄貴を大好き(要するにツンデレ)なのがツボだ。
525:風と木の名無しさん
06/09/18 23:52:19 1AqGZXNcO
>>517
幼少時、弟がピアノに通い始め、兄はそれに付き添っていた
↓
兄もピアノを始める
↓
兄、外国の音楽学校へ
↓
弟、同じ学校へ
↓
2人でピアノの連弾開始
弾いてる2人がどんな雰囲気だったかは、兄弟スレで。
>>518
GJ!テラモエス…!
526:517
06/09/19 09:27:13 ougDXZ5KO
>>525
トンクス。その流れだけでご飯3杯いけそうだよ!
>>513>>518
GJ!禿モエス
527:風と木の名無しさん
06/09/19 09:40:11 K/tvKJK6O
>>518
萌えました…
若干歪んだ日常っていいなあ
兄のトモダチがどういうものなのかも気になります
528:風と木の名無しさん
06/09/22 03:25:07 PGW2aP0w0
保守がてら しりとり
参考 しりとり板各位
腹黒兄弟
兄「しりとり…か、リンパ節」 弟「ツムラ」
兄「ラ・カンパネルラ」 弟「ライブラ」
兄「ラッパカズラ」 弟「ライブカメラ」
兄「ライラ」 弟「ライラってなんだ?ねた切れか?」
兄「アラビア語。お前こそねた切れか」 弟「ラジオネラ」
兄「ラフォーレ小倉」 以下延々と続く 途中でるにシフトする
自由人兄常識人弟
兄「しりとりするの?んー、リッツ」 弟「ツタ」
兄「退屈だからやろうぜ!」 弟「え、あ?なに?」
兄「退屈だからやろうぜ!ぜ、しりとりするんだろ?」 弟「ぜ…、ゼナ」
兄「舐めていい?」 弟「い、って、ちょっと兄さんどこ触ってるんですか!しりとりは!」
兄「してるじゃないか、い、思いつかないのか?」 弟「インク!」
兄「口でしてあげるね」 弟「あ―は、真面目に、考えてたのに…ッ」 思う壺
甘やかし兄ワガママ弟
兄「しりとりですね、わかりました。りんご」 弟「ゴリラッパンダンスイカイジュウメボシカ!」
兄「…そんなに一気に言わなくても…」 弟「ふん!まいったか」
兄「まいりました」 弟「…、終わり?違うよね、まだするよね?」
兄「はいはい、カウボーイ」 弟「イスタンブール」
兄「よく知ってたね、トルコの首都なんて」 弟「知ってるよ!馬鹿にすんなよ」
兄「ごめんごめん、そんなにふくれるな。お詫びに俺のおやつやるよ」 弟「やった!」 続かない
ばか兄弟
兄「しりとーり!行くぞ弟よ!リラ!」 弟「承知したぞ兄よ!ラッコ」
兄「コアラ」弟「ラッコ」兄「コアラ」弟「ラッコ」兄「コアラ」弟「ラッコ」兄「コアラ」弟「ラッコ」
兄「コアラ!」弟「ラッコ!」兄「コ!ア!ラ!」弟「ラ!ッ!コ!」兄「コウァアアアアルゥアラ!!!!」弟「ンルゥアアアアッッコゥ!」
そして伝説へ…
529:風と木の名無しさん
06/09/22 20:32:35 WsmLdiaQ0
いま電車のなかでにやにやしてる人いたらそれわたしですよ・・・ばかン!
530:風と木の名無しさん
06/09/23 15:45:20 yQx0zguA0
相互依存兄弟妄想 多少えげつない表現注意
ハリウッド映画に良くあるような、プール付き白亜のお家でぼっちゃんぼっちゃんしていた兄弟が
家が強盗に襲われてから一転辛く厳しい人生を歩むようになって、信じられるのはお互い兄弟のみ、そんな状態に追い込まれる。
①強盗に襲われた後も、家は存続してそのまま生活レベルは変わらないルート
②強盗で両親が殺害され、悪い親戚に全てを奪われて孤児ルート
③強盗に誘拐されるルート
①兄は家を継ぐべく必死に努力し、トラウマに囚われた弟を守ろうとする この場合、逃げ遅れた弟と母が強姦されたか殺されかけたエピソードがあってもいい。
家族にはやっと慣れたが、未だ他人に触れられたり接近するとパニックを起こす弟
(B級映画となると、弟が強姦されているシーンを見て性的に興奮してしまった事に、兄は物凄く罪悪感を持っていて
それが隠れたトラウマとなっている) 弟と兄、それぞれの心の傷からの脱却を描く
②誰も信じられなくなった兄と絶望した弟の復讐劇
兄はダウンタウンを駆け抜け、銃・女・麻薬・犯罪とあらゆる事に手を出し一瞬も無駄にせず自分を強化していく
弟はそんな兄を横目で見ながら、本を読んだりして無力感の中で成長する
兄が唯一熟睡できるのは弟の傍にいるときだけ 他人はどんなに優しい顔しても裏切るという親戚からのトラウマ
弟はそんな兄を哀れに思いつつも、自分の代わりに兄に寝床を提供できる女性が現れるといいと思っている
体力ぎりぎりまで女の所や溜まり場で過ごし、限界寸前で弟の所へ帰ってきて倒れこむように眠る兄
ウラに顔の利く悪辣弁護士になり、親戚から奪われた白亜の家を取り戻した兄
目標を達成し、一気に気力を無くす兄を支えたのはやはり弟しかいなかった…、という感じ
③だと、コメディ調もいい 組織で可愛がられて育つ幼い兄と弟
強盗犯は組織だったもので、聡明な兄と身体能力の高い弟はそれぞれ
組織の貿易担当とヒットマンになり世界を股にかけ、一台犯罪組織をさらに発展させていく
育ての親である組織のボスが亡くなる直前、誘拐の真相を知る
(兄弟の護身のため、実は白亜の家の両親はニセモノでで本当の親はボスの娘だった、とか)
どのルートでも、ふと幼い頃の“幸せなおうち”の記憶に苦しめられたり、それにすがるといい
531:風と木の名無しさん
06/09/23 20:19:14 VbGH7riuO
3人兄弟 死ネタ注意
長兄→次兄→末弟→長兄の片思いループを前提に
お彼岸、花を抱えて墓前に現れた長男と次男。
「…お前があいつを抱いてたの、俺は知ってるんだ」
次男を断罪するも、どこか苦しげな長男と。
「俺は兄貴の代わりだったんだ。あの子は本当は兄貴に…」悔しげに涙ぐむ次男。
「代わりだなんて言い訳して、お前が抱きたかっただけだろう…」
「…違う…」
後ろから抱きしめてくる長兄、その腕から逃れようとするが
兄の体温の温かさに心のどこかで安堵して、力が抜けてしまう次兄。
という夢を見た記念真紀子
532:風と木の名無しさん
06/09/24 01:19:52 2zaWFba9O
保守あげ
533:風と木の名無しさん
06/09/26 23:07:08 RC5VwwIIO
保守age
534:風と木の名無しさん
06/09/27 02:51:31 ss/JgorD0
ちゃらんぽらんだった兄が、ようやく就職した。
どうやら玩具メーカー兼商社らしい。
若干怪しいな、と思ったものの祝杯ムードの家族に水を差す訳にもいかず素直に祝ってやった。
「で、ナニコレ」
祝宴が終るなり引っ張り込まれた兄の部屋には、一目では何だかわからない―しかし危険な匂いのする物で溢れていた。
モコモコしたファーのブレスレットのようなものをつまみ上げたかと思うと、兄はそれを素早く弟の手首にかけた。
「な、!手錠!?」
豹柄の可愛らしいファーで装飾されているものの、ずっしりとした鎖と革の感触はまさしく手錠であった。
「そうだよー、かわいいだろ?うちの会社の売れ筋商品なんだって」
喋りつつも驚くほどの手際のよさで、弟の首に手錠とお揃いのファーで出来た首輪をはめる。
「うん、かわいい。似合ってるよ―商品名は“キューティブレス・パンサー”だって」
その聞くだけで赤面するようなネーミングから察するに、やはり兄が就職したのは…
「やっぱり“おとなの”おもちゃメーカーなんだな」
「だいせいかーい。つーことで新人研修付き合って」
「こういうのは女にした方がいいんじゃないか?」
ため息混じりに突っこんだ瞬間、首輪につけられたリードを強く引かれ兄の胸中へ引き寄せられる。
「女の子には出来ないよ?痕が着いたらかわいそうじゃん。それに…」
強い力で引き寄せられ続けて、首輪が食い込み息苦しさを覚える、眩暈もしてきた。
「オマエは結局俺には逆らえないみたいだしなー?つか逆らわせないし?」
耳元で残酷に囁かれて、急につき離され弟は尻餅をついた。
「っけほっ、―あーもう、 何なんだよ」
悪態をつく弟を軽く無視して、兄は絵の具箱のような物を覗き込んでいる。
どうみてもいかがわしいグッズに見えないソレに興味を引かれて、思わず注目してしまう。
その弟の視線に気付いたのか、兄が絵の具風のチューブを並べ始める。
「これさ、ローションのテスターなんだけど」
イカスミ、チョコバナナ、強催淫、温感、まだまだある。
豊富なラインナップに弟は感心と呆れが半々のため息を吐いた。
「凄いな、こんなにあるんだ」
「キョーミしんしんみたいだし、全部試そうか?」
ぎくり、としたときには既に遅く、恐ろしいほどに甘ったるい兄の指が口内にねじ込まれた。