06/04/16 06:07:57 at0vT0Mg
「どうした?」
口を放し、俺の目を見つめている兄貴の表情は
とても優しく、柔らかかった。
ただでさえ日に焼けたように熱い頬が益々ほてっていくのを感じた。
「何も考えないでいいんだ。いつも通り」
ちょっと待て。
まるで俺が普段から何も考えていないような言い草に
少しだけ俺はむっとして、抗議しようとした。
兄貴は目を伏せ、俺の上着のボタンを外すのに集中した。
俺はもう抵抗せずに、兄貴の顔をぼんやりと眺めていた。
「そんなお前が、好きなんだよ」
独り言のように兄貴が呟いた言葉に、俺は耳を疑った。
聞き返したり追及したりする間も無く、前がはだけられる。
普段は風呂上がりに素っ裸で家の中を歩いたりするが、
こうやって改めてしげしげと見られると、無性に恥ずかしい。
中肉中背の、特に特徴も無い俺の体の一点、
臍のピアス穴を兄貴に見つめられて、むずがゆかった。
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調子に乗って一気に二スレ分です。
妄想を書いただけなので、支離滅裂ですいません。
エロはそんなに書いたことないから、途中で力尽きるかも……