07/12/28 05:08:07 0
>>270
よーしパパ勝手にネタの尻馬に乗っちゃうぞ
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「ふふふ、大人しくしていれば手荒な真似はしないと言っただろう」
「ちょ、何そのセリフ、悪役丸出しだよ! しかも既に充分手荒だし…あっ、痛、痛いよ腕放せって!」
何故か人気の無い宴会用大広間の舞台裏、備品や舞台装置類が雑然と突っ込まれた小汚いスペースに人影が二つ。
片や金髪をポニーテールにした、ビキニトップとホットパンツから覗く白い素肌も大胆な獣人の女性。
片や藍色の短い髪に、淡いピンクの丈が短いワンピースを今やそれほど小柄でも華奢でも無い図体につんつるてんと纏った人間の成人男性。
何がどうしてこうなったのか、ビキニスタイルの腕の中に抱きしめられた……もとい、向かい合った相手に両腕を後ろ手にねじ上げられ動きを拘束されているピンクのワンピース。
「やっ、やだからな! 絶っっ対見せねー!!」
「ならば力ずくで見せてもらうまでだ……なに、普段私で色々と面白おかしく遊んでくれている分を返すと思えば安いものだろう?」
「ううっ、それを言われると……」
痛いところを突かれたせいか、若干抵抗の力を弛めた腕を解放してその体を壁に寄りかからせるよう押し付けた獣人は床に膝をつき、丁度目の前に来る高さとなった相手の脚……ピンクのミニ丈スカートからにょきっと伸びた太腿を両側からするりと撫で上げる。
大人の男にしては体毛の薄い、筋肉がきっちり付いてはいるもののすらりと細い脚を這い登った両掌はあっという間にひらひらとした布地の下へ。
「や、ややや、止め……っ」
慌てて制止しようと身を屈めてくるのを、掴んだ下肢をぐいと引いてバランスを崩す事で押し留めた獣人の手は、無情にもその勢いのままに淡いピンクの覆いを遠慮なく捲り上げた。
「……なんだ、男物か」
スカートの下の秘密の花園には、はみ出さないよう丈は短めなものの何の変哲も無いボクサーブリーフがぴったりと股間を覆っている。
仮装を徹底して女物のショーツでも穿いてたらいっそ見上げた芸人根性だと褒めてやろうと思っていたのに、これではさっぱり面白みが無い。