お菓子ど真ん中 part12at PINKNANMIN
お菓子ど真ん中 part12 - 暇つぶし2ch250:名無しさん@ピンキー
07/06/23 09:36:25 0
きたああああ!!!

251:名無しさん@ピンキー
07/06/23 09:51:43 O
右┃;`_ゝ´彡oO(こういうアベくんにムチャクチャなことしたいなあ)
 と)
 ┃

252:名無しさん@ピンキー
07/06/24 12:38:24 0
ロキブルのアー写変わってたね。
アー写の教授は相変わらずテラ男前だ。
ハルキのはスーツ?着せられてる感が七五三みたいでかわええ。

253:名無しさん@ピンキー
07/07/02 05:12:05 O
保守

254:名無しさん@ピンキー
07/07/02 14:42:13 0
さびしいのう

255:名無しさん@ピンキー
07/07/02 20:26:19 O
でももうすぐ夏フェス!
そのあとは年内いっぱいツアーあるし、楽しみだなー。

256:名無しさん@ピンキー
07/07/04 07:53:16 O
夜中にテレビつけてたらばすで、アニメのOP曲だたよ

ちばの声×アニメーションてなんか新しかった

257:名無しさん@ピンキー
07/07/05 09:30:03 0
ゆうつべでみた。
吐き気がして途中でウインドウ閉じた

ていうかハルキって、萌え漫画好きなんだねー

258:名無しさん@ピンキー
07/07/05 16:55:14 O
萌え漫画…!?

259:名無しさん@ピンキー
07/07/05 17:39:56 O
ハルキが萌え漫画好きってどこ情報?

てか吐き気がするってこのスレで言うなwww

260:名無しさん@ピンキー
07/07/05 22:28:33 O
つかハルキてアニオタじゃ?
ルパンに詳しいしww

261:名無しさん@ピンキー
07/07/05 23:01:13 O
ルパンはオタとかじゃなくても好きな人いるからなぁ…

えばんげりよんとか見てたのかなw

262:名無しさん@ピンキー
07/07/05 23:17:56 O
世代だね>えば

263:名無しさん@ピンキー
07/07/06 00:38:00 O
エバならまだいいわ

264:名無しさん@ピンキー
07/07/06 00:42:11 O
どんなのだったらアウト?

265:名無しさん@ピンキー
07/07/06 00:45:34 O
アソパソマソ

266:名無しさん@ピンキー
07/07/06 01:43:35 0
らぶひな とかだとちょっと…

267:名無しさん@ピンキー
07/07/06 04:03:28 O
旬なかんじにらきすたとかw

268:名無しさん@ピンキー
07/07/06 04:05:25 O
あああsage忘れorz

269:名無しさん@ピンキー
07/07/06 23:31:54 0
来月の音人にバスデ表紙クル━━(゚∀゚)━━!!!!!
金光は本当にバスデ好きだなあ。

270:名無しさん@ピンキー
07/07/07 09:01:11 0
金光は本当に神だ

271:名無しさん@ピンキー
07/07/09 05:52:36 O
∬´ー`∬<明日、チバさんの誕生日かあ…

272:名無しさん@ピンキー
07/07/09 12:31:59 0
川´_J`川<…

273:名無しさん@ピンキー
07/07/09 13:27:54 0
教授wwww
つマターリ

274:名無しさん@ピンキー
07/07/10 00:56:33 0
(*`皿´)y-~~<チバ、ハッピーバースデー スイート取ってあるから来いよ

275:名無しさん@ピンキー
07/07/10 02:51:59 0
今のお前にスイートを取れる財力がry

276:名無しさん@ピンキー
07/07/10 03:12:44 O
(`皿´)y-~~<チバ以外のことなんかどうとでもなる

277:名無しさん@ピンキー
07/07/10 06:46:03 O
「抱いてやるから来いよ」ktkr

278:名無しさん@ピンキー
07/07/10 07:00:32 O
∬`ー´∬<ちばさんなら、今俺の隣で寝てますよ。

279:名無しさん@ピンキー
07/07/10 14:33:13 0
起こしてホテルまで送ってあげて

280:名無しさん@ピンキー
07/07/10 15:05:19 O
無職の鬼が待ってるから

281:名無しさん@ピンキー
07/07/10 16:03:10 O
ちばハッピーバースデー

282:名無しさん@ピンキー
07/07/10 17:40:26 0
気をつけて下さいね>∬つー`∬ノ" ミ*`_ゝ´彡<うん。行ってきまーす。


283:名無しさん@ピンキー
07/07/10 18:48:19 0
律義に送ってやったのかハルキw
お誕生日のシメはアベくんのとこなんだねチバ…ゆっくりしてきなよハァハァ

284:名無しさん@ピンキー
07/07/10 19:02:11 0
>>282
ホテルのエントランスと見た

285:名無しさん@ピンキー
07/07/10 22:02:37 O
>>282
ひどい男だなw

チバおめでとう

286:名無しさん@ピンキー
07/07/10 23:34:36 O
ギリギリながらもハッピーチバースディ!!!!!!

287:名無しさん@ピンキー
07/07/10 23:48:12 O
スットコ誕生日話。アベスットコ落ち。



ドアの隙間からハルキの背中が見える。
丸めた背中がなにか必死で笑えたから、声をかけると悲鳴をあげられた。
「…ッ、チバさん!?」
「ナニ女みたいな悲鳴あげてんだよ。エロ本でも読んでた?」
「ちちち違います!」
しかし、後ろに何かを隠してるのは明らかで力まかせにハルキを退ける。
「だ、駄目ですってば!」
「おお~♪これは…」
それは、俺が気に入りの地域限定ベビースターラーメンだった。
「いいもん、持ってんじゃん」
よく見れば、鞄に数種類入っている。
「チバさん、マジやめて下さい。準備が…」
準備?なんの??
「心配しねーでも、ひとつにしとくよ。ごっそーさん」
言って、長崎限定の箱をワキにかかえて部屋を出た。

288:名無しさん@ピンキー
07/07/10 23:51:06 O
廊下を歩いていると、今度はイマイくんに会った。
「…ぶはっ!」
その姿にフキ出す。
イマイくんは、向日葵の花束を持っていたから。
「人の顔みるなり、笑わないでよ」
苦笑交じりの顔を見ると向日葵が似合わないでもないが、やっぱり笑える。
「イマイくんに向日葵なんて思いつかねぇもん。」
「これはチバくんにあげようと…あっ」
「俺に?」
一瞬、考えこむようにしたイマイくんは、ため息をつくと花束を俺の前に差し出す。
「順序があるけどいいか。俺からのプレゼント」
「あ、ありがと…」
受け取ると、イマイくんは満足そうに微笑む。
しかし、さっきから準備だの順序だの。何かあるのか?
「ところでチバくん」
「何?」
「そのお菓子、おいしそうだね」
言って、ハルキから奪いとったベビースターを指さす。
「これ?あげるよ」
ベビースターと花束の交換だ。

289:名無しさん@ピンキー
07/07/10 23:53:03 O


“向日葵は、キュウが似合いそうだな”
そう思っていると、キュウに声をかけられた。
「チバっ!」
ちっさいトサカ頭が俺の目下で跳ねる。
「あーチバが見つかった。探したんだよ」
「なんで」
「お前、18時になったらここに来い」
渡された名刺には、店名と洒落た雰囲気の店内写真が載っている。
「ふーん、何かのイベント?」
「年に一度のイベントだろっ、な!?」
俺の肩を叩くキュウの腕がバサバサ音を立てる。
「レコード?」
腕にブラさがる四角い袋に目線だけ動かす。
「あ、これな、お前が欲しがってたヤツ」
ジャーンと、誇らしげにジャケットを見せ笑う。
「悪ィ、それウチにあったわ」
キュウの顔が、これでもかと言うくらい歪んだ。
「何だよそれ!俺は血なまこに、足は棒になるくらい探したのよ?」
「へぇ」
感嘆の声を出す。俺が欲しいモノに、キュウがそこまでするのが意外だった。
「そこまでしてくれたんなら貰うよ、サンキュ」
「有り難く貰っておきなさい」
レコードを受けとり、かわりにお詫びをこめて花束を渡した。
想像通り、キュウに向日葵はよく似合う。


290:名無しさん@ピンキー
07/07/10 23:56:04 O


デカイくせに猫背のコウジくんは、白いハコを抱えていた。
「お、チバ」
「それもイベントのため?」
「オマエ聞いてんの?」
「キュウから」
くちびるをトがらせて不満げに眉間を寄せる。今日はこんなのばかりだ。
「じゃ、頼まれてくれる?」
「何を」
「会場に行くのにさ、アベくんが見つかんないんだ。」
サボってやがる。そう付けくわえて。
「で、チバが一緒に来てよ。俺は準備があるから」
また準備だ。そんなに大がかりなんだろうか。
「いいけど、なんで俺?」
「アベくん見つけるのは、チバがいちばん上手いだろ」
そうして、長くて色の白い指で俺の頭を撫でた。
でも、アベくんの指には少し長さが足りない。
「あ」
「どした?」
覗きこむコウジくんの前にレコードを見せる。
キュウを口真似て、ジャーン。
「これ、コウジくんが欲しかったヤツだろ」
「どうしたん、コレ」
「血まなこ、足は棒になるくらい探したんだぜ」
キュウがだけど。
「コウジくんにプレゼント。だから、それちょうだい」
白い箱を指さす。たぶん中身はケーキだ。
「…え?ダメッ、これはイベントのメイン…って、おい!!」
素早く箱を奪うとレコードをコウジくんに放りなげ、逃げるように立ち去る。
アベくんを連れ出すには甘いモノがあったほうが良い。


291:名無しさん@ピンキー
07/07/11 00:01:18 O
程なくして、アベくんは見つかった。
コウジ君の言う通りかも知れない。
はみでた足しか見えないソファーへ声をかける。
「アベくん」
寝そべっていたアベくんが、上半身を起こして顔を覗かせた。
「チバ」
「迎えにきたよ」
「迎え、…なに?」
寝ていたんだろう、薄いまぶたが眠たげな視線を向ける。
その視線がぴたり、と白い箱でとまった。意外に目ざとい。
「これ、ケーキ」
近づいて、見せびらかすように目の前へかざす。
「最初は、お菓子でさ」
自分もソファーへ腰掛け、話しだす。
ベビースターから向日葵、レコードにケーキへ変わった顛末を。
聞き終えた後、ひとしきり笑ったアベくんはこう言った。
「わらしべ長者みたい」
「へへっ、でさ。これをアベくんと交換したいんだけど」
「?俺は何も、持ってないけど」
両手を肩の位置でひらひらさせる。
「うん、だから」
靴を擦りあわせ、足元を見つめて、言う。

「アベくんをちょうだいよ」


292:名無しさん@ピンキー
07/07/11 00:05:08 O



アベくんはきょとん、として。それから微笑む。
「いいよ」
「ほんと?」
「うん、あげる」
言うなり、ケーキの箱を手元に持ってくる。
…色気より食い気かよ。
「しかし、アレだね」
箱を丁寧に崩していく指を眺めて、アベくんの声を聞く。
「人の誕生日にケーキ貰うとは思わなかった」
フタがひらいて生クリームのデコレーションが覗いた。
真ん中にチョコのプレートがのってあり、言葉が書かれている。

『チバ たんじょうび おめでとう』

「あれ、これチバの誕生日ケーキじゃ…」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーー!!!」
今までのパズルが全部つながって、大声を出す。
そうだ、今日は俺の誕生日だ。
「なに、チバもしかして忘れてた?」
思わず立ち上がった俺を見上げるアベくんに、ぱくぱくと口を動かすしかない。


293:名無しさん@ピンキー
07/07/11 00:08:43 O



誕生日だと、ツジツマが合う。
ハルキが慌てたのも、イマイくんが花束をくれたのも、キュウがレコードを探したのも、コウジくんがケーキを持っていたのも、だ。
しかも交換してるなんて最悪だ……。
「!?ちょ、アベくんストップ!!」
俺の気持ちを知らずに、アベくんはイチゴをたっぷりの生クリームと一緒に口へ運ぼうとしていた。
「そ、それ俺のバースデーケーキなんだけど」
「でも俺にくれたデショ」
楽しそうに、口から犬歯を覗かせる。
今にも食われそうなイチゴを守ろうと、アベくんの手首を両手で掴み言った。
「か、返せよっっ」
「ヤだ」
あっさり拒否。返す言葉が見つからなくて黙ると、吐息だけでアベくんが笑う。
「返せないけど、あげる事なら出来るよ?」
「え」
「俺はチバのだから。“欲しい”って、言ってくれたらあげる」


そんなのアリかよ。


294:名無しさん@ピンキー
07/07/11 00:12:26 O



イチゴを摘んだ指先を眺める。
イチゴはアベくんの爪と同じくらいの大きさで、赤々と濡れていた。
知らずに口が開いていたらしい。
イチゴのツブのざらついたの感触が、舌の上にのる。
アベくんを見ると目だけで言っていた。
“欲しい?”と。
「欲し……い」
応えるように、指が口内に侵入する。纏わり付いたクリームも残さず舌へこすりつけながら。
「…あ、あ、ァ…ふ、んんっ」
指が抜かれる頃には、すっかり息が乱れていた。
アベくんは至極満足そうに笑うと、言う。
「誕生日おめでと、チバ」


ケーキ1ホールじゃとてもアベくんと交換できない。

295:名無しさん@ピンキー
07/07/11 00:15:46 O
おっしまーい。

日付、跨いじまった…orz
色々ツッコミ満載ですが楽しく書けました。この後は、スットコ誕生パーティーです。
そして、スットコのベビースター好きは捏造です(笑)
ごめんなさい。

296:名無しさん@ピンキー
07/07/11 00:40:05 O
捏造だったのかwww
それでもかわまないよ、いいもの読ませていただきましたー!
ありがとう!

297:名無しさん@ピンキー
07/07/11 03:16:01 O
正直ちばで100万回抜いた

GJでした!

298:名無しさん@ピンキー
07/07/11 18:20:39 0
アベかっこいい!スットコカワイス!!
やっぱりアベスットコ大好きだわ。
女神様ありがとう。幸せになれました。

299:名無しさん@ピンキー
07/07/11 22:06:38 0
神様久々だー。GJ!
あまーい!
なアベチバありがとう。ほんわりしました。愛されてるなスットコ

300:名無しさん@ピンキー
07/07/12 01:07:36 0
GJ!
ニコニコしながら読んでしまったw

301:名無しさん@ピンキー
07/07/12 09:12:44 O
誕生日は覚えてても皆みたいに「物」は準備してないアベ萌え

302:名無しさん@ピンキー
07/07/12 16:24:27 0
完璧乗り遅れですがGJ!!
この2人、この後のパーティー確実に遅刻していくと見た

303:名無しさん@ピンキー
07/07/13 10:17:38 0
参考までに。!
URLリンク(enter.k2.xrea.com)
URLリンク(enter.k2.xrea.com)
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304:名無しさん@ピンキー
07/07/14 15:52:04 0
         アセアセ
    (;´ ・ω・)<チバ~
    / つ  つ
   o≠/ l=ヾo
  ヾミO三O彡'

305:名無しさん@ピンキー
07/07/15 02:43:00 O
キュウかわいいよキュウ

306:名無しさん@ピンキー
07/07/15 19:10:30 O
キュウその船小さくない?

307:名無しさん@ピンキー
07/07/15 21:01:19 0
・・・船?

308:名無しさん@ピンキー
07/07/16 00:23:42 O
>>304でキュウが乗ってる船

309:名無しさん@ピンキー
07/07/16 02:31:03 0
>>304のキュウは足をパタパタしてるんじゃないの?

310:名無しさん@ピンキー
07/07/16 15:32:21 O
∬*´ー`∬人ミ*`_ゝ´彡<キ、キュウ、何?

311:名無しさん@ピンキー
07/07/18 23:06:57 0
アンケートのハルキの答えが可愛い。
誰の飼い猫になりたいの?w

312:名無しさん@ピンキー
07/07/18 23:22:54 O
∬´ー`∬<ちばさんの飼い猫になりたいです…



ミ`_ゝ´彡<……

ミ`_ゝ´彡<は、はるきがウチの猫…

ミ`_ゝ´彡<ふわふわの白猫…

ミ`_ゝ´彡<ま、毎日一緒に寝たりして…







ミ*`_ゝ´彡 ポッ

313:名無しさん@ピンキー
07/07/20 10:05:21 O
∬*´ー`∬<ニャー

314:名無しさん@ピンキー
07/07/20 14:26:18 O
ぬこハルキ…かわいすぎるよ(*´Д`)ハァハァ…

315:名無しさん@ピンキー
07/07/20 14:48:46 O
現実世界での疲労に耐えられないのか

316:名無しさん@ピンキー
07/07/20 19:05:08 O
ハルキはぬこになっても親父転がしだと予想。
親父たちを虜にする、ふわふわ白ぬこハルキ(*´Д`)

317:名無しさん@ピンキー
07/07/21 14:02:15 O
ニャー>∬*´ー`ヽミ;`_ゝ´彡ノ<だ、だめ!俺の!

318:名無しさん@ピンキー
07/07/23 01:09:30 0
チバさんお口の絆創膏どうしたの?

319:名無しさん@ピンキー
07/07/23 02:08:23 0
ミ*`_ゝ´彡<あ、アベ君に噛み付かれたんだよ

320:名無しさん@ピンキー
07/07/23 23:28:06 O
―――
タバコの匂い、いつもの頭痛、カラカラの喉、まだふわふわと浮く体に纏わり付くベッド、秒針の音、薄ぐらい明かり…俺の家か?
いつもの如く、楽しい宴の後半の記憶がすっぽりと抜けている。
キュウか誰かがここまで送り届けてくれたのだろう。
…にしても、気持ちわりぃ。いつも後悔するのは、こうなってる最中だけだ。
「うぅ…水…」

「あ、起きた?」
俺の家…のと、同じくらい寝慣れたベッドの上から目線だけで見渡した薄ぐらい部屋の中に、これでもかってぐらい薄く小さく纏まった黒いの。
俺の家…じゃねぇんだ。

321:名無しさん@ピンキー
07/07/23 23:29:07 O
「ヒライって奴が持って帰ろうとしたから、奪い取った。」
「………何を?」
「チバを。」
まだ酒が残ってんだろう。この人が話す内容だとか、今自分が置かれてる状況だとか、全部人事みたいに脳みその表面をするすると滑ってく。それを拾って整理するのも億劫。

いつのまにか俺の目の前数十センチにも迫ったアベくんの細くて白い腕が肩に掛かる。
「水、欲しい?」
「………欲しい。」

俺の渇いた唇に生暖かい感触と水分が同時に少しずつ注ぎ込まれる。
思考とか理屈とか、そんなんとは別のとこで俺はこの人を欲している。
それは、呑んでようが吐いてようが、楽しかろうが苦しかろうが、いつも変わらない。

「…ん…ア、ベくん」
「欲しいの、水じゃないの?」
「…アベくん」

黒くて少し長めの綺麗な髪を引っ張って、もっと、もっと、近付きたい。
近付いて、交わって、誰も触ったことのないアベくんの1番奥に俺のモンだって印を付けたい。
付けて欲しい。

「あ…んっ……!」
「あっ…わりぃ、血…」
「…んなの、いいから。」

322:名無しさん@ピンキー
07/07/23 23:30:05 O

「チバさん、その絆創膏どうしたんですか?」
「…や、なんも覚えてねぇ。」
「そうですか。」

今日、アベくんが見送ってくれた時、ニヤニヤしながら言った言葉を思い出す。
「聞かれたらちゃんと言えよ。『アベくんに噛み付かれたんだけど、終わった後にちゃんとやさしく貼ってもらった』って。」

そんな事言ったら…
こいつに血だらけ、絆創膏だらけにされるだろう。

―――
中途半端スマヌ!文才ない!
アベスットコ1番いいとこエロいとこは姐さん達の脳内で補完してください!
失礼しました!

323:名無しさん@ピンキー
07/07/24 00:05:16 O
(´・ω・)<誰にも内緒で時々アベくんとやってるらしいよ

324:名無しさん@ピンキー
07/07/24 01:43:55 0
>>320
早速GJ!

325:名無しさん@ピンキー
07/07/24 12:05:45 0
ハアハア!GJ!

326:名無しさん@ピンキー
07/07/24 17:00:16 O
オデキ…

327:名無しさん@ピンキー
07/07/24 18:37:35 0
アベチバGJ!!神様サンキュウ(´・ω・)
奪い取るアベ……ハァハァ

328:名無しさん@ピンキー
07/07/25 10:45:13 O
バレて∬`ー´∬に血まみれ絆創膏だらけにされるミ*`_ゝ´彡




(*´Д`)ハァハァ…

329:名無しさん@ピンキー
07/07/25 11:11:54 O
普段はおとなしくてカワユスな白ぬこ
∬´ー`∬ニャー

しかし飼い主のいつもと違うにおいをかぎつけ…
∑∬`ー´∬



ヽ∬#`ー´∬ノ シャーッ



バリバリバリバリバリ!!!!!!



ミつ_ゝ´゚彡゜。<イタイ…イタイヨ… グスグス


330:名無しさん@ピンキー
07/07/25 17:19:14 O
白ぬこハルキ…モエス(*´Д`)ハァハァ

331:名無しさん@ピンキー
07/07/26 21:48:13 O
ばすでHPのアンケート更新!
2001年9月の石垣島ってミセルで行ったのかな??

332:名無しさん@ピンキー
07/07/27 03:53:44 O
そうだね

石垣ではミ`_ゝ´彡と(`皿´)の2人が
一晩中出掛けたままホテルに戻ってこなかったんだよね

333:名無しさん@ピンキー
07/07/27 20:26:47 0
>>332
ほんとそこ2人はそういうエピソード多いな!
気付いたら打ち上げ会場から2人いなくなってたとかもあったよねぇ
そんなん聞いたら嫌でも萌えるわ

334:名無しさん@ピンキー
07/07/28 05:35:51 0
石垣でアオカンか…

335:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 20:16:39 0
久しぶりに投下いたします。
基本アベチバ



今は夜中の3時。
すっかり寝入っていた俺の耳にうっすらとインターホンの音が聞こえた。
最初は無視を決めこんでいたけど、あまりにしつこく鳴らすもんだから
観念してベッドを降りた。
眠くて重たい瞼とイラだちからさぞかし酷い顔をしていることだろう。
未だにベルは鳴り続けていて「こんな夜中になんだ!」って
怒鳴り散らしてやろうかと思ったけど、
それこそ近所迷惑か…なんて根が真面目な俺はまず覗き穴を見た。

「え……チバ?」

そこにはまるで捨て猫みたいに雨にびしょ濡れになったチバが
頼らなさげに立っていた。

「チバ!お前びしょ濡れ…つかこんな時間にどうした!?」
「キュウ…っく、…ァ」
「あああ、とりあえず中入れ。風邪ひくぞ。」
「…ごめ」

髪からは雨露がしたたり落ちて、目からはぽたぽたと涙が溢れていた。
俺より数倍華奢な肩はいつもより力が無くて
今にも消えてしまいそうだと思った。
チバをこんなにしてしまう人間を俺はこの世に一人しか知らない。




336:名無しさん@そうだ選挙に行こう
07/07/29 20:17:59 0
「ほら、飲めよ。」
「…サンキュ。」

チバをソファに座らせて暖かいコーヒーを渡す。
少し落ち着きを取り戻しても、見せる笑顔はどこかぎこちない。
もうアベ君と何かあった事はお見通しだけど、
俺から聞いて良いものか分からなかった。
今まで幾度かアベ君とチバがモメた事はあるけれど、
最近はそんな事も無かったし、
まるで夫婦みたいに互いの事を分かりあっていた。

「キュウ…。」
「んあ!?…あ、どうした?」
「何にも聞かないんだ。」
「聞いて良いの?」

チバはこくんと頷いてその後、にへっと笑った。
そんな無理して笑わなくてもいいのに。
何年の付き合いだと思ってるんだよ、俺にそんな気使わなくて良いんだよ。
今にもまた泣き出しそうなくせに。

「あのさ…。」
「うん。」
「アベ君は、俺にもう飽きたみたい。」


337:名無しさん@ピンキー
07/07/29 20:20:51 0

アベ君が?
チバに?
…飽きた?
そんなことありえる訳がない。
確かにアベ君の行動は昔からちょっとネジが外れていたけど
チバに対する執着心といったら無かった。
現にミッシェルが解散した後もずっと離れる事は無かったし
チバに手をだそうというやつがいたらそれは凄まじいものがあった。
だから俺はチバの言葉を鵜呑みにすることはできなかった。

「…飽きたって、あり得ねぇだろ、そんな事。考えすぎとかじゃねぇの?」
「違う。」
「なんで…。」

チバの唇がきゅっと噛まれる。
目からはまた涙が溢れだして細い体は震えだした。

「アベ君は…ハ、ハルキを抱いたんだって……んくっ」

その言葉の意味を理解するより先に俺はとっさにチバの体を抱き締めた。
今にも壊れてしまいそうで、儚すぎる体。
俺の背中に回される腕がきゅっとシャツを掴む。
強く抱き締めると安心したみたいにチバは声を上げて泣いた。






338:名無しさん@ピンキー
07/07/29 20:23:03 0

とりあえず今日はここまでです。
そんな長くはいたしませんので
早めに終わらせます。


339:名無しさん@ピンキー
07/07/29 21:30:18 0
ちょwwwwなんかキタ━━ミ`_ゝ´*彡━━!!!!!
いきなり嵐の悪寒wktk

ドロドロイイヨイイヨー!!!!


340:名無しさん@ピンキー
07/07/29 22:46:39 O
(`皿´)v

341:名無しさん@ピンキー
07/07/30 02:52:05 0
キタよコレェェェ!!

342:名無しさん@ピンキー
07/07/30 03:50:07 O
∬`ー´∬ニヤニヤ…

343:名無しさん@ピンキー
07/07/30 09:24:58 0
>>340>>342
おまいらwwwwwwww
スットコをいじめるやつはゆるしません><

344:名無しさん@ピンキー
07/07/30 10:58:38 O
何があったんだ…!!
続きwktkでお待ちしてます

345:335
07/07/30 13:28:58 0
続きより先にこちらが書きあがってしまったので投下
ぐだぐだと申し訳ありません。


アバチバ(ハル


俺はアベ君から離れることなんて出来なくて、ていうかそんなこと考えたこともないくらいだけど
今なぜかおれはハルキのベッドの上で裸になって足を広げている。
まぁ簡単に言えばハルキとセックスの真っ最中なんだけど、
これといってハルキの事を愛してるだとか、なんだとかそういう感情を抱いてるわけじゃない。
なんで抱かれているのかいまいち俺自身も分からない。
それでも俺の体は現在進行形で揺さぶられ続けていて
俺の嬌声とハルキのため息が部屋に溢れていた。
腕を上から押さえられて若干変色している手がじんじんと血を欲しがる。
俺の頭がとうとうバカになっているのか、血を欲しがる前に
舌を伸ばしてハルキの唇を求めた。
唇か舌か、どちらが先に俺に触れたのかは分からないけど
アベ君とは違うキスに違和感と少しの新鮮さを感じながらも
やっぱり頭の隅でアベ君のキスの方がいいな、なんて思う俺は我ながら最低だ。

「チバ、さん。」
「ん…ふッ、…ぁあッ…ア、ン…ハルッ」
「…名前、もっと、呼んでください。」


346:名無しさん@ピンキー
07/07/30 13:29:34 0

俺の足をがばっと開かせてそのままぐるりと向きを変えられる。
あぁ、アベ君と同じでコイツもバックが好きなのか。
腰だけを高く上げさせられて上半身はだらしなく崩れ落ちた。
「名前もっと呼んでください。」
なんて可愛らしいこといってながらも俺の両手を背中に締め上げて
ダイレクトにハルキのそれが俺の腸内にぶち当たる。
第一名前を呼ぶことに何の意味があるんだ。
顔も見えないこの体勢だったら、お前の顔を脳内でアベ君に変換することだって容易なのに。

「あっあ、あ、ン…んぁ!…ハッ、ぁ」
「ねぇ…。」
「え?ン、あっ、ハル、…ハルキッ、…んぁ、あ、ッ!」
「…くッ」

一瞬だけ振り返ってハルキの顔を見た。
名前を呼んでやっただけなのになんて顔してるんだとおもった。
泣いてるような笑っているような、よくわかんねぇ顔。
まぁ大半は長い前髪に隠れてあんま見えなかっただけかもしれないけど。
けど名前を呼べば俺のイイトコロにあててくれるから
そこから先はバカみたいに果てるまで名前を呼び続けた。




347:名無しさん@ピンキー
07/07/30 13:30:11 0





「ほら、早く抜けよ。」

俺もハルキもほぼ同時にイって俺の体の上にハルキが倒れこむ。
そこから伝わる体のぬくもりだとかが
なんだかいきなり気持ち悪さを覚えた。
自分の中にあるハルキのそれも精液も。
なんだか全てが気持ち悪い。
重い体から無理やりずちゃりと嫌な音を立てて自分の体から引き抜いた。
それでも体内に残る精液を早く取り払いたくて
未だに俺に圧し掛かるハルキをベッドに転がして風呂場に向かった。
アイツが何回イったかなんて分からないけど
歩くたびに穴からぽたぽたと白いそれが溢れ落ちる。
これが血だったらヤバイだろうな、なんて下らない事を考えたら
自嘲気味に笑いが零れた。

「よっこらせ。」

シャワーのコックを捻ってぬるま湯を出す。
そろりと自分の指を穴にあてがって中に入れる。
体が再び熱を持つ前に作業を終わらすのはアベ君に昔教わった。
ただ掻き出す事だけを考えてシャワーで全て流してしまうのだ。
ぐちゃ、ぬちゃといった嫌な音も
アベ君のではないこの精液も全て流れていってしまえばいい。





348:名無しさん@ピンキー
07/07/30 13:30:45 0





「じゃぁ俺帰るわ。」

床に散らばった服を着てささっと身なりを整える。
ハルキは相変わらず裸のままでベットでタバコを吸っていた。
左手をひらひらと振って俺に別れの挨拶を送る。
なんともそっけない別れ方だ。
俺も人のこと言えないからなにも言わないけど。
あ、それが悪いのか。
靴を履いて俺もひらひらと手だけを振って部屋を出た。
ガチャンとドアは閉まって俺とハルキの夜も幕を閉じる。
なんてことはない。
いつも俺の事を見ていたからちょっと遊んでやっただけだ。
ただそれだけだ。
また気が向いたら抱かれてやってもいいか、とかそれくらいの出来事。

「…さむ。」

少し歩くと外は夏のはずなのに少し肌寒くてハルキからなにか上着を借りようかと
足が止まった。
けどなんとなく、今ハルキは泣いているような気がした。
俺がいなくなった部屋で、あのベッドの上で。
でも泣いている男の慰め方なんて俺にはわからないし、
第一めんどくさい事になるのだけは嫌だったから立ち止まった足をまた歩かせる。



349:名無しさん@ピンキー
07/07/30 13:32:16 0



「ただいま。」
「…ん。」

ただいまといえばおかえりが返ってくるようになったのはいつからだっけ。
少しくせのあるあの声が「おかえり」を言ってくれなくなったのが
当たり前になったのはいつからだっけ。

「お前どこ行ってたの?」
「ハルキのとこ。」

ふーん、って軽い返事が返されてまるで俺に興味がないみたい。
…あぁ、だから俺はハルキに抱かれたのか。
アベ君の気を引きたくて
アベ君に最低だってなじってもらいたくて
アベ君の事が好きすぎて、
俺はハルキに抱かれたのか。
ガキが親の気を引きたくて悪さするのと同じレベルだな。
バカらしくて「ふっ」と自分自身を鼻で笑った。

「ねぇアベ君。」
「なに。」

「俺、ハルキに抱かれてきた。」

350:名無しさん@ピンキー
07/07/30 13:33:12 0

喉がごくりとなった。
今更だけど「別れるか。」なんて言われたらどうしようかなんて頭の中がパニックになりそうだ。
言わない方が良かった?
でも気を引きたくて抱かれたって事は言わなきゃ意味ないだろ?
ぐるぐると頭の中を色んな思考が駆け回って嫌な汗が出てくる。
そこにまるでスローモーションみたいにゆっくりとした動きで
アベ君が俺に近づいてきて、俺はアベ君の動きから目をそらす事が出来ない。
アベ君の匂いが鼻を掠めてそれだけで腰が砕けそうになる。
冷たい指先が俺の頬をつーっと撫でる。
初めは涙が落ちるラインにそって、その後は唇を撫でて、今度は反対側へ。
俺は猫みたいにその指にすり寄って、
こめかみから髪を撫でる手にキスを落とした。
手のひらにキスをするのはどっかの国では懇願を意味するらしい。
俺はアベ君に何を懇願している?
まあ、そんなの一つしかないんだけどさ。

「ずっと俺だけを愛し続けてよ。」

これじゃあまるで哀願だ。

351:名無しさん@ピンキー
07/07/30 13:34:05 0


「何言ってんの、お前。」

アベ君の鋭い目が俺を見据えて、髪を撫でていた手が
いきなりぐっと俺の首を締め上げた。
首筋にめり込む指が俺の血を、酸素を、命の行く先を握っている。
苦しさに手はだらんと落ちて、視界は霞み、頭の奥がぼーっとしだす。
でもアベ君の中に潜む狂気なんて怖くない。
俺が怖いのは狂気さえ向けられなくなること。

「ン……ッは」
「苦しい?」

後もう少しアベ君の手に力がこもったら俺本気で死ぬかもしんない。
アベ君は抵抗もせずただ僅かな酸素を求める俺を見てうっすらと笑みを浮かべた。
確かに俺は滑稽だけど、
この状況を客観視したら快楽殺人にしか見えないよ、アベ君。
それでも何故か今が心地よいと薄れる意識のどこか遠くで思う俺も結構変態だ。
あぁ、これが本望ってやつか。
…でも出来たらアベ君ともう一回セックスしてから死にてぇな。

「…ァ、ベ…君」

途切れるような声で名前を呼んだ。
「アベ君、アベ君。」って呼べば呼ぶほど俺の名前を呼んで欲しくなるのはなんでなんだろう。
…あぁそっか。
ハルキ、お前もこんな気持ちでいたわけ?
涙が出るほど切なすぎて、自分の愚かさを呪った。


352:名無しさん@ピンキー
07/07/30 13:35:16 0
「チバ」

俺もきっとハルキと同じように
泣いてるのか笑っているのかわかんねぇ顔してるんだろうな。
前髪で顔が隠れてるのも一緒か。
ねぇ、アベ君。
俺は自分だけがこんな気持ちになるのが嫌でハルキに押し付けてきたんだ。
最低だろ。
でもそうさせたのはアベ君なんだよ。
なぁ、最後まで責任ちゃんと取れよ。
俺の事愛してるって言ってよ。

「んくっ…ふ…ッ」
「チバ、泣くな。」

気付いたらアベ君の手は俺の首からとうに離れていて
俺はその長い腕の中にすっぽりと収まっていた。
アベ君の匂い、体温、声、視線、存在全てが無いと俺はダメなんだ。
なんでこんなに好きなんだろう。
しゃくりあげる声で子供みたいに「好き」と「ごめんなさい」を繰り返す。
アベ君は「わかったから。」って俺の涙を唇でぬぐった。
まぶたに、額に、頬に、首筋に、唇に。
俺の体が泣きすぎて時々ビクつくもんだからアベ君は不器用に笑う。

「しょうがねぇやつだな。」
「んッ…ごめ……なッ…ヒッ…ン。」
「ほら、もう泣くな。」

何度も唇と唇を重ねて細い体にしがみついた。
耳元でアベ君の小さな「愛してる」が聞こえて
余計に泣きそうになった。


353:名無しさん@ピンキー
07/07/30 13:36:14 0




以上です。
お粗末さまでした。


354:名無しさん@ピンキー
07/07/30 16:48:52 0
ウオオオ
ハ、ハルキかわうそ…!
でも最高イイですGJ!!

355:名無しさん@ピンキー
07/07/30 23:29:35 0
こういうかわいそうな話が大好きです

356:名無しさん@ピンキー
07/07/30 23:56:50 O
v(`皿´)v

357:名無しさん@ピンキー
07/07/31 01:10:17 0
うおおキテルーー!!
>>337の続きもよろしくハァハァ

358:名無しさん@ピンキー
07/07/31 01:33:06 0
スットコオタなのですがハルキのカワイソス萌えがとまりません…!
Sアベも最高ですよハァハァ

>>356
むかつくわーwww

359:名無しさん@ピンキー
07/07/31 07:08:05 O
∬つー`゚∬<……クスンクスン

360:名無しさん@ピンキー
07/07/31 13:00:02 O
ミ;`_ゝ´彡
 ∬つー`゚∬
   つと
ギュウウウウ…

361:名無しさん@ピンキー
07/07/31 13:20:38 O
ヽ┃*━┏┃ノ<おれんたもギューしてチバ

362:名無しさん@ピンキー
07/07/31 13:42:28 O
ミ;`_ゝ´彡<か、帰れハゲ

363:名無しさん@ピンキー
07/07/31 18:31:10 O
゜。    。゜
  ┃゚━┏゚┃つ チバったら普通にヒドいんだわ
  (つ   /
  |  (⌒)
  し⌒^

364:名無しさん@ピンキー
07/07/31 21:42:23 O
∬#・A・)<照ちゃんに代わっておしおきだぎゃー!

365:名無しさん@ピンキー
07/07/31 22:11:09 O
みんなまとめてアベに抱かれちゃえよ
ミ*`_ゝ´彡∬;´ー`∬┃*━┏┃∬*・Α・) (`皿´*)

366:名無しさん@ピンキー
07/08/01 17:25:06 O
Σミ;`_ゝ´彡ハッ

(`皿´)ヾミ;#`_ゝ´彡ノシ<だ、だめっ!アベくんは俺のだもん!

(`皿´) Σヽミ;`_ゝ´彡ノ ハッ   ∬´ー`∬<………

367:名無しさん@ピンキー
07/08/03 06:36:33 0
wktk

368:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:00:34 O
∬´ー`∬<…俺のチバさんのものは俺のもの?

え?(;`皿´)ミ;`_ゝ´彡えっ?  ∬`ー´∬ニヤリ

369:名無しさん@ピンキー
07/08/04 01:20:55 O
さすがハルキwwww

370:名無しさん@ピンキー
07/08/04 10:11:23 O
こぬこスレが落ちちゃったorz

371:名無しさん@ピンキー
07/08/04 15:10:25 O
まだあったことに驚いた元ロム

372:名無しさん@ピンキー
07/08/04 20:30:56 0
続きまだかなー


373:名無しさん@ピンキー
07/08/06 17:21:26 O
ギャオの動画でチバがもらいタバコしてるのは、教授のかキュウのかどっちかな?
マルボロにも見えたけど

374:名無しさん@ピンキー
07/08/08 02:36:53 0
ハルキに向かって「おまえとすることしか考えてなかった」てチバ!w

375:(`皿´)
07/08/08 02:42:22 O
この淫乱野郎め!

376:名無しさん@ピンキー
07/08/08 15:50:56 O
>>375
無職乙

377:名無しさん@ピンキー
07/08/11 07:09:04 O
ストーリーぐだぐだ長くてごめん。朝っぱらから落としてみます。
―――
なんだかなぁ。気持ち良さそうに寝てやんの。
打ち上げで珍しく呑んで、泥酔、早々に暴れだしたうちの下戸ベーシストを連れて帰ってきてやったはいいものの、俺はもちろんまだ飲み足りない。
冷蔵庫に入っていた缶ビールを開ける。
小さい電球の薄オレンジの明かりの中、時計の秒針の音と、奴の規則的な寝息が響く。
まだ日付も変わってねぇや。
…にしても、下戸って便利だなぁ。こんな手っ取り早く酔っ払えるんだもんよ。
ま、味わって呑んでる暇なんてねぇだろうけどな。
まだ意識の冴えた頭の中でそんな事を考えながら、テレビのリモコンを手に取ろうとした瞬間、ベッドの横の電話が鳴った。
一瞬心臓が飛び出そうなほどドキリとして奴の顔を覗き込んだが、なんの反応もなく寝息を立てているので少し安心した。

「…はい。」
「あ、チバ?俺。今どこにいんの?」

酔ってんのか、少し上擦った声。聞き慣れた声。どんな時でも俺はこの声を聞くと安心する。
つーか「どこにいんの?」はないだろ。あんた、今何処に電話かけてんだ。

「酔ってんの?」
「うーん、ちょっとね。ははっ…開けて?」
「…は?」

378:名無しさん@ピンキー
07/08/11 07:10:23 O
なんの事かわからず黙り込む俺に現状を理解させたのは、鳴り響くインターホンだった。
急いで受話器を置き、玄関に向かう。
鍵を開けると案の定、細長い黒ずくめのあいつがご機嫌そうに立っていた。

「よ、チバ。久しぶり。」
「いきなり過ぎんだろ。入れよ。」
「嬉しいくせに。冷たいね。」

うるせえ、と言いながらも俺は今にもニヤけてしまいそうな顔面の筋肉を押さえ付けるのに必死だった。
ああ、嬉しいよ。会いたかったよ。中学生のガキみたいに、未だあんたの一挙一動に振り回されてるよ、俺は。

「誰と呑んでたの?」
「ん?知り合い。チバの知らない奴。」
「…へえ。」
「あ、今妬いた?はははっ」

こんな風にさ、いつも。いっつも。計算してやってんだか、天然でそういう能力みたいのが備わってんのか、知らねえけど。

379:名無しさん@ピンキー
07/08/11 07:11:21 O
「…あれ?誰か居んの?」
「静かにしてよ。寝てんだから。」
「え?誰?お母ちゃん?」
「…どいつもこいつも俺より先に酔っ払いやがって。」

当たり前のように勝手に冷蔵庫を開けるそいつを目で追いながら、さっき開けた少しぬるいビールを一気に喉へ流し込む。

「うちのベース。」
「あぁ…あのクルクル。…が、なんで?」
「ん?連れて帰って来た。」
「チバが?めずらし。」

こんな会話の間も、おやすみのクルクルベースはぴくりともしない。
こんだけ酔ってちゃ、本気だったのかなんだかわかんねぇな。
タクシーを降りてから、こいつをおぶって家までの階段を上る途中、言われた言葉を思い出していた。

380:名無しさん@ピンキー
07/08/11 07:12:48 O

「うわっ…ちょっと、アベくん!」
「ね、やろう。俺、最後にチバとやってからずっと我慢してたの。」
「…ハルキ、居んだろ。」

俺の声なんてまるで聞こえてないかのように、体に覆いかぶさった細い黒の腕が俺のシャツをたくし上げ、胸の辺りをまさぐる。指が突起に触れて思わず情けない声が漏れる。
こんなの、ハルキに聞かれたらシャレんなんねぇ。

「いいじゃん。寝てるし。」
「良くねぇよ。」
「じゃ、外行こう。」
「え?」

ちょっと待てよ、っつー、これもアベくんの耳には入っていないのか、俺の腕を掴んで無理矢理玄関の外へ連れ出した。

381:名無しさん@ピンキー
07/08/11 07:13:39 O
「さすがにここはまずいよな、マンションだし。」
「…駐車場。今の時間なら誰もいないと思う。」
「よし、行こう。」

俺も俺で、何乗り気になってんだか。部屋に残してきたハルキの事を気にかけながらも
なんか、俺が素面に近い状態でアベくん会うの、本当に久しぶりだな。
なんて素直に喜んじゃってる自分がいる。

やっぱり、好きだなぁ。
あいつも、こんな感じなのかな。
俺がアベくんを好きなぐらい、あいつは俺のことを好きなのかな。

382:名無しさん@ピンキー
07/08/11 07:14:35 O
駐車場の壁のコンクリートが、服の上からでもひんやりと冷たくて気持ち良い。一週間ちょっとぶりの乱暴なキスですでに体は熱を帯び始めているから。

「続きからね。」

そう言って、シャツをたくし上げる。
露になった二つの突起はすでに固く立ち上がっているのが、見ないでもわかった。
右側は生暖かい舌がねっとりと、左側は細い指で摘んだり弾いたり摩ったり、容赦なく刺激が与えられる。
ひと気のない真夏の真夜中の駐車場に、アベくんの愛撫の音と、二人の荒い息が響く。

「あ…はぁ…う」
「声、出してもいいんだよ?俺は別に。」

この静寂の中で思いのまま喘ぐのはさすがに気が引ける。だけど、我慢したって出るもんはしゃーない。それは何度も身を持って経験させられてきた。

「勃ってきたな。」
「くっ…うぅっ…あ…ん」
「ふふ…可愛いな。気持ちいか?」
「んっ…あぁっ…」

細い指が既に立ち上がった俺のそれを扱く。いつのまにかベルトを外されたジーンズが足首までずり落ちる。

383:名無しさん@ピンキー
07/08/11 07:15:49 O
「アベくっ…ん」
「何?俺のもしてくれんの?」

目の前の黒いシャツのボタンを、与えられる快感で力の入らない指で一つずつ開け、突起に舌を這わすと、頭の上で大きな甘いため息が聞こえた。

「…珍しいな、お前からしてくれんの。」
「んぁ…ア、ベくん…入れっ…て…」
「後ろ向け。」

俺は体制を変え、壁に手を付き、アベくんに尻を突き出すような形になった。
何度やっても、慣れねぇな、このポーズは。

アベくんの唾液と俺の先走りを潤滑油に、くちゅくちゅと音を立てて指が抜き差しされる。
いつのまにか指は二本になり、いわゆるGスポットってんだろうか。バカみてぇに感じるとこばっかりを責め立ててくる。

「あ…はぁ…んっあぁぁ…入れて、入れ……あ」
「我慢できねぇの。」
「あぁ…ん…できねぇ…っ!」

384:名無しさん@ピンキー
07/08/11 07:16:44 O
カチャカチャとベルトを外す音が聞こえる間も待ちきれなくて、俺はダラダラと腰を振る。

「待てって…いくぞ」

今まで入ってた指とは比べものにならない大きさと熱を持った、アベくんのそれが俺の穴に押し当てられる。
もうほとんど意識は朦朧としていた。

「あんっ…あっ…あぁっ」
「ほら…もっと腰振れよ。」

長い両手が俺の腰を掴む。抜き差しする度に漏れる濡れた音が余計に快感を煽る。

「あっあっあぁっ…イく…」
「うっ……早えよ。」
「うぁっ…あっ…んぁぁ!」

コンクリート壁に精液をぶちまけ、しばらくして遠のいた意識の隅っこで、アベくんが俺の中に射精した。

385:名無しさん@ピンキー
07/08/11 07:17:43 O
二人で部屋に戻ると、ハルキがベッドの上でタバコを吸っていた。

「あ…あの…すいません、俺、帰ります。」
「帰れんのかよ?記憶ある?」
「大丈夫です…ありがとうございました。」

そそくさと荷物をまとめて出てった奴の声は、少し泣いてたようにも聞こえた。それが単に呑みすぎたからか、本当に泣いていたのかは俺にはわからない。

「チバ?あいつとなんかあったの?」
「…………好きだ、って言われた。」
「へぇ。」

何も聞かねぇの?なんだよ。俺はこんなに好きなのに、アベくんはどうなんだよ。心配じゃねぇのかよ。

「じゃ、俺も帰るわ。」
「アベくんは…やりに来ただけ?」
「ははは…もう遅いしな。」
「俺、ハルキのこと嫌いじゃないから。」
「……帰るわ、またな。」

そんなんだから、俺ばっかり悩まなくちゃいけない。
俺ばっかりが好きみたい。
俺には、静かに出てく薄い背中からは、何も読み取れない。
―――
一応ここで終了。この後もいろいろある予定だったけど、書くと長いのでおまかせにしときます。
スレをなんとか盛り上げたい素人でした。

386:名無しさん@ピンキー
07/08/11 09:06:02 0
うおっうおおうGJ!
朝から物凄い盛上がった
しかし(`皿´) ってば…あんた…


387:名無しさん@ピンキー
07/08/11 10:52:07 0
な、長くていいから続きをください…!!!

388:名無しさん@ピンキー
07/08/11 11:40:20 0
同じく長くてもいいので続きを…!

389:名無しさん@ピンキー
07/08/11 11:56:14 O
∬`ー´∬<略奪愛…


∬`ー´∬ ニヤリ

390:アベチバ駐車場で立ちバック書いた人
07/08/11 12:45:09 O
私の頭の中では、この後アベの気を引くためスットコさんがハルキに抱かれ(ハルキはストコがアベ大好きなことを承知の上)結局はアベもストコが大好きでストコもアベが大好きで、ハルキマジごめん…な感じなんですが
それでは前職人さんが落としてくれたお話とダダ被りな恐れありのため…もうちょっと練って、書けたら続きも落とすです。約束はできませんが(;´Д`)

サタデーの真っ昼間から読んでくれてありがとう!

391:名無しさん@ピンキー
07/08/11 16:40:15 0
駐車場アベチバ神、続き待ってまつ!!

何も読み取れない薄い背中、てすごいアベっぽくていい…

392:名無しさん@ピンキー
07/08/12 00:07:11 O
言動は素っ気ないのに、内心ドキドキキュンキュンなスットコカワユス!駐車場ネ申GJ!
続き期待してます

393:名無しさん@ピンキー
07/08/12 00:37:30 O
喘ぎ声が反響して建物中に聞こえてたりして

394:名無しさん@ピンキー
07/08/12 18:58:18 O
で、ハルキがふと目を覚ますとチバいない。更に何処からか喘ぎ声が聞こえて…


∬つ―`゚∬グスン

395:名無しさん@ピンキー
07/08/12 21:58:39 O
流れ豚ぎってスマソ

今さらながらみせる本作ってんだよね…あべちばで

い、痛いかな?
ちょっと不安になってきたので聞いてみたんですが…

396:名無しさん@ピンキー
07/08/13 01:48:30 O
>>395
本の話題は危険だ…
一般的に言えば痛いと思うけど
自分もエラアベチバ作ってるので応援したいです

397:名無しさん@ピンキー
07/08/13 02:02:04 O
スットコってアベ相手だと声でかそうなイメージがあるww

>>395
好きなように汁

398:名無しさん@ピンキー
07/08/13 02:14:08 0
>>395 >>396
買うわ。どこで売ってるんだ
サマーフェスティバルか?(`皿´)つ[札]

>>397
なにその素敵設定ハアハア

399:名無しさん@ピンキー
07/08/13 02:27:04 0

+ 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜゜ + 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。.
       '´~, .゜。 + ☆。,゜. o。 。+ 。゜.,  . ヽ゜   ,   。     。   .   .
 ゜  。゜ + 。. +。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜. 。 . .   ,    ,   .
゜。゜+゜`, o。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆+。。゜.。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆
+。 * 。゜。゜.,* ,+ 。゜. 。 . o。。.゜*。゜ 。.゜ 。.
。。.゜*。゜ 。.゜ 。 +。 * 。
+ 。. +。        λ,,,,λ    …
             ミ`<_´*彡 アベクン…
           ニ二∪∪ニニ
           ||-||-||-||-||-
           | ̄ ̄ ̄ ̄


400:名無しさん@ピンキー
07/08/13 03:25:26 O
>>395
挿絵書くよノシ

401:名無しさん@ピンキー
07/08/13 07:59:22 0
395、400
よーし、おまいら
その手の話の続きは俺の家でしれ。
ここでは危険すぎる。ベッドから落ちるぜ。

…そして俺にも読ませろハァハァ

402:名無しさん@ピンキー
07/08/13 09:14:34 O
>>395
ここでそういうこと聞くことが痛い。
このスレは内容はこんなだけど、そういう話題を出すのがある意味一番危険なところだし、避けてほしいところでもある。
べつにあなたが本作ってるのがどうこうって訳じゃないけど、ここで意見求めるのは間違ってると思うよ

マジレススマソ…


403:名無しさん@ピンキー
07/08/13 09:57:33 0
芸能におけるガイドラインに沿ってなら好きな様に出せばよろしいかと

まあ読みたい訳だが

404:名無しさん@ピンキー
07/08/13 10:50:50 O
>>395
痛くないですよ!










これで満足だろ、この手の話題は自重汁

405:名無しさん@ピンキー
07/08/13 11:12:11 0
>>401
ベンジー乙

406:名無しさん@ピンキー
07/08/13 16:47:11 0
姐さんたち、
もしスットコ出演のイベントに行ってトイレ探してウロウロしてたら
廊下の奥から
「んぁ…ア、ベくん…入れっ…て…」
「あ…はぁ…んっあぁぁ…入れて、入れ……あ」
というスットコの声が聞こえてきたらどうする?

407:名無しさん@ピンキー
07/08/13 17:16:21 0
何だいきなりそのお題はよ!
もちろん気付かれぬようそっと近付き…と言いたいが
実際はもの凄いうろたえて誰か来ないように見張りつつ
どうしたらいいか友達に電話する

408:名無しさん@ピンキー
07/08/13 18:07:43 0
携帯のボイスレコーダーは何の為にあるのかわかる瞬間

409:名無しさん@ピンキー
07/08/13 18:09:42 0
>>407
近づいてみたらそこにはスットコひとりだけしかいなかったら泣いちゃうね

410:名無しさん@ピンキー
07/08/13 18:10:07 O
自分は見たいが為にゆっくり気付かれないように近づくが、結局アベ君に見つかって、

「見られてると興奮する?」とかストコがアベ君から言葉攻めされ事態は更にヒートアーッップ!!!!




………みんなごめん

411:名無しさん@ピンキー
07/08/13 18:42:09 O
>>410(*´Д`)ハァハァすぎ
みんなで覗きに行こうぜ!

412:名無しさん@ピンキー
07/08/13 20:24:37 O
>>408
ハゲドwwwww
間違いなく密録するな。
録った音声はSDカードにコピーして、バックアップもぬかりなく!

413:名無しさん@ピンキー
07/08/13 21:21:09 0
甘いな
自分なら最終的にmp3に変換してCDに焼いちゃうんだぜ

414:名無しさん@ピンキー
07/08/13 21:23:56 0
皆音声だけで満足なのか…謙虚だなwww

携帯のムービーは何のためにあるんだ!

415:名無しさん@ピンキー
07/08/13 21:35:17 0
欲出して見つかったらやめちゃうかもしれないじゃん>>410展開なんて奇跡じゃん
…真剣に考えてごめん
その場で録音だけで精一杯

416:名無しさん@ピンキー
07/08/13 22:15:02 0
見つかってもアベならやめないさ

417:名無しさん@ピンキー
07/08/13 22:40:02 O
むしろ、


(*`皿´)<あ?撮る?見られてるとチバが興奮すっからさ~♪

(;・∀・)<え…いやあの…つ【◎】←デジカメ(当然ムービーモード)


みたいなwwww

418:名無しさん@ピンキー
07/08/13 22:41:17 O
あ、やべ。
改行忘れて手とカメラが変なとこにwwww

419:名無しさん@ピンキー
07/08/13 22:47:05 0
>>417
いや、こっちに言葉は掛けずにニヤリと笑って続行とか
どうにも言い訳立たないくらい進行したとこでチバに見られてることを教えたりとか

420:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:03:37 0
チバを攻める手はそのままに、石になってしまいそうな目力でガン飛ばしてきてもいい
チバの痴態を覗かれて静かにキレるアベはきっとおっかなくてかっこいいよ
どっちにしろ、覗かれたくらいじゃ中断しないのがアベクオリティだな

421:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:10:22 O
∬`ー´∬
つ【◎】と

422:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:31:47 0
ああ、睨まれそうだな確かに。全身が冷たくなるくらい睨まれそうw

423:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:33:55 0
>>421
あんたwwwwww
それをネタにチバを脅して犯るつもりだね…!

424:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:38:51 O
>>421
撮りながら泣くなよ…と思ったけど、
∬´ー`∬じゃなくて∬`ー´∬だから大丈夫かなw

425:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:40:18 0
>>419
ミう_ゝ´*゚彡゜。・゚・<やッ…やだ!見んな!てめブッ殺…あっ…!

426:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:43:44 O
スレ伸びてると思ったらwwww

427:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:45:46 O
アベに見つかったらカンペだす。
(*・∀・)
(つ┏━━━┓
  ┃口外しません┃
  ┃ 続けて  ┃
  ┗━━━┛

428:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:48:03 0
>>425
アベのみならず見てる側までも煽ってどういうつもり

429:名無しさん@ピンキー
07/08/14 00:11:35 0
アベなら見られてようが余裕の銜えタバコで続けてそうだ

430:名無しさん@ピンキー
07/08/14 00:37:52 0
やってるときにタバコ吸ってたらキスできないから
序盤でチバが取り上げて捨ててる

431:名無しさん@ピンキー
07/08/14 00:39:22 0
くわえタバコのアベに鳴かされまくりのスットコ・・・・悔し萌えw

432:名無しさん@ピンキー
07/08/14 00:56:07 0
>>427 笑えるーサイコー!!

433:名無しさん@ピンキー
07/08/15 07:52:14 O
>>431
やばいそれすごい萌える…

434:名無しさん@ピンキー
07/08/16 15:05:49 O
>>433
書きたくなーれ
   *``・*。
   |   `*。
  ,。∩    *
 +.ミ`<_´*彡*。+゚
 `*。 ヽ つ*゚*
  `・+。*・`゚⊃ +゚
  ☆  ∪~。*゚
  `・+。*・ ゚

435:名無しさん@ピンキー
07/08/16 16:16:40 O
ハルキ、いいホテルに泊まると寝坊するから教授と相部屋w
いいのかスットコw

436:名無しさん@ピンキー
07/08/16 16:49:34 O
教授と相部屋……
きっと教授が朝まで寝かしてくれないから寝坊してるんだなw

437:名無しさん@ピンキー
07/08/16 19:49:18 O
昨日の宇宙シャワー良かった!
ミ*`_ゝ´彡<ち、チバさんは最高に優しいって言え
∬;´ー`∬<最高に優しいです…

のやりとりに萌えたww
教授と相部屋になったらハルキ余計寝坊するww

438:名無しさん@ピンキー
07/08/16 22:21:05 O
∬#`―´∬<イマイさんが無茶するから俺寝坊したじゃないすか









∬*`―´∬<…気持ち良かったけど…

439:名無しさん@ピンキー
07/08/16 22:38:55 O
ミ;`_ゝ´彡<イ、イマイくんに何されたの?


∬`ー´∬<詳しく教えてあげましょうか?

440:名無しさん@ピンキー
07/08/17 01:25:51 O
すいません、>>438はマターリに書くつもりの誤爆でした…orz

441:名無しさん@ピンキー
07/08/17 15:43:24 O
流れも空気も読まずに豚切り。

全く需要がなさそうなイマチバ。


--------



俺達が一緒に酒を飲むと、記憶をなくすなんて当たり前だった。
二人ともいい年して、そこら中に吐いたり、物を壊したり、道端に寝転ぶなんてのも普通の事だった。

だからその時も、イマイくんがいつもより早く酔ったんだな、くらいにしか思わなかった。



「ちょっと。イマイくん、大丈夫?早くねぇ?」
ほんの数十分前に俺の家に着いて、呑み始めたばかり。まだ2缶目を開けてすらいない。
なのにイマイくんは、立った拍子にふらついたのか、ソファに座る俺の上に覆いかぶさる様に倒れ込む。



442:名無しさん@ピンキー
07/08/17 15:44:25 O
「大丈夫だよ」
そうは言うけど、イマイくんは俺の上から離れようとしない。
「なぁ、先にどっかで呑んで来たの?」
「酔ってないよ」
耳元でイマイくんがクスクス笑う。
だけど長年の経験から、自分で「酔ってない」と言うやつは酔っ払いと決まっている。
「イマイくん。酔ってるって!」
しかも、かなり。
「やだな。まだ1本しか開けてないじゃない。ねぇ、チバくん」
「え……」
「本当はチバくんが、俺をこうしたかったんだよね?」

抱きしめられて、耳元で囁かれて、一瞬で頭に血が昇るのがわかった。
必死で隠して来たはずの想いが、見透かされてる。



443:名無しさん@ピンキー
07/08/17 15:45:20 O
「知ってたよ、俺」
「うそ……」
ちゅ、と音がして、耳元に口付けられる。
背筋がゾクリとする。
「チバくんが、バレないように必死だったのも知ってた」
声は、いつもと変わらず優しいのに。
俺の肌に触れる指先は、まるで別人。
「チバくん、俺の事好きなんでしょ?」
その一言に、情けない事に涙が出た。

ずっと、ずっとイマイくんが好きだった。
音楽に対する姿勢も、柔らかい笑顔も、少しぶっ飛んだ考え方も。
最初は友人として気に入っていて、でも気付いたら好きになっていた。
触れたいと思うようになっていた。
好きだから、少しでも一緒に居たいから、この気持ちは隠しておかなきゃいけなかった。
バレたら、嫌われる。



444:名無しさん@ピンキー
07/08/17 15:46:20 O

イマイくんの冷たい指が、俺の頬を伝う涙を掬う。
「な、なんで泣くの!?」
俺が泣いている事を理解すると同時に、イマイくんは跳ね上がる様に身体を起こす。
「え、え、うそ。ごめん。俺の勘違いだった?」
「へ?」
「うそ!てっきり両思いだと思ってた!!」
顔を真っ赤にしながら、ジタバタと慌て始める。
「ご、ごめんチバくん」
「あの……どーゆうこと?」
全く状況がわからない。
イマイくんは、さっきからジタバタしながら「ごめん」と繰り返すばかりだ。
「ちょっと、イマイくん?」
暴れる左手を掴むと、漸く観念したように気まずそうな笑顔を向ける。
「あの、本当にごめんね。俺さ、チバくんも俺の事好きだと思ってたんだよね」
「……も?」
「うん。俺はチバくんの事、大好きだからさ。あぁ、恥ずかしい……」

また顔を真っ赤にして帰り支度を始めるイマイくんを、今度は俺が抱きしめて引き留める。

勘違いじゃないことを伝える為の言葉を考えながら。



445:名無しさん@ピンキー
07/08/17 15:46:57 O
おしまいです。
お目汚し失礼しました。

446:名無しさん@ピンキー
07/08/17 16:20:33 0
まさかイマチバが読めるとは…!!

447:名無しさん@ピンキー
07/08/17 16:31:34 0
川*´_J`川<俺に萌えちゃった

448:名無しさん@ピンキー
07/08/17 17:24:02 O
GJ!ジタバタ教授可愛い!w

449:名無しさん@ピンキー
07/08/17 17:40:55 0
モエー!このふたりかわいいなw

450:イマチバ書き
07/08/17 18:06:45 O
イマチバ投下したものです。
需要ないと思ってたのに!レスありがとうございます!!
お菓子じゃなくてすみませんorz


451:@
07/08/17 18:20:54 O


452:名無しさん@ピンキー
07/08/17 18:42:40 0
メズラシス!!GJ!

453:名無しさん@ピンキー
07/08/17 20:44:27 O
レアなのきてた!
教授チバはエロスよりもじゃれあってるほうが萌える

454:名無しさん@ピンキー
07/08/18 13:06:22 0
カワユス!このコンビ好きだから萌えた!

455:名無しさん@ピンキー
07/08/22 13:19:20 O
ミう_ゝ´゚彡゜。・゚・<エ、エゾ頑張ったのに誰もレスしてくんない… グスグス

456:名無しさん@ピンキー
07/08/22 15:11:21 O
膀胱炎治るまで待って

457:名無しさん@ピンキー
07/08/22 16:53:19 O
ヨチヨチ…>∬;´ー`∬ノ゛>>456ヾミ`<_´;彡<た、大変だったね…

458:名無しさん@ピンキー
07/08/22 20:42:17 O
>>355
関東から初エゾ参加しましたよ。
スキャパラの時とか出てこないかwktKしてたのにどこにいたんですか。

>>356
あれは大変だったね…。

459:』
07/08/24 21:32:39 O
     )

460:名無しさん@ピンキー
07/08/24 21:42:24 O
マターリの盛り上がりを真ん中にも…

461:名無しさん@ピンキー
07/08/26 01:47:40 0
盛り上げる為に何か投下したいが文章がまるっきり書けないよママン

462:名無しさん@ピンキー
07/08/26 02:29:18 O
箇条書きでもいいんだぜ>>461

463:名無しさん@ピンキー
07/08/26 12:21:53 O
 

464:名無しさん@ピンキー
07/08/28 21:43:35 O
ミう_ゝ´゚彡゜。・゚・

465:名無しさん@ピンキー
07/08/28 22:48:37 0
泣くな

466:sage
07/08/31 14:32:27 0
粗末短文ですがよろしければドゾ

__________

頬に重い痛みを感じて、俺はソファに倒れこんだ。
明るい筈のリビングのライトが点滅するようにチカチカと目の前で踊ってて、
何だかおかしいくらい綺麗だななんて呑気に考える。

「キスしてくれよ」

何度も繰り返した台詞をもう一度口にすれば、
アベくんはおっかない顔のまま追うように俺の膝の上に乗りあがって、ちい、と舌を打った。

「てめえ、もう一度言ってみろ」

何度だって言うさ。
だって俺は、今あんたとキスしたいんだ。

「キスしてくれって言ってんだよ」


467:名無しさん@ピンキー
07/08/31 14:34:55 0

語尾は口の中で、鉄サビの味と一緒に消えてなくなった。
認める余裕もないほどアベくんの動きは早くて、
俺の口が言葉を紡ぐ前に振り上げられた掌が容赦ない衝撃と痛みを俺の頬に残す。
微かに震える左手は、ボタンがいくつか弾けたシャツの胸倉を掴んだまま。
唇が切れて何だか口ん中が生ぬりいな、ってぼんやり思う。
この部屋のベルを鳴らす直前まで飲んでたビールと、
それからほんの一時間前まで俺の身体を抱きこんでいた別の男の臭いが、鼻の奥で強く蟠っていた。
アベくんの奥歯が、ぎり、と耳障りな音を立てて、頭の上から辛辣な言葉が降ってくる。

「こんなザマで、どの口が言った、おい」

首筋で、確かめるようにアベくんの鼻が、すん、と俺の臭いを嗅いだ。

「臭えんだよ」

冷たく光るその真っ黒い目さえ、俺の心臓を捕らえて離さない。
ちくしょう、顔が勝手に笑っちまう。

「てっめ…」

強く揺さぶられ、また頬を張られてあちこち切れて、きっと今俺はひでえ顔してんだろう。
それでもこんな風にアベくんのむき出しの感情をぶつけられることが俺は嬉しくて、
明日どんだけ顔が腫れあがってようが、そんなことどうでもよくなっちまう。
口の中のサビの味がまた一層濃くなって、それにすら俺の肌は歓喜に粟立っている。

「殺されてえのか、チバ」

息が掛かるほど間近でそう低く凄まれて、ああ、アベくん、俺、勃起しちまいそうだ。


468:名無しさん@ピンキー
07/08/31 14:38:32 0

「…アベくん、」

俺を組み敷く、骨と皮ばっかりの痩せた身体に縋り付いて、
その憎しみすら覚える愛しい匂いを脳みそいっぱいに吸い込んで俺は目を閉じる。

「好きなだけ殴っていいよ」

あんたの視線が俺から離れて、俺はもうあんたのこと諦めなきゃダメなんだって勝手に思って、
そんで毎日酒ばっか飲んで、まるで死にかけのサカナみたいになりかけてたけど。
乱れた胸元から付けられたばかりの赤い痕を見せ付けるだけで
あんたがそんな風に逆上してくれるなんて嬉しくてどうにかなっちまいそうだ。

殴ってくれよ。
頬に触れるあんたの掌が、死にたいくらい、あったけえんだよ。

俺はゆっくり目を開いて、まっすぐにアベくんを見上げる。
最後に見たときより少しだけこけた頬、すっかり伸びた前髪。
そんで、泣きそうに揺れてる、真っ黒い、真っ黒い目。
そこに、やっぱり泣きそうな俺の顔が映りこんでいて、なんでかひどく安心した。


469:名無しさん@ピンキー
07/08/31 14:39:46 0


「そんでさ、その後に、キス、してくれよな」

目の前でまた膨れ上がる、アベくんの激情を肌に感じながら、俺はその青白い首に腕を伸ばす。
次に与えられるのは、痛みか、甘さか。

関係ねえ。どっちも俺のもんだ。


知ってるアベくん?
愛の反対は憎しみじゃないんだぜ。

__________

sageミスすみません…
スレ汚し失礼しました

470:名無しさん@ピンキー
07/08/31 14:51:24 O
GJ!GJ!
帰ったら保存しなくては!

471:名無しさん@ピンキー
07/08/31 17:51:32 0
愛の反対は憎しみじゃない・・・いいねぇ~~

472:名無しさん@ピンキー
07/08/31 19:49:14 O
⊂ニニ( ^ω^)ニつ

473:名無しさん@ピンキー
07/08/31 20:31:38 O
⊂二[^ε^=]二二つ

474:名無しさん@ピンキー
07/08/31 22:13:32 0
こういうアベチバ大好きだ

475:名無しさん@ピンキー
07/08/31 23:47:48 O
久々に神降臨!
自分もこういう雰囲気かなり好きですハアハア

476:名無しさん@ピンキー
07/09/01 15:40:09 0
素敵な文章の後に空気も読まずに投下してみる。

******************************

ちょっと甘い言葉を吐けば女なんかいつでも自分のものになった。
なんでも欲しいと言えばすぐに手に入ったし、これからもそうなんだと思っていた。
だけど長年求めている「それ」だけは未だに俺のものにはならないでいる。
と、いうか。
俺のものにはなろうともしない。むしろ俺なんか眼中に無いって所か。


俺は一目見たときから「それ」が欲しくて欲しくてたまらなかった。
その欲求は今も消えやしない。


少しでも「それ」が俺の事を気にかけてくれる様に俺は「それ」が「俺という存在を気にせざるを得ない状況」を作り上げたまでだ。
ライブの打ち上げで。
いつもの様に浴びるほど酒を飲んでいるアイツを、いつもの様に介抱するフリをして、俺は「それ」を手に入れる為だけに全ての均衡を崩そうとしていた。

477:名無しさん@ピンキー
07/09/01 15:40:53 0

「気持ち悪ィ…………」
「バカみてぇに飲むからだよ…いい加減学習しろよな」

真っ青な顔色のチバを抱えてトイレの個室に入る。

「ホレ、出した方が楽になるから」
「う…無理……出すの気持ち悪いもん」
「つーか無理にでも出してもらわないと、二日酔いで明日の仕事に響いても困るし」

有無を言わさずチバの口に指を突っ込んで吐かせる。
便器の水がはねる音と嗚咽がトイレを占領する。
3回くらい吐いたところでチバが口に突っ込まれた2本の指を無理矢理引き抜いた。

478:名無しさん@ピンキー
07/09/01 15:41:31 0

「も、もういい、だいじょうぶ」

目にうっすら涙を浮かべながら個室を出て口をゆすぐ。

「コ、コウジ君ってばいくらなんでも酷くない?」
「酔っ払いに過度の看護を与えても図に乗るだけだから」
「キ、キュウはもっと優しいのになぁ」
「甘やかすだけが優しさじゃないんだよ」

濡れた口元をシャツの袖でぬぐう。
一連の動作を眺めながら、嗚呼俺ってば本当にどうにもならないんだな、そう思った。

「優しいだけじゃさ、欲しいもんなーんも手に入んねぇんだよ」
「え?コウジ君、今なんて………」

聞き返そうとしたチバの腕を思い切り掴んでまた個室に押し込めて鍵をかけた。



479:名無しさん@ピンキー
07/09/01 15:42:06 0

「え、ちょ、ホントなんなの?俺もう吐き尽くしたよ…」
「いいねお前はムカつくくらいに呑気で」

チバの両手を取って乱暴に壁に押し付ける。
目を見つめると微かに揺れていて明らかに動揺している事が見て取れる。
押し付けている両手を片手で頭の上にまとめて薄く開いている口にまた指を突っ込む。
先刻と同じ様に嗚咽がこぼれる。
指を引き抜いて髪を下に引っぱり無理矢理俺の方に顔を向かせる。
苦しそうにしながらも涙目で俺を睨みつけてくる。
いいね。お前のそういう負けん気が強い所大好きだよ。

「酔っ払いが勝てると思う?」

鼻で笑ったらやれふざけんなだとかやれぶっ殺すぞだとか物騒な言葉で罵倒してきた。
あまりにも五月蝿いので接吻をして黙らせた。
舌をねじ込んで口腔を犯す。逃げられない様に頭を自分の方に押し付けながら。
どうやら体調が少し回復してきたみたいで唇を噛んできやがった。
一筋の赤い糸が口元をつたう。

いいわ。ホントたまんないよチバ。大人しくされてもつまんないからね。

「ぅわっ!!!ちょっ…何しやがる、やめ…!!!!!」

チバの足の間に自分の足を割り込ませ強引に足を開かせてベルトを緩めてファスナーを下ろす。
チバに反抗の余地も与えず体を反転させてバックの体勢に持ち込んだ。



480:名無しさん@ピンキー
07/09/01 15:42:41 0

前を触ると自分と同じものがそこにあった。
パンツの中に手を入れてそれに触れると小さくヒクリと反応した。
チバの首元に接吻を落としながら緩やかにしごくと徐々にそれが主張し始める。

「結構反応良いじゃん」

耳元で囁くと鋭い眼光でこちらを睨んだ。

「どういうつもりなんだよ」
「どうもこうもこういうつもりなんだけど」
「やめろよ、もう!!誰か!!アベ君!!」

出ると思ったよその名前。だってお前はそいつが大好きでアイツもお前が大好きだもんな。

「ふぅん、いいんだ?アベ君に見られても」
「っ!?」
「アベ君との事知らないとでも思ってんの?アベ君怒るだろうね、大好きなチバが他の男に犯られてるって知ったら。ましてや相手が俺で、現場なんか見た日にゃどうなる事やら」

驚いた様に目を見開いた後に今にも泣きそうな表情。
混乱しているであろう頭とは反対にチバの体は反応が素直になってきていた。
先走りがこぼれ始めて息も荒くなり吐息には甘美な声が混じり始めて。



481:名無しさん@ピンキー
07/09/01 15:43:13 0

観念したのか反抗する事をやめたチバは俺との行為を早く終わらせたいが為に耐えている様に見えた。

先走りを後ろの入り口に塗り付けて指を入れる。
前から低い呻き声が漏れる。日頃慣らされているせいかほぐれやすい。
嫉妬の念が俺の頭を駆け巡る。
指を増やして掻き回すと一際反応が大きい箇所を見つけたので執拗以上にそこを攻める。

「……っ!!ぁあっ!!!そ、こっ…やめっ!!」
「ここが良いんだ。アベ君もいつもここ攻めんの?」
「うあっ…あああっ!!!!………や、あっ………!」
「アベ君はどうやってんのかって聞いてんだろ?なぁ?」

前の先端を親指で強く握り潰しながら後ろをひたすらめちゃくちゃに掻き回した。
チバの足は馬鹿になってて立つのが精一杯みたいでふらついている。
それでも上気した肌は痩せっぽちの体に生気を与えていた。
いきり立った前は後ろの刺激も相まって今にも吐精しそうなくらいの興奮状態になっていた。

手の動きを止めると不思議そうな顔をしてこちらを振り返った。
目にはうっすら安堵の表情が浮かぶ。

「勘弁してもらえると思ってんならそれ間違いね。お前一人だけイかせて終わりな訳無いじゃん?」



482:名無しさん@ピンキー
07/09/01 15:44:26 0
チバと同じ様に興奮している自身の先端を入り口に当てる。
抵抗する声も最早聞こえやしない。
そのまま一気に貫くと悲鳴にも似た嬌声が耳を裂く。

「っ、は、あっ…!!!ん、ぅうっ……!!」

女に突っ込むのとは比べ物にならない締め付けがたまらなく気持ちがいい。
アベ君はいつもこいつを独り占めしてたって訳ね。
ギリギリまで引き抜いては勢いよく奥まで突っ込む。
単調な動作の繰り返しだが異常な程気持ちがよくてただただこの快楽を貪った。
チバはと言えば頬が紅潮していて目は虚ろ、判断能力や思考力が失せている様だった。
でもね、チバ。判ってるんだよ、お前が考えてる事くらい。
見てんだよ。たまに目を閉じるの。

「…チバ、名前呼んでよ」
「………う、んぁ、あっ…!」
「お前俺の煙草の臭いでアベ君想像してるだろ」
「そ、んな………ち……ちがっ…」
「だったら俺の名前くらい呼べるよね?」

「呼べよ」

「コ、ウジ く  ん、」

今まで聞いた事が無いくらいか細い声だった。

それから何度も激しく打ち付けながら前をしごくとチバは膝から崩れ落ちて吐精した。
チバが吐精した瞬間にもの凄い締め付けられて俺もそのままチバの中に精を吐いた。
終わった後、チバはシャツの袖で顔を拭っていた。


483:名無しさん@ピンキー
07/09/01 15:45:43 0

行為が終わった数分後に誰かがトイレに入って来た。

「おー、チバー、大丈夫かー」

アベ君だ。
チバはビクリと方を震わせて俺の方を見た。
俺は不安げな表情のチバの肩を抱いて個室の扉を開けた。

「どした?なんか涙目だけど。顔赤いし。」
「あー、チバのヤツちっとも吐かねぇからさ。つい先刻指突っ込んで無理矢理吐かせたの。」
「…ふーん。そうなの?チバ」
「う、うん。コ、コウジ君ってば酷いんだぜ。やだっつってんのに無理矢理指突っ込んできてさぁ」
「…ま、調子良くなったんならいいけどさ。キュウも心配してるから」

そう言ってアベ君は俺からチバを引き取って戻って行った。
チバはうつむいてたからどんな顔してるのか判らなかった。



484:名無しさん@ピンキー
07/09/01 15:46:31 0

自分でも鬼畜だってことは百も承知の上でやっている。
打ち上げ以降もチバと二人きりになる機会をうかがっては呼び出し、ひたすらチバを犯し続けた。
チバは反抗すらしなくなって従順に腰を振った。
それもこれも全部アベ君に悟られるのが怖いからなんだろう。
チバの恐怖心を利用して犯せる時は場所を選ばずに犯した。



スタジオにメンバー4人だけ残って打ち合わせをしていたらキュウが疲れたから休みたいとか抜かしたので1時間の休憩を取る事になった。
俺は外に出るフリをしてチバに5分後に倉庫に来る様耳打ちをした。

当たり前の様にその日もチバを犯した。
行為を終えて身なりを整えスタジオに戻ろうと倉庫の扉を開けたその時だった。


扉を開けたその先には俺よりも幾分か身長の高い黒尽くめの男が俺と同じ煙草をふかして立っていた。

「楽しそうな事してんじゃん」

男は片方の口角をニヤリとあげて笑顔を作っていたが目は全然笑ってなくて狂気に満ちあふれていた。
気づいた時には俺は床に突っ伏していて口の端から血がこぼれていた。
視界はチカチカしてボコボコに腹を蹴られまくって意識は飛びかける。
ぼんやり見えたのはボコられてる俺を見て何も出来ずに固まってるチバ。

「駄目じゃん、俺も混ぜてくんなきゃさぁ」

男の楽しそうな声を聞いて俺は意識をそのまま失った。

485:名無しさん@ピンキー
07/09/01 15:47:34 0
グダグダ長くてすみません……
続きます。ひょっとしたら左に行くかも。

486:名無しさん@ピンキー
07/09/01 17:57:04 O
GJGJGJ!!!!ネ申ラッシュ!!!!!

487:名無しさん@ピンキー
07/09/01 18:17:00 O
('A`)

488:名無しさん@ピンキー
07/09/01 18:28:43 O
GJです!!
左!!??素敵ですね!!

489:名無しさん@ピンキー
07/09/01 21:07:08 0
ぐあー!キター!!
>>466神のドMチバたまらんす。
こういう救われないアベチバ大好き…!!壊れたチバがすごくイイ

エラチバもすごい良いです!エラチバ久しぶりで嬉しかった。
左に移動しても追いかけるよ!

そしてどっちの場合もドSなアベ萌え。カッコヨス…
ネ申様ありが㌧!!

490:名無しさん@ピンキー
07/09/03 02:14:08 0
ぐおお…ぐはあぁ
隊長!自分、こんなエラチバを待っておりました!!
エラにどのようにされたか無理矢理アヴェに聞き出されるティバを想像してハアハア
左になっても楽しみだよコレェ

491:名無しさん@ピンキー
07/09/03 22:17:05 O
神が続々と!続き楽しみです。

ところで山の中の湖で気球に乗ってはしゃぐスットコさんを見た姉さんはいませんか?禿萌えた…。

492:名無しさん@ピンキー
07/09/04 00:42:24 0
山の中の湖にはいましたが気球のスットコ見れなかった_| ̄|○
いつ頃乗ってたの?
出番前に楽屋バルコニーにしばらく出てきて楽しそうに
気球眺めてるのは目撃したよw

493:名無しさん@ピンキー
07/09/05 18:52:03 0
URLリンク(www.spaceshowertv.com)

494:名無しさん@ピンキー
07/09/08 04:18:54 O
まさかのオールバックktkr

495:名無しさん@ピンキー
07/09/08 14:00:21 O
kwsk

496:名無しさん@ピンキー
07/09/08 14:05:54 0
昨日のMJでしょ

497:名無しさん@ピンキー
07/09/13 00:12:02 0
雷日がアベチバソングにしか聞こえない
ひとつ書けそうな勢いだ

498:名無しさん@ピンキー
07/09/13 00:39:01 0
>>497
(・∀・)人(・∀・)

投下、心待ちにしております

499:名無しさん@ピンキー
07/09/13 00:42:05 O
>>497
まさにだよね
誰も突っ込まないけど、絶対アベの影がちらつく…

500:名無しさん@ピンキー
07/09/13 04:58:41 O
>>497
便乗ー
シャロンは弁じゃなしに(`皿´)のことだと思ってますた。
ちなみに茶髪はエララ

501:名無しさん@ピンキー
07/09/13 09:10:31 0
歌詞の中に
「高いところにあるもの」「手を伸ばしても届かないもの」系の言葉があると
瞬時にアベスットコスイッチが入ってしまう。困る。

502:連投
07/09/13 09:17:20 0
たとえば 月 太陽 星 鳥 etc.

503:名無しさん@ピンキー
07/09/13 16:20:10 O
未練粘着の皿猫者は市ねよ

504:名無しさん@ピンキー
07/09/13 17:08:10 O
さらねこてw

505:名無しさん@ピンキー
07/09/13 17:27:58 O
旬と過去で潰し合いさせようとしないで><
チバお菓子なら全メニュー、歌詞萌え過去萌え全てよし

506:名無しさん@ピンキー
07/09/13 18:30:50 0
ドウイ
狭い世界だ。皆仲良くしれ

507:名無しさん@ピンキー
07/09/13 18:48:32 0
ミ*`_ゝ´彡

508:名無しさん@ピンキー
07/09/13 23:40:04 O
伏字強要してたヲバが手のひら返したようにアベだチバだとwwwww

509:名無しさん@ピンキー
07/09/14 00:28:33 O
秋祭りなのか何か涌いてきた

510:名無しさん@ピンキー
07/09/14 01:10:09 0
完全にファンタジーなんだから何を目くじら立ててんだか

511:名無しさん@ピンキー
07/09/14 01:11:14 0
チバが絡むスレは沸きやすいから慣れてる

512:名無しさん@ピンキー
07/09/14 01:30:41 O
>>508
浮いてるよ

513:名無しさん@ピンキー
07/09/14 02:23:50 O
(*`皿´)

514:名無しさん@ピンキー
07/09/14 06:29:46 O
ハゲタカとムチムチボディは流石に照ちゃん(^ω^)

515:名無しさん@ピンキー
07/09/14 17:01:03 O
 λ,,,,λ
ミメ`Д´彡-y-~~

516:名無しさん@ピンキー
07/09/16 20:24:45 O
MUSICAの記事が最高~

517:名無しさん@ピンキー
07/09/16 21:00:37 0
エムエムでハルキのひざを叩いて
「たらこおいしい?」ってささやいてるスットコに萌えた

518:名無しさん@ピンキー
07/09/16 22:17:46 O
俺のたらこry

519:名無しさん@ピンキー
07/09/16 23:35:46 0
たらこサイズの

520:名無しさん@ピンキー
07/09/17 00:24:15 0
おまいらwwwww

521:名無しさん@ピンキー
07/09/17 02:13:38 O
右と左、落ちた?

522:名無しさん@ピンキー
07/09/17 02:14:46 O
普通に勘違いだった…
失礼しました…orz

523:名無しさん@ピンキー
07/09/17 19:05:30 O
カミナリはぜひ(*`皿´)に聴かせたい。

が、しかし…いろんな妄想ができる歌詞ではある。
自分は∬´ー`∬絡みでもハァハァできます。

524:名無しさん@ピンキー
07/09/17 21:45:01 O
ハルキ普通にチバとお揃いのペンダントつけてるもんね

525:名無しさん@ピンキー
07/09/17 22:46:53 O
生カミナリで萌え死んできました@横浜
久々に半袖Tシャツのスットコさん見たけど、相変わらずほっせーなあ。

526:名無しさん@ピンキー
07/09/18 23:03:27 O
アベと連絡取ってるんだね
よかったよかった

527:名無しさん@ピンキー
07/09/18 23:32:48 0
>>526
kwsk

528:名無しさん@ピンキー
07/09/19 06:51:16 O
>>527
串情報@関係者

529:名無しさん@ピンキー
07/09/19 15:58:36 O
生存確認できただけで涙目

530:名無しさん@ピンキー
07/09/19 17:49:51 O
串のは捏造だとオモ

531:名無しさん@ピンキー
07/09/19 18:38:38 0
せめてアベが所在不明じゃないという夢を見させて欲しいwww

532:名無しさん@ピンキー
07/09/20 16:09:12 O
本人が潜伏望んでるなら放置してやりなよ。

533:名無しさん@ピンキー
07/09/20 18:18:53 0
今月の日本でちょっとYO一郎GJと思った
編集長必死だなwと。執着してるなあ…
スットコさんの写真かわゆすだったわ

534:名無しさん@ピンキー
07/09/20 22:53:22 O
>>533
ようイチローのアベへの愛はすごい
かつての燃え尽きた発言も敢えて書いた愛の鞭だね
チバ大好きのアベヲタのおっさん

535:名無しさん@ピンキー
07/09/21 02:39:23 O
>>534
> チバ大好きのアベヲタのおっさん

その通りだけどなんか嫌だwww

536:名無しさん@ピンキー
07/09/21 16:24:31 0
夢になぜか学ラン姿のアベチバ(ビジュアルはギヤの頃)が出て来た
むかつくぐらいラブラブだった
なんで学ラン…

537:名無しさん@ピンキー
07/09/21 23:13:20 0
【夢判断】
学ラン・制服=ルール・常識を守りたい、禁欲的

しかしラブラブなアベとチバ出演となると常識や禁欲とは考えにくい
単に>>536のツボの塊的な夢?

538:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:28:53 O
脳内相性メーカーでアベチバ入れてニヤニヤしたのは自分だけじゃないはず

539:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:45:21 0
>>538
入力の仕方によってちょっと凹む結果も出るよね

540:536
07/09/23 01:38:51 0
>>537
診断ありがとう
たぶんただのツボの塊だw全く禁欲的な雰囲気じゃなかったから
学ランスットコかわいかったです

541:名無しさん@ピンキー
07/09/23 01:52:14 O
それはやっぱり短ランボンタンにスリッパですか(*´Д`)

542:名無しさん@ピンキー
07/09/23 04:22:52 0
なぜスリッパ?

543:名無しさん@ピンキー
07/09/23 23:40:11 0
DQN系高校生は指定の上履きではなく、
学校の来客用(または教員用)スリッパを履くことも多いからかな?

544:名無しさん@ピンキー
07/09/24 00:12:38 0
そうなんだw
うちの学校は上履きというものがないから知らなかったwww

545:名無しさん@ピンキー
07/09/24 00:22:39 O
昔むかーしに、雑誌かなんかで発言したんじゃなかったっけ?>短ランボンタンスリッパ
自分は某迷言集で読んだだけだけだからスットコの発言かはわからんが
確か中学時代?

にしてもジャパソの写真萌(*´Д`)ハァハァ

546:名無しさん@ピンキー
07/09/24 01:16:05 O
迷言集といえば

アベ「鍵閉めた?」
チバ「……………あっ!(しまったーっていう顔)」


っていうのが忘れられない。

547:名無しさん@ピンキー
07/09/24 02:24:46 0
>>546
それどっかで読んだか聞いたかした時に、同棲かよ!とつっこみつつ萌えた
でも未だに出どころを知らないんだけど…どこでの発言?

あと、前にデータベースで読んだ気がするんだが「ブーツしか履かない」とか言ったアベに
「コンビニ行くときナイキとか履くじゃん」とチバが言ってたのにも萌え。

548:名無しさん@ピンキー
07/09/24 02:37:19 0
>>547
これは同棲並みに行き来してたな・・・
と思いこんで遊びまくりました。

549:名無しさん@ピンキー
07/09/24 13:42:16 O
高級しゃぶしゃぶだかの番組でチバがどこ行っても同じ顔してるってキュウだかが言った時にアベがさりげなく「こいつ寝てるときもこんな顔してるよ」って言ったのに萌えたw

寝顔も見てるんだねww

550:名無しさん@ピンキー
07/09/24 15:08:40 O
∂          「

551:名無しさん@ピンキー
07/09/24 21:44:59 O
まぁ移動とかスタジオとかでも寝るんだろうけど、そんなこと言い出すアベが萌えるよ

552:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:19:55 0
アベ本人、何の裏もなくサラッとそういうこと言うからね
色々萌えをありがとうアベ

553:名無しさん@ピンキー
07/09/25 03:16:36 0
(`皿´)b

554:名無しさん@ピンキー
07/09/25 10:51:04 O
あきらめずに新しい萌えを待とうと思う

555:名無しさん@ピンキー
07/09/25 16:43:53 O
∬`ー´∬<早くしないと本当に俺のものになっちゃいますよ?

(`皿´)b<チバは俺の事が好きだからだいじょーぶ




ヽミ*`_ゝ´彡ノ<ふ、ふたりとも!けんかしないの!

556:名無しさん@ピンキー
07/09/25 21:45:29 O
ちょっと喜んでんじゃねぇかwwwww

557:名無しさん@ピンキー
07/09/25 23:30:09 O
><

558:名無しさん@ピンキー
07/09/27 16:08:15 O
カサノバの頃のスットコ(白スーツにオールバック)がライブ直前だというのにアベにくっつきっぱなしで、キュウに呆れられつつ注意されたが全く聞かず、のーやんに一喝されて半ベソでステージに上がる
という夢を見たww

アベは終始「困った奴だなぁ」という感じで苦笑しつつ、サングラスをかけてあげたり手を握ってあげたりしていた

559:名無しさん@ピンキー
07/09/27 17:58:24 0
>>558
とんでもなく萌えたので責任とって欲しい

560:名無しさん@ピンキー
07/09/27 18:00:52 O
>>558それをネタに小説を…

561:名無しさん@ピンキー
07/09/27 19:18:44 O
>>559
禿同。
責任とって欲しい。

562:名無しさん@ピンキー
07/09/27 19:38:54 O
thee michelle gun elephant

563:名無しさん@ピンキー
07/09/27 19:48:26 0
>>558の夢を今夜見ます。絶対です。

564:名無しさん@ピンキー
07/09/28 01:53:02 0
アベチバ 

--------------------------------




「チバ、今外に出れる?」


夜中にいきなり掛かってきたアベ君からの電話。
声を聞いたのも久しぶりでなんて返事をすればいいのかも一瞬分からなかった。
俺は疲れてソファで眠りかけていた頃で、ボサボサの髪をかき上げながら
とりあえず「大丈夫」とだけ返事を返した。

会うのなんていつぶりだろう。
2人で違う道を選んだ後も、変わらず一緒にようと思った。
何があってもアベ君の隣にいようと思ったのに、どこで間違えたんだろう。
好きなのに、色々な事が邪魔をして二人でいても上手くいかない。
会えば言い争って、時には殴りあう。
傷つけあった後抱きしめ合えば、埋められたものも今じゃ埋まりやしない。
そうなると会うことさえ怖くなっちまって、
俺から連絡しなくなったら案の定アベ君から連絡なんて来たりしない。
いい加減、俺の存在なんて疎ましいのかも知れねぇな。
昔はくだらねぇ事とかがありふれてて、なんでも一緒に笑いあったのに
今はそういう訳にもいかなくなった気がする。



565:名無しさん@ピンキー
07/09/28 01:53:36 0



少しだけぼーっと天井を見上げれば、間接照明の光が消えていることに気付いた。
そう言えばあの電球、昔アベ君がつけてくれたやつだ。
今度からは俺が付け替えなきゃいけなくなるんだろう。
頭の隅でそんなことを考えながら上着を取ってブーツを履いた。
このブーツも昔アベ君と一緒に買いに行ったんだっけ。
玄関の扉を閉めて鍵をかけた。
この扉を2人で何度も通ったのに、
それも大分昔の話みたいだ。
思う事は出来ても思いやり合う事ができなくなった。
だからこの呼び出しが何を意味するかくらい分かってる。







566:名無しさん@ピンキー
07/09/28 01:54:07 0






「おまたせ。」
「・・・おせぇよ。」

街灯がぼんやりと灯る近所の公園。
アベ君は相変わらずの黒尽くめで、ただでさえ細い体が闇に紛れて今にも消え入りそうだと思った。
けど自分を見れば、結局俺も黒尽くめ。
二人で消えちまうのも昔は悪くないと思ってたのに、今はそれが出来ない。
久しぶりに会ったってのに、何を喋れば良いのかも分からない。
アベ君の座るベンチの前に立てば、互いの吐く白い息が混じっては消えていく。
・・・生きてる。
昔もこうやって、夜空に白い息を互いに吐いて「生きてるな。」って当たり前の事を確かめ合った。
その時は息なのか、タバコの煙なのか分からないような状態だったけど。

「久しぶりだな。」
「うん。」
「寒いだろ。」

ポケットに突っ込んでいた俺の手をアベ君がおもむろにとる。
外気に触れても握られたところだけは暖かい。
普段は俺より冷たい手をしてるくせに、めずらしいのな。
そのままぐいっと手を引っ張られて、アベ君の隣にすとんと座り落ちた。
寄り掛かりもせずに不自然に二人の間に置かれた距離。
それでも久しぶりにアベ君の存在を身近に感じて、なんだか胸がきゅっと締め付けられる。


567:名無しさん@ピンキー
07/09/28 01:54:45 0


久しぶりに見る横顔は更に痩せているように見えた。
どれだけ離れてしまったんだろう。
大事な事が心から湧き出ても
それが言葉に出来なくて俺はうつむくしか出来ない。
昔はもっと素直に言えたのに。

「・・・・アベ君。」
「なに?」
「いや、なんでもない。」
「言えよ。気になるじゃん。」
「・・・・俺達、変わったのかな。」
「…仕方ねぇよ。」

見上げても、暗くてアベ君の表情は読み取れなかった。
『仕方ねぇ。』
確かにそうなんだろうけど、俺はどうにかしたかった。
というより、どうにかしてほしかった。
どうしたら良いかも分かってたのに
あの日アベ君が俺と違う道を選んだ事とかなんだかんだ理由をつけて
わざと自分ではなにもしなかった。
そしたら本当に自分でもどうしたら良いのか分からなくなってた。


568:名無しさん@ピンキー
07/09/28 01:55:49 0


「チバ。」
「うん。」
「終わりにしようか。」
「・・・・・。」

遂に来るのか、終わりが。
もう、好きだとか嫌いだとかそんな事で片付けられるような話じゃないんだろう。
2人で過ごした時間はとても長いのに、アベ君の気持ちなんてほんの少しくらいしか知らねぇし
俺の気持ちも自分でだってよく分かってない。
でもこのままは続けれないのは分かってる。
すぐには返事が出来なくて、やっぱり言葉に詰まってしまう。
胸に空気が溜まるみたいで息苦しい。
涙が零れ落ちそうで、ぐっと顔を上げて空を見上げた。
そしたら夜空のくせに星も月さえも出てやしねぇ。

「終わりにした方がいいだろ。」
「かも、な。」
「うん。」
「ッ…うん。」

精一杯の返事。
込み上げてくる何かを押さえ込んでも
やっぱり切なくて、寂しくて。
今さらアベ君を抱きしめてくて、恐る恐る手を伸ばしてみたけど
すっと避けるようにアベ君はベンチから立ち上がって
困ったような顔で笑った。



569:名無しさん@ピンキー
07/09/28 01:57:00 0


「なんて顔してんだよ。」
「だ、だ…って。」
「俺もチバも死ぬわけじゃないんだから、そんな顔するな。」

俺の頭をぽんぽんと叩いて、「大丈夫だ」って慰めてくれる。
それでも前みたいに抱きしめてはくれない。
強がって、素直になれなくて、ここまできてしまった。
覚悟していたはずなのに、俺バカみたい。





570:名無しさん@ピンキー
07/09/28 01:58:00 0



「ほら、な?大丈夫だから。もう行きな。」
「・・・ッ、じゃぁ、俺…帰る、わ。」
「おう、今までありがとな。」
「…うん。」

すっと手を伸ばされたアベ君の手をとって、握手を交わす。
あぁ、本当に終わるんだ。
ミッシェルが終わった時も、あの時は4人だったけどみんなで握手を交わして別れた。
この手を離せば、次に触れるのはいつだろう。
もしかしたらもう無いのかな。
結局最後まで自分のちゃんとした気持ちも言えず、
なにもせずに終わってしまった。
込み上げて、溢れ出した涙をぐいっと拭うと、その手が離される。



571:名無しさん@ピンキー
07/09/28 01:58:58 0


「じゃぁ、な。」
「んくッ....ん、ッう…ん。」

アベ君に背を向けてゆっくりと歩き出した。
振り返ろうか迷ったけど、それも出来ずに流れる涙をただ拭いた。
もうあの細い体に抱かれることはない。
眠れないからって、ベッドの脇でタバコを吸って
俺が眠るのを見守ってくれることもない。
それを見つめる事もない。


本当はずっと愛してるんだよ。
でも言えない。
互いに変わりすぎて、もう戻れない。

最後にもう一度だけ、あの細い腕に抱きしめられたかった。






572:名無しさん@ピンキー
07/09/28 02:01:21 0

お粗末様でした。
アベ視点で続きを書けたら投下したいと思います。

573:名無しさん@ピンキー
07/09/28 02:05:32 O
カミナリキター!
GJです
だが目から何か溢れて止まらない…うあー
切ないなんてもんじゃない

574:名無しさん@ピンキー
07/09/28 06:21:48 O
キター!切ない…!ストコがんがれストコ!やっぱ雷はアベチバにしか聴こえないよー

575:名無しさん@ピンキー
07/09/28 06:24:27 0
いろんな風に聴こえていいよー

576:名無しさん@ピンキー
07/09/28 12:49:37 O
m9(^Д^)m9(^Д^)m9(^Д^)

577:名無しさん@ピンキー
07/09/29 01:58:38 0
切な死亡した

578:名無しさん@ピンキー
07/09/29 21:38:46 0
あれ、目から水が…
スットコ……セツナス
続きwktkでまってまつ。

579:名無しさん@ピンキー
07/09/29 22:21:00 O
どんでん返しとかいう展開は無いよね…

これは切なすぎる。

580:名無しさん@ピンキー
07/09/30 03:52:28 O
―――
この店に来るのは何年ぶりだろう。
同じバンドをやっていた頃は二人でよく来てたな。
この照明の色とか、ジャズのレコードが壁いっぱいに貼ってあるとこ、
音楽も、単に空間に洒落た色付けをしようとして流してるんじゃなくて、ちゃんと理由があるところとか

大好きな店だったし、マスターにも、久しぶりにおいでよなんて何度も誘われていたんだけど
どうしても足が向かなかったのは、隣にこいつがいなかったからで。

このカウンターには、こいつとの色んな思い出がある。
過去の事を想い返すのはあまり好きじゃないし得意じゃないけど、
昨日見た夢にお前が出て来た、とか、うまく呂律の回らない口でしたそんなたわいもない会話が今でも鮮明に沸き上がってくる。

一人でここに来たら、多分俺、泣きそうだったから。

581:名無しさん@ピンキー
07/09/30 03:53:46 O
こいつと二人で会うのも、何時ぶりだろう。
別々の音を鳴らすようになってからも何度か会ってたし、俺は変わらずこいつが大好きだったし、別れるだとか終わるだとかって考えもしなかったけど
…考えたくなかっただけなのかも知れない。

電話を受けたとき、妙に明るいこいつの声を聴いて、なぜか怖くて足が震えた。
玄関を出る時、無意識に少し覚悟をしていた。
そんなもの、こいつの顔を見た瞬間消え去ってしまったけど。

582:名無しさん@ピンキー
07/09/30 03:55:04 O
「久しぶり。」
「…うん。」

アベくんの目の前には、グラスに入ったリンゴ酒。
口に運ぶ度にカラカラと氷が揺れる。
あの頃とは明らかに違う、いつの間にか、俺が気付かないフリをしていた間に確実に何かが動いていた空気を感じて
ここに来る前の予感が確信に変わってしまったような気がした。
俺は掛ける言葉が見つからなくて、右手を力いっぱいにぎりしめた
その拳を解いてしまったら、今にも何かが切れてしまいそうだった。

583:名無しさん@ピンキー
07/09/30 04:01:44 O
「なぁチバ…このままでいいのかな。」
「………」

大好きだ、って言わなくちゃ。本当にこのまま終わってしまう。
愛してる、って伝えなくちゃ、届かないところに行ってしまう。

「このままだと、チバが不自由になるんじゃねえか?」
「…嫌だ。俺、アベくんが好きなんだよ。」
「……俺も好きだよ。」
「そ…それだけじゃ、ダメ?」
「チバは、それでいいの?」

どんどん歪んでいく視界に、アベくんの手の中のグラスが映る。チェリーの赤が、滲んで溶ける。
それだけで、いいに決まってるだろ。
今までだって、それだけで来ただろ。

「俺は…アベくんが好き、だから……一緒にいたい。」
「…………わかった。」

雫が零れて明るくなった目の前に、ふっと笑ったアベくんの顔があった。
大好きな、細くて大きな手が俺の頭をぐしゃぐしゃと掻き回す

「泣くなよ!…髪伸びたんじゃねえ?」
「…ア、アベくんこそ、」

その手を取って、指を絡ませる。解けないように。

ここからだって、きっとゆけるさ
―――END
歌詞萌え便乗。雷神SSで切な死んだ自分への励ましリンゴ酒でした
ぐだぐだでごめんなさい。
反省はしているが後悔はs(ry

584:名無しさん@ピンキー
07/09/30 04:12:20 O
ありがとう

585:名無しさん@ピンキー
07/09/30 08:48:49 O
泣いた

586:名無しさん@ピンキー
07/09/30 09:53:15 O
……(^ω^;)

587:名無しさん@ピンキー
07/10/02 00:54:52 0
……(^ω^;)


588:名無しさん@ピンキー
07/10/02 01:48:02 0
はあぁぁなんか歌詞萌え色々キテルーー!!

589:名無しさん@ピンキー
07/10/04 02:05:15 O
『″








_

590:名無しさん@ピンキー
07/10/04 08:27:21 O
(´・ω・`)

591:名無しさん@ピンキー
07/10/04 08:34:22 O
ミ`_ゝ´彡つ旦~  (´・ω・`)

592:名無しさん@ピンキー
07/10/05 04:05:02 O
(*´・ω・)…

593:名無しさん@ピンキー
07/10/06 06:43:51 O
チュッ[=*.・з・(*´・ω・)!!

594:名無しさん@ピンキー
07/10/07 01:44:31 0
ミ#`_ゝ´彡<てめーら…人んちで何してやがる

595:名無しさん@ピンキー
07/10/07 01:52:49 0
ミ#`_ゝ´彡<チューするなら俺にしろ

596:名無しさん@ピンキー
07/10/07 07:47:43 0
ミ;`_ゝ´彡 チバ何?聞いてなかった>[・ε・=*]・ω・`*)イチャイチャ

597:名無しさん@ピンキー
07/10/08 01:17:12 0
ミ;`_ゝ´彡.。oO(ノブオスレの盛り上がりに嫉妬)

598:名無しさん@ピンキー
07/10/08 08:45:34 O
…ミ;`_ゝ´彡 んな恐い顔すんなって。な?>[^ε^=*]・ω・`*)モキュ



ミ#`_ゝ´彡パァーン
  ⊂彡☆))皿´)ノ

599:名無しさん@ピンキー
07/10/08 11:54:58 0
スットコ荒れてるなw

600:名無しさん@ピンキー
07/10/08 14:10:53 O
∬´ー`∬<チバサン キゲンナオシテ
ミう_ゝ´゚彡 グスグス…
 つ と

ぎゅううううっ…

601:名無しさん@ピンキー
07/10/08 14:32:17 O
(●`皿´)<…

602:名無しさん@ピンキー
07/10/08 22:33:47 O
∬´ー`σ)`<_´*彡エヘ… 
イチャイチャ

603:名無しさん@ピンキー
07/10/08 22:53:58 O
(●`皿´)<チバ、俺のほっぺた舐めろ

ミ;`_ゝ´彡<な、なんで?

(●`皿´)<おまえがやったんだろ!早くしろ

ミ;`_ゝ´彡<…










ミ*`_ゝ´彡ポッ

604:名無しさん@ピンキー
07/10/08 23:00:19 O
扱いの差に萌え

605:名無しさん@ピンキー
07/10/08 23:13:19 O
ツンツン…∬´ー`∬σ●`皿´)ハッ!

∬´ー`∬(`皿´*)…ポッ


∑ミ;`_ゝ´彡

606:名無しさん@ピンキー
07/10/08 23:31:26 O
転がしてるねー

607:名無しさん@ピンキー
07/10/08 23:55:31 O
∬;´ー`∬<今ツアー中なんで…毎日腰痛くてタイヘンです


ミ;`_ゝ´彡


ミ*`_ゝ´彡ポッ

608:名無しさん@ピンキー
07/10/09 00:07:22 O
ハルキ乙
九州行脚中だったね、今。
東京に帰れるのはまだ先か…ガンガレw

609:名無しさん@ピンキー
07/10/09 00:15:17 O
ミ;`_ゝ´彡<は、はるきはいいホテルだとヤル気まんまんだから…タイヘンナノ

ニヤニヤ…∬`ー´∬<ヤル気満々なのはチバさんでしょ


610:名無しさん@ピンキー
07/10/09 01:45:01 0
季節が涼しくなってきたのでエロが読みたい

611:名無しさん@ピンキー
07/10/09 09:44:12 O
ロッソ復活祈願で┃━┏┃出していいなら

612:名無しさん@ピンキー
07/10/09 09:56:43 O
∬´ー`∬ゴクリ…

613:名無しさん@ピンキー
07/10/09 10:21:04 O
ハルキwww
憧れの人だもんねぇ

614:名無しさん@ピンキー
07/10/09 15:37:44 O
漢だらけのスレッドであんあん鳴かされてた┃*━┏┃さんが読みたい。

615:名無しさん@ピンキー
07/10/09 16:19:39 O
>>614
スレチ

616:名無しさん@ピンキー
07/10/09 16:21:01 O
ごめんなさいsage忘れ

617:名無しさん@ピンキー
07/10/09 16:24:51 O
自演乙

618:名無しさん@ピンキー
07/10/09 17:54:26 O
>>614
実は女の方が多かったけどねw
照達ストコとか懐かしス

619:名無しさん@ピンキー
07/10/09 20:01:10 O
あのスレは精神年齢が大人で、すごく良いスレだったな。
我が道を行くって感じで良かった。

620:名無しさん@ピンキー
07/10/09 20:55:39 O
∬;´ー`∬人ミ*`_ゝ´彡<お、俺、若い子の方がいいもん

621:名無しさん@ピンキー
07/10/09 22:35:06 O
Σ∬;´ο`∬ フラ~ミ;`_ゝ´彡   ノネナ─┃━┏┃y-~~川´_J`川(`皿´)y-~~∬・Α・)─ル

622:名無しさん@ピンキー
07/10/09 23:03:59 O
∬つー`゚∬クスン…

(´・ω・)<ハルキどしたの?

∬つー`゚∬クスンクスン…

(´・ω・)<…向こう行こっか?

∬つー`゚∬<…

∬つー`゚∬〃



((((∬つー`゚∬人(*´・ω・)┃マターリ

623:名無しさん@ピンキー
07/10/09 23:26:36 O
∑ミ;`_ゝ´彡ハッ!

ミ;`_ゝ´彡<ちょ…はるき…

ミ;`_ゝ´彡ノシ<ちょっと待てーい!!!!!!


ダーッ!=≡へミ;`_ゝ´彡ノ┃マターリ

624:名無しさん@ピンキー
07/10/10 00:26:58 O
【問】
今日10月10日は何の日でしょう?










【答】
十十
日月えの日

625:名無しさん@ピンキー
07/10/10 03:10:39 O
gbgbでKYかもしれんが、萌えの日にアベチバを投下してみる
------------------------
すっかり更けきった夜に乾いた風が吹いて、自分が吐いた煙が目に染みて立ち止まる。
隣を歩いていた俺より長い影も、それにつられて足を止める。
「どうした?」
「目、痛え。」
「ふはは、バーカ。」

再び進み出した影の背中を見る。
涙で視界が歪んでいるせいで余計か、これより離れたらこいつ本当に闇に溶けていっちまいそうだ
なんて馬鹿な事を思って、本気で怖くなったので慌てて後を追い掛けてジャケットの裾を掴む。

黒ずくめだからとか、細いからとか、そういう物理的な理由だけじゃなくて。
なんかこいつの背中にはいつもそういう刹那的な雰囲気が漂ってる。

626:名無しさん@ピンキー
07/10/10 03:11:36 O

何年前だったか。
確かちょうどこのくらいの時期に俺達はバンドを解散したんだったな。
確か、なんて言って本当ははっきりと覚えてる。
何があるかなんて知らない、でも前しか見てなかった。俺とこいつ、あいつら二人も。

「チバ、寒くねえか?」
「さみぃよ。でも、もう着くし。」
「手、かせよ。」

彼の右手の感触。
相変わらず、少し負荷を加えただけで折れてしまいそうな位細長い五本の指が
黒いポケットの中、俺の左手に絡まる。

目的地のマンションはもうすぐ。
あぁ、このまま二人で闇に溶けて行ってしまうのもきっと悪いもんじゃねえな、なんて
ほとんど素面でも詩人然とした思考を巡らせた自分に少し照れたりして

627:名無しさん@ピンキー
07/10/10 03:12:20 O
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

628:名無しさん@ピンキー
07/10/10 03:12:36 O

「久しぶりだな、二人で会うの。」
「うん、ツアーの後すぐレコーディングだったし…」

冷蔵庫から缶ビールを二本出して、一本を彼に渡す。
サンキュ。と小さく呟く彼を見て、二人ほぼ同時にプルを開ける。
アルコールが流れる度上下する喉がただ純粋に綺麗だなあ、と思って
つい見とれてしまってたのかもしれない、不思議そうに微笑んだ彼が、座れよ。とソファの左半分を指差す。
ま、ここ俺ん家なんだけど。

バンド楽しそうじゃん。キュウはあいつよく働くよなあ。ベースの子、そんなに良いの?お前ちょっと太ったんじゃね?髭剃れよ。
俺のことばっかり聞くけどさ、アベくんはどうなの?
俺?まぁ相変わらず…

一瞬会話が途切れた瞬間、前髪が触れる位置まで近付いた顔、
見つめ合う余地もなく唇が触れ、目を閉じるより先に入口を割るアベくんの舌。
静寂にいやらしく響く絡み合う音。
いつの間にか口端から流れ落ちた唾液が首筋を伝ってシャツの襟に染みを作る。
俺は、乱れた呼吸のまま背筋を這い上がる熱に既に余裕がないってのに

「ベッド行こうか、」
言いながら残ったビールを飲み干して、切れ上がった目を細めてこちらに向けるこいつはもう
相変わらず腹が立つぐらいかっこいい

629:名無しさん@ピンキー
07/10/10 03:13:57 O

ベッドの上、細い腕が俺のシャツをたくし上げて、
平べったい溝や腹、胸の間をじわじわと撫で回す

「あ………んっ…」
声が漏れそうになるのを堪えながらもその手付きに、ライブ後に愛機を丁寧に手入れする姿を思い出す。

柔らかい毛布の上、ゆっくりと押し倒された体
ぶら下がる長い前髪が欝陶しくて、掻き上げたまま頭を引き寄せてキスをする

互いの口内を行き来する二枚の舌、
こいつとのキスはいつも、下半身の熱を増すと同時に、このまま眠ってしまうんじゃないかってぐらい心地良い

離れた唇が首筋を伝い、薄っぺらな胸に何の印か硬く立ち上がり存在を主張する突起を緩く突く

「あぁっ…んぁ」
「気持ちいい?」
「……あっ…気持ち…い、アベく、ん…」

どうして欲しいか言ってごらん?、先刻と同じように細められた黒目がちな目が意地悪に問う

「んぁ……舐、めて…っ」
やらしいねぇ、独り言のように呟きながら左側の突起に吸い付いた薄い唇に思わず体が跳ねる


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