06/04/07 15:24:27 0
抱き締められるって、気持ちのいいものなんやな。
頭の隅で、思わずそんなことを真也は考えた。
すぐに(なにを考えてんだ)と打ち消してもう一度身を捻ろうとする。
けれどウエノの腕がそれを許さない。
「往生際悪いねえ」
笑いながらそう言う声と共に、ゆっくりと腹のあたりを愛撫していた手が、
すっと上に這い上ってきたかと思うと、真也の胸の片方の突起を、
Tシャツの上からゆっくりとなぞった。
「あ……ちょ、」
ちょっと、なにしてるんですか。
そう言おうとした言葉が途切れてしまった。
指の腹でなぞり、それから摘むように弄られたその部分から、
思ってもいなかった快感が背筋を這い、ぞくりと皮膚を粟立たせる。
まるで、機材置き場の部屋で身を固くしていたあの日のように。
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⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブ--ン