06/07/26 21:13:06 0
「いや あの 一度はお断りしたのですが えぇ」と
返事とも何とも言えない事しか私は言えませんでした。
仲居さんは続けて言いました。
「ビデオの配信は一般的な内容しか扱っておりませんので
アダルトビデオにつきましては直接テープを貸し出しいたしております。
カタログがございますので そちらからお願いできますか。」
「わかりました・・・」と答える私も お母さん同様に顔を赤らめてしまいました。
この部屋の3人は何をしているか 引継事項にされていたこと。
また私は一言もアダルトビデオとは言ってないのに 見るのはそちらだろうと
完全に予想されていたこととにです。
最後に仲居さんは
「アダルトの方ということでよろしければ 後ほどカタログをお持ちいたしますので
お部屋の方で お待ち下さい。10分ほどで支度いたしますので」と案内してくれました。
お母さんは私の腕をギュッと握り 顔を私の後ろに隠してしまいました。
そのまま無言で振り返り 部屋に戻ろうとしました。
フロントから影になる自動販売機の所まで来ると お母さんは急に饒舌になりました。
「うふふ 恥ずかしかったわ。でもこんなドキドキって 嫌じゃないのよ。
なんだかむしろ楽しいわ。でも何て言うか デリカシィの無い仲居さんね」