リリカルなのはで百合萌え(燃え) 10年来の恋人at LESBIAN
リリカルなのはで百合萌え(燃え) 10年来の恋人 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:12:01 3bzssZwh
なのは×フェイト
なのは×ヴィヴィオ
なのは×ヴィータ
なのは×はやて
なのは×アリサ
なのは×リインフォースII
なのは×ティアナ
なのは×スバル
なのは×キャロ
なのは×レイジングハート
シグナム×なのは
シャマル×なのは
フェイト×ヴィヴィオ
フェイト×シグナム
フェイト×はやて
フェイト×ギンガ
フェイト×アルフ
フェイト×ティアナ
アリサ×すずか
はやて×ヴィータ
はやて×シグナム
はやて×シャマル
はやて×リィンフォース
はやて×リィンフォースⅡ
はやて×すずか
はやて×シャーリー
はやて×カリム
ヴィータ×リィンフォースII
シグナム×アギト
シグナム×シャッハ
シャマル×シグナム
スバル×ティアナ

3:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:12:33 3bzssZwh
スバル×ギンガ
キャロ×ルーテシア
アギト×ルーテシア
リンディ×フェイト
リニス×フェイト
◆ナンバーズでカップリング
トーレ×セッテ
クアットロ×ディエチ
チンク×ノーヴェ
セイン×ウェンディ
オットー×ディード

>>2-3は本編より考えられるカップリング

4:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:13:12 HIHXdmdI
おつですー

5:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:14:28 3bzssZwh
         .,ヘ
       ' ´ ̄´ヘヘ  
      | ノノソヽソハ  以上テンプレでした♪
      ヾl ゚ ヮ゚ノ!.,|  
        リ/つ○0 ノ
     //\ ̄ ̄ ̄\
    // ※ \___\
   \\※ ※ ※ ※ ※ヽ   
     \`ー───ヽ

6:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:18:51 qgYpomSj
乙。

なのはと愉快な嫁達の物語はまだまだ終わらない!

7:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:19:03 ohMUSF3m
新スレ乙

ところでふと気になって、誰がなのはさんの嫁なのかgoogle先生に訊いてみたんだ。


はやてはなのはの嫁 の検索結果 約 957 件
アリサはなのはの嫁 の検索結果 約 952 件
スバルはなのはの嫁 の検索結果 約 945 件
フェイトはなのはの嫁 の検索結果 約 936 件
ヴィヴィオはなのはの嫁 の検索結果 約 929 件
リインⅡはなのはの嫁 の検索結果 約 815 件

ヴィータはなのはの嫁 の検索結果 約 481 件


ヴィータ……

8:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:37:21 3bzssZwh
おれは全力でヴィータを応援してる
なのヴィ大好きだ

9:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:37:48 IStpojzG
フェイトはなのはの嫁 の検索結果 約 936 件

((・∀・)x)) フェイトちゃんに勝った!

10:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:47:41 U84B4Enp
キャロはフェイトの嫁 に一致する日本語のページ 約 1,840 件
キャロはフェイトの娘 に一致する日本語のページ 約 1,770 件
試してみたが嫁のほうが多いのか

11:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:50:34 yhCvCYJy
おまえらグーグルの検索システムを理解しているのか?

>>8なのヴィーがなのスバより人気ないはずがない

12:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 21:59:51 5mc1p49+
>>11
理解もなにもただのネタだろ
なのフェイがダントツなのはこのスレにいたら嫌でもわかる

それでも俺ははやフェイが好きなんです
なのフェイも好きだけどさ

あとフェイトは嫁じゃなくて夫だなw

13:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 22:00:19 P5yUWTC3
乙なの!

14:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 23:21:13 omeA5J5l
「認めねえ!一対一なら絶対勝ってた!」
「あっそう。勝手に言ってれば?」
オレンジ頭のあいつはいつもあたしに冷たくて……

「ティア~!そろそろ帰ろ~」
「はいはい、あんた声デカイんだから叫ばないの」
ハチマキしたアイツにだけ笑って……

「じゃ、またそのうち来るから」
なんて言って去ってしまう

「じゃあね、ノーヴェ」
バイバイ、とあたしに手を振り、先を行くオレンジ頭の後を追うハチマキ

悔しい
なんでハチマキにだけ笑うんだ
あたしにも笑えよ
あの時は悪かったよ。
だから今度はちゃんと一対一で戦うよ
そうだ。今度謝ればいいのかな?
ギンガさんに訊いてみようかな?



「ねぇティア…」
「なによ?」
「大好き」
「うっさい……バカスバル……」


っていう妄想
チンク×ノーヴェも好きだけどたまには……

15:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 23:24:42 DMg/66IX
乙です。

>>12
フェイなの、フェイはやが好きです。
夫であることは激しく同意。ヴィヴィオがいつになったらフェイトパパと呼ぶのかwktkしてます。

16:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 23:25:16 AxblWH5K
4期が新婚旅行編になってしまったw

17:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 23:36:03 K6884vJz
なのヴィヴィの親子丼が好きです。
少ないから、自己補給が多いけどねw

18:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 23:41:26 WdCLO8WF
>>14
ノーヴェ→ティアナか・・・
数の子も使い方がなかなか難しいんだよね
GJです

19:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 23:50:21 Hu/hBU1a
>>14うおぉ・・GJですッ!王道CPに萌えつつ、マイナーCPに悶える・・至福の一時。

20:名無しさん@秘密の花園
07/12/19 23:58:39 srrntOTE
>>16
まさに嵐を呼ぶハネムーン

>>14
うわーいいなぁ、こういう心理描写がなんとも言えない
ぐっじょぶだと思います

21:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 00:28:51 AKm7GJVo
ノーヴェに「やり直せる。ちゃんと普通に生きていける」って教えたのはティアナなんだよな
本人は気づいてないかも知れないけど好きになってもおかしくない
なのフェイとはだいぶ違うけど、ノーヴェに終わりと始まりをあげたのはティアナかも

22:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 00:33:21 qc0/z3qu
そうやって師匠のように無差別に落とす気かこの凡人がぁー――っ!

23:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 00:38:12 S2K6+3RI
>>22
だが当の本人はなのはさん一筋という

24:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 01:06:00 YuPK3S+U
はやてとフェイトがキスしてるところをなのはさんが見たときの反応が見たい

25:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 01:18:07 MSxV+Kmv
今、はやて→フェイト←なのはで、なのはとはやてがお互いのフェイトへの想いを知って色々気まずくなって任務に支障が出てフェイトが怪我して、二人がアッーとなってしまう話が脳内を駆けめぐった。

26:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 01:23:17 2EDOevdq
>>23
いや、ティアはスバルだね
もう1度23話を見ればティアがフェイトさんにとってのなのはさん以上にスバルスバルなのが

27:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 01:30:01 /jgjmI/I
はやてとフェイトがキスしてるところを偶然目撃してしまって
今まで友達だと思ってたフェイトのことを実は恋していたと気づいて葛藤するなのはが見たい

28:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 01:35:08 UHEQ4QUy
相変わらずここの妄想力は素晴らしいなw

29:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 01:47:59 li19GQkY
SSめぐりし過ぎて頭がなのフェイ一色だぜ
てかSS職人はどうしてあそこまでうまく書けるんだろ

妄想しかできない自分からしたら羨ましすぎるわ

30:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 01:50:31 o24eYikA
誰かティアスバ分を補給してくれ…子犬スバルと仔猫ティアを……

31:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 03:00:13 gghzCdmP
>>29
自分の場合だけど、とても苦労する。
何度もPCとベッドの間行ったりきたりして書いてるわ。
ベッドで寝転がってる妙に台詞が思いつくんで、思いついたらPCで書いてって繰り返してる。
ただ油断すると寝てしまうんで困る。

32:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 03:15:28 8me29agv
「ティア~、ティア~~~」
「………」
「ティア……」
「……………」
「ティア――ティア!」
「……スバル!何なのよさっきからうるっさいわね!」
「だって~、最近ティア全然私に構ってくれないんだもん」
「そりゃそうよ、もう執務官補佐試験まで時間無いんだし、もっと勉強しなきゃ」
「え~、ティアなら100点間違い無しだって」
「そんなの分からないでしょ、お願いだから集中させて」
「………、えいっ!」
「あっちょっ、何すんのよスバル!抱きつかないで!」
「えへへ、ちょっと我慢出来なくなっちゃった」
「……あぁもう!スバル、ちょっと離れて!」
「へ?あ、うん……んんっ!?」
「んむ……ぷはっ、もう後何日かなんだから、それまではこれで我慢しててよね」
「ティア……ありがとう!大好き!」
「…………もう、終わったら覚えてなさいよ」
「?」
「何でもないわよ」



10分で書いてみた
子犬スバルは何と無く分かるけど仔猫ティアどう表現したら良いのか分からん…

>>29
自分は人の真似から始めて何とか見られる文を書けるようになったかな
キャラとカップリング、鍵になる台詞と展開を作ってそこに話を持っていく様に書いてる

33:(ω・`ミэ)ピチピチ
07/12/20 03:27:44 l+BgsN7+
餡子|・)ピチっとな.

おひさしぶりですコンバンワ.

>>32 ナイススバティア.

エロネタ枯渇中に付きのんびりなのフェイです.
なのはさんはちょっぴり意地悪な小話.
2,3レス汚させて頂きます.


『(小)悪魔』


「う~ん,フェイトちゃん……かなぁ?」
コーヒーカップを片手に,その艶やかに潤った唇から出た言葉に,彼女達は…絶句する.
ある者は同じく持っていたカップを持つ指先が僅か震え,その中身を膝元に.
ある者は動きを止め,恐る恐ると小刻みに動き,視線を逸らす.
また,ある者達は「えっ!」と驚きをあげながら,互いに見合う.それは,信じられない…といったものだろうか.
そして,その言葉を発した者――高町なのはの対面にいる――フェイト・T・テスタロッサもまた,時を止めたかのように,静止していた.
「え…あ,あれ?…」
発言の衝撃から開放され,けれど口に出たのはただただ,戸惑う声.
驚きに見開いた瞳は,その視線は定まる事なく,これが夢である証拠でも探しているかのように,きょろきょろと.
震える指先が,「てぃあ~あつい~!!」「スバルうっさい!」とあたふたしている片割れのように…
カップを落す.
がしゃん,と音が聞こえたのはそれからどれだけ経った頃だろうか.
それは一瞬であり,けれど,少なくとも彼女にとっては永遠だった.

だって,そうだろう?
あんなにも仲が良く,夫婦なんじゃないだろうか?なんて噂が立つくらいなのに,
なのに…『高町なのは』のこの世で一番怖いものが『フェイト・T・ハラオウン』だなんて…

34:(ω・`ミэ)ピチピチ
07/12/20 03:28:21 l+BgsN7+
事の発端は,
一騎当千,管理局のエースオブエース,類稀なる美貌と魔法の才を持つ彼女に怖いものなどあるのだろうか?であった.
そう,思ったのは若手の四人の内の…一人,ティアナ・ランスターだった.
彼女がそう思ったのも,高町なのはに撃墜された思い出…というには苦すぎる記憶の所為だった.
今となってはなのはの行いは優しさだったのだろうとさえ思う程だが,身の内に刻まれた記憶が,どうしても恐怖を喚起させる.
まぢ,もう撃たれたくないです.ほんと…などと親友のスバル・ナカジマに告げ,そういえば…と思ったのがきっかけ.
『なのはさんの怖いものってなんだろう?』
そのふいに出た言葉に,だったら,聞いてみよう!と最初に口にしたのはスバルだった.
とはいえ,スバル自身なのはさんには怖いものはきっとない!などと言っていたのだが,開いてみれば爆弾だった,というわけだ.
爆弾がものの見事に爆発した後は大変だった.
『フェイトちゃんなら分かってると思ったんだけどなぁ…』
などと追加の爆弾をばらまき破裂させ,けれどいつもの如き笑顔でその場を後にしたなのは.
その姿に,彼女達二人は…恐ろしさを感じた.
それとは対象的に新人残り二名のちびっこ達は,フェイトに声を掛けていた.
大の大人を慰める術など二人にあるはずもなく,フェイトもフェイトで茫然自失.
さながら,今まさに壊れたカップのように,二人の声など聞こえぬとばかりに,虚ろな瞳で,その場を後にしたのだった.
ふらふら,としながら斜めに進みながら,じぐざぐ,と.
けれど,だからといって彼女が自室へ戻ったとは思えない.
フェイトとなのはは同じ部屋で暮らしているのだから…このまま戻れば,先程よりも酷い言葉が待っているだろうから…
残った四人は,この先どうなるのか,と暗い面持ちで沈んでいた………
そんな折だった.
一人の女性がこの部屋を訪れたのは…
六課部隊長――八神はやて.
彼女ならばどうにかしてくれるのでは………
「どないしたん?今なんかフェイトちゃんが――」


――――――

35:(ω・`ミэ)ピチピチ
07/12/20 03:29:03 l+BgsN7+
虚ろな表情の彼女――フェイトが向かったのは通信室だった.
ここに到達するまでに何度壁にぶつかった事だろうか.けれど,フェイトにその記憶はない.
そんなことを気にしている余裕なんて,今の彼女にはなかtったのだ.
一人になりたかった,それも事実.
だが,ここに訪れたのは管理外世界,現地名称地球への通信をするため.
途中すれ違ったはやての事は,これもやはりフェイトの記憶にはない.が,しかしはやてでは駄目なのだ.
隊長としての立場があるのだから,例えフェイトとなのはが仲たがいしたとしても,隊長として動かねばならないのだから.
だから――地球にいる二人の親友へと,通信を…
「――私,なのはに嫌われてたんだね…」
「ちょ,ちょっとー!?何事よいきなり!」
「うんうん.フェイトちゃん何があったの?」
どよ~んと,さながら幽鬼の如く目を真っ赤にしている親友を通信画面越しに見ての即座のその発言にアリサ・バニングスと月村すずかは慌てる.
フェイトの長い金色の髪が表情を隠すようになっているのは,まさに幽霊とでもいうが如く.
時折,軽い乾いた笑みを零す辺りが完璧だった.ハーケンフォームのバルディッシュを持てば,更に.
瞬間,そんな馬鹿な思いを描きながらも,けれど親友がここまでなるなどとは一体どういう事だろう?
とアリサとすずかは顔を見合わせ唸る.
「まぁ,とりあえず何があったのか話してみなさい!」
「そうだよ.なのはちゃんがフェイトちゃんを嫌ってるなんてあるわけないんだし」
「………」

――――――



「あー…なるほどなぁ.あたしやったら,そうやなぁ…おっぱいかな!」

「あー……そういう事なら,私はすずかね!」
「なのはちゃんも意地悪だよね.んー…じゃ,私はアリサちゃんね!」


「「「「「え!?」」」」

36:(ω・`ミэ)ピチピチ
07/12/20 03:32:09 l+BgsN7+
――――――


その後.

「なのは,私の世界で一番怖いのはね,なのはだよ!」
そんな言葉を告げるフェイトの表情は,とてもとても嬉しそうだった.

めでたしめでたし.




お目汚し失礼致しました.
それでは,またいつか.

>>29
テキストファイルに妄想垂れ流しの日々デス.

まんじゅう|(ω・`ミэ)ピチピチ

37:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 04:23:14 gghzCdmP
>>36
なのフェイキターー。
GJです、こういう小ネタもいいですね。

38:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 08:00:58 kL0nlpiz
>>36
GJ!

でも実際フェイトさんが本気で怒ったら・・・・・・
顔を合わせる度に目に涙をいっぱい溜めたあと全力で疾走
勿論だれも追い付けない
つまり「お話」も出来ない!!!

「ご、ごめんなさいフェイトちゃん。・・・・・流石にネギは少しやりすぎだったよ・・・・今日はちゃんと優しくするからってちょ、ちょっと待ってフェイトちゃーん!!」

39:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 08:26:38 UHEQ4QUy
GJ!ピチピチさん久しぶりです
まんじゅう怖いwww

40:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 08:48:31 li19GQkY
ピチピチさんGJです!!
出勤前にいいもの読ませてもらいました

あとレスくれた人ありがとう!暇ができたらtxtにでも書き潰してみるわ

41:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 09:19:03 ywhNZBRT
388 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 22:03:30 ID:uv/XZvZX
>>384
物陰でティアナと抱き合うなのはを目撃してしまうフェイト。
ショックの余りフェイトは街をふらつき、赤提灯で余り飲めない酒を煽りながら店主(オヤジ)に
絡むのだった。
だが、そんなフェイトの肩を叩く、一人の凛々しい女性の姿が。
「どうした、テスタロッサ。お前らしくもない」
「シグナム…」
心の弱っていたフェイトの瞳に、このかつてのライバルの姿が今までになく頼もしく映る。
「シグナム…うわぁぁん!」
いつしか、フェイトは彼女の胸にすがりつき、泣き出していたのだった。
心の通じ合った二人の影は一つとなって、ネオンまぶしい夜の帳へと消えていくのだった…
まで読んだ

...φ´(・ω・´)\



将素適過ぎる…w

42:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 09:46:00 dNL+BduL
飲むと言えば、三人娘が六課立ち上げの記念に飲んで泥酔した上、ヴィータにまとめて説教されるの見たことあるなぁ
途中からピッチがやたら上がっていくフェイトさんが面白かった

43:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 10:55:20 U5vvQjAs
ピチピチさんGJ

ところで前から疑問に思っていたんですが、カプの書き方で、
例えば、なのフェイ って書く場合と フェイなの って書く場合があるじゃないですか
この二つの違いってどう違うのでしょうか?
それとも特に違いはないのかな・・?


44:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 11:01:06 5ibFi69i
なのは×フェイト ←なのは攻め・フェイト受け
フェイト×なのは ←フェイト攻め・なのは受け

でもSS書く時以外はなのフェイ好きもフェイなの好きも「なのフェイ」で統一してるよーな印象

45:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 11:03:19 U5vvQjAs
>>44
説明ありがとう!

疑問が解けてスッキリしました

46:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 12:16:34 VvivM5EC
便乗して良い?
なのフェイヴィヴィ だと
なのフェイ + フェイヴィヴィ? それとも
なのフェイ + なのヴィヴィ?

47:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 12:22:44 MSxV+Kmv
>>46
人によるかも。オレはなの→フェイ←ヴィヴィのつもりで言ったんだが、
友達はなのヴィヴィ+フェイヴィヴィと勘違いしていたorz

48:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 12:23:35 5ibFi69i
俺は単純に
なのは+フェイト+ヴィヴィオ

なのフェイ+ヴィヴィオだと 解釈してたがw

49:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 13:02:39 +2TNjuHo
確かに俺も
>>48
と同じように解釈してた。


>>42
詳しく聞かせておくれ。

50:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 13:18:05 I5WpJhOC
テスタロッサ・ハラオウンの事件簿があるところのじゃないですか?

あそこのフェイトは素敵なんだけどクロフェイ傾向だから注意よ

51:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 13:49:24 VvivM5EC
>>47-49
ありがとう。
ちゃんとした決まりは無いってことか。なのは一家はぁはぁ。

52:スピノザ
07/12/20 14:34:13 s3waj7GE
こんにちわ
ss04でなのヴィ分が足りなくて涙しました
ヴィータはなのはのことが好きなんだと主張してみる

以下、フェイ→なの←ヴィー

53:スピノザ
07/12/20 14:35:05 s3waj7GE

『フェイトVSヴィータ』


その姿を確認するなり、ヴィータは苦い顔をした。


「よぉ。テスタロッサ」

ヴィータはフェイトに声を掛けた。校門で木にもたれかかっていたフェイトも、ヴィータの声に顔を上げて手を振った。

「あれヴィータ?どうしたのこんなところで」
「まぁ、どうってことはねぇけどよ」

恥ずかしそうに顔を背けながら悪戯っぽく笑ったヴィータに、フェイトも笑顔で返す。

「なのは、まだ校舎の中か?」
「うん、今掃除中。・・・なに?なのはのお迎えかな?」

ヴィータはその言葉に赤くなる。そんな小さな騎士に、フェイトは目を細めて笑う。

「ひ、暇だったから、・・・あ、あたしに会えなくて寂しがるあいつに会いに来てやっただけだ!」
「へぇー・・・」
「テ、テスタロッサはこんなところでどうしたんだよ?いつもなら、なのはから離そうとしても離れないのによ」
「うん。今日は外の害虫駆除でもしようかな、と」
「ほぉー・・・」

「・・・・・」
「・・・・・」

54:スピノザ
07/12/20 14:36:32 s3waj7GE
しばし、無言のままの笑顔の応酬。均衡を破ったのは、物凄い勢いで動いたヴィータの右腕だった。

「・・・・・・・ッ!」

突然の前振りない行動にフェイトが声もなく驚き、胸倉を掴まれたのだと理解するのが少し遅れた。

「なぁーにビビってんだよ」

不覚を取って、フェイトの顔が苦渋に歪む。さっきまでのおちゃらけた雰囲気はどこへ行ったのやら。
しかし、手の平を返すような豹変ぶりに驚くことはなかった。彼女がこういう性格だということは、フェイトはとっくに知っていたからだ。

「・・・最初からそういう顔してれば良いんだよ」

迫力のある上目遣いでフェイトを睨みつけるヴィータに、フェイトが溜息とともにボソッと吐き捨てる。ヴィータは気にせず単刀直入に口火を切った。

「率直な言葉で言わせてもらうとだな、・・・なのはにちょっかい出すのやめろ。あいつはアタシのだ」
「聞き捨てならないね。なのはは私の嫁だよ」

低い声で「おい」と、フェイトの胸倉を掴んでいた拳を、ぐいっと力任せに額がぶつかるほど近くまで引き寄せる。

「寝言は寝てから言え、テスタロッサ」
「それはこっちのセリフだよ、ヴィータ」


バサバサバサバサッ!


「「・・・・・!?」」

突然近くで聞こえた何かが落ちる音に、2人は慌てて寄りすぎていた身を離し、そちらに視線をやった。
そして見たものを脳が認識すると同時に、フェイトとヴィータの動きが凍りつく。


55:スピノザ
07/12/20 14:38:36 s3waj7GE
「・・・あ・・・ご、ごめん・・・私、えっと・・・見るつもりじゃなかったの・・・・・!」

ひっくり返した鞄から落ちた教科書やノートを慌てて拾いながら、現れた少女はどもる声で言い訳を始めた。

「・・・・フェイトちゃんとヴィータちゃんが・・・そ、そういう関係だって知らなかったし・・・・」

当然、話題の渦中にあった少女――なのはだ。なのはがぎこちない手つきで落ちたもの全てを鞄に入れ終わり立ちあがったとき、ようやく2人の脳が再起動を始める。なのはの言葉を処理把握し、状況を判断するなり戦慄が走った。

「ちが・・・っ!誤解だ、誤解!」
「そうだよなのは!いい?落ち着いて聞い・・・・」
「ううん、大丈夫だよ!見てないからっ!ほんと、2人がキスしたのなんて見てないし、誰にも言わないから!」

必死に身振り手振りで弁明を始める2人に、なのはも同じくらいオーバーアクションで2人の声を遮った。予想通り完全なる誤解が生じてることを改めて再認識し、フェイトとヴィータがパニック状態になって喚く。

「キスってなんだよっ!なんでアタシがこんな・・・っ!」
「うん、分かってる、分かってるよ。ヴィータちゃん、フェイトちゃんのこと好きだったんだね。良かったね、両思いになれて!」

妙に演技がかった寂しげな横顔を見せるなのはに、フェイトが絶叫する。

「ち、違うよっ!私の好きな人は、なのはだよー!!」
「どさくさに紛れて告白してんじゃねぇーよ!」
「心配しないでっ!私、本当に誰にも言わないから!はやてちゃんにだって言わない!2人のこと・・・笑って・・・笑って、祝福できるよ・・・っ!」

やはりどこかオーバーな芝居を思わせるような仕種で、なのはが瞳に涙を浮かべながら微笑んだ。

「だーっ!誤解だっつってんだろーが!」
「じゃあ、私帰るから、ごゆっくりどーぞ!」
「お願いなのは!話を聞いてっ!」
「お邪魔しましたーっ!!」
「「だから待てってばー!!」」

2人の絶叫は、脱兎の如く駆け出したなのはの耳にもはや届くことはなかった。

56:スピノザ
07/12/20 14:39:33 s3waj7GE
「どーすんだよ、いったい!!」
「っ!もとはと言えばヴィータが悪いんじゃないか!」
「んだとー!」

互いの肩を押し合い引き合いしながら、口論は果てしもなく続いていた。
既になのはがその場を走り去ってから30分近くは経っている。
その不毛な言い争いが終結したのは、それから更に20分ほど経ってからだった。


「・・・・どーすんだよ、いったい・・・」
「もとはと言えばヴィータが・・・・・ああ、よりにもよって、なんでこんな誤解されちゃうかなぁ・・・・」

疲れてその場にくずおれた2人の、力なき姿が夕暮れの校舎に陰を落とす。情けない声で頭を抱えるフェイトを横目に見ながら、ヴィータは目に掛る前髪を掻きあげた。言い争いながらも休みなく回転させていた脳は、結局ろくな解決策をはじき出せないままで今に至っている。

「はやてに相談、してみようかな・・・」

気の進まなそうな口調で呟く声を聞き、フェイトもふと友人の顔を思い浮かべる。しかしすぐに頭を振った。
ヴィータはこう言ったが、はやてたちも密かになのはに想いを寄せている。そんな3人のことだ。真面目に取り合ってもくれないか、もしくは意地の悪げな笑みで「協力」してくれることだろう。どちらにしても、事態が好転するとはとても思えない。
何度目とも知れない溜息を吐く2人の哀愁を誘うため、カラスが遠くで「アホーアホー」と鳴いていた。


57:スピノザ
07/12/20 14:40:54 s3waj7GE


(そうだよ!今日はうちで遊ぼうって話だったじゃないか!!これを機に誤解を・・・)

家に帰り、玄関にあった多数の靴を見てから思い出す。フェイトは僅かな希望を持って自分の部屋へと早足に向かった。

「あれ、随分遅かったやないか・・・って、なのはちゃんは?」

疲れきった表情で入ってきたフェイトに気づき、先に部屋にあがっていた面々が彼女の方を見る。

「・・・・やっぱり、来てないよね・・・」

あわよくばと思っていた期待をさらりと裏切られ、肩を落とすフェイト。はやてたちは顔を見合せて眉を顰めた。

「なんや、ケンカでもしたんか?」
「・・・・・その方が数倍マシだと思える事態に陥った、とだけ述べておくよ。私、ちょっと死んでるけど気にしないでね」

はやての問い掛けに、明後日の方向を見ながら乾いた笑みを浮かべたフェイトは、言い終わると同時にベッドに潜りこんで背中を向ける。
再度彼女たちは顔を見合わせた。

「私、なのはに告白して徹底的にフラれたに千円」
「むしろ押し倒して思いっきり泣かれたに五百円」
「泣いたくらいで諦めるとは思えないから・・・・そうねぇ・・・・」
「すずかちゃん家お金持ちさかい、どーんとかけてな?」
「自分は五百円しかかけてないくせに」
「それはほら、なのはちゃんとの結婚資金を貯めなあかんから・・・・・って」

騒ぐ3人だったが、いつもならそろそろ聞こえてきても良いはずの声が聞こえてこないことに違和感を覚え、思わずシンとなる。

「・・・・突っ込みが入らんなんて・・・これは重症やな」

変なところで事態の深刻さを確認したはやてが言った。

58:スピノザ
07/12/20 14:43:53 s3waj7GE




「で、何があったの?」

良い案が出る筈もないからと言って事情を説明しなかったフェイトに、すずかが改めて声を掛けたのはもう時計が八時を回ったころだった。相も変わらずベッドの中で思案にふけっていたフェイトは、その言葉に密かに苦渋の表情を浮かべる。

「・・・言いたくない」
「せやけど言わな、私たちはなんもできへんよ?」
「そーよ!あんた、こんだけ長い間悩んでも答えが出なかったんでしょ?」
「フェイトちゃん、話してみたら?私たち、友達なんだから、力になるよ?」

にっこり笑ってすずかが言った。
「友達」という言葉に僅かに感動したフェイトは、思わずこくんと頷いてしまう。

「・・・うん・・・・それが・・・説明すると長く・・・・は、ならないけど・・・」

もそもそ起き上がりながら、フェイトが言いよどむ。

「だったら早く話しなさい」

真っ直ぐなすずかたちの眼差しに、フェイトは思わず視線を逸らす。
正直言って、助けを請いたくはない内容だ。
けれど自分ひとりでは解決の糸口が見当たらない。自他共に認めるほど、フェイトは言葉での弁明が苦手なのだ。きっと、先刻の場面でも、すずかが当事者だったならその場で上手くなのはの誤解を解けただろう。
などとぐだぐだ考えて自分の心に言い訳を立てながら、フェイトはやっと口を開いた。

「・・・・・笑わない?」

問い掛けに力強く頷くはやて達だったが、一部始終を聞いた途端、盛大に、笑った。
はやて達の大笑いを静かに見つめながら、やはり自分の問題は自分で解決すべきなのだ、とフェイトは悟りを開いていた。

59:スピノザ
07/12/20 14:45:55 s3waj7GE
続きます
勢いで作ったんでツッコミどころがあると思いますが華麗にスルーしてください。

それでは、駄文失礼しました

60:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 14:57:54 DdV4wsHc
同じ話をセーラームーンの二次創作で見たことがあるんだが……
なのはがうさぎで、ヴィータとフェイトがレイと星野。

61:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 15:33:28 vhQHAJ+O
締めはなのフェイがいな^^^

62:スピノザ
07/12/20 15:47:43 s3waj7GE
>>60
それもそうだと思います。
この話が思い浮かんだのはその小説を思い出したからですから。
ですがこの先、ヴィータがはやてに相談してツンツンヴィータがなのはに告白
なのはは自分に近づく人たち(同級生とか)に攻撃加えるフェイトやヴィータにいじわるしたんだよ、とか。
とかとか。
やる予定だったんですけど、なんだかここの雰囲気悪くなっちゃいそうな気がするんで自重します。
よくよく考えたら盗作っぽいかもしれませんし。
すみません。
続きは各自脳内補完でお願いします

63:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 15:52:56 OK0gckAV
本編みてイイハナシダナーっと感動しつつ
百合版でもさわやかなSSがあるんだろうと来てみたら
なんなんだこの濃厚エロス・・・

64:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 15:55:08 gghzCdmP
>>60
どういうこと?
文章が同じってこと?

65:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 16:01:24 LGFKQMjr
>>62
それほど大げさなことでもないよ。
要はインスパイアとも違うけど、読んだことのある
ストーリーをリリカルなのはにおとし込んだってことでしょ。
改まった場所ならともかく匿名の百合板の1スレに書き込むくらい
どうってことはないよ。
そしてなのヴィ!

66:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 16:04:49 ytmfaidM
>>63
さわやかなのもあるよ
とりあえず纏め人さんに感謝しつつここでチェックだ

URLリンク(wiki.livedoor.jp)

67:スピノザ
07/12/20 16:05:41 s3waj7GE
>>64
いいえ。ただシチュエーションは似ています



68:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 16:12:43 XaEsItga
いーじゃん。こう言ったらあれだけど、よくあるシチュじゃね?
続き書いて欲しいわ

69:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 16:21:43 YuPK3S+U
>>59
GJ
前から他の作品を参考にして作ったSSとかも投下されてたし
丸写しして名前だけ変えたとかじゃないならいいんじゃね

70:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 16:24:11 DdV4wsHc
会話や展開までまんまだよ
好きなサイトさんのだから黙ってられなかったんだ

71:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 16:27:50 LGFKQMjr
たまにはカレーじゃなくハヤシライスもいいと思うんだ。
ところでフェイト×はやてのおすすめ
の外部SSか同人誌ってないだろうか?

72:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 16:37:10 DdV4wsHc
URLリンク(www-2ch.net:8080)
>>67
これでも文章が同じじゃないっていうのか
これただ名前変えただけだろ。
なのヴィ好きなだけに悲しいぜ…

73:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 16:40:33 EqhYQ9HD
>>70
俺も読んだことあるけどあれって星野??告ったっけか?
板違いすまん。久しぶりにぐぐろうかと思って

74:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 16:52:30 qQQ3A9AP
とりあえずID:DdV4wsHcさん落ち着こうか
スピノザさんも盗作っぽいと認めているんだしこれ以上弾劾する必要ないんじゃない?

それから,せっかく好きなサイトさんのSSなんだから
アップローダに挙げないほうがいいかな?と思ったりするんだけどどうでしょうか?

75:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 16:57:24 DdV4wsHc
>>74
そのサイトさんいまはもうないんだ。
だからそんなこと言えてるのかと考えたら、どうにもな、
でもすまない、これ以上は自粛する

76:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:04:26 ydKQgZLA
ここで空気を読まずにはやてのパンツは何色なんだろうかと真面目に考えてみる。
……白、かな。

77:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:31:29 6i2q6Q7e
ばかやろう、はやてさんともあろう者がパンツなんて履いている訳がなかろう

78:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:34:34 Q0kR4LXb
>>77
ばかやろうはお前だw

79:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:37:28 qQQ3A9AP
縞パン
・・・ごめん,ヴィータと間違えた

80:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:39:48 B4Kk1nKN
「履いてない方がいろいろとええんや!」
と言って六課隊員にノーパンを義務づける部隊長を幻視した

81:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:41:44 D4eAzMko
そこはノーブラだろう・・・部隊長的に考えて

82:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:43:05 LGFKQMjr
きっと>>76は今考えてるSSではやてさんのパンツの色が百合的に重要な
役割を果たすことになるから真面目に悩んでるんだよ!!


83:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:45:27 ydKQgZLA
>>77->>81
ありがとう。俺…俺、間違ってたよ!
そうだよな。はやては履いてないよな。

そうか。変身シーンがないのははやての履いてなryを隠すためか。
新しい自分になれた気がするよ。ほんとありがとう!

84:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:46:09 ydKQgZLA
>>82
…なんていうかその、ごめんな?

85:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:47:33 5ibFi69i
>>81
「クールビズや!」とか苦しい言い分でな

86:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:47:39 6i2q6Q7e
>>83
お前は駄目なやつだなぁ
嫌いじゃないぜ

87:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 17:54:25 D4eAzMko
((・∀・)x))「クールビズや!皆協力してな!」
((・∀・)x))「(ノーブラは感触が段違いやわ・・・)」

88:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 18:45:12 P+sVDpuL
ナンバーズのスーツってノーパンだよな

フェイトさんが洗脳されて着てくれると思ったのに・・・
でもはやてさんならきっとなんとかしてくれる!

89:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 18:53:09 dNL+BduL
六課の制服にすればいいんじゃね?
それよりもアリサやすずかの色も気になるんだぜ

90:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 20:02:12 kL0nlpiz
アリサ:赤
なのは:白
フェイト:黒
すずか:青


はやて:・・・・・

なんだろ・・・・・

91:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 20:11:57 7sD/cFgK
フェイトが黄色
はやてが黒
ってのはどうかな?

92:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 20:12:05 lDzeR6wl
透明でいいんじゃね?
マイナーなティアはやで一つ
ティアナがイタズラで寝てるはやてのパンツ脱がした後(二人は付き合ってるって設定)
幻覚魔法ではやてだけに見えるパンツを作る
起き出したはやてといちゃいちゃするけど、その内はやてにバレて修羅場
はやてはものすごい怒るけどティアナはノーパンはやてを拝めて眼福だった
・・・というのが浮かんだ
誰か書いてくれんか

93:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 20:18:58 +xdO5Vcg
なのは:白で正面に同色の小さなリボンの付いてるやつ
フェイト:黒で同色のフリル、固定紐は黄昏色
はやて:ブラウン
リィンⅡ:白地にスカイブルーのセブラ
キャロ:黄色に赤系統のワンポイント
ヴィヴィオ:コットンぱんちゅアップリケ付
ヴィータ:すぱっちゅ

…変態だな

94:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 20:31:01 LGFKQMjr
>>92
ティアはやお気に入りだけど
どう考えても最後至福の表情で
鼻血出したまま倒れてるティアナしか浮かばないんだが。

>>84
(´;ω;`)ウッ…

95:アクエリアス
07/12/20 20:44:33 MSxV+Kmv
ここでいつものように空気を読まず一本置いてよろしいでしょうか?

96:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 20:46:14 o24eYikA
ヴィータ:かぼぱん
スバル:毛糸のぱんつ

スバルのBJがぽんぽん丸出しでも大丈夫なのは、毛糸のぱんつを履いているからなんだよ!

97:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 20:51:16 UHEQ4QUy
>>95
いつでも!

98:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 20:51:31 ydKQgZLA
>>94
な、泣かないでくれ(;´Д`)
いつかはいてない小説投下するから、多分!きっと。

ちなみに俺が真面目に考え抜いた結果だと
なのは:ピンク
フェイト:黒
はやて:白→はいてない
だったんだぜ。普通すぎてすまないね

>>95
おお、アクエリアスさんの小説wktk
このレスがかぶってたらごめんな

99:アクエリアス
07/12/20 20:55:37 MSxV+Kmv
では、逝かせていただきます。フェイト←はやてで切ない話。



「フェイトちゃん?」

「ん、何?」

私が呼びかけると、フェイトは長い金髪を揺らめかせて振り返った。一瞬それに見惚れてしまう。

「…どうしたの?」

不思議そうな顔して近づいてくる。そう言っても、私と彼女の距離はたった一歩。でも、それがすごく長い時間に感じた。

「…え~と、二人で帰るのって久しぶりやなぁって…」

言ってしまってから、はっと気づく。慌てて彼女を盗み見ると、深い意味には捕らえていないようで、

「そうだね」

そう笑顔で返してきた。

「いつもはなのはと、アリサとすずかと、誰かしらいたから…」

何かが胸をチクリと刺した。でもそれもいつもの事。

100:アクエリアス
07/12/20 20:56:47 MSxV+Kmv
「はやて?」

私は背の高い彼女を仰いだ。

「帰ろう」

「ん……」

横に並んで二人は歩き出した
隣でいるだけで、心が安らいで、こんなにも心かき乱される。でも楽しい時間ほど過ぎてしまうのは早くて。

もう別れ道。

「それじゃ、また明日」

また明日になれば、彼女には会える。でも…

「あの!フェイトちゃん!!」

「ん、何?」

彼女はまた振り返った。黄昏に反射して深みを増したフェイトちゃんの紅い瞳が、私を真っ直ぐ見つめていた。

「え~とな…え~と」

言葉に詰まる。特に話したいことなんかない。ただ一緒にいたい。この時間だけで良いから、二人だけの時間が欲しい。
でもそんな事、言えなくて。
私は軽く一度俯いて、顔を上げる。言葉を出すために息を吸う。


101:アクエリアス
07/12/20 20:57:18 MSxV+Kmv
「…はやて、これから暇?」

先に言の葉を紡いだのは彼女の方だった。

「あ、いや、別に…用事とかあらへんけど」

考える前に口が動く。

「そっか」

半分放心している私の手を取った。

「それじゃ、少し寄り道しない?」

「ん…」

こくりと頷く。彼女は照れくさそうに笑って、そのまま別の道へ進み出した。

「ちょっ…そんな引っ張らんといて!」

「ごめん♪」

そういいながらも、私は手を離さなかった。彼女もその手を握っていてくれたと、今は自惚れてもいいだろうか。


日が沈む。明るかった空の端に、小さく光る星が瞬いていた。


Fin

102:アクエリアス
07/12/20 20:57:54 MSxV+Kmv

日本語って楽しいですね。繰り返したり、わざと違う漢字使ったり…。
そして空白を大事にしてみました。無駄にレス使ってごめんなさいorz

最近フェイはやがマイブーム。マイナーカプ結構好きらしいです。勿論フェイなの大好きですけどね!!!
格好いいフェイトが書きたいのに何故か照れたりするんだよなぁ。しかも始めはこんな話じゃなかったはずなのに…。いや、同じように切ないんですが…それはまた今度です。
ちなみに、オレはいつからフェイトのパンツが黒くなったか気になります。

ではノシ

103:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 21:13:59 WnCXrZVs
GJ!GJ!
フェイトがモテモテなのが好きなんでこういう話いいワァ
また電波を受信したら書いておくれ

104:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 21:19:54 ydKQgZLA
GJでした!
空白が、まるで二人の微妙な距離感を表してるみたいで個人的には好きだな
しかし恋するはやて可愛いなあ。はやて可愛いよはやて

…まさかパンツの話題がここまで盛り上がる(?)とは思わなかった
そしてレスしすぎですね俺。自重します

105:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 21:36:48 UHEQ4QUy
はやてかわいいなぁ…
図太く見えるけど、肝心なことは言えなそうだもんね
GJでした!


黒下着のきっかけは……ほら、ねえw

106:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 21:44:59 kL0nlpiz
>>102
GJGJ
はやフェイ良くね!?
え?はやフェイ良くね!?

てかはやて→フェイト→なのは良くね!!?

107:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 21:48:11 6i2q6Q7e
はやて→フェイト→なのは→アリサ→すずか→はやて

108:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 21:59:07 S2K6+3RI
     ヴィータ リインII
        ↓  ↓ 「 ̄はやて
        ↓  ↓ ↓
フェイト→←高町なのは←アリサ
        ↑  ↑ ↑
        ↑  ↑ ∟すずか
     ティアナ スバル       [ 特別枠 ]
                        なのは⇔ヴィヴィオ


え、こうだろ?

109:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 22:00:27 YuPK3S+U
その中だと誰が一番なのはさんを刺す確立高いんだろうな

110:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 22:03:30 kL0nlpiz
ガジェット0型

111:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 22:06:59 +R/4KDAq
>110
よし、擬人化は任せた。

112:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 22:09:40 S2K6+3RI
>>109
刺しそうなランキング

1.ティアナ。
  たぶん自分を追い込んで心中。
  「貴女だけのあたしです。だからあたしだけのなのはさんでいてください。でないと…」

2.フェイト
 「どうして私のものになってくれないんだろう、ねえ、なのは」

3.すずか
 「酷いよ、なのはちゃん……。私だけっていったじゃない」

ヴィータは絶対になのはを傷つけなさそう。
自己ヤンデレランキングは二位なんだけどな。
スクイズでいう言葉みたいな。
まず自分を傷つけるか、ライバル消すか。
血まみれになりながら振り返って、
「なあ、なのは」
「っ……」
お前を護ってやるよ。すべてのものから……」
とか。

すまん妄想だ。

113:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 22:12:18 lDzeR6wl
おいおい
11歳のなのはさんを落したガジェットは実はなのはさん激ラブで
勢い余って刺してしまった
そして擬人化した後も虎視眈々となのはさんを刺す機会を窺っている
(ガジェット的には愛情表現)・・・なんでこんな妄想がorz

114:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 22:31:53 7Dry8EG2
バカ野郎!
113のおかげでレイジングハートさんとガジェットの修羅場を
幻視しちまったじゃねえかよ!
どうしてくれるこの萌えたぎるような気がしないでもないような心をどうしてくr(SLB

115:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 22:33:18 S2K6+3RI
>>113
つまり21話の真相は
なのは争奪、ヴィータVSガジェット なんだな?

「お前なんかになのはの命は渡さねえっ!!」
「タカマチナノハハ ワタクシノモノ ジャマ シナイデ」

あとはたのんだ。
>>114のレイハさんとの修羅場もいいなあ

116:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 22:40:13 AKm7GJVo
>>105
「うーん・・・・」
「どうしたの、フェイトちゃん?」
「あ、えっと・・・その・・・最近・・・その・・・」
「フェイトちゃんまた大きくなったの?」
「う、うん・・・///」
「いいなぁ、フェイトちゃんはスタイル良くて」
「な、なのはだって結構スタイルいいよ?」
「そうかな?」
「うん!わたしなのはの胸もお尻もすごく好きだよ」
「ありがとね、フェイトちゃん」
「うん・・・でもどうしようかな・・・新しいの買おうかな・・・?」
「買った方がいいよ。わたしも新しいの買いたいかも」

「うわぁ・・・いっぱいあるね」
「そうだね。あ、これかわいいかも♪」
「・・・・・」
「・・・どうしたの?」
「えっとね・・・わたしのサイズだとあんまりかわいいのないかなって思って・・・」
「たしかにそうかも・・・。あ、これどう?」
「く、黒!?」
「うん。フェイトちゃんにすごく似合うと思うよ?」
「でも、ちょっと早い気が・・・・」
「フェイトちゃんの金色の髪にすごく合うと思うんだけど」
「な、なのはは・・・これ着けたわたしのこと、どう思う?」
「え?・・・・・(黒い下着で恥ずかしがるフェイトちゃん・・・///)
「なのは?」
「うん!すっごくいいと思う!すっごくオススメ!これ着けたフェイトちゃんも大好きだよ!」
「じゃ、じゃあ買おうかな・・・///」


117:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 22:59:28 kL0nlpiz
>>112
いやみんななのはを傷つけたりしないだろ

フェイトやティアナなんて特になのはに対しては

118:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 23:07:54 m24gXoZD
ティアナ「あたしを振り向いてくれない、なのはさんなんて…」




ティアナ「……でも、刺したぐらいじゃ…その前に懐に入ったら、まずあたしが(性的に)やられちゃう…」

119:名無しさん@秘密の花園
07/12/20 23:15:12 4BR2ZsfU
ティアはなのはスキーよりも
SLB継承者として次から次と撃墜しまくる(百合的な意味で)
が良いなあ。スバルといちゃつきながら

120:532
07/12/20 23:44:10 EK0Ay+Fw
なのフェイ投下します。
いや、フェイなのかな?
フェイトさんが微妙に病んでるので苦手な方はスルーお願いします。

121:532
07/12/20 23:44:44 EK0Ay+Fw
「なのは!なのは!」

ふと、訪れた大きな声になのはは意識を覚醒させられた。

「!?・・・・・・・・・ほぉえ~・・・・・・ん・・・あれ?」
「いつまでボケ~っと寝てるわけ?」

アリサのその声に、ハッとなりなのはは重い目蓋を開ける。

「あっあれ!?アリサちゃん、授業は?」
「あんだけ、寝といて良く言うわ。このとおりよ」

首を挙げて、きょろきょろと辺りを見回すと談笑するグループや、部活へ向かう生徒達が目に入る。
起こされるまで全く気がつかなかった。
少し眠り過ぎただろうか。
ふぅ、と大きな溜息をついた時、頭の中を鋭い痛みが走った。

122:532
07/12/20 23:45:13 EK0Ay+Fw
「なのは・・・・・・?」
「その私、これから寄る所があるから!」
「えっ? ちょっと!!…なのは!」

静止するアリサの声に耳も貸さず、1人騒がしい教室を後にした。

「っ!」

シーンと静まりかえっ廊下で一人、重い頭を抱えた。

「うぅ・・・・・・・・・風邪かな~」

例の事件をきっかけに、体調管理は万全のはずだったのだが、自分の予想以上に疲れが溜まっていたようだ。

「なんで、この時大切な時期に…」

123:532
07/12/20 23:45:44 EK0Ay+Fw
ようやく、けがも完全に回復して全てが順調に進み初めた。
やらなければならない事は山ほどある。
取り戻さなければならない時間も。
この大切な時期に、時間を無駄にしたくない。
こんな所で立ち止まってなんかいられないのに…。
しかし、そんな思いとは裏腹に、身体はどんどん重くなっていく。
視界が歪み、体の感覚が除々に無くなっていく
なんとか壁に手をつき踏みとどまるが、身体中からは嫌な汗が流れていた。
静寂に支配された空間に、自分の呼吸だけがやけに大きく響く。
壁に爪をたて一歩足を踏み出す。
しかし、突然視界がブラックアウトし、平衡感覚を保てなくなった身体は無残に地面に崩れ落ちてゆく。
あぁ~あの時のようだ。
今の自分の姿があの時の自分と重なった。
そして、ぼんやり考えた。
今は、誰もこの手を掴んではくれない。
そうなくだらないことを考えながらそっと、視線を遮断した。

その時。

背後から伸ばされた腕が、しっかりとなのはの身体を支えた。
温かく、優しいその腕の中でなのはの意識はぷつり、と途切れた。

124:532
07/12/20 23:46:12 EK0Ay+Fw
夢を見た。
視界は、赤く染められていて、まるであの時のようだとぼんやり思った。
目の前で、大切な人が泣いている。
なのはは懸命に手を伸ばす。

「泣かないで」

そう、言葉にしたはずなのに何かが喉の痞えたように言葉が出ない。
そんな、顔させたくないのに。
貴方にはいつも笑っていて欲しいのに。
それなのに。
私はいつも泣かせてばっかりだ。

「大丈夫だから!」

泣いている彼女に、自分に言い聞かせるように意識を覚醒させそうと試みる。
しかし、そんな想いをあざ笑うかのように、意識は闇に飲み込まれていった。

125:532
07/12/20 23:46:38 EK0Ay+Fw
「なのは、起きて! なのは!!」

自分の名前を呼ぶ声になのはは、視界を開いた。。

「はぁ~良かった・・・・・・・・」

そこには、一番傍にいて欲しかった人がいた。

「…フェイトちゃん」

なのはは恐る恐るフェイトに手を伸ばす。

「どうしたの? なの…」

少し困惑しながらも、フェイトはしっかりとなのはの手を握ってくれた。
しっかりと重なり合った箇所から、熱いほどの熱がどんどん伝わってくる。
たったそれだけのことなのに酷く心は満たされて、自然と笑みがこぼれた。
そんな、なのはの様子にフェイトも安心したのか、優しく微笑み返した。

「…平気?」
「うん、ありがとう……」

擦れた声で弱弱しく返事をして、なのははゆっくり身を起こそうとしたが。

「ダメだよ!さっき廊下で倒れたの忘れたの?」

126:532
07/12/20 23:47:00 EK0Ay+Fw
大げさに、リアクションする彼女に苦笑し、再びベッドに横になる。
結局、彼女には勝てないんだな~と考えていると辺りが急に暗くなった。
何事かと思い視線だけ上げると、なのはに覆い被さるような形でフェイトがどんどん顔を寄せてきていた。

「!?ふぇ、フェイトちゃ…」
「ほら、じっとしてて」

吐息が顔に届きそうな距離になのはは完全に混乱し、ぎゅっとキツく目を瞑った。

"コツン"

「ふぇ!」

互いのオデコが重なるとあっさり離れていった。

「やっぱりまだ熱があるね。絶対安静だよ?分かった?」
「////えっと?・・・・・うっ、うん!」

きっと今、自分の顔は熟れた林檎みたいになっていると思うけど、熱の所為にする。

「それにしてもびっくりした」
「なのはを見つけたと思ったら急に倒れたから。心臓止まりそうだったよ」
「ごめん・・・・・・・じゃあ、あの時フェイトちゃん…」
「ん?」
「…ううん。何でもないよ」

127:532
07/12/20 23:47:33 EK0Ay+Fw
意識を失う直前、なのはを支えたのはやはり…。

「ごめんね」
「 なのは?」
「ここまで運んで来てくれたのフェイトちゃんでしょ?その、 重かったでしょ・・・・・・」
「全然。なのはは天使みたいに軽いから」
「フェイトちゃん!!それ凄く恥ずかしいよぉ~・・・・・・・///」

大体、天使って軽いのだろうか?とかくだらない疑問が頭に浮かんだがここは気にしないことにした。
赤くなりもじもじするなのはの様子に満足したのか、フェイト満面の笑みを浮かべる。

「もう…大丈夫?」
「何が?」
「随分うなされていたみたいだったから……」
「………」
「怖い夢でも見た?」
「…そんな、子供じゃないだから・・・・・」

そう、言いながらもその様子はどこか痛みをこられるような、今にも泣いてしまいそうな。
しかし決して弱さを見せまいと必死に耐える、なのはの心そのものだった。

「夢は……ただの夢だよ。目が覚めればそこでおしまい」

現実に戻り、夢は夢として記憶の塵に埋もれていく。
ただそれだけだ。頭では理解している。
それだけで終わりのはずなのに……。
なのはは知らず知らずのうちにフェイトの手をぎゅっ、ときつく握りしめる。
これが夢の続きではない事を確かめるように。

128:532
07/12/20 23:48:02 EK0Ay+Fw
そうでもしないと、またあの闇に飲み込まれてしまいそうで怖かった。
強くなったと思っていた。
信じたかった。
だけど、現実の自分はこんなにも弱い。
強く…強くなければならない。
弱いままでは誰も守れない。
守る事が出来ない。
なのはは気付かれないように、そっと唇を噛んだ。

「そう、夢だよ」

今まで黙って話を聞いていたフェイトが淡々と言葉を紡いだ。

「どんなに怖い夢を見たって夢は夢。全て自分が創りだした幻だよ」

その意外な言葉に、なのはは驚いたように瞳を開ける。

「それに目が覚めたら必ず私がなのはの傍に居る」
「…………」
「だから心配いらないよ」
「…フェイトちゃん」
「ねぇ、なのはの傍に居させて」

129:532
07/12/20 23:48:37 EK0Ay+Fw
蒼と紅の瞳が交差する。
まるで王子様みたいな彼女にありがとうと言葉にするのは何だか悔しくて。
ただ手を強く握りしめた。
フェイトも何も言わず、その手を握り返す。
恥ずかしいというよりも、どこかこそばゆい。
言葉に出して伝えられたらいいのに、こういう時に限って口がうまく動いてくれない。
会話が無いまま、時間だけが過ぎていく。

「あのね、フェイト…ちゃん……」
「ん? なに、なのは?」

顔を近づけたフェイトになのはが小さな声で囁いた。
とても小さくて伝わったか不安だったけど、それ以上は意識が保てず眠りの底へ落ちていった。
目蓋を閉じるほんの一瞬、とても幸せそうに笑みを受かべるフェイトを見たような気がした。

130:532
07/12/20 23:49:02 EK0Ay+Fw
眠るなのはの横顔を、フェイトはじっと見つめていた。
白い肌がいつもよりほんのり赤みが増している。
熱のせいだろうか?
額にはうっすら汗がにじみ、呼吸も乱れている。
シーツをずらし、口元を楽にしてやるといくらか楽になったようだ。
タオルで額の汗をそっと拭い、力の篭っていない繊細な手をもう一度握り直した。

「お願い、もう少しだけこのままでいて。離さないで・・・・・・」

懇願するように、酷く寂しげに彼女が零した言葉が脳裏に浮かんだ。

「…放すものか。放してって言ったって放してあげないのに」

クス。
自嘲気味に笑みを浮かべ、誰に言うでもなく、自分に言い聞かせるかのように囁いた。
再び、彼女と共に歩むことができるのだ。
あの時のようなことはもう考えたくもない。
フェイトはなのはにそっと顔を近づけた。
唇が少し切れて薄ら血が滲んでいる。

131:532
07/12/20 23:49:44 EK0Ay+Fw
「そんなに自分を追い詰めないで」

けして届かない言葉に思いを込める。
なのははいつも自分で全て背負ってしまう。
小さな背中に全部。
もっと頼って欲しい。
フェイトはそっと唇を押し当て、血が滲んでいる傷口を舌でそっとなぞる。
口の中に広がるなのはの血の味。
それは、甘いはずがないのにとても甘く感じた。
フェイトは口元を吊り上げると、もう一度唇を押し当てた。

「ねぇ、なのは……」

君が望むのであれば、私はこの世界の全てを敵に回せるよ。
どんな敵からも君を守ってみせる。
君だけの、楯に剣になる。
その為の力も手に入れた。
だから、ねぇなのは

「どうか、私だけのものになって…」

君が望むもの全て私が叶えてみせる。
だから私を見て。
私だけを。
そして、欲して。
それは狂気にも似た感情。
本当の私はこんなにも醜く、浅ましい。
それでも愛しい君を放すことなんてできない。
喩え君が望んだとしても。
だからね、私は・・・・・・・・・・・・・・・
君の隣で優しい親友のふりをしながら
残酷な笑みを浮かべて、君の全てを支配できる日が来るのをただ待っているから。

132:532
07/12/20 23:50:57 EK0Ay+Fw
以上です。
フェイトvsヴィヴィオが全然進まないため
気晴らしに書いたらこっちが先に形になりましたorz
お目汚し失礼しました。

133:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 00:13:43 ZSfDcnuG
GJ。
微妙に病んでるというがフェイトそんは
このぐらいがデフォだと思ってるので無問題。

134:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 00:52:44 g+sX1YY5
GJです!!

確かにフェイトさんは、少し病んでるぐらいがデフォな気がする。


135:アクエリアス
07/12/21 01:26:15 svcl+Qa/
>>99-102の続きみたいなものが出来たので更に投下。
やっぱりフェイはや。やっぱり切ない。


「…そろそろ帰ろうか?」

すでに辺りは真っ暗。夕食もファーストフードで済ませてしまった。
ちゃんと連絡はしているので家族が心配することはない。
でも、そろそろ門限だろう。

「せやな…」

「送っていくよ」

「でも…フェイトちゃんが…」

「私は大丈夫だよ…ほら、強いし!」

そう言って、笑いながら力こぶを見せるように腕を曲げてそこを逆の手で叩く。

「その割りには全然膨らんでへんよ~」

私もつられて笑った。
残念ながら、厚着した服の上からでは少しも膨らんではいない。例え脱いでも引き締まって筋肉質なのは変わりな

いが、力こぶが出来るような筋肉の付き方の身体ではないはずだ。

一瞬、服を着ていない彼女の姿が浮かんで、赤面する。

「どうしたの?」

そんなことには目聡く気づいて、のぞき込むようにこちらを見た。

136:アクエリアス
07/12/21 01:27:33 svcl+Qa/
「な、なんでもあらへん!」

そう言って、先に歩き出す。一度考えた想像はいつまでも消えてはくれない。彼女が…そのまま私を抱きしめてくれたら。きっと心地よいだろう。でも、そんなこと…。

「はやて、ちょっと待ってよ!」

フェイトちゃんが小走りでこちらに来るのが分かる。不意に腕を引かれた。

「ちょっ…!?」

急停止させられそのまま向かい合わされる。

「顔赤いよ…?」

そう言って、彼女は私の頬を両手で包んだ。余計に体温が上がるのが自分でもよく分かった。

「寒い…?」

「…せやなあ」

本当は全然寒くなんかなかった。でも、ずっとこの手の温もりを感じていたかった。

「いたっ」

でも、すぐに手は離されてしまった。彼女が顔に手を当て俯く。

「どないしたん!?」

「ん…ちょっと目に髪の毛が…」

137:アクエリアス
07/12/21 01:28:37 svcl+Qa/
大丈夫と笑ってはいたが、涙がうっすらと見えて少し目が赤くなっていた。

「そろそろ前髪切らなきゃだめだね…」

指先で前髪を弄くるフェイトちゃんを見て、私は無意識に自分のピンを外していた。

「フェイトちゃん…ちょっと屈んで?」

彼女は素直に屈んでくれた。私はそのピンを両耳のところでとめて前髪がかからないようにする。

「はい、これで大丈夫や」

「これ…いいの?」

「ええってええって。まだ沢山あるし…そのままもらっといて?」

「うん…分かった。ありがとう」

彼女ははにかむように笑い、徐に自分のしていたマフラーを外し始めた。私がそのまま様子を見ていると、既にしてあったマフラーの上からそのマフラーを捲いていった。


138:アクエリアス
07/12/21 01:29:39 svcl+Qa/
「フェ、フェイトちゃん!?」

「寒いんでしょ?」

「そ、そうやけど…フェイトちゃんが…」

「私は大丈夫だから」

返すべきなのに、変なところで我が侭が出てしまって、返したくなかった。

「それじゃ…行こっか?」

「ありがとう……」

「うん…」


伝わって欲しい。

けど、伝わって欲しくない。

結局臆病なんだ、私は。

でも、今だけは…。

彼女に渡った私のピンが街路灯の光を反射した。


Fin.


139:アクエリアス
07/12/21 01:34:33 svcl+Qa/
本当はピンの話が書きたかっただけなんです(ぉぃ
でも、何かフェイトが勝手にはやて連れ出しちゃって…(笑)

何か頬を両手で包む描写が好きらしいです。
はやてが一歩間違えるとツンデレみたいになってしまいそうで難しい。
今度は何にしようか模索中。フェイトが出てくるのは必須ですが…。

この話、『帰り道』なんて題どうでしょう?(聞くな

あと、532様、フェイなの分補給できました!!GJです!!

ではノシ

140:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 01:42:00 D+uguwgn
>>139
くっそ、はやてが可愛い!!
いいなぁ・・・もどかしい距離感が溜まりません。
若干天然タラシ入ってるフェイトそんもまた良し。GJでした!w


さて、>>94に送るパンツSSを書こうかと思ったんだが、変な電場を受信した。
痛々しい?とまでは行かないかもしれないけれど、
内容的にちょっとアレな、なのヴィを書いたんだけど、
作品投下されたばっかりだから今はまだ自重しておきますね。

一応予告なのですが、死にネタなので苦手な方は今のうちにNGワード設定等して下さいませ。


141:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 03:49:31 t4LCw0ed
>>139
GJです。
>彼女に渡った私のピンが街路灯の光を反射した。
こういうシーンいいですね。情緒を感じます。

出来れば次はなのは→フェイトお願いします。

142:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 13:44:11 HQJ0Aar9
突然だけど、
千歌音→フェイト
姫子→なのは
って想像したら楽しくて仕方ないんだ

143:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 13:54:45 mTceK1NF
なにかの奇跡が起こって
シグナム←フェイト
になったらどうなるだろうと想像してみた

144:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 13:55:45 Tf0m21w7
フェイトとシグナムがいちゃいちゃしてる様子を影から見てるなのはか

145:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 14:22:49 k8n/WiEl
戦技教導隊ー昼メロ先生ー!!

なのは「この泥棒ネコ・・・・」

146:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 14:31:45 q/3uk/Rn
フェイトさんがド天然でなのはさんがフェイトさんにメロメロだったらどうなるんだろ
あまり想像しにくいが

147:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 14:58:20 dgLuP8DS
なのハーレム

148:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 15:09:02 rIjqRcZs
>>146
なのはの代わりにフェイトがフラグたてまくりで、嫉妬のあまりなのはが白い悪魔から白い冥王になる感じ?


149:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 15:21:43 OhyX2Zkf
ちょwwwなんの気なしに覗いてみたら何ここwwwなのは観てみようかな・・。

150:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 15:25:25 ll9dLNuO
それは例えばどう変わるんだ?w
関係ないけどなのはがフェイトに対して微ツンデレだったら物凄く自分のツボにくることが分かった

151:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 15:31:35 kHxVeLY1
>>146
むしろそっちのほうが好きだ
嫉妬するなのはさんとか可愛いし

152:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 15:40:59 HQJ0Aar9
なのは「べつにフェイトちゃんなんて好きじゃないんだから!」
アリサ「べつになのはがツンデレで可愛いなんて思ってないわよ」

ツンデレ×ツンデレとかどうなるんだろ

153:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 15:41:49 nN8AlvWC
>>152
とりあえずアリサ×なのはが最高ということは分かる。

154:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 15:44:01 k8n/WiEl
>>153
お前の頭が腐仕様だということはわかった。

155:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 15:47:35 nN8AlvWC
>>154
なんだ、腐仕様って

156:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 15:59:38 z6u/0KTv
>>146
本編や漫画ではいつもなのはさんの方からフェイトさんの胸に飛び込んで泣いてるから
そっちでも違和感ないんだぜ

157:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 16:01:55 oFai3+pe
第三期最終話のせいか、三期フェイトそんはヘタレというイメージが強い。
しかし一期や二期、小説版だけだと間違いなく王子様だから、なのはさん並みにフラグたてまくっても
おかしくはなかったと思うぜ。

158:空気ブレイカー
07/12/21 16:28:33 D+uguwgn
>>140です。
空気を読まずに、ここで予告どおり上記に書いたなのヴィを1本投下させて頂きます。
投下は初なので一気にどのくらいの量を投稿出来るのかはわかりませんが、
10~11レスくらいで終わるのかな?

えー。設定がStS軸から数百年後です。つまり、死んでいる方が多いのです。
なので一応死にネタ注意と、内容も暗め注意です。
そういうのが苦手な方は読み飛ばしてくださいませ。

……あと、先に謝っておきます。
ザフィー、並びにザフィーファンの方々、申し訳ありません。

159:空気ブレイカー
07/12/21 16:30:06 D+uguwgn
「黄色い季節が終わる時」

まるであいつの笑顔みたいな、黄色い花―無数の菜の花が咲き誇る片隅にあいつの墓がある。
あたしはここにくると何時も複雑な気持ちになっちまう。
あいつの笑顔に包まれているようでいて、あいつの笑顔とは全く違う無機質な色。
それに、あいつの墓があるから、あいつが居ないって事に気付いちまう。
それでも、あいつがここに眠ってるってだけで心が落ち着く気がするんだ。でも、同時に針で刺されるような痛みもある。
矛盾し過ぎてて笑っちゃうだろ? 心は一筋縄じゃいかねーんだ。
あたしは自分にそう言い聞かせて、心に溜まっているモヤモヤしたものを一気に吐き出してからあいつの墓の前に立った。

「―よう、なのは」

元気にしてたか? を言って苦笑した。死んでる人間に元気も何も無いか。

「久しぶり……でもないか。つい3日前に来たばっかだ。こんな頻繁に来て、仕事休んでるんじゃねーかって思ってるだろ?」

仕事をサボりがちなのはむしろなのはの方だった。苦手なデスクワークをいつもあたしに押し付けてきて、
あたしはそのたびになのはに説教してやったんだ。そしたらなのはは、「ヴィータちゃんがココに来てくれるなら仕事する」
って笑顔で言いながら自分の膝を指差していて。……別に好きで座ったわけじゃないんだぞ。
いつまでたっても仕事が片付かないのはダメだし。それで頑張るってんだから仕方なくだ。
その時の嬉しそうななのはの顔を思い出して、無意識に右手を握り締めた。

「なのはと違って、あたしはちゃんと自分の仕事片付けてココに居るんだからな。そこ、勘違いすんなよ」

ふん、と鼻を鳴らしてみるが反応するやつは誰も居ない。
そりゃそうだ。ここは墓場だし、なのはのヤツはとうの昔に死んじまった。
不屈のエースオブエースとして、無茶しがちだったなのはは、誰よりも早くリインフォースと同じ空に逝っちまった。
テスタロッサも、はやても、ヴィヴィオ、リイン、シグナム、シャマル、新人4人に管理局の奴ら、なのはの友達だったアリサなんとかってやつと、
なんとかすずかってやつも、悲しんださ。沢山泣いてたし、フェイトのやつなんて暫くもぬけのカラで使い物にならなかったんだ。
あたしか? あたしは泣かなかった。そりゃ悲しかったけどさ、あいつと、なのはと約束したんだ。なのはの死ぬちょっと前に。


160:空気ブレイカー
07/12/21 16:31:40 D+uguwgn
『……ヴィータちゃん』
『なんだよ、なにょは』
『もう! なにょはじゃないよ。な・の・は! なのはだよ』
『う、うっせーな! 仕方ないだろ、呼びにくいんだから! ……なのは』
『えへへ。うん、なのはだよ』
『こ、こら! 頭撫でんじゃねー! で、なんだよ』
『……私、今までたくさん、たくさん無理して皆に心配かけちゃったよね』
『ああ、ヴィヴィオだって怒ってたぞ。もう子供じゃないんだからもっと私に頼ってよってな』
『にゃはは……。でね、まだ墜ちるわけにはいかないけど、それでもいつか空を飛べなくなる日が必ず来ると思うの』
『……』
『でも、きっとヴィータちゃんは私よりもずっと長い間空を飛べると思う。だから、だからね』


―もし、私が空を飛べなくなったら。守ってもらいたいな。この空を。


あの時は不謹慎だと、お前が墜ちるわけないとなのはを叱りつけた。……最終的に約束しちまったけど。
あの言葉からそれほど時間も経たずに、なのはは逝っちまった。
そりゃそうだ。なのははもう、あの時には既に病院のベッドの上から動く事すらままならなかったんだから。
なのははまだ飛べると信じていた。あたし達だって信じてた。―なのに。
親よりも先に逝かなかった事が唯一の救いだよ。なんてなのはの兄貴は言ってたけどな。

161:空気ブレイカー
07/12/21 16:32:57 D+uguwgn
「なのは、なのは、なのは、……なにょは」

呼びすぎて、もう噛まなくなった名前を何度も口に出してみる。
わざと噛んでみたが、やはり記憶の中のそれとは微妙に違う。

「約束は守った」

あたしだけじゃない。なのはを慕ってた全員が、あいつの好きだった空を守った。
はやては、自分の願い通りに管理局を変えた。それは今も変わらず残っている。
テスタロッサは、相変わらず事件に巻き込まれてる子供を保護して、今じゃその子供達がそんな事件を起こらないように日々働いている。
ヴィヴィオは、まるで母親の生き写しのように立派に成長して空を守りきった。
新人4人なんて、もう新人なんて呼べないくらい。なのはに匹敵するくらい強くなりやがった。
けど、もう全員逝っちまった。生きてるのはあたしと、シグナム、シャマル、ザフィーラ、リインくらいなもんだ。
シグナムは最近身体の調子が悪いみたいで、シャマルが面倒を見てる。あたしも最近身体の節々に違和感を感じるようになってきた。
ザフィーラはどっかの世界で気が合ったって言う犬とくっ付きやがった。息子が4人に娘が3人。子沢山だった……全部犬だけど。
リインは今、管理局のトップに立ってる。立派にはやての跡を継いでるよ。
なのはの墓石の横に同じようにして並ぶそれらを見て、顔を伏せる。
あの時のメンバーは全員この場所に眠ってる。

「約束は守った。だから、―だから、もう我慢しなくてもいいか?」


162:空気ブレイカー
07/12/21 16:34:44 D+uguwgn
ずっと、何百年も。我慢してきた。
JS事件の時から起こっていた再生機能の低下も、はやてが逝ってからは更に加速して、今じゃすっかり身体中傷だらけだ。
それに、歳も取った。きっと今のあたしはなのはの身長を超えてる。
皆が逝ってしまった後に背が伸びたから、見せれなかったのが残念だけど。

「へへっ、昔はお前に撫でられてばっかだったけど、今はあたしがお前の頭撫でれるんだぞ」

覚えてろよ、今までの分たっぷり撫でてやるから。嫌がったらお前があたしにしたように抱きしめてやる。

「料理だってうまくなった。はやて仕込みの腕だ、ギガうまだぞ」

食べさせてやるから楽しみにしてろよ。きっとビックリするぞ、あまりのうまさにホッペ落とさないよう気をつけろよ。

「それに、強くなった。怠けてるなのはと違ってあたしはずっと前線に居たからな」

今度模擬戦でもやってみるか? 負けて悔しそうにするなのはの顔が浮かぶ。

「それに、それに……」

ポタリ、ポタリと、雫がなのはの墓石を濡らす。
ああ、濡れちまった。汚れないように何時も綺麗にしてたのに。
座り込んで、墓石の表面を拭っても、次から次へと降ってくる雫のせいで全然綺麗にならない、それどころか雫は勢いを増して、
今じゃ墓石に刻まれてるなのはの名前すらにじんで見える。
それが嫌で、なのはの名前をゴシゴシと擦る。滲む……擦る……また滲む……擦る。

163:空気ブレイカー
07/12/21 16:35:55 D+uguwgn
「……っ……なの、はッ……」

すすり泣く様な嗚咽が聞こえる。その声が自分から出ていると気付いたのは、発した言葉が音になっていなかったから。
なんとか息を整えようとするが、一度堰を切られた雫はまるで決壊した川のように溢れて、とまらない。
こんなトコ、誰かに見られたら笑われるに決まってる。
でも、見るヤツなんて誰もいねーんだ。誰も。

「っく……ひっく……なのは、……にゃのは…」

なんで逝っちまったんだよ。なんで、なんで、なんであたしはまだ生きてるんだよ。
本当は、お前の居ない空なんて守る気なかったんだ。でもさ、それだとなのはは困るだろ?
きっと、悲しむだろ? だから今まで頑張ってきたんだ。
誰を失っても、我慢して、今までこの空を守り抜いてきたんだ。
誰でもない、なのはが好きな空だから。
だから、だからなのは。

「頭、撫でてくれよッ……もう、嫌がったりしないから、仕事だって手伝う、お前が望む事ならなんだってしてやる
 だから、側に居てくれよッ……独りにしないでくれ……ッ!!」

ずっと、言えなかった気持ちを吐き出す。もう耐えられないんだ、なのはの居ない世界で生きていくのは。
私の声が空に響き渡る、けれど。答えるのは風に揺られる黄色い花だけ。
もう、限界だった。いや、限界はとうの昔に過ぎてたんだ。
なのはが逝って、ライバルだったテスタロッサが逝って、大好きなはやてが、
あたしより小さかったのに何時の間にかあたしより大きくなったヴィヴィオ、大切な仲間達が逝った時にもう。

164:空気ブレイカー
07/12/21 16:37:06 D+uguwgn
それでも、今まで耐えてきた。なのはとの約束を守るために。
けれど、壊れてしまった。決壊した気持ちは抑える事が出来ない。溢れる悲しみをとめる事が出来ない。

「なのはっ……会いに来いよ。お前、エースオブエースなんだろ、どんな困難な状況だって打ち破るんだろ!
 だったら……だったら、今すぐあたしに会いに来いよ……ッ!」

シンとした中に、あたしの声だけが響き渡り、再び静寂を取り戻す。
……会いに来るわけねーよな。だって、あいつはもう。
唇を噛み締め、やり切れない想いを右手で握りつぶした。プツリと何かが切れるような音がしたけど気にはならない。
会いに来い。会いに来い。会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、会いたい、逢いたい。
思考がなのはの笑顔で埋め尽くされた瞬間、ふと、頭のモヤが晴れた。

「……んだ、簡単な事じゃねーか」

ふっと噛み締めたままだった口元が緩む。切れた唇から血が垂れたからそれをペロリと舐めとった。
なのはが会いに来ないなら、あたしがなのはのところに行けばいいだけだ。


―乾いた笑みを浮かべながら、何百年も運命を共にしてきた相棒を、血の滲む右手で、握り締めた。


165:空気ブレイカー
07/12/21 16:38:09 D+uguwgn
気が付くと、一面黄色だった世界が、あいつの好きな。なのはの瞳と同じ色に変わっていた。

「……あ、れ」

今までなのはの墓の前に居たんじゃなかったっけか。
記憶を反芻してみるも、どうも曖昧な場所があって分からない。
……ボケてるのか? あたしも歳取ったのかな。

「ヴィーターちゃーん!!」
「は? ―うわっ!!」

懐かしい、底抜けに明るい声が聞こえてきたと思ったら身体に衝撃、ついで甘い香りが鼻腔をくすぐった。

「もー! いつまでも寝転がってると襲われちゃうよ? こんな風に」
「だー! 離れろなにょは!」

―なにょは。
久しい事言っていなかったような、懐かしい響き。
ついさっきまで感じていた違和感はなく……いや、むしろなんでなのはが居るんだ?
どうやら寝ていたらしい私の上にダイブし、今ではその頬をぷっくりと膨らませているなのはをまじまじと見る。
……夢、か?

「ヴィータちゃん! なにょはじゃないよ。なーのーは!」
「……あ、ああ。ごめん、なのは。じゃなくて、なんでお前が居るんだよ!?」
「もー、何言ってるのヴィータちゃん。まだ寝ぼけてるの?」

仕方ないなぁ。といいながらなのはが私の腕を掴み、そのまま起き上がらせる。
世界の色が蒼から白へと移り変わる。

166:空気ブレイカー
07/12/21 16:40:29 D+uguwgn
「えへへ、ヴィータちゃん寝起きだからあったかーい」

またなのはが抱きついてくるけど思考が追いついていかない。
なのはは死んでるんだよな? でも温かいし。どうなってるんだ?
夢でもいいやと、自然となのはを抱きしめていたらしい腕が、何者かによって引き剥がされる。

「ヴィータ? そろそろ私のなのはからはなれてくれるかな?」
「何いってんだテスタロッサ、なのはが勝手に抱きついて―てすたろっさ?」

目の前で懐かしい、笑顔の裏に黒いオーラを垂れ流しているテスタロッサをポカンとした表情で見上げる。

「ヴィータ? 本当にどうしたの?」
「まぁまぁ。きっと意中のなのはちゃんに抱きつかれて魂飛んでるんやろ。幸せ絶頂ってやつやね」

訝しげに眉を顰めるテスタロッサの影から、懐かしい、かつて自分の主であり、大事な家族のはやてがヒョコと顔を出す。

「けど、たまにはわたしに構ってくれないと寂しいよー」
「は、はやて、くすぐったいって!」
「む、はやてちゃんズルイ!」
「ヴィータ! 私のなのはからはなれてよ!」

はやて、なのは、よりによってテスタロッサまでもが私に抱きつき……いや、若干1名はなのはに抱きついている。



167:空気ブレイカー
07/12/21 16:41:33 D+uguwgn
「だー! 息が出来ないだろうがっ!」

渾身の力を振り絞って3人を引き剥がし、立ち上がった。
全く、3人がかりで抱きしめられたんじゃ埋もれて息ができ、な……。

「……なんで小さいままなんだ? あたし」

今度はまじまじと自分の身体を見つめる。
なのはよりも伸びていた身長は、なんとも懐かしいサイズへと戻ってしまっている。

「ヴィータさん熱でもあるんじゃないですか?」

上から声が降って来たと思ったら、ふいにおでこに冷たさを感じた。
驚いて見上げると、なのは、フェイトに劣らず成長した、金色の髪を母親と同じくサイドテールにしている少女
いや、もう女性といった方がいいのかもしれない。ヴィヴィオが「熱は無いみたいですね」とあたしの頭を撫で回してきた。
全く、こんなところも母親に似やがって。
あたしよりも高い位置にある顔に視線をやってから手を下ろさせる。
ヴィヴィオがコレやるとなんでかなのはのヤツが怒るからさ。ほら、今も。
予想に違わず後ろから抱き着いてきたなのはに溜息を吐きながら、暫くそれを甘受する事にした。
何回言ったって聞きやしないんだ、なのはは。

「ヴィヴィー、ダメだよ。ヴィータちゃんの頭撫でていいのは私だけなんだから」
「あはは、ごめんなさい。なのはさん」
「むう……またなのはさんって言ったー。なのはママって呼んでほしいな?」
「……いや、えっと。その……さすがにこの歳になってママは恥ずかしいかな、って」
「ヴィヴィ?」
「……はい。なのはママ」

168:空気ブレイカー
07/12/21 16:42:48 D+uguwgn
恥ずかしそうに顔を伏せるヴィヴィオと、その頭を撫でてやるなのは。そして、そんな二人に暖かい視線を送りながらも、
念話であたしに『ヴィータ……ちょっと後で模擬戦やろうか? ほら、最近殺って……戦ってないからさ』って送りつけてくるフェイト。
そんな皆を一歩引いた場所で見ながらも、ヴィヴィオの後ろで手をわっきわきと動かしながら近づいているはやて。
良く見れば遠くではティアナとスバルが相変わらず夫婦漫才みたいな事をしているし、エリオとキャロはフリードに乗りながら散歩してる。
そして、何よりも背中に感じるなのはの鼓動。なのはの体温。
起きた時から感じる妙な違和感を、トクトクと鳴る心臓の鼓動が打ち消してくれる。

「なのは、はやて、テスタロッサ、ヴィヴィオ」

「「「「ん?」」」」

名前を呼べば何? と微笑みながら(若干1名は敵意を表しながら)答えてくれる。
その事実に、あたしはなんでか溢れてくる涙を気付かれないように拭って、

「なんでもねー!」

とびっきりの笑顔をお見舞いしてやった。

169:空気ブレイカー
07/12/21 16:43:46 D+uguwgn

―空の良く似合う、太陽のような彼女を思い出させる、黄色い花畑の中にある墓標の横に、新たな墓標が出来ていた。
ふいに現れた白銀の髪を持つ女性は、いくつもある古びた墓標に視線を落とすと、
まだ新しい汚れの付いていない墓標に刻まれた文字に指を這わせた。

「……ちゃんも、先に逝っちゃったのですね」

寂しくなるです、雫と共にポツリと落とされた言葉を最後に、その女性は立ち去っていった。
彼女が見ていたのは、彼女と同じ時間を共にした大切な家族と、友の生きた証。
そして、キラキラと輝く雫のこぼれた先に刻まれていた名前は―。



170:空気ブレイカー
07/12/21 16:45:26 D+uguwgn

以上で終了です。
あれ?なのヴィになってない?とか、ザフィー・・・とか
個人的にも色々ツッコミたいところは沢山あるのですが、一言だけ。

あの、皆殺しちゃってすみませんorz

171:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 16:48:52 ZVSPg/cj
GJ!
ところでギンガさんはど(ry

172:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 16:48:57 MeKDH0tD
>>170
GJ!
モニターの前で泣いちまったよ…。

ヴィータ可愛いよヴィータ!

173:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 16:49:52 G2Tk8QHb
全俺が泣いた(´;ω;`)
なんだこの切なさは・・・
GJ
あ、ここは1レス32行までらしいよ

174:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 17:02:22 nN8AlvWC
>>170
なのヴィに胸が躍る。
また家に着いてからゆっくりと読ませていただきます!

175:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 17:05:58 HQJ0Aar9
GJすぎる

176:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 18:06:18 wE4Z7YPx
>>170
GJ。残される者はいつだって辛いものだよ。
だがしかしザフィーラ自重しろw

あと細かい所つっこむとヴィータは「アリサさん」に「すずかさん」ね。

177:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 18:27:12 Y8lbh2B3
泣いた

178:空気ブレイカー
07/12/21 19:04:04 D+uguwgn
>>171-177
おまいらの温かい言葉にむしろこっちが泣きそうです。
パンツネタを考えていたら急に、「そういえばなのヴィだとヴィータのが長生きなんだよなぁ」
みたいな妄想が降ってきてしまいまして、色々しなければいけない事があるのに気付いたら暴走してました。

1レス32行までなのですね、教えて頂きありがとうございますc⌒っ゚Д゚)〆メモメモ
ザフィーについては、うん。ついクセでギャグ分を入れてしまったといいますか、
なんといいますか。すみませんw
ヴィータがアリサとすずかの事をなんと呼んでいるかもあやふやだったので、
「アリサさん」「すずかさん」と分かってスッキリしました。ありがとうございます。

あまりに人数多すぎるのもあれかなと思ったので、描写を省いているキャラは多数居ます。
例えばアリサやすずか等。
ギンガは……きっとスバルの後ろでドリルギュインギュインしてるに違いありません
なんていうか、すみませんorz

179:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 19:08:21 k8n/WiEl
そう考えると永遠の命とかを求めてヴォルケンず狙ってくるやつとかいそうだよなぁ。

180:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 19:40:00 8ORYZ+Vs
空気ブレイカー様…神職人にも程があるぜ

181:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 19:54:01 1kbeoE7U
なんだろ・・・目からゲボが

>>142
昔なのは→千歌音ちゃんの改変があったな

フェイトが姫子ってのは合ってると思う
うじうじ体質とか

182:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 20:14:04 XTrnDlIu
URLリンク(www48.tok2.com)

183:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 20:33:56 UaJyxKn3
>>181
「こんな友達ごっこはもうたくさん」
とか言って無理やりフェイトにキスするなのはさんと申すか

書け!!書くんda!!

184:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 20:37:36 q/3uk/Rn
ザンバーでハァハァ斬りのフェイトさんw

185:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 20:44:34 xKuP9ZbR
明らか狂気に駆られるのはフェイトだと思うが


186:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 20:47:29 cXarxhd4
なのはが一方的に犯されるのはちょっと違和感あるな
むしろ逆に

187:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 20:55:27 E1jz+JXO
むしろなのはを失った時のフェイトが恐い。

188:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 20:58:02 Tf0m21w7
なのはは冷静に襲ってフェイトはついかっとなってやった的な襲い方しそう

189:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 21:18:30 D+uguwgn
同意。なのはさんは冷静に事を進めそうだけど、
フェイトそんは事後、我に返って激しく後悔しそうなイメージ

190:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 21:29:24 VT4zz5L9
すごいわかる
なのはさんは魔力任せのデタラメに見えて、作戦練ってる
フェイトさんは普段冷静だけど戦闘だとたまに暴走する


つまりなのはさんがフェイトさんを暴走させるように誘導するということでよろしいか?

191:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 21:54:35 jhSw1C/g
つまり、なのはさんの誘導によって暴走したフェイトそんがなのはさんを襲っちまって後悔するけど、
「フェイトちゃんなら……いいよ……」(計画通りなの!!)って感じで受け入れてあげるなのはさんと、
ますますなのはさんに依存を深めるフェイトそんということでよろしいか?

192:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 22:08:08 1kbeoE7U
まとめるとなのフェイは神ってことだな

193:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 22:47:57 nN8AlvWC
なのヴィと言わざるをえない

194:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 22:52:51 wE4Z7YPx
なんか猛烈にまた無印見たくなってきた。なのフェイやばすぎる。
やおいにはまる腐女子共の気持ちがすこしだけ分かった気がするぜ

195:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 23:17:29 zUrjOPGd
URLリンク(www.dotup.org)

196:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 23:22:18 svcl+Qa/
>>195
でかくないですか?www

197:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 23:25:17 SH7NdbR8
カートリッジ散らばりすぎだろw物騒すぎるw

198:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 23:35:49 svcl+Qa/
よく見たらこれも微妙に恋人つなぎなんですね。
夜天の書の手帳のやつも両手で恋人繋ぎですよねwww
フェイなのにしか見えないwww
友達がそれ見て「バルス!!」って言ってましたけどorz

199:532
07/12/21 23:37:05 xKuP9ZbR
殺伐としたものを書いていたら、普通のものが書きたくなったので勢いで投下します。
なのフェイです。ぬるいですが多めにみてやって下さい。

200:532
07/12/21 23:37:52 xKuP9ZbR
「ゃん!フェイトちゃん!」

まだ、後もう少し。
もう少しだから!
後、五分。
五分だけだから。
しかし、フェイトがどんなに強く願ってもそれは叶わなかった。
バサァ~と勢い良くブランケットをはぎ取られ、フェイトはしぶしぶベッドの上に半身を起こす。
仕方なくぼんやり視界を開くと、フェイトを除き込むなのはと目が合った。
・・・・・・・・・・なのは?

「?・・・・・・・・なのは?」
「おはよう!フェイトちゃん」

・・・・・・・・・なんで、なのはがここに?
しかし、寝起きの悪いフェイトにはそんな事を考えることすら間々ならない。

「もう~寝ぼけてるの?しょうがないな~」

苦笑を零し、なのはは勢いよくカーテンを引いた。
瞼の裏にまぶしい光が差し込み、ぼやけていた意識がかすかに覚醒した。

201:532
07/12/21 23:38:15 xKuP9ZbR
「おはよう、フェイトちゃん!」
「・・・・・・・・・・・・おはよう、なのは。相変わらず、朝から元気だね・・・・・・・」

なのははにっこり笑って、バタバタと足音を立てて部屋を出ていく。
しばらくして早足で戻ってくると、手に持っていたマグカップをフェイトに手渡してベッドサイドに腰掛けた。
コーヒーの芳ばしい香りが室内を満たす。

「私の特製ブレンドだよ!お寝坊さんのフェイトちゃんに」
「・・・・・・・・・・・・ありがとう」
「淹れたてだよ。眠気が覚めるように少し苦めにしてあるから」
「・・・・・・・・・・・・うん」
「今日は朝から補習があるんでしょ?」
「・・・・・・・・・・・・うん」
「じゃあ早く用意しないと。卒業できなくなっちゃうよ?」
「・・・・・・・・・・・・うん」
「フェイトちゃん学校休みすぎだよ?分かってる?」
「・・・・・・・・・・・・それは、なのはだって・・・・・・・」

はぁ~となのはは軽くため息をついた。

「私はきちんと補習受けてるし。もう、先生が困ってたよ」
「うぅ~・・・・・私だって、きちんと後で受ける予定で・・・・・・・・・・・・」
「一緒に、卒業するって約束したでしょ?」

フェイトはコーヒーの入ったカップを両手で抱えたまま、こくりと頷いた。
だめだこれは、となのはが天を仰ぐ。

202:532
07/12/21 23:38:36 xKuP9ZbR
「じゃあ私、午前中は管理局仕事があるから先に出るね」

ジャケットを羽織ながら、なのはがベッドサイドからそっと腰を上げた。

「・・・・・・なのは」
「ん?何?」

扉へ向かうなのはの背に、テーブルにコーヒーを置いたフェイトが相変わらず眠たげな声をかける。
ベッドの上で手招きするフェイトに、振り返ったなのはが首を傾げた。

「・・・もっとこっち」
「え?」

不思議そうな顔でベッドサイドに近づくなのはの首元を、手を伸ばしたフェイトが両手で軽く引き寄せる。
端正な顔が近づき、気怠げな吐息が頬にかかるのを感じて、なのはがごくりと息を飲んだ。
白く細い指が曲がった制服のタイを綺麗に整える。
濡れたように輝く瞳が細められ、低く優しい囁きがフェイトの唇から漏れた。

203:532
07/12/21 23:40:47 xKuP9ZbR
「・・・・・・しっかりね、なのは」
「う、うんっ!ありがとう。フェイトちゃん!」

なのははぎゅう、とフェイトに抱きつくと、背筋を正して勢いよく立ち上がった。
そのまま全開の笑顔で、元気よく部屋の戸口へと走る。

「じゃあ、行って来ます!フェイトちゃんも遅れないようにね!」

パタンと扉が閉まり、静寂が再び部屋を支配した。
閉まった扉をしばらくぼんやりと見つめた後、フェイトはサイドテーブルに置いたカップを再び手に取る。
香り立つ真っ黒な液体を見つめ、フェイトはゆっくりを口に流し込んだ。
コーヒーの苦みと爽やかな酸味が体の隅々に染み渡り、除々に思考が動き出す。
一瞬じっと考え込んだ後、フェイトははっと目を見開いてマヌケな声で叫んだ。

「・・・・・・・・・・・・な、な、な、なんでなのはがうちにいるの/////!?あれ?えっ?」

動揺のあまりカップをひっくり返しそうになるフェイトを、いつのまにか戸口に佇んでいたエイミィが笑顔で見つめていた。

204:532
07/12/21 23:41:13 xKuP9ZbR
以上です。
この二人なら部屋に上がり込んでおはようくらい平気でやってそうですけど、
中学生ということで見逃してください(意味不明)友達以上恋人未満(汗)
失礼しました。

205:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 23:42:47 oFai3+pe
GJ!

>白く細い指が曲がった制服のタイを綺麗に整える。
そこは「タイが曲がっていてよ?」でしょう常考w

206:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 23:46:51 vVs/uCN+
>>204
GJ
なのはさんが朝からフェイトを起こしにくる…
それなんてエロゲ?

207:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 23:47:25 J0OgXjZp
>>195
最高!恋人繋ぎだろこれww

>>204
なのフェイGJです!
個人的には、なのはの事故以来恋人同士だと妄想してますぜ

208:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 23:48:02 0YzAqJv7
フェイトさんの人生にはなのはさんルートしかありません
少なくとも一週目はw


209:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 23:50:08 Z6SGukgF
祥子様ktkr

(・∀・)イイヨーイイヨー
こういう何気ない日常がすごく好きだ
>>195を見た後だから余計にニヤニヤしたw

210:名無しさん@秘密の花園
07/12/21 23:53:50 0YzAqJv7
GJ!
きっと朝どうしても起きないフェイトさんに業を煮やしたエイミィが最終兵器でなのはさんを読んだんだと勝手に予想
結果は当然効果抜群
補習出たはいいけど
「なのはが朝からわたしに・・・なのはがわたしに・・・フフフ・・・」
「頼む・・・頼むから先生の授業を聞いてくれ・・・」
なんて状態になってるに違いない

211:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 00:23:07 jnvKjnqa
>>195
なんて物騒な愛の巣なんだwww

>>204
なのフェイGJ!
普通に居るなのはさんとぱにくるフェイトそんの対比が萌え
タイが曲がっていてよ風のシーンで吹いたwww
マリみてでも祥子さま寝ぼけてたしw
まぁ、あっちだと直されるのははやてだけど

>>208
人生に二週目はないから二行目は無意味なんだぜ?

212:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 00:27:06 yQxS34N1
二週目ってつまりは転生、生まれ変わりとか?
切っても切れぬ縁でどんな時代に生まれても
出会う二人を夢想した

213:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 00:30:08 ypzuHGwz
百年の時をループしてもフェイトさんはなのはさん一筋だよ

214:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 00:33:39 hjNrmP3k
命の限り愛の限り、いつでもどんな時でも傍にいるんだよ

215:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 00:42:19 Q9QGrhD4
神無月の巫女かい?

216:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 00:49:21 yMXW3SA8
ヒント:Pray

217:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 00:55:24 5vL8fNP6
月巫女の百合ソンはなのフェイに合うんだぜ…

218:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 04:51:11 8EHS2zCq
なのはを捕まえたフェイトは絶対ここまでやると一瞬で思った俺は
少々なのフェイを控えるべきなのかもしれない
URLリンク(www.dotup.org)

219:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 05:00:47 wzP1387U
禁断症状が出ないように気をつけろよ

220:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 05:07:07 8EHS2zCq
>>219
気づいたらなのフェイのイチャイチャしてる場面を妄想してた
・・・重症過ぎで絶対治らないという事実を再確認するハメになった
どうせ治らないならいっそ突き抜けることにする

221:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 05:27:23 L+nnSAug
面白いAAみつけたのでなのはとヴィータで改変しつくってみた。
くだらないけど四レス程度貸して下さい。

                           __
                     ,. -―/-、`)
                   〈V〉†ヘ==べ゙ミ、
                   (咒){ {从从! }ヾ  なぁなのは、重くないのか?
                   ,.ィゝ(V ゚ -゚ノ|ノ
                  〈y)Σう'⌒~´ヘヘ      .,,;;;,,,,;;;;;;
                    // ,ハノノソヽソハ
     .,,;;;,,,,;;;;;;          ハ ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ    ヴィータちゃんは軽いから楽ちんだよ
                     lつ7|..7つ┓    .
   .,,;;;,,,,;;;;;;              ,/ソ、j、iヾ|冊冊        .,,;;;,,,,;;;;;;
              ,' ̄ ⌒ヽ/ ̄ノ ノγヽ⌒ヽ  .
               (--(ニ二_(_)(--〇--)    .,,;;;,,,,;;;;;;
    i!wwl        ゝ/__ヽノ    ̄ゝ/__ヽノ  
''''"~"”~"~"~”~”''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''"''"~"'''"''"
  ;;;;;;;...,;;;,,,;;;;;   ;;...,,;;;,,,,;;;;;;;  wwv;;  ;;;  (~)  ;;;;;;.,,,.,;;,,,.. 
   wvv;;;   ※    ;;;;;;;;;.....''''':::;;;; wwv (ヽ||/)    ;;;;.,.,..,;;

222:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 05:28:30 L+nnSAug
                           __
                     ,. -―/-、`)
                   〈V〉†ヘ==べ゙ミ、
                   (咒){ {从从! }ヾ  でもなんだ、たまにはこういうのもいいな
                   ,.ィゝ(V ゚ -゚ノ|ノ    
                  〈y)Σう'⌒~´ヘヘ      .,,;;;,,,,;;;;;;
                    // ,ハノノソヽソハ
     .,,;;;,,,,;;;;;;          ハ ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ   うん、ヴィータちゃんとなら私も楽しい
                     lつ7|..7つ┓
   .,,;;;,,,,;;;;;;              ,/ソ、j、iヾ|冊冊        .,,;;;,,,,;;;;;;
              ,' ̄ ⌒ヽ/ ̄ノ ノγヽ⌒ヽ  .
               (--(ニ二_(_)(--〇--)    .,,;;;,,,,;;;;;;
    i!wwl        ゝ/__ヽノ    ̄ゝ/__ヽノ  
''''"~"”~"~"~”~”''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''"''"~"'''"''"
  ;;;;;;;...,;;;,,,;;;;;   ;;...,,;;;,,,,;;;;;;;  wwv;;  ;;;  (~)  ;;;;;;.,,,.,;;,,,.. 
   wvv;;;   ※    ;;;;;;;;;.....''''':::;;;; wwv (ヽ||/)    ;;;;.,.,..,;;







         『あ、アイス屋さんだ』


223:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 05:29:45 L+nnSAug

                           __
                     ,. -―/-、`)
                   〈V〉†ヘ==べ゙ミ、
                   (咒){ {从从! }ヾ  ……アイス!
                   ,.ィゝ(V ゚ -゚ノ|ノ    
                  〈y)Σう'⌒~´ヘヘ      .,,;;;,,,,;;;;;;
                    // ,ハノノソヽソハ
     .,,;;;,,,,;;;;;;          ハ ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ    食べる?寄って行こうか
                     lつ7|..7つ┓
   .,,;;;,,,,;;;;;;              ,/ソ、j、iヾ|冊冊        .,,;;;,,,,;;;;;;
                ̄ ⌒ヽ/ ̄ノ ノγヽ⌒ヽ  .
               (--(ニ二_(_)(--〇--)    .,,;;;,,,,;;;;;;
    i!wwl        ゝ/__ヽノ    ̄ゝ/__ヽノ  
''''"~"”~"~"~”~”''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''"''"~"'''"''"
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   wvv;;;   ※    ;;;;;;;;;.....''''':::;;;; wwv (ヽ||/)    ;;;;.,.,..,;;


224:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 05:30:20 L+nnSAug
                           __
                     ,. -―/-、`)
                   〈V〉†ヘ==べ゙ミ、
                   (咒){ {从从! }ヾ  え、マジででいいのか?で、でもわりいよ
                   ,.ィゝ(V ゚ -゚ノ|ノ    
                  〈y)Σう'⌒~´ヘヘ      .,,;;;,,,,;;;;;;
                    // ,ハノノソヽソハ
     .,,;;;,,,,;;;;;;          ハ ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ    ふふ、いいよ。食べてるヴィータちゃん可愛いから
                     lつ7|..7つ┓   私にとってのご褒美にもなるんだよ
   .,,;;;,,,,;;;;;;              ,/ソ、j、iヾ|冊冊        .,,;;;,,,,;;;;;;
              ,' ̄ ⌒ヽ/ ̄ノ ノγヽ⌒ヽ  .
               (--(ニ二_(_)(--〇--)    .,,;;;,,,,;;;;;;
    i!wwl        ゝ/__ヽノ    ̄ゝ/__ヽノ  
''''"~"”~"~"~”~”''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''''"~""~"~"~"~"''"~"''"''"~"'''"''"
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   wvv;;;   ※    ;;;;;;;;;.....''''':::;;;; wwv (ヽ||/)    ;;;;.,.,..,;;

225:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 05:32:51 L+nnSAug
『おいしいな……、ってなに見てんだよ』

『えへへ、ヴィータちゃんが可愛くて!』

そんなほのぼの休みを過ごす、スターズ分隊隊長と副隊長。



お目汚しすみませんでしたm(_ _)m

226:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 06:06:25 9A0K87xd
GJ
和んだ。

227:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 07:52:21 hoU0wfiN
>>218
そこのなのフェイサイトさんは基本なのは攻めなんだぜ


授業中とかいっつもなのフェイのこと考えてるけどぜんぜん中毒じゃないな

228:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 08:54:56 tqwTKOGL
>>227
そのなのフェイサイトさん教えてください
検索ヒントだけでも

229:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 10:10:02 hjNrmP3k
>>228
asterisk なのは
でググれば出てくると。

全然関係ないかも知れないけど、しゅごキャラ!の水樹さんのキャラがフェイトに見えるオレは重症?
そして黒ユーノがいるような気もwww

230:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 10:13:05 g004rB/J
うたう、ルックスは同系統だよな
でも性格的には唯世のが似てる気がする
そう思ったら唯世キュン可愛いと思えてきた俺はもうダメかもしれん
黒ユーノ先生は俺も思ったw

231:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 10:31:53 wMuBBAVz
>>195
改めて見るとこの絵不思議だ
通常だとなのはさんが大人っぽく見えるけど
180度回転させて見るとフェイトさんが大人っぽく見える

232:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 12:57:19 vQMU8Oun
URLリンク(lily.tank.jp)
懐かしいものを見つけた

233:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 13:06:02 hjNrmP3k
もろに神無月www
なのはだからこれでいけるんですよね。
なのはさん冷静に狂うから。

234:名無しさん@秘密の花園
07/12/22 13:27:15 ubjDD498
>>232
懐かしいけどそれ好きだなw
自分のなのはフォルダに保管してるわ

235: ◆JhF0qDQSSc
07/12/22 14:49:27 xHWo5kE0
真昼の土曜になのフェイエロ投下

236:新コス ◆JhF0qDQSSc
07/12/22 14:51:38 xHWo5kE0
ピンポーン。
「いらっしゃい、なのは」
「お邪魔します、フェイトちゃん」
フェイトちゃんが執務官の資格をとって少ししたころ、私はフェイトちゃんにお呼ばれしました。
というのは―

「執務官になったのを機にバリアジャケットを変更しようと思って」
今日はその御披露目なんだ。
正直、その話を聞いたとき私はすごくほっとした。
だって、もう私たち中学生も後半なのにフェイトちゃんたらずっとあの格好なの。
私がいくらいっても、
「お気に入りだから」
とか
「機能性重視だから」
とか言っちゃって何年も。
フェイトちゃんは羞恥心が少ないんだよ…
フェイトちゃん知ってるの?
よく管理局の男の人たちの間で噂になってるんだよ?
「ハラオウン局員のBJ、エロすぎじゃね?」
「うんうん、胸のところベルトで締めてるからおっぱいが強調されてるよな!」
「まったくテスタロッサは素晴らしい…」
…最後の人は違った気がするけど、
とにかく!私はこれ以上こ、恋人さんがえっちな視線を集めることが我慢できなかったので、
今回の件は大賛成。
今日は私がフェイトちゃんのBJを見立ててあげるの!
フェイトちゃんがえっちな視線を集めそうなデザインにしてきたらびしーっといわなきゃ、ね。

237:新コス ◆JhF0qDQSSc
07/12/22 14:57:39 xHWo5kE0
「さっそくだけど、考えたの見てくれる?」
「うん、初御披露目だね」
私だけが参加を許されるフェイトちゃんのファッションショー。
けど今日は私は厳正な審査員なのだ。
ビシビシいっちゃうよ。
「じゃ、バルディッシュ。お願い」
『O.K.setup』
さあ、どんなのかな?
だめだよもうレオタードにベルトとか。
お仕事中に変な気分になったことなんて一度や二度じゃないんだからね。
私が身構えていると、

「どうかな?」
「あ、あれ?」
あまりのおとなしさに少し拍子ぬけしちゃった。
制服を思い出させるシックなスーツ状にニーソックス。
派手さを引き立たせていた黒と赤のマントも白と黒に変更されている。
なんていうか、
すごく、大人っぽい―
「え、となんかダメだったかな?」
フェイトちゃんが心配そうにこちらを見ている。
いけないいけない。
見とれちゃった。

「う、ううん。すごくいいと思うよ!なんか執務官!みたいなオーラが出てるよ!」
お世辞はまったくない。
「そ、そうかな。なのはに誉められるとすごく嬉しいよ」
フェイトちゃんは顔を赤くして照れている。
よかった。
フェイトちゃんもちゃんとTPOをわかるようになったんだね。


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