レズ声優出張所Part9at LESBIANレズ声優出張所Part9 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト350:名無しさん@秘密の花園 07/10/11 23:22:57 /7HZL8Qq 正直何を言われたのかよくわからなかった。 でも、好きは好きでも色々あるし。友情とか。 ここであたふたすると智秋ちゃんの思うつぼだ。 だから、出来るだけ平静を装う。 「女から好きって言われても嬉しくないっつーの」 「・・・ゴメン」 私が悪態ついたら、すぐに智秋ちゃんのすごく低い声が聞こえて。 背中に回されていた腕はそっと外され、智秋ちゃんの体温が私から離れていった。 その瞬間、自分でもよくわからない気持ちが一気に膨らんでいくのを感じた。 離れたくない、離れてほしくない。 もっと智秋ちゃんの体温を側に感じたい。 でも、一度言った言葉は取り消せない。 今の私と智秋ちゃんの距離はわずか30センチくらいだけど、ずっと遠く感じる。 351:名無しさん@秘密の花園 07/10/11 23:24:10 /7HZL8Qq 「ごめんね?急に押し掛けたりしちゃって。」 俯いていた智秋ちゃんは、パッと顔を上げたらいつもの表情だった。 「いや・・・」 「ホントごめん。迷惑だったよね」 「だから迷惑とかじゃ・・・」 「アタシ、帰るわ。タクシーすぐ捕まるだろうし」 その時、私は智秋ちゃんがまだ靴も脱いでない事に気づいた。 そのままドアノブに手をかけて、出て行こうとする智秋ちゃん。 「じゃーねぇ。お邪魔しました。おやすみぃー」 イヤだ。このまま離れるなんて。こんな空気のままで。 智秋ちゃん、行かないで・・・! 無意識の内に、私は出ていこうとした智秋ちゃんの腕を掴んでいた。 「ど、どうした真澄?」 「ラ、ラップ音が・・・」 「はぁ?」 「するから、ウチ、泊まっていきなよ」 「自分チだったら大丈夫なんじゃなかったっけ?」 「今日は何か、おかしいの」 「おかしいのは真澄の方じゃん」 苦笑いを浮かべる智秋ちゃん。 私はどんな顔をしてるんだろうか。顔が熱い。 一瞬間があいて、すっと智秋ちゃんが真剣味を帯びた表情になった。 「むしろアタシがおかしくなりそう」 「へ?」 ぎゅっと掴んだ腕を逆に引っ張られて、また体が智秋ちゃんの体温に包まれた。 あったかい智秋ちゃんの体越しに、少し早い鼓動を感じる。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch