07/01/24 12:10:54 iCYiAGOE
>>1
乙!新作期待してまつ!
3:名無しさん@秘密の花園
07/01/24 13:18:42 UMyRr2FS
きゃぁ(//▽//)
>>1様vv新作期待してまふ!
4:アール子
07/01/24 14:20:40 /awpAdy1
>>2
>>3
㌧でつ。しかもあちらから移動してきて頂いた様で、ありがたいでつ。
恐れ多くも私如きが専スレを持つ日がくるとは・・・恐縮でございまつ。
2台でのPCで随時投下しておりまして、ちょくちょくID違うのをカキコするのが
少々おっくうになってきましたので、ちょいとこれからはコテハンで行かせて頂きまぷ。
しょうもないコテハンでつがw
まだまだ未熟ではございますが、よろしくお願い致しまつ。<(_ _)>ペコリ
5:名無しさん@秘密の花園
07/01/24 16:32:42 wKxPCkQZ
ヒャホーヾ(≧∇≦)〃
応援してっからね~♪
6:アール子
07/01/24 17:29:19 /awpAdy1
>>5
㌧くすでつ。皆様のお言葉、ホント励みになりまつ(`・ω・´)
間もなく続編投下できそうでつ。
7:名無しさん@秘密の花園
07/01/24 18:08:46 UMyRr2FS
楽しみだぽ(゚ー゚*)
応援してまする!
8:アール子
07/01/25 01:12:07 IR+CWEY1
>>7
㌧でつ!やる気、頂きますた!
ところで、ビアンと指の因果関係がたまにあがってまつが、こないだHEY×3
見てて分かったんですけど、BoAタンの人差し指、薬指に比べてかなり短めですねぇ~。
確認できたのは右手だけでしたが、あの状態で分かるって、ホント、かなり短めだと思いまつ。
これはもしや!なんて期待してしまう自分がいたりなんかして。
話が逸れてしまいますたが、投下!
9:名無しさん@秘密の花園
07/01/25 01:24:09 kHHyIcTF
>>8
投下wktk。
てかどんな因果関係があるの?
また詳しく教えてください。
あと、ここスレタイ検索に引っかかるから荒れるかも。。
10:アール子
07/01/25 01:31:19 +Diio92a
彼女と付き合うようになったあの日からもうすぐ2ヶ月・・・
木々には新芽が息吹き、春がもうすぐそこまで来ていた。
もうすぐ2ヶ月か・・・それだけ経つとゆうのに、あたしとBoAちゃんの間にカラダの関係は・・・
・・・まだ無い。
お互い忙しい。なんてゆうのは単なる言い訳で、これまでの間、忙しい合間を縫って一緒に
外出したり、お互いの家を行き来したりしてて、それなりにチャンスがあったにも関わらず、
未だに肌を重ね合わせていないのは自分のせい。それは重々承知してる。
彼女の事を知れば知るほど、私の彼女に対する想いは日増しに強くなってきてる。けれど、
それと同時に不安もあった。今までに経験した事がない、言葉では言い表せないような気持ち。
あたしなんかが彼女を傷つけちゃいけないんだって。大げさかもしれないけど、ホントに
そんな気さえした。だけど、本音を言えば、彼女に近づきたくて、触れたくて。けれど、
どこかで臆病になってる自分がいた。もしかしたら、彼女もあたしと同じ不安を抱えて
いるのかもしれない。だけど、もうそろそろ・・・いいよね・・・?
そんな事を考えていても、あいにく彼女は母国で仕事中。
3日後にならないと帰ってこない。その間はアナログなあたしのせいで音信不通。
これを機会にちょっとは機器に詳しくなろうかな・・・
だって・・・淋しいよ・・・
淋しさを紛らわすように忙しく仕事をこなしていた時、タイミングが良いのか悪いのか、
例の人物から呼び出しが掛かる。
例の場所に来い。と。
今じゃすっかりあたしのよき相談所になってる彼女。めんどくさいと思いつつ、
頼りにしてるのも事実。彼女の感は、占い師なんて比じゃないほどよく当たる。
11:アール子
07/01/25 01:38:32 +Diio92a
>>9
指の件でつが、「ビアンの女性は薬指より人差し指が短い事が多い」
との事らしいです。確かアメリカの調査結果だったような。
やはり、こーゆーのって、関係ある・ない派に分かれるんで、
まぁこんなのもあるよ。って程度に捉えていただいた方が・・・
って、検索引っかかちゃいますか・・・あちゃ~・・・
とりあえず少々の荒らしはスルーでよろしこでつ。
では続きを。
12:アール子
07/01/25 01:40:24 +Diio92a
いつもの居酒屋の、いつもの部屋。もう電話を掛けなくても自分一人で来れるようになった。
そして、必ず彼女の方が先に来ていて、私を出迎えてくれる。
「ち~っす!」
「ち~っす・・・」
返事を彼女流でするのも慣れたもんだ。
「どげんしたと?奈美姉元気ないっすなぁ~」
「いつもそんなに元気なのはAIちゃんだけだって・・・」
「元気じゃない時位あるってばよ。奈美姉、空元気も元気になる一つの方法よ?」
確かに彼女の言う通りかもしれない。
だけど、それを出来るタイプとそうでないタイプとが居て、あたしはもろに後者。
まぁ、確かにそうかもね。なんて軽くかわして、質問する。
「で、今日のご用件は?」
「奈美姉冷たいなぁ~、そげんいわんじ!」
わざとらしくほっぺたをふくらます仕草が、ちょっと憎たらしい。
「あたしが奈美姉呼び出すってったら、BoAちゃんとの事しかなかち!」
はぁ・・・やっぱりそうきますか。
理解してくれてるのは嬉しいけど、応援してくれてるのか、興味本位なのやら・・・
13:アール子(ほんとだ、検索引っかかりまつね・・・)
07/01/25 01:44:24 +Diio92a
「まぁ、ぼちぼちって感じかな・・・」
「ふ~ん。もうエッチした?」
ぶっ!!!
あまりに唐突すぎる質問に口に含んでいた飲み物を吹き出してしまう。
コップが口元になかったら大惨事だったのは言うまでもない。
ゲホっ!ゴホっ!
うぅ・・・気管に入った・・・なんでこの子はいつも先に核心突いてくるかなぁ・・・
あたしが咳込んでまだ話せないのをいいことに、彼女はニヤリとしながら続ける。
「奈美姉ってホントに分かり易すぎ。そげん様子じゃ、まだまだって感じと?」
はい、その通りでございます・・・
反省ザルの様にうなだれて、コクリと頷く。
「奈美姉何してるかね?付き合ってもうすぐ2ヶ月よ?」
「わかってるってば・・・」
「奈美姉がそんなんなら、あたしが頂く。」
「ちょ!それは絶対ダメっ!」
「嘘に決まっちょるやろが。奈美姉もBoAちゃんもすぐ本気にするんだもんなぁ~」
14:アール子(もうちょいスレタイ考えればよかった(ノД`)
07/01/25 01:48:06 +Diio92a
そんな事言いながら車のキーを人差し指でクルクル回してる。
どうも、本気なのか冗談なのか分からない。
だけど、全てを話せてしまう独特の雰囲気も持っていて。
「あたしの・・・・・・」
「ん?周りがうるさくて聞こえんのですが」
「あたしの気も知らないで、からかわないで!」
ついつい声が大きくなる。
だけど、やっぱり今回も彼女に全てを話してしまう自分がいた。
もう後半の方なんか半べそ状態。はぁ・・・情けない・・・
こんな姿は、とてもじゃないけどBoAちゃんには見せられない。
「事情は分かった。奈美姉の気持ちも分かった。でも、いい加減・・・ねぇ?」
「やっぱり、そう思う・・・?」
「それが全てとは思わんけど、でも大事であるのも確かだと思う、あたしゃ。」
「それはあたしも同じだけど・・・」
「やっぱここは年上である奈美姉がしっかりせんと!」
「分かってる・・・あたし、BoAちゃんの事大好きだし。」
「そう、それでよかと!その気持ちがあればよかと!ふぅ~熱い熱い。」
わざとらしく顔を両手でパタパタしているのが、これまた憎らしくて、軽くデコピンを
お見舞いしてやった。仕返しをされたのは、これまた言うまでもない。
15:アール子(しかし、時すでに遅し・・・_| ̄|○
07/01/25 01:52:23 +Diio92a
そして道路に出たところで、お決まりのやりとり。
「今日もありがとうございました。でもって、ごめんなさい」
「うわぁ~奈美姉が初めて真面目に礼を言ったよ。明日で地球は滅びるね。マチガイナイ!」
「はぁ?」
「はぁぁぁ?」
お互いプッと吹き出す。
「じゃあね!」
「バイちゃ!」
そして私は家路へと向かった。
帰り際にお尻を触ってきたのは多めにみてやるか。
16:アール子
07/01/25 01:55:54 +Diio92a
9さんに教えて頂くまで気づかなかった私も如何なもんかと反省してまつが、
それでも私の思いはただ一つ・・・
どうか荒れませんように・・・(-人-)
それでは本日はこれにて失礼いたしまつ。
17:名無しさん@秘密の花園
07/01/25 02:04:26 9c4TlTFO
GJ!
指についてそんな話があるんですね(・ω・。)
そんな荒れないと思いますよ!
そのまま名前出してるスレもまだありますし…
18:名無しさん@秘密の花園
07/01/25 02:23:58 kHHyIcTF
はぁ~。
続きが楽しみで寝れない。笑
どうかスレが荒れませんように。
てか職人さんに気持ちよくお仕事してもらいたいです。
では、また楽しみにしてます!!
19:アール子
07/01/25 15:23:23 c0WXZDDQ
>>17
はい。ですが、調査結果とは言え、何人に実施したとかまでは私も知らないので、
信憑性はどうなのかまではわかりませんが(;^_^
>>18
そんな、ありがたすぎるお言葉・・・㌧でつ!
ホント、荒れない事を願いますです。
えと、そろそろエロ投入予定だったんですが、このまま続けていくと
今まで以上に長くなってしまうので、一旦切らせてもらいまつ。スマソ。
では、とりあえず投下!
20:アール子
07/01/25 15:25:12 c0WXZDDQ
あ、それと、一応2.3度読み返してから投下してはいるのですが、
相変わらず誤字が多くてスマソ。
21:アール子
07/01/25 15:32:18 c0WXZDDQ
あ~忙しい、忙しい。なんてのは、単なる気の紛らわし。
そうでも思ってないと、淋しくてやってられなかった。
毎日逢っているとゆうわけではないのに、連絡が付かないとゆうだけで
こんなにも淋しいほど私は彼女に惚れてしまっていたわけで、家に一人でいると、
嫌って程それを痛感した。やっぱり、脱アナログになろう・・・
なんとか3日間を耐え抜いて、今日はいよいよ彼女が戻ってくる。
でも、空港からそのまま仕事へ直行だとか。
すぐにでも逢いに行きたいけれど、あいにく私の方も夜までみっちり。
でも、連絡が取れる状況になっただけでも嬉しくてたまらなかった。
お互いのスケジュールは極力早めに確認しているようにしている。
あたしは今日が終われば明日はオフ。って言っても半日だけだけど。
彼女の方は、夜中まで。今日は彼女に逢えそうもない・・・なんて。
彼女はほとんど寝れていないはず。お互いの家に行き来してても
よく寝てる事がある。貴重な睡眠時間を私の為に裂かせるのはよろしくない。
とは言っても無理してくれてる節もある。でもさすがに今日はゆっくり
休ませてあげたい。
22:アール子
07/01/25 15:35:38 c0WXZDDQ
そう言えば、夕食時、彼女からメールが来た。
“ただいま、さくせんかいぎ?中です”
彼女は変換に自信がないと平仮名でメールを送ってきて、その語句のあとに?を付ける。
最初は読みにくかったけど、今じゃ慣れたもんで、逆にそれが可愛かったりもしちゃう。
しかし今回は何のことやらさっぱり。私も丁度手が空いていたのですぐに返信。
そして彼女からもすぐに返信。どうやら今は、お互いに手が空いているらしい。
“ナゾは、今日とける?”
変換に自信がなかったんだろうけど、BoAちゃん方式だと
たまにこんなメールも来ちゃうわけで。あたしは可笑しくてついつい
笑っちゃうけど、可愛いから彼女にはこのまま黙っておこっと。
23:アール子
07/01/25 15:38:28 c0WXZDDQ
そして、淋しさを何とか紛らわせようと、あたしは自宅で一人テレビを見ていた。
はぁ・・・おもしろくない・・・
BoAちゃんと出会う前は一人で爆笑しながら見てたんだけどなぁ・・・
CMに入り、すぐに愛しい人の顔が映し出される。ベストアルバムのCMで、
デビュー当時の映像から、最近の彼女までの映像が次々と流れる。
可愛い・・・あー可愛いな、ちきしょう!
って、あたしニヤけてるし・・・重症かな、これ。
“ずっと ずっと そばにいて~♪”
うん、ずっとそばに居るよ・・・なんちゃって。えへへ。
コンコンっ。
!?
ドアを叩かれる音で、慌てて我に返る。
こんな時間に宅急便!?・・・なわけがない。
この時間は彼女も仕事。今頼れる人は誰もいない。
こんな時、一人暮らしの辛さが身に浸みる。
24:アール子
07/01/25 15:42:43 c0WXZDDQ
足音を立てないようにそっと扉の覗き穴から外を見る。
誰もいない。イタズラ・・・?
ゆっくり扉を開けて左右を確認。やっぱり誰もいない。
ホラー映画だったら、「なんで開けるんだよ?!」って確実に思われる感じだよね。
確かに恐いけど、確かめずにはいられないあたしの性。
・・・?
前の壁を見ると、何やらテープでメモが貼ってある。
25:アール子
07/01/25 15:45:09 c0WXZDDQ
“スプーンが入ってる棚へ行きチャッカマンを手に入れろ”
パソコンで入力した様な文字が不気味さを倍増させる。
なにこれ?うちにはチャッカマンなんか無いし、生まれてこのかた買った覚えすらない。
誰かに聞いてみたいけど、今はどうしようもない。つまりはあたし一人で判断しなきゃ
いけないわけで。
危ないかもしれないけど、BoAちゃんに逢えない淋しさを紛らわすのには丁度いいのかも
知れない。そう思いながら台所へと向かう。
スプーンの入った棚ね・・・いつものくせで半分程度だけ開けて確認。
って、無いじゃん。一応全部開けて、奥も確認する。
あ・・・あった・・・。
26:アール子
07/01/25 15:48:48 c0WXZDDQ
まだ開封すらされていない。裏を見てみる。
“ベットの裏からアイテム発見。レベルアップ!”
ちょっと楽しいかも・・・
ベットへ移動し体勢をずらして下を覗く。
包装紙にくるまれた、薄くて20cm程度の何か。
なんだろう?
やっぱりメモが貼ってある。
“秘密のアイテム。開けるな、キケン!”
どっかでよく見る決まり文句によく似ていて、ついつい一人で吹き出してしまう。
これを仕込んでいるのは、きっとAIちゃんだろう。彼女ならこーゆー事をしそうな感じ。
・・・あれ?AIちゃんってあの日以来うちに来たっけ?ま、いっか!
27:アール子
07/01/25 16:04:47 c0WXZDDQ
そして裏を確認。
“二つのアイテムを持って、エレベーターへ移動しろ”
サンダル履きでエレベーターへ向かう。
そして今度はエレベーターの扉。
“屋上へ行け”
はいはい。
エレベータの中。
“ファイナルステージ”
屋上へ到着。
普通は入れない場合が多いんだろうけど、あたしの住んでいるマンションは
屋上がちょっとした庭園みたいになっていて、住人に開放されている。
とは言っても、人がいることは滅多になくて、そこがまたあたしのお気に入り。
28:アール子(ちょっと追加でつ)
07/01/25 16:59:26 c0WXZDDQ
屋上へ繋がっている扉に最後かと思われるメモ。
“-ミッション終了-ごくろうさま。”
AIちゃんもよくやるもんだ。なんて思いながら、ゆっくり扉を開ける。
そこには、あたしの予想とは全く違う人物が立っていた。
逢いたくてたまらなかった、私の・・・最愛の人。
「BoA・・・ちゃん・・・」
ビックリして動けない私を、彼女はそっと抱きしめた。
「タダイマ・・・」
感情が溢れるのを抑えきれなかった。
あたしは彼女を抱きしめ返して、思い切り泣いた。
29:名無しさん@秘密の花園
07/01/25 19:40:27 kHHyIcTF
イイね~'。+゚。+(。・∀・)。゜+゜。・+
好きな人にただいまって言われたら嬉しいよね。
アムロちゃん泣いちゃったし><
寂しかったんだね。。
30:名無しさん@秘密の花園
07/01/25 20:08:24 uqnyioYi
アール子さんGJ!!
毎回楽しく読ませてもらってます(*・ω・)イイ!
31:名無しさん@秘密の花園
07/01/25 21:14:59 GZOFpr7Y
つづき期待sage
32:sage
07/01/26 00:57:16 7UVouYpB
元はどこで書いてらっしゃったんですか?
前のも読んでみたいんですけど?
33:名無しさん@秘密の花園
07/01/26 02:05:41 flbweT1G
BoAタソも安室ちゃんも大好きです!
なのでこのスレは嬉しすぎる(´∀`)
前述にもあった通りBoAタソは左右両方とも圧倒的に薬指より人差し指の方が短いですよ。
しかも体の割に手が大きくて指もとても長い!
凄く綺麗な手です。
34:アール子
07/01/26 02:40:06 Ahl7Bhqt
>>29
いや~、私も是非言われてみたい。なんて・・・
とりあえずBoAタンばっかり泣かせてしまってるので、安室タンも。的なw
>>30
いえいえ、こちらこそ毎回元気頂いてまつ!
>>31
sage進行、感謝でつ!
>>32
元は「ビアンに支持されてる・・・」スレで、1.2話を投下させて頂いて、
こちらでは3話目からの投下になってまつ。
>>33
この二人がもしホントに・・なんて思ったら、そりゃもうって感じでつよねw
やはりBoAタンは人差し指の方が短いんでつね。確かに手は大きいと感じてますた。
では投下!
35:名無しさん@秘密の花園
07/01/26 02:40:43 QE2FF8Ny
>>32
スレリンク(lesbian板)
あたしもBoAちゃんの手大好きです。
大人な感じの手でかっこいい。
てかアムロちゃんの指も気になるねww
36:アール子
07/01/26 02:45:03 Ahl7Bhqt
>>35
サポート㌧くすです!
安室タンの指はどうなんでしょうね(´・ω・`) ?
37:アール子
07/01/26 02:48:38 Ahl7Bhqt
「大丈夫?落ち着きましたか・・・?」
「うん・・・ごめんね、みっともない姿見せちゃって・・・」
なんとか鼻をすすりながら、片手で涙を拭う。
「じゃあ、私もみっともないですか・・・?」
・・・え?
ゆっくり体を離すと、彼女は静かに涙を流していた。
「奈美恵さんから、もらい泣きしちゃいました。えへへ・・・」
ペロっと舌を出して、肩を上に挙げる仕草をする。
そんな彼女が愛おしくてたまらなくて、私はそっと口づけをした。
少しだけ塩辛い彼女の唇。涙の部分を自らの舌で拭き取るように
舐め上げて、もう一度軽く唇に触れて彼女を強く抱きしめる。
ほんのり香るトリートメントと、彼女の体温が心地良い。
38:アール子
07/01/26 02:49:59 Ahl7Bhqt
そう言えば、気になった事がある。
体勢はしばらくこのままでいいよ・・・ね・・・?
「BoAちゃん、そう言えば仕事は・・・?」
「奈美恵さんとメールしてた時は終わってました。」
「え・・・?」
「その後は、ちょっと、メモを印刷したりとかしてて・・・。」
そうだったんだ・・・
「BoAちゃん、この計画ってBoAちゃんが全部一人でやったんだよね?」
「はい。向こうに行く前、奈美恵さんちに来た時、隙を見計らって」
いつの間に・・・
「ノックした後、奈美恵さんにバレちゃまずいから、屋上まで猛ダッシュしました。」
あぁ、なるほど・・・どうりで少し体温が高いはずだ。
彼女の慌てっぷりが想像できて、あたしは自然と頬が緩んだ。
だけど、何よりもこの計画を自分の為にしてくれたことが嬉しかった。
でも、よく上手いことあたしも騙されたもんだ。
一つ違えば彼女の計画は失敗に終わってたかもしれないわけで。
39:アール子
07/01/26 02:52:21 Ahl7Bhqt
「奈美恵さん、アイテムは持ってきましたか?」
「うん、バッチリ!」
そう言って勢いよくポケットから取り出した。
ところで、この包装紙にくるまれたものは何だろう?
「BoAちゃん、これなに・・・?」
「開けてみて下さい。」
あたしに向かってニコッと微笑む。
可愛いなぁ~もう!
包装紙を取ると、そこには“線香花火”が一袋入っていた。
「BoAちゃん、これ・・・」
「私、奈美恵さんと一緒にやってみたかったんです!」
こんな時期に手に入れるのは大変だったろうに・・・
40:アール子
07/01/26 02:53:42 Ahl7Bhqt
「よし、やろうか!」
「はい!」
あたし達はしゃがみ込んで、線香花火に火を付ける。
季節はずれの線香花火。パチパチ音を立てながら飛び散る火花が彼女の横顔をそっと、
きれいに映し出している。
「BoAちゃん・・・」
「はい・・・?」
「色々ありがとね?」
「そんなぁ~いいですって!」
一瞬強い風が吹いて、あたしの火玉が落ちる。
「あっ・・・」
ほぼ同時に言葉が出た。
線香花火が終わる瞬間の、なんとも言えない哀しい感じ。
まるで昨日までの自分みたいだ・・・なんて、ちょっと思う。
41:アール子
07/01/26 02:54:51 Ahl7Bhqt
だけど、今は隣に彼女が居る。彼女が居るだけで、こんなにも心が安らぐ。
彼女を守ってあげたい。心からそう思える。
「残りはまた今度用にとっておこう?」
「ですね!」
立ち上がり、部屋へ戻る準備をする。
「戻ろっか!」
「はいっ!」
どちらからともなく、あたし達は手を取り合う。
そして、月明かりの下でもう一度キスをした。
~終わり~
42:アール子
07/01/26 03:01:46 Ahl7Bhqt
とりあえず、19にて述べた理由により、一旦強制(?)終了させていただきまつ。
とは言え、十分長文なんですが(;^_^
明日より4話目に取りかかりまつ。今までで一番時間が掛かるであろう悪寒・・・
それでは今夜はこれにておいとまさせていただきまつ!
43:名無しさん@秘密の花園
07/01/26 03:16:41 QE2FF8Ny
>>36
いえいえ^^
リアルタイムで読めて嬉しいです。
切なかったけどBoAちゃん帰って来てよかった~。
どんどん投下よろ。
マタ~リ待ってます。
44:名無しさん@秘密の花園
07/01/26 06:04:53 vQ1CTYNO
GJ!
いや~もうすっかり
安室ちゃんとBoAタソとアール子サソのファンです(*´Д`)=з
私もまたーり待ってます!
45:名無しさん@秘密の花園
07/01/26 08:28:50 e9konAMY
GJ!!4話目楽しみ~^^
また~り待ちます(*´δ`*)
私の手も人差し指短いデス
46:アール子
07/01/26 15:41:28 fAuBFy61
>>43
正直、この二人で書くのって最初は無理だ!とか思ってたんでつが、
書き始めたら、これが意外とw二人の距離がもっと縮まったら、
ほんわか系も入れていこうかと思いつつ。
>>44
きゃー、そんなありがたすぎるお言葉(〃><)
ちなみに、このしょーもないコテハン、今のところ安室タン目線で書くことが
多いので、安室タン関連から取ってつけますた。
>>45
私もBoAタンに負けず劣らず短いでつwやっぱ関係あるんでせうか・・・
とゆうことで、投下!
47:アール子
07/01/26 15:46:01 fAuBFy61
屋上でのひとときを終えて、あたし達は部屋へと戻った。
わずかな時間で、色んな事があった。屋上は思い出の場所になりそう。
扉を開けて、彼女を先に入れる。
「おじゃましま~す!」
靴を脱いで小走りでリビングへと向かう。
彼女が“履きやすくて一番気に入ってる”と言っていたスニーカー。
職業柄、ヒールの付いた靴を履く機会が多いけど、あたしも彼女も、
普段はやっぱりこっちの方が楽って事で、スニーカーを履いてる事が多い。
それに、ヒールじゃ“猛ダッシュ”はキツイもんね、うふふ。
脱ぎ捨てられた彼女の靴を揃えて、あたしは部屋へ上がった。
一足遅れてリビングへ向かうと、彼女は何かを探していた。
あぁ、あれか。
「リモコン?」
「はい・・・」
あたしは所定の場所にリモコンを置かない。自分でも分からなくなることが多々ある。
そんなだから、彼女もリモコンを探すのによく四苦八苦している。
48:アール子
07/01/26 15:47:23 fAuBFy61
「あった!」
どうやら今日はコタツの中だったらしい。体勢を立て直し、彼女はコタツへ入った。
あたしもそれに続く。
「あったまる~」
なんて言いながらチャンネルを次から次へと変えている。
屋上に行く時、このままにしていったのは正解だったみたい。
ずぼらなO型に感謝しろよ~?なんて。
「BoAちゃん・・・明日の仕事って夕方からだったよね?」
「はい、そうです。」
そう、明日はあたしも彼女も夕方からの仕事で、これまた偶然にも場所がすぐ近くで、
だから、明日逢えればと思ってた。けど、今はこうして隣に彼女が居てくれる。
「あの・・・もし良かったらでいいんだけど・・・今日うちに泊まっていかない・・・?」
49:アール子
07/01/26 15:48:56 fAuBFy61
テレビの方を向いてチャンネルを変えていた彼女の指が止まる。
どうしよう・・・また怒らせてしまっただろうか・・・
彼女は自分の問い掛けにどんな表情をしているのだろう。
不安に耐えきれなくなって慌てて言葉を発する。
「あ、嫌ならいいんだ!ごめんねっ!」
「・・・・・・・です」
消え入りそうな程の小さな声。
「ん?」
「嫌なわけ・・・・・・ないじゃないですか・・・」
!!!!!
「なっ、何か飲むっ??」
予想を裏切られる嬉しい答えに、胸の高鳴りが抑えられなくて、
突拍子も無いことを聞いてしまう。
「ダイジョウブです・・・それよりも・・・あの・・・」
「な、なにっ?!」
声がうわずっているのが自分でも分かる。
50:名無しさん@秘密の花園
07/01/26 15:50:17 ySHPdHgF
リアルターイムw
初お泊りですねぇwww
51:アール子
07/01/26 15:51:10 fAuBFy61
「私・・・お風呂に入りたい・・・です・・・」
「あ、うん、えっと・・・分かった!じゃあ湯船入れ替えるからちょっと」
立ち上がろうとした時に腕をガシッ!と掴まれる。
「それはいいです・・・のぼせちゃうと・・・後で困るから・・・」
彼女は耳まで真っ赤にしてつぶやくように、そう言った。
これって、BoAちゃんも・・・だよね?!そうだよね!?
「そ、そっか!えっと、じゃあタオルとか勝手に使っていいから!」
「はい・・・」
「着替えは用意して持ってくから!」
「はい・・・」
そう言うと、相変わらず顔に赤みを帯びている彼女は、お風呂へ向かった。
52:アール子
07/01/26 15:53:46 fAuBFy61
>>50
はい、初お泊まりでつw
安室タンの様子がおかしいでつww
53:アール子
07/01/26 15:55:08 fAuBFy61
ザーーーッ・・・・
シャワーの流れ落ちる音に胸が高鳴る。
どうしよう・・・あー・・・・
って、こんな事考えてる場合じゃない。着替え用意しないと!
体型はそんなに差がないし、どれでもいいよね?
脱衣所の扉を開けてそっと声を掛ける。
「BoAちゃん、着替えここに置いとくね?」
「あ、はい。ありがとうございます」
ここを開ければ彼女が居て・・・って、エロオヤジか、あたしは。
我慢×2!覗きたい衝動を抑えてそそくさとコタツへ戻る。
気を紛らわすためにバラエティ番組でも見るか。
・・・・・ビックリするほどつまらない。あー、こんなんじゃ気が紛れない!
どうする・・・?音楽でもかけようかな♪
だけど、今の気分に合う曲なんて思い浮かばない。ラジオでも聞いてみる?
ポチっ。
54:アール子
07/01/26 15:57:10 fAuBFy61
“とゆう事でね、え~今日はBoA特集とゆうことで・・・”
なんですと~!?なんとタイミングの良い女なのでしょう、あたしって。
こりゃ聞くしかない。
“それではここで、サプライズゲストに御登場頂きましょう~”
もしかして?
“ボ~ア~!”
キャー!BoAちゃーん!
あたしのテンションは、ヤバすぎる位に高くなってる。
このラジオはきっと、こないだ言ってた収録の分だろう。
それにしてもこのDJ、さっきからあたしのBoAちゃんを呼び捨てにして、
匿名で苦情のハガキ送りつけてやる!なんて。
ラジオから彼女の声が聞こえてくる。だけど、今彼女はここにいる。
ごめんなさい、ちょっとだけ優越感に浸らせて下さい・・・
55:アール子(追加でつ)
07/01/26 16:42:36 fAuBFy61
シャワーが止まる音がして、お風呂場のドアが開いたようだ。
その音で現実に引き戻される。
ふぅ・・・・落ち着け、あたし。
カチャ・・・。
来たっ!
彼女はあたしの服を着てタオルを首からぶら下げている。
暖房も入れてたし、暑いかもしれないと思ってトレーナーと一緒に用意したTシャツ。
それしか着てないとゆうことは、やっぱり暑かったらしい。
56:アール子(続きは夜中あたりにいけそうでつ)
07/01/26 16:45:50 fAuBFy61
「奈美恵さん、あの・・・ドライヤーを・・・」
「あ、ごめん!今出すね!あそこで待ってて貰える?」
そう言って、彼女を化粧台のイスに座らせる。
洗面台の下からドライヤーを持って戻る時、鏡越しに彼女と目が合う。
まだ頬が少し赤いまま、あたしに向かってニコっと微笑む。
彼女のこんなところに、あたしがどれだけやられてるか彼女は当然気付いてないわけで。
ちょっと古くさいけど“ズキューン!”って感じの。
彼女が下を向いてバスタオルで髪を拭いている。
あたしの斜め下には彼女の首筋。
BoAちゃん・・・あたしの大切な人・・・
あたしはそっと彼女の首筋にキスをした。
57:名無しさん@秘密の花園
07/01/26 23:11:16 QE2FF8Ny
続きwktkwktk(^∇^)人(>∀<)ノ
めちゃくちゃドキドキするじゃまいか!
アムロちゃんとBoAちゃんてどっちが攻めでも受けでもいいよね?
でもいつかBoAちゃんがかっこよくリードするのとか読みたいです。
男前BoAちゃんに惚れそうです。
・・・勝手なリクですね(´Д`)スマソ
58:名無しさん@秘密の花園
07/01/26 23:13:20 QE2FF8Ny
続きwktkwktk(^∇^)人(>∀<)ノ
めちゃくちゃドキドキするじゃまいか!
アムロちゃんとBoAちゃんてどっちが攻めでも受けでもいいよね?
でもいつかBoAちゃんがかっこよくリードするのとか読みたいです。
男前BoAちゃんに惚れそうです。
・・・勝手なリクですね(´Д`)スマソ
59:名無しさん@秘密の花園
07/01/26 23:13:51 QE2FF8Ny
スマソ!!!!!!
60:アール子
07/01/26 23:33:00 gWufjTiA
>>57
いえいえ、とんでもないw
ただ、年齢の関係上とか、やっぱ安室タンサイド側からの方が書きやすいのは確かなんでつ。
とはいえ、今後はちゃんとBoAタンが攻めの方も視野に入れてるので、もう少々お待ちを・・・
61:アール子
07/01/26 23:38:28 gWufjTiA
あ、これからカラオケに行ってきまつ。
なので、投下がちょっと予定より遅れるかもです。
最近BoAタンのCDばっかり聞いてまつ。
「Winter Love」をようやくマスターしたので(遅っ)、
サビの部分だけ安室タンを想いつつw
62:名無しさん@秘密の花園
07/01/26 23:57:32 QE2FF8Ny
はい!待ってます。
カラオケでたくさんイメトレして戻ってきてね~(-∀-)ノ゙
WL好き。アムロちゃんの新曲も好き。
63:アール子(只今相手待ちにより、少々追加でつ
07/01/27 00:25:14 QRjG9GiQ
突然の事に驚いたのか、彼女のカラダが少しビクッとする。
あたしはそれに構わず唇を上下に往復させる。
それだけじゃ物足りなくて、舌を使って同じ事を繰り返す。
「・・・あ、あの・・・髪乾かさないと・・・」
彼女が話すのを制するかのように、そのまま耳たぶを甘噛みする。
「・・・んっ・・・奈美恵・・・さん・・・」
「髪なんかいい。あたし、もう我慢出来ない・・・」
彼女を立たせて、唇に触れながらベットまで移動する。
後ろを向いていた彼女がベットにつまずいて、あたしも一緒に倒れ込む。
「BoAちゃん・・・ずっとこうしたかった・・・」
あたしたは彼女を見つめて、そっと髪を撫でた。
あれだけ悩んでいたのがまるでウソみたいに、普段なら恥ずかしくて言えそうも
無い言葉がどんどん出てくる。
「私も・・・です・・・」
嬉しい言葉が聞こえて、あたしの胸の鼓動も早くなる。
64:名無しさん@秘密の花園
07/01/27 02:48:54 2ygJUNQ9
・ω・)wktk
65:アール子
07/01/27 05:36:07 bqZskh+B
夜中と言いつつ、もうすっかり朝方になってしまいますた。
カラオケでは相手が安室タンを歌った後に私がBoAタンを歌ってまいりますた。
もちろん両者ともPVで。なんだか妙に笑ってしまいそうなのを
こらえつつw
二人とも可愛かった~(*´Д`)
では投下!
66:アール子(しかし・・・
07/01/27 05:38:54 bqZskh+B
そして彼女の下顎を軽く持ち上げてキスをする。
自らの舌で彼女の唇の輪郭を確認するように往復させると、
彼女の唇が少し開いて、そのままゆっくり舌を押し入れる。
舌で歯列を辿り、差し出された彼女の舌先を自らの舌先で刺激する。
そして啄むように絡め合う。
「ん・・・ふぁっ・・・」
深いキスだけで、こんなにも甘くてとろけてしまいそうだったのに、
彼女から漏れる艶やかな声に、更に頭の奥が痺れるのが自分でも分かる。
ダメだ・・・もう止められない・・・
67:アール子(エロはホントに・・・
07/01/27 05:42:17 bqZskh+B
彼女の肩に置いていた右手をそっとずらしてTシャツの中へ入れようとした時、
彼女がそっと口を開いた。
「奈美恵さん・・・電気・・・」
「このままじゃダメ?」
「恥ずかしい・・・です・・・」
そう言って腕で目を塞いでしまった。
かわいくて困っちゃうな・・・
夢中になっていて付けっぱなしになっていたことにすら気付かなかったラジオを消して、
最大だったライトのつまみを回して弱にする。先ほどに比べれば大夫暗いけれど、
自分側からは彼女の事はちゃんと確認できる程度の暗さ。
「これでいいかな?」
「はい・・・」
そして、仰向けになっている彼女の上にまたがり
体勢をそのまま下へずらして、また深いキスをする。
68:アール子(難しいでつ(ノД`)
07/01/27 05:49:02 bqZskh+B
キスをしたまま両手をTシャツの中へ滑り込ませる。
指で弄ぶようにお腹の線を辿って胸へと辿り着いたところで
膨らみをそっと撫でるように揉み上げ、頂点に指で触れる。
「んっ・・・」
それに反応して彼女の腰が一瞬浮く。
優しく、時には強く押すことで、彼女の胸の頂点が徐々に固くなっていく。
「BoAちゃん・・・」
唇を耳元にずらして、彼女の名前を呼ぶ。
彼女の声・表情・カラダ、全てに刺激されて、あたし自身の呼吸も
無意識のうちに荒くなっていた。
69:アール子
07/01/27 05:50:48 bqZskh+B
目がしょぼしょぼでつので、
今日は寝まつ・・・
おやすみなさいませ。
70:名無しさん@秘密の花園
07/01/27 23:15:30 2ygJUNQ9
*・ω・)wktk
71:名無しさん@秘密の花園
07/01/28 02:29:03 hWYqhpgN
最近のBoAちゃんは「安室ちゃん」発言多い!
もう…萌え~(*´Д`)=з
72:アール子
07/01/28 02:42:55 PKHCQ5il
>>70
wktk、㌧くすでつ!
>>71
そうなんでつか!?これは、大変だw
エロは苦手なんでつが、お休みとゆうことでちょいと筆(?)も進みまして、
終了しますたので、ちょいと多めかと思いまつが、最後までいかさせてもらいまつ。
では、投下!
73:アール子
07/01/28 02:46:09 PKHCQ5il
彼女の上半身を軽く持ち上げて、一気にシャツを脱がせる。
そのまま後ろに両手を回してブラジャーを外す。
だけど、胸には彼女の腕がしっかりと回されていて。
「恥ずかしいです・・・」
「大丈夫だから・・・ね?BoAちゃんのカラダ、綺麗だよ?」
「で・・・も・・・」
お世辞なんかじゃ無かくて、心からそう思った。程良く付いた腹筋。
けれど、柔らかくてハリのある体つき。胸がドキドキした。
あたしは彼女の両腕を掴んで、そっと上に移動させる。
小ぶりだけど、形の整ったキレイな胸。
露わになった彼女の胸の先端をあたしはそっと口に含んだ。
「っあ・・・んっ・・・」
舌で転がしては甘噛みして。
「っく・・・ふぁ・・・っ」
控えめの喘ぎ声。それが意地らしくて、益々あたしに熱を注ぐ。
掴んでいた左手を放して、自分の右手をそのまま最後の一枚の中へ滑り込ませる。
74:アール子
07/01/28 02:49:15 PKHCQ5il
そこはすぐにでもあたしを受け入れられるほど潤っていて。
中指を擦り付けるように往復させると、彼女のカラだがビクンと跳ねる。
そして、茂みの中から蕾を探り当てて優しく愛撫する。
「奈美・・・恵さ・・んっ・・・あっ・・・はっ・・・」
口を胸の先端から放し、彼女の表情を見つめる。
ずっと欲しくてたまらなかった、大切な彼女。あたしだけの・・・・
「ねぇ・・・BoAちゃん・・・いれてもいい・・・?」
あたし何言ってんだろう?
頭では分かっていても、興奮を抑えきれなくて、つい野暮ったい事を口走ってしまう。
そんなあたしの問いかけに彼女は少し苦しそうな表情をしながら首を何回も縦に振る。
そして、充分過ぎるほど潤っていた彼女の泉は、あたしをすんなりと受け入れた。
「っっあ・・・」
指の腹で彼女の一番感じる部分を探り当てる。
「っう・・・あんっ・・・」
彼女のカラダがビクッとして、握られていた左手に力が籠もる。
ゆっくり指を出し入れして、彼女の一番感じる部分を確実に刺激する。
75:アール子
07/01/28 02:53:13 PKHCQ5il
「っあ・・・はっ・・・あっ・・・」
「BoAちゃん・・」
彼女の呼吸が徐々に荒くなってきて、それに合わせるように指の動きを早める。
彼女はベットのシーツを掴んでいた左手を、あたしの背中にしがみつくように回した。
「んくっ・・・っっ・・・っやぁ・・・あっ・・・」
「いや・・・?ねぇ・・・」
指の動きに合わせるように腰を振っていた彼女にこんな事、イジワル以外の何ものでもない。
だけど、もう自分でも何を言ってるのか分からなくて、歯止めが利かなくて・・・
静かな部屋で聞こえる、あたしと彼女が繋がってることで生まれる淫らな水音。
彼女の甘い声。表情。彼女の全てに、自分の方がどうにかなっちゃいそうでたまらなかった。
「ちが・・・んあっ・・・イっ・・・アっ・・・」
「イキそう・・・?」
「っ・・・んっ・・・あっ・・・」
握られていた左手に痛いほど力が入って、背中に爪が食い込む。
「あっ・・・っん・・・・ぁああ・・・!」
彼女のカラダが大きく跳ねて、ベットに沈んだ。
76:アール子
07/01/28 02:54:41 PKHCQ5il
「ハァハァハァ・・・・」
全身で呼吸する彼女の横へ自分も横たわり、彼女が落ち着くまで髪をそっと撫でる。
「ふぅ・・・・」
深呼吸をしたのを確認して彼女に話しかける。
「落ち着いた・・・?」
「はい・・・。あの・・・」
「ん・・・?」
「その・・・私・・・」
彼女が私の方を向く。
「どうしたの・・・?」
「奈美恵さんの事・・・好き・・・愛してる・・・」
そう言うと彼女は私の胸に顔をうずめて、恥ずかしい・・と言ってしがみついてきた。
そんな事されたらますます夢中になっちゃうってば・・・
77:アール子
07/01/28 02:56:27 PKHCQ5il
「BoAちゃん、あたしもBoAちゃんの事・・・愛してる」
顔をうずめていた彼女が私を見上げる。
「ホント・・・に・・・?」
「うん、ホント。ホントにホント。」
「どれくらい・・・?」
「これくらい」
彼女の体を自分の力の限り抱きしめる。
「骨が折れた・・・」
「うそっ?!」
「ウソ。プッ・・・あははっ」
もぉ、BoAちゃんて子は・・・本気にするあたしもどうかと思うけど、
ちょっと仕返ししてやりたくなる。
「じゃあBoAちゃんはどうなの?あたしの事どれくらい好き?」
「私は・・・これくらいです!」
彼女もあたしを思い切り抱きしめてくる。
78:アール子
07/01/28 02:57:22 PKHCQ5il
「うっ・・・!」
ゴロン・・・バタッ。
彼女から解放されたあたしは、力を抜いてベットへうつ伏せになる。
俗に言う、「死んだフリ」ってやつ?
「・・・え?ちょっと・・・え・・・?」
うふふ・・・慌ててる。
「奈美恵さん!奈美恵さんってば!」
体を軽く揺さぶってくる。あーどうしよう。我慢できない・・・
「・・・ククク・・・プッ・・・アハハっ!」
あたしは仰向けになってお腹を抱えて笑った。
「ちょっと、ヒドイじゃないですか?!」
「だって、先に騙したのはBoAちゃんの方じゃん。アハハ、お腹痛い~。」
「いくら何でも奈美恵さんのはやり過ぎです・・・ホントに心配したんですから・・・」
そう言って唇を尖らせる彼女を、私はそっと抱きしめた。
79:アール子
07/01/28 02:58:58 PKHCQ5il
「ごめんごめん、大人げなかったよね」
「許します・・・奈美恵さんだから・・・」
「あたしも許す。BoAちゃんだから」
そう言って二人で笑った。
そういえば彼女はまだ上半身に何も身につけてなかったんだっけ。
無造作に置いてあったTシャツを彼女に着させる。
「はい、バンザイして?」
「いや、あの、ブラジャー・・・」
「いいのいいの!」
「なんでですか?」
「BoAちゃんが寝てる間に色々したいから。」
「何するんですか?」
「分かってるくせに~」
彼女の顔がちょっと赤くなる。
80:アール子
07/01/28 03:00:50 PKHCQ5il
「分からないですっ!おやすみなさい!」
そう言うと彼女はあたしに背を向けてベットへ倒れ込んだ。
そんな彼女が可愛くて、愛おしくて・・・
あたしは彼女の頬にキスをして後ろからそっと抱きしめる。
横になった途端、先ほどの疲労がやってくる。
それはBoAちゃんも同じだったようで、彼女からはすでに規則正しい寝息が聞こえてくる。
寝るの早いなぁ、なんて。だけど、それも仕方がない。
仕事が忙しい上に、今日は更にあたしが疲れさせちゃったんだから。
ふぁ~、さて、あたしも寝るかな!
おやすみなさい・・・私の大好きな・・・大切な人・・・・チュッ♪
~終わり~
81:アール子
07/01/28 03:04:14 PKHCQ5il
以上、萌えないエロ、お粗末さまでございますた。
次回、5話でつ。エロは、きつい・・・かも・・・
私以外の職人さん、降臨しないかすぃら・・・
82:名無しさん@秘密の花園
07/01/28 03:34:49 nc/4z0AZ
めちゃめちゃGJ!!!
この二人かわいすぎ><!!
エロもよかったと思いますよ?
てかその後の会話もいい^^
職人さんお一人なので大変だと思いますが次回作も期待してます。+(。・∀・)。゜+
>>71
BoAちゃんの「安室ちゃん」発言ってどんなの?
気になる~!!!
また教えてください。
83:名無しさん@秘密の花園
07/01/28 03:47:36 hWYqhpgN
アール子タソGJ!!
本当に可愛すぎですよ(*´Д`)=з
私、この二人大好きなんで大好物ですv
>>72,82タソ
コピペですが…
478:名無しの歌姫 2007/01/26 13:26:22 QihHXVkh [sage]
BoAラジオの「お気に入り」のコーナーでべビ丼かけたあと
・久しぶりの「JPOP」って感じで、逆に新鮮な感じですぅ。
・スタイル好き。会うたんびに顔の小ささにはビックリしますぅ。
・普段のマイペースな感じの奈美恵さんも好きですぅ。
・でもやっぱり、ステージ上での輝きはホントに素敵ですぅ。
・15周年。すごいですぅ。
・私はきょーねん「五周年、五周年」って言いはってたんですぅ。比べ物になりませんねぇ。まだまだですぅ。
・今年の奈美恵さんの活動に期待しますぅ。
こんな感じ
84:名無しさん@秘密の花園
07/01/28 04:14:37 nc/4z0AZ
>>83
㌧クス(・∀・)
私もBoAちゃん×安室ちゃん大好物ww
85:名無しさん@秘密の花園
07/01/28 05:25:20 F+xLTu7N
エロシーンは文体がどこと無く「元ネタ」に似ているような気が…
でも萌えたさ(*´Д`)
86:名無しさん@秘密の花園
07/01/28 09:51:14 e26o6Zp6
も~!!GJ!GJ!!
アール子さんイイ仕事しますな^^
87:名無しさん@秘密の花園
07/01/28 10:47:02 4BZcfmlX
安室は今、ドラマヒミツの花園の主題歌してるよ。
名前欄凄い偶然だねw
88:アール子
07/01/28 13:26:27 v6GN/RyG
>>82
1000密かに目指してたりしまつが、果たして私一人でもつのか、心配でつ・・・
>>83
BoAタン・・・なんだその発言(*´Д`)
>>85
実を言うとエロもそれ以外も似てると言われた事があるでつ。書くときは半引籠もり
状態で机に頭ゴツンしながら考えてまつ。似てると指摘されたのはこの元ネタだろう
とゆうのを見つけて、あ~、これじゃ仕方ないかもと反省・・・思考が似てたんだと
思うのですが、エロは肝心な言葉が書けなくて言葉が制限されるんで、
やっぱ難しいのは難しいでつ。って、言い訳みたいになっちゃったんですが、
要は私の文才不足でつよね・・・スマソ。
>>86
㌧くすです。みなさまのそんな御言葉にホント、パワー頂いてまつ!
>>87
きゃー!そう言えばそうだ!そうでつよね!(ちょっと興奮w
食事して、5話目取りかかりまつ(`・ω・´)
89:アール子
07/01/28 17:29:31 j0phMiQL
5話目とゆうか、サブ5話的な感じで、今までのよりは少々短めでつ。
では投下。
90:アール子
07/01/28 17:30:36 j0phMiQL
「ん~!」
心地よい疲れの残る体を半分起こして、私は大きく伸びをした。
ふぁ~あ、よく寝た!今何時だろう?八時くらいかな?
隣を見ると、奈美恵さんが私の方を向いて気持ちよさそうに寝ている。
えへへ・・・可愛いなぁ・・・私、ついに昨日奈美恵さんと・・・きゃっ!
何だか妙に恥ずかしくなって、だけど顔が緩むのを抑えられなくて両手で顔を覆う。
幸せにちょっとだけ浸って・・・
「ぐぅ~」
なんて、現実は厳しい。
お腹減った・・・
奈美恵さんを起こさないようにベットからそっと抜け出す。
起きてないか一応確認。よし、平気みたい。
上から見下ろす奈美恵さんもやっぱり可愛い・・・はぁ・・・
チュッ♪
私は頬にそっとキスをして、時間を確認するためにリビングへ向かった。
91:アール子
07/01/28 17:32:07 j0phMiQL
もうすぐ8時か・・・久しぶりにゆっくり寝た。
さて、どうしよっか・・・
見渡す限り、食べ物は・・・無い。それもそうだよね・・・やっぱり職業柄、
体重には気を付けてる。見える所に食べ物なんて置いてたら食べちゃうし、
だから極力それはしないようにしてる。それは奈美恵さんも同じみたいで。
けど、ちょっとした共通点が嬉しい・・・ってゆうのは今は無し。
勝手に冷蔵庫を開けるのは少し気が引けるけど、今はそんな事言ってられるか。
材料があったら、奈美恵さんの分も作ろう。なんか新婚みたいだな、えへへ。
失礼しま~す。
パタッ。
うわ~、すご~い!からっぽ♪
って、こんなんじゃ二人分どころか、一人分すら無理。
うぅ・・・ちょっと買い出しに行くしかなさそう。
とりあえず、戻ってくるまでの繋ぎとして、これで我慢しよう・・・
私は牛乳をコップに入れて一気飲みした。
ぷは~、おいしい!
92:アール子
07/01/28 17:33:07 j0phMiQL
昨日髪乾かさないで寝ちゃったからボサボサだ・・・
ちょっとブラシ借りたいけど、奈美恵さん起こすの悪いし・・・
あー、もういいや!手グシでさっとまとめて後ろで一つ結びにした。
財布も持ったし、ちょっと行って来よう。
「どこ行くの?」
ギョっ!?
慌てて後ろを振り返る。
奈美恵さんは腕に頭を乗せて私の方を見ていた。
「いや・・・ちょっと、買い出しに・・・」
「ちょっと来て」
手招きされて戻る。なんだろう?
「ちょっと座ってくれるかな」
・・・?
奈美恵さん、真顔なのが余計に恐いです・・・
93:アール子
07/01/28 17:34:25 j0phMiQL
座り掛けた時、首にサッと腕を回されて、ベットへと引き戻される。
そのまま半回転して、私は奈美恵さんの上に重なった。
「おはよう」
耳元でそう囁かれて、しかもそのまま耳にキスされて・・・
「奈・・・奈美恵さん・・・首の骨が・・・」
「折れてないよね?」
「はい・・・」
だって、恥ずかしかったんだもん・・・
「あたしも一緒に行く。すぐ用意するから、ちょっと待って!」
「あ、はい。」
「ところで、BoAちゃん。その格好で行くつもりだったの?」
「あ゛・・・」
そうだ、さすがにこれはまずい・・・昨日の格好のままだった。
Tシャツ一枚で、その下には何も身につけてない。これじゃ、丸分かりになっちゃう。
某テニスプレイヤーじゃないんだから。
94:アール子
07/01/28 17:36:05 j0phMiQL
そうそう、それに顔も洗ってなかった。
照れ笑いをしながら、奈美恵さんの後に続く。
新しい歯ブラシを出して貰って、二人並んで歯磨き。
鏡越しに映る私と、奈美恵さん。自分で言うのも何だけど、
これってスゴイ顔ぶれだよね?今更ながらそんな事を思う。
ニコニコ♪
「ほーひはの?ぶぉあはん(どーしたの?BoAちゃん)」
「ひあ~ひああへはな~っへ(いや~幸せだなぁ。って)」
ペッ、ガラガラブクブク。ペッ。
一足先に奈美恵さんが終わって、私の後ろに回る。
「あたしもだよ、BoAちゃん・・・」
不意に胸の先端をツンツンやられて、歯磨き粉をこぼしてしまう。
「ほっほ、はひえはん!(ちょっと、奈美恵さん!)」
奈美恵さんは手を叩きながら笑ってリビングに戻っていった。
もぉ・・・
95:アール子
07/01/28 17:37:56 j0phMiQL
私もなんとか終わって戻ると、キャップをとトレーナーを渡された。
「帽子いるんですかね?」
「さすがに今日はマズイでしょ?」
「あ、なるほど・・・」
「しかも、二人ともこんな格好だし。」
「ですね。」
「でしょ?」
そうだ。私達の思いとは裏腹に、私達の知らない無数の人が二人の顔を知ってるわけで。
二人ともバッチリメイクもして服装も決めて・・・それなら何とでも言い訳出来るけど、
さすがにこれはちょっと無理だよね。初めてのお泊まりで気分が舞い上がって、
そこまで気が回らなかった・・・やっぱり、そーゆー部分は奈美恵さんにかなわないな・・
ちょっと反省。
「行こっか?」
「は~い♪」
私と奈美恵さんは心地よく朝陽の中へ掛け出した。
~終わり~
96:アール子
07/01/28 17:39:21 j0phMiQL
ちょっと、出かけてきまつ。
ではでは。
97:アール子
07/01/28 17:52:20 j0phMiQL
>>85
あ、85さまのおっしゃる事が理解できますた。
ちょっと勘違いしてた・・・何言ってんだ自分、みっともねぇ・・・orz
スマソ・・・精進しますでつ・・・(ノД`)
いや、何言ってるのか分からないと思うんですけど、
自己解決したので、放置プレイでw
98:名無しさん@秘密の花園
07/01/29 00:33:57 RkM1F+BH
アール子さんGJ!
軽くセクハラ安室ちゃんも可愛い(//▽//)
>>83
今日初めてその番組聞けたよ~
BoAちゃんほんとうに言ってて思わずにやけちゃったw
99:アール子
07/01/29 01:44:51 e6O9bkVY
>>98
私はこないだカラオケで安室タンの「White Light」のPVを見て、そのあと
BoAタンの「VALENTI(もちPV)」を自分で歌ったのですが、もうね、
ニヤけを抑えるのが大変ですたw
て事で、6話目投下!
100:アール子
07/01/29 01:46:52 e6O9bkVY
とゆう事で、彼女と二人で近くの24時間やってるスーパーへ買い出し。
「はい、到着!」
「とうちゃ~く」
キキィ~ッ!
止まるときに思い切りブレーキを掛ける。
どうだ、かっこいいだろ!?へへっ。
「奈美恵さん、危ないです」
ズコッ!なんて音が聞こえてきそうなあたしを尻目に、彼女は自転車の後部座席から
ピョンと降りて小走りで店内へ向かって行ってしまった。
あ~そうかい×2なんて思いつつ、彼女の後を追う。
遅いです!とか言いながらあたしの腕を引いた彼女の左手には、
上下にかごを入れたカート。
あのぉ・・・BoAちゃん、何をそんなに買うんですか・・・?
まぁ、でもお互いの家はちょくちょく行き来してるし、ちょうどいいのかも?
101:アール子
07/01/29 01:49:18 e6O9bkVY
彼女は何を作ってくれるつもりだったんだろう?
朝ご飯としては想像が付かないものを次から次へとかごへ入れていく。
「ねぇ、BoAちゃん。何を作ろうとしてるのかな?」
「え~?内緒ですけど(ニコっ)」
“ですけど”って。しかも満面の笑み・・・とんでもないものが出来たりして・・・
あたしも一応保険として、何か作ろう。
カートが重くなってきたのを利用して、彼女はカートの下に足を乗せて“きゃ~”
なんて言いながら、はしゃいでる。
「危ないから止めなさい」
「え~?大丈夫ですって!」
あたしの方を向いてそう言ったとき、突き当たりから人が出てきた。
ガシャッ!
あ~、だから言わんこっちゃない!“ナー○のお仕事”じゃないんだから・・・
って、こんな事考えてる場合じゃない。
あたしは急いで駆け寄った。不幸中の幸いってやつで、重みを増したカートは
倒れてなかったけれど、相手の男性がこれまた見事なまでに尻餅をついていた。
102:アール子
07/01/29 01:51:36 e6O9bkVY
「ゴ、ゴメンナサイ・・・」
「すいません、大丈夫ですか?」
「痛たたた・・・」
「もう、BoAちゃん、だから言ったでしょ?」
彼女は申し訳なさそうに、もう一度男性に謝った。
「ん・・・?BoA?あー!BoAちゃん!?」
げっ!ヤバイ!
「安室ちゃん?安室ちゃんだぁ!」
ぎゃー!ヤバイ!ヤバ過ぎるってば!
「なぁなぁ、なんで二人が・・・」
どうする?どうするあたし!?
自分でも挙動不審になってるのが分かって、ちらりと横を見た。
はっ!!!
「違います、醤油です。じゃ!」
そう言ってあたしはカートと彼女の手を引いて、そそくさとその場から退散した。
103:アール子
07/01/29 01:53:27 e6O9bkVY
男性が見えなくなったところで、急に彼女が笑い出す。
「プッ・・・あはは!奈美恵さん、醤油ってなんですか?」
「だって、どうしていいか分からなかったんだもん。目の前にあったからさ・・・」
「せめて、佐藤とかそーゆーのがあったじゃないですか?」
「だから焦ってたんだって!てゆうか、笑い事じゃないよ?」
ちょっとキツく言うと、彼女はションボリして、
“ゴメンナサイ、もうカートで遊びません・・・”とあたしに頭を下げた。
その可愛さに免じて許してやるか!
あたしはヨシヨシ!と言いながら彼女の頭を撫でた。
104:アール子
07/01/29 01:54:47 e6O9bkVY
とゆうことで、今日は寝まつ。
おやすみなさいませ。
105:名無しさん@秘密の花園
07/01/29 06:57:24 COQqJTvR
醤油ワロタwwGJ
106:名無しさん@秘密の花園
07/01/29 13:11:25 RkM1F+BH
またまたGJ!
無邪気なBoAタソ可愛すぎ!
107:アール子
07/01/29 16:31:32 pfmCz1hg
>>105
醤油か味噌か悩んだのはちょっとだけ秘密でつw
>>106
安室タン目線で書くと、どうしてもそうなってしまう事がありまして・・・スマソ。
では、続き投下!
108:アール子
07/01/29 16:33:19 pfmCz1hg
「よし、出発!」
「しゅぱーつ!」
って、もう機嫌直ってるし・・・まぁそれがいいとこでもあるんだけど。
危なくないように出来るだけ裏道を通って帰る。彼女はあたしの腰に
しっかり腕を回して横座りをしている。穏やかに吹く、春の風が心地良い。
この心地よさに身を任せた今なら、以前からちょっと気に掛けていたことを
言える気がした。彼女も鼻歌なんか歌って機嫌がすっかり良いみたいだし。
「ねぇ、BoAちゃん・・・」
「なんですか?」
「そろそろ“奈美恵さん”ってゆうの、やめない?」
「意味がよく分からないですけど?」
「ん~と、“さん”じゃなくて、もう少し軽い呼び方にしない?って事。“ちゃん”とか」
「え~?ヤです。」
即答ですか、そうですか。
「ずっと“奈美恵さん”って呼んで来たのを、いきなり“ちゃん”は無理です。」
「ん~、気持ちはよくわかるんですけど・・・」
「それに私、た行の発音苦手だから“ちゃん”より“さん”の方が呼びやすいです」
彼女も色々理由付けして応戦してくる。どうしても折れない気らしい。
109:アール子
07/01/29 16:35:34 pfmCz1hg
「名前の件は分かったよ。じゃあさ、敬語やめない?」
「え~?ヤダ。」
へへ、やっぱりそうきたか♪って、あたしもこればっかりは引きません。
「なんで嫌なの?」
「ヤなもんはヤです。ヤダヤダヤダヤダー!」
足をブンブンさせてるらしく、バランスを崩して危うく転びそうになる。
彼女って、たまにこうやって駄々っ子みたいになちゃうんだ。
それが可愛いと思えるときもあれば、そうじゃないと思えるときもあるわけで、
今のあたしの気持ちは、もちろん後者。
「ちょっとBoAちゃん、危ないって!」
「ゴメンナサイ・・・でも、やっぱりヤです・・・」
足を振るのをやめてくれたはいいけど、またションボリしちゃった。
あたしだってBoAちゃんをそうさせたくて言ってるわけじゃない。
平和主義のO型としては、とゆうより、彼女とは喧嘩なんてしたくない。
「あたし、BoAちゃんよりもかなり年上だけど、付き合ってる訳だし、対等で居たい」
「たいとう?」
「うん。BoAちゃんと同じ立場で居たいの。年上だから、年下だからとかってゆうのは
無しにしたいの。」
「でも・・・」
110:アール子
07/01/29 16:37:04 pfmCz1hg
あたしの勝手な思いを彼女に突き付けてるのは分かってた。
でも、名前の呼び方や敬語を取り払うことで、今までよりも距離が縮まる気がした。
少しでも彼女に近づいて欲しかったし、何よりもあたしが彼女に近づきたかった・・・
「ダメ・・・?」
彼女は私の腰に回していた腕をより深く回して、頭を寄り掛からせてくる。
そして、“わかった・・・”と言ってくれた。
その後、“奈美恵さんのバカ・・・”と言ったのは聞こえないフリをして、
あたしは少し頬を緩めながら言った。
“ありがとう、BoAちゃん”
~終わり~
111:アール子
07/01/29 16:38:44 pfmCz1hg
次回、第7話「二人でクッキング」編に続きまつ(予定)。
ではでは。
112:名無しさん@秘密の花園
07/01/29 17:11:25 Ujs2Yhf1
ちょっとちょっと!
エロなしでもwktkできる!!イイヨイイヨー
113:名無しさん@秘密の花園
07/01/29 19:49:02 9OOt4tAd
wktk wktk
早く早く~ww
114:アール子
07/01/29 23:33:26 KAaRxF2c
>>112
>>113
ぎゃー!非常に有り難きお言葉・・・
しかし、今から作成に入るでつ、スマソ・・・
115:名無しさん@秘密の花園
07/01/30 00:52:15 njhZAE+I
>>114
OkOk!マタ~リ待ってるからいいもの書いてくださいね。
いつもwktkで読ませてもらってます。
116:アール子
07/01/30 00:57:50 4CgCwJnS
>>115
㌧でつ!まだまだ発展途上な身分ではございますが、
ホント、みなさまにパワー頂いてまつ(`・ω・´)
117:名無しさん@秘密の花園
07/01/30 00:59:45 cUvdGC+D
私も待ってるお!
この二人可愛杉やっちゅうねんwktk
118:アール子
07/01/30 01:34:41 s3EJDneF
㌧くすでつ!
とりあえず、途中まで出来ますた。
では、投下!
119:アール子
07/01/30 01:36:16 s3EJDneF
>>117
って入れ忘れますた、スマソ。
120:アール子
07/01/30 01:37:47 s3EJDneF
私は奈美恵さんが運転する自転車から、勢いよく飛び降りた。
着陸!なんちゃって。
買い物から戻って、居心地のいい部屋に戻ってきた。
私は買ってきた荷物を置いて、リビングで腕を広げて深呼吸。
台所で荷物を整理し始めた奈美恵さんに声を掛けられる。
「BoAちゃん、どうしたの?」
「知りたいですか?内緒です。えへへ」
「敬語使った罰として、教えなさい。」
う゛~、そうだった・・・
「どうしても・・・?」
「どうしても。」
「うっ・・・お腹が痛い・・・」
袋をガサガサする音がピタッと止まって、奈美恵さんが私をじっと見た。
121:アール子
07/01/30 01:40:22 s3EJDneF
ヤバイ・・・怒った・・・?
そっと立ち上がって、私に近づいてくる。
どうしよう・・・きゃー、ゴメンナサイっ!!
逃げる体勢に入ろうとしてた私は、後ろから奈美恵さんにガッチリ抱きしめられた。
「教えろ~!このこのぉ!」
「わかった!わかったから、もう勘弁して下さい~くすぐったい!グフフっ」
脇腹をくすぐられて、変な声が出るわ、床に座り込むわ、涙も出るわで。
お腹痛いなんてウソ付いたのはいいけど、結局奈美恵さんにお腹痛くされちゃうし。
ホント、奈美恵さんにはかなわない・・・わかりました、白状します・・・
私は立ち上がって奈美恵さんの方を向いた。
「そんな大した事じゃないけど・・・」
「どんな事でもBoAちゃんの事思ってる事なら聞きたい」
うぅ・・・そんな可愛いい顔で微笑まないで下さいぃ・・・チュウしたくなっちゃう・・・
122:アール子
07/01/30 01:41:53 s3EJDneF
「チュウしてもいい・・・?」
「教えてくれたらね(ニコっ)」
奈美恵さん、その笑顔は卑怯だってば・・・
「あの・・・ホントに大した事じゃないんですけど・・・」
「うん」
「私、奈美恵さんちの匂い好きだなぁ~って。」
「あはは!何それ?」
「だから、大した事じゃないって言ったのに・・・」
「ウソウソ!そんな事思ってくれてたんだね。あたしもBoAちゃんの匂い好きだよ」
「私の匂い?」
「うん、BoAちゃんの家の匂いもそうだし、まぁ色々」
「例えば・・・?」
「チュウしてくれたら教えてあげる」
そう言って奈美恵さんは目をつぶりながら私にそっと唇を差し出してくる。
奈美恵さん、なんでそんなに可愛いんですか・・・
私はキスをしながら奈美恵さんの体をそっと抱きしめた。
123:アール子
07/01/30 01:42:36 s3EJDneF
とゆうことで今日は寝まつ。
おやすみなさいませ。
124:アール子
07/01/30 01:47:34 s3EJDneF
また誤字やってもた・・・orz
121
BoAちゃんの事思ってる事→BoAちゃんの思ってる事
でつ、スマソ・・・
一応読み返しはするんですけど・・・やっぱ、まだまだっす(ノД`)
125:名無しさん@秘密の花園
07/01/30 03:07:07 cUvdGC+D
続きwktk(゚v゚*)
わりと誤字って気づかないもんですね…
私も気づかないっすw
126:名無しさん@秘密の花園
07/01/30 03:32:50 9guiBavz
GJ!!
最高っす!
奈美恵さぁん、なんでそんなに可愛いんですかーw
127:アール子
07/01/30 11:11:45 Jbh3khSg
>>125
そうなんでつ・・・やっぱ自分で書いたものを読み返してもなかなか気付きにくいとゆうか・・・
カキコの前に最低2.3回(貼り付け前)読み返し→カキコ直前に読み返し
それでも気付かない自分・・・どうしようもねぇ・・・orz
>>126
㌧でつ!
ごめんなさい、一つだけ生意気な事を言わせて下さい・・・
sageでお願いしまつ(ノД`)
128:アール子
07/01/30 11:12:41 Jbh3khSg
てことで127でカキコ忘れのため、もう一度・・・
投下!
129:アール子
07/01/30 11:17:44 Jbh3khSg
唇に触れてるだけじゃ物足りなくて、少し強引に舌を押し入れる。
「・・・んっ・・・っふ・・・・っ」
奈美恵さんから少しだけ息苦しそうな声が漏れて、私の胸の鼓動も早くなる。
奈美恵さん・・・大好き・・・愛してる・・
そのまま両手を腰に掛けて、上着の中にそっと滑り込ませ・・・
ガシッ!
ようとしたとき、上から奈美恵さんに両腕を押さえられる。
私だって負けじと力をグッ!と込め・・・たところで、当然のごとく
上から抑えられる力にはかなわないわけで。
力を込めきる前に、またあっさりと押さえ込まれる。
奈美恵さんはちょっとだけ吹き出して私の肩に頭を乗せた。
130:アール子
07/01/30 11:19:11 Jbh3khSg
「だめ・・・?」
「うん・・・ダメ・・・」
「なんで?ヤダ!」
奈美恵さんがまた吹き出す。私そんなにおかしな事言ってるかなぁ?
このままじゃ納得出来ないもん。
「どうして・・・?」
「だって・・・」
「だって?」
「止まらなく・・・なっちゃう・・・」
奈美恵さんは肩から頭をあげて私を見つめた。
頬が少し赤くなってるのが、また私の胸をキュンとさせる。
うぅ・・・か、可愛いすぎるっ!
131:アール子
07/01/30 11:20:08 Jbh3khSg
そして、ニコッとして私に言う。
「それに・・・」
「ん・・・?」
そう言って奈美恵さんが私のお腹を見下ろした瞬間・・・
“ぐぅぅぅ~”
見事なまでに鳴る、私のお腹。
何ですか、これ。タイミング悪いったらありゃしない。
二つの欲求が見事なまでに重なった自分が恥ずかしいやらなんやら・・・
「ごはん、作らないと!ね?」
私は“は~い・・・”なんて煮え切らない返事をして
手を引かれながら渋々台所に向かった。
132:アール子
07/01/30 11:22:07 Jbh3khSg
とゆうことで、一旦おいとましまつ。ではでは1
133:名無しさん@秘密の花園
07/01/30 18:16:45 cUvdGC+D
+・@・){wktk
134:名無しさん@秘密の花園
07/01/30 18:33:35 bf3Nn28k
BoAタソが安室タソを…(゚∀゚)wktk
135:名無しさん@秘密の花園
07/01/30 19:29:41 njhZAE+I
うんうん(・∀・)
BoAタソが安室タソを…wktk!!!
136:アール子
07/01/30 23:21:14 UR2pA7l3
とりあえず出来てるとこまで投下させてもらいまつね!
137:アール子
07/01/30 23:22:17 UR2pA7l3
「BoAちゃん、何作ってくれるの?」
「チヂミです!」
「朝から?」
「朝も何も、私チヂミしか作れないです」
ってゆうのは大げさだけど、まぁ料理がダメなのはホント。
そんな中でもチヂミはちょっとだけ自信があったりして。
って言ってもお母さんからちょっと教わったくらいなんだけど。
とゆう事で調理開始!
奈美恵さんと二人で料理出来るなんて、幸せ♪
私がチヂミ一つで悪戦苦闘してる間に、奈美恵さんは何とも慣れた手つきで
次から次へと料理を完成させてく。私が買った微妙な食材までちゃんと
使って料理にしちゃってるし・・・
“あたしも料理はあんまり得意じゃないし、好きでもない”なんて言ってた。
お肉を丸焦げにしたこともあるんだって。ホントかな?
私も少しは勉強しないと・・・
とゆう事で、完成~!
ま、9割は奈美恵さんが作ってくれたんだけど。
138:アール子
07/01/30 23:23:33 UR2pA7l3
「じゃ、頂きます。」
「いただきま~す!」
奈美恵さんが一番に手を付けたのは、なんと私のつくったチヂミ。
反応が恐くて食事どころじゃないってば!
ドキドキ・・・
「BoAちゃん・・・これ・・・・」
え?!ヤダ・・・マズイ?砂糖と塩を間違えた・・・?
なんて、王道過ぎるミスをしたつもりはないんだけど・・・
“はぁ・・・”なんて溜息までつかれちゃって・・・
あーもう終わった。終わったね、これは。
「また、作ってくれる?」
「・・・はい?」
「いや、これ今まで食べた中で一番美味しい」
「ウソだぁ?!」
「ホント。何か特別なもの入れた?見てた限りではそんな感じなかったけど・・・」
「入れた。」
「何入れたの?」
「教えない。」
「ふ~ん。いいもん別に」
「ご飯食べ終わったら言う」
「うん、わかった。」
そう言って、奈美恵さんはクスクス笑った。
139:アール子
07/01/30 23:28:28 UR2pA7l3
かわいい・・・(デレ~
「BoAちゃん、鼻の穴ふくらんでるよ?」
アホな姿を指摘されちゃったけど、その後の私達の食事の風景といえば、
お互い“あ~ん”なんてやったりしちゃって、これって“バカップル”って言うのかな?
それでもいいや。だって私、奈美恵さんに夢中だもんねっ!
片付けも二人仲良く。二人で食器を流しに運んで、奈美恵さんが洗って、私が流して。
こんな些細な事がとんでもなく嬉しかったりする。
「ふぅ~終わったね!休憩しよっか?」
奈美恵さんが私に声を掛ける。
140:アール子
07/01/30 23:29:30 UR2pA7l3
とりあえずここまででつ。
今から続き作成でつ。
では!
141:名無しさん@秘密の花園
07/01/30 23:40:01 njhZAE+I
毎度オツです
がんばッ(`・ω・´) !!
>>130
「なんで?ヤダ!」
駄々っ子BoAかわいい・・・
142:アール子
07/01/30 23:43:40 UR2pA7l3
>>141
㌧くすでつ!とゆうか、
私の未熟な文でwktkして頂けるみなさまに、感謝でつ!
ちょっと少しだけ、追加分でつ。
143:アール子
07/01/30 23:45:28 UR2pA7l3
「終わってない。」
「ん?」
「私、デザート食べないと気が済まない。」
「あ、そっか。気が利かないでごめん!」
そう言って冷蔵庫に向かおうとする奈美恵さんの腕を、
私は思い切り引っ張って抱き寄せた。
「ビックリした・・・BoAちゃんどうしたの?」
「デザートは冷蔵庫にはないです。だって買ってないもん。」
「え?じゃあどこにあるの?」
奈美恵さんは顔をキョロキョロさせる。
私は奈美恵さんの顔を両手で押さえて目をまっすぐ見つめた。
「ここ・・・」
そう言って私は奈美恵さんにキスをした。
144:名無しさん@秘密の花園
07/01/31 02:02:34 kjb8gkKl
今回もGJっす!続きwktk(//▽//)
BoAタソって安室タソに会う度にドキドキするそーですv
「奈美恵さん奈美恵さん」ってもぉ可愛すぎ!
145:アール子
07/01/31 02:36:50 feACGIPf
>>144
㌧でつ!
BoAタンドキドキしちゃうんですか・・・それは知らなかったw
え~、今回、ビックリするほど進んでおりません。
他に似てるとのご指摘受けないように、言葉を選び、シュチュエーションを選び・・・
そして、え~・・・・
エロって難しいよぅ(ノД`)
ごめんなさい、今日は寝まつ・・・
146:名無しさん@秘密の花園
07/01/31 07:58:57 pHAo5e+o
アール子さんいつもGJです!!
しかも他のスレと違って長~く待たせることせず
惜しげもなく最高のSSを投稿してくれるアール子さんに
感動と感謝です(*ノД`*)
147:名無しさん@秘密の花園
07/01/31 12:56:49 mEXJAHPE
GJ!
日常な会話がよりリアルでイイ!!!実話?www
BoAタンのデザート・・・続きが気になる。
148:アール子
07/01/31 14:45:23 qkPmwbe3
>>146
㌧でつ!私が読み手だった時に、なかなか投下されないスレを見て、
最初はやはり、wktkなんですけど、そのうちもういいや。みたいな感じに
なってしまいまして。もちろん、あくまでも私の場合なんでつが。
なので、極力早めに更新できればいいなと思っておりまして・・・
まぁ、一応そんな感じだったりしまつ。
>>147
実話・・・だったら私が萌え死んでるに違いないw
とゆうことで、ちょいと多めでつが、完成しますたので一気に投下!
149:アール子
07/01/31 14:51:23 qkPmwbe3
唇を触れるだけのキスを繰り返しながら、すぐ後ろにあるリビングに移動する。
「ま・・・待って・・・」
「何?」
「ベットに・・・行きたいんだけど・・・」
「奈美恵さんは、デザートをベットで食べますか?」
「いや、それとこれとは話がちが・・・」
奈美恵さんが全てを言い終わる前に唇に触れて、すぐに舌を押し入れる。
「んっ・・・ダ・・・っ・・・」
そんな色っぽい声聞いて、やめられる訳がないってば・・・
服の両サイドから素早く腕を入れて、そのまま後ろに回してブラジャーのホックを外す。
服に手を入れた時には、やっぱり上から抑えられたけど、さっきとは違って奈美恵さんは
私の腕をすぐに解放して、抱きしめ返してくれた。
そのままテーブルに座らせると、奈美恵さんが慌てたように唇を離して、
まだ中腰の私に口を開く。
150:アール子
07/01/31 14:52:33 qkPmwbe3
「ちょっ・・・テーブル壊れちゃう・・・」
「へーき」
自信があった。だって、さっきご飯食べてる時に見たもん。
素人の私から見ても分かる位、頑丈でしっかりしてる。
私と奈美恵さんが乗った位じゃビクともしない。
それに高さは膝くらいしかないから万が一落ちたって大丈夫。
「それに、デザートはテーブルで食べないと。」
「いや、だから・・・」
まだ何か話そうとする奈美恵さんの上着を一気に胸上までめくり上げる。
「ちょっと・・・BoAちゃん!」
奈美恵さんは咄嗟に腕で胸を隠したけど、私の欲望は抑えられない。
ってゆうか抑える気、ゼロ。みたいな?
「奈美恵さんだけ私の裸見てズルい・・・私だって見たい。ダメ・・・?」
「だめ・・・じゃない・・・けど・・」
151:アール子
07/01/31 14:53:40 qkPmwbe3
奈美恵さんをそのままテーブルに押し倒すようにして寝かせて、
その反動で腕が放り出された隙に、胸の頂点を口に含む。
「っ・・・BoA・・ちゃ・・・あっ・・」
左手でもう片方の胸の頂点を摘んで右手を徐々に下へずらしていく。
「ダメ・・・だっ・・・って・・・」
「ふ~ん?」
少し湿った下着の上から一気に撫で上げる。
「っく・・・んっ」
奈美恵さんは体をビクッとさせて、唇を噛み締める。
もっと奈美恵さんの声が聞きたくて、感じさせたくて、私だけのものにしたくて・・・
152:アール子
07/01/31 14:55:55 qkPmwbe3
少しだけ奈美恵さんを手前にずらして、膝元まで一気に下着ごとおろす。
ガードされる前に私は奈美恵さんの足を広げて間に入り込んだ。
いわゆる“順序”ってもんがあるのは私だってわきまえてる。つもり。
だけど、すぐにでも奈美恵さんを感じたくて、一つになりたくて。
そうしないと、頭のネジが飛んじゃいそうだった。
今にもこぼれ落ちそうなほど溢れた蜜を中指ですくいあげて、蕾を一周させる。
「んっ・・・」
そして、私は奈美恵さんをしっかり抱きしめて、
そのまま勢いよく奈美恵さんの中へ指を滑り込ませた。
「っく・・・あぁっ・・・」
指を入れた瞬間、奈美恵さんの腰が浮いて私の腰に足を絡ませてくる。
私の指の動きに合わせるように、クチュっといやらしい水音が響いて、
奈美恵さんの中は温かく私の指を包み込んだ。
153:アール子
07/01/31 14:57:08 qkPmwbe3
「奈美恵・・・さん・・・」
「あっ・・・んっ・・・BoA・・ちゃ・・・」
耳元に掛かる奈美恵さんの喘ぎ声と吐息が、私の胸の鼓動を加速させる。
ゆっくりと指を増やして、指の腹で確認するように隅々まで刺激を与える。
「あっ・・ひぁっ・・いっ・・・」
「ん・・・?痛い・・・?」
「ちが・・そ・・こ・・・・」
確認するようにもう一度刺激を与える。
「ひぁっ・・・っあ・・・」
奈美恵さんの腕が、私の背中をガッチリと捉えた。
それに刺激されるように、私も指の速度を加速させる。
「あんっ・・あっ・・いっ・・・」
「奈美恵・・さん・・・・こんなにして・・・やらしい・・・」
「だっ・・・・て・・・っん・・・BoA・・ちゃん・・・が・・っあ・・」
まだ何かを言おうとする奈美恵さんの唇を私は無視して塞ぐ。
154:アール子
07/01/31 15:01:12 qkPmwbe3
「んっ・・・っく・・・ん・・・っ」
息苦しそうに声を出す奈美恵さんも、愛おしくてたまらない。
だけど、私はすぐに耳元へ唇を移動させる。
「奈美恵さん・・・可愛い・・・」
「そんな・・・事・・・」
「なくない・・・ホント・・・・だもん・・好き・・・愛してる・・」
もう自分でもよく分からなかった。
奈美恵さんへの想いが溢れて、頭の中も脈打つ鼓動も、爆発寸前だった。
「あたし・・・も・・・っあ・・・イッ・・・あんっ・・・イっ・・・クっ・・・んっ・・・あぁぁぁ!!!」
奈美恵さんが体を大きく反らせるのと同時に、
私のグラグラだった感情のネジが弾け飛んだ。
155:アール子
07/01/31 15:02:47 qkPmwbe3
なんとか辛い体を起こして、奈美恵さんの服をザッと元に戻して、
下のカーペットに寝かせようとする。そのまま抱え上げて・・・
なんて、脱力しきった奈美恵さんの体を支えるのは今の私には
当然無理なわけで。
私達はズルリとカーペットの上に転げ落ちた。
「・・・BoAちゃん・・・痛いんだけど・・・」
「ゴメン・・・ナサイ・・・」
二人の呼吸が、まだ落ち着かないまま、こんな会話。
「落ち着くなら・・・下が・・・柔らかい方がいいと思って・・・」
「・・・ふぅん・・・プッ・・・ふふ・・・あははっ」
「・・・どうしたんですか・・?」
奈美恵さんが深呼吸をして私の方を向く。
「だって、そんなとこ別に気にしなくていいのに。BoAちゃん可愛いなぁって」
「そんなこと・・・」
「あるよ。あるんだってば。BoAちゃん可愛いもん。大好き。愛してる・・・」
「奈美恵さん・・・」
156:アール子
07/01/31 15:04:02 qkPmwbe3
奈美恵さんの言葉が嬉しくて、恥ずかしくて・・・
私は奈美恵さんの胸に顔をうずめた。
「そうだ、BoAちゃん・・・」
「なに・・・?」
声を掛けられて奈美恵さんを見上げる。
「チヂミに入れた“特別なもの”ってなに?」
「あ、そうだ。知りたい?」
「だって、ご飯終わったら言うって約束でしょ?」
「うん。やっとご飯も終わった事だし。」
そう言うと、奈美恵さんが頬を緩めて
“うん、そうだね。それで、何入れたの?”と聞いてくる。
私は唇に触れた後、耳元でそっとつぶやいた。
「私の愛」
~終わり~
157:アール子
07/01/31 15:14:32 qkPmwbe3
え~、第3話よりシリーズ化(?)しておりましたが
この第7話をもちましてこのシリーズは終了とさせて頂きまつ。
次回8話より新シリーズ(?)とゆうか単発的なものを含んでいこうかと・・・
シリーズものも、すでにちょいと構想してたりするんでつが(^_^;)
とゆうことで、エロ・・・お粗末でございますた(ノД`)
158:名無しさん@秘密の花園
07/01/31 15:52:38 mEXJAHPE
GJデス!!!
愛入りのチヂミGJw
BoAタンのたどたどしいエロが読みたかったッスwww
159:名無しさん@秘密の花園
07/01/31 17:08:41 wJLPS4fc
キメェスレ…晒し上げ
160:名無しさん@秘密の花園
07/01/31 17:51:04 kjb8gkKl
GJ!
短編?も楽しみですv
オリスタ買ってきました~可愛いっすよBoAちゃん!
また安室タソ発言ないかなぁ
161:アール子
07/02/01 01:59:35 Fdst1ukK
>>158
初のわりにはBoAタンが大胆ですたよね・・(;^_^A
スマソ。
>>160
短編と言いいますか、単発でつね。
私もドンドンBoAタンの魅力に(*'Д`*)
では投下!
162:アール子(今回の第8話でつね・・・
07/02/01 02:02:21 Fdst1ukK
いつものように彼女があたしの家に泊まって、迎える朝。
昨日も沢山愛し合って、今朝も心地良い疲れが少しだけ残るまま起きた。
彼女が寝てる間にあたしが朝食を作り終える。最近、このパターンが定着してきてる。
料理は好きじゃないけど、彼女の為に作るのは別。
それに、朝食を作りながら彼女の寝顔を眺めるのが好きだったりもして。
「ん~!ふぁわ~」
アクビをしながら伸びをする姿は、何回見ても可愛い。
“んっしょ”なんて言って、目をこすりながらあたしの方に歩いてきて後ろから抱きつく。
「おはよぉ・・・」
「おはよ!牛乳は?」
「飲むぅ・・・その前に」
はいはい、分かてるって♪
あたしは手に持っていた朝食の材料を置いて彼女の方を向く。
チュッ♪
「えへへ・・・へへっ」
おはようのキスをしてから上機嫌な彼女を座らして、牛乳を出す。
163:アール子(前に安室タンがテレビで
07/02/01 02:05:09 Fdst1ukK
「ぷはぁ~!朝一の牛乳はおいしいねぇ~」
「もうすぐ用意できるから、飲んだら顔洗ってきてね?」
「ふぁ~い。奈美恵さんの口、柔らか~い、えへへ」
彼女って、顔を洗わないとシャキッとしないみたいで、寝起きは大抵こんな。
最初は違ったけど、徐々に本性(?)を現してきた。
でも、こんな彼女も大好き。あたしにしか見せない素顔。
仕事の時の彼女、駄々っ子みたいな彼女、甘える彼女、愛し合ってる時の彼女・・・
挙げたらキリがないけど、全部、どれも大好き。
「うわぁ~ペッペッ!」
洗面所の方から声が聞こえる。
あぁ、またやってるよ。牛乳を飲んだ直後の歯磨きは、マズくて仕方がないんだって。
なら止めればいいのにって言ったこともあるけど、うちに泊まった時は必ずこれ。
じゃあ、あたしが牛乳を出すのをやめればいいかって言うと、それも違うみたいで、
“奈美恵さんちに泊まった時は朝一で牛乳に限る!”とか言っちゃって。
じゃあさ、牛乳飲んだ後にすぐに食事すれば?って言っても、
“ヤダ。顔も頭も全部スッキリさせてから、奈美恵さんの手料理を頂きたいのです”
だって。なんとも矛盾だらけなんだけど、それもまた可愛いんだよね。
ちなみに、あたしが彼女の家に泊まる時は、こんな光景見たこと無い。
だって、BoAちゃんちに牛乳置いてるのすら見たことないもん。
164:アール子(あたし、運転が下手なんです・・・
07/02/01 02:07:29 Fdst1ukK
「スッキリしましたか?」
「はい、バッチリ!」
うわ~今日もおいしそう!なんて言いながら、座る。
そんな大したもん作ってないんだけどなぁ。
でも、必ずと言って良いほど彼女は完璧なまでにあたしの料理を平らげてくれる。
しかもすごい美味しそうに食べるんだよね。見てるこっちが嬉しくなっちゃう。
あたしが座ったところで二人一緒に手を合わせて声を出す。
「頂きまーす!」
朝のBGM兼時計代わりに付けていたテレビから某遊園地の特集が流れてくる。
時刻は朝の八時過ぎ。ゆっくり寝ようにもやっぱり朝はしっかり食べないと
力が入らない。それに彼女の分もあるし。あたしも大変だ。なんて。
165:アール子(と言ってたのを、ふと思い出しまして・・・
07/02/01 02:09:30 Fdst1ukK
「奈美恵さん」
「ん?」
「今日、私達一日オフじゃないですか?」
「うん」
「今日の予定は?」
「まだ特に決めてないけど・・・」
「じゃあ私の希望言ってもいい?」
「うん、なに?」
「私、ここ行きたい!」
そう言って彼女はTVの画面を指差した。
「え・・・無理・・・」
「なんで?ジェットコースターだめ?」
「そうじゃ・・・ないけど・・・」
違うんだ、違うんだよBoAちゃん・・・
「じゃあ行こう?ってか、行きたい!」
「無理だってば・・・」
だってさ、ここに行くって事は・・・当然、高速道路に乗らなきゃいけないわけで・・・
166:アール子(そこから考案したSSでございまつ
07/02/01 02:11:14 Fdst1ukK
「ホントはジェットコースターがダメなんだ?」
「だから・・・違う・・・」
口が裂けたってこんな事言えない・・・言えるわけがない・・・
「じゃあ行こうよ!ダメ~?」
「車、壊れてる・・・」
「ウソだ!こないだちょこっとだけ乗ってたもん!」
「あはは・・・そうだっけ・・・?」
絶対に言えない・・・車の運転が下手だなんて!!!
「奈美恵さんと、遊園地行きたいな~」
ヤダ・・・やめて・・・そんな目で見つめないで・・・
「ね!行こう?」
「わかった・・・わかったから・・・」
あたしは彼女の笑顔に根負けした・・・トホホ・・・
167:アール子
07/02/01 02:13:22 Fdst1ukK
まぁ、BoAちゃんが見たのは駐車場に入れる前の段階。
車検とかの都合で仕方なく戻ってきた車を車庫に入れなきゃいけなくて・・・
そん時のあたしといえば、車庫入れを見られたくないが為に、彼女を先に
部屋に行かせた。車庫入れにバッチリ5分掛かって、彼女にも“遅い~”
なんて言われちゃったし。それに対する言い訳が
“ちょっと捜し物してて”なんて、苦し紛れもいいところ。
だって、普通に運転するのもダメなのに、車庫入れって・・・
文明の進化が少しだけ憎い。
そんなあたしの思いを知るよしもない彼女は
「きゃー!ありがと!奈美恵さん大好き~!」
なんて良いながら笑顔全開で抱きついてくる。
あたしも大好きだよ・・・でもね、でもねBoAちゃん・・・!
「ごちそうさま!今日もおいしかった!片付けて準備しましょうよ?」
BoAちゃんは厳しかった。あはは・・・はは・・・
168:アール子
07/02/01 02:13:53 Fdst1ukK
とゆうことで、本日はこれにて。
おやすみなさいませ。
169:名無しさん@秘密の花園
07/02/01 02:15:52 kgCGQ/UP
乙!
乙乙!
170:名無しさん@秘密の花園
07/02/01 04:23:48 jOus1JFf
GJ!
GJ!GJ!
171:アール子
07/02/01 10:39:28 /50rqHox
>>169
>>170
㌧くすでつ!
では投下!
172:アール子
07/02/01 10:40:41 /50rqHox
なんとか重たい腰を上げて、あたしも準備を始める。
はぁ~、気が重たい・・・
そんな事を考えながら食器を洗っていると、彼女が肩に頭を乗せてくる。
「奈美恵さん、私やっぱり行かなくてもいい・・・」
「・・・え?」
どうやら彼女はあたしの様子を見て気を利かせてくれたみたいで。
そんな彼女をあたしの勝手な思いに巻き込む事はしたくない。
要はあたしの運転力をアップさせればいいだけの話で。
まぁ無理だろうけど・・・
173:アール子
07/02/01 10:41:33 /50rqHox
「だってさ・・・奈美恵さん、さっきから・・・」
「行こうよ!せっかくなんだし!ね?」
「無理してない・・?」
「うん。」
あたしは彼女の方を振り向いて、笑って見せた。
「ホントに?」
「ホント。」
そう言うと彼女は“やったー!”なんて言ってあたしの手を握ってピョンピョン跳ねた。
可愛いなぁ、もぉ・・・
「でも奈美恵さん、きっとまだ一個だけウソ付いてる。」
「ん?何が?」
「ホントはジェットコースター恐いんでしょ?」
だから違うっつうの!
174:アール子
07/02/01 10:44:19 /50rqHox
逃げたい・・・でも逃げられない・・・
すでに目の前には車があるわけで・・・。
お願いします・・・どうか、どうかエンジンが掛かりませんように!
な~んて、おいしすぎる展開があるはずも無くて、エンジンは気持ちよすぎるくらいに
“ブルォン!”と音を立てながら、勢いよく掛かった。
はは・・・ですよね・・・
これは普段ほとんど乗ってあげられてないマイカーの逆襲かも。
“ブルォン!(諦めろって!)”
冗談じゃなく、そう言われてる気がした。
あたしは、深呼吸をして覚悟を決めた。
175:アール子
07/02/01 10:45:12 /50rqHox
ではでは。
176:名無しさん@秘密の花園
07/02/01 14:35:25 E1REby6I
あいかわらずGJですね!
177:名無しさん@秘密の花園
07/02/01 20:55:30 QbggWvx/
エロがあるのもいいけどこ~いうのもいい!
ほのぼのするよね。
178:アール子
07/02/02 00:11:18 gM+c4aAX
>>176
㌧でつ!
>>177
本音を言うとですね、こーゆー方が作ってて楽しいでつ。
なんと言ってもエロが苦手なもんで(;^_^
とゆうことで、実は大夫進んでまつが、出来てる分だけでも一気に投下すると
長いので、一旦切りまつね。
では、投下!
179:アール子
07/02/02 00:12:50 gM+c4aAX
「じゃ、しゅ・・出発します・・・」
「は~い!」
とは言っても、すでに家の前からすごい量の車。確かに交通の便も良いし、
すぐ行けば何でもあるけど、車の運転となったら、そりゃまったく別。
こればっかりは田舎の方が良いって話。あたしの故郷の沖縄なんか、
那覇のメインストリートからちょっと外れれば、ウィンカーなんか
必要ない位なんだから。なのに都内ときたら、この交通量に加え一通だらけ。
とてもじゃないけど、一人じゃ運転なんか出来ない。
東京のバカヤロー!
「奈美恵さん、前屈みになりすぎじゃないですか?」
「この方がね、楽なの」
もちろん、ウソです。
あたしも素直じゃないな・・・
ナビに従いながら何とか高速の乗り口に辿り着く。
とは言っても、ナビなんか使い慣れないあたしに使いこなせるはずもなくて、
途中何回焦ったか分からない。だって、“この先○メートル先、右折です”って
言われても車じゃ距離感なんか分からないし、“間もなく、右です”なんて
言われたとこで、すぐ2.3メートル先にも道があって、
「どこ?どっち!?こっち!?」
「違う、あっち」
なんて、慌てるあたしをBoAちゃんがナビしてくれて。ホント、助かります・・・
結局自分じゃほとんど見ないで、彼女にタスキを渡した。ナビの意味、ほぼゼロ。
180:アール子
07/02/02 00:14:45 gM+c4aAX
なんとか高速に乗ったところで彼女が言う。
「奈美恵さんとドライブなんて初めて」
「うん、そうだね」
助手席に座る彼女の手を握ったり、顔を見たりしたいのはやまやまだけど、
ハッキリ言って今のあたしに・・・そんな余裕は無い。
おまけに、一番左の車線をきっかり80kmで走るあたしの車を、邪魔だと言わんばかりに
後続車がビュンビュン追い越していく。恐い・・・恐いよぉ・・・
「何か聞きたい!」
「その中にCD入ってるから適当に」
そう言ってあたしはダッシュボードを指差す。
ガチャガチャ・・・
「あ、いいもの見つけたっ!」
・・・?
横を見たくても見れない自分が哀しい。
181:アール子
07/02/02 00:16:11 gM+c4aAX
「プッ・・・ふふふ・・・あははは!」
一瞬だけ横目で見る。
!?
いやー!やめてぇー!
なんて言う間すら、彼女は与えてくれなかった。
「この奈美恵さん、すごいマヌケな顔してる!あ~おかしい。」
「だって、しょうがないじゃん・・・それ撮る時ってすっごい一瞬なんだから」
あたしは免許証をダッシュボードに入れてた事を忘れてた。
それをまんまと彼女に見つけらてしまったわけで・・・
でもホント、彼女の言う通りで、見事なまでにマヌケな顔してるんだな、これが。
けど、大抵はみんなマヌケな顔なわけだし、あのシステムじゃ仕方ないって。
182:アール子
07/02/02 01:00:13 gM+c4aAX
以外とそうでも無かったので、投下しまつね!
えと、かなり長くなっちゃうと思いまつ、スマソ。
183:アール子(作るときに思い立った事を
07/02/02 01:03:11 gM+c4aAX
あたしのマヌケな免許写真を見て、充分すぎるほど笑った彼女が聞いてくる。
「奈美恵さん、私前から気になってたんですけど」
「ん?」
「ここの、“へいせい?○○年の○月○日までゆうこう?”ってところの色」
「うん」
「これ、どう違うんですか?他に青みたいなの見たことあるんだけど」
「それね、結構いろんな色があるんだよ」
「へぇ~!例えば?!」
しめしめ。
「まず、今BoAちゃんが見てるあたしの免許は金色でしょ?それは、免許を取ってから
5年間一回も違反をしないと貰えるの。その色になるのは難しいんだよ。」
「え~、じゃあ奈美恵さんすごいんだ?!」
「ま、まぁね。」
なんちゃって。難しいってのも事実だけど、それは毎日のように車を運転する人に
該当する話ってだけで。“ゴールド=ペーパー”ってゆう式が成立するってのも
多々あるパターンで、まさにあたしはそれ。だけどそこはしっかり内緒。
「それから、初めて免許を取ってから3年間は緑なの」
「ほぉ~」
「で、3年経ってから免許の更新をすると水色になるのね」
「へぇ~」
「多分、水色の免許の人が断トツ多いんじゃないかな。」
「あ~、私が見たの、全部水色だった」
「でしょ?」
184:アール子(追加していくと
07/02/02 01:04:52 gM+c4aAX
さてさて。
「あとはね、赤」
「赤?何それ?」
「たま~にだけど、いるんだよね。道路には制限速度があるでしょ?」
「うん」
「でね、高速道路にはスピード違反を取り締まるカメラが付いてるの」
「なんか聞いたことある」
「みんなその機械の前では気を付けるからスピード落とすんだけど」
「あ、そっか」
「で、気付かないままスピード違反で写真を撮られちゃう人がいるのね」
「なんか気の毒ぅ~」
「そーゆー人は赤なの」
「恥ずかしいね、それ。だってバレちゃうじゃん」
「気を付けるのは、そうなりたくないからってのもあると思う」
「あ~なるほど!」
もう一声。
「それからね、これもたま~にいるんだけどね、グレー」
「グレー?」
「うん。確かね、10回以上だったかな?違反をするとグレーになっちゃう。」
「もっと恥ずかしいじゃん」
185:アール子(長文になってしまう事が多々ありまして・・・
07/02/02 01:14:39 gM+c4aAX
最後にもう一個。
「あとはね・・・これはもう伝説の色と呼ばれてるんだけど・・・」
「伝説?すごいって事?!」
「違うんだよね、それが。これ言っちゃっていいのかな・・・」
何をだよ?みたいな。
「え~?聞きたい!」
「黒。あたしも見たこと無いんだけど」
ええ、当たり前です。
「黒?」
「そう。黒の上に金色の文字。お酒の瓶で見たことない?」
「あ、あるかも!」
「まぁ、早い話が飲酒運転関係で捕まると黒になるんだけど。」
「伝説じゃないじゃないですか?」
「待って、伝説はここからなの。普通の飲酒で捕まる人は結構いるでしょ?」
「うん」
一瞬横目で彼女を見た。
真剣な顔が、ちょっとだけあたしの中の罪悪感を呼び覚ます。
だけど、ここまで来たからには最後までやりきらないと女が廃る。
って、あれ?例え間違ってるのかな、これ。
186:アール子(ホント、申し訳ないでつ・・・
07/02/02 01:15:57 gM+c4aAX
「なんだったっけかなぁ・・・ここからがものすごく色んな条件があって」
「条件?」
「うん。肝心な所が思い出せないんだけど、その条件を満たしちゃった人だけが黒なの」
「一番肝心なところを思い出せないの?」
「うん。すっごい沢山あったのは覚えてるんだけど。」
「へぇ~」
「あまりにもその黒は数少ないから、ほとんどの人は知らないんだって」
「奈美恵さん、すごくないですか?物知り~」
「いや、そんな事ないって。」
はい、そんなことありませんよ。あるわけないじゃないですか。
まぁ最後の“黒の免許”は途中まで言い掛けたものの、その後何を言おうか
思い浮かばなくてちょっと焦ったんだけど。
あたしもよく笑わずに言えたもんだ。自分に乾杯、なんて。
でもね、自分でも変だって自覚してるけど、さすがにあそこまで大笑いした
BoAちゃんに、ちょっとだけイタズラしたくなっちゃったんだ。へへっ。
でもBoAちゃんってば、“いいこと聞いた!今度自慢する!”なんて言っちゃって。
はは・・・それは言わない方がいいと思うんだなぁ、BoAちゃん。
ちょっとやりすぎたかな・・・?まぁでも、笑い話で済む話だし、いっか♪
187:アール子
07/02/02 01:16:41 gM+c4aAX
とゆう事で今日は寝まつ。
おやすみなさいませ。
188:名無しさん@秘密の花園
07/02/02 02:05:10 02tbiYOT
乙!(´∀∩)
ほのぼのした雰囲気…
良いですね!
189:アール子
07/02/02 10:20:17 /Mp8BUCU
>>188
㌧でつ!ちょっとほのぼのしすぎな気もしまつが・・・(;^_^
では、投下!
190:アール子
07/02/02 10:20:56 /Mp8BUCU
「ところでBoAちゃん、CD聞かなくていいの?」
「あ、そうだった!」
あたしと免許の話をしてる間、彼女はCDを手に持ったままだった。
迷うことなく一枚のCDを選んでデッキの中へ入れる。
「ねぇ、それだけある中からなんでそれ選ぶかなぁ・・・」
「だってこれ聞きたいんだもん!」
はぁ・・・変なとこ頑固なんだよな。
そりゃ自分のCD置いてるあたしもどうかと思うけど、
自分で自分のCD聞くなんて恥ずかしくてしないし、ずっと入れっぱなしだった。
思いがけないことがきっかけで聞くハメになるとは。
“そんなんじゃないよ 楽しいだけ フッフー♪”
なんてノリノリの彼女を見て、あたしは少しだけ頬をゆるめて
アクセルを踏む足に力を入れた。
191:アール子
07/02/02 10:21:53 /Mp8BUCU
今日が平日で良かった。途中からあまり車もいなかったし、
天気もそこそこで、彼女との初のドライブとしてはなかなかのもの。
それに、あたしもなんとか運転の勘を取り戻して(?)余裕も出てきたし。
もうすぐ長かった高速の旅も終わる。
「奈美恵さん、降りるとこって今のとこだったじゃないですか?」
えぇぇぇーーー!?
なんて思ったところで、後の祭り。
あたしはゴールテープを切るよりも華麗に、高速の降り口を駆け抜けた。
Uターン!出来るはずもなく、仕方なく次の降り口を目指す。
192:アール子
07/02/02 10:22:50 /Mp8BUCU
「ごめんね、BoAちゃん・・・」
「奈美恵さんと一緒だからいい」
そう言ってあたしの太ももにそっと手を置く彼女に、ちょっとドキッとしてしまう。
そして少しずつ彼女の手が下に移動してきて・・・
「って、こら!」
あたしは彼女の手首をグッと抑えた。
「ダメ?」
「ダメに決まってるでしょ」
あたしがピシャリと答えると、彼女は“奈美恵さんのケチ・・・”とポツリと言った。
これってケチとは言わないんじゃないの?
そんな彼女をなだめようと、あたしは彼女の手を握る。
「夜用にとっておいて?」
そして、そっと手の甲にキスをした。
「うん!」
あたしの一言で、彼女の笑顔が全開になる。
子供みたいで単純なところも、大好き。
193:アール子
07/02/02 10:23:51 /Mp8BUCU
ではでは。
194:名無しさん@秘密の花園
07/02/02 17:47:02 lbmoz5n/
ソフトタッチGJ!
夜…(゚∀゚)wktk
195:名無しさん@秘密の花園
07/02/02 20:24:24 6yqe2nlW
エロBoA・・・キャッ!!
196:アール子
07/02/03 00:52:51 1JIpFTCY
>>194
今回は、この程度の描写でつ・・スマソ(;^_^
>>195
実際のBoAタンもこんなならいいんですけどw
では、投下!
197:アール子
07/02/03 00:54:03 1JIpFTCY
「ふぅ・・・着いたね・・・」
「うん、着いた!」
奇跡的に一発で駐車した。“的”じゃなくて奇跡。
だからきっとまだ、彼女はあたしが運転が苦手なことに気付いてない・・・はず。
車を降りると彼女が急かすように足踏みをする。
はいはい、分かりました。
あたしは彼女に手を引かれて歩き出した。
平日とは言え、あたし達が着いた時にはすでに結構混んでた。
まぁでも、ギネスに載ってるようなアトラクションがあるから、仕方ないか。
今朝のTVの影響もあるのかもしれないけど。
入場して早速、彼女が話し始める。
「奈美恵さん、私あれに乗りたい!」
空に向かうようにして高くそびえ立つジェットコースターのレールを指差す。
目的の場所に向かうまでの間、コースターが坂を下って行くのを見て
彼女は“わー!すごい面白そう!”なんて、早くもテンション高め。
へへ、可愛い♪
198:アール子
07/02/03 00:56:08 1JIpFTCY
「あちゃ~奈美恵さん、混んでない?」
「うん、混んでるね」
やっぱりとゆうか当然とゆうか。
待ち時間は約1時間。でもこれって、恐らく空いてる方だと思う。
それに、彼女と一緒なら待ち時間だって楽しみの一つ。
ここに来たからには、やっぱりこれは乗っておくべきでしょ。
待ってる間、彼女はずっと笑顔。よほど楽しみらしい。
彼女が前に並んで、あたしが後からついて行く。
でも、話をするとなると、彼女がどうしてもあたしの方を
向かなきゃならないわけで。
小声で彼女に話しかける。
「あんまりこっち向くとバレちゃうって!」
あたしの小声は全くの無意味と化して、彼女は普通に答える。
「私全然気付かれないからへーき!」
「でもこないだバレてまずかったじゃん(相変わらずヒソヒソ)」
「それは奈美恵さんが私の名前呼ぶからじゃないですか(やっぱり普通)」
そうだよ、そうだけどさ・・・
199:アール子
07/02/03 00:57:51 1JIpFTCY
呑気な彼女をよそにあたしは一人でヒヤヒヤ。
誰かと目が合わないように、待ってる間の折り返し地点では下を向いて。
立場が立場なだけに、面倒な事は避けたい。
しかも同性同士って事で、手を繋ぐことも出来ない。これって結構辛い。
気を付けてたつもりが、後ろから声を掛けられる。
「あのぉ・・・」
だから言ったのに・・・とりあえず聞こえないふり。
「すいません・・・」
肩を叩かれる。聞こえないふり。はもう無理かな・・・
仕方なく振り返る。若い二人組の女の子。あー、これって多分、
結構前から気付かれてたよね。きっと勇気を出して声を掛けてくれたんだろうけど、
こんな中で話して、他にバレたらさらに面倒。なんとかサラッと切り抜けないと。
200:アール子
07/02/03 00:59:16 1JIpFTCY
「あの、写真撮って欲しいんですけど。」
「ゴメンナサイ・・・今はちょっと・・・(ヒソヒソ)」
「お願いします」
一人の子が私にカメラを差し出す。
って、そっちかい!
なんですか、この王道すぎる恥ずかしい勘違いは。
「あ、あぁ・・・はい」
なんて笑って見せたけど、きっとあたしの顔は見事なまでに引きつってるはず。
後ろで彼女が笑いを堪える声が聞こえる。う゛ー、悔しい。
“ありがとうございました”
なんて言われて、あたしも“いえいえ”なんて答える。
振り返ると、案の定BoAちゃんは口を手で押さえて、目はニヤニヤ。
手を軽く振り上げて叩く真似をする。
「シーっ!待って!後ろの二人!」
201:アール子
07/02/03 01:00:23 1JIpFTCY
ヒソヒソ声で言うもんだから何かと思って耳を澄ます。
“顔超小さかった!”
“ビックリしたよ!だってさ振り向いたらさ、ヒソヒソ・・・”
そう言えば、一瞬二人の動きが止まった気がしないでもないような。
なんだか気付いてるのに気付いてないふりをしてるのが可笑しくて
BoAちゃんを見ると
「気付いて貰って良かったね!」
なんて言いながらあたしに向かって親指を立てた。
いや、そーゆわけでもないんだけどね・・・。なんとも複雑な気持ち。
そんなこんなでようやく順番が回ってきた。
席が一番後ろだったのをいいことに、コースターが出発したら
あたし達はピッタリと寄り添って座った。
BoAちゃんの体温が伝わってきて心地良い。
頂点に近づくにつれて、彼女のテンションも高くなる。
202:アール子
07/02/03 01:02:33 1JIpFTCY
「どうしよう!恐いかも!ヤバイっ!」
そんな彼女をあたしはなだめる。
「大丈夫だって。下るときだけじゃん。ね?」
「えー?だって、えーやだー!」
「もう、大丈夫だって。ほら」
あたしは彼女の手をしっかり握った。
「あーどうしよう、もうすぐそこだよ?!恐いってば!」
「大した事無いって。ほら、来たよ?3.2.1・・・」
・・・・・・・・ぎゃーーー!!!
あたしは下り坂に入ると同時に彼女の手を離した。
ナメてた。やっぱりギネスはダテじゃない・・・
しかも長いんですけど・・・
203:アール子
07/02/03 01:04:32 1JIpFTCY
軽く千鳥足になりながらヨタヨタとコースターから降りる。
あれだけ怖がっていたBoAちゃんは写真の時にはバンザイをしながら笑顔で写ってた。
それに引き替えあたしときたら、思いっきり下向いてるわ、髪が宙に舞って軽く
メデューサみたいになってるし。そんなあたしを彼女が放っておくはずがないわけで・・・
「いやー、楽しかった。」
「そ、そうだね・・・」
「で、奈美恵さんあの写真は一体・・・」
「なんでしょうね・・・」
「下も向いてたし、髪が大変な事になってましたけど」
彼女は今にも吹き出しそうになっている。
「長いんだから仕方ないじゃん・・・BoAちゃんだって下向いてたら絶対ああなるって!」
「だって、あたし下向いてないもん。」
「そ、そりゃそうだけどさ・・・」
抵抗出来ないのが少しだけ悔しくて、あたしは口を尖らせた。
204:アール子
07/02/03 01:05:12 1JIpFTCY
「奈美恵さん、やっぱりジェットコースター恐いんだ?」
やっぱりそう来ますか。
「違うって!ひ、久しぶりに乗ったから、ちょっと心臓が・・・」
「奈美恵さんも素直じゃないなぁ~」
あたしは彼女をつかまえて、耳元で囁いた。
「今夜覚えてろよ~?」
そう言って耳たぶを軽く噛む。
何も言わずに顔を赤らめる彼女が可笑しくて、可愛くて・・・
あたしは笑いながら、彼女から逃げるように走り出した。
205:アール子
07/02/03 01:07:38 1JIpFTCY
少々多めの投下となり、スマソ。
明日(今日)の夜までこちらにこれないので、ちょっと多めに書き上げてみますた。
6時には起きないとならないので、今日はこれで失礼しまつ。
206:名無しさん@秘密の花園
07/02/03 12:54:53 d1Nhcny/
(+´∀`)wktk
207:名無しさん@秘密の花園
07/02/03 14:40:10 esLS93Pz
リアルタイムMTV~
かわいぃ安室ちゃん♪
208:名無しさん@秘密の花園
07/02/03 15:30:51 NpHvpfoC
FMヨコハマに登場!
209:アール子
07/02/03 17:31:00 A7V1LMKW
>>206
間もなくフィナーレ、かなw
>>207
>>208
恐縮ですがsageでお願いしまつ。
えー、6時に起きたのはいいのでつが、予定が見事に
明日でして、今さっきまで爆睡しておりますた。
今から出かけるので、夜少し投下できるかもでつ。
ではでは。
210:名無しさん@秘密の花園
07/02/03 17:35:22 GV5riBfH
(゚∀゚)wktk
211:アール子
07/02/03 23:08:22 SCcb9qZr
>>210
㌧でつ!
今続き制作中でつが、とりあえず、少々でつが
投下!
212:アール子(エロありそうに思いつつ・・・
07/02/03 23:09:57 SCcb9qZr
それもつかの間
(ゼェゼェ・・・疲れた・・・)
こんなあたしを尻目に彼女はあっけらかんとしている。
こーゆー時は、どうしても年の差を感じざるを得ない。
あたしも前はBoAちゃんみたいだったんだけどなぁ・・・
「奈美恵さん、私トイレ行きたい。奈美恵さんは?」
「あ、うん・・・行く」
そう言えば、朝家を出てから一回も行ってなかった。
それだけあたしもきっと夢中になってたんだな。
「ふぅ、すっきり!」
ほぼ同時に出ると、彼女がそんな事を言いながら鏡越しにあたしを見てくる。
「奈美恵さん」
「ん?」
彼女がこの笑顔の時は、大抵何かを企んでるとき。
213:アール子(無くてスマソ・・・
07/02/03 23:11:36 SCcb9qZr
「今、ここにいるの、私達二人だけでしょ?」
「まぁ、そうだね。」
わざとぶっきらぼうに答える。
「夜まで我慢出来ない・・・かも」
「何が?」
「その・・・」
彼女が何を言おうとしてるのかは、充分すぎるほど分かってる。
さっきまでニコニコしてたのに、今はモジモジなんて、
そんなギャップのある態度を見てるとたまにイジワルしたくなる。
でも、今は遊園地で楽しんでるわけだし、それに何より、
ここじゃいつ誰が来るかなんて分からない。
あたしは彼女の手を引いて、個室に入った。
214:アール子(無くてスマソ・・・
07/02/03 23:17:01 SCcb9qZr
彼女をドアに寄りかからせて、唇を塞ぐ。
けれど、舌を入れる事はしないですぐに耳元へ移動させる。
お互いに耳元で話せる体勢になったとき、彼女が口を開く。
「あ、あの・・・奈美恵さん・・・?」
「なに?我慢できないんでしょ?」
挑発するように言ってみせる。
「でも・・・やっぱりここじゃ・・・」
「ふ~ん?じゃあさっき言ったのは何?」
「だって、奈美恵さんが耳たぶなんか噛むから・・・」
「したくなっちゃった?」
「ちょっとだけ・・・」
「ここでしてあげてもいいよ。」