実の妹に虐められる姉at LESBIAN
実の妹に虐められる姉 - 暇つぶし2ch500:名無しさん@秘密の花園
07/07/21 19:08:01 DMJYxONm
>>499 俺以外のすべての人々、生命体がNGを出しても読ませてくれ。
例え読んだ後俺が誰もなし得ないほどの苛烈なNGを出したとしても読ませてくれ。

501:名無しさん@秘密の花園
07/07/22 03:32:45 lO0IALYY
>>499

>>500の誰もなし得ないほどの苛烈なNGを読んでみたいから
投下キボン

502:名無しさん@秘密の花園
07/07/29 00:08:11 mRF+QHKh
保守

503:名無しさん@秘密の花園
07/08/02 22:05:43 PTeo+0mJ
お待ち申しageます

504:名無しさん@秘密の花園
07/08/03 18:13:43 McHUZ92i
■ 社保庁職員が1億3千万円もの年金を着服 ■

社会保険庁職員らが年金などを着服・不正受給した事案が少なくとも24件まで発覚し、
総額約1億3291万円に上ることが分かった。預かった国民年金保険料を着服する手口が目立つが、
公表や告発をしなかったケースも多く、表面化しなかった事案もあるとみられる。
------------------------------------------------------------------

公務員無謬論者、哀れ。m9(^Д^)
年金は職員のお小遣いに消えているんですよー。
以前から指摘されていましたけど、そんなことはないと工作員が必死でしたねー。m9(^Д^)
努力よりコネが大事。公務員を見たら泥棒と思え。嘘つきは政治家の始まり。正直者が馬鹿を見る。
それが今の日本なんですよー。
他人の金で飯を食う。他人の金で旅行する。甘えているのは国民ではなく、政府と、公・務・員。
それが現実ですから、騙されないようにしましょうねー。m9(^Д^)

まさかこのスレには、年金を払い続けて職員に小遣いをやっていたお馬鹿さんはいませんよねー??

505:鬼謀神楽
07/08/13 16:14:05 axAfMtzq
友紀乃さんカムバック!

506:名無しさん@秘密の花園
07/08/14 10:12:57 7LoAzosR
あんま仲のよくなかった姉二人を気の済むまでエッチしちゃったことのある三女です。
今は仲良しだけどね。特に上の姉が媚び媚び。
空手二段の腕力で実力行使しちゃったのW


507:友紀乃
07/08/16 00:32:42 WQ4X7uxj
もう限界…だよぉ…
顔は完全に上を向く。息が苦しい。目は天井にこそ向けられているが、既に焦点は合っておらず、完全に宙を彷徨っている。
快楽の為、自分の理性や意思を保つことができない。妹の言葉や責めがナイフとなり、理性と意思を削ぎ落としていき、今やほとんど無に近い状態になっていた。
「ハァ……ハァ………みょう…ゆりゅしてぇ…」
夢…許してよぉ……身体もうホントに……限界…なんだよ。私の身体壊れちゃうよぉ…
どれだけ心の中でお願いしても、どれだけ声に出しても決して止めてはもらえない。
「圭……素直になっちゃいなよ…」
再び悪魔の囁き。でも…もしここで私がうんと頷けば妹は私のことを逃がしてはくれない。だから……言えないよ…
妹の指が一回動くたびに、一往復するたびに私の口からは大きな喘ぎ声が洩れて、大きな快楽が身体の中を走り回る。
既に、ベッドシーツの上に敷いてあったバスタオルは愛液をふんだんに吸い取り、タオルとしての役割を果たせずにいた。愛液を吸収し過ぎた部分からは、じんわりと愛液が溢れ出し、ベッドシーツを汚していく。
「圭……ううん…お姉ちゃん……お姉ちゃんはもう十分頑張ったよ……今イキたいって言っても………お姉ちゃんのこと…バカにしたりしないよ」
夢がニコリと笑う。ただそれだけだった。ホントにただそれだけ。
私……もう十分頑張ったんだ……お願いしても…もう罰はあたらないよね?
夢の笑顔と一言。それは天使のような姿だった。
私の意思が弱いことなんて……もう十分理解してるし、分かってる。多分,私が妹の言葉に甘えているだけなんてことも。この際だけど、その言葉に思い切り甘えちゃおうかな…
妹の行為を止めるだけの力も知恵もないダメな姉かもしれないけど…
「して……ください……」
私は自分の口を恐る恐る開き、はっきりと妹の求める台詞を口にした。恐らくその一言は堕落の一言かもしれないけど、私には他にどうしようもなかった。
「圭……」
「ふぁ!!?ひあぁだえぇぇ……もっひょ…もっひょ…」
妹が私の名を優しげに呼ぶ。その途端、妹の指使いが急に激しい物へと変わる。私の敏感な芽を親指で擦り、一方私の秘部の中には人差し指を入れてGスポットを刺激する。指と粘液が激しくこすれ合い、私は大きな喘ぎ声を出した。
「ふぁ!!?ひあぁだえぇぇ……もっひょ…もっひょ…」

508:友紀乃
07/08/16 00:37:59 WQ4X7uxj
自分でも大きな声をだしているのが、分かる。でも、止めようとしても止められない。止まらない。
理性や羞恥心は完全に飛び去っていた。今の私は獣…の様にただひたすら妹の指だけを感じていた。少しでも気持ちよくなろうと必死に腰を振って、妹に恥ずかしいぐらい抱きついて、変になるぐらい声を出して。
頭の中が真っ白になる。私の身体は二三回大きく震えた。すると、まるで私の身体は力という物を失ってしまったかの様にグッタリと倒れ込んだ。
息が荒くなり、心臓もバクバクと脈打っている。
考える力なんて残ってない。身体を動かす力も残っていない。今はただグッスリと休みたかった。
「お姉ちゃんすごく可愛かったよ……」
妹が何かを言っている。何言ってるか分かんないや……今はとりあえず眠いし、だるい……お休み……
下の何かが引きずられ、私はその上から転がされる。少々乱暴な扱いに感じた。
頭を何かが優しげに頭をポンポンと叩き、私の頭の輪郭に合わせて手が動く。その感触が何処か気持ちよくて。その感覚が何かは分からなかったけど、私は目を瞑り、眠りに落ちていった。
ゆっくりと…安らかに……でもどこか背徳な想いを抱きながら……

509:友紀乃
07/08/16 00:41:11 WQ4X7uxj
一時パソコンが使えるようになったので続きを書きました。
この度打ち切りを考えていましたが、鬼謀神楽さんのリクエスト?により
とりあえずは、前回のストーリーの切りがいいところまで書きました。
鬼謀神楽さんどうもありがとうございます。なお、しばらくの時間が経過したため、
書き方に少し変化がでたかもしれませんが、その辺も許容してもらえると嬉しい限りです。
あと、深夜の教師さん頑張ってください。楽しみにしています。

510:名無しさん@秘密の花園
07/08/16 00:58:04 7UDBB6uS
おお、ついに一区切り。お疲れ様です。
できればこの二人の関係をもっと見たいです。
とりあえず作者さんGJ!

511:名無しさん@秘密の花園
07/08/16 12:27:52 /J3dOOez
ホモ板と801板からきました。

512:名無しさん@秘密の花園
07/08/18 21:02:12 LmR8s/6g
a

513:名無しさん@秘密の花園
07/08/18 22:53:04 LmR8s/6g
新作カモーン!!!!!!!!!!!!!!!1

514:名無しさん@秘密の花園
07/08/19 06:26:37 rs/9v+hi
深夜の教師の続きもぜひ!

515:名無しさん@秘密の花園
07/08/21 23:07:17 z6OG6GQq
保守

516:名無しさん@秘密の花園
07/08/23 23:14:46 ayLaWW5z
hosyu

517:名無しさん@秘密の花園
07/08/30 02:28:20 R38B7F8c


518:名無しさん@秘密の花園
07/09/01 15:15:40 lLweB4vL
続きまだぁ~

519:名無しさん@秘密の花園
07/09/09 05:45:00 Je0FuQaW
 

520:友紀乃
07/09/11 00:13:21 l4OcfIpi
廃れてるなぁ~。何か実感する。

521:名無しさん@秘密の花園
07/09/11 10:49:43 ptEGJzb5
>>520
久しぶり ノシ
新作書かないんですか?

522:友紀乃
07/09/11 21:14:13 17J9k6Zy
>>521
少し、考え中です。友達とサイトを作る計画とかも
あったので、そっちの方に載せようかなぁと思案してもいましたので
(結局サイトを作る自体の話しがなしになりましたが。

523:名無しさん@秘密の花園
07/09/11 23:20:31 kr4UjLgD
>>522
でしたらぜひとも新作を!!!
お願い!!

524:深夜の教師
07/09/11 23:30:24 WGWs47xH
 消え入りそうな声を電波が運んできた。

 「・・・・・・はぃ・・・」

 素直な娘・・・ふふ・・・
 「いいお返事ね、池上ちゃん・・・では先生のおっぱいの事を教えてあげる・・・」
 「ぃやぁ・・・」
 組み伏している姉の腰がゆったりと揺れる。
 頭の奥底では絶対拒否なのだろうが、それ以上に身体と心が求めはじめている。
 私の刺激を・・・
 「こうなると、姉とか教師とか・・・関係ないねぇ」
 ワザと茜と池上ちゃんに聞こえるように言うと、私は姉の浅い胸の谷間に、顔を横にして押しこんだ。
 「あ・・・」
 切なげな声が聞こえる
 「もう・・・ただの・・・オモチャ?」
 左手のお母さん指から赤ちゃん指の腹で乳房の一つを撫でてやる。
 微妙に押し込みながら・・・その弾力・・・うまく池上ちゃんに伝えられるかな?
 お母さん指にこんもりとした膨らみが当たる・・・これが乳輪・・・
 その先に硬くしこっている蕾・・・これが乳首・・・

525:深夜の教師
07/09/11 23:31:27 WGWs47xH
 お母さん指から伝わる温もりとお兄ちゃん指から感じる温かさが微妙に違う・・・
 お姉ちゃんのおっぱいの事を教えてあげる、なんて偉そうな事を言っておきながら、イザとなると言葉が美味く出てこない。
 アレ?人に何かを伝えるって結構難しいな・・・でも

 池上ちゃんが答えを待っている

 「ん~オホン!」
 姉の汗ばんだ谷間から顔を引き抜くと私は携帯を耳に当てた。
 「ではまず見た目から・・・サイズはぁと・・・Bの75ですね!」
 「ちょ・・・ちょっとぉ!!」
 悲しい悲鳴が聞こえた気がする。
 「掌に隠れちゃうサイズ・・・だから揉み応えはなくても揉みがいがある胸だね・・・」
 受話器の向こうから少女のはしたない息遣いが聞こえる。届くわけがないのにその吐息が耳にかかってくるような錯覚を覚える・・・それほどに切ない・・・

    中学生のト・イ・キ・・・

 「っ・・・ではでは・・・実際に揉んでみまーす」
 「や!碧ぃ・・・」

526:深夜の教師
07/09/11 23:32:25 WGWs47xH
 25歳の姉貴がウルウル瞳でこちらを見つめてくる・・・わぁってるよ・・・

 「優しく、だろ」
 「違・・・んっ」

 すこし固めの・・・芯があるような感触・・・
 それをそのまま電話に伝える・・・
 「・・・触ってみて・・・どうですか?・・・」
 これまたコニクラシイ事を聞いてくる!
 「シ・ア・ワ・セ・・・」
 思ったままを声にして返す。嘘じゃない・・・

 「お、女の人が女の人の胸を触って・・・幸せなんですか?」
 「ったり前じゃん・・・こんなにさわり心地のイイものって他にあるの?
 ああ、教えといてあげるけど・・・男のアレはさわり心地はそんなにイイものじゃないのよ」
 「・・・」
 「アレを触っている時はね・・・勝負してるの・・・」
 「し、勝負?」
 「そう、男と女の勝負。真剣勝負よ・・・でも遊び心も忘れちゃダメ!でもね・・・」
 私は姉の小振りの胸に頬を寄せた。

527:深夜の教師
07/09/11 23:33:28 WGWs47xH
 「女の胸を触っているときはね・・・なんでもかんでも・・・キモチイイの・・・
 理屈じゃないのよね~?
 分る?結局・・・人間っていうのは男も女もオッパイ星人なのよ・・・
 生まれてから今まで・・・一番抱かれたのは誰?お母さんじゃない?お母さんのオッパイ・・・大好きじゃなかった?」
 ためらいがちな声がかすれながら還ってきた。
 「あの・・・ごめんなさい・・・よくわかりません・・・」
 思ったとおりの答え・・・当たり前、か・・・
 「だから、リ・ク・ツじゃないのよ」
 「あ・・・」
 「今度ぉ、曽根崎先生におねだりしてみれば?
 『せんせい・・・せんせいの胸・・・触ってみても・・・いい?』って」
 「み、碧・・・水上さんに変な事、吹き込まないで!」
 気持ちよさげに息を荒げながら姉は五月蝿く口を挟む。
 わかってネ~ヨナ・・・こいつ

     キュっ

 乳首を強めに摘み茜を仰け反らせながら、芝居がかった口調で二人に宣言してやる。
 「わかる? オッパイの前には道徳も県の教育委員会も無力なのよ・・・
  生徒ひとりの性のお悩み相談も乗り切れないクセにいっぱしの口を聞いてるんじゃない!」

528:深夜の教師
07/09/11 23:34:30 WGWs47xH
 ヒイイイと悲鳴を上げながら茜はショーツとジャージに包まれた股間をグイグイと押し付けてくる。
 「ゆ、許してェっ 教師は教育委員会の家畜なのぉお!」

 それはそれは・・・窮屈なことで・・・
 でも、
   「そんなの、関係・ネ・エ!」

 ぎゅうう!!
  「いったぃ・・・やああぁああああ!!」

 「み、碧さんやめて・・・先生、優しくしてって・・・」
 電話の向こうで水上ちゃんがビックリしている。
 「大丈夫!ちゃんと覚えていますわ、お嬢様・・・ネ、先生の声・・・しっかり味わってね」
 「え?」
 つまりはアメとムチ・・・どっかの格闘マンガじゃないけどリラックスの後のインパクト!
 ねじり上げていた乳首を離すと、充血したソレへ首を伸ばす。
 「あ!?」
 抵抗する暇なんて与えない。
         コリコリとした感触が舌に心地いい・・・

529:深夜の教師
07/09/11 23:35:37 WGWs47xH
 ワザと唾液を滴らせながら私は実の姉の乳首をしゃぶっていた・・・
 「はっ! ぅあっ  あぁ・・・」
 私の舌と歯が、唾液という潤滑油の上から乳首を弄る。
 「あ、やだ・・・気持ちよくしちゃっ・・・だめよ・・・ひっ!」
 舌の動かし方は・・・相手の乳首を出来に溶け込ますイメージ・・・

 優しく、焦らして 歯で虐めて、焦らして 焦らして 焦らして 吸う

 「はうっ・・・・・・っ! ひっぃい!!」
 スタッカートな吐息を洩らす姉の顔めがけて、携帯を持つ手を伸ばす・・・
 さあ、池上ちゃん。
 味わって・・・深夜の教師のアリアを・・・
 「ひゃうっ・・・あ、ゆ・・・許して・・・オッパイ許して・・・ぁああ!!」

 今、私は教育委員会を超えた!

 「くっ・・・ン は・・・何? や! 池がっみさん・・・そんな事聞かないで・・・!」
 どうやら私の頭上では素敵な質疑応答が花を咲かせているようだ。
 
 ちゅ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ポ!
 と、私の口は茜の乳首を解放した。

530:深夜の教師
07/09/11 23:36:20 WGWs47xH
 唾液にテカるそれは真っ赤に充血し、乳輪がプクゥっと膨れ上がっている・・・
 「ふふん・・・」
 ちょっと視線をずらして眺めるその稜線は、角○新書の『エジプト王朝の愚痴』を愛読書としている私にはある物を連想させずにはいられなかった!

 「スネフェル王の屈折ピラミッドみたいで可愛いゼ・・・姉貴のオッパイ」
 「ハァハァ・・・何、それ?」
 「・・・」
 チッ!国語教師は幅が狭いな!!

531:名無しさん@秘密の花園
07/09/11 23:42:45 kr4UjLgD
続編キター!!感謝!!

532:15
07/09/11 23:46:35 WGWs47xH
お久しぶりです。
「深夜の教師」を約2ヶ月放置しておいて、今さらノコノコと出てきて申し訳ありません。

完結させる意思はあるのですが、どうにも「この後ど~するよ」で思考が停止してしまい、正直言って何も進んでいません。
書き溜めた分は今投下させて頂きましたが、今後何時投下できるか自分でも分りません。

投下させていただいた分も、後半はもう本当に壊れていて情けないです。

自分の中で話をまとめる事ができたら、また改めて投下させてください。

友紀乃様、こんなヘタレは無視して新作をお願いいたします!

533:名無しさん@秘密の花園
07/09/12 10:23:57 dhpm/R8P
>15GJ!

でも、「池上ちゃん」が>527と>528で「水上ちゃん」になってまつ




534:名無しさん@秘密の花園
07/09/12 19:52:06 iMu5L6FO
>「ゆ、許してェっ 教師は教育委員会の家畜なのぉお!」

メチャメチャツボにはまりました!GJとしか!

535:15
07/09/12 21:41:38 serEQqyb
>533

うが~~~!全く気が付かなかった!! もうダメポ・・・

536:名無しさん@秘密の花園
07/09/14 13:11:20 XH4nHsi+
ダメなんて事はない!
名前なんて飾りです!
ストーリーの展開には影響ありません!

537:友紀乃
07/09/14 21:52:15 VU2JNdw6
気がつけば、今の関係になってから幾分の日数が経った。
姉が下で妹が上という関係。私には一切の拒否権さえも認められていない。ただ、私に認められているのは妹の命令に従い行動するという実行権のみ。
早くこんな関係などなくなってしまえばいいのにと何度思ったことか。しかし、私にはこの関係を打破することなどできない。私には一切の拒否権が認められていないから。

早朝のバスの中。そこは通勤のためにたくさんの人々が乗り込み、普通に人が入ろうとしても入る余地さえ無いだろう。
そんな空間に一人の少女は通学のために立っていた。近くの窓から外に視線を向けているが、その思考は外には一切向けられていない。少女はただ憂いに満ちた表情をして、別のところに思考を巡らす。
(どうすれば……いいんだろ……?)
圭は狭い車内の中で答えを探した。何もすることがないというのは非常に嫌なものだ。つい出るはずのない答えを求めてしまう。砂漠の中にある一滴のオアシスを求めただひたすら歩き続ける。しかし、そのオアシスがあるかどうかさえも分からないような状況。
少なくとも、今の関係がずっと続く訳がない。何故なら、余りにも異常過ぎるから。女性同士、その上血まで繋がっているのだ。どちらか片方でさえ異常なのに。
答えを探し、何度も通った思考の道を何度も堂々巡りをして、最後には出ない答えに溜め息を吐いて。いっそのこと考える力などいらない。

538:名無しさん@秘密の花園
07/09/14 22:39:26 C1C1ogiG
>   「そんなの、関係・ネ・エ!」

噴いたwww

次の日、池上ちゃんが泊まりに来るって展開は如何でしょうか!ハァハァ

539:友紀乃
07/09/14 23:15:19 VU2JNdw6
そのとき、自分の身体の上を一つの手が這った。それも下半身を。その手は圭のお尻の丸みを沿うように撫で回し、その肉を味わうかの様にゆっくりと揉みしだく。
(誰……?夢………?)
ちょっとした期待。誰か分からない人に身体を触られるよりは夢の方がよっぽどいい。
だが、その期待はすぐに打ち砕かれた。
ガラスに映った姿は夢とは似ても似つかない、デップリとした中年親父。スーツを着ているのを見ると、どうやらこれから会社に向かう途中らしい。息が少し荒く、脂ぎった顔がガラス越しに圭に微笑みかける。
ゾッとした。撫でられたところに鳥肌が立つ。
(ヤダ!!!!気持ち悪い……!!)
その場からすぐに逃げたかった。だが、周りは人が多過ぎて逃げることもままならない。声を上げようとしても怖さの余り声をあげることさえできない。
「お嬢ちゃん……実は好きもの?」
下碑た声が圭の耳を犯す。脂ぎった口から放たれる息は生臭く、汚らわしく感じた。
圭が声を出せないことをいいことに手は段々と大胆になっていく。始めはただスカートの上からお尻を撫でるぐらいだったのに、次第にスカートの中、ショーツの中へと強引に入ってくる。
(嫌ぁ!!!誰か助けて……)
男の指は次第に前の方に伸ばされ、五本の指が圭の女性としての重要な器官を犯していく。牝芯を覆っている包皮を剥き、クニクニとこねた。小指と薬指は膣の中にまで侵入し、中指は外に可愛らしく出た小陰唇を弄っている。
スカートはその犯行を手伝うかの様に、男の手を覆い隠している。
(痛い……助けて……)
俯いた顔は完全に青に染まり、まぶたは必死に閉じられている。圭の手は渾身の力で棒を握り、少しでも今の時間をやり過ごそうとしている。


540:友紀乃
07/09/14 23:17:03 VU2JNdw6
夢がやれば、恐らくは気持ちいい指使い。しかし、今この瞬間は拷問に等しい時間だった。
女芯は痛みを仕切りに訴え、指が入れられたスリットは不快感と違和感、
ゴツゴツした指しか感じない。男の手が身体を這えば這うほど、身体と心は冷たくなっていく。
しかし、肌は恐怖の為に半強制的に汗を分泌させた。
「何だ!?お前さん不感症かぁ?まぁもう入れるかぁ」
どれだけ弄っても全く濡れることがない性器。ただの肉のみの感触に等しい感触。
そんな秘部に嫌気がさしたのか、男は片手でズボンのジッパーを下ろし、
自らの逸物を取り出そうとする。
(嫌……嫌…)
このままでは自分は豚のような男に犯されてしまう。しかし、大声を出すことも悪手から
逃れることもできない。
(誰か………助けて……)
悲痛な悲鳴を挙げる圭。
しかし、どれだけ大きな声を出しても所詮は心の中。誰かに聞こえるわけがない。
絶望と恐怖のみが圭を支配する。圭はこの時間が一分一秒でも過ぎることを懸命に願った。
そのためならどれほどの代償を支払ってもいいと思える程に……

541:友紀乃
07/09/14 23:19:24 VU2JNdw6
どうも友紀乃です。恐らく圭と夢の最終章になると思います。
後で、読み返すとちょっと鬱になりそうな気もしなくもないような文章だけど、
頑張りました。しっかり推敲して書くべきだけど……
とりあえず、楽しめたら楽しんでください^^楽しめたら(汗+泣き


542:名無しさん@秘密の花園
07/09/14 23:49:33 oibsPJU7
>>541
乙です!

543:名無しさん@秘密の花園
07/09/15 12:38:56 /2as29h2
>>541
良作の予感

544:名無しさん@秘密の花園
07/09/15 13:19:07 0GL9cu2A
Ageてやる!

545:友紀乃
07/09/15 23:48:11 R4rEkZo5

恐怖……焦燥……
自分は今欲望の捌け口としての標的にされているのだ。
どうすれば、助かるか?どうすれば逃げることが出来るか?
自分にもう少し、勇気や気合いと言った物があれば、話しは別だったろう。
この醜悪な男の手を引っ掴み、高らかにその手を挙げさせ「この人痴漢です」と言えたのだろう。しかし、自分にはそんな真似はできはしない。
(所詮私はこういう役回りなんだ……)
優しくて大人しい性格が完全に裏目に出る形になった。いざとなったら、自分で対処しなければならないのに。しかし、自分の身に降り掛かった火の粉さえ振り払うことができない。その火の粉はやがて、服を焼き自分を傷つけてしまうのにできない。余りにも自分が情けなかった。


546:友紀乃
07/09/15 23:49:52 R4rEkZo5
「この人痴漢です!!!」
そんな自嘲めいた考え事をしていたとき、狭い車内の中に一つの声が響き渡った。男の手はその声の主によって、天高らかに挙げられていた。
今度は男の方が青い顔をしていた。チャックを下ろし、自分の逸物を取り出しているのだ。どう考えても、言い訳などまかり通るはずがない。
男は観念し、他の乗客に睨まれながら、警察に突き出されるのを待つ羽目になった。
(誰……?)
私じゃない。私にはそんな勇気ある行動はとれるはずがないから。
だけど、その声はどこか聞き覚えのある声で。自分を苛み、自分を苦しめている人物。
夢だった。
(何で………?)
いつもなら会うはずのない妹がそこにはいた。
私と夢は確かに同じ学校に通っている。しかし、妹は自分とは違い、かなり不規則なリズムで生活を送っている。そもそも、学校へ行くのかどうかさえもあやふやだ。今日だって私一人で出かけたのに……何故かそこに居る。
夢はガラス越しに私に微笑みかけ、私の後ろに立った。
(何かされるんだろうなぁ……)


547:友紀乃
07/09/15 23:51:05 R4rEkZo5
ぼんやりとそんなことを考えていた。誰かも分からない親父に大事な部分を弄られ、
あまつさえ子種まで注がれそうになって……。結局みんな私の身体目当てなんだろうと
さえ考えてしまう。繋がるはずの無い事柄。それは本来、バラバラの出来事のはずなのに、
つい無理矢理繋げてしまう。悲劇のヒロインぶるのは余り好きじゃないけど、ついそう考えてしまうのだ。
夢が私の両肩に手を置く。
何かされると思い、私は目を硬く閉じた。だが、その予想は的外れに終わった。
夢は私の首に手を伸ばし、私を自分の身体で覆うように抱きついた。ホントにただそれだけ。
ギュッと腕に力を込め、周りの乗客から隔離するかの様に。
ポロ………
涙が溢れてきた。怖さの余り、泣くことさえできなかった。
しかし、夢の腕の中は余りにも落ち着いて、居心地がよくて。つい、泣けてきてしまった。
「大丈夫だよ、圭。よく頑張ったね。どこか苦しい場所とかない?」
いつもなら掛けられないような優しい言葉が、傷ついた心を癒していく。
「何で……夢がいるの……?」
ちょっとした疑問。私は上目使いで夢を見上げながら、尋ねた。
「ちょっとね。何か悪い予感がして」


548:友紀乃
07/09/15 23:51:54 R4rEkZo5
自分を守ってくれた妹に対して少し考え方が変わった。今まではマイナスのイメージしかなかったのに、過去の行いとかがプラスのイメージへと。

私……今の関係が続いてもとりあえず……いいかな………

自分の中で一つの結論が出た。確かに、異常過ぎる関係かもしれないし、いずれ
切れる関係かもしれない。だけど、少なくとも今はいいじゃないか。

私は小さい身体を高くする為に背伸びをし、夢の耳に囁く。
「学校から帰ったら、家で私のこと抱いて……」
精一杯恥ずかしい気持ちを堪え、私はその台詞を口にした。
その台詞に目をカッと見開く夢。
「けど……いいの…?」
あんなことがあったばかりなのに……。そんな考えがありありと表情から伝わってくる。
「うん。気持ちよくして……そして今日のこと忘れさせて………」
普段は意地悪で冷たくて。だけどいざとなったら頼り甲斐があって、ほんのちょっぴりかもしれないけど優しくて。

(私夢のこと…好きなのかな……?)

バスを降りた後、私はそのまま学校へと向かった。妹は私服だったため、恐らく家に帰るに違いない。
学校の中。とりあえず私は帰宅後のことを考え、1人顔を赤色に染めた。

549:友紀乃
07/09/15 23:54:13 R4rEkZo5
どうも友紀乃です。推敲をしてないため、
自分の欠点ばかりが浮き彫りになってるような気もします^^
例えば重複表現が多かったり、倒置法が余りにも多用されていたり。
そんな欠点を少しでもなくしてより良い作品を書けるよう、頑張りたいです。
まぁ、話しのクオリティーは低くないはず………


550:名無しさん@秘密の花園
07/09/16 01:32:48 xqw8t9oM
おお、久しぶりに見てみたら復活してる!
続き楽しみにしてます。
できれば荒れないようにsageればもっといいかも。


551:名無しさん@秘密の花園
07/09/16 13:36:39 mGx5xQlr
新作キターー!!

552:友紀乃
07/09/17 04:10:01 sLjKZkIU
玄関前。妙に心臓がドキドキする。
その……やっぱり私抱かれるんだよね?
こんなに妹相手にドキドキするのは初めてなのかもしれない。
恥ずかしさや気持ちよさでドキドキするのは幾度となくあっただろうけど、
今日は少し別。もっと、こう、何と言うか、恋愛とかそっち方面のドキドキ感。
妹相手にこんな劣情を抱いていいのかなぁと思う程に……

私はそんな思いを胸にして、ゆっくりとドアノブに手を掛け、回す。
そこにはいつも通りの光景がもちろんのように広がっている。
見慣れた玄関があり、見慣れた廊下。だけど、気の持ちようでここまで
変わるとは思いもしなかった。
いつも通りの廊下をいつも通りに歩き、自分の部屋に向かう。
「お帰り。お姉ちゃん」
夢が私のベッドに腰掛け、妖艶な笑みを浮かべながら、話しかけてきた。
ドキッ……
何私ときめいてるんだろ……
相手は自分の妹なのに。恋人でもないのに。


553:友紀乃
07/09/17 04:11:02 sLjKZkIU
「すご~く待ちわびたよ。お姉ちゃん……しよ…」
妹のその台詞に私は生唾を飲み込み、華に誘惑される蝶のように……
夢は自分の服に手を掛け、ゆっくりとその服を脱ぎ捨てる。
服は衣擦れをさせながら、床へと落ちていく。次に、ズボン。
そして、下着。夢は胸が見えないようにブラジャーを外し、
服やズボンがまとめて置いてある場所へと置く。
次にショーツに手を掛ける。ウエストを見ているとショーツのゴムの締め付けがなくなるのが、分かる。僅かに、形を歪めていたウエストにショーツの跡が微かに残っている。レッグホールから足を取り出し、ブラジャーと同じ場所に置く。
そこには完全に全裸になっていた妹がいた。
そして私は恐らく、初めて妹の裸をちゃんと見た。
それはとても綺麗だった。胸はさして大きくないかもしれないけど、
造形美と言う言葉がシックリとくるような。身長が高くて、スラリとした手足。
秘部はまだ若草が茂り始めたぐらいだろう。
胸や秘部を微かに手で隠しながら、しかし、胸の頂点や秘部までは隠していない。
妹が真っ赤に紅潮しながら、笑みを浮かべる様はすごくゾクゾクした。
もし私が男だったら今すぐ、襲いかかっていただろう。少し、男の人の気持ちが
理解できた。


554:友紀乃
07/09/17 04:11:38 sLjKZkIU
「ほら……お姉ちゃんも早く脱いで……。誘ったのはお姉ちゃんなんだから…」
私は早く夢としたいばかりに、急いで服を脱ぎ捨てた。見栄えとか
そういったものは一切関係なく、本当に手っ取り早く脱ぎ捨てただけ。
いつもだったら顔を真っ赤にして、羞恥心で身体がまっ二つになりそうに
なるのにも関わらず。
ブラジャーの締め付けがなくなって幾分、私は楽になった。
私は息を少し荒くして、妹をただ食い入るように見ていた。
といっても、男性の様に征服したい。ただ入れて気持ちよくなりたいみたいな
感じではない。寧ろ、もっと憧れに近い感じとでも言えばいいだろうか?
あんなことをしたらどんな反応をするんだろう?
こんなことしたらどんな感じなんだろう?
みたいな感じ。
まるで夢遊病に掛かっているかの様にフラフラとした足取りで
私は妹に一歩一歩と近づいていく。
「圭……ううん……お姉ちゃん…来て……」
その一言を聞いて、私は妹の身体に覆いかぶさった。
妹の両肩を掴み、ゆっくりとベッドへと押し倒す。
「私のこと……押し倒してどうする気?」
夢の視線が妙に熱く感じた。
恐る恐る夢の胸へと手を伸ばし、怖々としながら揉んで見る。
「そんなに恐る恐る触らなくても噛み付かないから安心して…
もっと力を込めてもいいんだよ……」
先ほどよりも少し力を入れる。
柔らかい……
それからしばらく胸の感触を味わった。妹の感触はとても暖かくて気持ちよくて。
こうして、指を動かしてるだけで、心臓は早鐘のように鳴り響き、秘部は薄らと潤みを帯びていく。
「圭……そんなに胸気持ちいい?」


555:友紀乃
07/09/17 04:12:10 sLjKZkIU
その一言でハッとする。
圭の柔らかく弾力のある胸に口を近づけ、胸の頂点をソッと口にくわえる。
夢が確かこういう行為をしてくれた……。
自分が、されて嬉しいこと。自分が夢にされたこと。そういったことを全て
総動員して、夢の身体を愛撫していく。
舌先で舐めるごとに、私の唾液によってコーティングされていき、
生々しい光沢を放ち始める。
私はキャンディーを舐めるように、舌でコロコロと舐め転がす。
時折、甘噛みをしたり、突ついたり、舌で力を加えて形を多少歪ませたりを
繰り返す。開いている方の胸は片手で揉みし抱きながら、人差し指で乳首を
転がす。
「ン………いいよ…ぉ……圭……」
妹が気持ちよさに喘ぐ度に、私の耳は夢の声によって犯される。
身体の芯がジーンと熱くなって、触れてもいないのに秘部がヒクヒクと
戦慄きだして。
胸を揉むのを止め、今度は夢の大切な器官へと手を伸ばす。そこはなだらかな
丘になっており、熱く濡れそぼっていた。
「スゴい……」
感極まって、私は思わず思っていたことを口に出してしまっていた。
「圭……圭がこんなに濡らしたんだから。責任とってね……」
夢の目がイヤラシ過ぎる。だから、こんなに興奮してるんだ。

556:友紀乃
07/09/17 04:13:49 sLjKZkIU
夢の中に指をゆっくりと入れる。そこは既に熱くなっていて何よりも気持ちいい。
ヌルヌルとしていて、そのくせギューギュー締め付けてきて。
「動かして……みて……」
私は言われた通りに指を動かす。人差し指でつんつんと中を突つき、 
夢の顔色を確認してからゆっくりと中へとつき入れていく。
「んぁ……」
全部入った……
もうこれ以上指は中に入らない。私はどうすればいいか分からず、
とりあえず指を曲げてみた。
「ンッ……圭……もう少し、外の方」
言われた通りに私は指を少し外へ出した。引き抜かれた部分には夢が
出したであろう愛液が少しだが付着してる。
「そう……すとッ……ン…ぷ。そして、指曲げて」
夢が指摘した場所は少しだが、手触りが違っていた。何と言うか、
少し弾力性があるような気がする。
「ファワァ……」
身体を捻り、シーツを思い切り握りしめる夢。
「ハァハァ……そこ…そこがGスポット…だよ……」
もう一度私は指をクイと動かす。
「んぁ!!」


557:友紀乃
07/09/17 04:14:50 sLjKZkIU
もう一度……もう一度……
気付くと必死に指を動かしていた。クチュクチュとエッチな音が鳴り響き、
夢の愛液はすっかり白く濁っていた。
「はぁぁっぁぁああ!!………クリも………クリもしてぇ…」
あんなに意地悪でHな夢が自分の下で必死に喘いでいる。
それは一種征服欲を満たしてくれるような感じだった。
私は胸への愛撫を止め、下半身を集中して責めることにした。
左手で膣内を刺激し、右手でクリットの皮を剥く。
すると、女芯はニュルンと元気よく外に飛び出した。まるで、露出されることを
待ち望んでいたみたいに。
「ヒィアン!!!」
敏感な芽。それはあからさまに大きく膨れ上がっていた。といっても男性器の
様に極端な変化ではなく、もっと些細な変化だろう。
皮が元に戻らないように固定し、顔を近づけ、唇でソッと口づけをする。
まるで子供同士がするようなキスに夢は大きな喘ぎ声を出した。
私はその様子を見て少し調子に乗り、それを何度か繰り返す。
絶え絶えの声が途中で何度か上がり、生真面目そうに左手を
キューキュー締め付ける。その反応がスゴく楽しくて。
途中からクリットにキスするのを止め、芽芯自体に舌を絡ませる。
「ヒッ!?」
息を飲む夢。余りにも多き過ぎる快楽の前に、必死で耐えてるようだ。
そこがまた可愛く思えてしまう。


558:友紀乃
07/09/17 04:15:21 sLjKZkIU
その頃になると自分の快楽などもうどうでもよくなっていた。
少しでも長く、夢の可愛い表情が見たかった。
「やぇえ…ファ!!?おねえ…ヒャン……いっひょに…………
いっひょにぃぃ!!」
一緒にしよ……
妹の甘い提案。
私のアソコは既に愛撫など必要がないぐらい濡れそぼっていた。秘部から、
ポタリポタリと愛液は泉の様に溢れ出し、少しずつシーツと夢の身体を
汚しているはずだ。
「一緒にしよっか……」
私たちは足と足とを開き、丁度秘部と秘部とが重なり合うような状態になった。
「うぎょい……へぇ…」
少し腰を動かした。それだけで、脳裏に電気が流れたかのような気分になる。
一回動かすごとに、頭が少しずつ真っ白になっていく。
「アクァ!?おねえひゃん!!!いっひょに……いっひょに……」
熱病に掛かり、うなされているかのような声をあげる夢。
その手は圭の足をギリギリと強く掴み、姉と一緒にイこうと少しでも
我慢をしていた。足は爪が食い込み、少しだが血が滲んでいる。
クチュクチュ……
愛液と愛液とが混ざり合い、敏感な芽同士が激しく擦れ合い、それぞれを高め合う。
男女の関係じゃないから、これ以上強くは求め合うことができないけど、
女性同士が出来る中では最高の触れ合い。
「らえ…らえ…!!!!みょう…ぎゃらんできにゃいぃぃぃ!!」
夢があらんかぎりの声で叫ぶ。
「うん……あぁ…わたひも……イクぅぅぅぅうううう!!!!」
私たちは身体をビクンビクンと大きく振るわせながらイッた。


559:友紀乃
07/09/17 04:15:56 sLjKZkIU
頭が真っ白になり、息がすごく荒くなっているのが分かる。心臓は
時計の様に正確なリズムでドクンドクンとすごく大きな音を
立てているのが分かる。
落ち着いてから、私と夢は隣り合って向き合う。
「圭ねえちゃ…ん……大好きぃ」
「私…も…」
互いを思いやり、愛おしいと思う気持ちがそれぞれの心をゆっくりと満たしていく。今はただ、もう少しこの緩慢な時間に身を任せたいと思う。
外はまだ明るく、時折人の話し声などが部屋に聞こえてくる。けど、
今この瞬間は二人だけの瞬間……


560:友紀乃
07/09/17 04:21:29 sLjKZkIU
すっごーく疲れました。とりあえず、終了しましたぁ^^(パンパカパーン
お付き合いしてくださった方、ありがとうございます。終了までかぎつけたのも
一重に一部の応援してくださった方のおかげです。
濃厚な表現をしようと思うとやはり疲れますね(力もないくせに。
最後の方は気力がなくなって文章表現が
アッサリしてくるのが分かると思います(苦笑
まさかここまで続くとは思いもしませんでした。
また最後は若干スレの趣旨とは外れているような気が
しなくもありませんが、許してください。



561:名無しさん@秘密の花園
07/09/17 11:32:14 JbS3IFA+
乙!
とてもよかったですよ。
また機会があったら別の作品も書いて下さい。

562:名無しさん@秘密の花園
07/09/17 12:38:38 FWCvHRWv
>最後は若干スレの趣旨とは外れているような気が

これはこれで良かったと思うよ。
お疲れさまでした!

563:友紀乃
07/09/17 14:43:01 sLjKZkIU
一応次の作品の構想自体はできてますよ^^
気ままにうpできたらいいなぁと思ってます。
劣等生の妹が弱味を握り優等生な姉を思いのままにしていくとか。
けど……やはり作品の出来をプロと比べると凹みますが。


564:名無しさん@秘密の花園
07/09/17 18:53:51 +pnjFXB+
>>563
やばい次回作それツボだ。

565:友紀乃
07/09/18 14:35:02 t7Y8S8+M
狂・・・姉妹物語

プロローグ

プッハー……
平日のとあるビルの屋上。そこは有名なチェーン店が一階から全てを占領し、
様々なテナントが入っていた。
屋上の上では、簡単な子供用の遊具が置かれており、屋台がある。屋台には、
焼きそばやソフトクリームといった定番メニューが連なっており、
時折美味しそうな匂いを出している。
そんな中で、私は外と隔てるために立ているフェンスに寄りかかり、
1人タバコを吹かしていた。
タバコの煙が私の肺を満たし、有毒なはずの物質がエラく美味しく感じた。
「チッ」
幸せそうな声が響き渡る中、私は1人下界を見下ろしながら、舌打ちをする。

私の名は春日由良。高校二年生だ。
時折、染めた金髪の髪が風になびく。
何故、私が平日にこんなところにいるか?そもそも何故学校に行っていないか?
理由は至極簡単。私が不良だからだ。勉強が大嫌いで、
世の中の不満ばかりを漏らし、グダラグダラと青春を浪費していく毎日。
そもそもの原因が私の姉である春日遊里である。姉は私より何もかも
ウマく出来て、その癖優しくて。完全に非の打ち所がない。
そんな中で育った私はもちろんコンプレックスの塊のような物だった。
親は仕切りに姉を贔屓し、ことあるごとに私を愚弄して。自分の
アイデンティティーさえも見つけられなくて。
コンプレックスは次第に妬み恨みへと姿を変えていった。


566:友紀乃
07/09/18 14:36:09 t7Y8S8+M
そんな姉と別れたいばかりに、私は必死で金を貯め、家から独立した。
しかし、幸せなことと不幸なことは常に相反するらしい。
親が独立するのに、条件を突きつけてきたのだ。
あなたのことが心配だから一週間に一度は帰ってきて、
ご飯でも食べましょうというのだ。
はっきり言ったら真っ平ゴメンだった。あんな家になど帰りたくもなかった。
どうせ、それも冷えきった夫婦間を直すための表面上な理由だろう。
父は他のところで女を作っているに違いないし、母だって何をしているか
分かったものではない。

とりあえず、今日はその日。みんなで集まって、ご飯を食べて。家族団らんを
過ごす。しかし、家族団らんだ何ていい言葉は似つかわしくないにも程がある。
でかいテーブルでみんなが距離を置いて食べ合い、話し合うことも特になく
冷たい時間が過ぎるだけ。

父親は会社を経営して、いわゆる社長と言われる身分。だから、
自分も社長令嬢ということになる。そのため、金だけは有り余っている。
でかい家で浮いていると分かりながら、溜め息を吐き過ごすことを考えると
ゾッとする。しかし、それはしょうがないこと。
私はタバコの火を消し、緩慢な足取りで家という名の牢獄へと足を向かわせた。

567:友紀乃
07/09/18 14:38:46 t7Y8S8+M
この度、新作を発表しました友紀乃です。
今回は少しというかかなりハードにしたいと
思っています。まぁ、コンセプトがコンセプトなんで(苦笑。
とりあえずエチシーンはなしですが、設定をハッキリさせておこうと。
長編にできたらいいなぁと思います^^タイトル忘れたけど、酒屋の
奴みたく。

568:名無しさん@秘密の花園
07/09/18 16:00:13 xaBtCgCC
ハードなのにエッチシーンはなし?
シリアスとかってことかな。

569:友紀乃
07/09/18 17:44:20 t7Y8S8+M
今回はということです。次回から入る予定



570:名無しさん@秘密の花園
07/09/18 22:55:19 535wqSfs
超楽しみにしています!!
がんばって!!

571:友紀乃
07/09/20 00:44:58 M58du7zV
ガチャリ……
私は冷たく重い扉を開けた。
そこには余り見たくもない光景しか広がっていない。
(ここも変わってないなぁ……)
悪い意味で私はそう思った。相変わらずだなここも。
私は深い溜め息を吐いた。
家の空気と自分の肌とが拒絶反応を起こしているかのように、ピリピリと痛む。
溜め息と舌打ちを幾度となく、私は繰り返した。
両親は丁度二人とも出ているのだろう。この時間帯だと特にそうかもしれない。
母親は恐らく近所のママ友と遊びに出かけに、父親はまだ仕事だから
帰っているはずもない。
とりあえず、私は二階へと上がり、姉の部屋の一つ奥にある部屋。
つまりは自分の部屋へと向かった。劣悪な環境の中、唯一私を
守ってくれるような場所であり、私が昔、自分の中に
唯一閉じこもることができた空間だ。
「ン……ぁ…」
変な声が聞こえた。どことなく、くぐもった感じの声。どうやら、
姉の部屋からしたらしい。
私は幾度とない溜め息を吐いた。姉の部屋を覗かないわけにはいかないだろう。
仮にも、病気か何かで呻いていたらことがことなのだ。それで両親の小言を
言われる姿を想像する。溜め息以外に出てくる物があるはずがない。
私は姉の部屋をこっそりと覗き見る。そして、私は驚愕の声をあげることに
なった。


572:友紀乃
07/09/20 00:45:49 M58du7zV
それは普段の姉からは想像できないような乱れた姿だった。姉の指は自らの
秘部をまさぐり、必死でベットシーツを握りしめている。秘部からは
既に白く泡立った愛液が溢れ出している。
だが、それだけではない。姉のすぐ近くに置かれている長方形の箱。
それは私がよく見知った物。見間違うはずがない。それはタバコだった。
(まさか……あの姉貴が…?)
しばしの呆然。面倒見がよくて優しくて勉強・スポーツができて。
そんな姉がまさかこんなことをしているだなんて。
驚きの次に沸き起こってきたのが、ドロドロとした感情。
(復讐できる……)
今まで散々姉のせいで酷い目に合ってきたのだ。私はいつも一人で
涙を流して、苦しんで。自殺をしようと何度思ったことか。
タバコを吸っていること、オナニーをしていたこと。
その二つは姉の弱味として十二分に働いてくれるだろう。
期待を胸にして、私は舌舐めずりをした。
(3・2・1……)
心の中で秒読みを開始。そして、私は勢いよく姉のいる扉を開いた。
バーン!!
扉が激しい音を立てて、開く。
その時の姉貴の反応はとても面白い物だった。身体がビクリと震え、
すぐさま視線がこっちに向けられた。尤も、その視線は半分快楽に沈んでおり、深く思考等出来る状態ではないと語っているが。姉貴のそのときの表情はすごく青ざめていて、
私の嗜虐心をくすぐる物だった。



573:友紀乃
07/09/20 00:47:11 M58du7zV
「随分とヤラしいことしてるんだね!!姉貴!!」
私は声高らかに叫んだ。大きい声を出すことにより、威嚇することがその目的。
「え……と…これは違うの……うん」
慌てて、否定をする由良。
その慌てようがものすごく面白い。
「タバコまで吸っちゃって……。姉貴確か受験生でしょ?こんなにヤラしい
真似までして。私が姉貴の学校にタバコを吸ってるってバラしたら
どうなるかな?」
ビクリ……
姉の身体の純粋な反応。
「私に……何を求めてる……の?」
「何で?」
疑問を疑問で返す。
「じゃなかったら……わざわざ私に言う意味がないじゃ…ない。
私に何かして欲しいから…そんなこと……言うんでしょ?」
快楽で惚けている脳でよくそこまで頭が回るなぁと私は少しだが、感心した。
「フ~ン。少々生意気だよ姉貴……そういうの少しムカつく…」
このムカつく姉にどんな復讐をしていこうかなぁと私は考える。
「どうする……気…?」
「まぁ…待ちな……こっちがアドバンテージ握ってるんだから……
とりあえず、姉貴辛そうだから続きと行こうか……」
「続……き?」
「今イキそうだったんでしょ……?最後までさせてあげる。
話しはそのあとでも……ね?」
由良の顔が見開かれた。
ネズミを捕まえたときの猫もこんな感じなのかな?私は今ゆっくりと牙を剥く……

574:友紀乃
07/09/20 00:50:22 M58du7zV
一日ぶりのうp。若干、由良のオナシーンが微妙だったかなぁと
思いつつ。まぁ、私の力的にはこんなものかなぁっと。
それでも、普通よりちょい上ぐらいかな?と思いたいです。
楽しんでくださいな^^

575:友紀乃
07/09/23 02:58:07 zeuWB6sS
「こんなに匂いがする程、オナニーしてるなんて……。よっぽど
溜まってたんだよね姉貴。だから、楽にしてあげる」
由良の手を引っ掴み、鼻でクンクンと匂いを嗅ぐ。
その動作がすごく淫らなものに感じたのか、姉の顔は一瞬にして真っ赤に染まる。
「ヤァ……」
悲壮な声をあげる由良。尤も、私にしてみればどんな声をあげていようが
構わず、実行するだけだけど。
由良の腕を力ずくで動かし、今まで動いていたであろう場所に突っ込んだ。
「ん……ぁぁ…やめ………ン!!」
由良の口から淫らな声が響く。堪えている口から思わず出てしまったという感じだ。それも無理はない。今まで散々快楽を求めて、淫唇を弄んでいたのだから。
「ホラホラ……とっととイキなよ姉貴!!」
由良の右手は再び、白く濁った液体の中でズポズポと抽出を開始する。正確に
言うと開始させたと言った方が正しいだろう。
姉の柔らかな手から伝わる感触。生真面目にキューキューと締め付け抽出の
邪魔をしているような。
姉の声……姉の姿……そのどれもが私の嗜虐心を満たす為に働きかけている
ようだ。私の身体も姉にあてられたのか、秘部からは欲情の証である愛液が
沸き出す。


576:友紀乃
07/09/23 02:58:59 zeuWB6sS
小陰唇は指の動きにつられ、クニクニと動き回っている。サーモンピンクの
色をし、蝶を象ったかのようなそれは、愛液に染まったせいで、ギトギトと
怪しげな光を放っている。
「ダメ……ダメぇ!!」
一際大きく締め付けたような感じがした。
姉がイクのももうそろそろかな?そんな風に感じつつ、私は更に激しさを
増した。
「ヒィィィ………!?ダメダメ……ほんとにぃぃぃぃ!!!」
姉の断末魔があがる。最早、堪えることも忘れ、快楽にすっかり溺れている
ようだ。
「姉貴……声大きすぎない?もっと小さな声にしないと外にまで
聞こえちゃうよ?」
尤も私は特に気にしない。どうせ外に漏れたとしても私の声じゃないし、
恥をかくのは遊里だけなのだから。寧ろ、少しぐらい恥をかいてもらった方が
私としては復讐してる気になるのだから。
姉の身体がビクンビクンと大きく震え、秘部からは透明の液体がまるで
オシッコのように数回に分かれて発射された。
「ハァ………ゆ……ゆるしてぇ~……」
遊里の情けない声が上がる。快楽に身を囚われた哀れな女。
私はそうやって、上から下を見下ろすことで、一種の快感を得ていた。
背筋がゾクゾクと震え、もっともっと苦しめたい、乱れる姿を見たいと
心の底から渇望した。
それは恐らくどれだけ満たしても決して、潤うことのない望み。
否、寧ろ満たせば満たす程、より深く、より大きく乾きは増すばかりだろう。
「姉貴、そんなに虚ろな目して……しっかりしてよ……すぐに快楽に
溺れるような牝ブタだったなんてガッカリ…」
「ハァ………ハァ……そんなんじゃ……ない」
酷く弱々しい否定を口に述べる。それはどこか後ろめたいのか、
その視線は由良の顔を直接捉えようとはしない。


577:友紀乃
07/09/23 02:59:50 zeuWB6sS
「じゃあさぁ、何でこんなにオマンコドロドロにして汚してるのかなぁ?
オマケに潮まで吹いてさ……これでよく変態じゃないって言えるよね!!」
声の大きさで姉を圧倒する。そこまで言うと姉は途端に静かになった。
散々五月蝿かった姉を黙らせたのだ。
それがスゴく精神的に気持ちよかった。
「何か言ったらどう?姉貴。まぁ、そんなに興奮しちゃって、今更弁解の
余地もなさそうだけどねぇ……」
遊里の身体からはジットリと汗が噴き出し、頬が仄かに紅潮している。
腰まである髪はそのせいで、ベッタリと肌に付着し、そのせいで、たわわに
実った大きな胸は一部髪によってその全貌が何とか隠されている。
「どうして……どうしてこんなことするの?由良!!!」
急に声を荒げる遊里。
そう言えば、この女は昔からこうだった。例え、どんなに向こうの方が
有利でも相手に屈服せず、真っ正面から対抗していく。それが、ときに
とても眩しく見えた。
しかし、それも今や昔のこと。今のこの女は私の足下で跪いているような
ものなのだ。
「どうして?昔から姉貴のこと嫌いだったからに決まってるじゃん……」
「え!?」
驚愕の顔をし、涙がポロリとこぼれる。
(ハァ……この女は…)
好かれているとでも思っていたのだろうか?もし、そうならそれは
大きな間違いに過ぎない。
優しくて、強かで、涙もろくて……
聞こえは酷く言いかもしれないけど、単にそれは甘いだけだよ……
今でも続いている仕打ちを私は一回と忘れたことはない。
何でもかんでも姉を引き合いに出され、私はいつも付録のような存在。
丁度、食玩に置けるチープなお菓子。いつも日陰を歩き、
いつも姉の重圧に耐えて。


578:友紀乃
07/09/23 03:00:30 zeuWB6sS
憎んでも憎んでも憎みきれない相手。
「姉貴さぁ……私のおもちゃになってよ……」
「おも……ちゃ……?」
惚けた頭で考えても、ちゃんとした考えができるわけがないのに。反芻された
だけでも腹が立つ。
「そう。私が好きなときに弄って遊べるオモチャ。私だけが、姉貴を弄る
権利を持っているんだ。無論、姉貴にとっては義務だけどね……」
弱味を握ればこっちの物だ。
こっちは何も無理矢理強制してタバコとかを吸わせたんじゃない。向こうが
自ら吸ったのだから。
「嫌ぁ!!」
はっきりとした拒絶。どうやら、惚けた頭でもこのぐらいは分かるらしい。
「じゃあさぁ、こういう風に考えなよ。姉貴がもし私のオモチャになったら、
姉貴は自分の好きなことを思う存分出来るんだよ……まぁ…少しは制限とかも
させてもらうけど、普段の生活に支障を来すようなことはまずない。どう?
こういう考え方なら安いもんでしょ?」
明らかに狼狽する遊里。
少し迷っていることがバレバレだ。
もう一押しすれば完全に墜ちる。
「姉貴……別にこれを断るチャンスがないわけじゃないんだよ?私の弱味でも
握れば速攻で止めることだってできるしさ……」
遊里は静かに俯く。


579:友紀乃
07/09/23 03:01:36 zeuWB6sS
「……オモチャにでも何にでもすれば!!!!そのかわり、別の方法で
止めさせてみせる!!!」
虚ろだった視線が突然私の目を捉え、威嚇でもするかのような厳しい視線へと
変化する。
「止めさせてみれば……私は絶対やめないから!!!」
その思い上がり。その輝き。本当に腹立たしい。
生意気な言動が二度と私に言えないように、私の命令が逆らえないように
タップリと壊してあげる……
(覚悟しな……姉貴……)
今まで沸いたことのない程の破壊衝動が私の身体を渦巻く。
もう戻ることなんてできない。もっとも戻る気なんてさらさらないが。


580:友紀乃
07/09/23 03:03:21 zeuWB6sS
孤軍奮闘を強いられてるような感じのする友紀乃です。
とりあえず、一つの区切りかな?まぁ連載ものなんで、
まだまだ書きますが。頑張りきれるかな?と若干
思わなくはないですが、ヨロ。


581:名無しさん@秘密の花園
07/09/23 10:02:19 zIeA3EJw
>>580
定期的投下乙!

582:名無しさん@秘密の花園
07/09/23 10:59:26 b+QX6wdd
書く人いないからこそ貴重なんだよ。
孤軍奮闘と言わずにこれからもがんがれ。

でもsageて書いたほうがいいと思うよ。
sageの方法わかる?

583:名無しさん@秘密の花園
07/09/23 14:11:53 VapLhfVE
>>580
孤軍奮闘なんて寂しい事言わないで下さい
いつも楽しみにしているんですから
応援してますよ

584:友紀乃
07/09/23 20:23:54 zeuWB6sS
>>582
分かりません。コンピュータ関係にはとんと
疎く……(泣

585:名無しさん@秘密の花園
07/09/23 20:41:53 b+QX6wdd
書き込むときに名前には「友紀乃」って書いてると思うんだけど、
隣のメールの所に「sage」って書くだけなんだよ。
そうするとスレがあがらなくなるので、
スレが荒れなくてすむようになります。

586:友紀乃
07/09/23 21:12:13 zeuWB6sS
フムフム……勉強になります。



587:名無しさん@秘密の花園
07/09/23 21:24:08 PmPurDyJ
だから書き込むときはsageろって;

588:名無しさん@秘密の花園
07/09/23 22:22:30 Dj5nuWWc
sage…ワロタww

589:友紀乃
07/09/24 00:04:03 fISYdQF+
カチャカチャ……
ナイフとフォークが音を立てる。その音は広い部屋に広がり、やがてはなくなる。
それが唯一食卓で鳴る音だった。一週間ぶりに家族が四人揃ったのにも関わらず
一切の会話さえない。
ホームドラマのような家があるのだろうかと思わず疑ってしまう程だ。
時折、母が「生活はうまくいってる?ちゃんとした物を食べてる?」と不安げに
聞いてくる。それはいつもの決まり文句だ。本当に心配しているのは
どうせ姉の進学先のくせに。
毎回会う度に言うのはどうせ所詮社交辞令。興味が無いのに、親のような
顔をするのは止めて欲しい。本当に、親だと思うならもう少しは私を見つめてよ
と幾度思ったか……
父親も父親ぶった顔をして、私に二言三言の説教。
こんな家庭ならいっそ無くなってしまえばいいのに………
「ごちそうさま……」
ナイフとフォークを置く。そこに用意された晩飯はあまり減っていない。
到底食う気になるような雰囲気じゃ無い。
「ちょっと、まだ全然減ってないわよ……」
ウット惜しい。いちいちいちいち………
「姉貴あとで、私の部屋に来てよ。久しぶりに、話しでもしよ」
「うん……」
遊里の声が数秒遅れて戻ってくる。その瞬間、部屋の雰囲気が少し違った
感じがするが、そんなこと気にすることか。どうせ元々変なのだから、今更
気にすることも無い。
「じゃあ……来てよ」
私の声、恐らく周りには優しく聞こえたかもしれないけど、姉にしてみれば
脅迫以外の何物でもないだろう。
階段を静かにゆっくりと上がり、自分の部屋へと向かう。
仄かにほくそ笑みながら、何をしようかと自分の思案を巡らせる。
両親がいる手前、余り酷いことはできないかもしれないが、
それでも楽しみに思える自分が居た。

590:友紀乃
07/09/24 00:09:08 fISYdQF+
これでいいのかな?と思いつつうpする今日この頃。
とりあえず、sageって書いてみたけど、変化が
あまり、分からない(泣。とりあえず、試験的に
挙げてみました。
ヨロ。


591:名無しさん@秘密の花園
07/09/24 02:08:13 VqwqiBgU
>>590
続きキター
sageはスレッドの位置を下げるために使うだけ。
そのほうが荒らしが沸きにくいからね。

592:名無しさん@秘密の花園
07/09/24 14:33:25 NFfgmv0i
細かいですが、

>「ちょっと、まだ全然減ってないわよ……」
>ウット惜しい。

惜しいなら全部食えばいいのに…と思ってしまった。
きっとここは「鬱陶しい」ですよね?

なんにせよがんがれ!

593:友紀乃
07/09/24 14:44:11 RM0HV/q7
>>592
>きっとここは「鬱陶しい」ですよね?

きゃーごめんなさい。一応推敲はしているのですが……
なるべく間違えないように頑張りますから、今後ともよろしく。

594:名無しさん@秘密の花園
07/09/24 16:43:22 fom99Ud2
sageって書いたからって下がるわけじゃない

595:名無しさん@秘密の花園
07/09/24 18:38:13 fBu3wRPB
まぁ正確に言うならば、上がらない、だよね。


596:名無しさん@秘密の花園
07/09/24 19:00:56 4NxZA7OK
誤字は指摘はしますけど、そんなに気に病むことは無いとも思います。

あと内容についてだけど、
>>579
姉が輝いちゃったらこのスレの趣旨に合わない恐れがあるのでは?
実の妹と戦う姉になってしまう。私はそれはそれでスキだが。

597:友紀乃
07/09/25 19:03:17 WjYDiV4Q
>>593
誰やねん!!
まぁ、どうせ自分でも
同じようなこと言ってましたけど(汗。

598:友紀乃
07/09/25 23:43:21 WjYDiV4Q
コンコン……
私の部屋の扉を叩く音が聞こえた。
「誰?」
ついに来た。ほぼ姉に代わりはないだろうが、一応確認のために、聞いてみる。
「遊里だけど……」
「入りな……」
冷たい声と声とが交錯し合う。向こうの声からは覇気がすごく感じられたが、
それぐらいで怯えるような私ではない。
「もう……こんな茶番やめにしたら?」
凍り付くような声だ。ゾクゾクしてくる。
「姉貴やけに強気だねぇ……どっちが、弱味握ってるかどうかを考えたら?
その出来のいい頭で考えれば、一目瞭然だと思うけど。バカな私じゃ
分からないけど……」
「茶化さないで!!」
私の台詞を姉が一蹴する。
「私は……こんなこと辞めた方がいいって言ってるの!!こんなことしても、
由良は全然納得しないでしょ?そんなに私が憎いなら、もっと直接的に
痛めつければいいじゃない!!こんなんじゃお互い不幸になるだけだよ……」
姉が叫ぶ。
「うるさいよ……姉貴!!何度も言わせるな!!アドバンテージを
握ってるのは私。姉貴には何の権限も無いんだよ!!」
姉の身体がビクリと震える。
もっと怯えな!!もっとその表情見せなよ……所詮私のオモチャと化した
身なんだしさ……


599:友紀乃
07/09/25 23:43:55 WjYDiV4Q
「でも……」
「でもも何もないよ……。私に弱味握られてる身でうるさいよ。悔しかったら
私の弱味を握れば?そうすれば、解放してあげるよ!!」
姉は押し黙る。強気な姉を押し黙らせる快感。何とも言えないなぁ……
「とりあえず、随分と私に逆らってくれたよね。本当だったら、ムチとかで思いっきり引っぱたきたい気分何だけど、そんなことして、悲鳴でも上げられたら
困るしなぁ……」
クックック……
青ざめてる。青ざめてる。いつかはやりたいと思うけど、それは今じゃない。
今やりたいこと……
「姉貴裸になってよ……ストリップしてみてよ。私のためだけにさ」
「え!?」
驚いた声があがる。
「イヤラシく服を脱いでくんだよ。私が興奮するようにね。じゃないと、
その口に靴下突っ込んで、声が出ないようにしてから、ムチでぶっ叩くよ。
冗談抜きでさ。どっちがいい?ストリップかムチで百叩きか?好きな方
選びなよ」
「でも……」
「でもはなし」
先ほど私の言葉が一蹴されたように、私もその言葉を一蹴する。
尤も、私がムチを持っているわけがない。計画したのはそもそも今日なのだ。
ムチなど買ってきてるわけがない。
「あぁ……けど、白い肌が赤く染まったところを見る方が楽しいかも
しれないなぁ……」


600:友紀乃
07/09/25 23:44:27 WjYDiV4Q
「ま…待って!!」
必死で私のことを止めようとする遊里。私の決定を一度は食い止めたのだから、
面白い返答であることは確かだ。
「何……?」
「ストリップ……するから…」
「するから………?私は姉貴のこと百叩きにしたいんだけど……。
するからじゃなくて、何て言えば免れられると思う?」
喉の蠢きが見て取れる。極度の緊張のため乾いた喉を少しでも潤そうと
生理的に身体が動いたらしい。
どうするかなぁ……?
ワクワクしながら姉の決める様子を楽しむ私。いっそのことコインかなんかが
あれば、簡単に決められた?
「えと……その……」
「早く言いなよ。どっちがいいか?三つ目の答え何か作り出したら即学校側に
言いつけるから」
フルフルと身体が震えながら小さく口が開き、今までの沈黙を打ち破る。
「ストリップ……させてください…」
「オッケー。姉貴の可愛らしい様子バッチリ見といてあげるから……」
そういって、私は携帯のカメラを起動させ、姉の方に向けて、写メを撮る用意を
する。
「え!?」
「早くしな。姉貴のしたいことさせてあげるんだから………」

601:友紀乃
07/09/25 23:46:28 WjYDiV4Q
フー。とりあえず、ここまでうp。
応援者のために頑張らせていただきます。
また、誤字脱字などがあったら、バンバン
教えてください。若輩者なんで、本当に
ミスってる可能性がありますので(汗。
鬱陶しいもそうだったし。
こんな若輩者ですがよろしくと改めて思い直しました。

602:名無しさん@秘密の花園
07/09/26 06:01:16 xMZFTBVU
いつの間にか続ききてるし、GJです。

603:友紀乃
07/09/26 21:30:57 Slfy/iCE
 学習机の椅子に腰掛けた私の前で、遊里は俯いたまま、背中に手を回
してワンピースのファスナーを下ろしていく。
 袖から腕を引き抜き、先ず上半身が露わになる。手を離すと布地は腰
から滑り落ちて下着姿の全身が晒された。
 靴下を脱ぐと、両腕で自分の体を隠すように抱いたまま固まってしま
った遊里に、私は容赦なく命じる。
「早く続けて!」
 ビクッと肩が震える。
 それでも覚悟を決めたのか、両手を後ろに回して白いブラジャーのホ
ックを外すと、尖端に桃色の突起をあしらった二つの乳房がまろび出た。
 ブラを外してもあまり形が崩れないそれは、女の、しかも実の妹であ
る私でも思わず見入ってしまうほどきれいだった。

 左腕一本で二つの胸を隠すという無駄な努力をしつつ、片手でセミビ
キニの白いパンツを下ろす。
 ボッティチェリのヴィーナスの誕生を思い起こさせるポーズで胸と股
間を隠して俯いている遊里は、ギュッと唇を噛み締めて羞恥に耐えてい
るようだ。
 写メのシャッター音が聞こえると、「いやっ」と小さく叫んでしゃが
み込んでしまった。
 もちろん私は許したりしない。

「隠すんじゃないよ。自分でさせて下さいって言ったんじゃん」
「もう許して。お願い」
「早く立って全部見せてよ。それとも」
 目に涙を浮かべて許しを請う遊里を無視し、椅子を半回転させて机の
方に向き直ると、抽斗からあるものを取り出してもう一度遊里の方に向
き直る。
「こっちのほうがいいの?」

604:友紀乃
07/09/26 21:31:55 Slfy/iCE
 私が右手に持っているもの。それは長さ30センチの、透明なプラス
チック製の定規だった。
「私としてはどっちでもいいんだけどね」
 左の掌にパシッ、パシッと定規を打ち付けて遊里に言い放つ。その音
にすっかり怯えた遊里はしゃがんだ膝に顔を埋めて、すすり泣き始めた。
 --姉貴、泣いたって許さないんだからね。

 私は椅子から立ち上がると遊里の後ろへ回り、裸のお尻に定規の鞭を
一つ打った。
 ビシッ!
「っ!!」
 声にならない叫びをあげて、遊里は丸めていた背中を反らせてお尻に
手を当てる。
 今度は無防備になった胸の頂点の小さな突起に定規を打ちつける。
 パシッ!
「あっ!!」
 お尻にしたよりも手加減したつもりだったが、やはり敏感な部分のこ
と、かなり効いたようだ。遊里は手で胸を押さえてコロンと床に倒れ込
み、そのままうつぶせに突っ伏して泣いている。さっき打ったお尻が、
次第に赤く染まってくるのが分かる。

 その様子を見下ろしながら、ちょっとやり過ぎたかなと思う反面、自
分の手によって屈服した姉の姿に、私は言いようのない昂ぶりを憶えて
いた。

605:友紀乃
07/09/26 21:32:49 Slfy/iCE
「どっちにするの? 泣いてちゃ分かんないよ」
 問い掛けても返事をしない遊里に、私は痺れを切らしてきた。
「姉貴がどっちもやるつもりないんなら、私が自分でできる方をやるし
かないね」
 そう言って遊里のお尻をペチペチと軽く叩いていると、小さな声が聞
こえた。
「……ます」
「聞こえないよ」
「……ストリップやります」
「あっそ。じゃあ早くやってよね」
 わざと棘を含んだ言い方をすると、遊里はグスグス鼻を啜りながらの
ろのろと立ち上がる。

 椅子に腰掛け直すと遊里を目の前に立たせて、ポーズの注文を付ける。
「まず両手は後ろで組んで、足は肩幅に開いて。それで腰突き出して、
そうそう」
 遊里は抗うことなく素直に従った。だが--。
「ちょっと、いつまで泣いてんのよ。せっかく写メ撮ってんのに台無し
じゃん」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
 しばらくは構わずそのまま写していたが、撮った絵を見ると、泣き顔
が何だか見苦しい。こんな顔を撮っても、はっきりいって面白くない。
見たいのは普段は取り澄ました遊里の、エロい顔だ。

 しょうがないわね。そう呟きながらスカートのポケットからハンカチ
を出して、遊里の顔を拭いてやった。すると意外な反応が返ってきた。
少しはにかんだように笑いながら、ありがとう、と言うのだ。
 それ以後、遊里はずっと従順だった。どんなはしたないポーズを要求
しても素直に応え、カメラに向かって笑顔さえ寄越した。

606:友紀乃
07/09/26 21:33:49 Slfy/iCE
「おっぱい持ち上げて自分の口で可愛がってみて」
 カシャッ。
「自分であそこ拡げて見せて」
 カシャッ。
「床に腰下ろして、M字に足開いて」
 カシャッ。
「四つんばいになってこっちにお尻向けて。そのまま両手でお尻を拡げ
て、お尻の穴までよく見せて」
 カシャッ。
 最早遊里は完全に私の言いなりだ。

「じゃあ今度は仰向けになって、部屋でしてたみたいにオナニーして見
せて」
 言われるままに、遊里は床に仰向けに寝ころぶと、右手で股間の秘裂
を、左手で乳房をいじり始めた。
 私はその様子をカメラで撮りながら、微かな違和感を憶えていた。
 今日姉貴の部屋を覗いて見たのと、何か違う--。あの時はもっと我
を忘れてっていう感じだったけど、今はあんまりのってないっていうか
……。
 そしてあることに思い至るとカッときて、反射的に遊里の乳首を摘ん
でつねり上げていた。

「ちょっと姉貴、私はオナニーしろって命令したのよ。なに演技してん
のよ!」
「痛っ! ち、違うの、そうじゃなくて、見られてると何だか集中でき
なくて」
「ナマ言ってないで、姉貴は言われたとおりやればいいんだよ!」
 薄めの毛をまとった遊里の肉裂に指を差し入れて、小陰唇や膣前庭を
弄ってみるが、確かに自分の部屋で一人遊びをしていた時ほど濡れてい
ないようだ。

607:友紀乃
07/09/26 21:34:44 Slfy/iCE
「それならこういうのはどう?」
 私は自分の制服--セーラー服--の赤いスカーフを取って、それで遊
里の両目を覆い頭の後ろで結んで、目隠しをした。
「何するの? 怖い……」
「これで集中できるだろ。続きをしな」

 命じられてオナニーを再開した遊里の反応は、明らかにさっきとは違
っていた。さっきまでは聞こえてこなかった粘りを含んだ水音が、少し
聞こえてくる。息遣いも、快感を堪えるようなそれに変わってきている。
「なによ、見られてると集中できないとか言ってたくせに、目隠しした
だけですごいノリノリじゃん」
 私の声に反応するように、遊里の右手の指使いは激しくなってくる。
 携帯のディスプレイ越しにそんな実姉の痴態を見下ろしていると、自
分の鼓動も少しずつ早く、大きくなってくるのが分かった。

 仰向けに寝てもあまり型崩れせず、豊かな隆起を保っている遊里の胸
の一つを、私は靴下を脱いだ足で踏みつけ、地面に落ちたタバコの火を
消すように、軽く踏みにじってみる。きれいな胸のふくらみが、私の足
の下で形を変えて醜くゆがむ。
 あっ、と小さく声を出した遊里はそれを拒絶することなく、反対に自
分から求めるように、体をよじらせて乳首を足の裏に擦り付けてくる。
「おっぱい踏まれて気持ちいいんだ。変態だね」
 んんっ、と小さなうめき声を上げて応える遊里は、乳房を踏みつける
私の足首を左手で持って、さらなる刺激を求めるように乳首を擦り付け
る。
 そんな遊里の仕草を、私は叱りとばす。
「汚い手で触るんじゃないよ! 姉貴は自分のおまんこだけ弄ってれば
いいんだよ!」
 言われるままに私の足を掴んでいた手を離すと、その手を自らの股間
に移動させ、両手を使って嬲り始める。
 初めのうちはクチュ、クチュッと控えめだった音も、遊里の激しい指
使いに今や途切れることなく聞こえるようになっていた。

608:友紀乃
07/09/26 21:35:34 Slfy/iCE
 快感を堪えるためか、あるいはさらなる快感を得るためか、遊里はい
つしか両腿を閉じてオナニーをしていた。
「姉貴、それじゃ見えないからもっと足拡げな」
 遊里は素直に従う。両膝を立てて足を開き、両手の指を激しく動かし
続ける。
「そうじゃなくて、こうだよ!」
 遊里の足の間に立った私は自分の足で、遊里の足をさらに大きく開か
せた。ああっ、と喘ぎ声を漏らす遊里。
 拡げられた足の付け根では、片方の手の指を膣に入れて送抽を繰り返
し、もう片方の手の中指はクリトリスや転がしている。

「ねえ、今おまんこどうなってるか、拡げて見せてよ」
 指の動きを止めると、遊里は両手を使い、緩慢な動作で膨らんだ肉を
拡げてみせる。
 僅かに薄茶色がかった、まだ発達途上の小陰唇。その間に見える膣前
庭はきれいなピンク色で、膣口から溢れ出る愛液に濡れていやらしく光
っていた。
「なによ、このトロトロのおまんこは! 見られると出来ないとか言っ
てたくせに、本当は見られて興奮してんじゃない!」
 私の叱責に遊里は、ああっ、と喘ぎ声を漏らす。そして命じられても
いないのにさらに大きく両膝を拡げて、股間を見せつけるように腰を僅
かに浮かせる。愛液が会陰からお尻を伝って、フローリングの床に小さ
な水たまりを作っている。

 その痴態を見て私は確信した。
 姉貴は虐められて喜んでいる。
 オモチャとしてもてあそばれることに喜びを感じるマゾなんだ。
 そして私は反対に--。

609:友紀乃
07/09/26 21:36:18 Slfy/iCE
「見られて喜ぶような変態にはこれがお似合いね!」
 乳房にしたのと同じように、私は濡れそぼった遊里の股間を踏みにじ
った。
 突然の強すぎる刺激に、遊里は自ら拡げていた肉丘から手を離し、開
いていた膝を閉じようとした。しかしそれは遊里の足の間に立つ私の両
足によって阻まれる。

「誰が足を閉じていいって言ったのよ!」
「で、でも」
「言い訳は許さないよ。閉じないように手で足を開いておきな」
 遊里はもう一度両足を開き、左右の手で左と右の膝をそれぞれ抱えて
陰部を全てさらけ出した。
 それは今まで何をやっても叶わなかった、完璧であるはずの姉が全て
を投げ出し、実の妹である自分に屈服したことを表す姿に思えて堪らな
くゾクゾクした。

「みっともないね。おまんこもお尻の穴も丸見えだよ。そんな格好して
恥ずかしくないの?」
「だって由良が」
「口答えすんなって言ってんでしょ! それにお尻までドロドロになる
ほど濡らしてちゃ、何言っても説得力ないね」
「ああ、ご、ごめんなさい」
「こんな恥知らずな牝ブタはこうしてやる!」
 遊里に向けた言葉責めにいつしか自分も興奮して、私は足で遊里の股
間を夢中で嬲りまわす。

610:友紀乃
07/09/26 21:37:03 Slfy/iCE
 柔らかく膨らんだ大陰唇を足の裏全体でグリグリと踏みにじる。
 僅かに覗く小陰唇やクリトリスの包皮を指で挟んで捻る。
 肉の割れ目に指を差し込み、つま先で膣前庭を擦り上げる。
 薄桃色に濡れて光る真珠のようなクリトリスに指を擦り付ける。
 やがて足を離して遊里の両足の間に膝立ちになると、今度は右手で直
接責める。
 割れ目に差し込んだ中指と薬指を白いドロドロの液にまみれた膣に差
し込み、中の襞を指先で確かめるようにゆっくり擦る。
 親指で包皮を向いて陰核を丸く撫で上げる。
 そして膣に入れた二本の指を激しく送抽する。

 遊里は自ら腰を動かし、激しい水音と息遣いに混じって、憚ることな
く声をあげる。
「あっ、あっ、あっ、あぁっ!」
 家でも学校でも優等生だった遊里。そんな姉が自分の下で激しく乱れ
るさまに興奮し、私も我慢できずに左手をパンツの中に伸ばす。
 既にパンツのクロッチは、遊里と同じように濡れていた。
 私は遊里にするのと同じ事を、自分にもしていた。

「どうなの、姉貴。気持ちいいの!?」
 激しくなる声や息遣い、腰の動きで遊里が高まってきているのが分か
る。

611:友紀乃
07/09/26 21:37:47 Slfy/iCE
9ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「気持ちいいならいいって言え!」
「ああっ、いいっ、いいっ、いいっ!」
「イキそうなの? ねえ、どうなの!?」
「イクッ、イクッ、イクッ!」
「イク時はイクって言え!」
「イクッ、イクッ、イッ!!」

 不意に遊里が背中を弓なりに反らせた。
 激しく動いていた腰の動きが止まる。
 膝を抱えていた手を離し、両手で私の右手を掴んで自らの股間に強く
押しつける。
 荒い呼吸にきれいな二つの胸が上下する。
 膣に入れた指をトクン、トクンと鼓動を打つように締め付けてくる。
 --私は遊里がイッたことを知った。

 左手で自分の秘部を嬲りながら、遊里の膣から抜いた右手の中指と薬
指を口に含んでみる。
 実の姉のいやらしい蜜の味を味わっていると思うと、頭の芯が痺れる
ようで、私はどうしようもないほどイキたくなった。

「姉貴、イッたんだね。今度は私をイかせてよ」
 私はそう言いながらスカートとパンツを脱ぎ捨て、呼吸が落ち着いて
きた遊里の顔を膝立ちに跨ぐと、腰を落として遊里の唇に自分の股間を
押し当てた。

612:友紀乃
07/09/26 21:38:40 Slfy/iCE
 目隠しをされてはいたが、遊里はすぐに理解したようで、最初はおず
おずと、やがて大胆に舌を這わせてきた。
 私の腰を両手で抱え、ディープキスをするように秘唇を口いっぱいに
含んだ遊里は、唇と舌、さらには歯を使って余すところ無く私を味わっ
た。
 たっぷりの唾液を絡ませて小陰唇や陰核、包皮を丹念に舐めまわし、
こりこりと甘噛みすし、強く吸引する。
 肉の裂け目に舌を割り入れて、ピンクの淫肉を会陰からクリトリスま
で余さず舐め、膣から溢れ出た淫汁を残さず吸い取る。
 縦に丸めた舌を膣口に差し込んで、内壁の襞を確かめるように舐めま
わし、送抽する。
 舌先でチロチロと尿道口を刺激されると尿意を催し、堪えきれずに少
し漏れたが遊里はコク、コクっと小さくのどを鳴らして嚥下した。

「気持ちいいよ、姉貴。もっと強くして!」
 口唇の愛撫に物足りなくなってきた私は、より強い刺激を求めて、遊
里の頭を両手で抱えて自分から腰を振り始めた。
 唇だけでなく、頬、鼻、顎へと、目隠しされた箇所を除いた顔中全て
に秘肉を押しつけ、遊里の顔を愛液まみれにする。
 遊里も抗うことなく、むしろ自分から顔を擦り付けて、必死に舌や唇
を這わせてくる。
 姉を滅茶苦茶に犯している状況に、私の頭は完全に沸騰していた。
「ああっ、イクッ、イクッ! 姉貴、イクから、私のお汁、飲んで!」
 私は肉裂を遊里の口に押しつけ、遊里も大きく口を開けて応える。
 その刹那、私の中から吐き出されたたくさんの潮は遊里の舌を打ち、
そして喉へ流れ込んでいった。

613:友紀乃
07/09/26 21:39:26 Slfy/iCE
「気持ちよかったよ、姉貴」
 しばらくして息が落ち着いてから言ったその言葉は、自分でもびっく
りするほど優しい声だった。
「頑張った姉貴にご褒美やるよ」
 まだ目隠しをしたまま仰向けに横たわる姉に、私は口付けした。舌を
差し込むと遊里も下を伸ばして絡めてくる。
 姉の口腔にたっぷり唾液を流し込んで唇を離した後、手を取って体を
起こし、目隠しを取ってやった。目隠しを取ると羞恥心が蘇るのか、遊
里は恥ずかしそうな、きまりの悪そうな顔をして俯いた。
 今更なに恥ずかしがってんだよと苦笑しつつ、私は言う。
「姉貴さぁ、今度の週末、私の部屋へ来なよ。そうしたらもっと可愛が
ってあげるからさ」
 うん、と頷いた遊里の瞳が微かに輝いたのを、私は見逃さなかった。

(了)

614:友紀乃
07/09/26 21:41:03 Slfy/iCE
>>611
9ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はコピペミスです。見なかったことにして下さい(汗。


 このお話は一応これで終わりです。読んで下さった皆さま、どうもあ
りがとうございました。
 しかし改めて最初から読み返してみると誤字だけでなく、構成が不十
分だったり、話に無理があったりと粗ばかり目に付きます。中でも一番
のやっちゃったは遊里って名前ですね。これって遊郭の別名だと今更知
りました。娘にこんな名前付ける親いないって(泣。
 もしご意見とか感想とかいただけたら次への励みにもなり、うれしい
です。

615:名無しさん@秘密の花園
07/09/26 22:33:17 0wrkmLX0
誤字脱字なんて・・・そんなの関係ねぇ!
ってくらい濡れ濡れです


616:名無しさん@秘密の花園
07/09/27 00:22:58 dTif/Znt
>>友紀乃氏
GJ!


617:名無しさん@秘密の花園
07/09/27 02:39:38 xIvqkJ2B
なんか26日からの投下だけ改行がおかしい気がするのって俺だけ?

618:名無しさん@秘密の花園
07/09/27 06:11:42 M52u3ueL
>>614
GJ!!!
これはかなり好みの展開だった。
短編として続きかいてほしいぐらいだ。

619:617
07/09/27 11:20:06 ZagUYTBz
今PCの方から確認したらちゃんと改行されてました。

いつも携帯からしか見てなかったんで、携帯だけ改行がおかしいという事に気付きませんでした。
すいません。

620:友紀乃
07/09/28 20:53:44 LbsC/MG+
>>603~614。あなた人の名前勝手にパクって何様ですか?
人の話の続きを勝手に書いて、あまつさえ勝手に終わらせて。
みんなの賞賛からすると私と同等かそれ以上の実力を持ってるはず。
自分一人で書いたとしてもよっぽどいい作品を書けるでしょう。
なのに、何で私の話を勝手に?教えろ!!

なお、他の人からは荒しと思われるのは重々承知です。しかし、
言わずにはいられない。だから、書きました。

621:名無しさん@秘密の花園
07/09/29 00:11:32 9bpud04h
>>620
どちらが本当かは判断がつかないけど…

長編にしたいとかハードになるかもと言っていた割にはあっさり終わらせたな、とは思ってたし…微妙に前も偽者がいるみたいなレスがあったし

というわけで>>620の友紀乃さん、あなたがもしよろしければ続きを書いていただきたい
書く気をなくしてなければの話ですが

622:友紀乃
07/09/29 00:15:51 SX5/KOTf
>>621
あんがとね(クスン。頑張る気力が起きたら頑張ってみる。
とりあえず、また書き始めても恐らく同じようなことが
起こるだけの気がするんですよ。まぁ、少~しやる気が出たら、
頑張ってみるかも?です。ここの住人が求めてたらの話ですが……(泣

623:名無しさん@秘密の花園
07/09/29 00:18:01 puK8gVXM
え?偽者さんだったの?うーん。そうですか。

(…という嘘である恐れも排除できないんだけど、それはまあ置いときましょう)
(そういわれてみれば、ちょっと文体が違う。。。ような。。。)

ただ、私としては、悪いけど「どっちでもいいや」なんだよね。
「名前を騙る」のはあんまり関心しないけど、
虹創作には(私は)寛容なので。

「私の話を」という気持ちが存在するのもまあわかるけど、
いっぽうで、お話は「放流」してあげるほうが良いなと思っています。
続きは(本人も含め)誰が書こうがお好きに、というかたちが。
(クリエイティブコモンズでいえば「改変禁止」フラグをOFFにした時みたいに。)

>荒しと思われるのは重々承知

いや、思いません。
「それが気に入らない」と(自分の信念を)主張すること自体は大いに結構だと思います。

>自分一人で書いたとしてもよっぽどいい作品を書けるでしょう。

いや、それはその人のタイプによるんで。先発型もいればリリーフ屋もいる。

624:623
07/09/29 00:21:15 puK8gVXM
あ。私も、本物(だよね?)さんの続投にも期待してます。
他の人の指摘も出ましたが、やっぱり違う(悪いという意味じゃなく、ベツモノという意味ね)気がするんで、
裏を返せば、
ここで本物さんが書いてくれれば、
「本物はどっちだ?競作」を我々は堪能できることになる。
もちろん内容は我々の大好物な「妹に虐められる姉」であり…
うまーーーー(^o^)

625:名無しさん@秘密の花園
07/09/29 01:13:46 SF2Yjdr7
次からはコテをつけて書けばいいのでは?
それなら偽者も出ないと思うし。

626:名無しさん@秘密の花園
07/09/29 02:05:33 UADZtuER
コテじゃなくてトリップじゃね?

627:友紀乃
07/10/01 04:01:38 IBTYeWUW
とりあえず読んでみたけど、そこまで上という感じはしない。
私よりも本のちょっぴり上のような感じかな?

628:名無しさん@秘密の花園
07/10/04 12:04:40 B/YCHdlg
友紀乃さん、がんばって!!

629:友紀乃
07/10/05 23:46:00 gNyG8G2X
「やっぱり……こんなの……」
足を閉じた格好でモジモジと繰り返す遊里。まだ服は一枚たりとも
脱いでいない。膝くらいの黒いスカートと白いTシャツを身につけた
まま、ただ恥ずかしげに立っているだけ。
その様子を見ていると、恐らく脱いだ後に視姦されることを想像
しているのだろう。
脱いだあとのことを考えると私もドキドキしているのだから。
「姉貴……なんならこんなこともうやめる?」
「エ!?」
驚き。やがて、それはとても明るい笑顔へと移り変わっていく。
本当に嬉しそうな笑顔だ。
「そのかわり、タバコのことやオナニーのこと全てバラすけどね……」
一瞬にして顔が青ざめる。まるでマンガのようだ。
「でも……」
「嫌だったらとっととやる。これだから頭のいいだけの優等生は…」
遊里は一度溜め息を吐き、覚悟を決めたかのように服を脱ぎ始めた。
衣擦れの音を室内に響かせながら。

630:友紀乃
07/10/05 23:48:59 gNyG8G2X
何とか書き上げました。モチベーションすごく低い状態ですがorz
だから作品のうp量が異様に少ない(笑。まぁ………読んで下せぇ。
ワガママ言えば、優しい声でやる気を出させてくれ。

631:名無しさん@秘密の花園
07/10/06 00:19:28 31V4xAKX
おお!!続きがうpされてる!
偽者がまたでてくるかも知れないから
名前にトリップつけた方がいいよ!!
がんばってね。

632:名無しさん@秘密の花園
07/10/06 22:49:05 QA5C3qvN


633: ◆LDCkfNuNxI
07/10/07 02:48:02 K3nWkwWm
「これでいいんでしょ!!!!」
投げやりな声をあげる。人というのは追い込まれたときによく同じような
とるものだと思ってしまう。
とりあえず、今の姉は完全に裸になっていた。
「全部って言ったよね?下着も脱ぎな……」
「クッ……」
息を飲む。そうそう……そういう反応をしてもらわなくちゃ意味が無い。
一瞬の躊躇い。そして、刺し殺せるかのような鋭い視線で一瞥する。
特にそれに意味はない。
どうせ、反撃する程の力も持っていないのだし、止めさせられる程の
力もないのだから。強いていうのであれば、私の反感を買うだけマイナスに
なるということがまだ頭で理解できないらしい。
ガッガッ……
下着二枚をそこらに放り投げた。姉は自分の乳房と秘部を両手で隠し、
顔を真っ赤にしながら叫んだ。
「これでいいんでしょ!!!!ゆ……由良が望んだことは!!」
豊満な胸と腰のくびれ、秘部を隠すための内股。改めて見てみると
それは中々嗜虐心を煽る絵かもしれない。顔を赤く染めているのも
ポイントが高いだろう。
けど……これだけで終わらせるわけがない。何と言ってもあの投げやりな態度。
少し気に食わない。そんな喋り方して……威嚇のために私の方を睨みつけ、
自分の弱気を隠すためにあえて虚勢を張って……
「姉貴誰がそれでいいって言った?」
「え!?」
呆然とする遊里。それもそのはずだ。何と言っても向こうは裸。
これ以上脱ぐ物などないというのに、何を脱げと言われるのだろうと
思っているはずだ。
「でも、もう脱ぐ物なんて……」


634:友紀乃
07/10/07 02:48:39 K3nWkwWm
生憎、思った通りの返答が帰ってくる。何と体(てい)のいい操り人形だろうか……
「違うよ。私は姉貴に単純に服を脱げって言ったんじゃない……。
ストリップをしろって言ったの。だからもっとゆっくり服を脱いでよ。
私が興奮するようにさ」
「な!?」
「やり直し。頑張って」
私はそのときに満面の笑みを浮かべていたはずだ……

635:友紀乃
07/10/07 02:50:51 K3nWkwWm
おk。今回もうp。トリップは何となく嫌だから
やめときます。作者のワガママと感情で動かせてしまい、
微妙に申し訳ないですが^^(汗。でも……まぁ…
いいはず……。とりあえず楽しんでください(爆。


636:名無しさん@秘密の花園
07/10/07 20:32:54 q+VhGqZB
おお!!がんばって!!
いい感じにすすんでますね^^


637:名無しさん@秘密の花園
07/10/11 21:25:12 sAtqaT8u
age

638:名無しさん@秘密の花園
07/10/13 22:36:21 NmfKsm8K
うぅんーいい~
ドキドキするー><

639:友紀乃
07/10/14 01:58:12 mIJBCVe8
スルリ……
一枚の服が万有引力によって下へと引きずられた。
その音が確実に遊里を辱めていく。
「そうそう。ゆっくりやってねぇ…私の脳裏に焼き付けるようにさ…」
顔を真っ赤にし、恥ずかしそうに視線をそらせる。
視姦されているのが分かるのか、自分の身体を抱きしめ、少しでも私の
視線から逃れようとしている。
「姉貴どうしたの?恥ずかしがってるのはポイント高いけど、私が
求めてるのはもっとプロとかがやるようなどぎついやつだよ」
「クッ……」
本来ならばマシンガンのような罵声が飛んできただろう。反抗的な目が
そう物語っている。
「もっとこう、私に見せつける感じ?ほら焦らすようにブラジャーをとって」
「できるわけないでしょ!!」
顔を真っ赤にして騒ぐ遊里。
「できるよね……?優等生は何をやらせても優等生だもんねぇ……」
姉の言葉を一蹴する。普段は大人しい系の姉。だがいざとなると強気になる。
その強気をねじ曲げる快感。嗜虐心が一気に昇華するかのごとくだ。
私の強い台詞を聞き、姉は再びストリップを開始する。
後ろに手を回し、ブラジャーを取る。ホックを取る音がすごく大きい音で
再生されたと聞こえるぐらいに私は姉を真剣に見ていた。その際、自分が
携帯を持ち、写真を撮るために構えているということさえも忘れていた。
認めたくないが………私はその瞬間姉貴に見とれていた……かもしれない…。
多分だが…

640:友紀乃
07/10/14 01:59:00 mIJBCVe8
たわわな胸がブラジャーと言う抑えを無くし、プルルンと震える。
そして、地面へとまた引きずり込まれていく。
ゆっくりとした動作。遊里は胸の先端が見えないように素早く手で隠す。
「いいよ……姉貴」
片手で胸を隠しながら、次はショーツ。後ろを向くと、遊里は器用に脱ぐ。
お尻の方から布をズリ下げ、ショーツのレッグホールから片足ずつ足を
抜き去っていく。瞬間的にだが、姉の秘部がチラリと覗いて見えた。
それもまた落ちていく。
まるで私に操られている姉のように……
また一つ落ちて。姉が後ろ姿で自分の秘部を隠す。長い髪のせいで、顔色まで
窺うことはできないが、相当真っ赤になっているだろう。
あそこに落ちている姉の衣類は私の戦利品みたいな物だ。
近い将来、今と同じような光景が浮かぶはずだ。多少、否、かなり形は
違っているだろう。
落ちてる衣類は姉の理性。私は姉の本性を少しずつむき出しにしていずれ……
壊す気なのだろうか?それとも愛でるつもりなのだろうか?
今のところ、どうするかはまだ決めていない。ただ、楽しい空間に
浸っていたいだけ。
ゆっくりと遊里が振り向く。姉貴の顔の上でキラリと一瞬何かがひかって
見えた。
そんな些細な変化さえも私は楽しんでみていた。

641:友紀乃
07/10/14 02:00:41 mIJBCVe8
久しぶりのうp。まぁうp速度が圧倒的に落ちてるという
ことは禁句。そしてスルーの方向で。
マンネリにならないように気をつけてるつもりが、
いつの間にかなっちゃってるなぁと少々苦笑を浮かべる今日この頃。
もっとウマく書けるよう頑張りたいと思います。

642:名無しさん@秘密の花園
07/10/14 04:39:33 RWhe7i/b
up万歳!!
そんな気にしないでいいよ!!待ってますから!!

643:名無しさん@秘密の花園
07/10/16 13:28:04 HU91yise
やっぱり友紀乃さんいいねぇ
寝る前に読んだら夢に出てきちゃった
続き期待してますね

644:名無しさん@秘密の花園
07/10/17 19:40:24 a7OniXPC
格言集
「独身者とは妻を見つけないことに成功した男である」(アンドレ・プレヴォー)
「裕福な独身者には重税が課されるべきであろう。ある人間が他人よりも幸福であるというのは不公平だ」(オスカー・ワイルド)
「女を腕の中に抱くと、やがて腕にぶらさがられ、そのうち背負うことになる」(サシャ・ギトリー)
「女たちは私には象と同じように思える。眺めるのは好きだが家に欲しいとは思わない」 (W・C・フィールズ)
「私は男でなくて幸せだ。もし男だったら、女と結婚しなければならないだろうから」(スタール夫人)
「結婚した人々の唯一の楽しみは、他人の結婚に立ち会うことである……悪魔的な楽しみだ」(ラモン・ゴメス・ド・ラ・セルナ)
「離婚の動機ですって? ありますとも、弁護士さん、私が結婚しているということです」(エミール・ポラック弁護士)
「人は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する」(アルマン・サラクルー)
「頭のいい男は良い夫ではありえない、なぜなら彼らは結婚しないから」(アンリ・ド・モンテルラン)
「女たちを知れば知るほど、私は自分の手の方をいとおしく思う」(ショロン)
「男はみんな賭博師だ。でなきゃ結婚なんてしやしない」(フレデリック・リット)
「結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。宝くじなら当たることもあるのだから」(バーナード・ショウ)
「夫が妻にとって大事なのは、ただ夫が留守の時だけである」(ドストエフスキー)
「一人でいるとき、女たちがどんなふうに時間をつぶすものか。もしそれを男たちが知ったら、男たちは決して結婚なんてしないだろう」(O・ヘンリー)
「三週間互いに研究しあい、三ヶ月間愛し合い、三年間喧嘩をし、三十年間我慢しあう。そして子供達が同じことをまた始める」(テーヌ)
「恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる」(リヒテンベルグ)
「ウェディングケーキはこの世で最も危険な食べ物である」(アメリカの諺)



645:名無しさん@秘密の花園
07/10/18 00:42:55 D7gkyjYC
ワロタw

646:名無しさん@秘密の花園
07/10/19 04:10:58 1Ybs6Imc
それでも抱きしめたくなるのが女って生き物よね。

…ああ…おねえちゃん…ほしいよぉ…


647:友紀乃
07/10/20 01:36:20 Bd8WPnBr
完全なる裸。姉の手は自分自身の豊満な胸を抱き、隠そうと必死である。
手で抱き寄せられているため、歪な形に歪み、胸は大きな谷間を
作っている。
やはり、このくらいが、姉の限界か……
今まで、勉強ばかりやってきているような姉だ。私のように、誰かと
セックスしたこともないのだろう。ちゃんと確かめたことはないが、
恐らく処女だろう。
今はただ怯えた子犬の様に、私が次に起こすであろうモーションを
真剣に見据えている。
「姉貴……よく出来ました……」
パチパチ……スローテンポの拍手をする私。まぁ、多少頑張ったのだから、
少しぐらいは評価してやってもいいだろう。あくまで多少だが。
あと、若干バカにする意を込めて。
「この後はどうするん…ですか?」
泣きそうな顔で私を睨みつける。尤も、余りにも反感を買うと酷い行いを
させられると分かっているのか妙にその口調は礼儀正しい。
そこが計算高く思える。
「どうしよっか?少しばかりお散歩にでも行く?」
「え!?」
驚きの声。
「冗談だよ……なにしようかなぁ………」
姉貴の身体を満遍なく見る。
何をしようか……?まだ始まったばかりだから、あまりに激しいことをやる気は
起きない。かといって何もしないというのも少々つまらない。
姉の身体にどんなことが似合うのか……私はゆっくりと思案をまとめる。
その間の遊里の視線がやけに、気持ちよく感じた。

648:友紀乃
07/10/20 01:56:14 Bd8WPnBr
進展は特にないな^^。久しぶりのうp。
とりあえず、少し過激にしようかなぁなどとは
思ってますが。脱マンネリ。できたら……いいな♪


649:名無しさん@秘密の花園
07/10/20 02:23:05 cdL3W04l
sageろ

650:名無しさん@秘密の花園
07/10/20 03:42:01 9B+cPp0W
待ってました!!
姉がいきなり敬語つかうあたり
いいですね~

651:名無しさん@秘密の花園
07/10/20 05:06:15 d3/4e984
豊満極悪プロレスみたいな小説求む

652:友紀乃
07/10/21 00:06:09 mWM7YtZi
「遊里……これから私専用の犬になりな……」
私は言外にあなたは私よりも下ということを表現した。姉を呼び捨てにする行為。
本来なら目上の者にはしない行為だ。
「犬……?どういう意味……?」
裸の状態でポカーンとして聞き直す様は随分滑稽に感じられる。
「敬語……さっきまで使ってたのにもう使えなくなったの?」
「す……すいません………どういう意味…ですか………?」
本当に分かっていないらしい。だが、二度も三度も聞き直されると
少々腹立たしく思える。
「言った通りよ。あなたは私に忠実な犬になるの……」
「あのどういう意味かが分かりません!!何をすれば……」
ハァ……やはりそこまでの期待はしてはいけないか……
少々高望みしすぎていたらしい。
パシーン……
乾いた音が静かな部屋の中に響く。
何かが何かを叩く音。恐らく、遊里にはそう感じられただろう。
しばらくしてから、遊里が頬に手を伸ばす。ようやく痛みを感じたらしい。
そして、目に涙が浮かぶ。
私の強かな手が姉の可愛い頬を容赦なく叩いたのだから……
温室育ちの姉はこういうことをされたことがないのだろう。私は両親によって
何度かこの手の仕打ちを受けているので、今更という感じだが。
「犬はどうやって歩くの?犬はどんな風にお喋りするの?少しは頭を使ったら!!?立派なおつむがあるんだから!!」
姉は私が言った言葉通り、床に跪き、手を前に置いた。
「そうそう。始めからそうすれば良かったのよ。分かった…?」
「………………ワン…」
静かに響く被虐の声。
私の言葉に従い、四つん這いになり、あまつさえ無力の声を
あげるその姿。それは完全なる屈服の証だ。
これから……じっくりあなたの立場を分からせてあげる……
ね……姉貴…


653:友紀乃
07/10/21 00:14:05 mWM7YtZi
久しぶりの連日うp。まぁ内容的には少ないけどねぇ。
早めにうpして披露したいからしょうがないんだけどねぇ^^(苦笑。
ときには深夜の教師さんみたく、一回の分がかなーり長いような奴にも
憧れます。いずれは書いてみたいと思いながら、せっかちだから書けないなぁと
思いますけど(笑。では楽しんでください^^今回やや自信あり

654:名無しさん@秘密の花園
07/10/21 02:13:48 Ti3Mw7qv
ageんなカス

655:名無しさん@秘密の花園
07/10/21 02:55:54 x7zOjRFo
新作きたー!!
だけどさげたほうがいいと思います…

656:名無しさん@秘密の花園
07/10/21 02:56:26 x7zOjRFo
まちがった!!サゲ

657:友紀乃
07/10/21 23:47:07 mWM7YtZi
今回と前回は久しぶりで少し抜けててさげ忘れました。
以後気をつけます。

658:友紀乃
07/10/26 00:41:12 4//hBAJL
散歩でも行こうか?」
冷たい声。私の口から本能的に溢れたもの。その言葉の真意には、姉を
もっと辱めたい。もっと苦しめたい。必然的にそう思った。
「え……!?」
パシーン……
遊里の尻を容赦なく引っぱたく。
「ヒッ!?ワン!!」
何を叱られているのかを理解したみたいだ。
「そうそう。それでいいのよ……遊里。お散歩に出かけようか?」
「……ワン」
首を左右に激しく振りながら否定の意を示す。それでも、健気に犬の鳴き声を
あげる遊里。それに呼応するかのごとく私の身体の中心が熱くなった……
気がした。
「行くよ……」
景気づけに軽く姉の尻を再び叩いてやる。
パシッと静かな音がし、その音と同時に遊里の身体がビクリと波打つ。
「ワン……」
後悔したかのように哭く姉。その声はどこか悲劇のヒロインを思わせる。
「そうそう。ちゃんと私の言う通りにしていれば、姉貴は痛い思いしないで
済むんだよ。秘密をばらされる心配もないんだから…まぁ、ひょっとしたら
私が好みで痛いことするかもしれないけど……ね」
「こんなこと……もう止めた方が良いよ!!!」
遊里が四つん這いの姿勢で声を張り上げる。
そんな格好で、何を言ってもアドバンテージが取れる訳も無いのに、
粋がって。何より私に忠実じゃないところがムカつく。
「姉貴……言いたいことはそれだけ?」
「……」
沈黙が流れた。つまり、自己主張はもうこれ以上はしないという意味だろう。
「そう……じゃあお仕置きしないとね。バカは身体の芯に覚えこませる
しかないらしいから……覚悟しな」


659:友紀乃
07/10/26 00:42:04 4//hBAJL
「ヒッ!!ごめんな……さい」
突如として敬語。ならば最初から意見など主張するな。奴隷のような存在の
分際で。太々しいにも程がある。
主張なんかしなければ、辱めを受けるだけで済んだものを。
尤も、私はより楽しめるんだからいいんだけど……
パン!!パン!!パン!!パン!!
まるで、音楽の中のドラムであるかのように一定のリズムを刻んだ。
本来ならばシンバルやタムなどが音を鳴らすのだろうが、私が叩いている
目標は姉である遊里。その度に何度も何度も大きな音を鳴らし、慟哭の声が
上がる。
「痛い!!!いたい!!ゆ……許して……!!!」
問答無用。お前ごときの声をいちいち聞いていられるか!!格下は大人しく
格下に徹しておけばいいということを思う存分に思い知らせてやる。
名脇役は脇役だからこそ有名になれたのだ。名脇役が主人公を目指したら
一瞬にして存在価値は崩落する。
だが、この姉はまだそのことを分かっていない。奴隷がご主人様と同じ立場を
目指すということがどれほど無謀なことか……
次第に姉の丸みを帯びた臀部は真っ赤に色づいていく。始めはほんのり
とした赤色。まるで、純白な少女がとある人に恋をして、頬を赤く染めたときの
様な赤。しかし、時が経過していくうちに少しずつその色は変貌していく。
始めは可愛らしい色だった淡い赤が毒々しい赤色へと変わる。それはまるで、
白雪姫の魔女が持っている毒リンゴみたいである。
人の肌を本気で叩くとこんな風になるんだぁ……というのを実感する。
赤ーく赤ーく染まった双眸の膨らみ。その膨らみを叩く手自身にもやはり、熱い
熱がこもってる。叩くとその何分の一かもしれないが、私にも痛みが
跳ね返ってくる。
けどそれ以上に姉が苦しい思いをしていると思うと楽しくてしょうがない。
叩く力にも一層力が入り、一層楽しくなる。それの循環が続く。
「痛い!!!!痛い!!!!!もう限界!!止めて……!!止めテェェェエ!!
止めてください!!止めてください!!もう限界ですぅぅぅう!!お願いします!!ご……ご主人様ぁあああ!!!」


660:友紀乃
07/10/26 00:43:31 4//hBAJL
普段友達同士で使われる言葉から、目上の者のために使われる言葉へと変化する。
「本当に反省してる……?」
私は冷めた目で遊里を見下ろす。この牝は少しでも痛みから逃れたいばかりに、
自分という物を捨て自らペット・奴隷と言った地位を受け入れたのだ。
そういった点が冷めきった目をさせていたのかもしれない。
「は……はい……してます。ご主人様…」
息も絶え絶えと言った様子。息が荒くなった身体は上下を繰り返し、その度に胸が
微かに振るえ、戦慄いている。
「そう……じゃあ何て言えばいいと思う?」
残酷な笑みを浮かべる。それは子供が浮かべるような笑みだ。例えどれほど
残酷なことをしても、無邪気に笑う子供。まさにそんな感じ。
「も……申し訳ありませんでした………」
パシーン!!!!!!
「ヒィィィィィ!?」
「正解は一体なんだと思う…?正解分からないと明日座ることさえ
できなくなるよ?」
悪魔のような所業が楽しくてしょうがない。姉の身体からは緊張した
オーラが放出されていた。その逆に私の身体からは恐らく楽しいオーラが放出
されているだろう。その二つのオ-ラが混ざり合い、一種独特の雰囲気を
この部屋に生み出している。
「わ……分かりません……ヒック…ヒク……」
急に泣き出す遊里。
これからまだ痛い思いをさせられる。そう思えば当然のことかもしれない。
ここらが限度かな………
ここまで泣きじゃくった姉は未だかつて見たことが無い。
そういえば昔一度だけ見たかな…



661:友紀乃
07/10/26 00:44:02 4//hBAJL
そうそれはまだ本当に私が小さくて、今と違って自己主張さえできない
ような子で……確かあのとき私は苛められていた。
いじめっ子の名前やその動機は覚えていないが、辛かったのは薄々と覚えてる。
学校へと向かう、一歩一歩が酷く憂鬱に感じられた。
学校の帰り道の少し外れにある空き地。草がぼうぼうと生い茂り、いかにも
開発前といった趣。そこで髪を引っ張られたり、馬にされたり……
そんなときだ。姉が偶然そこを通りかかったのは……
「あんたら!!!!!私の妹に何をしてるの!!!!」
大きな声を出し、軽快な足取りでコッチに近よってきて。
倒れてる私を守るために、大の字で立ち塞がったっけ。
「ああ!?何だ!!てめぇ退けよ!!!!」
「退かない!!」
その声は凛としていて、私は何故か異様にかっこ良く思えた。
結局いじめっ子たちはシラケたという感じで去って行った。
「怖かったぁ……」
その場にへたり込む姉貴。ぽろぽろと涙を流し、動こうとしない。一歳年上とはいえ、大人しいはずの姉が3人の男子生徒の前に立ち塞がるのはさぞ
怖かったのだろう。
本来なら私が慰められる立場なはずなのに、確か私が慰めてたっけ?
遠い過去の思いがふいに蘇る……


662:友紀乃
07/10/26 00:44:37 4//hBAJL
何を今更思っているのだろう……今とあの頃はもう違うのに…
「姉貴ワンでしょ…最初に言ったよね…?ワンって鳴きなさいって」
「ワン!!」
「そうそう。それでいいんだよ……」
気分が急にのらなくなった。フラッシュバックによって私の心は天から地へと
一気に落ちていく。
「さてと、やっぱ…散歩は止めとこうかな……姉貴もう行っていいよ…」
そういうと姉はコクリと頷き、衣類をまとめて持ち上げそのまま部屋を
飛び出していった。ドアを開けるときの力強さがやけに印象に残る。
私はそのままベッドへと倒れ込んだ。自分の手のひらを天上にかざし覗き込む。
赤くなった手。
何してんだろう……
ふと現実に戻る。こんなことしても私の立場は変わらないのに……精神的に優位に立てるだけで、あとは何も変わらないというのに……
「何やってんだろう……」
深い溜め息をつき、今日携帯で撮った唯一の画像を覗き込む。
そして液晶越しに姉の悲しみに満ちた目が私を見つめ返した……

663:友紀乃
07/10/26 00:47:02 4//hBAJL
少し長編^^まぁ結局、ぬる甘系が好きだから
どうしてもぬるくなりますね。ただ、ハードなだけ
というのはあまりしたくないなぁと思いつつ。
恐らく毎回趣が微妙に変わると思いますがよろしく
お願いします。


664:名無しさん@秘密の花園
07/10/26 01:39:33 jw+HgwT/
ぬる甘イイ!!
妹のSさがたまらないです。

665:名無しさん@秘密の花園
07/11/02 01:49:20 YZJzHRXD
ほしゅ

666:友紀乃
07/11/04 23:58:37 BuaZUSUn
翌日、鳥のさえずりによって半強制的に目を覚まさせられた。
時計を見ると丁度7時。みんながリビングに着いて、朝食をとる時間帯だ。
昨日の夜は結局色々と考えてしまい、眠ることが余り出来なかった。寝たのが
深夜だということは最後の朧げな記憶から分かる。
特にすることもない……。さて…どうしたものか……?
このまま二度寝をするか、朝食でもとりにいくか……
本来なら即答することができる。天秤に乗せたりすれば、恐らく余りの違いに
天秤は折れてしまうだろう。それ程までの違いがある。答えは二度寝だ。
二度寝のが遥かに気持ちいいし、あの怠惰な時間は何物にも代え難い気さえ
する程だ。
しかし、昨日の今日だ。
姉の遊里の反応を見てみたいという劣情に駆られなくもない。
そこまで含めて天秤に乗せ直すと、丁度いいバランスで水平になる。
姉の意外性のある反応がみたい……
些細なことで朝食への期待が増し、結果天秤は一度だした答えとは逆の答えを
導きだした。
大きく私は背伸びをし、緩慢な動作で立ち上がる。

667:友紀乃
07/11/04 23:59:21 BuaZUSUn
リビングに行くと、形だけの家族がご飯を食べていた。
誰も何も言わず、テレビの音、食器が奏でる音だけが空しくこだましている。
(仮面夫婦が……)
心でそうボソリと呟く。
家はずっとこんな感じ。確かに調度品は豪華かもしれないけど、
やけに心と心との繋がりが薄い。
目の前で何かが動く。考え事に集中するのをやめ、ふと目を向けると、
丁度姉もテーブルに着くところだった。
「おはよう姉貴」
ややニコやかに。昨日の罪悪感からという訳ではない。何となくだ。
「おはよう!!由良!!」
それ以上にニコやかな挨拶が返された。
(コイツの頭の中はどうにかなっているのか?それとも昨日のことを覚えて
いない?ちょっとした当てつけ?)
当てつけなどしたら後でどんな報復が来るかも分からないのに、姉は言っている
のか?私には理解できなかった。
「ツッ!!」
椅子に座ったとき、姉の口から苦痛の声が挙がる。
それを聞いた私は思わずほくそ笑んでしまった。
姉と私だけの秘密の戯れ。この家で唯一私が誰かと心から触れ合った瞬間かも
しれないときを思い浮かべ。
「姉貴……どうかしたの?」
何も無かったかの様に問い掛ける。
「別に……えと…うん……昨日夜遅くまで勉強してたからお尻が痺れちゃって」
こんなときにまで勉強で言い訳をするのか。否、実際本当に勉強をしたのかも
しれない。


668:友紀乃
07/11/05 00:00:22 AUzj3eG1
「姉貴は普段から頑張りすぎなんだよ。もう少し羽を休めたら?」
遊里と由良の心の中では激しいやりとりが繰り広げられているのだろう。
だけど、表面上は穏やかに。
「由良今日はどうかしたの?やけに機嫌が良さそうだけど」
私と姉の会話のやりとりを不思議がって、母親が会話に入ってくる。
正直かなりうざい。尤もこのときだけはテレビの音が主役からBGMに成り下がり、
私たちが主役になっていたけど。
「別に……何にもないよ」
私は冷たくそう言い放つと、ご飯を黙々と食べ始めた。久しぶりのちゃんとした
ご飯……かもしれない。
このときの会話を最後に食卓の会話はなくなった。
(姉貴ホントに何考えてんだろ……)
傷つけたはずなのに…もっと大きな傷を負っていてもおかしくないはずなのに…
姉貴はさして傷ついたような素振りは見せない。
それなら……何度も何度も壊して、立ち上がれないようにしてやるまで。
しばらくしてご飯を食べ終わり、私はすごすごと自分の部屋へと戻っていく。
相変わらず、家族の視線が痛いが、もうそんなものにも慣れた。

バタン……
部屋に戻るなり、特にすることのない私は惰眠を貪ることにした。特に眠りたいと
いうわけではない。しかし、ベッドに寝転がるというものは何ともいいものだ。
目をつむる。


669:友紀乃
07/11/05 00:01:49 AUzj3eG1
平穏なとき……になるはずだった。
ドスン!!ドスン!!
誰かの階段を上る音がやけにうるさくて……私は思わず眉を寄せる。
バーン!!
自分の部屋の扉が思い切り誰かの手によって開けられる。もう少しぐらい
おしとやかに出来ないもんかねぇ……
どちら様?さして眠くもない目を上目遣いにしてその張本人を覗く。
そこに立っていたのは昨日痛めつけた姉・遊里だった。
「どうしたの?」
気怠そうな顔を向ける。
「由良もちゃんと学校行かないとダメでしょ!!」
(は!?)
何をこの姉はいきなり言い出すのだ。それは学校に行く時間だが、私は
今日休む気でいたのに
「折角…学校に行ってるんだから」
バーン!!!!!
私は頭に来て、手っ取り早く近くに合ったベッドの柵を思い切り蹴った。
「姉貴………いい加減にしな……」
姉の身体がビクンと振るえる。人が持つ本能的な感情、恐怖。
怯えるぐらいなら最初からしねければいいものを……
だがもう遅い。パンドラの箱も開けた時点で既に遅かったのだ。

670:友紀乃
07/11/05 00:02:25 BuaZUSUn
私の中の原始的な物が吹き出す。
身体を起こし、冷酷な視線を姉に向ける。純粋な怒り。
「あんた……何様?」
「……だ…だって……その…えとペット……かもしれ……ませんが、わ…私は
由良様のことを思って……」
押しつけがましいとはこのことだろう!!学校など行ってもさしたることも
教えてくれない。私はギリギリで卒業できればいいのだ。単位数なども全て
計算した上で休んでるのだ。なのに、この姉は何も知らないくせに。
「とりあえず、学校に行って来な!!帰ってきたら……どうなるかたっぷり
教えてあげる……」
「い……嫌!!!ゆ…由良も一緒に行かないなら……私…休む!!!!」
この女は何を言ってるのだ?罰の時間を延ばすためなら、学校に行った方が
どう考えてもいいはずなのに、何故休むというのだ?何故そこまで私の学校に
執着するのだ。
目から大粒の涙をボロボロ流しながら、そんなこと言っても説得力ないのに…
ドンドン!!
やけに今日は私の部屋を包む擬音語が多い。
「どうしたの?さっきの音なに?」
どうやら母親がベッドを蹴り飛ばした音で、気になったらしい。
チッ…
「どうもしてないよ…姉貴が学校に誘いにきて、行こうとして転んだだけ。かなり派手な音出しちゃったから、姉貴ったら驚いて泣いちゃってさ…」
「ホントに…?」
自分の娘の言うことがそんなに信じられないのか?尤も、嘘なのだから、
しょうがないが。



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