実の妹に虐められる姉at LESBIAN
実の妹に虐められる姉 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@秘密の花園
07/02/05 14:57:38 ZrZC8Ebu

 足首に 太腿に そして・・・その奥・・・ 
  姉の身体がくねると     私の・・・ソコも・・・ 
   くねっちゃうっ!・・・なんてある訳ないでしょ

 私で妄想したりイヤラシイ事しないでよね! おかずは蒔穂にしてよね

 「穂・・・摘さ・・・ん」
 こほこほと唸るように声が聞こえてきた。
 見下ろせば、ジタバタともがく姉の身体はピンに刺さった虫のよう・・・
 「フッ・・・」
 笑っちゃう ホントに・・・

 
 一方その頃!!
 奥座敷では後ろでに縛られた刈穂が畳の上に身を投げ出されたいた。
 哀れなジェームズはウチの若いのになじみの外科医の処へ連れて行かせてある。
 あそこの病院は主にウチの婆さんがぶった斬った連中の治療費で儲かっておるようなモンじゃからそうそう警察には通報せん。
 ん?誰か入ってきたぞ・・・

151:名無しさん@秘密の花園
07/02/05 14:59:10 ZrZC8Ebu

 「あ・・・」
 薄い朱を基調とした、それでも地味めな着物を羽織ったその女性は芋虫のような刈穂の脇に腰を下ろした。
 「穂稀姉さん・・・」
 「・・・叱られたいの、刈穂?」
 「姉さん・・・姉さん・・・」
 「私たち、もういい歳したオバさんじゃない。おかしすぎるわ、あなた」
 刈穂の頬のすっと指を滑らすのは、穂稀じゃ! おお、蒔穂と穂摘の母親ですじゃ。
 あの難儀な女が嫁いできてからウチはちぃっとおかしくなってきてしまったんじゃ!
 「・・・私に嫌がらせするんじゃなくて・・・娘達に手を出すなんて・・・」
 「あ・・・そう、そうよ!私を放っておけば今度は穂摘を襲っちゃうわよ!
 あの生意気な娘・・・あの娘、処女よね!姉さんの目の前で奪ってあげようか!?
 姉さんのを貰った時みたく! 知ってる?今じゃペニバンっていうのがあるのよ・・・男みたく穂摘を犯してあげる・・・あの娘の泣き顔・・・泣き声・・・見せてあげる! 聞かせて・・・」
 乾いた音が刈穂の言葉を遮った。
 立て続けに三度・・・
 「ああ・・・」
 コトと力なく畳に落ちた刈穂の頬は見る間に腫れ、唇の端が切れて顎を斜めに朱線が伸びていった。
 「もっと・・・叱って・・・痛いことして・・・」
 ルージュの上に血を被った唇から出た言葉は痛みや屈辱ではなく、恍惚に包まれていた。

152:名無しさん@秘密の花園
07/02/05 15:00:14 ZrZC8Ebu
 「・・・」
 「ぶって・・・踏んでよ・・・昔、私が姉さんにしてきたみたく・・・唾を吐いてよ・・・オシッコかけて・・・ね、汚してよ」
 「・・・」
 「・・・」
 「・・・」
 「・・・何でよ!!!」
 突然畳の上をのたうちまわりながら刈穂が絶叫した。
 ちょっとビックリ・・・
 「見てよ!! 私を見てよ! ちゃんとココにいるよ!ココにっ 姉さんの前にいるじゃない! 触れるよ・・・私・・・ 幽霊じゃないよ・・・触ってよ・・・ネェ・・・
 優しくできないなら優しくしてくれなくてもいいからっ! 痛くしてもいいからぁ!!」
 すっと穂稀が立ち上がった。聞こえてくる刈穂の声は先程のうっとりとした音色はなりを潜め、それはもう慟哭じゃった。
 「どうして・・・いつも触るのは私だけ・・・あんなに毎晩虐めていたのに・・・最後まで・・・最後まで私に触れてくれなかった・・・」
 「あなたに命令されて・・・"した"じゃない・・・」
 「姉さんに"して"もらいたかったの! 操り人形じゃなくて、穂稀姉さんにしてもらいたかったの・・・」
 「急に帰ってきて・・・何かと思ったら・・・そんな理由?あのジェームズさんて方、私への当てつけで連れてきたの?相変わらず自分しか見ていない・・・わからない?それがあなたが此処に居れなくなった理由ってことが・・・」
 「姉さんを取られたくなかただけだ!」

153:名無しさん@秘密の花園
07/02/05 15:01:34 ZrZC8Ebu
 「私たちが結婚して何年経っていると思っているの?相変わらずそんな事を言う・・・仕方のない娘・・・」

  おおお、穂稀の手が後ろに廻って帯に! こ、これわっ!!?

 「お養父様・・・」
 ギョギョ!
 「障子全開で覗かないで下さい」
 「やや、しまった・・・」
 「しまったのう・・・本当に・・・」
 ヒッ・・・!こ、この声は・・・
 「この糞爺が・・・これ以上みっともない様を晒すならぁ・・・」
 振り向くと仕込みから僅かに覗かせた鋼を光らせながら、ウチの婆が・・・
 うう・・・皆様方、もはやこれまでじゃ・・・ もし、心ある方がいらっしゃるならワシの無事を祈っていてくだされ・・・以上、中継は穂摘達の優しいお爺ちゃん、藍澤 鎌吉でした・・・
   な、南無・・・


 「ぅあうっ」
 引きつった声が耳元で放たれる。
 五月蝿くて鼓膜が痛む。罰として乳房に指を伸ばす。
 「ヒッ」

154:名無しさん@秘密の花園
07/02/05 15:02:45 ZrZC8Ebu
 敏感な胸のふくらみを抓られ、組み敷いた身体が跳ねる。・・・活きだけはイイ
 構わずお仕置きを続ける。たった今思いついたんだけど・・・これ、結構好きだな。

  カリ
 「フッ・・・ぐ・・・」
  カリッ
 「あは・・・や・・・」
  ガリッ!
 「キャウッ」

 何してるかって?
       噛んでます。

 恥ずかしながら、着物って良く知らないんで手間取っちゃったけど・・・
 合わせをはだけ、長襦袢を押し広げる。一重太鼓で結んである帯はそのままで(だって結び方知らないし)裾を割り、肌着をめくる。
 ああ、面倒くさい。なんでコイツ着物なんて着込んだんだ。
 ようやくお目見えした素肌はしっとりと汗ばんでいて、この季節柄、当然のように冷たく乾いた空気に熱を放出している。明るいところで見てみたら湯気がたっていたのかも知れない。
 正直言って、そそられましたw
 着物を着た蒔穂って結構・・・それにこの着物はお母さんの曰く有りな代物っていうので・・・
 こういう時は何の考えもなく走るのに限ります。
 どうせ二人きりだし・・・

155:144
07/02/05 21:35:37 CbiijXSH
うわー。願いが叶ったー
Gjでございますー。

156:名無しさん@秘密の花園
07/02/07 16:23:50 0p3t+ITc
期待あげ

157:名無しさん@秘密の花園
07/02/07 20:43:33 fRgkik34
この文章好きだわ・・・・

158:名無しさん@秘密の花園
07/02/07 22:10:56 gJeYLdUf
 首筋に歯を立てられ、姉は声もなく仰け反った。
 更に顎に力を入れると
 「あ・・・あ・・・」
 と掠れた声を上げる。
 唇を張り付かせたまま首を降り、肩口へ。
 鎖骨に舌を這わせながら片手で喉元を軽く絞め、そして噛み付く。
 「ひっぃ」
 細かく噛みながら胸元へ。
 否が応でも増してくる柔らかみ・・・乳房へと続く感触・・・
 口いっぱいにほうばると姉の肉が従順に口の中に引き込まれてくる。
 「ん・・・」
 「ふ・・・ んむっ・・・」
 蒔穂は人の言葉を忘れたかのように感じたままを喘ぎ呻いている。
 チュポッと下品な音をたてながら蒔穂の乳房が私の唇を離れる。そのまま重ねあっていた身体を離し、改めて壁に頭を預けて力なく横たわっている姉を見下ろす。
 「ふふ・・・」
 力の抜けた脚を手に取り口を寄せる。
 「あ・・・」
 怯えた声がまた可愛い・・・っていや、その・・・
 「ああっ」
 太腿を思いっきり噛まれ、悲鳴を上げる蒔穂。

159:名無しさん@秘密の花園
07/02/07 22:12:38 gJeYLdUf
 私を押しのけたいんでしょうけど、肩口まで引き下ろした着物が邪魔をして手が使えない。
 脚を暴れさせて振り払う力も残っていない。

    すごい・・・ 何かいつも以上にすごい

 お人形さんだ。
 口を離し、白い肌に牡丹の華のように一点赤くなったその痕がその証・・・
 そう、この女は私の物だ。
 私だけの玩具だ。ずっと前からそう決まっていた。そうに決まっている!
 って・・・それは・・・そうなればいいナ・・・フフ 私もムチャいうよね・・・

 「穂摘・・・さん・・・?」
    でも、悔しい
 「もっと・・・して・・・」
    悔しい・・・悔しいっ
 「私をかまって・・・」
    こんなにかまってやってるじゃない! いつも見ていてあげているじゃない!?
    こんなに虐めてあげてるじゃない・・・!
    こんな異常な家の中で!
    あの野良猫をお母さんだけが見捨て切れなかったのとは違う!

160:名無しさん@秘密の花園
07/02/07 22:13:50 gJeYLdUf
    それなのに・・・なぜ? なぜ、刈穂についていったの!?
    私を信用していなかったの?

 「・・・お仕置きだネ、蒔穂」
 「・・・・・・ハイ」

 いい返事。
 「脚を開きなさい。そう、膝を立てて・・・」
 「え? それは・・・」
 「私の言うことは聞かないの?野良猫の言うことは聞いたくせに」
 「あ・・・」
 横目で見る姉の顔は赤く火照りながら苦しそうな表情をしていた。
 「もう一度躾けなおしてあげる。ワケのわからないのに簡単に手なづけられないように・・・自分が誰のものなのか、もう一度わからせてあげる。」
 バカ姉は静かに瞳を閉じ、オズオズと脚を動かし始めた。
 脚が開いてくにつれて着物が上がり、今まで護られてきた腿の奥がだんだん眼に入ってくる。
 「膝立てて・・・」
 M字ってやつですね。男って好きでしょ?コレ・・・
 まだ蒔穂に残っていた恥じらいが動きを緩慢にさせていたけど、私は黙って待つことにした。
 蒔穂にとって私が罵るよりも黙っているほうが堪えることを知っているからだ。
 「ん・・・ ん・・・」

161:名無しさん@秘密の花園
07/02/07 22:15:27 gJeYLdUf
 何も触れていないのに、中を覗き込んでもいないのに・・・自分で妹に脚を拡げちゃう行為に自分で濡れているのね・・・
 「ふっ ・・・んぅ・・・」
 ようやく両膝を立てた姉は、その脚の間から私を上目遣いで見上げる。
 眼を合わせてやると、雷に打たれたかのように眼を背ける。
 「私を見なさい」
 「ぃゃ」
 「私を見なさいよ、蒔穂。私も見てあげてるんだから・・・ネ、お姉ちゃん」
 最後の『お姉ちゃん』を潜めて囁くように言ってあげるのがコツです。
 わかりましたか?皆さん^^
 「やっ! 見ないで・・・」
 言うなり膝を閉じてしまう蒔穂。
 「何やってんのよ!それじゃ見えないよ」
 「だって・・・」
 「私が開けって言ってるんだから開けばいいのよ!そうしたら見てあげる・・・」
 「嫌・・・」
 「嫌なの?それならいいわ。もう見てあげない」
 まったく面倒くさい。でも、ま、お約束みたいなモンね
 「嫌・・・」
 ハァッとわざとらしく溜息をつきながら私はサラリと答える。
 「もういいよ。そんなに嫌なら・・・ホラ、立って。着物、直してあげる。
  後は好きにするのね」

162:名無しさん@秘密の花園
07/02/07 22:17:02 gJeYLdUf
 「嫌・・・」
 まったくこの女は泣き虫だ。もう涙声になってる。
 「だから、嫌ならもうしないって・・・」
 言っているそばから、私の視線をガードするためにくっついていた膝小僧が離れ始める。
 「あれあれ?いいのかなぁ・・・見えちゃうゾ」
 「・・・」
 「お姉・・・下着穿いていないんでしょ?モロに見えちゃうんだけど」
 「・・・・・・見て」
 脚はさっきよりも大きく開いていく。
 もうすっかり、倉の薄闇にも眼が慣れてきているので、姉の股間を覆っている茂みの輪郭までかろうじて見える。
 皆さん、羨ましいでしょ?全開っすよ!全開w
 「見て? 見てぇ?」
 ぐすっと鼻を啜りながら姉は言いなおした。
 「見てください・・・」
 「何を?」
 「・・・」
 「お姉ちゃんは、何を、見せたくて、妹に、股を開いてるんですか!?」
 「はぅ・・・」
 可愛い声を洩らしながら姉は横を向いてしまう。
 「答えなさい、蒔穂」

163:名無しさん@秘密の花園
07/02/07 22:18:21 gJeYLdUf
 私に逆らう事ができない姉はジリジリと私を焦らした後、ようやく口を開いた。
 「お・・・おマ○コ・・・私の一番大事な場所・・・見てください・・・」
 それはその言葉どおりの格好でした。
 きゅっと唇を噛み締めながら、両手の自由は奪われ、それでも自由になる下半身は私に向けて大きく花開いている。
 「フン」
 鼻で笑いながら私はしゃがみ込んだ。
 う~ん、しゃがむと逆に暗くなって良く見ないなぁ。
 どれどれ・・・
 しゃがんだまま蒔穂ににじり寄ると、姉はビクッと身じろぎしたが、それでも脚は閉じなかった。
 「友達がさぁ」
 しゃべりながら私は片手を床に置き、更に身をかがませた。結果として余計に視界が狭まった^^; チクショウ・・・
 「友だちが、蒔穂の事褒めるんだよネ
   『美人で優しそうなお姉さん』
   『私もあんなお姉さんが欲しかった』
 って・・・笑っちゃうよネ  今の蒔穂の姿、写メで送ってやろうか」
 「やめて・・・」
 「あ、濡れた? 今濡れたでしょ?」
 イヤイヤと蒔穂は腰を振った。閉じそうになった脚を何とか堪えて拡げている。
 姉の両足を柱にしてテントのように張っている着物の幕の中へと手を伸ばす。

164:名無しさん@秘密の花園
07/02/07 22:20:49 gJeYLdUf
 「熱い・・・」
 本当に熱い。肌には触れていないのに・・・裾の、いや姉の腿の間は異様なほど熱かった。
 更に手を伸ばすと人差し指の先は体毛が当たった。当然、そのまま進入。少し角度を下向きにしてゆっくりと指を進める。
 そういえばウチらのダメ親父がama○onから変なDVDを通販してたっけ。
 なんかヤラセ100%のドキュメンタリー?あ、ヤラセだからドラマ?
 川口ナントカ探検隊とかって・・・超ウケたんだけど! あ、関係ないか
 さて、私の人差し指隊長は今!神秘のベールに包まれた洞窟の入り口目指して密林を掻き分け・・・!
 
 グチュ・・・
 「ヒァッ!」

  ほうら

 何コレ? すっごい濡れてる!
 「あ・・・?」
 私が指を中に入れずに、そのまま脚の間から出てきたのを見て蒔穂が落胆の声を上げる。
 「ほら、凄いネェ・・・お姉ちゃん。ほら・・・」
 有無を言わせずその頬に指先についた蜜を塗ってやる。
 「う・・・」
 「しっかり濡れてたね・・・刈穂に遊ばれた時から濡らしてたの?」

165:名無しさん@秘密の花園
07/02/07 22:22:12 gJeYLdUf
 「ちが・・・」
 蒔穂は力いっぱい否定してきた。
 「違うの・・・叔母様じゃ・・・ダメなの! 私・・・私・・・」
 ハッハッと犬のように息を荒くしながら、蒔穂は不自由な上半身のまま私の視界にねじ込むように顔を近づけてきた。
 「私・・・穂摘ちゃんじゃないと濡れないの! あなたの指じゃないと・・・私、イけない・・・の・・・ あ、穂摘さん・・・」
 顔を真っ赤にしながらまくし立てた後、失言に気づいた姉は私にぶたれるものと、首をすくめこちらを見上げている。
 そ、それにしても・・・
 「蒔穂さんの指・・・欲しいの・・・」
 くそう・・・可愛い事言いやがって・・・
 予告なしに私は姉にデコピンを食らわせてやった。
 キョトンとした姉の顔を楽しみながら
 「今のはそれで勘弁してあげる・・・でも、指はまだお預け」
 「そんな・・・」
 お預けをくらった蒔穂の顔が悲しく歪む。
  再び身体を密着させると蒔穂が瞳を閉じ、キスをねだってきた。
 それを邪険に拒否し更に歪んだ顔を眺めながら私は右ひざを立てると姉の脚の間に太腿を押し込んでいった。
 「はい・・・」
 「え?」
 「イきたいんでしょ?脚を貸してあげるからイきなさい」

166:15
07/02/07 22:29:04 gJeYLdUf
レスを下さった皆様、ありがとうございます。

まだ未完成ですが、投下できる分まで投下しました。

自分の当初の予想以上に長くなってしまいそうです^^;

『駄作は無駄に長し』という言葉がありますがそのとおりになってしまいそうで不安ですが・・・

続きはなるべく早く・・・頑張ります

167:名無しさん@秘密の花園
07/02/08 22:51:46 50o+WRjJ
今回もすごく良かったです
次も期待してます

168:名無しさん@秘密の花園
07/02/09 13:13:40 nzWLsWOW
期待age

169:名無しさん@秘密の花園
07/02/09 22:36:44 jPNbxFrd
更に期待age

170:名無しさん@秘密の花園
07/02/10 00:12:46 cu4vp1f0
激しく期待

171:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 22:34:00 CYv/GgJQ
保守age

172:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 22:43:13 uGBok3Nn
 「・・・」
 相変わらず両手が使えない蒔穂は一瞬複雑な顔をしたが、素直に壁に寄りかかった身体を下にずらし始めた。
 「あの・・・指・・・」
 「私に命令する気?今日のはヌルいけど、まだお仕置きは続いてんだよ」
 「・・・」
 そこで撃沈してしまった姉はオズオズと股間を私の足に押し付け、腰を上下に振り始めた。
 始めは大人しく、そしてだんだんと淫らに激しく・・・
 「ん・・・はっ・・・」
 そして大きくなっていく声・・・
 ズボンが姉の蜜でじっとりと濡れていくのがわかる・・・
 その気色悪い感触を通り抜けて、こすり付けられてくる姉の陰毛、その下の大陰唇・・・
 その淫らな唇は腰の動きと共に、上の唇と呼応して喘ぎを洩らす。

   上は息を   下は蜜を

 腰が上がると唇は閉じ、下がると唇はいやらしく開いた。
 「はっ あ・・・固い・・・んん んっ んっ んっ・・・ ぅんぁあ」
 こうしてみると正上位ってヤツで姉を犯しているように見える。
 「ん・・・」
   
   あ・・・私も・・・

173:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 22:44:12 uGBok3Nn
 押し付けられる熱が伝染したのかな・・・ちょっと・・・恥ずかしい位に・・・濡れちゃってる
 って・・・あの、何度も言ってるけど! 私のそういうシーンは無いからね!!

 「もう・・・」
 蒔穂も次第に上昇してくる熱に耐えられないように擦りつけてくる。
 「あっ 痛っ  ううっ ふっ ・・・ん ん あっ ああ・・・」
 時折、感電したかの様に肩をビクッとすくませ、唇を噛み、その端から涎を垂らすにまかせている。
 「くぅん んぅ・・・ はんっ・・・」
 股間に負けない程熱く滾っている吐息に絡み、紡ぎだされるその声が高く裏返り、微妙に伸びてくる。もう絶頂寸前だ。
 腰の動きも激しさが消え、小刻みに感じるポイントに執拗なまでの刺激を与えている。
 「ねえ・・・イくの? 妹の脚でイっちゃう?」
 聞きながら両手を姉の腰に沿え乱暴に揺さぶってやる。
 「キャウ! ダメ・・・ダメダメェ はげし・・・っくぅぅ・・・」
 残念だけど蒔穂・・・コレお仕置きなのよね・・・
 「やめてっ ああっ つ・・・つよ・・・す・・・っあう! はん ひっ いく・・・あぐっぅ」

    ニチャ ヌチャ

 耳に粘つく音がこびり付いてくる。
 私たちの周り、四方八方からこのいやらしい音が鳴り響いてくるよう・・・

174:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 22:45:46 uGBok3Nn
 これは、姉の音だ
 
 「ねえ、凄い音・・・蒔穂・・・蒔穂の音だよ・・・」
 「んあっ・・・ あっ! ひぃっ あっ ダメっ ダメッ・・・」
 「聞いてる?」
 私の問いかけが全く耳に入らず、蒔穂は自分で絶頂への扉を開けようとしていた。
 「ふっ ふぁ・・・ いく ダメ あっ あっ ダメ イクいくぅ・・・ あっいく ああっ」
 組み伏している姉の身体が小刻みに痙攣し始めた。
 「あああっ だ・・・ もっ い・・・ぐっぅううぅううう!! いっっ・・・」
 声にならない声が必死に私に訴えかける。
 それに答える替わりに私は更に乱暴に姉の腰を揺さぶる。
 これから絶頂を迎えようとする時に、自分の意に反し他人の手で乱暴に快感を刻みつけられていく・・・私も泣いちゃうかもしれない・・・
 蒔穂の泣き顔が不意に自分の泣き顔に被った。
 「・・・ほら、妹にイかされちゃいなさいよ! 蒔穂!!」
 その錯覚を振り払うように私は姉に怒鳴りつけた。
 それを待っていたかのように蒔穂の背が仰け反り、私の脚を噛み切るようなすごい力で股が締め付けられた。
 噴出した姉の潮が派手に私のズボンに染みを作っていく。
 「っっ・・・ぁ ・・・っ ・・・ぁ・・・」
 その時声はあまりの快感の飲み込まれ、姉の口からは何とか搾り出された息が断続的にカビた空気に彩りを持たせたにすぎなかった。

175:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 22:47:06 uGBok3Nn

 ・・・軽くイかせるつもりだったのに・・・一人でカーニバルだ・・・
           こういうのって、かなり拍子抜けするんだけど・・・

 「はっ・・・ あ・・・ あ 」
 ヒクヒクと痙攣する頬を涙で濡らしながら姉は深く沈んでいった。
 何か・・・私ひとりが取り残されてしまった感じ・・・
 「・・・勝手に・・・」
 頭ごなし怒鳴りつけてやろうとしたが、相手は半分トんでいる。
 「ったく・・・」
 呆れた女・・・でも・・・
 迎え入れた極みを体中で満喫している姉のうっとりとまとろんだ貌を見下ろしながら、私は自分の中の火がまだ滾っているのを実感しています。
 
 ・・・って、ちょっとそれじゃ私がヘンタイみたいじゃない!?

   「ふ・・・あ・・・あ・・・」
   ぴたりと閉じられた障子と襖。
   日本家屋の例に洩れず、それでも密閉空間とはならないごくありきたりの和室は、それでも今は密室であった。
   女が女の肌を叩く音が聞こえる。
   妹が姉に咽び媚び、そして誘い込む声が聞こえる。

176:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 22:48:48 uGBok3Nn
   それでもその部屋は閉鎖されている。

     何故か?

   その訳は二つ。
   ひとつは中の女達の情念が他者の、ましてや男の侵入を見えない壁で拒んでいるから
   ひとつは藍澤の事実上の支配者、藍澤 稲がその部屋に通ずる廊下に陣取っているからである。
   座布団も敷かず板張りに直に膝をついたその姿は金剛のようであり、傍らに置いた朱塗りの杖がその主の手から離れているにも関わらず、蜿蜒たる殺気を迸らせている様はさながらカツシンやタケシが演じた座頭市そのものであった。
   「あ・・・ひ ヒィ」
   声帯が啼き、卑猥な音が立て続けに鳴る。
   「ヒ・・・いや・・・そんな・・・」
   「これは?  ここは?  ねぇこれ位は平気でしょう?」
   「やめ・・・ああ 無理ぃ・・・そんな事までしないで」
   刈穂の喘ぎは障子を湿らし、穂稀の吐息は畳を濡らす。

   女達は濡れていた。

   己の体から吹き出る体液が熟れた白い身体を濡らしていく・・・
   それは汗であり涙であり、唾液であり蜜であった。
   今頃部屋の中ではヌメヌメとテカッた脂の乗った女体が蛞蝓のように絡み合っているのであろう。

177:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 22:51:09 uGBok3Nn
   非常識だ。

   この昼日中に醤油造「藍の屋」の当主である藍澤家を切り盛りするべき二人の女が、いや、たとえ成人前に初産を迎えたとはいえ二児の母と、海外に生活圏を定め、一般常識や道徳観などが備わって当然のキャリアウーマンが声を抑える事も忘れて責め、責められている。

   「所詮、血には逆らえぬ、か・・・」
   そのしなびた薄い唇は殆ど動かなかったくせに、稲の声は廊下の隅々まで重く響いた。
   いや、揺らしたと書いたほうが表現として正しいか・・・
   「淫虐の血・・・それを嫌い、それに逆らおうとする程深みにはまる・・・」
   もともと藍澤家は女児の出生率が異常に高く、男子にはなかなか恵まれなかった家である。
   しょっちゅう浮気してはこの稲に斬られている鎌吉も蒔穂と穂摘の父親も婿養子なのだ。
   表立ってこの由緒ある「藍澤」の家と味を守り受け継いでいく男たちを実質的に支配しているのは代々の藍澤の女達なのである。
   しかし幾人もの婿を迎え、どんなに血を薄めようとも確実に遺伝していくモノ
   「女色」の気と性的暴力の傾向・・・
   藍澤の姉妹たちはこの血に飲まれ、姉を、妹を陵辱し続け、そしてそれを甘受してきた。それゆえに・・・

   「幸はまだ来ぬ・・・か・・・」

178:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 22:52:58 uGBok3Nn
   その性癖に苦しみぬく運命を背負うのも藍澤の姓を宿す女達の宿命であった。

     穂稀と刈穂
     蒔穂と穂摘

   吐き気を催す甘く酸っぱい女の匂い。白い肌に焼き付けられる歪んだ愛の印。
   それらは繰り返される。歴史は繰り返されていく。

   視界にまだ"ソレ"が降ってこない内に稲の身体は跳ねた。
   この稲にだけもたらされた天賦の才!
   電光石火の速さで杖を掴み、その切っ先を振り切るまでに1秒はかからなかった。
   それなのに・・・狙いは外れた。
   無傷で稲の前にすとんと降り立ち、馬鹿にしたようにニャアと一声鳴いてみせたのは右京之介忠益だった。
   蒔穂が拾ってきたこの雑種猫は現在の藍澤の家で唯一稲の一撃をかわしうる存在であった。
   ということはこの家で唯一、稲の支配下に置かれていない"家族"であった。
   「婆をおどかすなや・・・」
   稲は苦笑して再び仕込みを杖に戻すと、腰を下ろした。
   その膝に平気で忠益は頭を摺り寄せ、ゴロゴロと喉を鳴らしている。

179:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 22:54:26 uGBok3Nn
   たった今斬られようとしていたのに・・・いや、この猫にとっては今の刹那の攻防もただの遊びということなのか?
   「ひ・・・いや そんなに・・・しないで・・・」
   「相変わらず・・・なんでも入っちゃうのね・・・いやらしい穴・・・」
   「ヒグゥッ   あ・・・あ゛・・・そ、だぁめぇ・・・それ入れちゃダメ・・・」
   「でも・・・ほら、入ってく・・・どんどん入ってくよ・・・」
   「ぐ・・・ん・・・んぅ・・・」
   「すごい・・・ほら どんどん・・・どんどん・・・」
   「いやぁぁああ!」
   中の声は納まることを知らず、それどころか勢いを増すばかりだ。
   稲は無関心だったが、右京之介忠益は興味津々のようだ。
   恐れ多くも稲の膝の上に後ろ足で立ち、前足を乗せたその肩越しに食い入るように女の部屋を見つめている。
   しかしそこまでだ。
   それ以上立ち入ることは自由人を自負している猫にもできない。
   それは他種の哺乳類たちが数万年経っても理解できないであろう、生産性の一切無い同性どうしの睦み合いが醸し出すねっとりとした情愛に踏み込む事を本能が許さないからだ。

     つまり異常なのだ。この家で行われている事は・・・

180:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 22:55:29 uGBok3Nn

   グルル・・・猫は低く唸った。不快なのか?

   「もうじき・・・収まる・・・  今はな」
   ポンポンと猫の背を優しく叩きながら、稲はまるで赤ん坊をあやすような口調で言った。
   穂稀と刈穂と蒔穂と穂摘。この四人をあやした声だった。
   今その四人はあの頃とは全く違う泣き方をしている。
   もう稲は四人をあやし、泣き止ます事はできない。

   ピクンと猫の耳がたった。

   「ん? これ!」
   その稲の声が響く中、猫は彼女には目もくれず一目散に走り去っていった。
   倉のある中庭の方へ・・・
   ふぅと溜息をつきながら稲は軽く眼を閉じた。
   「呼ばれた、か・・・穂摘のやつ・・・」
   その耳に聞こえる娘達の熱い声は益々昂ぶっていった。

181:15
07/02/18 22:57:33 uGBok3Nn
まだ投下できる分はこれだけなのですが、保守ageして下さった方がいらっしゃったので慌てて投下・・・

次で完結できればいいな

182:名無しさん@秘密の花園
07/02/18 23:36:32 e37EHn3I
(*´Д`)ハァハァ

183:名無しさん@秘密の花園
07/02/19 00:56:46 pGheRzwS
感謝age

184:名無しさん@秘密の花園
07/02/19 00:57:04 pQU6dCui
うわ~
ハァハァせずにはいられない

185:某店の店長
07/02/19 20:25:56 8/krv9Gq
凄い想像力だ・・・
うらやましい・・・

186:名無しさん@秘密の花園
07/02/19 22:30:04 7Uol6Ns3
>>181
お前はプロになれ
買ってオナってやるから

187:名無しさん@秘密の花園
07/02/19 23:59:28 kZDwqC3e
いいね。
小説でも漫画でもゲームでも、こういう話を読みたいよ。


188:名無しさん@秘密の花園
07/02/20 21:34:44 oN6qEVFD
続き期待!

189:名無しさん@秘密の花園
07/02/20 22:02:33 rK25E3bx
想像を絶する良作

190:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 00:42:00 D7Nk1M4p
うぅ…早く続きが読みたいよぅ…
我慢できないよぅ…

191:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 02:36:40 yRL24vvB
これはすごい…

192:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 08:27:45 p2h7Cj0d
おもしろい!続き切望age

193:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 21:27:01 cZgjZX54
 「・・・」
 やだな・・・
 「・・・」
 喉がひりついて声がでない・・・
 「う・・・や・・・やめて・・・」

  すごい

 「ああっ」

   綺麗

 この倉にある物は大抵知っていたつもりだったんだけど・・・
 これはイイな・・・

 あ、ごめんなさい・・・
 ええと・・・じゃあ、まず状況説明からw

 皆さんは・・・そう、まず蒔穂が今どんな事をされているかを知りたいんですよネ?
 なんて言ったらいいのかな・・・海老のポーズ?

194:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 21:27:55 cZgjZX54

 うん。そう・・・何かネ、何に使っていたのかわからないんだけど・・・
 倉の片隅に漢字の"日"の形をすごく横に平べったい形にしたような木枠を見つけたんです。
 それで、このバカ姉を引きずっていって・・・木枠の所で四つん這いにさせてですね。
 んで、木枠側の右足を伸ばさせて、"日"の真ん中の横棒の部分に縄で縛り付けたんです。
 両手は左下の角にまとめて括り付けて・・・ちょっと離れてみるとヨガだか美容体操でいう片膝をついて脚を浮かせて伸ばす海老みたいなポーズが完成したワケ!
 それで、着物の裾を全部捲り上げてやると、真っ白なお尻が登場するのです!!

  いやぁ・・・イイ!

 自分、オジさんみたいだけど、このお尻はイイですよ・・・

 膝をついている左側のお尻と、脚を伸ばしている方の右側のお尻・・・
 当然、形が違ってくるんですけど・・・その、何?コントラストっていうの?
 タマラナイです!
 当然左右ほぼ対象のお尻なんですけど、左側のお尻はホントに丸く張っていてスベスベ!
 右側のお尻はやんわり盛り上がっていて、柔らかくて・・・ポヨポヨ!!
 思わず頬ずりしちゃいました!

195:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 21:28:42 cZgjZX54

 お尻もイイけど、脚の方から覗いてみると丸出し!
 今度は光り加減もいい具合で、くっきり!はっきり!!見えますw

  ヒクヒク動いてますよぉ♪

 「やらし・・・」
 私の感想に蒔穂は身をよじって恥ずかしがりました。
 いつもなら私が直接『躾』てやるんですけど・・・今日はちょっと趣向を変えます。

 「忠益!」
 シンとした倉の中に私の声がこだましていきます。
 「右京之介忠益!!」

 ほどなくして

 「ニャッ!」
 短く鋭い声が響いたかと思うと、私の足元に茶色い塊が滑り込んできました。
 「あ・・・何・・・?」
 蒔穂は忠益の登場に隠しきれない不安を口にします。

196:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 21:29:50 cZgjZX54
 「良く来てくれたわ、右京之介忠益!」
 「ニャニャ!(ったく・・・俺様を呼びつけた以上、手ブラじゃ帰らネェぞ)」
 「ほぅら、御覧なさい・・・おいしそうでしょう?」
 「ニャ~グルル(ほう、蒔穂じゃねぇか!確かに美味そうだ)」
 「どう・・・?味見、してみない?」
 「ナーゴ・・・ニャァ・・・(フン!蒔穂か・・・コイツは前から狙っていたんだ)」
 「あなたにとっても、いい退屈しのぎになるわ・・・つまらない話じゃ・・・無いでしょ?」
 「ニャニャ・・・ニャァ(姉を売るか?ったくどうしようも無い穣ちゃんだゼ・・・悪い娘だ)」
 「さ、召し上がれ」
 「ニャァ(お前の言いなりってのが癪に触るが・・・イイだろう。ちょうどお茶の時間だ)」

 低い体勢でにじり寄ってくる愛猫を蒔穂は恐怖そのものの眼差しで眺めている。
 「いや・・・嘘でしょ!?やめて・・・」
 「グルル・・・(乾いちまってんだよ、蒔穂・・・)」
 傍らの埃と塵でコーティングされた段ボール箱を蒔穂の脚の間に差し入れてやります。
 膝をついた左の太腿をペロッと舐めあげ、姉に悲鳴を上げさせたこの猫は私の意図を正確に読み取り、優雅に段ボール箱へと飛び乗りました。
 前から思っていたんだけど・・・コイツ、頭イイ・・・
 「ニャーゴ(かわいそうに・・・泣いちまってんのか?熱くて堪らないんだろ?)」
 「いやっ やめて!忠益!!」
 「うるさいっ!」
 蒔穂の声があまりに大きかったので、叱りつけてやる。

197:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 21:30:51 cZgjZX54
 先程の騒ぎ以来、家の中にまだ騒然とした雰囲気が残っている。時折、バタバタと中庭を走る若い衆の足音が聞こえるし。
 あっ!若い衆といえば!! あいつら、勝手に家の女性陣の人気投票なんてやってて!
 信じられない事に1位がこの蒔穂だったらしいんです!このメス犬が!?男って信じられない位バカ・・・コイツの『私、誰かに守ってもらえないと』オーラにマンマと呑み込まれおって・・・ちなみに私は・・・4位

 何故!!!?

 2位が手伝いの美鈴ちゃんで・・・3位・・・ウチのお母さん、穂稀・・・
 マニアックな奴が多いのね・・・ヘ・・・エヘヘ・・・

   コンチクショゥゥウウウオウ!!

 「おらあああっ!!!」
 「ギャウッ」
 魂と肉体の持てる全てを込めて放たれた穂摘ちゃんキックに頭を打ちぬかれて蒔穂が石壁に叩きつけられた猫みたいな声を上げる・・・
 「黙ってな・・・蒔穂」
 「ヒ・・・はい・・・」
 私のスニーカー越しに見えるその瞳は、久しぶりに観る恐怖のソレ・・・
 「ニャア(コントは終わったのかい?)」
 生意気に段ボール箱の上にちょこんと座って私を呆れたように見上げる雑種猫・・・

198:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 21:31:45 cZgjZX54
 う・・・何?なんかムカつくんだけど・・・コイツの眼・・・
 「ニャ・・・ニャァ・・・(ま、お前等がどうイチャつこうと構わねぇけどな・・・)」
 猫はクールに小さな頭を軽く左右に振ると、おもむろに姉の股座に頭を突っ込ませたの!
 うわ・・・これって・・・獣姦?
 「い・・・ひゃっ!」
 蒔穂がモゾッと身悶えする。
 人間とは全く違う感触が内腿から股間へ侵入してくる・・・その感覚ってどんなだろう?

 「ヤッ 忠益ぅ・・・本気・・・?」

 その『本気』という声がとっても愛らしくて、おかしくて、蒔穂ってやっぱイイ
 最高!  んふふ~いいでしょう、皆さん ウチの蒔穂・・・あげないよ!

 「ナーゴ・・・」
 猫の上げる賛辞の声
 ああ、見てるんだ・・・間近で・・・臭いとかもかいじゃってるんだ・・・
 「ほら・・・蒔穂、見られてるよ・・・」
 「ああ・・・いや・・・」
 イヤイヤと首を振る度に頬にいやらしく自慢の黒髪がベッタリと張り付く。
 さっき、お母さんから貰ったっていう翡翠の髪留めを抜いて、結い上げた髪を全部ほどいてやったからご自慢の漆黒のロングがだらしなく床に垂れている。

199:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 21:32:42 cZgjZX54
 身悶えると絹地のような髪が暗闇の中で漆黒にセクシーに波打つ。
 そのたわみが蒔穂の性感のバロメーター・・・コイツがどれだけ感じているかを形にして見せてくれる。
 「いや?嫌じゃないでしょう、蒔穂・・・いつもあんなに仲が良いじゃない・・・構わないでしょ」
 その黒髪の流れ越しに真っ赤な耳朶に熱く囁いてやる・・・
 「はうっ」
 カッと見開いたその瞳は横目にも揺らめき、その涙の泉の中に情欲の炎が更に揺らいでいる。
 すっと手を伸ばしその頬に手を添える。手の甲を掠める髪の感触がくすぐったい・・・
 そのまま小指で顎の下を擽ってやる。
 「っふぅ・・・」
 きゅっと固く瞑った瞳をうっすら開き、流し目が私に注がれる。

  その黒目は私に媚びている様
  その黒目は私を恐れている様
  その黒目は私を睨んでいる様

 でも・・・
 その横顔・・・ハァ・・・ゴメン、コレ私の!!
 私のだからね!!

 「穂摘・・・さん・・・」

200:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 21:34:01 cZgjZX54
 「今・・・"ちゃん"って呼ぼうとしたでしょ?」
 「・・・」
 「お仕置き、よ・・・月に変わって」
 「ふぇ?」

    ふふ・・・ふふふ・・・

 そのほっぺにキス使用としたその時
 「はぁうっ」
 その頬は跳ねるように私の唇から逃げてしまった。
 「うあっ  やめ・・・っ ひんッ!」
 「ま、蒔穂!?」
 突然、発作を起こしたかのように激しく身をよじる蒔穂!
 「あ・・・あぁ! たっ忠益っ・・・忠益ぅ!!」

    な、何ぃ?

 「ニャニャァ(ふっ ホストの分際でゲストを忘れるとは・・・礼儀しらずめ)」
 こ、コイツ・・・
 いつの間にか右京之介忠益の首が姉の最深部にまで差し込まれている。
 影になって見えないけれど、その舌は・・・それより奥へ潜り込んで姉を鳴かせているんだろう!
 猫の舌・・・

201:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 21:35:12 cZgjZX54
 あのざらつく独特の表面を持つ舌・・・
 人の物よりすばやく、滑らかに動くであろうあの舌・・・
 どんなんなんだろう・・・
 「うあっ・・・はっ・・・ひっぃ・・・っくぅ」
 縛り付けられた姉の身体が激しく暴れ、木枠がギシギシと悲鳴を上げる。
 「や・・・すご・・・すごいっ 忠益・・・すごいよぉ」

  う・・・

 「だめ・・・忠益ぅ いけな・・・い あっ いけない子ぉ・・・ ひゃっ・・・」
 姉の頭が緊縛に許されるかぎりに仰け反り、熱い声を上げる
 「あっ はっ・・・ やめ・・・許してぇえ!」
 うう・・・またムッカついてきた・・・
 「グルル・・・グルル・・・(まいったな・・・また女を泣かせちまった・・・俺様は女達にはいつも笑っていてもらいたいんだが・・・)」
 ふと気づけば、堪らない音が聞こえてくる。
 水を舐める音・・・滴っている・・・蜜
 時折、顔を離して鼻先についたソレを前足で拭い、再び顔を姉の股間に押し付けていく猫。
 そして奏で始めるあの音・・・

 聞いているだけで・・・私も・・・  あ・・・

 「はぁ・・・あっ いい・・・いいのぉ」

202:名無しさん@秘密の花園
07/02/25 21:36:12 cZgjZX54
 これが犬なら、ただがむしゃらにベロをマ○コに押し付けて一心不乱に舐めたおすんだろうけど(それはそれで凄そう・・・)でも、猫は違う。
 なんて言うの?
 遊び心がわかってる!
 コイツ、明らかに楽しんでる・・・時折舌を止め、蒔穂を焦らしきってからまた舌を使い始める。舐める場所もソコだけじゃなくて、内腿だったり、勃起しているクリちゃんだったり・・・姉を楽しんでいる。ううん、本気でイかせようとしてる!

  猫にクンニされるなんて・・・イかされちゃうなんて・・・

 「無様・・・」
 人としてそれは無様でしかない。
 「あっ ああん・・・ やぁ・・・ソコ ちがっ さっきの・・・さっきのトコ舐めてぇ」
 自分を狂わせているのが右京之介忠益の舌ということをコイツは忘れてしまっているのか!?自分が猫にオネダリしていることをわかっているのか!?

 「見てられないわね、蒔穂・・・」
 今度はその細い顎を鷲づかみにして力任せにこちらに向かせる。
 その顔は猫に姦られる快楽の波に翻弄され、甘く呆けている。
 口端から薄光にテカっているのは涎だ。
 自分の息も上がっているのが恥ずかしくて、わざと低い声で姉を嬲ってやる。
 「猫にやられているのよ?猫に向かってお尻を振っているのよ?
         アンタ、雌犬だと思ってたんだけど・・・雌猫だったの?」
 「は・・・はぅ・・・」

203:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:30:38 TvnfgDrD
 私の言葉を理解しているのかナ?
 忠益の舌に溺れているバカ姉は顔は締まりがなく、唯一示す反応は猫が与えてくる刺激にのみ示している。
 「あのね・・・ウチを猫屋敷にする気はさらさらないの!
 忠益一匹で充分なんだから、新しくやってきたメスネコさんの居場所、無いなぁ」
 「あっ や・・・やめて 穂摘ちゃん・・・ああっソコ そんな・・・あっ噛まないで!
     そんな事 言わないでっ はあぁ~っっ くぅっ・・・んぅ・・・」
 「よがるか喋るか・・・はっきりしなさい!」
 片手で顎を押さえつけておいて、もう片方でその横っ面を張ってやる。
 「ふぐ・・・ううぁ・・・あ・・・はぁん・・・」
 「・・・そ、よがりたいのネ。私は邪魔ってワケだ・・・」
 蒔穂の顎を解放してやると、私は指についた汗だか涙だかわからないネバつきをお母さんの着物で拭うと立ち上がった。

   ジュ・・・

 「んくっ」
 ・・・まいったな・・・私も相当やられてた感じ・・・
 立ち上がった拍子にアソコと下着が擦れて・・・ヤバ

 「ニャァア・・・(よう、そこにいろよ・・・コイツの次はお前にしてやるからよ)」

204:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:31:31 TvnfgDrD
 声がしたのでその方を見ると、このイヤらしい猫がクネクネと蠢く姉の尻から顔を離して私の方を見上げているのがわかった。
 微光に反射して暗闇の中で異様に光るその対の金色の瞳が私を見据えている。

  ゴク・・・

 思わず唾飲んじゃった・・・オイオイ、私・・・
 「ふ・・・」
 明らかに誘っている猫の瞳を鼻で笑うと私はクルリと背を向けた。
 「お邪魔虫は去るわよ、蒔穂・・・忠益 ごゆっくり・・・」
 「ニャ・・・(いいのかよ。蒔穂、イかせちゃうぜ・・・お前の舌じゃ満足できなくなっちゃうぜ)」
 猫の言葉なんて分かるワケないけど・・・なんだかコイツ、とっても生意気な事を言っているような気がした。
 「じゃね」
 後ろでにバイバイして立ち去ろうとした時、さすがに慌てたのかバカの声が追いかけてきた。
 「ま、待って! 穂摘さん・・・あ・・・私、このまま・・・?」
 振り向かなくてもその声を聞けば分かる。
 その顔は身体の内側からの熱にうだされながらも、不安で凝り固まっているんでしょうね

   イイ気味

 「心配しなくても大丈夫よ、お姉ちゃん。そのまましておくのはアンタだけじゃない・・・
   忠益もそのままにしておいてあげるから・・・」

205:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:32:37 TvnfgDrD
 「そんな! やめて・・・これ以上されたら・・・狂っちゃう!」
 「コレ、お仕置きなんだけど・・・楽しまれてもなァ」
 「お願い・・・」
 その声はマジ泣き寸前だった。
 「イかせてもらえば?仲良しさんに!」
 「や、ゴメンナサイ・・・穂摘さん!ごめんなさいっ!!」
 ふぅ、ヤレヤレ・・・
 「実の無い『ゴメンナサイ』は聞こえないなぁ・・・」
 私はそう言い残すと、蒔穂と右京之介忠益を残して倉の出入り口へ歩きだした。
 「穂摘ちゃぁん!!」
 姉の呼ぶ声が背中を叩くが、私はそれを無視しました。
 二人から離れ。引き戸に近づくにつれて倉の中で響き渡る蒔穂の声はやがて歪み始めました。
 再び喘ぎが混じりだし、そして私が引き戸を開けた時・・・それは聞くに堪えない甘ったるい喘ぎで埋め尽くされていました・・・。

  「居明かして君をば待たむぬばたまのわが黒髪に霜はふるとも」
  稲がふと口にしたその歌は、古くは万葉集の第二巻に収められている。
  その意は『一晩寝ないであなたをお待ちしよう。この黒髪に夜の霜が降りようとも』
  千四百年前、一人の女性が焦がれる程の想いを詠んだ歌だ。
  「居明かして君をば待たむ  ぬばたまの・・・」

206:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:33:52 TvnfgDrD
  相変わらず、口は殆ど動いていないというのにその朗々たる声は家中に染み入るようであった。
  「・・・刈穂は・・・このような考えは持ち合わせぬ・・・ワビもサビもない娘じゃ・・・」
  その薄く開いた瞼の置くの眼光は肌寒い外気を剃刀のように切り裂く。
  「むしろ・・・今までよう耐えた・・・」
  風が廊下を拭きぬける。
  稲の着物がはためき、結い上げた真っ白い髪の先が僅かに揺れる。
  「なら・・・何故戻ってきた?姪たちにちょっかいを出して、穂稀に仕置きされたいからか?なら・・・何故嫁ぐ気もない男を連れ込んだ?」
  その刈穂と穂稀がこもっている姉妹愛欲の揺りかごは先程の淫靡の嵐のような声が嘘のように静まり返っている。
  「あの男・・・ワシの踏み込みに遅れを取りながら間合いを詰めきる前に蒔穂を放しおった・・・蒔穂を助けた・・・かと思うたが・・・違う、な・・・カウンター狙い・・・か・・・」
  すぅっと息を吸い込む藍澤 稲。
  「狙いが・・・わかった・・・楽しませてくれる・・・」
  そう言いながらも、稲の表情は冷静そのものであった。
  音もなく立ち上がると藍澤の支配者は、これも音もなく廊下を移動し本家の台所に首を突っ込んだ。
  「美鈴や・・・」
  それまでとは打って変わった、優しい声と柔らかな表情でお手伝いの少女を呼んだ。
  「はい、大奥様!」
  快活な声が土間作りの台所に響き、愛らしい少女が駆け寄ってきた。
  「何ですか?」

207:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:35:14 TvnfgDrD
  「スマンの?相変わらず騒々しい家で・・・さっきの騒ぎで薬を飲むのを忘れておった。水をおくれ」
  「はい! お薬・・・ですか?」
  「そうじゃよ」
  そう答える稲の顔には一切の険がなく、平穏そのものであった。

 すぐ隣で気配がしたのでぎょっとして振り向くと、そこには右京之介忠益がいつの間に寝そべっていた。
 「・・・終わった?」
 バカみたい・・・猫に質問するなんて
 「ニャ(ああ)」
 
 コイツ・・・

 「蒔穂は?」
 「ナーーゴ(気を失うまで舐めてやったゼ。やっぱイイ女だナ、アイツ)」
 何だか返事をするコイツがとっても得意気だ。
 「・・・」
 ・・・バッカみたい、猫相手にムカつくなんて・・・
 今日の私、調子でないな・・・これって、野良猫刈穂が帰ってきたからなんだわ!
 絶対そう!!
 倉の引き戸の前の石段から腰を上げると、そうそうに忠益を追い払う。
 「ニャ・・・ニャア(邪険にすんなよ・・・相変わらずヒデェ女だな・・・)」
 不満げな顔を見せた猫だったが、自分の用は済んだ事はわきまえたらしい。

208:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:36:05 TvnfgDrD
 さっとこの場から駆け出して行ってしまいました。
 う~ん・・・頭のいい猫って・・・気味悪っ!改めて考えてみるとアイツも異常よね・・・

 重い引き戸を開けて再び倉の中へ・・・
 そして姉の元へ。
 「蒔穂・・・」
 ソレを見た瞬間、思わず声を出してしまいました。
 私が倉を空けたのはほんの5分くらい・・・
 その短い時間でどうすればこんなになっちゃうの?
 5分間どういう舐められ方をされていたの!?
 蒔穂はまるで死んだ魚のようにぐったりとして、その髪は顔どころか背中にも、そして木枠にも絡みついていました。
 まったく動かない身体の中でお尻だけが、時々猫の舌を思い出したかのようにブルルっと痙攣しています。
 生気を全て舐め取られたかの様な蒔穂の姿に、私焦っちゃって・・・
 駆け寄ったんです。

  ベチャ

 その時、スニーカーが水溜りを踏んで・・・倉の中に水溜り?
 それにこのツンとする臭い・・・

 「お漏らししたのね・・・」

209:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:36:49 TvnfgDrD
 私の声に重そうに蒔穂は頭をもたげました。
 「猫にお漏らしさせられたのね・・・人間のクセに・・・猫にイかされちゃったんだぁ」
 動きを見せた蒔穂にちょっと安心して、お仕置きモード再起動ですw
 「・・・ゃ・・・」
 「んん?」
 「・・・・・・・・・見ないで・・・」
 「!」

  何・・・?

 その言葉、何?
 何かに胸を貫かれたみたい!?

 「・・・・・・私・・・見ないで・・・今の私を・・・」
 ゾクゾクゾクッ
 今度は毛虫だか蜘蛛だかが背中をもそもそと這いずるような感覚が私を襲いました。
 「・・・見ないでって・・・今の私って・・・」
 気が付いたら私、姉の尿溜まりに片膝付ついちゃってました。
 髪を掴むと引き上げられるだけ上げてやります。
 「ああ・・・」

210:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:37:33 TvnfgDrD
 苦しげに呻く蒔穂の耳に唇を押し付け
 「今の私って・・・飼い猫に犯されちゃった蒔穂って事?」
 「ぃゃ」
 「それともお漏らししちゃった藍澤 蒔穂さんを見ないでって事?」
 「もう・・・いやぁ」
 「フフ・・・どうしようもない女だネ、お姉ちゃん」
 「ああっ嫌ぁ! もう許して!」
 「ダメ」
 髪を解放してやると私はお尻の方に回り込みました。
 歩くたびにベチャベチャとオシッコを踏む音がします。

   ツ

 「ひぃっ!」
 私の指先がソコに当たると姉は残っていたオシッコを吐き出しました。
 私の太腿にかかるオシッコ・・・温かい
 「・・・ココもねっとり濡れてる・・・お尻の穴も舐めてもらったのね・・・」
 オシッコに構わず、私は指を勧めました。
 菊の花弁の様なそのすぼまりは初めのうちは抵抗したけれど、やがてユルユルと私の人差し指を飲み込んでいきました。

211:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:38:20 TvnfgDrD

  温かい

 蒔穂の肛門の向こう側はとても温かい・・・
 「やめて ああっ お尻までしないで・・・」
 「だって・・・私の指が欲しかったんでしょ?」
 私もとことん意地悪だなぁ・・・
 でも、普段からこんなんじゃないんですよ!皆さんの中には私の事誤解している人もいるかもしれないけど・・・

   私、学校じゃ結構モテてます!

 「指、たくさんあげるネ」
 ゆっくりと指を動かし始めると、菊の花弁がいろんな表情を見せ始めました。
 「ソコに・・・ソコに欲しくっ あヒっ お尻は堪忍して・・・」
 「ヤ お尻にしてあげるの!」
 姉のお願いなんて聞いてやる必要なんてありませんよネ!
 だってお仕置きなんだし・・・
 「コッチを洩らしたら、しばりつけたまま蹴り殺すわよ!  さ、お食べ・・・」
 「ヒッ アグゥ・・・ ハヒ アヒッ ああああぁあぁ・・・!」
 私の指先一つで姉の身体が踊っている・・・

212:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:39:19 TvnfgDrD
 ココを押してやろう
 「あぐっぅ!」
 ココを擦ってやろう
 「ひぁあああ!!」
 ココを爪で掻いてやろう
 「キャウッ ・・・ だっメェ イク また・・・イッ!!」
 え~もう?皆さん聞きました?
 「お姉ちゃん、いい加減にしてよ!猫にイかされて今度はお尻でイクの?」
 「あっ ダメ・・・だめだめだめぇっ!!」
 再び発生した嵐に身体を蹂躙されて蒔穂が上げる声は、もう嬌声ではなく悲鳴でした。
 「くっ狂っちゃう・・・あ・・・いっ お尻ぃっ! イイ・・・イクあっ イクイクいくぅう」
 もう指を動かすのが痛いくらいに蒔穂の肛門が私の指を締め上げてきます。
 前の方じゃこれほどの圧迫を感じた事ない・・・
 後ろもやってみればイイものねぇ・・・・・・・・・スカトロの危険と隣合せだけどw
 「ほらほら・・・イきたいならお願いしなさい、私に!」
 「あっイク! もうイクッ イくのぉっ お願いっ・・・お願いっ・・・!!」
 「もっと・・・ちゃんとお願いしてよ」
 振り乱した髪が一層激しくなりました。うう・・・今日はもうココまでだな。
 「お願いっ! もうお尻っ許して!! イかせてぇ!!!」
 「・・・・・・いいよ」

213:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:40:07 TvnfgDrD
 「!! っっ あ・・・あっ ああああぁあぁああ!!!」

 まるで断末魔のような悲鳴と共に、蒔穂の膀胱に残っていた最後のオシッコが私の膝に注がれました。


 うう・・・
 あ、あの・・・蒔穂です・・・あの・・・あ・・・
 穂摘ちゃん、変わってよ!
 私・・・私、皆さんにあんな所見られて・・・!
 「"ちゃん"づけすんな!だいたい、前にも見られてるんだからイイじゃん」
 そんなぁ・・・恥ずかしい!
 「何ブってんだか・・・とにかくココからはお姉ちゃんが仕切るって書き手が決めたんだから仕方ないでしょ」
 う・・・ヒドイ・・・

 え、ええと・・・あの後から・・・
 「あの後ってどの後?」
 うっ・・・意地悪・・・

 あの後から、私が穂摘ちゃんにお尻でイかされてから一時間位たちました!
 「あ、開き直った」

214:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:40:59 TvnfgDrD
 私たちが服を着替えて、ちょっと穂摘ちゃんのお部屋でお話してとにかく刈穂叔母様の様子を身に行こうという事になったんです。

 「お母さん・・・」
 廊下を歩いているとお婆ちゃんと話をしているお母さんを見つけました。
 あれ?お母さんも洋服だ。着物どうしたんだろ・・・
 「蒔穂・・・」
 お母さんも私たちに気づいたんですけど、何故かその場で凍り付いてしまった様。
 私に何か言いたそうで、口を開いてもでも言葉が出てこない・・・そんな感じでした。

 「ほれ」
 隣に立っていたお婆ちゃんがポンとお母さんの背中を叩くと、お母さんはしばし戸惑った後、それでも私たちの所に近づいてきました。
 その顔はとても悲しそうで、困ったようで・・・
 この家でつまはじきにされている私にお母さんがこんあ表情を見せる事は今まで在りませんでした。お母さんも私を避けるようになっていたから・・・
 「お母さん、どうしちゃったの?刈穂叔母様の事で何か・・・」
 「それより、蒔穂・・・お婆ちゃん杖持ってる」
 「え?」
 穂摘ちゃんに言われるまで気が付かなかったけど、確かにお婆ちゃんは杖を手にしていました。
 また・・・何か起こるって言うの?

215:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:41:44 TvnfgDrD

 「蒔穂・・・」
 私の視界を遮るように、お母さんが悲しい顔で前に立ちました。
 その腕が上がり・・・え?
 「ごめんなさい・・・」
 私・・・抱きしめられました・・・お母さんに・・・
 うわ、何年ぶりの事だろう・・・温かい  お母さんの匂い
 でも
 「どうしたの!?お母さん・・・」
 「刈穂、許してあげて・・・」
 耳元からするお母さんの声は小さく震えていました。
 「今度の事は・・・私が悪いの・・・あなたが怖い目にあったのはお母さんのせいなの」
 それって・・・
 「どういう事?」
 私の代わりに穂摘ちゃんが質問しました。
 「・・・・・・」
 「お母さん?」
 抱きしめられている私は、お母さんの身体も声と同様に震えている事に気が付きました。
 「・・・全部は・・・言えないの、まだ・・・でも私の所為なの・・・」
 泣いていました。

216:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:42:31 TvnfgDrD
 お母さんが・・・
 「ごめんね・・・私が悪いの・・・」
 「違うわ!」
 いきなり飛び込んできた声がお母さんの言葉をせき止めました。
 この声・・・
 「刈穂!」
 「刈穂叔母様!?」
 「刈穂っあなた・・・」
 私たち親子とお婆ちゃんとの間に叔母様は立っていました。
 そこの部屋に今までいたのでしょう。
 黒のスーツに着替えた叔母様はその細い身体から怒りを顕わにして廊下に仁王立ちしていたのです。
 「お姉ちゃんは悪くない!悪いのは・・・他にいる」

 叔母様が手にしているのは大きな黒い・・・花束?薔薇のドライフラワーの花束・・・
 そしてもう片方の手に持っているのは・・・小さな・・・黒い・・・
 え・・・嘘・・・ピ、ピストル?
 「こんなになってしまったわ・・・」
 刈穂叔母様は私たちに乾ききった花束を示しました。
 「私とお姉ちゃんの愛は・・・こうなってしまったのよ!!」
 叔母様の顔・・・まるで小さな子が泣いているよう・・・

217:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:43:24 TvnfgDrD
 顔をひしゃげて・・・本気で悲しんでいる!

 「こんなのって・・・酷い!」
 お腹の底から搾り出しているような声・・・
 私、身体が凍り付いちゃって・・・動けません

 「忘れようとしたのよ!? ダメだってわかろうとしたのよ!!
  お姉ちゃんは結婚したし! 私は妹だし・・・でも・・・ダメ・・・
  『自分』がわかっちゃってる! 私・・・本当にお姉ちゃんが好きだって・・・
  わかっちゃってるの! だから無理矢理自分に嘘ついて・・・自分を脅して・・・
  アメリカに逃げたのに!!」

 叔母様はガクガク震えているお母さんを睨み付けました。
 涙が止まらない真っ黒な瞳で・・・

 「毎年・・・毎年・・・送られてくるの!
  お姉ちゃんから・・・白い押し花が一輪・・・
   毎年・・・毎年・・・何のメッセージカードもなく!!」

 あ・・・白い花・・・そうだ、お母さんはこの中庭にこしらえた花壇で白い花を育てている。

218:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:44:21 TvnfgDrD
  あの花は・・・

 「その花はシロツメグサ」
 すっと私とお母さんの前に立ちふさがるように穂摘ちゃんが前に出てきました。
 私より小さいその背中は、間違いなく私より強い! でも・・・
 「穂摘ちゃん! あぶな・・・」
 「その花の花言葉、知ってる? 叔母様」
 私の言葉を遮るように穂摘ちゃんはピストルを持って逆上している叔母様に立ち向かっていく・・・やめて・・・
 「花・・・言葉・・・?」
 「白く小さな・・・地味な花を咲かせるシロツメグサ。私は好きじゃないから、何故お母さんがそんなモノを後生大事に育てているか・・・ワケわかんないんだけどネ・・・」
 穂摘ちゃんは軽く頭を振ってから、キッと叔母様の顔を真正面から見据える。

 「その花の花言葉は『約束』、『感化』、そして『私を思い出して』・・・」

  私を思い出して
   私を思い出して
    私を思い出して!

 お母さん・・・

 「叔母様!お母さんは・・・!」
 「だから何だっていうのよ!蒔穂!!」

219:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:45:14 TvnfgDrD
 叔母様は金切り声で絶叫しました。
 その凄さに私の言葉はそれ以上出ませんでした。

 「花言葉? いい、この花は薔薇よ」
 叔母様は花束を自分の前に持ち上げ、穂摘ちゃんと私と、そしてお母さんに突きつけました。
 「薔薇の花言葉は『愛』 でも、ホラ・・・」
 ピストルを持った手が一輪の突き出た花にかかりました。
 そして

  バリ

 たった一声、音をたててその花は塵として床に散っていきました。
 ピストルの柄と叔母様の小指が花を砕いたからです・・・

 「ほら・・・この『愛』は死んでいる・・・」
 叔母様の涙は枯れる事無く流れ続けています。

 「押し花だってそう! 死んでいるのよ!!」
 振り回された腕から砕かれた花弁だったモノが撒き散らされ、流れ込んでくる風に遊ばれている・・・
 「おもしろい・・・おもしろいわね・・・」

220:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:46:16 TvnfgDrD
 クックッと叔母様の肩は小刻みに揺れました。
 「ねえ、私の会社の上司はハンティングが趣味で週末お友達と山へ出かけるの・・・」
 叔母様は花束を持った手を力なく下ろしました。
 数枚の「死んだ愛」がまた散っていきます。
 「リビングには今まで仕留めた獲物の中で大物の首の剥製が幾つも飾られているわ・・・
  でもね、奥様はそれを悪趣味だって言うのよ・・・」
 叔母様の肩の揺れが次第に大きくなっていきました。
 「それで、自分はドライフラワーを作るのが趣味で、寝室やらキッチンに一杯飾ってあるの!おかしいでしょ・・・滑稽だわ!」
 刈穂叔母様は狂ったように笑いだしました。

 「剥製もドライフラワーも死骸に変わりはないのよ!!
  自分だって死骸を見て喜んでいるのよ! ただ、形が好みだってだけで・・・
  自分達夫婦がどれだけ悪趣味かって理解してない・・・見てくれだけで満足してるのよ・・・」
 ひとしきり笑い終わると、叔母様は改めて私たちに向き直りました。
 ビックリするぐらい静かで真剣な眼差し・・・雑音一つない、純粋な眼差し・・・
 「私は違う」

 その眼の先にはお母さんしか居ない。

 「私はお姉ちゃんが好き。この世で愛せるのは穂稀しかいないの・・・それは形じゃない」

221:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:47:25 TvnfgDrD
 私の後ろでお母さんはガクガクと震えるばかり・・・刈穂叔母様の告白はどう聞こえているの?
 「この薔薇にどれだけ水をやっても甦ることは無い・・・わかってる。
  この愛は死んでしまったの・・・
  だから・・・」

 刈穂叔母様は再び腕を上げました。
 花束とは逆の腕を!!

 「もう一度、新しい薔薇を育てるの!」
 銃口は私たちとは逆・・・お婆ちゃんに向けられた!!
 「もう一度・・・もう一度愛を育てるの!!お姉ちゃんと私の・・・!」
 「刈穂・・・押し花にしたのは・・・ずっと見ていてもらいたくて・・・」
 かすれたお母さんの声が聞こえた気が・・・でもその言葉は今となっては何の力も持ち合わせてはいません。
 「最初は結婚した穂稀を憎んだ。私を捨てて男に身を任せ・・・子供まで産んだ穂稀を怨んだ!でも・・・聞いたの・・・お母さん!!」
 叔母様の肩がまた震え始めました。
 でも・・・
 今度はさっきとはまるで違うリズムで・・・
 「お姉ちゃんの縁談は・・・あんたが無理矢理進めたって・・・
 この家の為に無理矢理男と結婚させたって・・・!!」

 お婆ちゃんは静かで・・・ひたすら静かで・・・しんしんと音も立てずに舞い降りてくる雪のようでした

 「私は愛をやり直す・・・お姉ちゃんを失った時間を取り戻す!でも・・・それには邪魔な奴がいる」

222:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 00:48:36 TvnfgDrD

  ガチャリ

 今まで聞いた事の無い冷たい鋼の音が聞こえてきました

 「お母さん、私をお姉ちゃんの妹として産んでくれた事には感謝してるわ
  でも、あんたを殺さなきゃ私は幸せになれない
  死んでよ、ねえ・・・娘達の幸せの為に・・・蒔穂も穂摘もそれを願ってるわ」

 願ってない・・・そんな・・・
 お婆ちゃんを怨んだ事は・・・正直あります・・・
 でも  これは  望んでない!!

 「テンパりすぎてジョーシキ忘れちゃってんじゃないの?」
 今まで黙っていた穂摘ちゃんがゆっくりと口を開きました。
 「このままお婆ちゃんを殺したら、アンタ親殺しでムショ行きだよ?
  お母さんとの愛をやり直すどころじゃないヨ?」
 「それでも・・・それでもコイツは邪魔だ!」
 叔母様の答えは・・・理解できないものでした。
 それは叔母様本人でしか納得しきれない究極の答えなのかもしれません。

   「ふ・・・」
 不意に・・・突然に、お婆ちゃんが口を開きました・・・
 「グロック19とはな・・・刈穂、お前はほんに昔からつまらない子じゃった・・・」
 お婆ちゃんは手にした杖を握り直しました。
 「9mmでこの婆を倒せると?」

223:15
07/02/26 00:51:06 TvnfgDrD
はは
ははは
はははは

終わらない・・・前のコメントで次回で終わらせるなんて言わなきゃよかった・・・

本当に長くなってしまって・・・これじゃ荒しと変わりないですね・・・

レスを下さった方、本当にありがとうございます。
とても嬉しかったです!

224:15
07/02/26 00:51:44 TvnfgDrD
うわageちゃった・・・orz

も、もう寝ます・・・

225:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 01:05:06 aAYiyYYU
凄くヨカッタ(ノ゜O゜)ノ
続きに期待(o^-^o)


226:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 04:26:38 FbitF1MZ
どんなばぁさんなんだよ
ちょっと超展開すぎるぜ

227:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 15:49:57 adTglEsk
この婆ちゃん最強すぎるだろwwwwwとにかくGJwwwww

228:名無しさん@秘密の花園
07/02/26 23:41:35 aI8YTTg/
>私、学校じゃ結構モテてます!
なんか笑った
とにかくGJ!

229:名無しさん@秘密の花園
07/03/01 13:12:13 wLQY+3zf
た…たまらん…

230:名無しさん@秘密の花園
07/03/06 18:59:08 ntaERGW9
まだ終わってほしくないな・・・と思いつつ期待age

231:名無しさん@秘密の花園
07/03/10 23:00:50 tKLi7uvn
期待age

232:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 00:05:44 8BnP379j
マンコうせろ

233:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 17:29:39 3NkPtQtM
>>232(?д?)

234:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:21:06 hPGmC2Ew
  あれは忘れもしない昭和38年の7月。
  初夏の香り・・・日増しに高くなっていく空・・・

  ある日、近くの醤油造りの「紺屋」の菊お嬢様が遊びに来た。
  同業者であり、家も近かった「藍の屋」と「紺屋」は家族ぐるみ、いや一族ぐるみの付き合いだった。
  「お稲ちゃん・・・」
  普段と変わらぬ優しい菊の声。幼い稲はこの年上の娘が大好きで・・・
  何故か他人とは思えなかった。そう、まるで・・・
  
  「今日は大事なお話があるのよ」
  そう言いながら頬を両手で包み込む娘。
  お日様よりも温かい人の血の温みにうっとりと身を任せながら、稲は何?と尋ねた。
  「お父様も、お稲ちゃんの・・・おじ様も許してくれたの・・・
   お稲ちゃんはもう15でしょ・・・だから本当の事を話してもいいってお許しくださったの」
  「本当の事?」
  近くを流れる小川にかかる粗末な橋の上。
  周りには人の姿は無く、そよ風とせせらぎの音だけが二人を包む・・・
  「本当の事って・・・何ですか?」
  その問いかけに、菊は思いつめたように、嬉しそうに、怖そうに、そして愛しそうな貌を返した。
  
  「私のお母さんね、若い頃に大病して・・・子供が生めない身体なんだって」

235:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:22:33 hPGmC2Ew
  「おば様が?」
  「うん、だからね・・・私、本当はお父様とお母様の娘じゃないの」
  「え?」
  自分を覗き込むその瞳は柔らかく潤んでいた。
  でも、その奥から自分を貫くような視線を感じ、稲は身の置き場なくキュッと唇を噛んだ。
  直感していた。
  この話は自分の運命の糸に触れる話だと・・・その糸を整然清らかに流すものではなく
  それまで順調に伸びていったそのか弱き流れを乱し、混沌に絡め取るモノだということも・・・
  「私・・・養子なの・・・藍澤の家から紺野の家へ・・・もらわれた・・・」
  「藍・・・澤・・・?」
  息が詰まった・・・いや、呼吸できなかった・・・

     「私・・・私ね、あなたのお姉ちゃんなのよ・・・お稲ちゃん・・・」

 思えば・・・
 と、思う。
 思えば、あの時から地獄が始まった・・・
 地獄・・・押さえ切れない衝動・・・
 うまく受け流す術など15の小娘が持ち合わせているはずもなく、ただひたすら肉を貪った。
 姉である菊の肉体。愛だったのか性欲だったのか・・・

236:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:23:44 hPGmC2Ew
 徹底的に虐めた。縄でくくり、体中を舐め、取り寄せた張り型で処女を奪った。

   お姉様

 それでも優しく自分を包み込んでくれる姉を手放したくなくて
        昭和39年の七夕の夜、天の川の下で姉を斬り殺した。

 因果応報とでも言うのか

 今、娘が銃口を自分に向けているのは報いなのか?

 「終わらせようかい・・・」
 静かに放ったその言葉・・・一体何を終わらせればいいのか?

 「刈穂、やめて!」
 「お婆ちゃん!!」
 響き渡る声
 乾ききった空気・・・それら全てが自分に牙を向けているようだった・・・

237:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:24:44 hPGmC2Ew


 刈穂叔母様が手にした花束を床に叩きつけました。
 ばぁっと散る黒い花弁・・・それは紙ふぶきのように風に乗り、廊下を埋め尽くしていったんです。
 黒い塊の群れに見え隠れするお婆ちゃんと叔母様。
 穂摘ちゃんが何か怒鳴り、お母さんが悲鳴を上げる。
 でも、私には何も聞こえない・・・
 音がしない

  その静寂を打ち破ったのは乾いた音・・・
   爆竹の爆ぜる音をもっと大きくしたような・・・

 それまで静物しかなかったこの廊下にいきなり動きが発生しました。

 叔母様の右手が反動で跳ね上がり、お婆ちゃんは!?
 どこ!?

 のろまな私が気付く前に、お婆ちゃんは刈穂叔母様の目の前に踏み込んでいました。
 床を這うように、信じられない速さで・・・!

238:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:25:53 hPGmC2Ew

  ダンッ

 と床板をすごい勢いで蹴ったお婆ちゃんは叔母様の目の前に躍り上がりました!
 舞い散る黒い薔薇の花がお婆ちゃんの巻き起こした風に吸い寄せられ、頭の後ろで波打っています。
 まるで黒髪のようにたなびいて・・・
 錯覚なんですけど・・・まるでお婆ちゃんが若返った様に見えました。

   タンッ

    ガッ カシャーン・・・

 声を上げることも両手で顔を覆うことも忘れ、まるでキアヌ・リーブスの映画のようなその光景を私たちは見ている事しか出来ませんでした。

 叔母様が二発目の引き金を引くより早く、お婆ちゃんは杖を抜かずに左手で持ったまま拳銃をもった右手を下から叩き上げました。
 次の瞬間、お婆ちゃんの頭の後ろから赤い血が霧の様に飛び散り、一瞬止まったお婆ちゃんの体がいきなりコマのように縦に回転しました。
 その身体から鋭い稲光のような、しかし鈍い光が目を打ったかと思うと全ては終わっていました。

 聞いた事も無いような悲鳴を上げながら刈穂叔母様が床に崩れ落ち、そしてお婆ちゃんも倒れこんでいるのを見たのが私のその時の最後の光景だったんです。

 私は気を失ったそうです・・・

239:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:26:42 hPGmC2Ew



 「・・・いやぁ・・・」
 膝の上から私の身体を這い登ってくる蒔穂の声。
 見下ろせば下着姿の姉が私の指の動きに合わせて悩ましげにくねっている。
 「やめ・・・あっ・・・穂摘・・・さぁん」
 「ん、何?」
 ぐっと押し込んだ指先が熱い肉に包まれる。
 「ヒッ・・・!」
 しっとりと濡れたそこは上の口より雄弁だ。
 「気持ちいいの?」
 「ふっ・・・ぅんん・・・」
 甘ったるい声がここは本当によく響く。

 どうも、藍澤 穂摘です。
 そう・・・あの事件から4ヶ月経ちました。
 この古臭い倉の土壁を通して蝉の声が五月蝿いです。

 結果を言ってしまえば、刈穂叔母様は右腕の筋を切断され、お婆ちゃんは左目を失くしました。

240:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:27:39 hPGmC2Ew
 心臓を狙っていた刈穂叔母様の銃を跳ね上げた拍子に発射された弾が左目を潰してしまった。事前に筋肉増強剤を飲んでいたらしいけど、一発目は完全にかわしていたらしいからさすがお婆ちゃん。
 でも本当は、お婆ちゃん、叔母様の右腕を斬り落とす気満々だったのは、その場にいた全員がわかっていました。左目を吹き飛ばされた衝撃で踏み込みが甘くなり、叔母様が半歩後ろに下がっていたが為にその程度で済んだんですね。
 全く悪女は運がいいw

 「はっん・・・ふ・・・ いぃい・・・気持ちいいよぅ・・・」
 あらあら・・・
 「なぁに?気持ちいいのぉ?」
 「あ・・・指・・・指がいいの・・・」
 「ふふ・・・ほら」
 「うぁんんっ!・・・っく」
 「いい? これは!?」
 捩れる背に浮かぶ背骨が蛇のように揺らめき、浮かぶ汗が微光に煌き自らの肉体を化粧している。
 「穂摘さん・・・好き・・・」
 内からの熱にうなされる姉が不意に口にしたその言葉が背筋を凍らせる。

241:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:28:28 hPGmC2Ew
 姉の気持ちが私の心に染み入ると同時に恐怖を呼び起こす。

 私たち・・・
 私たちもお母さん達のように?
 お婆ちゃんたちのように?

 いずれは互いに食い潰しあうんじゃないの?
 私たちの御先祖様たちがそうだったように・・・

   「・・・逃げそこなったわ・・・」
   血まみれで廊下に立ち尽くし、お婆ちゃんが言ったその一言。
   それはひっくり返せば今の蒔穂の言葉に繋がる・・・

 もう死なない限り、殺さない限り逃げられないの?

  ドンドン

 不意に倉の戸を叩く音に飛び上がる!
 「Makiho Hotumi! Came out!」
 「ご飯だよ~」

242:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:29:10 hPGmC2Ew

 な、何よ!もう~・・・
 ああ、ジェイムズさんと刈穂ですよ。一体どういう神経でウチに居ついてんだか・・・
 今でもお婆ちゃんを殺る気なんですよ!
 でも、お婆ちゃんが面白がって「なら、居候しろ」って言い出して・・・信じられない!
 「ほどほどにね~!」
 巨大なお世話の捨て台詞を残して、野良猫女はジェイムズとケタケタ笑いながら離れていきました。
 「ったく・・・イイ所だったのに」
 腹立たしさにピシャっと姉のお尻を平手打ちする。
 ショーツを引き絞ってTバックにしてやっていたので直に当たったお尻の感触が気持ちいい!
 「きゃん!」
 こちらも当然いい所だったところでイキナリお尻を叩かれたものだから堪らない。
 「何?」
 見上げたキョトンとした顔に噴出しそうになりながら、私は軽く溜息をつきながら蒔穂のショーツを直してやった。
 「ご飯だって・・・」
 「そんな・・・もう・・・」
 食い込んだ下着をお尻の谷間から引き出してキチンと整えてやると、私はそのままその柔らかい半球を撫ぜまわした。

243:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:29:56 hPGmC2Ew
 「ん・・・」
 たちまち潤みだすその黒目がちの瞳
 「もっと・・・」
 「また、今度ね・・・たっぷりお仕置きしてあげる。さ、降りて」
 基本的に私に逆らえない姉はしぶしぶと私の膝から降りて、熱の篭った身体でだるそうに服を身に付け始めた。
 その姿を眺めながら、私の心はどす黒い何かが渦巻いていました。

 お母さんの涙・・・刈穂の叫び・・・お婆ちゃんの生き方・・・藍澤の女

 まるでこの倉の闇が私の心に乗り移ってしまったみたい。
 これから・・・私たちどうなるの?
 最後はやっぱり・・・・・・

 「穂摘ちゃん」
 頭の上から降ってきたその声に振り仰ぐと私の前に蒔穂が立っています。
 零れてくる光りの筋に照らされ、姉の身体は淡く光っていました。

 「好き・・・こんな事言える相手は、穂摘ちゃんだけなんだからね」


244:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 21:31:02 hPGmC2Ew
 その声は、蒔穂の身体を覆う光を伴って私の中に入ってきた・・・イヤ、ホントに

 でも・・・その光りは私の心の雲りを貫いて・・・直接私のマンナカに届いてきました。

 「ちゃんづけ、すんな!」
 何だか照れくさくて、それでも嬉しくて恥ずかしくて、私は姉の顔を見ないように立ち上がりました。
 そう、藍澤の血が私たち姉妹の中に流れていようと、それが将来私たちに何をしようと・・・

 「そんな事、知るか!」

 「え?」
 ビックリする姉をすり抜けながら私はその腕を掴んで言ってやりました。
 「今夜、またココに来るのよ・・・いいわね、お姉ちゃん」
 「あ・・・ハイ 穂摘さん」
 (好きだよ、姉さん)
 声に出さず、唇だけ動かしたその言葉を蒔穂はわかったのかナ?

 わかってもわからなくても、いいや!今は・・・
 カビ臭い空気を吸い込んで、私は蒔穂の腕を掴んだまま一歩

   歩き出しました。

       麹倉の姉妹 ~完結~

245:15
07/03/11 21:34:58 hPGmC2Ew
ようやく完結しました~
ダラダラと長くなってしまい申し訳ないです

しかもだんだんとスレの主旨から離れていくし^^;

と、とにかく私の中で蒔穂と穂摘のお話はこれで完結しました。続編なんてありませんから御安心をw
今まで辛抱強くお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

皆さんのレスは本当に嬉しかったです!

246:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 22:06:25 e3DaSNcm
冗長で、展開もマンネリで
正直まったく面白くない駄文ですね。

いまどき小学生でももう少しましな小説書けますよw。

247:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 22:40:26 /aY6e5gV
>>246 は童貞キモヲタニート

248:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 22:43:37 0NhDPx7v
昼夜逆転生活者の亀井静香信者が起床しました。
ID:e3DaSNcm
亀井静香に性的興奮する荒らしが0:00~8:00前後に荒らします。
絡まれても決して凹まないように。

249:アール子
07/03/11 23:19:54 e3DaSNcm
>>247 は高齢キモばばあ(推定年齢134歳)


250:アール子
07/03/11 23:29:29 89K9Wawu
>>248

日本から書き込んでると勝手に思い込む妄想まんずりババア52歳。


251:名無しさん@秘密の花園
07/03/11 23:34:18 /aY6e5gV
>>249
妄想が激しいようで




つ【精神安定剤】

252:アール子
07/03/11 23:40:10 89K9Wawu
>>251
妄想と推定の違いもわからないようで

た【小学校教育】

253:名無しさん@秘密の花園
07/03/12 03:00:08 ZpPLdDxF
>>245 ついに完結(・∀・)キター!
GJ!!すごいよかったです!

254:名無しさん@秘密の花園
07/03/13 00:34:07 u0OCv+OB
>>245
おつかれさまでした
色んな意味で読んでて幸せになりました
マジで良作

255:名無しさん@秘密の花園
07/03/13 03:34:44 VvwlwPDv
婆さんがちょっとアレすぎてかなり萎えたがまあ丸く収まってよかった
しかし展開に詰まったとはいえあれはないだろうとは思う

256:名無しさん@秘密の花園
07/03/14 02:42:04 kYMSbqfQ
女子プロレスの紫雷姉妹で

257:名無しさん@秘密の花園
07/03/15 01:28:48 mqIlHkqu
GJっス(o^-’)b
次回作に期待(o^-^o)

258:へっぽこ作家
07/03/28 12:41:57 /wvi7j9s
わたしも書いていいですか?

このスレの作家さんには負けますが。

259:名無しさん@秘密の花園
07/03/28 20:12:19 DT9GJzYd
是非お願いしますm(._.)m
たのしみ!

260:名無しさん@秘密の花園
07/03/28 20:51:07 9n6q2vqR
投下のときはsageでお願いします

261:名無しさん@秘密の花園
07/03/29 00:41:22 BO4G//Ne
お待ちしてます!

262:へっぽこ作家
07/03/30 01:11:53 VPvGBpRe
一応大まかに言うと
「レズでSの異母妹に目をつけられ、M調教される異母姉」
って感じにしようと思います。


異母姉:歩(21) 160cm 83*58*83
異母妹:遥(19) 170cm 105*68*98
少し今までと違うのは、歩と遥は異母姉妹って設定なので、
虐めるシーンが残忍な感じかもしれません。

263:名無しさん@秘密の花園
07/03/30 03:54:35 JcIcqvVl
>>262
投下は大歓迎だが、へっぽこ作家とか書いていいですかとか
誘いウケっぽいこと言うのはウザいからやめてくれ。

264:名無しさん@秘密の花園
07/03/30 22:52:08 ehJyCu1M
>>262 いらないです。
あんたいっぱいそういうスレ立ててるでしょ?
そこで書けば?

265:名無しさん@秘密の花園
07/04/01 19:35:43 xXvtnB8A
>>262

ウエスト68ってすっっごいデブなんですけど。それだけで萎える

266:名無しさん@秘密の花園
07/04/01 20:11:56 TxGPAc7X
デブ・デブってバカにしてるけどおまえらだってババアだろ。
「目くそ鼻くそを嗤う」とはこのことだなww

267:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 20:59:17 D1nHiabf
最初の言葉

 私には枷がつけられている。

 失語症・・・じゃないか

 生まれてから言葉を発した事なんてない。
 しゃべる?
 どうやるの、それ?

 私には枷が付けられている。
 私の左手・・・
 鈍く白く光るワッパ・・・

 何で今時の日本は手錠が買えるんだろう?
 しかもコレ・・・どんなに手をすぼめてみても抜けそうにない。

 要するに"女用"だ。
 ヘンタイ応援グッズだ。

 力任せに抜こうとしたけど手首の皮がむけるだけなので諦めた。

268:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:00:06 D1nHiabf

 お姉ちゃんにはかなわない・・・

 携帯が・・・鳴った

 言葉を話さない私に携帯を買い与えるのはお姉ちゃんだ。
 いらないって何度言っても聞いてくれない・・・

 携帯が・・・鳴っている

 ウタダの着ウタ・・・

 私、ウタダは嫌いなのに・・・

 無視してやろう。

 そう思ったけど・・・ウタダは依然として歌い続けている・・・

 この電話にかけてくる人物は世界中に一人だけ。

 翠お姉ちゃん。

269:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:01:02 D1nHiabf

 だってこの番号を知っているのはお姉ちゃんしかいないもの・・・

 リピート・・・
 リピート・・・リピート・・・

 ウタダは私が諦めるまで歌い続けるつもりだ。

 私は自由な右腕を伸ばして携帯を床から拾い上げた。

 もしもし

 それさえも言えない私に電話を取れっていうの?

 残酷だよ、翠

        ピッ

 電子音がしてウタダはやっと歌い終わり、その後に聞こえてきたのは熱く溶けかかった女の声だった。

 「あ、葵やっと出たぁ・・・あっ  ちょっ  ダメだって・・・あ   胸ばっか舐め・・・」


270:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:02:02 D1nHiabf
 今、私が監禁されている自分の部屋の隣からかけてきた姉の声は途切れ途切れの単語でしかなかった・・・

 「おっぱい・・・好きなんだから・・・もう   葵・・・アタシおっぱい舐められてるの・・・」

     ピッ

 電話を切る。

 姉が私をこの手錠でベッドにくくりつけてから男を呼び込んだ事は知っている。

 その理由は自分が満足するためじゃなくて、私を焚き付けるためだということもわかっていた。

 ドンと隣から壁を蹴る音が聞こえてきた。

 電話を一方的に切った事に対する抗議らしい。

 人に手錠をかけておいて随分な態度だと思う。

 「あっ・・・そんなに強くしないでっ おっぱい・・・痛いっ!!」

 突如、向こうの部屋から姉の大音声が聞こえてきた。


271:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:02:55 D1nHiabf

 ちょ・・・コレ外にも聞こえちゃうって!

 続いて松浦さんの声も聞こえてくる。
 もっとも、こちらの声は壁の遮りには勝てず、ただくぐもった音としか聞こえなかったのだが・・・

 「やっ・・・乳首・・・ダメ!!」

 姉のわざとらしい大声は止みそうにない。

  もう

 私は仕方なく姉の携帯をコールした。

 どちらかというと、世間体よりお相手の松浦さんを助ける為だ。

 基本的にこの人はイイ人だ。

 コール音が2回鳴らないうちに姉は電話に出た。

 「葵・・・おっぱい気持ちいい・・・」
 第一声がこれだ


272:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:03:40 D1nHiabf

 「隆弘・・・私のおっぱい・・・凄くして  ん・・・気持ちいいの・・・」

 小型スピーカー越しに濡れた姉の声と共に松浦さんの荒い息遣いが聞こえてくる。

 「ん・・・んぅ 今、ズボン脱がされちゃった・・・」

 姉の粘る声が私の口を乾かせる

 姉の言葉と共に聞こえてくる営み中の男女の息遣い・・・

 それはすぐ隣の部屋の音

 「あ・・・パンツ・・・ずらされ フんっ・・・ダッ・・・タカァ バカ・・・指止め・・・・・・」
 「やめるの・・・?」

 遠くの方で松浦さんの声が聞こえる

 指が・・・どうしたの?
 松浦さんは指をどう使ったの、お姉ちゃん・・・

273:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:04:33 D1nHiabf

 「いきなり・・・奥 いれないで・・・まだちょっと痛い・・・」
 「あ・・・ゴメ・・・ン」
 「っフ・・・ ・・・ハッ・・・はっ・・・はっ・・・」
 「痛くない・・?」
 「ハッ・・・はっ はぁ ・・・気持ち良すぎて・・・苦し…んっ」

 布地がガサゴソと音を立てる。
 その音が姉の吐息と勝浦さんの上ずった声にハモッて気持ち悪いぐらいにリアル・・・

 いつしか私は携帯端末を耳に当てながら、自分のベッドに顔を埋め、シーツを噛んでいた。

 ゾクゾクするような感触が体中を駆け巡る・・・

 右手だ

 コイツ、私の胸を勝手に・・・揉んでいる。

 下から掌で持ち上げ、指を立てて爪の先で麓から頂までツーっとなで上げる。

274:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:05:19 D1nHiabf

 『・・・っ!』

 背中が冷水を垂らされたように震え股間を締め上げるように太腿が交差した。

 「胸・・・しゃぶり・・・過ぎ・・・あっ ダメッもっと・・・優しく  舐め・・・あぅっ そっ そう! あ、タカぁ・・・ソレ・・・いい・・・もっと・・・」

 隣の部屋にこもった女と男
 男は女の胸を一心不乱にしゃぶりたてているようだ

 女は私の姉で男は私の初恋の人だ・・・

 『っ!!・・・!』

 無意識に人差し指と中指の横腹が敏感な蕾を押しつぶし、私の腰は踊った。

 噛んだシーツに私の溢した唾液でじょじょに染みが広がっていく。
 鼻を突く独特のツバのニオイ


275:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:06:50 D1nHiabf
   ズ・・・ガサガサ・・・アン・・・

 携帯電話が中継するライブ放送はそんな私にお構いなく進行し続けていた。

 「あ  え? 最初から?・・・あっ まっ・・・わかった・・・から・・・」

 初め当惑気味だった姉の声は見る間に艶をおび、聞くに堪えない粘っこさを吐息に滲ませた。

 「葵・・・今日の隆弘ったらヒドイの・・・」

 自分が私にどんなに酷い事をしているかを棚に上げて、姉は男の所業を私に訴えてきた。

 「私・・・いま四つんばい・・・」

 姉の火照った顔が壁越しに透視したように脳裏に浮かんできた。

 思わず姉の部屋とを遮る東側の壁を見つめてしまう。

 姉のベッドの向きはその壁に対して垂直・・・
 見ているワケでもないのに、姉の顔が今私の方を向いているのがわかってしまう。

276:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:07:44 D1nHiabf

 姉は大して好きではない男に犬のような格好をさせられ、携帯を片手に壁越しに私を見ているのだ・・・

 パジャマのボタンが二つ外され、その隙間からいやらしい手が忍びこんでいる。
 そのいやらしい指が肌を這い、乳房を握り、その先の蕾を弄る。

 姉の声と自分の吐息が指が与えてくる刺激によって現実から引き剥がされていく。
 リアルじゃなくなってくる・・・
 この手は、この指は私の右手なのに・・・


   え?


 私、何してるの?
 気が付くと自由を許されていた私の右手は私を離れ、私の身体を嬲りつくしていく。
 いやっ! こんな事・・・!
 拒否する心・・・無視する右手・・・

 「あ・・・あ・・・ お尻・・・広げられて・・・やぁ、お尻っ見ちゃイヤァア・・・」


277:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:08:28 D1nHiabf
 姉の本気で嫌がっていない悲鳴が私の耳朶を叩く。

 その声に鞭ではたかれたように右手がパジャマの上着から這い出て、下に降る。

 「葵・・・私見られてる・・・お尻の穴見られてるっ! あ・・・見ないで・・・」

 壁の向こうでは男の手にお尻を広げられ、奥の奥にしまわれた薄くくすんだすぼまりを見られている。
 壁のこちらでは己の右手に嬲られている私。
 ズボンのゴムをくぐり、その下のショーツのゴムをくぐった指は恥ずかしい茂みを掻き分け先に進んでいく・・・

 ああ
 ああ・・・この右手はもう私の手じゃない。
 この右手はお姉ちゃんに乗っ取られてしまった。
 『・・・・・・』
 声もなく下半身からの刺激に打たれる私・・・
 それさえも自分自身の事だという現実味はない。
 だが紛れもなく、私は私の右手に犯されている。

 いや・・・こんなの・・・こんなの・・・


278:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 21:30:05 yyjEJWEr
いきなりですが、良作の予感ですね。
期待大!

279:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 22:09:58 D1nHiabf
 「ひぁああああああっ」

 壁越しに、そして携帯のスピーカーから一際感極まった声が聞こえてきた。

 貫かれたのだろう・・・松浦さんに・・・


 もういや・・・いやだよ・・・やめてお姉ちゃん・・・許して・・・・


 「ひぁ・・・あっ 激しっ・・・あっ あぅん! っふ・・・ ・・・」

 容赦なく聞こえてくる声。

 それは私の出したい言葉を代弁してくれているのか

 やだ・・・もう・・・もう・・・

 これ以上姉にひきずられたくない・・・

280:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 22:10:47 D1nHiabf
 これじゃまるで松浦さんとお姉ちゃんと三人で・・・しているみたいだ。
 ますます激しくなる姉の声と吐息の呪縛から逃れるために、私は自分から指の動きを早めていった。


 「どうだった?」
 戸口に立った姉はまだしっかりと服を着込んではいなかった。
 『・・・』
 当然返事は返ってこない事を知っている姉はクスッと笑うと静かに部屋に入ってきた。
 無言で私の繋がれた左手を手に取る。
 「すりむけてる・・・」
 猫撫ぜ声で私の顔を覗きこむ翠。
 その顔はからかうような、何処となく嬉しそうな顔をしていた。
 対する私は、泣いていたのか?
 そっと指で私の目元を拭う。

 「お、おい翠・・・」
 廊下から松浦さんの声が、そして姿が現れた。
 「隆弘、私の机の上に鍵置いてあるから・・・」
 お姉ちゃんの言葉に松浦さんは眉をひそめた。
 「鍵って?」

281:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 22:11:36 D1nHiabf
 「これのよ」
 そういうとお姉ちゃんは松浦さんに見えるように私の左手を持ち上げる。

 やだ・・・やめてよ・・・

 はっと息を呑む音が聞こえ、そして松浦さんの目は私に釘付けになった。

 あ・・・私、パジャマが いやっ

 身を丸める私を庇うように翠は私を自分の身体の後ろに隠しました。

 「ダメよ、隆弘。いくら葵が可愛いからって手を出しちゃ・・・」
 イタズラっぽく言うと早く鍵をとってこいとせかす。

 しかし松浦さんはその場を動こうとしなかった。

 「おかしいよ・・・ぜったい・・・お前、何考えてんだよ!」
 「おかしい? している間、私がこの娘に電話かけていたのを知って燃えたのは誰?激しかったわ~」
 「そ・・・れは・・・」

282:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 22:12:26 D1nHiabf
 姉はゆっくりと私の方を振り向くと両手で私の顔を包み込んだ。

 「葵は言葉がしゃべれない・・・」

 翠の顔が近い

 「・・・知ってる」

 「でも、この子の喉や声帯とか・・・異常はないの。私たちと同じなの」
 「・・・え?」
 「この子はただ、しゃべると言う事を身体の・・・心のどこかに落としてきちゃっただけなの・・・しゃべる能力が無いんじゃない。しゃべれる ・・・  絶対」

    ちゅ

 翠は私の顔を引き寄せるとおでこに唇を触れさせた。

 「いつか来るわ・・・その時が」

 再び私の額にキスをしながら、お姉ちゃんは私の身体に腕を回してきた。

 お姉ちゃんのニオイと松浦さんのニオイがミックスされたニオイ

283:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 22:13:12 D1nHiabf

 思わず身じろぎして姉から身体を離そうとするが、翠は腕に力を込めて私を逃がしてくれない。

 「その時が来たら・・・この子がしゃべる事を取り戻したら・・・その最初の言葉は「お姉ちゃん」じゃなきゃイヤなの」

 「・・・ハァ?」

 「お父さんでもお母さんでもない。ましてや他の言葉など許さない」

 その言葉は呪いの呪詛のように私の耳から鼓膜へ、鼓膜から脳へ、脳から身体へ、身体から心へ、心から魂へ順を追って染み込んでくるようだった。

 ホントに怖くなって無理矢理姉を突き飛ばす。
 繋がれた左手の皮膚が破れた感触が気持ち悪くそして痛い。

 「お前・・・そう思っているのになんでそんな事してるんだよ・・・そんな・・・葵ちゃんはお前のお人形ちゃんかよ!?」

 「違うわ!・・・妹よ・・・この世界でただ一人の妹・・・」
 「じゃ・・・じゃあ、なんでこんな・・・葵ちゃんから呼んでもらいたいんじゃないのかよ!?
大好きでいてもらいたくないのかよ!そんな事していて本当に葵ちゃんに最初に呼んでもらえると思ってんのかよ!!」

284:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 22:14:02 D1nHiabf

 すくっと姉は立ち上がった。

 その姿に私と松浦さんは金縛りにかかったように息をすることを忘れて見つめていた。

 「愛しているわ。世界で一番・・・隆弘も好きよ。でもゴメン一番は葵・・・私はいつも葵を心の一番においている。でも、最近葵を見ていて思うの・・・」

 翠・・・

 「この子の一番は私じゃないかもって・・・」

 そう、それまでの私の一番は松浦さんだった。でも何故か突然お姉ちゃんが松浦さんと付き合いだして・・・

 「この子の一番も私じゃなきゃイヤ」
 「おまえ・・・」
 「だから・・・愛されようとした。でも気が付いたの。わかったの。愛より強い想い・・・」

 それは


285:名無しさん@秘密の花園
07/04/08 22:14:50 D1nHiabf
 「それは憎しみ」

 それは憎しみ

 そう、松浦さんを取られてからの私の中で一番大きいのはお姉ちゃん・・・
 お姉ちゃんの事だけ考えている。

 憎いから

 「一番に思われているのなら・・・なんだって構わないわ」

 その背中・・・私は今睨み付けているのだろうか?

 「愛だって憎しみだって・・・」

 ああ・・・お姉ちゃん
 私、悔しいけど私・・・

 もし言葉を話すことが出来るようになったなら・・・必ず貴女の名前を呼んじゃう

 いいわ・・・
 いいわ!

 私の最初の言葉はあなたに捧げます

 「お姉ちゃん」

           ~終~

286:15
07/04/08 22:21:21 D1nHiabf
お久しぶりです。

またお前かと言われそうですが今回の話はこれでお終いですw

ふと思いついて書いてみたのですが、あまりいい終わり方に出来ませんでした。

っていうか、男なんて登場させてごめんなさい。
どうしても必要だったんでやむを得ず出してしまいました・・・

287:名無しさん@秘密の花園
07/04/09 02:24:06 mUzKfxsI
>>286
いやでも、これはこれでよかったと思いますよ。

288:名無しさん@秘密の花園
07/04/09 04:42:36 bakVi41P
男は必要だったか?
なんかもう信者専用小説になってきたな

289:名無しさん@秘密の花園
07/04/09 18:54:34 H9+tg3At
男を出すなら他で書いてくれ。ココは「レズ・百合萌え」スレだ。

290:名無しさん@秘密の花園
07/04/11 20:15:50 pV3m1yF3
男はタダの小道具扱いだったし、臭い消しで外人使ってたんだからイイんじゃないの?オレは、ぉK

291:名無しさん@秘密の花園
07/04/11 20:24:03 pV3m1yF3
ゴメン…あんまり久しぶりだったんで読むトコまちがえました…

292:名無しさん@秘密の花園
07/04/11 20:43:18 3cXbeEuB
良かったと思うが場所が場所だからな

293:名無しさん@秘密の花園
07/04/11 21:20:30 pV3m1yF3
松浦さんは女の方がよかったような…

294:名無しさん@秘密の花園
07/05/04 12:50:52 qvEdKP/H
age

295:名無しさん@秘密の花園
07/05/05 11:34:01 Y8Z/Hkr9
しまいま。

296:名無しさん@秘密の花園
07/05/06 15:19:36 yK5g9Kky
俺も男がいきなり出てきたんで読む気なくした。
やっぱりなしの方向でいってほしい

297:名無しさん@秘密の花園
07/05/06 18:49:49 wB0bt73S
設定は良かったが・・・。やっぱり男がネックになってるなぁ・・・。
まぁ・・・面白いとは思うけど・・・・まぁ。やっぱり・・・・・・。

298:名無しさん@秘密の花園
07/05/06 18:55:52 Pcb0n2ND
あれだ、このスレなら男の役が女だったらよかったんだ。
それなら問題なかった。

299:ももこ
07/05/06 20:02:46 En3kCdFJ
小説作ってみたよ
URLリンク(momotaro.k-server.org)

300:名無しさん@秘密の花園
07/05/06 20:45:19 a9ORAvz5
300やねん

301:名無しさん@秘密の花園
07/05/07 18:43:06 GqUYhxBH
一ヶ月前に投下されたSSの話題でレスが続くあたり、このスレのまったり度がわかる

302:297
07/05/08 00:06:54 7Kwr4BY5
ヘタレな私だけど、少し頑張ってみます。ヘタレだけどヨロ。

303:297
07/05/08 00:16:04 7Kwr4BY5
「何これぇ!?」
私、夢は自分の部屋を見て悲鳴にも似た声を上げた。
散乱した部屋が目の前に広がる。しかし、それは悲鳴の理由ではない。
自分の部屋はいつもこんな感じだ。
悲鳴を上げた理由、それは大ファンである某歌手のCDが綺麗にまっぷたつ
になっていたことだった。CDの表面がまるでりんぷんかのように散らばっている。
CDケースに入れてあったにも関わらず、CDケースごとバッキリと折れていた。
それが友達から借りてコピーしたCDならば、文句は言わない。
しかし、それは初回限定版の特別な物で今から手に入るような物ではない。
「誰がこんなことを?」
考えて数秒でその犯人に突き当たる。そもそもこんなことを考えるまでもない。
私の部屋に出入りするのは1人しかいない。姉の圭である。
私はほくそ笑んだ。姉に憎しみを募らせながら。



304:297
07/05/08 00:18:27 7Kwr4BY5
ドスドス!!
私の足音が廊下に響き渡る。最もそれを抑えようとしてもいないが。
姉の部屋の前に行き、ドアを勢い良く開けた。
「ア!!」
姉の顔が青ざめる。まるで何かを反芻しているかのようだ。
この様子からして、犯人は姉であることがほぼ確定した。
「お姉さん!!今日私の部屋に来なかった?」
姉のロングヘアーの髪と私よりも頭一つ分低い体が揺れる。
「あの……そのごめんなさい」
姉は私に頭を下げた。どうやら完全に黒らしい。自らが、そう告白した。
たった今。
「でも…わざとじゃないの!!!」
何も私が言わないことをいいことに必死で自分の弁護を始める姉。
その姿に本気でムカついた。少しでも私に媚びようとするその姿に。
「ふざけないで!!!」
私の声が姉の部屋に響く。
「ご…ごめんね。夢」
姉のオドオドしている感じが嫌でも伝わってくる。
「ふざけないでよね!!お姉ちゃん…いえ圭!!」
姉の胸ぐらを掴む。
いくら姉より大きいからといっても姉を持ち上げるほどの力はない。姉は今現在つま先立ちの状態だ。


305:297
07/05/08 00:19:19 7Kwr4BY5
だが、これは思ったより効果があった。姉の目には涙がうっすらと光っている。
その姿を見て、私の中の欲望が妙に刺激された。女同士、否、姉妹同士で興奮するなんて馬鹿なのかもしれない。だけど、確かに私は興奮した。
心の中でゆっくり舌なめずりをする。CDの怒りもあるが、それよりも好奇心の方が大きくなった。
だが、姉はそんな私に気付きもしないで、健気に涙を浮かべている。
「呼び捨てとはいい身分ね圭!!謝っといてまだ私を見下す気!?」
友達からよく見た目はカッコいいが少々怖いと言われる私。そんな私が凄めば、姉も相当の恐怖を感じたことだろう。
「ご…ごめんなさい!!夢さん…いえ…夢様!!」
姉の目から涙がこぼれ落ちる。
そのとき、姉にもっと酷いことをしてみたいと切実に思った。今現在の状況ならば私は好きなことを思う存分出来るはずだ。なんと言っても大義名分はこちらにある。ならば、今の状況を出来る限り利用するしかない。
CDに対する怒りは最早ない。代わりに新たに手に入れたであろう玩具に対する好奇心と欲望のみが膨らみ続ける。
「だったら…圭の大切な物私に頂戴よ!!物は私が指定するから…」
「え!?」
姉が驚嘆の声を上げた。しゃっくり上げながら。
私はその姿を見て笑った。心の中で静かに…

306:名無しさん@秘密の花園
07/05/08 17:45:24 Rkm6efpX
ここは妹に虐められる姉のスレではなかったんだろうか

307:名無しさん@秘密の花園
07/05/13 12:40:35 8biDKnNN
レスがずっと停まっているなぁ(笑。


308:名無しさん@秘密の花園
07/05/14 00:46:34 lQ+jWTNE
>>305
これは良いD・V・D!ですね。続き超期待

309:名無しさん@秘密の花園
07/05/16 22:45:37 a1reqAW9
「じゃあ・・・とりあえず土下座ぐらいしてもらいたいな」
「土下座?」
「圭は今私に対して謝ってるんだよね?同じ立場じゃない。だったら土下座ぐらい
してもいいんじゃないの?」
姉はおずおずと姿勢を変えて土下座のポーズをとる。
何とも楽な姉だ。
「頭が高いよ。お姉ちゃん」
身を屈めながら、姉に囁く。姉の頭を手で押しつけ、床に額を擦り付けさせる。
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・」
圭がうわ言の様に何度も同じ台詞を呟いた。この状況を少しでも早く終わらせたいからだろう。しかし、私にしてみればそんなに早く終わらせるつもりはない。
「そうやって私の機嫌をとって許してもらおうと?甘いよ圭・・・」
髪の毛を鷲掴み、こちらに顔を向けさせる。
姉の表情は恐怖のためか、少し目に涙が浮かんでいた。
背筋がゾクゾクする。この表情を自分がさせていることを思うと余計にそう感じる。


310:名無しさん@秘密の花園
07/05/16 22:48:19 a1reqAW9
これ以上のことをやったらどうなるだろう?
私の中で欲望が膨らむ。止めることなどできない。
「さてと・・・本番始めようかな・・・・」
「本番?」
小さな姉の体がビクリと震える。
「服脱いで・・・」
「え!?」
私の言葉が聞こえなかったのか、はたまた確かめる為なのか姉は聞き返してきた。
「聞こえなかった?服脱いで!!」
「そ・・・そんなのヤダ!!!!」
姉がすぐに否定の声を出す。まぁ無理もないだろう。恐らく今まで誰にも晒したことの無い体だ。
お風呂上がり等にチラリと見えてしまうことは合っても、それは見られることを目的にしたものではない。しかし、今回は見られることを前提に脱ぐのだから。
「圭・・・あなたは否定できる立場じゃないのよ!!脱ぎなさい!!」
私も無理を押し通すつもりで声を荒げた。
「べ・・・弁償すればいいんでしょう!!」
姉が正論を突いてきた。確かにそれで全ての肩がつく。
「あれね・・・実はシリアルナンバー入りの超レア物で、同じ物はもう手に入らないんだよね・・・・どこかのドジがそのCDまっ二つにしてくれたから他のはもうないの・・・」
嘘も方便とはまさにこのことだ。大切なCDだったことは確かだが、真っ赤な嘘である。
お姉ちゃん・・・私と言い合おうなんて甘いよ・・だってお姉ちゃんは正直過ぎるし、優し過ぎるから。今頃、罪悪感で心痛めてるんでしょ?早く降参しなよ。
私はまるでテレビドラマの先を楽しむかの様に姉を見つめていた。最もテレビドラマより遥かにスリリングで興奮するが。
どうする・・・?どうする・・・?
期待と緊張で胸が高鳴る私。口の中は自然に乾き始め、私は唾を何度か飲み込んだ。



311:名無しさん@秘密の花園
07/05/16 22:49:08 a1reqAW9
とりあえず今日はこのぐらいで。うpが遅くてスマソ。楽しんでくれたら何よりです^^。

312:名無しさん@秘密の花園
07/05/17 00:54:54 aZD4Ant3
(*´Д`)ハァハァ

313:名無しさん@秘密の花園
07/05/17 01:19:11 ZHOLQcH9
面白いです、続きを早めにおねがいします。

314:名無しさん@秘密の花園
07/05/17 13:55:45 oAUGOo2L
姉の視線はしばらく床に向けられていた。
その動作だけで迷ってることが手に取るように分かる。
すると姉は服に手を掛けたではないか!!数秒間の静止があり、姉の素肌が露出される。
ヤッター!!心の中で歓喜の声をあげる。それを表情に出すようなことはないだろうが、無意識の内に乾いた唇を舐めるぐらいはしたかもしれない。
まずは靴下、次にTシャツとスカートを脱いだ。姉の体は全体的に見れば小さいかもしれないが、肉がつくべきところにはついていてすごくエロい。
胸の大きさや腰回り。とにかく姉の体の全てに見入ってしまった。そして何より良いと思ったのが恥じらいの表情。顔を真っ赤にして私を見つめるその姿。思わず押し倒したくなった。
「は・・・恥ずかしいよぉ・・・・夢・・ウウン・・・夢様・・ゆ・許してください」
姉の目から涙が一筋こぼれ落ちる。
「とりあえず、まだ下着が残ってるでしょ?早く脱ぎなさい!!!」
一瞬姉の体が震えた。そして姉は恥ずかしい部分を覆っている布を少しずつゆっくりと脱ぎ始めた。


315:名無しさん@秘密の花園
07/05/17 13:57:54 oAUGOo2L
姉の白い肌は羞恥のためかほんのりと赤く染まっている。
右手で胸の頂点を、左手で秘部を必死で隠してる。その動作一つ一つが私を興奮させるなんてことを夢にも思わないで。
お姉ちゃん・・そんなに誘っといてよく言うよね・・。今の私に止めるなんて選択肢はないんだよ・・。私はそこまで我慢強くもないし、優しくもない。
「今から圭の処女をもらうから。覚悟してよ・・お姉ちゃん?」
姉の顔が一瞬で蒼白になり、少しの間を置いて部屋の外へ行こうと走り出した。
まぁ当然と言えば当然だろう。
私は咄嗟に手を伸ばして姉の腕を掴む。
「はい。捕まえたぁ?鬼に捕まった哀れな圭はどうなるのでしょう?」
姉の耳元で囁いてやる。
必死に振りほどこうとジタバタ動いているが、私の方が力が強い。結果、逃げ出すことなんてできなかった。
姉の体がワナワナ震える。
「痛くはしないつもりだから大丈夫だよ・・・圭。しないつもりだから・・・」
私は姉の体をベットに放り投げる。ベットはそれを優しく受け止めた。姉の重みで
ベットに幾筋かの皺ができる。
ベットという食器。姉という食材。料理は完全に出来上がっている。後は・・・私が味を確かめるだけだ・・・


316:名無しさん@秘密の花園
07/05/17 13:59:41 oAUGOo2L
ちょこちょこ書きこんでいく私。けど応援者がいるから頑張るよ(笑。
まぁ・・・ヘタレだけど・・(泣。

317:名無しさん@秘密の花園
07/05/17 22:35:04 p6V5ozsK
待ってますよ o(^-^)o

318:名無しさん@秘密の花園
07/05/17 22:38:30 /JVLUxlN
久々に来たけど、いいスレ(とこ)じゃないの!

>>316
期待してる。

319:名無しさん@秘密の花園
07/05/17 22:44:07 7A5Xw2pN
私も続き楽しみにしてます
頑張って下さい

320:名無しさん@秘密の花園
07/05/17 23:13:11 nLdaOUrI
期待してます!
ここはレベル高いSSが多くて楽しいですね

321:名無しさん@秘密の花園
07/05/18 03:37:22 RF1TGoB0
前のはチンかすだったがこれはナカナカ

322:名無しさん@秘密の花園
07/05/19 17:09:03 sM/z2iQk
>>8
亀レスだけど、google先生で従属教育を検索しなさいw

323:名無しさん@秘密の花園
07/05/19 18:58:46 Y5VGGOwx

自分だってオカメのくせに

324:名無しさん@秘密の花園
07/05/20 02:41:27 hgtigokh
「お願い・・やめて・・・」
姉が必死に哀願をしてくる。
私はそれを無視して姉の豊満な胸を揉みしだく。姉の胸はとても柔らかで、しかしその中に弾力がある。力を入れると素直に形を歪ませるくせに、力を抜くとあっという間に元に戻っていく。
夢心地のその感触に私は時間を忘れて胸を揉んだ。
「やめて・・・」
姉の切実な声が再び聞こえる。
怖いくせに泣くのを必死に堪えているみたいなその声。
思わず私の下腹部が熱くなった。何もされていないのに、確かに私のアソコは少し熱を帯び始めた。
「圭・・・」
私は手を休めずに、自分の顔を姉の顔に近づけて、口づけをした。
「!!?」
姉の目が見開かれるが、そんなことは気にしない。私の舌は姉の硬く閉じた口の中を割って入っていく。
姉の味・・・
私は姉の口の中でゆっくりと舌を動かした。姉の舌に舌を絡ませ、姉の口内の至る所を舐めた。歯茎に舌を這わせて、歯の一本一本まで。
私はキスが初めてではないのに、何故かファーストキスの様に感じた。変なのは百も承知しているが、確かにそう感じた。
次第に姉の瞳は潤んでいき、自ら舌を絡ませてくる。
姉の体温が直に伝わった。私の唾液と姉の唾液は音を立てながら混ざり合い、一つの液になる。


325:名無しさん@秘密の花園
07/05/20 02:43:27 hgtigokh
長い長い時間が過ぎ、二人の唇はやがて離れていく。唾が名残惜しそうに糸を引く。まるで二人を繋ぐ架け橋の様だ。
「ハァ・・・・ハァ・・」
姉の息は絶え絶えになっている。キスに不慣れな姉はどうやら呼吸のタイミングが分からなくて、ずっと息を止めていたらしい。
不慣れな感じがとても可愛い。
「ふぁ・・・ファースト・・キスあげたんだから・・・・許してぇ・・・ください圭様ぁ」
その一言で今の気持ちなんてあっという間に吹っ飛んだ。代わりにもっと許しを請わせたい気分になる。
何とも姉は楽しい玩具だ。見た目で楽しませてくれて、更にサディスティックな衝動さえも湧かせてくれる。姉に言えば不本意かもしれないが、それが事実だ。
「ダメだよ!!!まだ・・まだ・・・私の怒りへの代償になってない!!代償って言うのは釣り合ってこそ価値があるんだよ?お姉ちゃん・・」
「や!!もう嫌ぁ!!」
今まで大人しかった姉が急に暴れ出した。どうやらキスで少し怖くなったらしい。
まぁ、私の方が強いので何ら問題は無い。力で抑え付ければいいのだから。ただウット惜しいというのが正直な本音だ。

326:名無しさん@秘密の花園
07/05/20 02:44:46 hgtigokh
「圭!!大人しくしなさい!!!!」
私は声を荒げた。その一言は相当効果があったらしい。姉はビクリと体を震わせて、すぐに静かになった。
本当に気が弱くて従順な姉だ。
心の中でそれに溜め息をつく自分と喜ぶ自分が同時に存在する。
私は少し満足をしながら愛撫を続けた。
胸をただ単に揉むだけではなく緩急を付けてより気持ちよくなるように、舌で姉の胸の頂点を優しく舐めてやる。
「ん・・・ファ・・」
その声を聞いて姉の表情を上目遣いで確認する。
姉の顔はうっすらと上気していて、今まで嫌がっていたのが嘘のようだ。
時折、切なげに響く姉の嬌声。
それを聞いて更に私は興奮していく。
口の中に姉の胸の頂点をくわえ、舌で舐め回したり甘噛み等を繰り返した。
するとそこは次第に固くなり始め、起立していく。
「圭・・嫌がってた割には随分と良い声で鳴くのね・・・もっと鳴いてみなさい・・大きな声で・・」


327:名無しさん@秘密の花園
07/05/20 02:45:51 hgtigokh
私は言葉を口にすることで、姉の体と精神の両方から犯していく。
姉はイヤイヤと首を横に振っているが、顔や体の反応を見た限りでは拒否しているようには思えない。
「お・・おねがい・・もうやめてぇ・・」
その言葉を無視し、私は姉の足と足の付け根に手を伸ばす。
そこは微かに湿り気を帯びていた。私の指は姉の出した愛液によって少しだが汚れれてしまう。
「じゃあ何でこここんな風になっているの?」
姉の顔が一気に真っ赤になる。姉は羞恥心を紛らわす為に自分の顔を隠そうとする。しかし、そんなことを私が許す訳がない。両手を掴んで、それを阻止する。
「え・・あ・・!?」
姉と私の視線が偶然合う。
「ダメ・・全て見せてもらうから・・」
恥ずかしがる姿というのはすごく可愛い物だとこの時私は感じた。
その一言を聞いて姉は観念したかの様に力を抜く。
再びアソコに指を伸ばし、敏感な芽に軽く触れる。
「ン・・・」
姉はかなり感度がいいみたいだ。
「圭。どのぐらいオナニーするの?」
「え!?」
驚いた声をあげる姉。
「えじゃないでしょ?こんなに敏感なんだもん。一回もしたことがないっていうのは嘘だよね?」
恥ずかしがる姉をよそに、私は姉のアソコに指を挿入してみる。そこは熱くて柔らかかった。
「ツっ!!」
今度は姉の顔が苦痛に歪む。
「ふーん。中に入れると痛がるってことは経験が一二回ぐらいか処女かのどっちかかなぁ・・・」


328:名無しさん@秘密の花園
07/05/20 02:47:40 hgtigokh
姉は聞きたくないかの様に目を瞑っている。自分の体をマジマジと分析されるのがこの上なく恥ずかしいようだ。
しかし、姉は気付いていないかもしれないが、姉の顔が真っ赤になればなるほど、あそこからは液体が流れ出している。
「でどのぐらいしてるの?」
顔を背ける。
甘いよ・・・・お姉ちゃん。私の質問を答えないなんて・・答えたくないなら答えたくなるようにしてあげる。
私は姉の敏感な芽に少し力を加えて皮を剥く。
「ヒィア!?それやぁぁ!!」
姉の小さい悲鳴。今まで皮を被っていた芽が更に敏感になってしまい戸惑っているにちがいないと私は勝手に推測した。
「何回?圭?」
「うぅぅん・・アウゥァ・・フゥ・・・ヒィン!!!」
私は姉の敏感な芽を親指と人差し指でキュッキュッとしだいた。愛液がちゃんと潤滑油としての役目をしているので痛くはないはずだ。
だが、突発的にわき上がる快楽に姉は参っているだろう。
その証拠に姉の手はベッドシーツを力強く握っている。
「早く正直になった方がいいんじゃないの?お姉ちゃん?」
「あああ!!えと・・えとぉぉ・・・・さ三回ぐらいですぅぅぅ!!!」
姉はかなり追いつめられてるようだ。羞恥心とかを完全に忘れている。
「三回かぁ。それって週に?一日に?」
口を瞑る姉。
手を休めるとすぐコレだ。休む暇さえありはしない。最もそれは嬉しいことの部類に入るのだが。



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