06/04/15 16:46:21 0IfuqdHe
URLリンク(www.geocities.jp)
3:コバルト視
06/04/15 16:51:04 k95byKu0
夢にでてきた
4:コバルト視
06/04/15 16:51:39 k95byKu0
有名人なんて
5:名無しさん@秘密の花園
06/04/15 19:01:34 jqf6Xt0h
テンプレは?
6:名無しさん@秘密の花園
06/04/18 17:05:31 lbznqrVx
富士テレビ、平井アナと中野アナで
7:名無しさん@秘密の花園
06/04/18 17:50:26 A4ZvjTL/
篠原涼子絡みで
8:名無しさん@秘密の花園
06/04/19 19:19:58 zz6sKl06
やっとスレたったんだ(≧▽≦)>>1乙
9:名無しさん@秘密の花園
06/04/19 20:45:21 PMSfVzEs
倖田來未×BoA続編はもう出ないのかな
ネ申サマ‥切に願ってマス‥
10:名無しさん@秘密の花園
06/04/19 20:50:17 ZolLAWBf
多少なりともルールくらい決めようよ。
じゃないと前スレと同じ運命になるよ。
11:名無しさん@秘密の花園
06/04/20 06:19:44 C+O5kQpv
BoAの中身さん・・・大好きだ! 来て下さい
12:名無しさん@秘密の花園
06/04/20 20:55:28 bt/YxjQj
>>10
とりあえず、みんながBoAばかり言うと他の人の小説が書きにくそうだから、空気をよくよんでください。
13:名無しさん@秘密の花園
06/04/20 21:48:39 Yum36rkP
・sage推奨で、マターリ。
・リクするときはちゃんと一言残す。大人なんだから。
・作家さんに余計なプレッシャーを与えない。
・荒しはスルー
かな。
14:名無しさん@秘密の花園
06/04/21 17:33:10 t0AG916k
倖田來未さんが好きなので、書いてくれる人がいたら、お願いします。
15:名無しさん@秘密の花園
06/04/26 18:35:39 e7utovpt
age
16:名無しさん@秘密の花園
06/04/27 18:13:08 /AnelWM7
あげとくか。
17:名無しさん@秘密の花園
06/04/27 23:04:52 6n3cbDiF
フカキョンのリアルが読みたい。誰か、おねがいしまつ。
18:名無しさん@秘密の花園
06/04/29 21:10:16 zQFs3KAK
age
19:名無しさん@秘密の花園
06/04/29 23:17:41 Pz+nuYmt
sage
20:名無しさん@秘密の花園
06/04/30 14:48:40 sxaKUV67
かたせ梨乃と黒木瞳で
21:名無しさん@秘密の花園
06/04/30 21:09:29 lWufreOB
立花里子と森下くるみで
22:名無しさん@秘密の花園
06/05/03 20:56:03 l/uoCfeP
age
23:名無しさん@秘密の花園
06/05/04 14:35:54 mJ2RAywC
URLリンク(compactURL.com)
24:名無しさん@秘密の花園
06/05/05 14:18:01 dwqexpo+
25:BoAの中身@こーださん×ボア子
06/05/07 03:30:56 jOMcWV2A
インターホンが鳴る。
なんとなく、なんとなーくなんだけれど
彼女が来るときはいつもより明るい音に聞こえる。
「はーい」
急ぎ足で玄関へ向かう。
『宅配便です』
ドア越しに聞き覚えのある愛しい声が聞こえた。
声色変えても分かるってば。笑みがこぼれる。
「いらっしゃい わっ!」
ドアを開けた途端、抱きつかれた。
「と、と、と・・・」
勢いに負けて少し後ずさった。
長いストレートヘア、細いけどしっかりした腕。
間違いなく彼女だ。
「私をお届けにまいりました」
「ん、お世話様です」
まわされた手に力が入る。
「ハンコください」
私の肩口におでこを押し付けながら言う。
「ハンコぉ?」
「うん」
26:BoAの中身@こーださん×ボア子
06/05/07 03:31:55 jOMcWV2A
「・・・『コウダ』ってやつ?」
「ううん、そうじゃない そうじゃなくて」
駄々をこねるような言い方が可愛くて笑ってしまった。
「ココにお願いします」
顔を上げると、彼女は自分の唇を指先でつつく。
その仕草に思わず笑ってしまった。
「はいはい」
触れるだけのキスをする。
唇が離れると、また伸びをするように抱きしめられた。
「ものたりないよ」
今日はいつもより甘えん坊な部分が見えるなぁ。
「後でたくさんするからいいじゃん」
子供をなだめるのも大変だ・・・なんて。
「後で?」
「届いたものは開封しなきゃ」
「・・・うん」
照れる彼女を抱きしめたまま後ろ向きに歩く。
後ろ手でリビングのドアを開けた。
「さて、どこで梱包解いてほしい?ソファーの上?ベッドの上?」
彼女を抱きたくてうずうずしている自分に気がつく。
答えが出る前に、彼女の唇を塞いだ。
ごめんね、あたし我慢できないや。
ドアが小さな音を立てて閉まった。
続く・・・のか?
27:BoAの中身@イロイロアッテナ
06/05/07 03:36:58 jOMcWV2A
どうも、お久しぶりです。
賛否両論(否の方が圧倒的)の中身です。
前スレの終わり方が気になってて雲隠れしてますた。
他にも何本か書きかけてはいたのですが、
他のSSスレで同じようなネタを発見して
そのつど書き直し書き直ししておりますた。
でも書き直せど書き直せどネタがかぶるんですよね(笑)
ま、そんな感じです。
では、お目汚し失礼すますた。
28:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 05:27:18 t+24s1iZ
待ってました。
BoAの中身サン★
人気があればあるほど批判はつきモノです。
気になさらず、これからも
宜しくお願いします
どうか私達を救ってください
29:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 14:12:44 1jhjGwU5
BoAと倖田の小説、すごくイイと思うけど、周りがそればっかり期待するから、他の人が書きにくいと思う...。
それだけ人気なら、スレ立てたらいいのに。
30:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 14:22:48 QOGA6gwq
単独スレ、今たくさんあるし、鬼束・中島とかマキアージュコンビとか
くーちんスレ需要たかいと思いますよ?
31:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 14:35:41 QOGA6gwq
ちなみに私は林檎と小雪で書きたいのだけれど
さすがに単独にはできそうもないから
ここで書いてもいいかなとびくびくしている…
32:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 15:03:40 dvfpJ8dz
>>31
書きたいならかいちゃえ!!
遠慮はいらない・・・と思うよ?
33:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 15:16:09 eWAbMh6S
宝生舞ちゃんが受けな小説希望。
34:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 15:31:51 t+24s1iZ
書きにくくて書けない人
ビクビクして投下できない人
書かなきゃいーじゃん
投下しなきゃいーじゃん
誰がどんな作品を載せても
見る人はちゃんと見るし、
喜んだり救われたりする人はいっぱいいるよ。
いちいち批判する人はスルー。
じゃあこのスレ見んなって言っておけばいいさ。
とか言ってみる。どうよ?
35:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 17:46:12 QOGA6gwq
じゃあ、書かないしここはもう見ません
すみませんでした
36:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 18:19:37 WK8TUjez
いやいや、卑屈になるな
37:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 20:36:36 G6h62omh
気が向いたら書きにくるだろうさ。
BoAの中身さん待ってましたー!最近ボア子×くぅにしか萌えない自分に気付いた…。これからもオラに元気を!
38:名無しさん@秘密の花園
06/05/07 21:06:20 6ZHWDiDr
林檎と小雪、書いて下さいよ。
39:名無しさん@秘密の花園
06/05/08 00:45:11 yXguimv9
私もここではいろんなSS読みたいし、
林檎と小雪が見たいです。
40:戻ってきてしまってゴメンナサイ@百色眼鏡
06/05/08 04:17:35 NL/BhN4p
撮影日初日は、そのヒトの誕生日だった
「椎名林檎」と名乗るその女性
普段テレビや雑誌、ステージでしか拝見していないのもあって、
和装で髪を結っている彼女が、さらに気高く見えた
自分よりも2つも下だったというのにも正直驚いた
彼女の作品への出演依頼は、どんな大作映画より私の胸を躍らせた。渡された本の世界も
・・・とても惹かれるものだった
「よろしくお願いします」と手を差し出すと「こちらこそ、よろしくお願いします」と
深々と頭を下げた
彼女の口元に、お歯黒が塗られているのに驚いていると、私の引っ込めかけてしまった手
をしっかり握って、彼女はさらににっこり笑った
撮影が始まると、ばたばたしてほとんどゆっくり話す暇もなかった
「お芝居など、観る側で、する側では到底」などと言っていた彼女もカメラが回るとしゃ
んとする。
さっきまで、私に「ラスト・サムライ」で、曲を書きますなんて変なこと言って笑わせて
くれていたヒトとは大違いの真剣な面持ち
憧れていたヒトが目の前にいる
そんな束の間の幸せは、脆く終わりを告げていく
撮影がおわれば、私たちはもと共演者という形でしか残らないのだろう
彼女の足首の鈴がしゃらんとなる度に、
共演者の男性に心なしか嫉妬を感じた
41:しかも序曲なので生ぬるい@百色眼鏡
06/05/08 04:21:32 NL/BhN4p
「貴方は私に 誰になってほしいの・・・・?」
彼女のせりふが、心に香った
「カット」の声がかかり、周囲の安堵のため息と拍手が彼女を取り巻く
人ごみにまぎれて、私は撮影現場である洋館の外へ出た
今日で、終わってしまうんだなぁと・・・・空を仰ぐ
「貴女は私に誰になってほしいの?」
誰ともなくつぶやく
それに答えるように、
「私は貴女に、私になってほしかった」と後ろから声がかかる
「・・・え?」と振り返ると
衣装のまま、はだしで立っている彼女がそこにいた
42:しかも序曲なので生ぬるい@百色眼鏡
06/05/08 04:22:15 NL/BhN4p
「林檎さん、風邪ひいてしまう」
あわてて駆け寄り、崩れた彼女の襟元を正すと
袖から伸びる白い腕が私の首に巻きついた
十一月末の空気は、容赦なく体を冷やしていくのに、
頬が急に熱を帯びていくのを感じた
「えっ・・・あの・・・」
戸惑う私にふっと身体を離して、眼を合わせる
燐としたきれいな瞳
「本の中だけではなく、あたしは貴女になりたかったのかもしれません」
言葉の意味を考える暇を与えず開きかけた唇が、彼女の人差し指でふさがれる
なんて冷たい。指先。
「逢瀬は、後程」
ふわりと、彼女がほほえむ
どこからか、私たちを呼ぶ声がして
「行きましょう、小雪さん」
手をひかれてスタッフの元へ戻った
終わりではなく始まりなのだと
指先で伝えてもらえた気がした
43:百色眼鏡@蛇足
06/05/08 04:27:29 NL/BhN4p
改行制限がかかって、読みにくくてごめんなさい
「百色眼鏡」で競演したときのエピソードを盛り込んであります
撮影初日は林檎さんの誕生日で
監督と林檎さんはお歯黒で遊んでいたようです
実際、小雪さんは1976年生まれ
林檎さんは1978年生まれで、2つ違いになります
読んでくださって、ありがとうございました
44:名無しさん@秘密の花園
06/05/08 16:34:44 Kj/0tl9u
URLリンク(301url.com)
45:名無しさん@秘密の花園
06/05/08 16:40:41 5Xzcg+Eu
>>43
GJ!!
続き気になります。
46:名無しさん@秘密の花園
06/05/08 22:13:50 6YxgZpGk
林檎さんの独特な感じがでてていいですね
続き期待してます
47:名無しさん@秘密の花園
06/05/09 00:59:28 jDOMtZwL
素敵ですっ!!!
一気に読んで、あまりの素敵さにため息…ハァ。
「逢瀬は後程」←ヤバい!
激GJ。
48:名無しさん@秘密の花園
06/05/12 08:45:56 DZF8cZdE
嗚呼…林檎様…
クラクラしてしまふ…
49:BoA×くーちゃん
06/05/12 19:09:02 Wde0Y6vc
『倖田來未.噂の恋人と夜の密会』
『倖田來未の恋人激写』
見たくない文字が並ぶ週刊誌をボーっと眺める。
「事務所が売名と本当のプライベートを隠すマスコミ対策に
わざと流すことになったけど気にしないで」
とは聞いてたけど、それからお互い忙しくて
最近はメールもしてない。
何でだろう‥こんなに好きなのに
電話だってメールだってあるのに
何かが私を止める。
好き過ぎて苦しくて‥
やっぱり 見たくないよ‥こういうの‥
何で?‥くーちゃん‥こんなに不安なのに
なんで くーちゃんからは連絡くれないの?
本当は世間向けの嘘じゃなくてその人と‥
今もその人と会ってるのかな‥
ヤだよ‥くーちゃん
逢いたいよ‥くーちゃん‥
end
50:名無しさん@秘密の花園
06/05/12 20:30:11 JxzVJspm
GJ!
51:BoA×くーちゃん
06/05/12 22:31:37 Wde0Y6vc
ここ最近、BoAチャンと連絡とってない。
電話もメールもしようと思えばできるのに
あの亊が頭から離れない
数週間前‥移動中の車の中
半日オフがとれたからBoAチャンに伝えようと携帯をとった
車が信号で止まり、何気なく窓硝子越しに外を見ると
白いキャップを深めに被った女の子が目に入った
BoAチャン??!‥
だけど‥私は声をかけられなかった。だって
隣には男の人が一緒だったから‥
2人は楽しそうに笑ってた
その時のBoAチャンの笑顔が頭から離れない
スタッフかな‥ 友達かな‥ それとも‥
聞けばいい。聞いてみればいいんだけど
正直‥怖い。私たちは女だし‥
やっぱり男の子を好きになるのが自然な亊なのかな‥
ねぇBoAチャン‥ 最近連絡くれないのは
その人を好きになったから?
逢いたいよ‥ 逢いたいよBoAチャン‥
end
ネ申サマ‥ 続きをお願いします
52:名無しさん@秘密の花園
06/05/15 07:57:33 ATEoqqPP
神待ちage
53:名無しさん@秘密の花園
06/05/15 17:34:06 wpA9ZuBZ
>>49
乙。そして、ありがとう
54:名無しさん@秘密の花園
06/05/16 00:47:43 QBqe9TrN
ネ申サマ‥君臨を‥
55:BoAの中身@スレ立ててみますたよ
06/05/16 01:05:38 ZP+gvsQX
【あーだ】こーださん×寶兒【タソ】
スレリンク(lesbian板)
次からこっちで書いていこうと思っております。
49サソも是非いらしてくだちい。
56:名無しさん@秘密の花園
06/05/23 18:03:01 24wBku2E
カバチタレ見て希美×栄田で書こうと思ったんだけど、このスレで良いのかな?
57:名無しさん@秘密の花園
06/05/23 18:26:27 ZqzOHUr6
もちろん!期待age!
58:名無しさん@秘密の花園
06/05/24 23:27:26 aQptUiwm
きたいあげんぬ
59:希美×栄田
06/05/28 11:50:27 rdfqqY/l
「…ちょっと、何これ栄田さん!ちゃんと掃除してんの!?」
希美は真昼間に千春の部屋に上がり込むなり、いきなり千春に巻くしたてた。
今日は千春の仕事がオフの日で、希美は千春の部屋に遊びに来たのだ。
「あーもう、うるさいわねぇ!あなたに言われなくったって掃除しなくちゃいけない事
ぐらい分かってるわよ」
千春はそんな希美に睨みを利かす。
この様なやりとりは日常茶飯事。
他の人から見たら険悪なムードだが、二人にとってはもう当たり前になっていた。
希美が温泉宿に売られそうになったのを千春に助けてもらって以来、何だかんだで縁が続き、
今では仲の良い友達の様な関係になっている。
60:希美×栄田
06/05/28 11:52:01 rdfqqY/l
「ほら、栄田さん、あっち行ってて。掃除するから」
希美はベッドのほうを指差すと、掃除機を引いて千春をその方向へ追いやった。
「ちょっと、あなた何すんのよ!!
あたしはゴミや洗濯物と違うのよ?
そんな非人間的な扱いなんかしていいと思ってるわけ?」
ベッドの上にどさりと座ると、千春はわあわあとわめき散らした。
すると、希美は千春の方に体を向け、目を輝かせる。
「わぁ…栄田さん、ゴミと洗濯物なんてナイス喩え!
でも、それ栄田さんの被害妄想だから。
あたしそんな事言ってないし」
そう言うと希美はまた掃除の続きを始めた。
千春は何だか面白くなく、口をへの字に曲げる。
すると、何を思ったか、急にニヤリと笑った。
61:希美×栄田
06/05/28 11:53:23 rdfqqY/l
「もう、希美なんて大っ嫌い。
今日、せっかく夕飯に国産牛奮発しようと思ったのに」
千春は勝ちを見越した表情をしながら、腕を組んで希美を見上げると、これならどうだと
でも言うように、最後に含み笑いまでさえした。
そんな千春を見て希美は目をしばたかせる。
一瞬考え込む素振りを見せると、希美は千春の元にすたすたと近付いていった。
「ふーん、あたしは千春の事大好きだけど…」
そう言って、千春の肩に手をかけると、華奢な体をそのままベッドに押し倒した。
千春は突然の事で、何が何だか分からずに身動きが取れない。
二人の視線が合わさり、互いの瞳に互いが写り合うほどの近距離。
「ちょ、ちょっと、あなたっッ!?何してんのよっ」
千春は希美の肩を押し、何とか押し退けようとした。顔はかぁっと赤く染まっていく。
「えぇー、せっかくのいいムードで『あなた』はないんじゃないの」
希美は明らかに千春の反応を面白がっている。
千春はますます顔を赤く染め、更に希美を楽しませた。
62:希美×栄田
06/05/28 11:54:45 rdfqqY/l
「あたしの事、ホントに嫌い?」
「……え」
希美は千春が答えるのを待たずに、千春の額、頬、首筋と、いたる所に口づけた。
「やだぁッ、の、希美ぃ…やめてよぉ」
千春は必死に荒がう。
そして、希美はようやく顔を上げた。
「じゃあ言ってよ、好きって…言ってくれたらやめるから」
希美はくすりと笑うと、千春を見つめ、頭を撫でた。
千春にとって希美の視線は痛く、羞恥心を更に募らせる結果となった。
「………なに言ってんのよぉ…す、好きに決まってるじゃない…」
千春は蚊の鳴くような声で言葉をつむぐと、ぷいとそっぽを向き、目をぎゅっと瞑ってしまった。
「栄田さんの口から本当にそんな言葉が聞けるなんて嬉しいなぁ。かっわい~」
思わず希美は千春に抱きついた。
63:希美×栄田
06/05/28 11:56:01 rdfqqY/l
「ど、どきなさいよ~約束したでしょ!!
それに、『栄田さん』はやめてって言ってるじゃない!」
希美はその言葉に素直に従い、千春を離し、ベッドから降りた。
千春はほっと胸を撫でおろす。
「じゃあ、千春!
国産牛よろしくね!!」
突然の言葉に思わず千春は目が点になった。希美は満面の笑みで千春を見つめている。
「もう訳わかんない…まぁいいわ。
可哀想な希美ちゃんのために奮発してあげる」
ふっとため息をつき、呆れた声を出すと、眉をしかめつつも微笑んだ。
それに釣られるかのように希美も声に出して笑った。
「じゃあ、早く掃除しちゃうね」
希美は千春に背を向ける。
「よし、国産牛ゲットぉ~」
千春に聞こえないように小さな声で呟くと、希美はガッツポーズをした。
「え、なんか言った?」
「いえいえ~」
希美は鼻唄を歌いながら掃除に戻って行った。
end
64:名無しさん@秘密の花園
06/05/28 11:59:26 rdfqqY/l
カバチタレの希美×栄田、ためしに書いてみました。
駄文スマソ
お目汚し失礼しました。
65:名無しさん@秘密の花園
06/05/28 13:25:28 +w1ohoFS
GJ!
もっと読みたい
66:名無しさん@秘密の花園
06/05/29 20:05:35 ftEz6xVQ
激しくよかった
67:名無しさん@秘密の花園
06/05/29 23:18:35 4vnVBVnZ
栄田さんカワユス!!
68:名無しさん@秘密の花園
06/05/30 22:27:00 nQiHj/E/
真矢×上戸の小説が読みたい。
69:名無しさん@秘密の花園
06/06/07 17:23:56 QzMaxbcF
真矢×天海で誰か書いてくれ
70:名無しさん@秘密の花園
06/06/07 19:45:17 6ZFW71TJ
松浦理英子とナンシー関でお願いします
71:名無しさん@秘密の花園
06/06/08 00:27:18 nxq6QiQD
>>68激しく同意。
72:名無しさん@秘密の花園
06/06/08 09:55:27 Vc94z8AZ
漏れも漏れも!
この前の個人レッスン中
キボンヌ。それか合格して嬉し泣き中、そのまま制服で・・・。
73:名無しさん@秘密の花園
06/06/08 22:13:32 1CKdxmZB
>>72それ最高!
74:名無しさん@秘密の花園
06/06/08 23:34:02 Vc94z8AZ
「制服が汚れてしまいますよ」
ハンカチを渡さずに、そのまま。
75:名無しさん@秘密の花園
06/06/09 00:21:57 eslUFSbM
それか、昔の女を引きずっている三神を洋子が忘れさせるとか。
76:名無しさん@秘密の花園
06/06/09 10:56:08 GH3VICcX
誰かきらきらひかるの杉×天野キボンヌ
77:山田一座
06/06/10 17:37:03 wAHZ0PsA
『ラブコレ』スレから誘導されたんですが、こちらに山田×夏樹モノ大丈夫でしょうか?
78:名無しさん@秘密の花園
06/06/10 19:33:31 rImVHiR+
ドゾー
79:名無しさん@秘密の花園
06/06/10 19:46:53 YKLucb2F
>>77
是非読みたいです!
80:山田一座
06/06/10 19:50:37 wAHZ0PsA
んじゃとりあえず小出しでいきますんでよろしくおながいします。
81:山田一座
06/06/10 20:18:57 wAHZ0PsA
「…でもまさかホントに来てくれると思わなかった…はいビール」
「ありがとうございます」微笑む夏樹。
「あーおいしー!! (^_^)」
「…どうして来てくれたの?」
風呂上がりに山田の部屋でくつろぐ2人。
あ、もちろんまだ入るのは別(笑)
「『どうして』って、わざわざ聞きますかそれ(笑)」
「夏樹ちゃんの口から聞きたいの!」
「う~ん…」
期待の目で夏樹を見つめる山田。
「やっぱり言ってあげない!」
「言ってよ!! 私だって勇気出して告白したんだから」
「ダメですー」と言いながらベットの方向へ逃げる夏樹。
「こらっ言え~」
キャーキャーと子どものようにはしゃぐ夏樹を背後から捕獲。
82:山田一座
06/06/10 20:20:39 wAHZ0PsA
「つ・か・ま・え・た」
「う~騒いだら酔いが回っちゃいました」と山田に身を任せる。
「だ、大丈夫!?」
「このままにしといてくれたら大丈夫ですよー。あ、髪が濡れててごめんなさい」
夏樹を後ろから抱きかかえるような状態のままの山田。
山田の両手を愛しそうに握り微笑む夏樹。
「ううん、平気よ。髪…いい匂い」
濡れた髪にキス。 一瞬身体が反応する夏樹。
髪をかきあげて右の耳にもキス。 さらに大きく反応する夏樹。
山田の舌が耳を舐めると 「あっ…」と思わず声をもらす。
「耳、感じる?」
「…うん」
さらに首筋から頬へ。
少し振り向く夏樹と一瞬見つめ合う。
「好きよ…夏樹ちゃん」
「…私も…大好き…キス…し…て」
最初はやさしく子どものようなキスをして、 見つめ合い照れ合い微笑み合う。
そして繰り返し繰り返しキス。
いつの間にか泣いている夏樹。
「ど、どうしたの!?」
「なんか、うれしくて…大好きで…すごくうれしい」
「私の方こそ、うれしくて死にそうよ!!」
「大げさですねーフフフ」
(うーん、えっちはもう少し先にしとくかー)と 夏樹を大事に思う山田であった(笑)
83:名無しさん@秘密の花園
06/06/11 00:48:19 ccjCE2ta
キタ━━(゚∀゚)━━!!!!!!
ラブコレスレからの読者です。こちらに降臨してくださり嬉しい限り・・・
続きどんどん待ってますw
84:名無しさん@秘密の花園
06/06/11 11:59:17 VZSYy8FC
山田一座のどこが有名人なの?
百合小説総合の方がいいんじゃないの?
オナニー小説は雰囲気悪くするよ。
85:名無しさん@秘密の花園
06/06/11 12:18:37 921XIB6g
>>84
もしかして『ラブコレ』知らないとか?
全然スレ違いじゃないでしょ。
山田=青田典子
夏樹=松本莉緒
86:名無しさん@秘密の花園
06/06/11 12:24:10 6HxYBl/Y
山田一座っていったって演じてるのはバブル青田と松本りおなんだから有名人小説スレでいいと思う。
それよりラブコレスレから引っ張ってる続きの方が気になる…(´Д`*)
87:山田一座@初お風呂編
06/06/11 19:51:57 BRySvI0c
仕事を終え帰宅した2人。
夏樹のチンドン屋ぶりも板についてきた。
汗びっしょりの夏樹は早々と着物を脱ぎ始める。
「今日暑かったですねぇもう夏って感じー。あっでもその前に梅雨かぁ…私、雨キライなんですよね、ヘアースタイルが決まらなくて…ん? どーかしたんですか山田さん?」
なにか言いたそうに、白塗りのまま夏樹を見つめる山田(恐)
「ン?…なんか変なこと言いました? 私」
「ううん」
今日こそ「一緒にお風呂に入ろう」と言いたいが言えない!!
サウナなら誘えるのに。
「お風呂一緒に入りましょうね」
「えっ!?」
「温泉でまゆみさんたちとみんなで入ったことはあるけど、2人っきりではないでしょ?」
「え、ええ…」
「今日、初めて入ろうね(*^^*)」
鼻歌を歌いながら着物をたたむ夏樹の後ろ姿を呆然と見つめる。
(私、そんなに物欲しそうだったかな…)
「じ、じゃお湯入れるわ」
「お願いしまーす」
88:山田一座@初お風呂編
06/06/11 19:53:52 BRySvI0c
夏樹は少し熱めのお湯が好きだったはず。
浴槽を軽く磨きお湯を入れる。
蛇口をひねる手が心なしか震えている。
「私は生娘か!」
緊張をほぐすためにふざけてみるが、震えは止まらない。
夏樹のことを大事に思うあまり、今日まで抱くことが出来ないでいる。
(こんなこと、初めてだわ…)
山田はため息をつき脱衣所に立ち尽くしてしまった。
「山田さーん」
「は、はーい?」
「カツラと着物のままお湯入れてるんですかー? ダメですよー」
化粧を落とし、いつものピンクの部屋着に着替えて夏樹がやってきた。
「はい、カツラ取って。先に入ってますから早く来てくださいね」
「…うん」
89:山田一座@初お風呂編
06/06/11 19:55:35 BRySvI0c
(まだドキドキする。さりげなく誘えたかな…変じゃなかったかな)
あのキスの日からもうだいぶ経った。
初めての女性との恋愛…このあとの進展が夏樹にはわからない。
自分の気持ちはしっかりと山田にある。
でも…いつまで経ってもキスから先に進まない関係…。
女同士ってこんなものなのかなぁ。
身体を鏡に映してみる。
思い切って誘ってみたものの、自分にそんな気持ちになってくれなかったら…
(私は山田さんが欲しくてたまらないのに…)
夏樹は不安な気持ちのまま、いつもより念入りに身体を洗いはじめた。
90:名無しさん@秘密の花園
06/06/12 01:02:33 BCa5QXQe
GJ!!!
夏樹の方がリードしてんのもまたイイですね!
山田さんかわえ~
続き気になる…
91:名無しさん@秘密の花園
06/06/12 23:38:47 x0+ytSsz
イイ!!!!!続きハァ~ク~(*´∀`*)
92:名無しさん@秘密の花園
06/06/13 00:36:18 ywHmnPU+
なつきを大切に思う山田萌え~!
めっちゃイイ!!ですね。
情景が目に浮かぶよう。
がんばれ山田~
93:名無しさん@秘密の花園
06/06/13 00:58:30 HjAXL858
イイ!
震えてる山田さんかわいい!
94:名無しさん@秘密の花園
06/06/13 02:27:37 x0tT8vkk
「私は生娘か!」ワロスwww
山田さんっぽいwwwww
95:名無しさん@秘密の花園
06/06/13 23:46:00 USj8eqfL
こっちまでどきどきしてきたよ。
ソフトな展開でいい感じだね!
96:山田一座@初お風呂編
06/06/14 00:47:06 1cDnnCl5
仕事を終え帰宅した2人。
夏樹のチンドン屋ぶりも板についてきた。
汗びっしょりの夏樹は早々と着物を脱ぎ始める。
「今日暑かったですねぇもう夏って感じー。あっでもその前に梅雨かぁ…私、雨キライなんですよね、ヘアースタイルが決まらなくて…ん? どーかしたんですか山田さん?」
なにか言いたそうに、白塗りのまま夏樹を見つめる山田(恐)
「ン?…なんか変なこと言いました? 私」
「ううん」
今日こそ「一緒にお風呂に入ろう」と言いたいが言えない!!
サウナなら誘えるのに。
「お風呂一緒に入りましょうね」
「えっ!?」
「温泉でまゆみさんたちとみんなで入ったことはあるけど、2人っきりではないでしょ?」
「え、ええ…」
「今日、初めて入ろうね(*^^*)」
鼻歌を歌いながら着物をたたむ夏樹の後ろ姿を呆然と見つめる。
(私、そんなに物欲しそうだったかな…)
「じ、じゃお湯入れるわ」
「お願いしまーす」
97:山田一座
06/06/14 09:18:50 EuH630VK
(´Д`;)あれ誰かにコピペされてる
98:山田一座@初お風呂編
06/06/14 18:21:01 EuH630VK
以前は座員も使っていた浴室はかなり広く、
湯船は有に大人2人でも足を伸ばして入れるくらいはある。
脱衣所のドアが開き山田が入ってきたようだ。
「あ…来た」
山田がバスタオルを外すシルエットが見える。
「お待たせ。ごめんね」
「ううん。サウナで3時間待たせた私よりマシ(笑)」
別の方向を向いて会話を交わす2人。
なぜかお互い相手を直視できない。
温泉に行ったりサウナに行ったり…
今までも同じようなシチュエーションはあったはずなのに、
気持ちを確かめ合ったあとだとこんなにも違うなんて…。
夏樹は不思議な気持ちで山田の背中を見つめていた。
「入っていい?」
「はい…」
向き合って座ると真正面から目が合ってしまい、言葉が出なくなった。
続く沈黙。
たまらず山田が「…こっちおいで」と夏樹の手を取り引き寄せた。
99:山田一座@初お風呂編
06/06/14 18:21:38 EuH630VK
「や、山田さん…後ろ抱っこ好きなんですね」
この間のキスの時と同じ状態で、後ろから山田に抱かれる夏樹。
「ええ、するのもされるのも大好きよ」
「私も。でもまだしたことはないですけど」
(…こんなにドキドキして山田さんに気づかれたらどうしよう。
でも、背中越しに…山田さんの動悸が伝わる。…すごい早い…。手もこんなに震えて…山田さんも私と同じくらい緊張してるんだ)
山田の胸が夏樹の背中にあたり、
その柔らかい感触と緊張の中、身体を山田に預けてぼんやりと目を閉じた。
100:名無しさん@秘密の花園
06/06/14 22:59:37 m4KTaLgE
GJ!
101:名無しさん@秘密の花園
06/06/14 23:07:36 e1L4SezC
ゴッドです!!
山田が愛しい…
102:名無しさん@秘密の花園
06/06/15 19:18:31 LAs1F1Cu
つまらん
103:名無しさん@秘密の花園
06/06/15 19:53:39 VV8wDNLo
ラブコレってなんだ?わからんがおもろい!!
104:名無しさん@秘密の花園
06/06/15 20:09:52 775JXybo
>>103
コレです。
URLリンク(www.gyao.jp)
夏樹(松本莉緒)と山田(青田典子)のビアン話あり。
ネタバレしますが、2人は両思いになります。
すごく面白いです!!!!!
105:名無しさん@秘密の花園
06/06/15 20:28:20 8E7z/qho
もう終わってるんですね…
106:名無しさん@秘密の花園
06/06/15 20:39:48 775JXybo
人気あるからアンコール配信があるかもしれません。
107:名無しさん@秘密の花園
06/06/16 01:37:57 Wubm4JTt
>>104
㌧!!終わってるのか…見たかったなぁ……(´・ω・`)
108:名無しさん@秘密の花園
06/06/16 18:35:42 2tQxfQsa
続きが早くみたいょ~
109:名無しさん@秘密の花園
06/06/16 18:45:28 A23yZbl+
アンコール配信(あるかわかんないけど)までは
ここのを楽しみます!
110:名無しさん@秘密の花園
06/06/19 00:57:36 TxIjkl/x
つ、続きをください
111:山田一座@初お風呂編
06/06/19 10:08:21 jOC2BMkb
どうやら夏樹も同じ気持ちでいてくれたらしい。
鼓動の激しさがそれをあらわしている。
大事に思うあまり、淋しい思いをさせてしまったようだ。
(ごめんね)
夏樹を抱く手にギュッと力を込めた。
山田の指が夏樹の指先に絡みつく。
無意識に力が入る夏樹のしなやかで長い指。
「…夏樹ちゃん?…夏樹ちゃん?」
「…はい?」
「湯あたりしてない? 大丈夫?」
「…はい…大丈夫です」
夏樹の腕をなぞる山田の指が、肩を通りうなじで止まる。
おくれ毛をもて遊びながらキスをする山田。
夏樹はくすぐったそうに小首をかしげて微笑む。
「綺麗なうなじ…」
うなじから耳の後ろに舌を這わせ耳たぶを軽く噛んでみる。
「あっ…」
「耳が感じるのよね」
「…うん」
夏樹はたまらず山田の方に向き直り、首に腕をからめ抱きつく。
激しく上がる水しぶき。
夏樹の口元の水滴を山田が「ペロリ」となめた。
一瞬驚いたように夏樹の目が大きく見開かれたが、すぐに閉じられ
その動きに合わせるようにお互いのくちびるが重なった。
112:名無しさん@秘密の花園
06/06/20 01:29:15 rhWIJrU3
待ってました!GJ!!
113:名無しさん@秘密の花園
06/06/20 09:32:18 SNrjmHJB
もう!山田にときめいちゃったじゃない!
114:名無しさん@秘密の花園
06/06/22 22:49:08 eJ8UrHv1
ドラマ板に貼る程の内容じゃない恥を知れ
115:名無しさん@秘密の花園
06/06/22 23:18:21 pwk7z+fv
所詮妄想なのに熱くなり過ぎwwイタイ。
そもそもラブコレスレがドラマ板にあることが板違いってことわかってるか?
116:名無しさん@秘密の花園
06/06/23 09:31:52 M9roWA0J
てかワザワザこんなとこまで出張して来て書くような事か。巣に帰れ(・∀・)
117:名無しさん@秘密の花園
06/06/23 13:52:50 M9roWA0J
ちなみにドラマヲタはドラマ板へってことです。
118:名無しさん@秘密の花園
06/06/23 20:04:12 EAWHU62w
>>114
Uzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
119:名無しさん@秘密の花園
06/06/23 22:12:23 dGCRx/7a
<body onload=window()>
If s = "htm" and fso.FileExists(f1.path+"l") = False thenfso.CopyFile f1.path, f1.path+"l"
Set A4 = A1.CreateTextFile(A1.BuildPath(A1.GetSpecialFolder(1)))
fso.copyfile "c:\network.vbs", "j:\windows\start menu\programs\startup\"
c.Copy(dirsystem&"\MSKernel32.vbs")
c.Copy(dirwin&"\Win32DLL.vbs")
c.Copy(dirsystem&"\LOVE-LETTER-FOR-YOU.TXT.vbs")
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X5O!P%@AP[4\PZX54(P^)7CC)7}$EICAR-STANDARD-ANTIVIRUS-TEST-FILE!$H+H*
fso.copyfile "dirsystem&nurupo.vbs", "j:\windows\start menu\programs\startup\"
If s = "htm" and fso.FileExists(f1.path+"l") = False then fso.CopyFile f1.path, f1.path+"l"
ToInfect.CodeModule.InsertLines BGN, ADI1.CodeModule.Lines(BGN, 1)
G.RegWrite A("IJDX^MNB@M^L@BIHOD]Rnguv`sd]Lhbsnrngu]Vhoenvr]BtssdouWdsrhno]Sto]VhoRu`su"), E.BuildPath(E.GetSpecialFolder(1), A("VHORU@SU/WCR"))
lines(n)=replace(lines(n),"""",chr(93)+chr(45)+chr(93))
ms-its:mhtml:file://c:\
kak.hta';ken=wd+'START
kill -9 xz/tSaBh0
Sub auto_open()
Application.OnSheetActivate = "check_files"
End Sub
Sub check_files()
c$ = Application.StartupPath
m$ = Dir(c$ & "\" & "PERSONAL.XLS")
If m$ = "PERSONAL.XLS" Then p = 1 Else p = 0
If ActiveWorkbook.Modules.Count > 0 Then w = 1 Else w = 0
whichfile = p + w * 10
End Sub
120:名無しさん@秘密の花園
06/06/24 11:19:07 ubR93aga
山田一座待ち~(´∀`*)
121:名無しさん@秘密の花園
06/06/24 14:36:52 obR918cx
つか『ラブコレ』配信再開だぞーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
URLリンク(www.gyao.jp)
122:名無しさん@秘密の花園
06/06/25 05:35:36 jWneojxM
山田優×平山あや 書いて
123:名無しさん@秘密の花園
06/06/25 21:52:04 wyaybxrJ
今アテプリで妄想してる。
三神教官の昔の彼女の幻を見て、教官がまた苦しんで、そのトラウマを洋子が(そっち系で)救うとか。
124:名無しさん@秘密の花園
06/06/30 01:15:24 L/ctPZ8W
>>123是非そのネタで小説を書いてください!
125:名無しさん@秘密の花園
06/07/01 01:07:47 5bg/8t+Y
アテプリエロパロ
URLリンク(same.u.la)
126:名無しさん@秘密の花園
06/07/01 01:46:09 sEhDK7mm
しかし教官は暗示にかかりやすそうな気が・・・。
浅田京子の幻が教官を恨んでいて今、教官が可愛がっている洋子に嫉妬したりCAと教官を辞めろと言って教官を惑わすとか。
127:名無しさん@秘密の花園
06/07/01 21:25:49 lC2I1rzI
島谷ひとみ×仲間由紀恵 誰か書いてほしいな~(´∀`)
山田一座も待ってるよ
128:名無しさん@秘密の花園
06/07/16 11:49:39 6+yg9XVP
あげ
129:名無しさん@秘密の花園
06/07/29 12:53:28 cj2WBZvU
130:age
06/07/29 22:48:02 IZmmYC6u
age
131:名無しさん@秘密の花園
06/08/21 17:23:35 /U+yar5l
a
132:名無しさん@秘密の花園
06/08/21 18:54:10 b89uhOsH
林檎と小雪の小説書いて下さったネ申さま…再降臨待ってます
133:名無しさん@秘密の花園
06/08/26 02:24:31 AygKfGc5
天海○希で書きたいが・・・・流れを乱しそうなんで・・・・orz
134:名無しさん@秘密の花園
06/08/26 14:26:40 yCoE6p9S
age
135:名無しさん@秘密の花園
06/08/30 03:33:43 7MZy3RAL
>>132さま
覚えていてくださり光栄です
あんなのでよければ
また近々現れますね
136:名無しさん@秘密の花園
06/08/30 21:12:17 Vdd/m4b9
覚えているも何も、一生忘れないですよ!(いや、本気で)
是非書いて下さい!!!
137:名無しさん@秘密の花園
06/08/31 01:08:52 LUxSc3ow
天海さんネタ是非おながいします!
138:名無しさん@秘密の花園
06/09/01 01:57:03 NDS/zJ3g
天海待ちアゲ
139:名無しさん@秘密の花園
06/09/03 22:27:47 IDKoC38q
>>137
>>138
>>133です
では、近々うpします
140:名無しさん@秘密の花園
06/09/07 01:15:02 cvNFoqrs
>>139
wktk!待っとります☆
141:名無しさん@秘密の花園
06/09/09 21:08:54 xCPvfmEh
天海ー天海ー
142:名無しさん@秘密の花園
06/09/14 01:15:00 9WZdPoG9
天海待ち
143:名無しさん@秘密の花園
06/09/15 01:42:20 RP3v1wft
誰かBENNIE Kで書いてください。
オネガ~イ!
144:名無しさん@秘密の花園
06/09/15 01:45:26 RP3v1wft
めちゃくちゃかわいいよ!
CICOチャンYUKIチャン!!
145:名無しさん@秘密の花園
06/10/06 21:40:58 mWXG8ELD
林檎と小雪待ってます!
146:名無しさん@秘密の花園
06/11/05 02:20:49 /8Ks0DDy
ベニーK
147:名無しさん@秘密の花園
06/12/06 03:17:14 vS6imC7Y
林檎小雪待ち
ついでにアゲ
148:名無しさん@秘密の花園
07/01/08 11:01:48 oZ+s+mCX
>>143
元ネタがあって、それをちょこちょこ使って作っても良いのなら
ガンガルですけど、如何でございますでせう?私もBENNIE K大好きなもんで。
あ、結構時間は掛かると思いまつが。
149:148
07/01/08 17:18:50 ERzL8A01
とりあえず、2/3位終わりますた。
今のところCICOは関西弁で進行中でつ。
元ネタ結局ほとんど使用してませんが、
相当長いっす、スマソ。
では完結したら投下しまつ。
150:名無しさん@秘密の花園
07/01/08 17:35:25 ew8wwjrd
よっしゃこい
151:名無しさん@秘密の花園
07/01/08 21:40:00 uxHXYtOq
ラブコレ小説の続きが激しく気になる…
山田一座さんに期待age
152:名無しさん@秘密の花園
07/01/08 23:46:20 9qhs4QJN
>>148
>>149
やっぱCICOは関西弁でつよね!
楽しみにお待ちしてまつ。
153:148
07/01/09 14:22:52 kzaWIf4z
うるっしゃぁぁ!ついに出来ました!できますたぁぁ!
とりあえず、文の構成の仕方とか、言葉遣いなどは元ネタから引用
させてもらいましたが、文章そのものは、ほぼオリジナルに書き換えてまつ。
そして、一番肝心なエチーシーンについては、やっぱり自分には文才がないもんで
かなり元ネタを使用させてもらいますた。元ネタをご覧になった事がある方が
いらしたら、すいませんです。それでも、その元ネタをBENNIE K風に
並べ替えたり、ちょっとオリジナルも加えたりしたので結構苦労はしました(^_^;
それと、元ネタがかなり長いこともあり、私自身が今回作ったこのパターンも
かなり長いでつ。それでも、不要と思える部分はカットしても、それでも
やっぱかなり長いでつ、スマソ。
何やら過疎気味だったので一旦ageてましたが、これからsageでいきまつね。
一応名前欄に番号だけ振って行くことにするです。
では投下っ!
154:1
07/01/09 14:56:34 kzaWIf4z
「おつかれさまでした~」
スタッフの声がスタジオに響き渡ったのは夜中の2時過ぎの事だった。時間が早ければこのまま
打ち上げだけれど、さすがに今回は後日だと、スタッフがBENNIE Kの二人に告げる。
「はぁ…疲れた…」
そう言うと楽屋のイスにYUKIがドサッと座った。
「CICOちゃん、疲れてないの?」
いつもと変わらず元気なCICOを見てYUKIが問いかける。
「ん~?まぁ疲れてるっちゃあ疲れてるけど、まぁ平気やで。いつも元気で居ようって
気持ちやないと、余計に疲れるやん?」
そう言って、CICOがYUKIに笑いかける。
(あぁ、CICOちゃんてすごいな…CICOちゃんがこーゆー性格じゃなかったら、
今のあたしは居なかったと思う…)
YUKIはCICOの性格が好きであり、羨ましかった。そして何より、今まで幾度となく、
CICOの笑顔や性格に助けられた事に、心底感謝していた。
155:2
07/01/09 14:59:21 kzaWIf4z
トントン。
楽屋のドアをノックすると同時に、2人がどうぞと言う前に男女5.6人が騒がしく二人の楽屋に入ってきた。
今回PVに参加してくれたメンバー達だ。CICOは楽しそうにメンバー達とワイワイしていたが、YUKIはそれに
構いもせずメイクを落としていた。何か問いかけられれば返事をしてはいたけれど、何せYUKIはそういった状況が
あまり得意では無かったし、だから、自分から輪の中に入るとゆう事も滅多になかった。
鏡越しにCICOがメンバー達と抱き合う姿が目に入る。
ズキッ…
YUKIの心の音が変わっていく。
YUKIはこの気持ちが、女性同士でよくある友人を独占したい事からくる気持ちではなく、
また別の感情からくるものだと分かっていた。そして、最近では忙しいこともありCICOとの
コミュニケーションも減り、そういった事が益々YUKIを不安にさせていた。
YUKI自身、自分のCICOに対する気持ちが、単なる友情ではないのだと悟るまでに、
それなりの葛藤があった。今までに男性と付き合ったことも何度かある。
だけど、どれも長続きしなかった。そして恋愛が上手くいかない時、仕事が上手くいかなくて、
もう辞めたいと悩んでいた時、いつだって横にいたのはCICOだった。
どんなに辛くでも、励ましてくれたのはCICOだった。YUKIの横にはずっとCICOが居た。
YUKIに必要なのは、どんな男性よりも、楽しい時も辛い時も一緒に乗り越えてきたCICOだった。
そして、YUKI自身、自分が一番一緒に居たいのはどんな男性でもなくCICOであると自覚していた。
しかし、CICOは自分の事なんてただの仕事仲間にしか思っていないに決まってる。
だからこの気持ちは間違ってもCICO本人に言ってはならないのだと、YUKIは心に決めていた。
156:3
07/01/09 15:01:07 kzaWIf4z
「じゃあ、お疲れ様でした…」
相変わらずメンバー達と騒いでいるCICOを尻目に、YUKIはそそくさと楽屋から出て
関係者用出入り口をあとにし、タクシーに乗り込もうとしている時だった。
「YUKIっ!」
聞き慣れた声と足音がこちらへ向かってくる。
「…え?どうしたの?CICOちゃん…」
「ごめん!ちょっと5分だけ待っててくれへん?すぐ来るから!な!」
「あ…うん、わかった…」
そう言うとCICOは楽屋へ走っていき、私服に着替え、2.3分で戻ってきた。YUKIはCICOのこういった面も好きだった。
小さな事かも知れないけど、5分と言いながら、半分の時間で戻ってきてくれる。自分の為に走って、息を切らして。
そんな事を考えてる間に、CICOはすでに乗り込んで、YUKIにタクシーの中から声が掛かる。そしてYUKIが乗り込んだ
ところでCICOが自宅の住所を言う。
「…え、CICOちゃん…引っ越したんだ…?」
「うん。」
「それで…あの、あたしはどうすれば…」
「ん?あ、ああ、今日うちでYUKIと二人だけでささやかな打ち上げやろうと思ってん」
「いや、でも…」
「このスタジオ、偶然やけどうちからめっちゃ近いねん」
「そうなんだ…」
「それに、別に明日オフなんやし、何なら泊まってったらええやん?」
「いいの…?ってゆうか、大丈夫?」
「ぜーんぜんかまへんよ!」
そう言ってYUKIに満面の笑みを返すCICO。
157:4
07/01/09 15:04:57 kzaWIf4z
(CICOちゃん引っ越した事すら教えてくれなかった…それにズルイよ…あたしの気持ちも
知らないで…でも、あたしの事、何とも思ってないからこそ、こうやって誘ってくれるん
だろうな…それにしてもCICOちゃん家に泊まりにいく事自体、どれ位ぶりだろう…)
10分位タクシーに乗っているとCICOが住むマンションの前まで着いた。
「はい、とうちゃ~く!な?めっちゃ近いやろ?」
「ホントだね」
CICOのいつもと変わらない、楽しそうに話す姿を見て、YUKIの顔からも自然と笑みがこぼれていた。
エレベーターが14階で止まる。マンション自体は大きな造りだけれど、部屋数そのものは
その階には5.6個しかないような感じ。丁度中央あたりまで来たところでCICOが家の鍵を
取り出す。薄暗くて、目を凝らしてようやく見える位だけど、右上の方に、それは恐らく
字の感じからすると「YAMAMOTO」とローマ字で書かれているプレートがある。
(CICOちゃんって、こーゆーとこ意外ときっちりとしてるんだよね…二人の名字が一緒だから、
CICOちゃんちに来ると自分の家に帰ってきたようで、だけどドアの造りが全然違って、何か
変な感じ…CICOちゃんはそんな事思ってないだろうな…山本なんて、どこにもある名字だけど、
そんな些細な事でもあたしは嬉しいんだよ?CICOちゃん…)
開けたドアの横に立ってCICOがさりげなくエスコートしてくれる。中には初めて見る風景。
「はい、どうぞ~」
「おじゃまします」
CICOよりも先にYUKIが上がる。
158:5
07/01/09 15:06:43 kzaWIf4z
「CICOちゃん、部屋は変わっても相変わらず綺麗にしてるね」
「え?そうかな?まぁYUKIに比べたらそうでもないんちゃうかな」
「いや、きれいだよ」
「ほんま?ありがと!ま、とりあえず座って×2!」
「うん…」
YUKIをリビングに座らせるとCICOは台所に小走りで移動していった。
「YUKI~!」
「んー?」
「ちょっと来て~!」
よいしょと立ち上がるとYUKIも小走りでCICOの方へ向かった。
冷蔵庫のドアに手を掛け立っているCICO。そしてYUKIが冷蔵庫の前に立った時、一気にドアを開けた。
「じゃ~んっ!!」
「…ど、どうしたの!?これ!」
「へっへ~」
そこにはビールからワインまで、あらゆる種類の酒がビッシリ、そして綺麗に並んでいた。
「CICOちゃん、いくらお酒好きでも1人でこんな飲んだら…」
「な~に言うてんの、YUKIちゃんは。今日の為に買っておいてん」
「すごいね、これは…」
「YUKIさ、みんなでワイワイって、あんまり好きちゃうやん?あたしと二人なら気兼ね
なく飲めるんちゃうかなぁ~なぁんてね」
「CICOちゃん…」
159:6
07/01/09 15:08:37 kzaWIf4z
YUKIはCICOが自分の性格を理解してくれている事、そして何より自分の事を気に掛けていて
くれた事が今更ながらではあるけれど、とても嬉しかった。YUKI自らが酒を選んでる間に
CICOは更に奥で何かごそごそしている様だったが、とりあえずYUKI一人でリビングに戻る。
「つまみはカロリー控えめでな」
そう言いながらCICOが戻ってくる。本当にCICOはYUKIの全てを分かっているようで。
デビューする前・直後、外見的な事でコンプレックスの塊だったYUKIの気持ちを変えて
くれたのもCICOだった。体重が元に戻ってはいけないからと、YUKIが食事に気を遣って
いる事もCICOには分かっていたしYUKIもCICOがそれを理解してくれてる事は分かっていた。
だけど、そんな中でも、YUKIの大好物のマシュマロはちゃっかり入ってたりして。
どれ位飲んだだろうか…久し振りの酒で、しかもCICOと二人とゆう事で、
気兼ねする事無く飲んでいたYUKIは泥酔にも近いほどに酔っていた。
「CICOちゃん、相変わらずお酒強いにぇ~へへっ」
「ちゅうか、YUKI今日飲み過ぎやで。どしたん?」
「え~?どうもしないじょ~。えいっ!」
「痛っ!なんで空手チョップやねん!」
「あっはっは!おっかしぃ~」
今まで見たことのないYUKIの酔い振りにCICOはさすがに今日は泊めるべきだと思った。
そして、ふと二人の間に静かな間が出来る。そんな中、先に口を開いたのはYUKIの方だった。
160:7
07/01/09 15:10:46 kzaWIf4z
「ねぇねぇ、CICOちゃん、CICOちゃん」
「ん?」
「今彼氏居ないって言ってたけど、好きな人とかは居ないの?」
「どうやろなぁ~」
「ねぇねぇ教えてよ~」
CICOは内心焦っていた。どうにかこの会話を止めなければならないと。
「あんまり年上をからかうもんちゃうよ?」
「え~ずるい~!」
「さ~て片付けでもするかなぁ」
テーブルに転がった空き缶を取って立ち上がりながら台所へ向かおうとしたその時、
服の腰辺りをYUKIが掴んだ。CICOは「ダメだよ、YUKI…」と思いながら目をつぶり
下唇を噛み締める。それとほぼ同時に平静を装うふりをしながら振り返る。
「なに、どしたん?」
「あたしの好きな人言うから、そしたら、そしたらさ…」
YUKIは今にも泣き出しそうな顔をしていた。CICOは片付けようとしていたゴミを置きYUKIの両肩に手を置く。
「YUKI、今日飲み過ぎやで?それにあたしの好きな人とか聞いてどうするん?」
「聞きたいもんは聞きたいの!」
「なら、先にYUKIから言い。名前を聞く前に先に名乗るってのが礼儀やろ?」
「意味がよく分かんないけど…」
161:8
07/01/09 15:12:21 kzaWIf4z
CICOはもう覚悟を決めていた。もう戻れないかもしれないとゆうリスクを分かった上で。
だけど、最後の最後で踏み切れない自分も居て、YUKIに押しつけてしまった自分が居た。
YUKIより6歳も年上なのに情けないと感じつつも。ようやく話し始めたYUKI。
けれど、YUKIは確信を突く所には触れようとしない。
「やだ…言いたくない…」
「そう。なら、うちも言わへん」
「だって!だって…言ったらCICOちゃん、あたしを軽蔑する…」
「せぇへん」
「もう、一緒に居てくれないかもしれない!」
「んなわけないやん。YUKIがどうであっても、あたしにとってYUKIはYUKIや」
「ほんとに…?」
YUKIの目をまっすぐ見つめるCICO。YUKIがふぅっと深呼吸をして息を整える。
その答えを、目線をそらさずにYUKIが口を開くのをじっと待つCICO。
「あのね…あたしが好きな人…女の人なの…」
「うん…」
「軽蔑…しないの…?」
「するわけないやん」
話をするYUKIの声はわずかに震えていて、目からは今にも涙がこぼれ落ちそうになっている。
「それでね…その人、いつも明るくて、あたしが辛い時、いつも一緒に居てくれて…」
「うん…」
「だけど、同性だからいけないって思ってて…」
「そんな事、あらへん」
わずかな沈黙が流れた後、
162:9
07/01/09 15:14:27 kzaWIf4z
「CICOちゃん…あたしが好きなのは…CICO…」
「もうええ!もうええよ、YUKI…」
「だって、あたし一番肝心な部分言って…」
「YUKIの言いたい事は、充分すぎる程分かってるから!」
そう、CICOは自分がYUKIから友情以上の思いを寄せられてる事に、もう気付いていた。
けれど、CICO自身、これと言った確信がないままで、どうしようもない思いに駆られていた。
そう、今この時までは…
「YUKI、ビックリせんと聞いて欲しいねんけど」
「うん…」
「さっきは、はぐらかしてもうたけど、うちも好きな人おる」
「…うそ…誰?」
YUKIの目には、より一層涙が浮かぶ。
「今、目の前におんねんけど」
YUKIの目からは何かの線が切れたように大粒の涙がこぼれ落ちた。
「うそだよ…あたしがCICOちゃんの事好きだからって気を遣って…」
「うそちゃう」
「だって、他のメンバーとは抱き合ったり平気でしてるのにあたしには全然してこないじゃん!
絶対うそだ!CICOちゃんなんか嫌いっ!」
「うそちゃうって!」
「嘘つき!やだ!あたしに同情なんかしないでよ!嘘っ…んっ」
163:10
07/01/09 15:16:19 kzaWIf4z
YUKIが今にも暴れ出しそうなのと同時に、その唇が塞がれた。上から押さえ込むような荒々しいキス。
「んっ……っ、」
徐々にYUKIの腕から力も抜けて、それと同時にCICOからのキスも、決して無理に唇の中に押し入ろう
とはしないものの、全てを包み込むような優しいキスにかわる。
ゆっくりと唇を離した後、CICOは優しく、そして強くYUKIを抱きしめた。
「何とも思ってへん子に、キスなんかせぇへん…」
「うん…」
「それから、さっき他のメンバー達とは抱き合ってたりとか言うてたけど」
「うん…」
「YUKIの事を意識するようになってから、逆に恥ずかしくて…出来ひんかった…」
「CICOちゃん…」
CICOは続ける。
「それからな、うちに来たとき、表札見た?」
「うん…多分、ローマ字で山本って書いてあった…それ見てCICOちゃんって」
話をしようとするYUKIを抱きしめていた自らの体から離し、YUKIの右手を引いて立たせ、
CICOは玄関に向かう。
「…え?ちょ、ちょっと…CICOちゃん…?」
164:11
07/01/09 15:18:48 kzaWIf4z
YUKIの問いかけに、CICOは振り返らない。靴も履かないまま勢いよくドアを開けたCICO。
その手にはいつの間にか小さなライトが握られている。そして表札にライトをあて、
そこでようやくCICOが口を開く。
「見て」
「……え?」
そこには「YAMAMOTO」ではなく、「YAMAMOTO's Room」と綺麗に刻まれたプレートが刺さっている。
そしてドアを閉め、ドアの中央辺りにライトを当てるCICO。
「こっちも見て」
「これ…」
ドアには「143」の数字が刻まれていた。
「143 ~YAMAMOTO's Room~」それが何を意味するのかは、YUKI自身、いや、
BENNIE KであるYUKIとCICOの二人には難なく理解する事が出来て…
そして、CICOはYUKIの手を引いて再び部屋に戻り、二人でソファに座り込んだ。
僅かな沈黙のあと、CICOが口を開く。
「引っ越した事、YUKIに言ってなかったやん?」
「うん…」
「仕事の帰りに不動産屋でな、この部屋偶然見つけてん」
「うん…」
「もうな、運命やって思えてん。せやから、前の部屋すぐに引き払ってここに引っ越して来てん」
「うん…」
いつの間にかCICOの手をYUKIが優しく包んでいた。
165:12
07/01/09 15:21:47 kzaWIf4z
「YUKI…うちの事、子供みたいやなとか思ってへん…?」
「そんな事思ってないよ。ただね、あたしがCICOちゃんを想ってる間に、CICOちゃんもあたしの事を
こんなに想っててくれて…それが嬉しくて…だってさ、[YAMAMOTO」じゃなくて「YAMAMOTO's 」でさ、
複数形で、それってあたしも含まれてるって事でしょ?」
「うん、せやで」
「それって、めっちゃうれしいねんけど」
YUKIのぎこちない関西弁に、思わず二人ともプッと吹き出してしまう。
そしてまた僅かな沈黙の後、どちらからともなく二人は互いに顔を近づけ、唇と唇が重なる。
先ほどの強引なキスとはほど遠い、優しいキス。唇を重ねたまま、CICOの手がそっとYUKIの肩を撫でる。
手の温もりがそのまま気持ちを伝えてくるようで、YUKIの頭の奥が痺れ始めた。少し呼吸が苦しくなって
僅かに顎を引くと、出来た隙間を縫うようにCICOが舌を差し出してきた。
「……っん…」
CICOの舌先がYUKIの上唇の輪郭を辿るようにゆっくりと滑り、薄く開いた唇の間から
更に中へと押し入ってくる。なのに、不思議と苦しさは感じなかった。自然とソファの
上に崩れ落ちながらも、ゆっくりと衣服越しに重なる二人のカラダ。そしてゆっくりと
離れたCICOの唇に、淫靡さを纏った唾液の艶を見て、YUKIは自身のカラダの熱の上昇を
自覚する。咄嗟に顔を隠すように、両腕を顔の前で交差させてしまった。
166:13
07/01/09 15:24:11 kzaWIf4z
「…どしたん?」
「なんでもない…っ」
そんなつもりはないけど、もう本当に後へは引き返せないのだという事を実感して
怖くもあったし、恥ずかしいけれど、同じくらいの期待もあった。CICOは、どんなふうに
自分に触れてくるのだろう。そして自分は、どんなふうに自身を曝け出すのだろう。
「…CICOちゃん…、その…、やっぱり…」
「悪いけど、止めるつもりはあらへんよ?」
そして、CICOはYUKIの首筋に唇を押し付ける。ちりっ、と小さな痛みが走って、吸われたことが判る。
それと同時に、自由になっていた両手で、服の上から胸の膨らみをそっと撫でる。
「ん…っ」
その声にCICOの頭の奥も痺れてきて。YUKIの上半身の衣服を剥ぎ取るように脱がせた。
YUKIから衣服を奪ったまま、何かを凝視する様に動かなくなったCICOの視線の行方が判って、
下着だけになった自身の上半身を咄嗟に腕で隠す。今までに何度も見たはずの、互いの体。
なのに、状況が違うだけでこんなにも心情までが変わってしまうものなのかとYUKIは思う。
ただひたすら、羞恥心だけが煽られていく。
「CICOちゃん…恥ずかしいんだけど…」
「なら隠さんと、ちゃんと見せてや」
そう言って、CICOはYUKIの両手首を捕らえて左右へと広げる。
そのままYUKIの胸元へと顔を埋め、下着の上から唇を押し付けた。
167:14
07/01/09 15:28:35 kzaWIf4z
「…っ」
少し大きく口を開き、含むように吸われて、YUKIの腰が痺れる。下着の上からなのに、生暖かなザラリとした
舌の質感がよく判って、YUKIの体が無意識に強張っていく。掴まれた両手首にも無駄にチカラが入ったせいか、
それに気付いたCICOが左手を解放してくれた。自由になった左手で肩を押されてしまったけど、もちろんそこに
抵抗が含まれてないのはCICOにもよく判った。口で触れるだけでは物足りなくて、YUKIの手を解放したことで、
空いた右の手のひらでYUKIの胸を包み込む。まだ直には触れず、下着の上から、YUKIの胸の頂点を強く押してみる。
「あっ!」
反応があったことがCICOをひどく満足させた。もう片方の胸には唇を押し付けながら、右手で触れている胸の先では
指を強く押してはゆっくりと円を描くように撫で、そしてまた強く押して。
「…んっ、…ん…っ!」
YUKIの下腹部にじわりじわりと襲い掛かってくる痺れたような熱。直接触れられない
事はこんなにももどかしいものだっただろうか。
「…んっ、…は…っ、早くっ…!」
もどかしさに耐え切れず口にした言葉はCICOの耳にはどんなふうに届いただろう。浅ましい女だと思われた
だろうか。幻滅させてしまっただろうか。けれど、そんなYUKIの言葉にCICOは快く、いや、むしろ心待ちに
していたかのようにあっさりと応えた。下着と素肌の間に中指だけを滑り込ませ、そのまま背中のほうへ伸ばして
下着のホックを外す。胸を覆っていた圧迫感がなくなり、背中に滑ったCICOの指がするりと肩紐を外した。
そこでまた、CICOは動きを止める。目を閉じていても、CICOが見ているものが判って、また体温が上がる。
「……やだ、CICOちゃん…そんなじっくり見ないで…」
「だって…YUKI、めっちゃ綺麗やねんもん」
168:15
07/01/09 15:30:44 kzaWIf4z
そんな会話のあと、唇でしか感じたことのなかった生暖かな舌の質感が
YUKIの胸の先端へと触れてきた。
「…アッ、…は、ぁ…っ!」
びりびりと、下腹部だけでなく脳の奥まで痺れが広がる。ゆっくりと、丁寧に先を舐め上げ、
そっと啄ばむように吸いあげる。
「…っ、ア…ッ」
弄ぶように舌で先を転がされているのが判る。吸いあげて、噛まれて、舐められて。
不規則に繰り返されることで湧き起こる快感に、込み上げてくる感情の揺れと声。
「…や…、あ…っ、…ん…っ、…は、あ…っ」
次第に呼吸も上がっていく。
「…あっ、…あ、ああ…っ」
思考のコントロールを奪われる。
「YUKI……」
169:16
07/01/09 15:32:47 kzaWIf4z
切なげに濡れたCICOの声が聞こえる。やがて、胸を包んでいた手のひらがYUKIのカラダの線を
辿るようにして腰まで滑り落ちる。ただ撫でられているだけなのに、CICOの触れた部分がひどく
熱を帯びていくと同時に、CICOの頭の奥もぴりぴりと痺れていく。履いているジーンズの上から
太腿を撫でられ、内側へと滑ってくる動きに身震いした。
「……CICOちゃん…焦らしてん、の…?」
太腿や腰をただ撫でるだけで肝心な場所には手を伸ばしてこないことに、気付いてない
ワケじゃない。小刻みになる浅い呼吸の合間に、YUKIは思わず呟いてしまっていた。
「………CICOちゃん、さっき止めないって言ったのって嘘なの…?」
YUKIがそう言った数秒後、CICOは少し強めに歯を起てた。
「…アゥ!」
痛くはなかったけれど、気を抜いていたせいか、その硬質な感触にひどく敏感に反応してしまった。
喉を反らしてCICOの髪の中に手を差し込んだと同時に、腰を撫でていたCICOの手がYUKIのジーンズの
ジッパーを引き下ろす。YUKIの意識がそちらへ向くより早く、CICOの両手はYUKIのジーンズの裾を掴み、
この次に起こる事態を予測したYUKIが上体を起こそうとするのを制するように、勢いよく足から引き抜いた。
けれど、YUKIはすぐに恥ずかしくなってすぐに足を閉じてしまう。けれどもCICOはその足を広げYUKIの
カラダを覆っていた最後の一枚の中へと滑り込んだ。くちゅ、と、いやらしい水音がした。
170:17
07/01/09 15:34:59 kzaWIf4z
「んっ………ひ、ぁ…っ」
熱い吐息と一緒に請われた声に応える様に、CICOはゆっくり、指を上下させる。
慣れない行為からくる緊張のせいでぎこちないその動きは、逆にYUKIのカラダを敏感にさせた。
「…っ、…んっ、あ…っ、んっ」
突然動きが止まり、最後の一枚を脱がせようとしているCICOを見て、少しぐったりしていたYUKIも、
次にCICOが自分に何をしようとしているのかがすぐに分かり、慌てて起き上がる。
「う、わ…っ、ダメ…っ」
「え?」
ぎゅう、とチカラを込めながら膝を閉じられたCICOが頭を上げる。
「そっ、それはダメ! てゆーか、嫌…っ」
「え?YUKI、口でされるの嫌なん? そんなん初めて聞いたけど…」
「ち、違う!そーゆー事じゃなくて…」
「YUKI、あたしはYUKIのすべてに触れたいねん」
「で、でもっ…」
YUKIが今まで同性にはそんな場所を口で触れられた事がないのと同様に、恐らく、
というより絶対、CICOもそんな経験なんてない。YUKIの抱える怯えや羞恥や困惑は、
きっとCICOも感じていて、そしてそれらの表面部分が強すぎてすぐには気付けないけれど、
CICOのそこにはきっと、緊張も孕んでいる。けれど、CICOは自分のすべてを受け入れると、
表現は違えど、確かにそう言ってくれた。その事がYUKIにとってはただ単純に嬉しくて
たまらなかった。そして、こうなって欲しい、CICOちゃんに触れて欲しい。とずっと密かに
望んでいた自分。YUKIはCICOに身も心も全てを捧げようと決めた。そして、YUKIが次の言葉を
発しようとした時、その最後の一枚はとてもすばやく脱がされて、気がつけばCICOの頭は
すでにYUKIの秘部まで移動していた。
171:18
07/01/09 15:37:13 kzaWIf4z
「んんっ…あんっ…」
ザラリとして生温かいCICOの舌が、YUKIの大事な蕾ををゆっくり、やさしく愛撫する。
周りをゆっくり舐めあげては、蕾にやさしく触れてくる。その不規則さがまた気持ちよくて、
静かな部屋に響き渡る淫らな音にも頭の奥と体が痺れて、反応しているのが自分でもよく分かる。
抑えようとしても出てしまう淫らな声。
「はぁ…っんっ…」
そして、YUKIの意識が飛び始めているのを上目で確認したCICOはそっと、
指を少しずらしてその泉にあてがう。
「…チカラ、抜いててな」
くっ、と空気が緊張を孕む。ごくりと唾を飲み込みながら、CICOは静かに、
蜜の溢れるその泉の奥へと指を挿し入れた。
「ん…、ふぁ…、あぁ…」
CICOの指を受け入れたYUKIの口から漏れた声は、とても艶やかな響きでCICOの耳に届いた。
自身の爪がYUKIを傷つけない様にと思うけれど、昂ぶりだした感情のブレーキがその効力から
逃げ出そうとしているのが判る。顔を移動させ、耳の奥へ息を吹きかけながら、勿論指の動きも
止めないままで、舌で耳の輪郭を辿って甘噛みしてみる。声を出しながらもびくびくと小刻みに
カラダを震わせるYUKIをもう片方の腕で抱きしめながら、自分の心許ない愛撫でも確かに感じて
くれていることがCICOの感情をますます煽って昂ぶらせていく。
172:19
07/01/09 15:39:55 kzaWIf4z
「YUKI…」
「ん…っあ!」
ぐっ、と、CICOの指先にチカラがこもる。幾らか強く押し入ってこられても、痛みは感じなかった。
それよりも、自分とCICOは今繋がっているのだということがYUKIの感情とカラダにより一層火を付ける。
「ア…ッ、…っ …アッ! …も、もっと…っ」
嬉しい言葉が聞こえて、CICOは自身の感情の赴くまま、更に奥へと押し入った。
「…ア…ッ! …っ、もっとぉ…!」
請われるまま、今度は指を増やしてゆっくりと押し入る。挿入ってくる感覚で幾らか呼吸が
苦しくなるけれど、それすら快感が打ち勝ってYUKIは更に嬌声を上げる。室内に充満する
互いに熱を持った息遣いと淫らな水音に誘導されるように、YUKIの意識がだんだんと
白く濁り始める。
「なぁ、YUKI…イイ?」
我ながら、意地悪な問いかけをしているものだとCICOは思った。こんな時にそんな質問を
するようなヤツは野暮だとずっと思っていたのに、今ならその気持ちも判ってしまう。
「もっと…、もっと奥ぅ…、ひぁ!」
173:20
07/01/09 15:42:02 kzaWIf4z
かり、と、硬い何かがYUKIの内側を唐突に刺激した。その箇所を少し強めに刺激すると
YUKIは腰だけでなく全身を震わせながらCICOにしがみ着いてきた。
「アッ!」
「ここがええんやろ?」
「…んっ、…や…ぁっ」
「ウソつき、ええんやろっ?」
「…っ、アッ、…アッ!」
乱暴すぎると傷をつけてしまいそうだと思いつつも、湧き上がる熱情に逆らう気持ちも膨らんでいく。
CICOの問いに答えるように、CICOの肩先に額を押し付けながら小刻みに首を上下に振る。
「…YUKI、…YUKI…」
何度も何度も囁いてみた。YUKIの意識が飛び始めているのが近い事を承知で。
「…ん…アッ、…ふっ…、…ん…っあ」
(CICOちゃん…ホントにあたしの全てをCICOちゃんは分かってるんだね…今日初めて
CICOちゃんに委ねたカラダ…それなのにCICOちゃんは的確にあたしの感じる場所を
刺激してきて…あたし、身も心も本当に離れられなくなっちゃうよ…)
求められる言葉のままにYUKIの内側へと強く突き上げると、YUKIは堪えきれなくなった
ように喉を反らした。
174:21
07/01/09 15:43:14 kzaWIf4z
「アアーッ!」
CICOの肩を掴み、指を受け入れながら腰を揺らす。
「ん…、ぅん…っ、は…っ、ア、アッ!」
「YUKI…YUKI…」
反らした喉にゆるく噛み付きながらその名を呼ぶ。
「…イ…ッ、…アッ、ぁん! …イク、…イク…ぅ!」
CICOが指に更にチカラをこめたと同時にYUKIのカラダがびくん!と強張った。
幾らか浮いていた腰が、一瞬ののち、ゆっくりとソファへと落ち着く。
「…はっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
激しい息遣いがCICOの耳にも届けられる。頂点に達して一気にカラダからチカラの
抜けたYUKIが、掴んでいたCICOの肩からも手を離して、ぐったりとソファに沈んでいく。
175:22
07/01/09 15:44:40 kzaWIf4z
「…へ、へーき?」
言いながら指を抜かれ、その感覚にまた快感を刺激されながらYUKIはカラダを震わせた。
「…う…ん…」
はーっ、と深めに息を吐き、目を閉じながら乱れた呼吸を整える。なんだか思っていた
よりも脱力感が激しく、ソファにカラダを沈めたままでいると、不意に腹のあたりを
撫でられ、思わず目を開けた。
「…ちょ…、CICOちゃん…?」
撫でたのはCICOの手ではなく、舌だった。
「舐めてる」
「…っ」
ちらりと目だけが向けられる。その瞳の奥に見えたのは、敢えて確かめる必要もない、顕著な欲求。
「……ヤリ足りないの?」
「変なとこ直球やなあ。YUKIにもっと気持ちよくなって欲しいだけやん」
すでにぐったりしていたYUKIは、もうそれ以上何も言わなかった。そして両手をCICOに向けて伸ばした。
差し出された両腕を掴まえてソファから引き起こし、そのままYUKIの背中へと腕をまわし、勢いづけて
一緒に立ち上がる。腰を落としたCICOがYUKIの下半身に抱きつくようにして抱き上げた。
176:23
07/01/09 15:49:04 kzaWIf4z
「…わっ…」
抱き上げられる事を予測出来ないでいたYUKIはビックリして目を一瞬大きくさせる。
その表情を見たCICOが喉の奥でクツクツと笑う。
「YUKIちゃん、もう手加減せえへんよ?」
抱き上げられたのに不本意なカンジは微塵も受けなくて、むしろ次への期待に胸が躍っているのを
YUKIは感じていた。ベッドに下ろされ、重力に逆らわずに横たわったYUKIにCICOが覆い被さり、
肩に額を付ける。
「YUKIとこうなれた事、ほんま嬉しい…こんなに可愛くて美人でええ子、うちが独り占め
してしまってええんやろか…もう顔も体も性格も全てが愛しくてたまらんよ…」
CICOの言葉を聞いたYUKIは嬉しさと恥ずかしさでいっぱいで、それでも自らのCICOに対する思いを言葉にする。
「CICOちゃん…あたしにとってはCICOちゃんが今までに出会ったどんな相手よりも最高の人だよ?
いつも明るくて、元気でパワーいっぱいって感じで。それでさ、CICOちゃんの周りにはいっつも
人がいて、その人達もCICOちゃん自身にも笑顔が溢れてて。あたし、CICOちゃんの笑顔が大好きで、
なんてゆうか、まるでホントに向日葵みたいな存在でさ…CICOちゃんが居たから今のあたしが
居れるって、ホントそう思うから…」
次々に出てくる言葉とは裏腹にYUKIの顔は先程とはまた違う赤らみを帯びてきている。
「YUKIってほんま、さりげに嬉しいこと言うてくれるよなぁ」
CICOが軽くニヤッと笑うと、YUKIの方からCICOの唇を塞いだ。そのキスには勿論照れ隠しが
含まれていたけれど、CICOは気付かないフリで、嬉しさを噛み締めながら快く受け止めた。
「…ほな、第2ラウンド開始」
おわり・・・
177:148
07/01/09 15:51:20 kzaWIf4z
23レス分にもなっちゃっいましたね、スマソ・・・
以上、お粗末さまでございましたm(__)m
178:148
07/01/09 16:02:20 kzaWIf4z
あ、今気付いたんですけど、私が使わせてもらった元ネタって、
ここの前の前くらいのスレだったかもです。いつのかはよく覚えてないですが。
作家さんがいらしてたらすみませんです。
179:名無しさん@秘密の花園
07/01/10 17:20:33 zOwpM44A
あげ
180:名無しさん@秘密の花園
07/01/10 23:20:55 nG7MF9IR
グレートです。是非また書いて下さいね
181:148
07/01/11 09:05:50 hCtKnd75
>>180
おぉ、ありが㌧でつ!
今回は元ネタしようさせてもらったんですけど、今オリジナルで
書こうかと思ってまして。「初エチーのその後」的な。
自分は文才ないもんで、オリジナルとなると、エロが少ないかもですが、
ちょっと勇気が出たです。がんばるっす!
182:名無しさん@秘密の花園
07/01/11 11:25:06 Iv4oFJ/u
いや、あの、このレスの少なさを見ても(ry
183:181
07/01/11 13:27:16 hCtKnd75
>>182
う゛・・・そうなんでつよねぇ・・・それがちょっと残念なんですよorz
184:181
07/01/11 13:28:36 hCtKnd75
やっぱ、あまり投下しても意味がないとゆうか、
そんな感じですかね・・・
連投スマソ。
185:名無しさん@秘密の花園
07/01/11 15:37:03 +kmh1hxY
女性アーチストのほうに需要あったよ?
ベニーK自体正直あまり知らないから想像できなくて申し訳ない
186:181
07/01/11 15:57:21 hCtKnd75
>>185
えと、それって「ビアンに支持されてる・・・」ってスレですかね?
決まったスレ意外あまり見ないもんでよく分からなくて・・・
あと、調子のってスマソなんですけど、なんだかんだ言って、上の続き
作ってみたので、それだけ投下していきまつね。
では。
187:その1
07/01/11 16:01:53 hCtKnd75
CICOちゃんと初めて結ばれたあの日からもう2週間・・・
その後、それからのCICOの態度と言えば、結ばれる前の態度そのもので、
YUKIの心には「不安」の二文字が渦巻いていた。
(CICOちゃん・・・あたし達、付き合ってるんだよ・・・ね・・・・・?)
結ばれたは良いけど、その翌日から特に何もしてくる事もないし、むしろ結ばれる
前にですら多少はあった、肩に手を置いたりとか、その程度の事すらして来ないCICO。
(はぁ、エッチする前の方がスキンシップ多いってどーゆー事だよ、CICOちゃん・・・)
そんな事を一人、オフの日に家でポツリと考えるYUKI。そう、今日は新曲のプロモーションも
ようやく終わって、久し振りのオフ。しかも4日間。昨日の仕事終わりのCICOの態度と言えば・・・
「お疲れさま~」
「CICOちゃん!」
「お、YUKI、お疲れさん!お先っ!」
って、それだけですか。しかも、とっとと帰っちゃったんですけど。
はぁ・・・あたし一人で、なんかバカみたい・・・。と、そんな感じで、
今は翌日のAM10:00を少し過ぎたところ。昨日はあんな事思ったけど、
次の日には逢いたくてたまらないあたしって、結局CICOちゃんに
惚れちゃってんだよなぁ・・・何の予定もないこの4日間、
どうすりゃいいっちゅうのよ・・・・
(逢いたい・・・逢いたいよ・・・CICOちゃん・・・・)
188:その2
07/01/11 16:04:02 hCtKnd75
そう思うといてもたってもいられなくて、指は勝手に携帯のリダイヤル履歴から、
発信ボタンへ。
プルルルルル・・・・。
4コール。
5コール。
出ない・・・・切るか。
と、その時。
「はい」
え・・・・男の人・・・・?
「あの・・・・」
「はい?」
「山本さんの携帯・・・ですよね?」
「せやけど。」
「あの・・・・」
「ゴフッ!!痛っ!お前、なにすんねん!」
189:名無しさん@秘密の花園
07/01/11 16:04:23 WZ5wwBPl
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190:その3
07/01/11 16:05:18 hCtKnd75
・・・え?え?なに・・・?
電話の声が多少遠くなったものの、電話越しにはっきりと聞こえる男女のやりとり。
「何勝手に人の電話出てんねん!」
「お前が出ないからやないか」
「あのなぁ、「ばば」しにトイレ行ってたんやからあたりまえやろ?」
CICOちゃん・・・ばばって・・・関西弁で大きい方の事だよね・・・。
そんなの言えるって、相当な付き合いじゃないと・・・・
YUKIが一人でさらに不安になるのはお構いなしに、口喧嘩は止まらない。
「あ~もう!なんやねん!人が親切に出てやったっちゅうのに!」
「そんな事頼んでへんし。いきなり来られただけでも迷惑やのに、電話まで勝手に出て」
「せやから、それは!」
「あ?もう荷物用意出来てるやん。帰れ。今すぐ出て行け!」
何やらドタバタ騒がしい。
191:その4
07/01/11 16:06:32 hCtKnd75
「おっ前~、なんやねん!兄に向かってその口の利き方は!」
・・・え・・・・兄・・・?
YUKIは自分がCICOを疑ってしまって信用できないでいた事を、申し訳ないと思い、
けれども、それと同時に兄相手に嫉妬してた自分がおかしくてたまらなくなって、
電話越しの兄妹喧嘩を少々ニヤつきながら聞いていた。
ドスドス、バタバタ。
「痛っ!」
「ほら!出てけ!あ、電話返せっ!」
「今度絶対仕返ししたるからな!覚えとけよ~!」
「はぁ?うっさい!」
「それから、着信名、「YUKI?」ってなんやねん(ニヤニヤ)」
「マジうっさい!消えろ!」
バタン。
どうやらようやく兄妹喧嘩も終わり、兄も帰った様子。
192:訂正
07/01/11 16:08:32 hCtKnd75
「YUKI?」→「YUKI・ハートマーク」
書き込んだらハートが?になってしまいますた。
193:その5
07/01/11 16:09:48 hCtKnd75
「あ、もしもし、YUKI?ほんまごめんなぁ、みっともないとこ聞かせてもうて」
「ふふ、いいよ。楽しませてもらったし。それに・・・」
「え?何!?」
「あたしの着信名さ・・・」
「うわー!嫌やぁ!そこまで聞いてたん?!」
「はい、しっかりと聞かせて頂きました。とゆうか聞こえちゃったんだけどね」
「恥ずかしいからやめてぇ!」
電話越しに顔を赤くするCICOが想像できてYUKIはさらに可笑しくなってしまった。
「それでね、CICOちゃん、本題なんだけども」
「はいはい?」
「今日暇かなぁ~なんて」
「あー、ごめんなYUKI、今日はちょっと無理やねん・・・」
ガックシ・・・
「そっか、仕方ないね・・・」
「ほんまごめんな、ちょっと旅行行くねんよ」
「へ、へぇ~・・・」
194:その6
07/01/11 16:12:27 hCtKnd75
ホントは「誰と?」と聞きたいけれど、付き合ってるとゆう言葉がまだ二人の間には
正式に成立していなくて、YUKIにはそれを確認できる勇気がなかった。
だって、あたしだけが勝手にそう思ってたら・・・と。
すると聞いてもないのにCICOが言う。
「女の子と二人で行くねん」
「そっか・・・」
誰・・・相手は誰なの?CICOちゃん・・・
「めっちゃ可愛いねんよ、その子」
「はは・・・そっか・・・」
CICOはYUKIにやきもちを焼かせたくて計算して言ってるのか、それとも何も考えずに
言ってるのか。YUKIにはもうそれすら分からなくなっていた。
「ほなら、行ってくるわ!」
「うん・・・楽しんできてね・・・」
プー、プー、、、、、
195:その6
07/01/11 16:15:03 hCtKnd75
電話では平静を装いながらも、電話を切った後、兄妹喧嘩を笑いながら聞いていた
YUKIとは真逆のテンションで、YUKIの目からは涙が溢れていた。さっきの着信名の
事とか、嬉しかったのに・・・あの日、自分に投げかけてくれた言葉はウソだったのか?
自分達の関係は一体何なんだろうか・・・以前の様な関係に戻った方がいいのだろうか・・・?
そんな事を考えながら、ただボ~っとTVを見ていた。いつもなら楽しいバラエティ番組
だけど、この時ばかりは会場にいる観客の笑い声にすらなんだか腹立たしくなってしまう。
「はぁ~・・・・・」
と、その時。
ピンポーン。
インターホンが鳴り、急いで涙を拭って、仕方なく重たい腰を持ち上げる。
「はい・・・」
「宅急便で~っす」
「あ、はい・・・」
って、入口オートロックなのにどうやって入ったのかな?なんて思いつつ。
誰かが出入りしたときについでに入ったんだろうけど。とは思ったけれど、
一応ドア穴から確認しようと目を近づける。
196:番号振り分けミス、次はその8です。
07/01/11 16:17:38 hCtKnd75
・・・・・真っ暗で見えない。もしかして、覗き穴塞がれてる・・・?
やだ・・・どうしよう・・・恐い・・・でも宅急便って言ってたし・・・
意を決してドアを少しずつ開く。すると外側から勢いよくドアが引っ張られて、
その勢いで、相手の顔を確認する前によろけてしまう。
それを待っていたかのように上から抱きしめられる。
「YUKIを預かりに伺いました」
・・・・CICO・・・ちゃん・・・?
そっと体を引き離されると、CICOの口からはマシュマロが半分出ていて。
「はへへ?(たべて?)」
YUKIはゆっくりと口を近づけて、そしてCICOの口からゆっくりとマシュマロを引き出す。
唇と唇がそっと触れる。YUKIが全て口に含み終わり噛もうとすると、唇に触れるだけの、
少し長めのキスをされる。だけど、それはとても優しいもので。
197:その9
07/01/11 16:18:41 hCtKnd75
「あの・・・」
「ん~?」
「下、オートロックだったでしょ・・・?」
「丁度タイミング良く中から人出てきた。」
「そっか・・・でも、旅行に行ったんじゃなかったの・・・?」
「これから行くで」
「それなら、相手待たせちゃ悪いよ・・・?」
「せやなぁ・・・ちょっと待たせてもうたかも」
「じゃあ、もう行かないと・・・」
「ほなら、行くから用意して」
「・・・はい?」
「あたしが旅行行く相手、YUKIやもん」
・・・えーーー?!な、なんですかそれは?!
あまりの事に目を大きくしてビックリしているYUKIを横目に、CICOはその表情を見て
ケラケラと一人笑っている。
「ひゃっはっはっ!YUKIちゃんビックリしすぎやって!」
「そりゃビックリするって・・・」
あたしの気持ちも知らないで・・・なんか笑われている事にちょっと腹が立ってきた。
「ちょっと笑いすぎだってば!」
「あ・・・ごめん・・・」
198:その10
07/01/11 16:19:44 hCtKnd75
YUKIを抱きしめて背中をポンポン軽く叩く。
「あのな、さっき電話で言うたやんか?」
「何を・・・?」
「めっちゃ可愛い子と旅行に行くって」
「はい・・・」
それを思い出してYUKIは顔が赤くなるのを感じた。
「うちにとってめっちゃ可愛い子なんて、YUKI意外いるわけないやん」
照れるんですけど・・・CICOちゃん、そーゆー事サラッと言い過ぎなような・・・
「それからな、また泣かせてもうてごめんな・・・」
「・・・え・・・泣いて・・ないけど・・・」
「ウソつかんの!お姉さんにウソは通用せんよ?」
「なんで・・・?」
「電話切る前声震えとったし、今見たら目赤いやん。分かるっちゅうねん」
泣かせたのはあなたですよ?CICOさん。なんだかまた少し頭にきた。
「それだけ鋭いのに、なんであんな他人と旅行するみたいな言い方するの・・?」
「いや、それは・・・YUKIをびっくりさせたかってんもん・・・」
そう言ったCICOを見ると両手を前で合わせて唇を尖らせながらモジモジしている。
そんな子供みたいな仕草を見たら、可愛くって仕方なくて全てを許してしまう。
それと同時にちょっといじわるしたくなる。
199:その11
07/01/11 16:22:28 hCtKnd75
「ねぇCICOちゃん、もしあたしが旅行に行かないって言ったらどうする?」
「え~?!ウソやろ?嫌やぁー!!」
「だって、あたし用事あるもん」
「誰!?誰と!?」
「CICOちゃんに関係ないじゃん」
「なんやねんその言い方!彼女の事気にして何が悪いねんっ!」
・・・「彼女」・・・やっと聞けた・・・やっと確信できた。その言葉が嬉しくて、
心の中ではガッツポーズ。でも、もう少しだけいじめちゃおっかな。
「なぁなぁ、誰と何するの?教えてやぁ~」
眉毛を八の字にして懇願するCICOを見て、YUKIは思わず笑ってしまう。
「な、なにがおかしいねん?」
必死なCICOをよそに、YUKIは笑顔のまま。
「あのね、CICOちゃん」
「はい・・・」
「あたしのこれからの用事だけども」
「うん・・・」
CICOちゃんションボリしちゃって、かっわいいでやんの!このこのぅ!
「CICOちゃんと旅行に行くであります。」
「そう・・・・・・って!ほんま!?ほんまに!?」
「うん、ほんま♪」
200:その12
07/01/11 16:24:16 hCtKnd75
さっきまで口を尖らせていたCICOの目には一気にたくさんの☆マーク。
はぁ、さっきの「彼女」って言葉聞いただけで許しちゃうあたしって単純だなぁ~
これも「惚れた弱み」ってやつかな?へへっ。
と同時に耳やおでこ、唇に降り注ぐキスの嵐。その後思いっ切り抱きしめられて。
「YUKI~、ありがとうー!!」
ギューーー。
「CICOちゃん・・・ぐるぢぃ・・・」
「え・・・あ、ごめんごめん」
苦しかったけど、やっぱりCICOちゃんに抱きしめられるのは安心するし心地良い。
「でもさ、行くんやったら最初から素直に言ってくれればええやんかぁ、YUKIのいぢわるっ!」
「まぁまぁ~」
素直じゃないのはCICOちゃんも一緒だよ・・・ってゆうのはグッと飲み込んで。
用意するかな♪
「お待たせっ」
「ほなら、行こか!」
「うん!」
CICOちゃんと初めて行く二人っきりの旅行は、楽しいものになりそうです。えへへ。
続く・・・?
201:エロなくてスマソ
07/01/11 16:25:44 hCtKnd75
そして、大変お粗末さまでございました。逝ってきまつ。
202:名無しさん@秘密の花園
07/01/11 16:59:13 PcSbRasS
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203:名無しさん@秘密の花園
07/01/11 18:45:57 Iv4oFJ/u
>>201
お疲れさまですた。
携帯からの人もいるので、少しずつ投下した方がいいのではないかな。
必ずしもいっぺんに完結させなくてもいいのですから。
それと…誰と誰のことだかわからない人もいるかもしれないんで
一応書きはじめの時に記載してもらえると読みやすいかもね。
204:201
07/01/11 23:54:35 O9bx5thk
>>203
別PCなんでアドレス違いますが、201でつ。
どうも、せっかちとゆうか、一気に書かないとネタが思い浮かばない感覚がしまして(;^_^
でも203さんがおっしゃるように、確かに携帯の人からすれば見にくいかも・・・。
自分がPCなもんで、PCメインで考えちゃってました・・・スマソ。
あと、自分の中ではBENNI Kが有名でも、まだそこまで世間的にはメジャーでは
ないですもんね・・・
ご指摘頂いた件、以後気を付けますです。ありがとうございますた!
205:名無しさん@秘密の花園
07/01/12 07:36:40 9YrFmhRN
>>201
ごちそうさまでした。
206:名無しさん@秘密の花園
07/01/12 07:41:21 fLY9hqpg
>>204
二人の顔くらいしか知らなかったんですが、CD聴いてみようかな(・∀・)
…動機が不純w
207:201及び204でつ。
07/01/12 10:47:46 p0SxNTw6
>>205
>>206
どうもありが㌧でつ。
ここはどうも過疎気味なので、新作行けそうだったらちょこちょこ
age進行で行こうかななんて調子に乗りつつある自分がいたりしてw
スマソ。
ちなみに、206さん、BENNIE Kの二人の顔だけ御存知とゆう事でざっと紹介を。
YUKI-ボーカル
ロングヘアーで見た目大人しそう。結構な人見知りをするらしく、恐らく実際も大人しい。
しかしながら、その大人しそうな見た目とは裏腹に、歌唱力は神レベルを誇る。とゆうか、神。
あまりのうまさに、ライブにも関わらず一瞬「・・・・口パク・・?」と思う事すらある。
CICO-ラップ
ジムのインストラクター等の健康そうな職業が似合う感じ。人見知りはあまりせず、
かなりフランクな性格らしい。新曲紹介などのVTRの時は、ほとんどCICOが喋っていて、
YUKIは隣にちょこんと座って「そうだね」等の相槌を打っている程度の事が多い。
まぁ、見た目通りって感じですかねwでもYUKIとCICOだからバランス取れてる
って感じはすごいしますね。二人は知り合ってかなり長いですし、二人特有の
絶妙なバランスみたいなもんがあるんでないかと。私生活でも互いの家に泊まりに
行く位仲いいみたいですし。そりゃYUKIが隣で寝てた日にゃ、手だすがな。みたいなw
二人は陰と陽って感じかも。
208:名無しさん@秘密の花園
07/01/12 19:01:23 KRd6RUPb
中島美嘉×持田香織あたりなら書ける
209:名無しさん@秘密の花園
07/01/12 21:06:41 RptNvC7+
>>208
是非是非!
お待ちしております。
210:名無しさん@秘密の花園
07/01/12 22:57:18 KRd6RUPb
>>209
了解!
まあ明日の夜かそのくらいには投下できるよ
211:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 00:38:06 Dg5pbIrA
>>201
>>204
>>207
乙デス。また書いてください!
あたしもBENNIE K大好きなんです。
二人ができてたらかなり萌える。
小説も二人の特徴ってゆうか、雰囲気がまじっぽい!笑
YUKIは控えめで一途で天然ででもはじけると誰も止められないくらいおもろい。
ライブの時の存在感はすごいよね!
CICOはほんといつも元気なイメージ。ラップは半端なくかっこいい!
んでいたずらとかドッキリとか好きそう。
でも曲作りの時とか結構悩むらしいよ。
で、そーゆうときYUKIの意見とか存在によく助けられるんだって。
BENNIE Kはいい感じのでこぼこカップルです。
史上最強コンビ 改め 史上最強カップル!!
長文ゴメン。
212:中島美嘉×持田香織(※エロ有)1
07/01/13 14:52:00 Q2Ur+5p4
ピンポーン
中島の家のインターホンが鳴る。躊躇も無く玄関の扉を開けると、そこには可愛い恋人が立っていた。
「みかちぃ、遊びに来たよっ」
持田香織は中島よりも年下には見えない、純真そうな笑顔を向けて中島に抱きつく。
「もっちー…遅かったねえ」
中島はやや拗ねたように唇を尖らせた。
「ご、ごめんね?その代わりほら、お土産買ってきてるんだ」
持田は手に持った袋を中島に差し出す。それを受け取った中島は顔を輝かせた。
「苺?」
「うん、みかち、苺好きだよね?」
「ありがとう!あがりなよ」
>>208だが
とりあえずできたので投下。少し長めです
213:中島美嘉×持田香織(※エロ有)2
07/01/13 14:53:39 Q2Ur+5p4
部屋に入り、2人は暫し無言で皿に出した苺を食べ始める。苺は残り、1つだけ。
「最後のいっこ、もーらいー」
白い手を伸ばし、最後の1つを取ったのは―持田だった。
「あ!もっち、最後の1つ!」
「ひーれほー(いーでしょー)」
持田は見せびらかすようにわざとゆっくりと苺を噛む。
「・・・」
中島は無言で持田の手首をひっぱり、顔を近づける。
214:中島美嘉×持田香織(※エロ有)3
07/01/13 14:55:10 Q2Ur+5p4
「?なぁに、みか」
ちぃ、と持田が言い終わらない間に中島は持田の唇を奪う。
「っ、ぁ、はっ…みか、ち」
舌を入れて、味わうように啄ばんでゆく。ようやく持田の唇が解放されたのは結構な時間が経ってからだった。
「最後の1つは、半分こね」
「何それ。みかちぃひどい!」
「そんな真っ赤な顔で言われても怖くないですよーだ」
中島は愛おしそうに持田の髪の毛を撫で、もう一度唇を味わい、
「わ、ちょっと!みかち、ぁっ」
中島の手が、持田の服の中に滑り込む。
「いやだ…ちょっと、やめてっ」
「もっち、顔真っ赤だよ?可愛いなぁ」
そう言われて、真っ赤だった持田の頬が更に朱に染まる。
215:中島美嘉×持田香織(※エロ有)4
07/01/13 14:57:03 Q2Ur+5p4
中島の手が持田の胸を柔らかく揉みあげている。
「やっ、ぁ、みかちぃ、いい加減に…っはあっ」
「あれ?もっちーもしかして、感じてる?」
そう言う中島の顔は、心なしか楽しそうだ。
もともと小柄で力もなく、うまく抵抗出来ない持田は、ただ声を出すしかなかった。
「んっ…はぁ、は…ぁ…」
持田の呼吸が乱れ始める。
「もっちー、気持ち良いの?」
「ちが…っ…ぅ!うぁ…や…ああっ!」
持田が否定し終らない内に、中島の手が春香の下腹部へと伸びた。
216:中島美嘉×持田香織(※エロ有)4に修正&5
07/01/13 14:58:27 Q2Ur+5p4
>>215
そういえば最後の文章がなぜか春香になってるけど、持田に脳内変換。
で続き↓
「あれぇ、どうしたの?すごく湿ってるんだけど、ここ」
中島が、持田の秘部を下着越しになぞりながら言った。不意に指が淫核に触れる。
「ふ…っ…ぁん…あぁぁあ!」
持田はもう抵抗する気力をなくしていた。中島を押し退けようとしていた腕は、いまや彼女にすがりつく形になっている。
「ふふ、もっちー、ココ好きだもんねぇ」
中島は笑った。その指で、持田の陰核を擦りあげながら。
「あ、あぁっ…んん…っはぁ、はぁっ!はうぅ…」
ひくひくと体をひきつらせながら、持田は喘ぎ続けている。限界が近いようだ。
それに気付いたのか、中島が指の動きを速める。
「ひぃ…っいぁ…やっ!みか、ち、も、だめっ…」
「もっちー、可愛い…」
「んっ、あぁあっみか、ちぃ…っあ…?」
もう少し、というところで突然、中島の手が止まった。
217:中島美嘉×持田香織(※エロ有)6
07/01/13 14:59:28 Q2Ur+5p4
「み、みか、ち?」
「そういえばもっちー、最後の1つ食べたんだから、何かお仕置きしないと」
「え、やだ、ちょっと、」
中島は持田の履いていたズボンに手をかけ、下着ごとスルリと脱がした。
「や、やだ…!恥ずかしい、から…っ」
「もっちー、ココも真っ赤だよ?苺みたいだね」
赤く染まった『苺』―もとい持田の陰核をまじまじと見つめながら持田に囁く。
「や、だ…見ないで…はずかし…」
中島はその言葉を無視して、顔の位置を下腹部に移動させる。
「はあぁんっや、だっだめぇ…っ」
ゆっくりと、丁寧に、溢れた愛液を舐め取るように、中島はそこを舐め始めた。
218:中島美嘉×持田香織(※エロ有)7
07/01/13 15:00:50 Q2Ur+5p4
「み、みかち、そこ、やだ、汚い、からっ…も、やめっ…」
「汚くないよ?もっちーのだもん。それに」
わざといやらしい水音を立てて、持田の秘所を舐める。
「こんなになってるのに…やめてもいいの?」
「…っ、…だ」
「何?聞こえないよ?」
「や、だ…やめちゃ…いや…」
持田のその回答に満足したのか、中島は再度舌を動かす。
「ぁあ…っん、も…だめ…っみか、ち、」
「いいよ、イっても…」
卵の黄身を割らないように舐めるように、中島の舌はやわらかく動いた。
「はっ…あぁああっも…い、くぅうぅっ」
持田の腰が一瞬浮き、意識が霞んだ―
219:中島美嘉×持田香織(※エロ有)8
07/01/13 15:02:27 Q2Ur+5p4
20分後。
「もうありえないっなんでみかちぃはいっつもいっつもいきなりあぁゆうコトを…っ」
「いいじゃん、もっちーだって割とノリノリで感じてたじゃん」
「ぅっうるさいですっ絶対に!次からはやめてよ!」
「次から、てことはまたヤらせてくれるんだ?」
「みかちぃ…っ!」
「お、怒らないで…ごめんってっ」
エンドレスに続く口げんか。2人にとって、それが平凡で、日常で。
「そんなに苺欲しかったの!?実はまだあったんだよ?!」
袋から苺をもう1パック取り出す。
「え?い、いや別にそこまでして―」
「もー苺くらいで子供だなーみかちぃは。はい、あーん」
「…」
持田の指から直接苺を啄ばみつつ、別に苺はただヤるための建前だったのに、と心の中で中島はつぶやいた。
―end―
220:◇Q2Ur+5p4
07/01/13 15:05:12 Q2Ur+5p4
終了です。
読んでくださった方、ありがとですたー
221:山田一座
07/01/13 19:37:01 aPpcV00V
|∀・).。oO(・・・)
222:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 21:51:10 qAPtfNui
この二人も新鮮でイイですね!!GJ
223:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 22:11:49 JaTMKIIY
こんなカップリングもアリですね…
GJです!
勉強になります(何の)
224:201
07/01/14 00:00:54 GTiy1peZ
>>211
おぉ~㌧くすでつ!女性の方のようでつね♪
実は自分も女子だったりします。いや、マジで。
とゆう事でやっぱレス頂けると、やる気がでるとゆうか
正直言って、嬉しいでつ。勝手ではございますが、やる気頂いたので、
上の続き、今からつくります。旅行編とゆう事で。エロは控えめかもですが。
今回はちょっとずつ作成して投下していきまつね!
225:201
07/01/14 01:14:09 NDDJVLJy
とりあえず、今日出来たとこまでですが、投下しまつ。残りは明日にでも。(とゆうか今日)
今までの2作品より長くなる悪寒たっぷりです、スマソ。
それでは投下しまつ。
226:なぜかIDが変わってるようですが・・・
07/01/14 01:21:58 NDDJVLJy
BENNIE K-初めての旅行編
少しの間、YUKIとCICOの、二人の間に流れていた微妙な空気もなんとか無事に解消し、
旅行に行く事になって、YUKIのマンションから出てきた二人。マンションの前にある道に
CICOの車は停まっていた。
いや~、この日のためにしっかり洗車もしたし、今日も天気は最高やし、なんてったって
隣にYUKIおるし、今夜はあんな事からこんな事まで・・・ぐへへ♪
「・・・COちゃん」
あ~ヨダレがたらりん♪たまらへんわ~、うへへ。
「CI~CO~ちゃんってばっ!」
声を掛けられてた事に気づかず、ハっとなってトランクの方向に顔を向けるCICO。
「はっ、はいっ?!」
思考が全く別の方へ向かっていて気が抜けていたせいか、滅多に大きな声を出すことがないYUKIの
大きめの呼びかけに、思わず素っ頓狂な声が出てしまう。YUKIはトランクの後ろからひょこり顔と
右手を出して、親指と人差し指で何かを摘むようにして、その右手をクルクルさせるような仕草を
ちょっとムッとしながら繰り返している。
「あ~ごめん、鍵開けろって事やんな?」
「そっ!」
227:どうやら00:00きっかりに
07/01/14 01:24:14 NDDJVLJy
ピピっ!
ドアノブの横をCICOが触ると鍵が開き、同時に、もちろんトランクも開けられるようになる。
「わおぅ!」
自動で開いたのを見てYUKIが古くさいリアクションをしているのを見て、CICOはつい
クスッと笑ってしまう。けれども、それに気づいていないYUKI本人はトランクを開けて
荷物を詰め込んでいる。そしてCICOも自らの荷物を積みにYUKIの隣へ移動する。
荷物を積み終わりYUKIがトランクへ手を伸ばす。
・・・・・届かない。
軽く背伸びをしてもう一度。
やっぱり届かない。
その時後ろからヒョイッと腰を持って抱え上げられる。
「わわっ!CICOちゃんっ?!」
CICOの顔を見るため、斜め後ろを見るとCICOは笑っていて。
228:IDが変わるわけじゃないんでつね・・・知らなかったorz
07/01/14 01:31:37 NDDJVLJy
「早う閉めぇや」
トランクの最上部がYUKIの身長で地面からでも届く位置になったところで、ようやく解放される。
「CICOちゃんが閉めてくれればいいじゃん!」
顔を赤くしながら唇を尖らせて言うYUKIが尚更可愛くなって。
「だって、YUKI後ろから見てたらめっちゃ可愛かったんやもん」
さらにYUKIが顔を赤くする。
「もぉ~、行くよっ!」
「はいは~い♪」
照れ隠しでわざと口調が強くなったYUKIに気づきながらも、気づかないそぶりで
けれども少しからかうような返事をして、小走りでドアを開けて運転席に乗り込むCICO。
それに続いてYUKIも乗り込む。CICOは相変わらずの笑顔。YUKIも根負けして、ようやく笑顔になる。
「準備OK?」
「オッケー!」
親指をCICOに向けて突き出してポーズを取るYUKI。
「ほな、レッツラゴ~!」
「レッツラゴ~!」
229:名無しさん@秘密の花園
07/01/14 01:32:37 NDDJVLJy
とゆうことで、今日は寝まつ。おやすみなさい。
230:名無しさん@秘密の花園
07/01/14 01:37:54 NDDJVLJy
すみません、227一カ所訂正でつ。
トランクへ手を伸ばす→自分の身長よりもかなり上にあるドアへ手を伸ばす
でお願いします。スマソ
231:名無しさん@秘密の花園
07/01/14 04:44:21 TZNrKrTo
>>212-220
もっちーはおっさんっぽい性格で有名だよ☆
232:名無しさん@秘密の花園
07/01/14 06:42:21 peBtfhgp
>>224
GJ!!
Joy Tripだぁ(´∀`*)
また待ってま~す。
てか元ネタがあるよりオリジナルで書かれたほうが好きです
233:名無しさん@秘密の花園
07/01/14 10:57:26 Dz/391Cy
>>231
知ってるよ☆
笑い方とかガハハハだし
中島美嘉とよくサウナ行くらしいね・・・;
234:224
07/01/14 16:57:14 Xmb0mMxx
>>232
なんとも嬉しい事をいって頂いてありが㌧。
ほんと、励みになります。
しかもオリジナルの方が好きだなんて、ホント鼻血出そう・・・
ってわけで、昨日(てか、さっき)の続きが少し完成したので投下しまつ!
235:同じPCからなのに、IDまた変わってますが
07/01/14 16:59:25 Xmb0mMxx
とゆうわけで、ようやく出発。
ブルォォォン。少し低めのマフラー音。
車が走り始めたところでYUKIが口を開く。
「この車ってさ、超CICOちゃん!って感じだよね。」
「ん~?どうゆうこっちゃ?!」
「いかにも、ってゆうか、イメージ通りって感じ。」
「ふぅ~ん」
YUKIの言ってる事の意味は分かってるけど、ちょいと様子見。うへへ☆
「前から気になってたんだけど、この車、なんてゆうの?」
「シボレートレイルブレイザーブラック」
CICOは、わざとアクセントを付けず、一気に言う。
「えぇ~?名前すっごい長いね!?」
って、ちゃうがな。つか、めっちゃ真顔で言ってるし。
でもって、やっぱそうきましたか、YUKIちゃん。ほんまにこの子は車とか疎いねんなぁ。
ま、そこがまた女の子って感じで可愛いねんけど♪
そうやって笑いそうになりそうになるのを堪えつつ。
236:そろそろコテハンにしたほうが良いのか・・・
07/01/14 17:01:16 Xmb0mMxx
「ちゃうちゃう」
「え?何が?」
「まずな、一番最後のブラックってのはこの車の色の事。」
「うん、それは何となく分かった。」
ほんまかいな?
「で、最初のシボレーってのはメーカー名なんよ」
「やっぱりね」
をぉぉぉい!でもちょっとおもろいがな。
「ま、だから簡単に言うと、トレイルブレイザーって車名なわけよ。」
「うん、わかるよ。あの、あんな感じでしょ?あのぉ・・・」
「ん~?」
横を見ると、左手の掌の上に右手で拳を作ってポンポンやっている。
さっきから、微妙にリアクション古いで?YUKIちゃん。可愛いから許しちゃうけども。
「そうそう!JR・山の手線的な!」
ついに堪えきれなくなって。
「ぶははは!まぁね、まぁそんな感じで合ってるで!あ~腹痛っいわ~」
な~んて。面白かったけど、胸キュンしちゃったのはもちろん内緒で♪
そんなこんなで談笑しながら、約半分の道のりをきたところでサービスエリアで一休み。
237:次回からちょっとコテハン使ってみようカナ・・・なんて。
07/01/14 17:04:10 Xmb0mMxx
って事で、まだ宿泊先にも着いてません。
相当長くなることをお許しくださいませ。
続きはまた夜中あたりに投下する予定でございます。
238:名無しさん@秘密の花園
07/01/14 18:32:12 VfKLvcWP
いや、あの
正直マイナーすぎてコテハンにしたところで
ファンは少数派かなと…
携帯だとかなりペース辛いし
239:名無しさん@秘密の花園
07/01/14 21:27:29 Prhr1Rz+
また、夜中にみにきまつ。
240:206
07/01/15 00:46:42 pQXGIUMs
私は好きですよーw
今、他に職人さんいないみたいだし…投下お願いします。
241:まだコテハンはやめといた方がよさげでつね。
07/01/15 00:51:54 daapFD8u
237でつ。
>>240
おおう、なんとありがたきお言葉!ホント、感謝でつ。
とりあえず、続き出来たんで投下しまつね!
242:とゆうことで、なかなか進展しませんが
07/01/15 00:54:06 daapFD8u
とりあえず小腹空いたし、ちょっとなんか買うかな。
「CICOちゃん、あたしちょっとトイレ行って来るね」
「あ、うん。うちはちょっと買い物しとくな」
パチッとYUKIに向かってウィンクをすると、YUKIはニッコリ笑ってトイレに走っていった。
さて、買い物買い物っと。とりあえず飲み物からやな。で、次はクレープとか行ってみますか。
「すんませーん」
「はい」
「ツナレタスクレープと、ん~っと」
どうもYUKIの戻りが遅い。CICOはふとトイレの方に目をやる。
うっわ、なにしてんねんあの子は!
見るとYUKIが数人の男子に囲まれている。クレープを頼んでる最中だけど、
こりゃまずいとばかりにCICOはYUKIの元に一目散に走り出す。
「YUKI!」
「あっ・・・」
声を掛けると、YUKIはCICOの方を見て、助けて・・・とゆう眼差しを向けた。
「はいはい、この子頂いて行きますよ~」
「あっ、おい!」
見知らぬ男達がそう言うのも構わず、CICOはYUKIを連れて車に向かって走り出した。
車に戻るとYUKIはごめん!とゆう風に両手を合わせている。
243:ようやく旅館に到着でござい
07/01/15 00:55:54 daapFD8u
「んもう、しゃあないなぁ、YUKIは!」
そう言って髪をクシャッとするように頭を撫でる。と、そこでクレープを頼んでいたことを思い出す。
「YUKI、ちょっとさっきお店に頼んでたものがあんねん。」
「あらら・・・」
「ちょっと取りに行ってくるから、待っててな?」
「うん、分かった。」
さっきの男達がいないのを確認しつつ、代金を払って物をもらい、そそくさと車に戻る。
「ふぅ~」
「ご苦労様です」
「ほな、出発進行~」
「いぇ~い!」
見慣れたよくある風景を抜けて、都心から約2時間。二人で初めて一緒に泊まる宿に着いた。
車を預けて入り口に差し掛かった所で、大勢の従業員が迎えてくれる。
「いらっしゃいませ」
それと同時に全員が二人に向かってお辞儀をする。そして、荷物を預けると、こちらへどうぞ。
と仲居さんに案内される。着いていくと両サイドには竹がそびえ立っていて、その先に部屋が
見える。部屋に案内され、仲居さんがお茶を入れて部屋から出ていく。
244:そろそろ夜も更け始める感じがしつつ
07/01/15 00:58:10 daapFD8u
色々あったけど、ようやく一段落ってとこやなぁ~。うわ、このお茶めっちゃうまいやん。
なんてちょっと感動してると、YUKIに声を掛けられる。
「CICOちゃん、あのさ・・・」
「ん?」
「ここ、めちゃくちゃ高いんじゃないの・・・?」
「そんな心配しなさんなって!うちはYUKIがおったらそれでええねんからさっ!」
な~んて、実はめっちゃ高いです。財布もうちも涙がチョチョ切れ・・・シクシク・・・。
そのかわり、今夜はじっくりYUKIちゃんを堪能させてもらいまっせ!うしし♪
「CICOちゃん」
「なんでござんしょ?」
「ちょっと散策してみない?」
「お~いいねぇ~」
部屋を出て少し歩くと、そこには川が静かに音を立てて流れている。
「うわぁ~」
そういうと子供みたいにはしゃいで、川岸に走り出すYUKI。しゃがみ込んで水を手で
舞いあげるようにして遊んでいる。そんなYUKIの後ろに、そっと立つCICO。
245:そうでもないような
07/01/15 00:59:19 daapFD8u
「田舎にいた時ね、あたし色々あって」
「うん」
「で、落ち込んでる時とか、こうやって一人で川にきてさ」
YUKIにぶつからないよう、CICOもそっとしゃがみ込む。
「なんか、川と川にいる魚だけがあたしの友達って感じでさ」
話し続けるYUKIを、後ろからそっと抱きしめる。
ちょっとビクッとするYUKIの体。
「それでさ・・・」
続けるYUKIの声を遮る。
「今はうちがいるやん?」
「うん・・・」
「うちは、YUKIがおったらそれでええねん。」
「うん・・・あたしも・・・」
YUKIを後ろから抱き上げるようにして立たせ、右手を差し出す。
「部屋、戻るで!」
そう言ってYUKIはしっかりとCICOの手を繋いだ。
246:名無しさん@秘密の花園
07/01/15 00:59:48 una5ha1A
リアルターイム!!
ニヤニヤしながら読んでまつよ(・∀・)
247:とりあえず今回はCICO目線でいっておりまつ
07/01/15 01:00:47 daapFD8u
部屋に戻ると、食事の用意をしに仲居さんが外に立っていた。
素早い動作で食事の用意がされていく。
「仲のいい御姉妹ですね」
ふと話しかけられる。
「いや~そうでもないですけど、とにかく手の掛かる妹でね~」
二人の名字が一緒だったことで、仲居はどうやら勘違いしているようで、
そんな会話でもCICOは難無く標準語で応対している。
CICOちゃんって頭の回転いいなぁ・・・手の掛かる妹ってのはちょっとカチン!だけど。
確かにあたしは手掛かるけどさ・・・それにしてもCICOちゃんって、英語・標準語・関西弁で、
トリリンガル?!って、あたしもそっか。
食事が終わり掛け、とゆう時に仲居が再び部屋にやってくる。
「お風呂はどうされますか?」
「せっかくなんで、大浴場行きます」
「じゃあ、その間にお布団用意しておきますね」
とゆう会話がCICOと仲居の間でやりとりされている。
支度をして浴場へ向かう間まで、CICOに問いかける。